JP2003345935A - 懸賞システム、懸賞方法、懸賞プログラム及びキャンペーンサーバ - Google Patents

懸賞システム、懸賞方法、懸賞プログラム及びキャンペーンサーバ

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JP2003345935A
JP2003345935A JP2002148365A JP2002148365A JP2003345935A JP 2003345935 A JP2003345935 A JP 2003345935A JP 2002148365 A JP2002148365 A JP 2002148365A JP 2002148365 A JP2002148365 A JP 2002148365A JP 2003345935 A JP2003345935 A JP 2003345935A
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JP2002148365A
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Hiroyasu Yoshizuka
浩安 吉塚
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットなどのネットワーク上におけ
る広告サイトの閲覧効果を高めるために、ゲームを利用
して、ユーザ端末から広告サーバへのアクセスを促すこ
とを可能とする。 【解決手段】 キャンペーンサーバから懸賞の応募要領
を受信して、広告サイトにアクセスし、ゲームを起動す
るためのトリガーを選択するユーザ端末と、ユーザ端末
の要求に応じて、応募要領をユーザ端末に送信するとと
もに、トリガー選択にもとづくユーザ端末のアクセスが
あると、ユーザ端末にゲームページを送信し、ユーザ端
末によるゲームの実行結果にもとづき賞品を決定するキ
ャンペーンサーバと、トリガーを表示する広告サイトを
保有し、ユーザ端末によるトリガーの選択にもとづい
て、ユーザ端末をキャンペーンサーバにアクセスさせる
広告サーバと、ユーザ端末、キャンペーンサーバ及び広
告サーバを接続する通信回線とを有する懸賞システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介し
て、キャンペーンサーバが、ユーザ端末に懸賞の応募要
領を提供して広告サーバにアクセスさせ、この広告サー
バが提供する広告サイトから前記懸賞のためのゲームを
起動して賞品を決定する懸賞システム、方法、プログラ
ム及びキャンペーンサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットなどのネットワー
クにおいて、ユーザを任意のサイトに誘導する方法とし
ては、ユーザに対し、懸賞を実施して、景品等の特典を
提供することによって行う方法がある。図7は、このよ
うな従来の懸賞システムの構成の例を示す図である。こ
の従来の懸賞システムは、ユーザ端末100、キャンペ
ーンサーバ200、告知したい任意のサイト300、そ
の他の任意のサイト310及び通信回線400を有して
いる。
【0003】キャンペーンサーバ200のキャンペーン
サイトは、応募要領ページ201、賞品紹介ページ20
2、実施方法説明ページ203、応募フォーム204及
び応募完了ページ205を有している。通信回線400
を介したユーザ端末100のアクセスに対し、キャンペ
ーンサーバ200は、応募要領ページ201及び賞品紹
介ページ202をユーザ端末100に送信する。
【0004】ユーザは、これらのページの情報にもとづ
き告知したい任意のサイト300にアクセスして閲覧
し、懸賞の応募に必要な情報を得るとともに、実施方法
説明ページ203の説明に従って、応募フォーム204
から必要事項を入力し、懸賞の応募を行っていた。そし
て、応募が完了したことを示す応募完了ページ205を
受信した時点で、応募は終了し、その後ユーザは、その
他の任意のサイト310にアクセスするような形式とな
っていた。
【0005】また、特開2001−155061号公報
には、広告費用や懸賞賞品の種類・額等を、広告を見に
来た人の数に応じて、自動的に変える懸賞システムが提
案されている。さらに、特開2001−291005号
公報には、景品の抽選と広告を同時に行うことのできる
システムが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシステムを用いたとしても、ユーザは、懸賞
の応募を目的として広告が表示されるページを参照する
ため、本来告知したい商品やサービスの紹介ページを、
そのユーザに十分認知させることができなかった。ま
た、告知したい商品やサービスを紹介するページに対す
るユーザの閲覧回数を増やすため、懸賞の応募を何度で
も可能という条件にしても、応募ページをブックマーク
されると、告知したい商品やサービスの紹介ページはほ
とんど閲覧されることがなく、本来の目的が達成できな
い状態となっていた。さらに、ゲームを実施した結果の
発生確率を、ユーザの属性に応じて変更することができ
ないため、会員化の図りにくいオプトインメール会員の
登録数を増やすことが困難であった。
【0007】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、通信回線を介して、キャンペーンサーバ
が、ユーザ端末に懸賞の応募要領を提供して広告サーバ
にアクセスさせ、この広告サーバが提供する広告サイト
から前記懸賞のためのゲームを起動して賞品を決定する
懸賞システム、方法、プログラム及びキャンペーンサー
バの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の懸賞システムは、通信回線
を介して、キャンペーンサーバが、ユーザ端末に懸賞の
応募要領を提供して広告サーバにアクセスさせ、この広
告サーバが提供する広告サイトから懸賞のためのゲーム
を起動する懸賞システムであって、キャンペーンサーバ
から懸賞の応募要領を受信して、広告サイトにアクセス
し、ゲームを起動するためのトリガーを選択するユーザ
端末と、ユーザ端末の要求に応じて、応募要領をユーザ
端末に送信するとともに、トリガー選択にもとづくユー
ザ端末のアクセスがあると、ユーザ端末にゲームページ
を送信し、ユーザ端末によるゲームの実行結果にもとづ
き賞品を決定するキャンペーンサーバと、トリガーを表
示する広告サイトを保有し、ユーザ端末によるトリガー
の選択にもとづいて、ユーザ端末をキャンペーンサーバ
にアクセスさせる広告サーバと、ユーザ端末、キャンペ
ーンサーバ及び広告サーバを接続する通信回線とを有す
る構成としてある。
【0009】懸賞システムをこのような構成にすれば、
広告に、懸賞のためのゲームを起動するためのトリガー
を設けることによって、ユーザに対し、その広告サイト
へのアクセスを二重に喚起することができる。すなわ
ち、懸賞を行うということと、ゲームを開始するという
二つの要素によって、より効果的にユーザの広告サイト
へのアクセスを促すことが可能となる。
【0010】また、ゲームを起動するトリガーを広告に
配置することは、従来のように、単に広告上に示された
情報を懸賞の応募のためのキーとすることに比べ、ユー
ザに対しては、一層懸賞に応募させるための強い誘因材
料として働くため、広告サイトへのアクセス数の向上を
期待することができる。さらに、そのトリガーを、広告
サイトにおける紹介したい商品やサービスに対し、効果
的に配置することによって、ユーザによるその商品やサ
ービスの認知度を向上させることも可能となる。
【0011】なお、広告サイトから懸賞のためのゲーム
を起動するとは、ゲームページを表示させることで足
り、必ずしもゲームプログラム自体の起動を、広告サイ
トから実行させることに限定する意味のものではない。
また、ここでいう広告サイトとは、必ずしも広告を主目
的とするサイトに限定されるものではなく、ユーザから
のアクセスを求めるサイトを総称して、広告サイトと、
また、これを有するサーバを広告サーバと称している。
【0012】さらに、ゲームの実行結果にもとづき賞品
を決定するとは、ユーザに対する当選を決定することを
含むがこれに限定されるものではない。すなわち、ゲー
ムの実行結果にもとづき賞品を決定するとは、単に賞品
を決定するのみで、これに対してユーザが応募するかど
うかは、ユーザがその賞品を確認した後に決定するよう
なケースにおける賞品の決定も含むものである。
【0013】本発明の請求項2記載の懸賞システムは、
キャンペーンサーバが、ゲームの実行結果にもとづき賞
品を決定して、この決定結果をユーザ端末に送信し、ユ
ーザ端末が、決定された賞品に応募をする場合に、応募
確認情報をキャンペーンサーバに送信し、キャンペーン
サーバが応募処理を行う構成としてある。
【0014】懸賞システムをこのような構成にすれば、
ユーザは、ゲームによって決定された賞品を参照した上
で、その賞品を欲する場合にのみ応募を行うことが可能
となる。また、ユーザは、ゲームによって欲する賞品が
決定するまで、ゲームを複数回実行することもできる。
したがって、このようなゲームを用いて応募可能な賞品
を決定することにより、広告サイトは、ユーザによって
何度も閲覧されることとなり、広告効果を向上させるこ
とが可能となる。
【0015】本発明の請求項3記載の懸賞システムは、
キャンペーンサーバが、ユーザ端末の要求に応じて、応
募要領及び会員登録ページをユーザ端末に送信し、ユー
ザ端末から会員登録ページを用いて入力された会員情報
を受信して登録した後に、トリガー選択にもとづくユー
ザ端末からのアクセスがあると、ユーザ端末にゲームペ
ージを送信する構成としてある。
【0016】懸賞システムをこのような構成にすれば、
ゲームの実行前にユーザから会員情報の登録を受けるこ
とができるため、ゲームに参加するユーザから確実に会
員情報を収集することが可能となる。
【0017】本発明の請求項4記載の懸賞システムは、
キャンペーンサーバが、ユーザ端末から送信されてきた
応募確認情報に応じて、会員登録ページをユーザ端末に
送信し、この会員登録ページを用いて入力された会員情
報を受信して登録した後に、応募処理を行う構成として
ある。
【0018】懸賞システムをこのような構成にすれば、
ユーザは、会員登録をすることなくゲームに複数回挑戦
することができる。そして、実際に応募する際にはじめ
て、会員登録を行わせることができる。このため、ユー
ザは、よりゲームに参加しやすくなり、広告サイトの広
告効果を一層向上させることが可能となる。
【0019】本発明の請求項5記載の懸賞システムは、
キャンペーンサーバが、登録された会員情報にもとづい
て、賞品を決定する際の確率を変更する構成としてあ
る。懸賞システムをこのような構成にすれば、会員登録
において、ユーザが入力した情報の量などに応じて、ゲ
ームにおける賞品の決定確率を変更することができる。
すなわち、これによって、例えば、より多くの情報を登
録したユーザに対しては、高額賞品が決定する確率を高
めるなどいった操作を行うことができ、ユーザに対し
て、より多くの情報の登録を促すことが可能となる。
【0020】本発明の請求項6記載の懸賞システムは、
キャンペーンサーバが、会員情報に、情報の種類及び量
にもとづいてレベルを設定するとともに、このレベルに
応じて、賞品を決定する際の確率を変更する構成として
ある。
【0021】懸賞システムをこのような構成にすれば、
例えば、住所、氏名、年齢、性別等の基本的な情報のみ
の登録を行ったユーザを通常の会員とし、これらの情報
に加えて、さらに、独身/既婚、学歴、個人年収、職業
等の個人情報の登録を行ったユーザをオプトインメール
会員として、識別することができる。また、オプトイン
メール会員をさらに、その情報量に応じて、例えば、通
常のオプトインメール会員であるA会員、より多くの情
報提供のあったオプトインメール会員であるB会員など
と、区別することもできる。
【0022】さらに、情報量のみならず、特定の情報の
種類に応じて、識別することもできる。そして、このよ
うにして、識別したユーザごとに、賞品の決定確率を変
更することをキャンペーンサイトにおいて、宣伝するこ
とにより、より多くのオプトインメール会員を獲得する
ことが可能となる。
【0023】本発明の請求項7記載の懸賞システムは、
キャンペーンサーバが、ユーザ端末のゲームページへの
アクセス要求に対して、ユーザ端末のアクセスルートを
確認し、アクセスが、広告サイトにおけるトリガーの選
択によるものでないと判断される場合は、アクセスを拒
否する構成としてある。
【0024】懸賞システムをこのような構成にすれば、
ユーザが、広告サイトからゲームを開始するためのトリ
ガーを押下することなどによる選択入力を行うことな
く、ゲームページにアクセスすることを防止できる。な
お、広告サイトからゲームを開始するためのトリガーと
は、例えば、ゲームを開始するためのコインなどであ
り、これを押下等することによって、このコインにリン
クさせたゲームページに接続して、ゲームを実行するこ
とが可能となる。
【0025】本発明の請求項8記載の懸賞方法は、通信
回線を介して、キャンペーンサーバが、ユーザ端末に懸
賞の応募要領を提供して広告サーバにアクセスさせ、こ
の広告サーバが提供する広告サイトから懸賞のためのゲ
ームを起動する懸賞方法であって、ユーザ端末が、キャ
ンペーンサーバにアクセスして、応募要領を受信すると
ともに、広告サイトにアクセスして、ゲームを起動する
ためのトリガーを選択し、キャンペーンサーバが、トリ
ガー選択にもとづくユーザ端末からのアクセスがある
と、ユーザ端末にゲームページを送信し、ユーザ端末
が、ゲームページを用いてゲームを実行し、キャンペー
ンサーバが、ゲームの実行処理を行うとともに、このゲ
ームの実行結果にもとづき賞品を決定する方法としてあ
る。
【0026】懸賞方法をこのような方法にすれば、懸賞
のためのゲームを起動するトリガーを、広告上に設ける
ことができるため、ユーザを効果的に広告サイトにアク
セスさせることができるとともに、広告を閲覧させるこ
とが可能となる。
【0027】本発明の請求項9記載の懸賞方法は、キャ
ンペーンサーバが、ゲームの実行結果にもとづき賞品を
決定して、この決定結果をユーザ端末に送信し、ユーザ
端末が、決定された賞品に応募をする場合に、応募確認
情報をキャンペーンサーバに送信し、キャンペーンサー
バが応募処理を行う方法としてある。
【0028】懸賞方法をこのような方法にすれば、ゲー
ムの実施結果にもとづき決定された賞品に対して、ユー
ザは、応募するかどうかを判断することができる。そし
て、その賞品を欲する場合にのみ、応募を行うことがで
きる。また、その賞品ではなく、他の賞品が欲しい場合
には、再び広告サイトからゲームを起動することができ
る。このため、ユーザによる広告サイトへのアクセスを
増加させることが可能となる。
【0029】本発明の請求項10記載の懸賞方法は、キ
ャンペーンサーバが、ユーザ端末から会員情報を受信
し、この会員情報にもとづいて、賞品を決定する際の確
率を変更する方法としてある。
【0030】懸賞方法をこのような方法にすれば、ユー
ザの会員情報にもとづいて、ゲームによる賞品の決定確
率を変更することができる。これによって、会員情報の
登録にあたり、ユーザに多くの情報の入力を促す動機付
けを与えることができるとともに、特定の会員を選択的
に増やすように操作することも可能となる。
【0031】本発明の請求項11記載の懸賞プログラム
は、通信回線を介して、キャンペーンサーバに、懸賞の
応募要領をユーザ端末へ提供させるとともに、広告サー
バにおける広告サイト上に設けられたトリガーに対する
ユーザの選択にもとづき懸賞のためのゲームを起動させ
る懸賞プログラムであって、キャンペーンサーバに、ユ
ーザ端末の要求に応じて、応募要領を送信させ、ユーザ
端末から送信されてきた会員情報にもとづいて、懸賞の
賞品を決定する際の確率を変更させ、ユーザ端末が、広
告サイトにアクセスして、トリガーを選択することによ
り、キャンペーンサーバにアクセスすると、ゲームペー
ジをユーザ端末へ送信させ、ユーザ端末の要求に応じ、
ゲームを実行させて、このゲームの実行結果にもとづき
賞品を決定させるとともに、この決定結果をユーザ端末
へ送信させ、ユーザ端末から送信されてきた応募確認情
報に応じて、応募処理を実行させる構成としてある。
【0032】懸賞プログラムをこのような構成にすれ
ば、キャンペーンサーバに、所定の広告サイトのトリガ
ーにもとづくユーザ端末のアクセスに対して、ユーザ端
末にゲームページを送信させることができる。このた
め、ユーザに広告サイトへのアクセスを促すことが可能
となる。
【0033】また、このゲームの結果によって、応募可
能な賞品が決定されるため、ユーザが、応募したい賞品
が決定されるまで、繰返し広告サイトにアクセスするこ
とが見込まれ、広告効果を向上させることが期待でき
る。さらに、ゲームの結果の発生確率、すなわち、応募
可能な賞品の決定確率をユーザの属性に合わせて変更す
ることができるため、オプトインメール会員の増加を促
進することができる。
【0034】本発明の請求項12記載のキャンペーンサ
ーバは、通信回線を介して、懸賞の応募要領をユーザ端
末へ提供するとともに、広告サーバにおける広告サイト
上に設けられたトリガーに対するユーザの選択にもとづ
き懸賞のためのゲームを起動するキャンペーンサーバで
あって、応募要領、会員登録ページ及びゲームページを
記憶するページ記憶部と、ユーザ端末から会員登録ペー
ジを用いて入力し、送信されてきた会員情報を記憶する
会員情報記憶部と、会員情報にもとづいて、懸賞の賞品
を決定する際の確率を変更するとともに、ユーザ端末
が、広告サイトにアクセスして、トリガーを選択するこ
とにより、キャンペーンサーバにアクセスすると、ゲー
ムページをユーザ端末へ送信し、ユーザ端末の要求に応
じて、ゲームを実行し、かつ、このゲームの実行結果に
もとづき賞品を決定して、この決定結果をユーザ端末へ
送信するとともに、ユーザ端末から送信されてきた応募
確認情報に応じて、応募処理を実行するページ処理部を
有する構成としてある。
【0035】キャンペーンサーバをこのような構成にす
れば、キャンペーンサイト提供者は、ユーザを効果的に
広告サイトにアクセスさせることができるため、広告サ
イト提供者に対して、高い広告効率を提供することが可
能となる。また、ユーザ属性に応じて、ゲームによる応
募可能な賞品の決定確率を変更することができるため、
獲得の難しいオプトインメール会員を効果的に増加させ
ることが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の第一実施形態につい
て、図1を参照して説明する。同図は、本発明の第一実
施形態の懸賞システムの構成を示すブロック図である。
【0037】図1に示すように、本実施形態の懸賞シス
テムは、ユーザ端末10(ユーザ端末10−1,10−
2〜10−n)、キャンペーンサーバ20、広告サーバ
30(広告サーバ30−1,30−2〜30−n)、及
び通信回線40を有している。
【0038】ユーザ端末10は、インターネットなどの
利用者が使用する端末であり、キャンペーンサーバ20
にアクセスして、懸賞の応募要領などの情報を受信する
とともに、会員登録ページの一つである応募フォームを
受信して、キャンペーンサーバ20に会員登録を行うも
のである。このユーザ端末10としては、例えば、パー
ソナルコンピュータ、ノート型パソコン、モバイルツー
ルなどのほか、携帯電話、PHS、PDA等を用いるこ
とができる。
【0039】キャンペーンサーバ20は、キャンペーン
サイトの提供者が使用する情報処理装置であり、ワーク
ステーションやサーバ等を用いることができる。また、
パーソナルコンピュータ、ノート型パソコン等を用いて
もよい。このキャンペーンサーバ20は、図1に示すよ
うにページ記憶部21、会員情報記憶部22及びページ
処理部23を有している。
【0040】ページ記憶部21は、キャンペーンサーバ
20によって提供されるキャンペーンサイトの各種ペー
ジ情報、例えば、応募要領ページや、応募フォーム、ゲ
ームページ等を記憶する。会員情報記憶部22は、ユー
ザ端末10から送信されてきた会員情報を記憶する。
【0041】ページ処理部23は、キャンペーンサーバ
20のキャンペーンサイトにおける各種処理を実行す
る。すなわち、応募要領ページなどの各種ページ情報の
ユーザ端末10との送受信、ユーザ端末10から送信さ
れてきた会員情報の会員情報記憶部22への登録等を行
う。
【0042】また、広告サーバ30からの送信情報にも
とづいて、ユーザ端末10にゲームページを送信すると
ともに、ユーザ端末10からの要求に応じてゲームの実
行処理を行い、この結果にもとづいて賞品を決定して、
決定結果をユーザ端末に送信する。さらに、ユーザ端末
10から、その賞品に対して応募を行うことを示す応募
確認情報が送信されてくると、その応募処理を実行す
る。
【0043】広告サーバ30は、本発明の懸賞方法によ
って、ユーザからの閲覧の増加を望む者が使用する情報
処理装置であり、ワークステーションやサーバ等を用い
ることができる。また、パーソナルコンピュータ、ノー
ト型パソコン等を用いてもよい。この広告サイトには、
懸賞のためのゲームを起動させるためのトリガーを設置
する。
【0044】このトリガーとしては、例えば、ゲームを
開始するためのコインなどを示す画像情報として、広告
サイトに表示することができ、これを押下することなど
によって、ゲームページへジャンプすることのできるも
のである。このトリガーは、例えば、キャンペーンサイ
ト提供者が、広告サイト提供者に配布し、広告サイト提
供者が広告サイトの望みの位置に、その画像情報を配置
するとともに、その押下に対してゲームページのURL
へジャンプするようにソースコードに記載を加えること
によって設置することができる。また、上述のように広
告サーバ30及びそのサイトは、広告を主目的とするも
のに限られず、多くのユーザのアクセスを望む情報提供
に関するものであれば、特に限定する必要はない。
【0045】通信回線40は、従来公知の任意好適な公
衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。
またユーザ端末10、キャンペーンサーバ20、広告サ
ーバ30のそれぞれの間においては、同一又は別個の通
信回線で構成することができる。さらに、通信回線40
は、ユーザ端末10、キャンペーンサーバ20、広告サ
ーバ30のそれぞれの間を、無線あるいは有線で接続可
能な回線であり、例えば、公衆回線網、専用回線網、イ
ンターネット回線網及びイントラネット網により構成す
ることができる。
【0046】次に、第一実施形態の懸賞システムにおけ
る処理手順について、図2及び図3を参照して説明す
る。図2は、本実施形態の懸賞システムのキャンペーン
サイトにおけるページ表示の流れを示す図であり、図3
は、同システムにおける処理手順を示す動作手順図であ
る。
【0047】図2において、キャンペーンサイト20a
は、キャンペーンサーバ20が有する懸賞のためのサイ
トであり、応募処理ページ20a−1とゲーム処理ペー
ジ20a−2を有している。また、応募処理ページ20
a−1は、賞品を紹介するための賞品紹介ページ20a
−1a、懸賞への応募要領を概説するための応募要領ペ
ージ20a−1b、その具体的実施方法を説明する実施
方法説明ページ20a−1c、会員情報の入力・送信を
行う応募フォーム20a−1d、及びオプトインメール
会員登録を行うオプトイン登録ページ20a−1eを有
している。
【0048】ゲーム処理ページ20a−2は、ゲームを
行うためのゲームページ20a−2a、ゲームの説明を
行うためのゲーム説明ページ20a−2b、ゲームの結
果、決定された賞品の確認を行うための賞品確認ページ
20a−2c、及び応募が完了したことを伝える応募完
了ページ20a−2dを有している。また、応募フォー
ム20a−1dからリンクされる広告サイトなどの告知
したい任意のサイト30a−1と、このサイトに表示さ
れるトリガーであるコイン30a−1aが示されてい
る。
【0049】次に、図3の処理手順の流れに従って、上
記各ページの表示の流れについても併せて説明する。ま
ず、ユーザ端末10が、キャンペーンサーバ20にアク
セスして(ステップ10)、懸賞のための応募要領ペー
ジ20a−1b等を受信する(ステップ11)。このと
き、ユーザ端末10は、さらにキャンペーンサーバ20
に対し、賞品紹介ページ20a−1aを要求して受信
し、賞品としてどのようなものが提供されているのかを
把握することができる。
【0050】また、ユーザ端末10は、実施方法説明ペ
ージ20a−1cを受信して、具体的な実施方法を把握
するとともに、懸賞に参加する場合には、応募フォーム
20a−1dを受信して、会員情報を入力し、これをキ
ャンペーンサーバ20に送信する(ステップ12)。こ
の会員情報としては、例えば、住所、氏名、年齢、性別
等の情報とすることができる。
【0051】また、ユーザ端末10は、より詳細な情報
を入力してオプトインメール会員となるためのページで
あるオプトイン登録ページ20a−1eを受信し、オプ
トイン会員登録のための情報入力して、キャンペーンサ
ーバ20に送信することもできる。このオプトインメー
ル会員登録のための情報としては、例えば、独身/既
婚、学歴、個人年収、職業等の情報とすることができ
る。
【0052】このようなオプトインメール会員に対し
て、キャンペーンサーバ20は、会員IDを発行して、
次回からの懸賞の応募を、この会員IDを用いて簡単に
行うことができる。また、以下の実施形態において示す
ようにオプトインメール会員になれば、高価な賞品の当
たる確率を高まるという特典を与えることによって、そ
の会員登録を促すことも可能となる。
【0053】次に、キャンペーンサーバ20は、ユーザ
端末10から送信されてきた会員情報を会員情報記憶部
22に保存する(ステップ13)。一方、ユーザ端末1
0は、応募フォーム20a−1dにリンクが設定されて
いる広告サーバ30にアクセスし(ステップ14)、告
知したい任意のサイト30a−1のホームページを受信
する(ステップ15)。
【0054】そして、このホームページ上にもうけられ
た、懸賞のためのゲームを起動するトリガーとなるコイ
ン30a−1aをクリックする(ステップ16)。この
とき、コイン30a−1aには、キャンペーンサーバ2
0のゲームページ20a−2aへのリンクが設定されて
いるため、ユーザ端末10は、このゲームページ20a
−2aを受信することができる(ステップ17)。ま
た、ユーザが、ゲームの方法を知りたい場合には、ユー
ザ端末10が、ゲーム説明ページ20a−2bをキャン
ペーンサーバ20から受信して表示することができる。
【0055】さらに、ユーザ端末10が、広告サイトか
らトリガーを起動することなく、直接ゲームページ20
a−2aにアクセスすることを防止することもできる。
その方法としては、例えば、プログラム言語の一つであ
るperlの環境変数「HTTP_REFERER」(参照元UR
L)にてアクセスルートをチェックし、HTMLページ
中にnocasheのMETAタグを埋め込むことにより行うこと
ができる。
【0056】また、広告サイトにおけるトリガー選択に
よらないゲームページへの直接アクセスを禁止すること
なく、直接ゲームページにアクセスした場合には、ゲー
ムを実行できなくするとともに、ユーザに対して、その
ゲームへの参加方法を示すために、応募要領ページ20
a−1bへのリンクを設けるようにすることも可能であ
る。
【0057】次に、ユーザ端末10は、ゲームページ2
0a−2aを用いて、ゲームの実行を行う(ステップ1
8、ステップ19)。このゲームの実行は、ユーザ端末
10からの命令に応じて、キャンペーンサーバ20が処
理するものであっても、ユーザ端末10上にダウンロー
ドしたゲームを実行させるものであってもよい。また、
ユーザ端末10とキャンペーンサーバ20が、情報を送
受信しながら進行させるものであってもよい。
【0058】このゲームとしては、例えば、スロットマ
シンゲームとすることができる。そして、所定の表示の
組合せに対してあらかじめ賞品を決定しておき、ゲーム
の実行結果に応じた賞品の応募確認のためのページを、
ゲームごとに表示させることができる。
【0059】すなわち、例えば、スロットマシンゲーム
の実行の結果「1111」が出た場合には、賞品として
パソコンを、「1234」が出た場合には、賞品として
自動車をそれぞれ応募するためのページを提供する。図
2の賞品確認ページ20a−2cに示す「賞品1、賞品
2〜賞品N」は、このようなページを表している。
【0060】この賞品の提供主体は、キャンペーンサイ
ト提供者であっても、広告サイト提供者であってもかま
わない。また、この賞品確認ページ20a−2cは、キ
ャンペーンサーバ20上に設けているが、外部情報処理
装置上に、例えば、広告サーバ30上に設けて、リンク
させることも可能である。
【0061】次に、キャンペーンサーバ20は、ゲーム
の実行の結果、決定された賞品確認ページ20a−2c
をユーザ端末10に送信する(ステップ20)。ユーザ
は、この賞品に興味がない場合には、応募を行わなけれ
ばよい。そして、再度ステップ14における広告サーバ
30へのアクセスを行って、ゲームを実行し、応募可能
な賞品を決定することもできる。
【0062】また、その賞品の応募を望む場合には、キ
ャンペーンサーバ20に応募確認情報を送信し(ステッ
プ21)、キャンペーンサーバ20において、応募処理
を行うことができる(ステップ22)。この応募処理と
しては、例えば、会員情報記憶部22において、会員ご
とに応募情報を記憶させ、応募処理とは別個に抽選など
を実施することができる。また、外部情報処理装置によ
って、賞品の提供が管理されている場合には、会員情報
にもとづいて応募情報用のファイルを作成し、その外部
情報処理装置に送信することによって応募することもで
きる。
【0063】このようにして、応募処理が完了すると、
キャンペーンサーバ20は、これを連絡するための応募
完了ページ20a−2dをユーザ端末10に送信する
(ステップ23)。この応募完了ページ20a−2dを
受け取ったユーザ端末10は、さらにこのページから応
募フォーム20a−1dを表示して、再びステップ14
から繰返し懸賞に応募することが可能である。この懸賞
への応募は、何度でも行うことができる。また、必要に
応じて、所定の回数に限定することもできる。
【0064】懸賞システムにおける処理手順をこのよう
な手順とすることにより、ユーザに対して効果的に、広
告サイトへのアクセスを繰返し促すことが可能となる。
その結果、従来の懸賞システムにおいては、広告サイト
の閲覧をユーザに十分に行わせることは、困難であった
が、本発明によれば、本来告知したい商品やサービスを
ユーザに十分に認知させることが可能となる。さらに、
ゲームに直接アクセスしてもゲームの実行を行えなくす
ることができることに加え、直接のアクセスを防止する
ことも可能となる。
【0065】[第二実施形態]次に、本発明の第二実施
形態につき、図4を参照して説明する。同図は、本発明
の第二実施形態の懸賞システムにおける処理手順を示す
動作手順図である。
【0066】本実施形態の懸賞システムは、ユーザ端末
10が、キャンペーンサーバ20にオプトインメール会
員登録を行った場合に、ゲームによる賞品の決定確率を
変更することができる点で、第一実施形態と異なる。そ
の他の点については、第一実施形態と同様であり、その
ブロック図も図1と同様のものを、ページ表示の流れを
示す図も図2と同様のものを用いることができる。
【0067】本実施形態において、ユーザ端末10がキ
ャンペーンサーバ20にアクセスする動作から、広告サ
イトにおけるトリガーをクリックするまでの動作(ステ
ップ30〜ステップ36)は、会員情報の入力以外の動
作については、第一実施形態における動作(ステップ1
0〜ステップ16)と同様である。
【0068】本実施形態においては、ステップ32の会
員情報入力にあたり、応募フォーム20a−1dからの
みならず、オプトイン登録ページ20a−1eを用いた
入力情報を必ずキャンペーンサーバ20に送信する。こ
の情報の入力及び送信について、応募フォーム20a−
1d及びオプトイン登録ページ20a−1eのどちら
に、どの機能を持たせるかは、適宜設定することができ
る。例えば、キャンペーンサーバ20への会員情報の送
信機能を、応募フォーム20a−1dとオプトイン登録
ページ20a−1eの両方にもたせるようにすることも
できる。
【0069】また、オプトインメール会員になるための
登録情報としては、複数のレベルを設定することができ
る。そして、このレベルごとに、ゲームによる賞品の決
定確率を変更することもできる。
【0070】次に、キャンペーンサーバ20は、賞品の
決定確率を変更する(ステップ37)。この変更内容と
しては、例えば、賞品「パソコン」について、一般ユー
ザに対する応募可能確率を5%としている場合に、登録
情報量の少ないオプトインメール会員であるA会員に対
しては、その確率を20%とし、登録情報量の多いオプ
トインメール会員であるB会員に対しては、その確率を
50%とすることなどが可能である。
【0071】また、その変更方法としては、例えば、次
のようにすることができる。まず、ゲームの実行にあた
り、賞品の決定のために所定の賞品決定確率テーブルを
参照させるようにする。さらに、確率変換テーブルを用
意して、確率を変更すべきユーザに対しては、この確率
変換テーブルによって、得られた確率を、賞品決定確率
テーブルに更新させることによって行うことができる。
【0072】すなわち、ゲームの実行に際して、キャン
ペーンサーバ20のページ処理部23に会員情報記憶部
22を参照させ、ユーザがオプトインメール会員である
か否かを判断する。そして、ユーザがオプトインメール
会員である場合に、上記の確率変更を実行する。
【0073】また、あらかじめ、賞品の決定確率の異な
るゲームページを用意し、ユーザに応じて、対応するゲ
ームページを提供するようにすることもできる。このよ
うな確率変換処理の詳細手順については、必要に応じて
適宜設定することができる。これ以降の動作(ステップ
38〜ステップ44)については、第一実施形態におけ
る動作(ステップ17〜ステップ23)と同様である。
【0074】懸賞システムにおける処理手順をこのよう
な手順とすれば、オプトインメール会員に対して、応募
可能な賞品の決定確率を有利にすることができるため、
これを動機付けとして、オプトインメール会員を増加す
ることが可能となる。
【0075】[第三実施形態]次に、本発明の第三実施
形態につき、図5及び図6を参照して説明する。図5
は、本実施形態の懸賞システムのキャンペーンサイトに
おけるページ表示の流れを示す図であり、図6は、同シ
ステムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【0076】本実施形態の懸賞システムは、ユーザの会
員情報登録が、賞品に対する応募の際に行われる点で、
第一実施形態と異なる。すなわち、図5において、応募
完了ページ20a−1fは、賞品確認ページ20a−2
cの後ではなく、応募フォーム20a−1d又はオプト
イン登録ページ20a−1eの表示後に、表示されるこ
とが示されている。その他の点については、第一実施形
態と同様であり、そのブロック図も図1と同様のものを
用いることができる。
【0077】図6において、ユーザ端末10が、キャン
ペーンサーバ20にアクセスする動作から、応募要領ペ
ージ20a−1b等をキャンペーンサーバ20から受信
するまでの動作(ステップ50、ステップ51)は、第
一実施形態における動作(ステップ10、ステップ1
1)と同様である。次に、本実施形態においては、ユー
ザ端末10は、実施方法説明ページ20a−1cから広
告サーバ30における告知したい任意のサイト30a−
1へアクセスする(ステップ52)。
【0078】そして、ユーザ端末10が、広告サーバ3
0よりホームページを受信する動作から、キャンペーン
サーバ20が、賞品確認ページ20a−2cを受信する
までの動作(ステップ53〜ステップ58)について
は、第一実施形態における動作(ステップ15〜ステッ
プ20)と同様である。ここで、ユーザが、その賞品に
応募することを望まず、再度ゲームを実行することを望
む場合には、ステップ52からステップ58までの動作
を繰返し行うことができる。
【0079】そして、賞品確認ページ20a−2cによ
って示された賞品に応募する場合に、ユーザ端末10
は、応募確認情報をキャンペーンサーバ20に送信する
(ステップ59)。これに対して、キャンペーンサーバ
20は、応募フォーム20a−1d等の情報をユーザ端
末10に送信する(ステップ60)。
【0080】そして、第一実施形態におけるステップ1
2と同様にして、ユーザ端末10から会員情報の入力及
びキャンペーンサーバ20への送信が行われる(ステッ
プ61)。キャンペーンサーバ20は、会員情報を受信
すると、応募処理を実行するとともに(ステップ6
2)、会員登録を行い(ステップ63)、ユーザ端末1
0に応募完了ページ20a−1fを送信する(ステップ
64)。なお、本実施形態の会員登録において、オプト
インメール会員登録を行ったユーザに対し、次回以降の
ゲームについては、第二実施形態のステップ37のよう
に、決定確率の変更を行った上で、ゲームを実行するこ
ともできる。
【0081】懸賞システムにおける処理手順をこのよう
な手順とすれば、ユーザは、会員登録を行うことなく、
ゲームを複数回実行して、応募する賞品を決定すること
ができるため、ゲームに参加しやすく、広告サイトへの
アクセス数の向上が期待できる。
【0082】なお、上記各実施形態において、会員登録
情報やオプトインメール会員情報の入力や会員登録のス
テップは、一度行えばその後は行う必要がない。これら
の会員に対しては、一般に行われているように、会員I
Dを発行し、この会員ID等にもとづき認証を行って、
懸賞に参加可能とすることができる。また、上記各実施
形態において、複数のゲームを用意し、広告サイトにお
ける異なるトリガーに対して、対応するゲームを実行さ
せるようにすることもできる。
【0083】上記の実施形態における決定確率の変更
や、ゲームの実行等は、懸賞プログラムにより実行され
る。この懸賞プログラムは、コンピュータの各構成要素
に指令を送り、所定の処理、例えば、決定確率の変更処
理や、ゲームの実行処理等を行わせる。これによって、
これらの処理は、懸賞プログラムとコンピュータとが協
働したキャンペーンサーバ20により実現される。
【0084】なお、懸賞プログラムは、コンピュータの
ROMやハードディスクに記憶させる他、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び
可搬記録媒体等に格納することができる。外部記憶装置
とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、例えばキャ
ンペーンサーバ20などに外部接続される記憶増設装置
をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置
(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記
録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブ
ルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0085】そして、記録媒体に記録されたプログラム
は、コンピュータのRAMにロードされて、CPUによ
り実行される。この実行により、上述した本実施形態の
キャンペーンサーバ20の機能が実現される。さらに、
コンピュータで懸賞プログラムをロードする場合、他の
コンピュータで保有された懸賞プログラムを、通信回線
を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウン
ロードすることもできる。
【0086】このダウンロードされた懸賞プログラム
も、CPUにより実行され、本実施形態の決定確率の変
更処理や、ゲームの実行処理等を実現する。なお、本発
明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、ゲームによる賞品の決定を、単なる確率のみなら
ず、ユーザの熟練度によって高価な賞品の決定率が向上
する要素を加えることにより、ユーザの広告サイトへの
反復アクセスを促すなど適宜設計変更できるものであ
る。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、広告サ
イトにゲームのトリガーを設置するとともに、このゲー
ムによって、応募可能な賞品を決定することにより、ユ
ーザに対して効果的に、広告サイトへのアクセスを繰返
し促すことが可能となる。その結果、従来の懸賞システ
ムにおいては、広告サイトの閲覧をユーザに十分に行わ
せることは困難であったが、本発明によって、告知した
い商品やサービスをユーザに十分に認知させることが可
能となる。
【0088】また、この際、トリガーに因らないゲーム
ページへの直接のアクセスを防止することによって、ユ
ーザによる広告サイトの閲覧を確実なものとすることが
できる。さらに、オプトインメール会員に対し、応募可
能な賞品の決定確率を有利にすることができるため、こ
れを動機付けとして、オプトインメール会員を増加する
ことが可能となる。加えて、ユーザの会員登録を、賞品
の応募確定後にすることも可能であるため、ゲームに参
加しやすく、広告サイトへのアクセス率のより高い懸賞
システムとすることもできる。
【0089】また、懸賞プログラムは、コンピュータの
各構成要素へ所定の指令を送ることにより、この決定確
率の変更機能や、ゲームの実行機能等を実現させること
ができる。これによって、これらの機能等は、懸賞プロ
グラムとコンピュータとが協働したキャンペーンサーバ
により実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態の懸賞システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態の懸賞システムのキャン
ペーンサイトにおけるページ表示の流れを示す図であ
る。
【図3】本発明の第一実施形態の懸賞システムにおける
処理手順を示す動作手順図である。
【図4】本発明の第二実施形態の懸賞システムにおける
処理手順を示す動作手順図である。
【図5】本発明の第三実施形態の懸賞システムのキャン
ペーンサイトにおけるページ表示の流れを示す図であ
る。
【図6】本発明の第三実施形態の懸賞システムにおける
処理手順を示す動作手順図である。
【図7】従来のキャンペーンサイトにおけるページ表示
の流れを示す図である。
【符号の説明】
10(10−1,10−2〜10−n) ユーザ端末 20 キャンペーンサーバ 21 ページ記憶部 22 会員情報記憶部 23 ページ処理部 20a キャンペーンサイト 20a−1 応募処理ページ 20a−1a 賞品紹介ページ 20a−1b 応募要領ページ 20a−1c 実施方法説明ページ 20a−1d 応募フォーム 20a−1e オプトイン登録ページ 20a−1f 応募完了ページ 20a−2 ゲーム処理ページ 20a−2a ゲームページ 20a−2b ゲーム説明ページ 20a−2c 賞品確認ページ 20a−2d 応募完了ページ 30(30−1,30−2〜30−n) 広告サーバ 30a−1 告知したい任意のサイト 30a−1a コイン 40 通信回線 100 ユーザ端末 200 キャンペーンサーバ(キャンペーンサイト) 201 応募要領ページ 202 賞品紹介ページ 203 実施方法説明ページ 204 応募フォーム 205 応募完了ページ 300 告知したい任意のサイト 310 その他の任意のサイト 400 通信回線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して、キャンペーンサーバ
    が、ユーザ端末に懸賞の応募要領を提供して広告サーバ
    にアクセスさせ、この広告サーバが提供する広告サイト
    から前記懸賞のためのゲームを起動する懸賞システムで
    あって、 前記キャンペーンサーバから前記懸賞の応募要領を受信
    して、前記広告サイトにアクセスし、前記ゲームを起動
    するためのトリガーを選択する前記ユーザ端末と、 前記ユーザ端末の要求に応じて、前記応募要領を前記ユ
    ーザ端末に送信するとともに、前記トリガー選択にもと
    づく前記ユーザ端末のアクセスがあると、前記ユーザ端
    末にゲームページを送信し、前記ユーザ端末によるゲー
    ムの実行結果にもとづき賞品を決定する前記キャンペー
    ンサーバと、 前記トリガーを表示する広告サイトを保有し、前記ユー
    ザ端末による前記トリガーの選択にもとづいて、前記ユ
    ーザ端末を前記キャンペーンサーバにアクセスさせる前
    記広告サーバと、 前記ユーザ端末、前記キャンペーンサーバ及び前記広告
    サーバを接続する通信回線とを有することを特徴とする
    懸賞システム。
  2. 【請求項2】 前記キャンペーンサーバが、前記ゲーム
    の実行結果にもとづき賞品を決定して、この決定結果を
    前記ユーザ端末に送信し、 前記ユーザ端末が、決定された賞品に応募をする場合
    に、応募確認情報を前記キャンペーンサーバに送信し、 前記キャンペーンサーバが応募処理を行うことを特徴と
    する請求項1記載の懸賞システム。
  3. 【請求項3】 前記キャンペーンサーバが、 前記ユーザ端末の要求に応じて、前記応募要領及び会員
    登録ページを前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末
    から前記会員登録ページを用いて入力された会員情報を
    受信して登録した後に、前記トリガー選択にもとづく前
    記ユーザ端末からのアクセスがあると、前記ユーザ端末
    に前記ゲームページを送信することを特徴とする請求項
    1又は2記載の懸賞システム。
  4. 【請求項4】 前記キャンペーンサーバが、 前記ユーザ端末から送信されてきた前記応募確認情報に
    応じて、会員登録ページを前記ユーザ端末に送信し、こ
    の会員登録ページを用いて入力された会員情報を受信し
    て登録した後に、前記応募処理を行うことを特徴とする
    請求項2記載の懸賞システム。
  5. 【請求項5】 前記キャンペーンサーバが、 前記登録された会員情報にもとづいて、前記賞品を決定
    する際の確率を変更することを特徴とする請求項3又は
    4記載の懸賞システム。
  6. 【請求項6】 前記キャンペーンサーバが、 前記会員情報に、情報の種類及び量にもとづいてレベル
    を設定するとともに、このレベルに応じて、前記賞品を
    決定する際の確率を変更することを特徴とする請求項3
    〜5のいずれかに記載の懸賞システム。
  7. 【請求項7】 前記キャンペーンサーバが、 前記ユーザ端末の前記ゲームページへのアクセス要求に
    対して、前記ユーザ端末のアクセスルートを確認し、前
    記アクセスが、前記広告サイトにおける前記トリガーの
    選択によるものでないと判断される場合は、前記アクセ
    スを拒否することを特徴とする請求項3〜6のいずれか
    に記載の懸賞システム。
  8. 【請求項8】 通信回線を介して、キャンペーンサーバ
    が、ユーザ端末に懸賞の応募要領を提供して広告サーバ
    にアクセスさせ、この広告サーバが提供する広告サイト
    から前記懸賞のためのゲームを起動する懸賞方法であっ
    て、 前記ユーザ端末が、前記キャンペーンサーバにアクセス
    して、前記応募要領を受信するとともに、前記広告サイ
    トにアクセスして、前記ゲームを起動するためのトリガ
    ーを選択し、 前記キャンペーンサーバが、前記トリガー選択にもとづ
    く前記ユーザ端末からのアクセスがあると、前記ユーザ
    端末にゲームページを送信し、 前記ユーザ端末が、前記ゲームページを用いてゲームを
    実行し、 前記キャンペーンサーバが、前記ゲームの実行処理を行
    うとともに、このゲームの実行結果にもとづき賞品を決
    定することを特徴とする懸賞方法。
  9. 【請求項9】 前記キャンペーンサーバが、前記ゲーム
    の実行結果にもとづき賞品を決定して、この決定結果を
    前記ユーザ端末に送信し、 前記ユーザ端末が、決定された賞品に応募をする場合
    に、応募確認情報を前記キャンペーンサーバに送信し、 前記キャンペーンサーバが応募処理を行うことを特徴と
    する請求項8記載の懸賞方法。
  10. 【請求項10】 前記キャンペーンサーバが、前記ユー
    ザ端末から会員情報を受信し、この会員情報にもとづい
    て、前記賞品を決定する際の確率を変更することを特徴
    とする請求項8又は9記載の懸賞方法。
  11. 【請求項11】 通信回線を介して、キャンペーンサー
    バに、懸賞の応募要領をユーザ端末へ提供させるととも
    に、広告サーバにおける広告サイト上に設けられたトリ
    ガーに対するユーザの選択にもとづき前記懸賞のための
    ゲームを起動させる懸賞プログラムであって、 前記キャンペーンサーバに、 前記ユーザ端末の要求に応じて、前記応募要領を送信さ
    せ、 前記ユーザ端末から送信されてきた会員情報にもとづい
    て、前記懸賞の賞品を決定する際の確率を変更させ、 前記ユーザ端末が、前記広告サイトにアクセスして、前
    記トリガーを選択することにより、前記キャンペーンサ
    ーバにアクセスすると、ゲームページを前記ユーザ端末
    へ送信させ、 前記ユーザ端末の要求に応じ、ゲームを実行させて、こ
    のゲームの実行結果にもとづき賞品を決定させるととも
    に、この決定結果を前記ユーザ端末へ送信させ、 前記ユーザ端末から送信されてきた応募確認情報に応じ
    て、応募処理を実行させることを特徴とする懸賞プログ
    ラム。
  12. 【請求項12】 通信回線を介して、懸賞の応募要領を
    ユーザ端末へ提供するとともに、広告サーバにおける広
    告サイト上に設けられたトリガーに対するユーザの選択
    にもとづき前記懸賞のためのゲームを起動するキャンペ
    ーンサーバであって、 前記応募要領、会員登録ページ及びゲームページを記憶
    するページ記憶部と、 前記ユーザ端末から前記会員登録ページを用いて入力
    し、送信されてきた会員情報を記憶する会員情報記憶部
    と、 前記会員情報にもとづいて、前記懸賞の賞品を決定する
    際の確率を変更するとともに、前記ユーザ端末が、前記
    広告サイトにアクセスして、前記トリガーを選択するこ
    とにより、前記キャンペーンサーバにアクセスすると、
    ゲームページを前記ユーザ端末へ送信し、前記ユーザ端
    末の要求に応じて、ゲームを実行し、かつ、このゲーム
    の実行結果にもとづき賞品を決定して、この決定結果を
    前記ユーザ端末へ送信するとともに、前記ユーザ端末か
    ら送信されてきた応募確認情報に応じて、応募処理を実
    行するページ処理部を有することを特徴とするキャンペ
    ーンサーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305020A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Bld Oriental Kk 広告情報提供用サーバ及びこれを備えた広告情報提供システム
JP2021033491A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 雅人 池田 広告装置

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