JP2003345259A - 薄く可撓性を有する情報表示媒体およびその製造方法 - Google Patents

薄く可撓性を有する情報表示媒体およびその製造方法

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JP2003345259A
JP2003345259A JP2002157441A JP2002157441A JP2003345259A JP 2003345259 A JP2003345259 A JP 2003345259A JP 2002157441 A JP2002157441 A JP 2002157441A JP 2002157441 A JP2002157441 A JP 2002157441A JP 2003345259 A JP2003345259 A JP 2003345259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多面付けで個別の製品とする製造に際し、切断
と電極部の露出のための不要部除去に長時間を要せず、
且つ不要部の除去に際し、電極部が破損したりしない薄
く可撓性を有する情報表示媒体とその製造方法の提供に
ある。 【解決手段】ウエブ状の基材フィルム10上に、透明電
極層12aと電極部7が形成され、該電極部上に導電性
の易剥離層13が形成され、全面に画像表示層14、電
極層11a、接着剤層15を介してカバーフィルム16
が積層されていて、前記基材フィルム10側から個別の
製品に分離すべき形状に、ハーフカットHCが接着剤層
15まで施されている薄く可撓性を有する情報表示媒体
及びその製造方法とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車やバス等の中
吊りや壁面、あるいは店舗、駅等掲示板に情報を表示せ
しめるための薄く可撓性を有する情報表示媒体およびそ
の製造方法に関するものであり、特に連続するウエブ状
の薄く可撓性を有する情報表示媒体に多面付けし個別の
製品とする薄く可撓性を有する情報表示媒体とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電車やバス等の中吊りや駅構内の
壁面に広告や展示会の催し等の各種の情報を印刷した紙
媒体を吊り下げたり貼り付けたり、或いは液晶ディスプ
レイを用いて電子的に表示させたりしている。
【0003】しかしながら、上記の情報を印刷した紙媒
体を用いた場合、この情報の切り換えには、これらを吊
り下げたり剥がして新しい紙媒体に取り替える作業が人
的に行われていて、人的な作業のため時間や労力が必要
であり、これに要する費用とともに、更には、移動車両
の場合、乗客がいない深夜や早朝の時間帯に作業をしな
ければならなかったり、また、期限が切れていてもその
まま放置されていたりするという問題がある。
【0004】また、上記液晶ディスプレイを用いて表示
内容を電子的に行う方法では、例えばこれを設置するに
は、曲面の場所や吊り下げて設置することは出来なく、
設置場所が限定されてしまったり、あるいは設置のため
の持ち運びに嵩張って困難という問題がある。
【0005】近年上記問題点を解消するものとして、例
えば、特表平11−502950号公報に提示されてい
るように、基材フィルム上に、電極層と、色素材料と溶
解物質が包含されているマイクロカプセルの画像表示層
と、透明電極層が形成されている薄く可撓性を有する情
報表示媒体を用いた複数のページディスプレイを有する
電子ブックがある。
【0006】上記薄く可撓性を有する情報表示媒体の製
造は、例えば図12(b)の側断面図に示すように、
紙、プラスチックでなるウエブ状の基材(5)の上に、
電極層(11a)が形成され、その上にマイクロカプセ
ルでなる画像表示層(14)、透明電極層(12a)、
最表面に保護層(17)が順に形成されているウエブ状
の薄く可撓性を有する情報表示媒体(2)とする。
【0007】上記の様にして作製されたウエブ状の薄く
可撓性を有する情報表示媒体(2)を用い、例えば上記
と別ラインで図12(a)の正面図に示すような電極部
(7)を含めた形状に、全周にわたって図12(b)に
示す保護層(17)側からレーザーで連続して切断し、
続いて別工程で電極部(7)の上にある不要部(保護
層、透明電極層、画像表示層)をレーザーで除去し、露
出された電極部(7)を連続的に形成して、個別の製品
としていた。
【0008】しかしながら、上記レーザーによる全周の
切断と電極部(7)の露出方法では、全周の切断と不要
部を除去して電極部(7)の露出させるための加工に要
する時間が多くなり、生産性が劣り、かつこの前工程で
ある各層(電極層、画像表示層、透明電極層等)の形成
との加工時間差が大きいので、別ラインで切断加工等を
行なわざるを得なかった。さらにまた、上記不要部の除
去に際し、エネルギー(レーザー)の制御、及び前工程
である各層の形成での各層のバラツキの管理が困難で、
電極層(11a)を破損したりして不良品となるという
問題があった。
【0009】また、全周の切断と電極部(7)を露出さ
せる方法として、上記の様にして作製されたウエブ状の
薄く可撓性を有する情報表示媒体(2)を用い、例えば
上記と別ラインで図12(a)の平面図に示すような電
極部(7)を含めた形状に、全周にわたって保護層(1
7)側からバイブレーションカット刃で連続して切断
し、続いて別工程で電極部(7)の上にある不要部(保
護層、透明電極層、画像表示層)をミーリングカット刃
で除去し、露出された電極部(7)を連続的に形成し
て、個別の製品としていた。
【0010】しかしながら、上記バイブレーションカッ
ト刃による全周の切断とミーリングカット刃による電極
部(7)の露出方法では、全周の切断と不要部を除去し
て電極部(7)の露出させるための加工に要する時間
は、上記レーザーによる方法に比べると若干減少させる
ことができるが、生産性が劣ることには変わりがなく、
かつこの前工程である各層(電極層、画像表示層、透明
電極層等)の形成との加工時間差が大きいので、別ライ
ンで切断加工等を行なわざるを得ず、よって生産性に劣
るという問題がまだ残り、さらにまた、上記不要部の除
去に際し、電極部(7)の検知あるいは表面からの厚さ
をコントロールして電極部(7)面を破損させずに不要
部を除去したとしても、前工程である各層の形成での各
層のバラツキの管理が困難で、より電極層(11a)を
破損したりして不良品となるという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、曲面の場所や吊り下げて設置することが可能
で、かつ設置場所が限定されず、情報提供の切り換えに
人的労力を要しない薄く可撓性を有する情報表示媒体
で、ウエブ状の薄く可撓性を有する情報表示媒体から多
面付けで個別の製品とする製造に際し、全周の切断と周
辺端部に付設される電極部の露出のための不要部除去に
長時間を要することがなく、前工程である基材フィルム
上に電極層や画像表示層等の形成とインラインでこれら
切断等加工が可能で、かつ不要部の除去に際し、電極部
が破損したりして不良品とならない薄く可撓性を有する
情報表示媒体およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、基材フィ
ルム上に、少なくとも電極層と、画像表示層とが設けら
れ、周辺端部に電極部を有する薄く可撓性を有する情報
表示媒体であって、ウエブ状の基材フィルム上に、電極
層が形成され、該電極層の周辺端部の電極部に相当する
部分に易剥離層が形成され、該易剥離層を含めた全面に
画像表示層が形成され、該画像表示層上に接着剤層を介
してカバーフィルムが積層されていて、前記基材フィル
ム側から、電極部を含めた個別製品に分離すべき形状に
全周にわたってハーフカットが接着剤層まで刻設されて
いることを特徴とする薄く可撓性を有する情報表示媒体
としたものである。
【0013】上記請求項1の発明によれば、カバーフィ
ルムを残し、基材フィルム側から電極部を含めた個別製
品に分離すべき形状に全周にわたってハーフカットが接
着剤層まで刻設され、周辺端部に付設されている電極部
上に易剥離層が施されているので、その電極部の露出
(不要部の除去)が、カバーフィルムを剥離することで
容易に短時間でなされ、従来のようにレーザーやミーリ
ングカット刃による不要部の除去と異なり、画像表示層
等の厚さのバラツキに左右されないので、電極部の破損
等による不良品がない薄く可撓性を有する情報表示媒体
とすることができる。従って不要部の除去は、切断(分
離)時に行う必要がないので、そのためのハーフカット
加工は、前工程である電極層、画像表示層等の形成とイ
ンラインで行うことができ、生産性に優れた薄く可撓性
を有する情報表示媒体とすることができる。
【0014】また、請求項2の発明では、前記易剥離層
は、導電性を有する剥離剤で形成されていることを特徴
とする請求項1記載の薄く可撓性を有する情報表示媒体
としたものである。
【0015】上記請求項2の発明によれば、電極部上に
設けられた易剥離層を、導電性を有するものとしてある
ので、電極部が完全に露出されていなくとも電極部とし
ての特性を持たせることができ、かつ電極部を保護する
役目も持たせている薄く可撓性を有する情報表示媒体と
することができる。
【0016】また、請求項3の発明では、前記易剥離層
と画像表示層との密着強度は、接着剤層とカバーフィル
ムとの密着強度より小さいことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の薄く可撓性を有する情報表示媒体としたも
のである。
【0017】上記請求項3の発明によれば、易剥離層と
画像表示層との密着強度が、接着剤層とカバーフィルム
との密着強度より小さいので、カバーフィルムを引っ張
り上げることによって、電極部の露出のための不要部
(電極部の上の画像表示層)の除去が、この部分での接
着剤層部ではカバーフィルムが剥離されずに易剥離層部
で剥離されて成されるような薄く可撓性を有する情報表
示媒体とすることができる。
【0018】また、請求項4の発明では、基材フィルム
上に、少なくとも電極層と、画像表示層とを設け、周辺
端部に電極部を付設してなる薄く可撓性を有する情報表
示媒体の製造方法であって、走行するウエブ状の基材フ
ィルム上に、電極層を形成し、該電極層の周辺端部の電
極部に相当する部分に易剥離層を形成し、さらに該易剥
離層を含めた全面に画像表示層を形成し、該画像表示層
上に接着剤層を介してカバーフィルムを積層せしめ、前
記基材フィルム側から、電極部を含めた個別製品に分離
すべき形状に全周にわたってハーフカットを接着剤層ま
で刻設することを特徴とする薄く可撓性を有する情報表
示媒体の製造方法としたものである。
【0019】上記請求項4の発明によれば、カバーフィ
ルムを残し、基材フィルム側から電極部を含めた個別製
品に分離すべき形状に全周にわたってハーフカットを接
着剤層まで刻設し、周辺端部の電極部上に易剥離層を施
こすことによって、電極部の露出(不要部の除去)に、
カバーフィルムを剥離することで容易に短時間でなさ
れ、従来のようにレーザーやミーリングカット刃による
不要部の除去と異なり、画像表示層等の厚さのバラツキ
に左右されないので、電極部の破損等による不良品とな
らない薄く可撓性を有する情報表示媒体の製造方法とす
ることができる。従ってこの不要部の除去を、切断(分
離)時に行う必要がないので、そのためのハーフカット
加工は、前工程である電極層、画像表示層等の形成とイ
ンラインで行うことができ、よって生産性に優れた薄く
可撓性を有する情報表示媒体の製造方法とすることがで
きる。
【0020】また、請求項5の発明では、前記易剥離層
は、導電性を有する剥離剤で形成されてなることを特徴
とする請求項4記載の薄く可撓性を有する情報表示媒体
の製造方法としたものである。
【0021】上記請求項5の発明によれば、電極部上に
設ける易剥離層を、導電性を有するものするので、電極
部を完全に露出せずとも電極部としての特性を持たせる
ことができ、かつハーフカット時および露出後に電極部
を保護する役目も持たせる薄く可撓性を有する情報表示
媒体の製造方法とすることができる。
【0022】また、請求項6の発明では、前記易剥離層
と画像表示層との密着強度は、接着剤層とカバーフィル
ムとの密着強度より小さくすることを特徴とする請求項
4または5記載の薄く可撓性を有する情報表示媒体の製
造方法としたものである。
【0023】上記請求項6の発明によれば、易剥離層と
画像表示層との密着強度を、接着剤層とカバーフィルム
との密着強度より小さくすることによって、カバーフィ
ルムを引っ張り上げると、電極部の露出のための不要部
(電極部の上の画像表示層)の除去が、この部分での接
着剤層部ではカバーフィルムが剥離されずに易剥離層部
で剥離されて成されるようになる薄く可撓性を有する情
報表示媒体の製造方法とすることができる。
【0024】さらにまた、請求項7の発明では、前記個
別の製品となる薄く可撓性を有する情報表示媒体は、ウ
エブ状の薄く可撓性を有する情報表示媒体の走行方向
に、単列もしくは複数列に多面付けで形成することを特
徴とする請求項4、5または6記載の薄く可撓性を有す
る情報表示媒体の製造方法としたものである。
【0025】上記請求項7の発明によれば、ウエブ状の
薄く可撓性を有する情報表示媒体の走行方向に、単列も
しくは複数列に多面付けで形成するので、高効率に個別
の製品を生産可能にする薄く可撓性を有する情報表示媒
体の製造方法とすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の薄く可撓性を
有する情報表示媒体の個別製品の一事例を示す説明図で
あり、図2から図8までは、本発明の薄く可撓性を有す
る情報表示媒体の製造方法に係る工程の一事例を示す説
明図である。また図9〜図11までは、本発明の薄く可
撓性を有する情報表示媒体を構成する画像表示層の表示
形態の一事例の説明図である。
【0027】本発明は、情報を表示せしめるための薄く
可撓性を有する情報表示媒体およびその製造方法に関す
るものであり、例えば図1(a)の正面図およびそのB
−B面を表す図1(b)の側断面図に示すように、基材
フィルム(10)上に透明電極層(12a)が施され、
この上に画像表示層(14)が電極部(7)を除いた部
分に施され、この電極部(7)の上に導電性を有する易
剥離層(13)が施され、画像表示層(14)の上に電
極層(11a)が施されている薄く可撓性を有する情報
表示媒体(1)であり、さらに詳しくは連続するウエブ
状の薄く可撓性を有する情報表示媒体に多面付けして個
別の製品とするその製造方法に関するものである。
【0028】上記本発明の薄く可撓性を有する情報表示
媒体の製造は、まず、図2(a)の平面図およびこのB
−B面断面を表す図2(b)の側断面図に示すように、
例えば走行する広幅でウエブ状の基材フィルム(10)
の全面に透明電極層(12a)を形成し、この透明電極
層(12a)の上で電極部(7)となる部分に導電性を
有する易剥離層(13)を部分塗布で、長手方向(P)
に2列でなる多面付けで形成する。
【0029】続いて図3の側断面図に示すように、上記
で得られた易剥離層(13)を含め全面に画像表示層
(14)を形成し、図4の側断面図に示すように、この
画像表示層(14)上の全面に電極層(11a)を施
す。
【0030】続いて図5の側断面図に示すように、上記
で得られた電極層(11a)上に接着剤層(15)を介
してカバーフィルム(16)を貼り合わせて、ウエブ状
の薄く可撓性を有する情報表示媒体(2)を作製する。
【0031】上記で得られた広幅でウエブ状の薄く可撓
性を有する情報表示媒体(2)を、例えば図6の平面図
に示すように、長手方向(P)に2列でなる多面付けを
単列とするため中央と幅方向の端縁をスリット線(L)
でスリットする。
【0032】上記で単列にスリットされたウエブ状の薄
く可撓性を有する情報表示媒体(2)を、図7(a)の
基材フィルム側から見た平面図およびそのB−B面を表
す図7(b)の側断面図に示すように、例えば、基材フ
ィルム(10)側から、電極部(7)を含めた個別製品
に分離すべき形状に全周にわたってハーフカット(H
C)を接着剤層(15)まで刻設し、個別製品が単列に
多面付けされたウエブ状の薄く可撓性を有する情報表示
媒体(2)とする。
【0033】上記でハーフカット加工されて得られたウ
エブ状の薄く可撓性を有する情報表示媒体(2)を個別
製品とするには、例えば図8(a)および図8(b)に
示すように、カバーフィルム(16)を引っ張りあげる
と、電極部(7)上にある易剥離層(13)で、カバー
フイルム(16)に接着剤層(15)を介して密着して
いる電極層(11a)と画像表示層(14)でなる不要
部分が剥離され、導電性を有する易剥離層(13)に被
覆された電極部(7)が露出され、この電極部(7)以
外の部分では、接着剤層(15)面からカバーフィルム
(16)が剥離されて、図1(a)、(b)に示すよう
な周辺端部に電極部(7)が露出した薄く可撓性を有す
る情報表示媒体(1)とすることができる。
【0034】上記易剥離層(13)と画像表示層(1
4)との密着強度を、接着剤層(15)とカバーフィル
ム(16)との密着強度より小さくしてあるので、電極
部(7)上にある易剥離層(13)で剥離し、その上に
ある接着剤層(15)では剥離せず、それ以外の部分で
は、接着剤層(15)面からカバーフィルム(16)が
剥離するようになっている。このため上記カバーフィル
ム(16)の接着剤層(15)側は、シリコン処理等で
接着(あるいは粘着)の強度をある程度小さく調整して
おく必要がある。
【0035】上記で得られた薄く可撓性を有する情報表
示媒体(1)を壁や他の機器等に実装する時は、例えば
図1に示すカバーフィルム(16)を接着剤層(15)
面から剥離して、この接着剤層(15)を壁や他の機器
等に貼りつける等で成すことができる。
【0036】以下に本発明の薄く可撓性を有する情報表
示媒体に係る材料等について説明する。本発明に係る上
記カバーフィルム(16)としては、例えば厚さ20μ
m程度の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、延伸ポリエチレン(OPE)、二軸延伸ポリプロ
ピレン(OPP)、延伸ナイロン(ONy)、アイオノ
マー(IO)等フィルムが挙げられるが、各種強度や扱
い易さなどから二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが好適に用いられる。
【0037】また、上記接着剤層(15)としては、実
装時等を考慮して、例えば感圧接着剤(粘着剤)や感熱
接着剤が挙げられ、前者の感圧接着剤としては、例えば
ウレタン樹脂粘着剤が挙げられ、ポリオールとポリイソ
シアネートとをヘキサヒドロジメチルアニリン等の触媒
の存在下に反応させてなるウレタンプレポリマーと、劣
化防止剤とで構成されていて、このポリオールとして
は、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール
等が用いられ、また、上記ポリイソシアネートとして
は、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネ
ートが挙げられ、その芳香族ポリポリイソシアネートと
しては、例えばトリレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレン
ポリイソシアネート、トリジンジイソシアネート、トリ
ジンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート等
が用いられる。さらにまた、上記脂肪族ポリイソシアネ
ートとしては、例えばヘキサメチレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、キシレンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等が
用いられる。
【0038】また、上記接着剤層(15)とする後者の
感熱接着剤としては、例えばヒートシール性に優れる樹
脂としての直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、低
密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン
(HDPE)、無延伸ポリプロピレン(CPP)等でな
る厚さ50μm程度のポリオレフィン系のフィルムが好
適に用いられるが、これらポリオレフィン系の樹脂のみ
では接着強度と剥離強度のバランスがとれないことがあ
るので、例えばこれらポリオレフィン系樹脂にさらにポ
リスチレンやポリブデン等からなるもので、このポリオ
レフィン系樹脂に対し不相溶性成分を混合したものとす
ることもでき、これら樹脂を溶融樹脂を押出して易剥離
性の接着剤層(15)とすることもできる。また、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共
重合樹脂等からなるホットメルト接着剤を塗布してもよ
い。
【0039】また、上記導電性を有する易剥離層(1
3)としては、導電性フィラーが剥離ニスに分散してい
るインキがあり、この剥離ニスとしては、例えば、ポリ
ウレタン/アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセル
ロース樹脂に添加剤としてシリコンやワックス(ポリエ
チレンワックス等)を5%以下添加したものが挙げら
れ、また導電性フィラーとしては、カーボンブラック、
グラファイトあるいはAg、Cu、Ni等金属粉末が挙
げられ、この導電性インキによりスクリーン印刷法ある
いはグラビア印刷法等で部分塗布して導電性を有する易
剥離層(13)とすることができる。さらにまた、例え
ば、バインダーである可撓性に優れたポリエステル樹脂
に添加剤としてシリコンやワックス(ポリエチレンワッ
クス等)を10%以下添加したものに有機溶剤の存在下
で上記導電性フィラーを分散した導電性ペーストが挙げ
られ、この導電性ペーストを用いてスクリーン印刷法等
で部分塗布(印刷)して導電性を有する易剥離層(1
3)とすることができる。
【0040】また、本発明の薄く可撓性を有する情報表
示媒体(1)を構成する基材フィルム(10)として
は、上記カバーフィルム(16)と略同様の材料で透明
なフィルムが用いられ、各種強度や扱い易さなどから二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが好適に用
いられる。但し図1(b)に示すような基材フィルム
(10)側から観察する薄く可撓性を有する情報表示媒
体(1)の場合であって、例えば図示しないが透明電極
がカバーフィルム側にあり、接着剤層を透明ガラス等に
貼り合わせて使用する接着剤層側から観察する薄く可撓
性を有する情報表示媒体の場合は、透明である必要がな
く、逆に不透明で白色フィルムの方が好適で、あるいは
白色の紙等であってもよい。
【0041】さらにまた、上記透明電極層(12a)と
しては、例えばポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミ
ド等の寸法安定性の優れ透明なプラスチックフィルムに
アクティブマトリックス電極、セグメント電極、単純マ
トリックス電極が形成されている透明電極フィルムが用
いられ、上記電極層(11a)としては、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)、ポリイミド等の寸法安定性の優れ
たプラスチックフィルムに導電性層が形成されている電
極フィルムが用いられる。
【0042】また、画像表示層(14)としては、例え
ばエレクトロルミネセンス材料、ポリマー分散型液晶、
強誘電性液晶、あるいはマイクロカプセル型電気泳動方
式を用いた表示体等が挙げられ、これらを組み合わせて
実現することができる。
【0043】上記マイクロカプセル型電気泳動方式を用
いた表示体として図9の模式図に示すように、このマイ
クロカプセル(110)の一例として、例えばメタクリ
ル酸樹脂、ユリア樹脂、アラビアゴム等をカプセル殻
(111)とし、内部には酸化チタンからなる白の粒子
(113)とカーボンブラックからなる黒の粒子(11
4)が、シリコーンオイル等の粘性の高い分散媒(11
2)に分散され封入されている。この白の粒子である酸
化チタンは正電荷を帯びており、一方黒の粒子であるカ
ーボンブラックは負電荷を帯びている。
【0044】このため、図10の模式図に示すように、
透明電極層(12a)と電極層(11a)に電界を印加
し、透明電極層(12a)が負極、電極層(11a)が
正極になった場合、正に帯電した白の粒子(113)が
透明電極層(12a)側に引かれ、黒の粒子(114)
は電極層(11a)側に引かれるので、透明電極層(1
2a)側の上方から観察するとその部分が白く見える。
【0045】逆に透明電極層(12a)が正極で、電極
層(11a)が負極になった場合、正に帯電した白の粒
子(113)が電極層(11a)側に引かれ、黒の粒子
(114)は透明電極層(12a)側に引かれるので、
透明電極層(12a)側の上方から観察するとその部分
が黒く見えることになる。
【0046】上記画像表示層(14)は、図11の側断
面模式図に示すように、このようなマイクロカプセル
(110)を多数有しており、透明電極層(12a)の
各アドレス電極の電界を制御することで、所望の文字や
図形を白と黒の画素として表示させることができる。
【0047】また、上記ハーフカット(HC)の連続的
刻設は、レーザー光照射あるいはロータリーダイカッタ
ーが好適で、例えばレーザー光照射手段としては、図7
(b)に示すように、基材フィルム(10)にレーザー
光照射によってハーフカット(HC)が刻設されるもの
であれば、いずれのレーザー光でも使用可能であり、上
記基材フィルム(10)としての樹脂フィルムに対して
は、炭酸ガスレーザーが通常使用される。またフィルム
の材質によっては、YAGレーザー、エキシマレーザ
ー、波長可変のダイレーザー等を用いることもできる。
【0048】また、ロータリーダイカッター手段として
は、図7(b)に示す基材フィルム(10)側に、所定
の形状にハーフカット(HC)を刻設するための刃を備
えた雄胴と、その雄胴に対峙して動く雌胴を備えている
ロータリーダイカッターを用いて、ウエブ状の薄く可撓
性を有する情報表示媒体(2)に連続的にハーフカット
(HC)を施すことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、上記請求項1に係る発明に
おいて、基材フィルム上に、少なくとも電極層と、画像
表示層とが設けられ、周辺端部に電極部を有する薄く可
撓性を有する情報表示媒体であって、ウエブ状の基材フ
ィルム上に、電極層が形成され、該電極層の周辺端部の
電極部に相当する部分に易剥離層が形成され、該易剥離
層を含めた全面に画像表示層が形成され、該画像表示層
上に接着剤層を介してカバーフィルムが積層されてい
て、カバーフィルムを残し、基材フィルム側から電極部
を含めた個別製品に分離すべき形状に全周にわたってハ
ーフカットが接着剤層まで刻設され、電極部上に易剥離
層が施されているので、電極部の露出(不要部の除去)
が、カバーフィルムを剥離することで容易に短時間でな
され、従来のようにレーザーやミーリングカット刃によ
る不要部の除去と異なり、画像表示層等の厚さのバラツ
キに左右されないので、電極部の破損等による不良品が
ない薄く可撓性を有する情報表示媒体とすることができ
る。従って不要部の除去は、切断(分離)時に行う必要
がないので、そのためのハーフカット加工は、前工程で
ある電極層、画像表示層等の形成とインラインで行うこ
とができ、生産性に優れた薄く可撓性を有する情報表示
媒体とすることができる。
【0050】また、上記請求項2に係る発明において
は、電極部上に設けられた易剥離層を、導電性を有する
ものとしてあるので、電極部が完全に露出されていなく
とも電極部としての特性を持たせることができ、かつハ
ーフカット時および露出後に電極部を保護する役目も持
たせている薄く可撓性を有する情報表示媒体とすること
ができる。
【0051】また、上記請求項3に係る発明において
は、上記易剥離層と画像表示層との密着強度が、接着剤
層とカバーフィルムとの密着強度より小さいので、カバ
ーフィルムを引っ張り上げることによって、電極部の露
出のための不要部(電極部の上の画像表示層)の除去
が、この部分での接着剤層部ではカバーフィルムが剥離
されずに易剥離層部で剥離されて成されるような薄く可
撓性を有する情報表示媒体とすることができる。
【0052】また、上記請求項4に係る発明において
は、基材フィルム上に、少なくとも電極層と、画像表示
層とを設け、周辺端部に電極部を付設してなる薄く可撓
性を有する情報表示媒体の製造方法であって、走行する
ウエブ状の基材フィルム上に、電極層を形成し、該電極
層の周辺端部の電極部に相当する部分に易剥離層を形成
し、さらに該易剥離層を含めた全面に画像表示層を形成
し、該画像表示層上に接着剤層を介してカバーフィルム
を積層せしめ、前記カバーフィルムを残し、基材フィル
ム側から、電極部を含めた個別製品に分離すべき形状に
全周にわたってハーフカットを接着剤層まで刻設し、電
極部上に易剥離層を施こすので、電極部の露出(不要部
の除去)に、カバーフィルムを剥離することで容易に短
時間でなされ、従来のようにレーザーやミーリングカッ
ト刃による不要部の除去と異なり、画像表示層等の厚さ
のバラツキに左右されないので、電極部の破損等による
不良品とならない薄く可撓性を有する情報表示媒体の製
造方法とすることができる。従ってこの不要部の除去
を、切断(分離)時に行う必要がないので、そのための
ハーフカット加工は、前工程である電極層、画像表示層
等の形成とインラインで行うことができ、よって生産性
に優れた薄く可撓性を有する情報表示媒体の製造方法と
することができる。
【0053】また、上記請求項5に係る発明において
は、上記電極部上に設ける易剥離層を、導電性を有する
ものとするので、電極部を完全に露出せずとも電極部と
しての特性を持たせることができ、かつ電極部を保護す
る役目も持たせる薄く可撓性を有する情報表示媒体の製
造方法とすることができる。
【0054】また、上記請求項6に係る発明において
は、上記易剥離層と画像表示層との密着強度を、接着剤
層とカバーフィルムとの密着強度より小さくすることに
よって、カバーフィルムを引っ張り上げると、電極部の
露出のための不要部(電極部の上の画像表示層)の除去
が、この部分での接着剤層部ではカバーフィルムが剥離
されずに易剥離層部で剥離されて成されるようになる薄
く可撓性を有する情報表示媒体の製造方法とすることが
できる。
【0055】さらにまた、上記請求項7に係る発明にお
いては、ウエブ状の薄く可撓性を有する情報表示媒体の
走行方向に、単列もしくは複数列に多面付けで形成する
ので、高効率に個別の製品を生産できる薄く可撓性を有
する情報表示媒体の製造方法とすることができる。
【0056】従って本発明は、電車やバス等の中吊りや
壁面、あるいは店舗、駅等掲示板に情報を表示せしめる
ための薄く可撓性を有する情報表示媒体およびその製造
方法において、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
実施の形態を示すもので、(a)は、その平面図であ
り、(b)は、(a)のB−B面側断面図である。
【図2】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程の中の電極層と易剥離層の形成を説明す
るもので、(a)は、その平面図であり、(b)は、
(a)のB−B面側断面図である。
【図3】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程の中の画像表示層の形成を側断面で表し
た説明図である。
【図4】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程の中の透明電極層の形成を側断面で表し
た説明図である。
【図5】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程の中の接着剤層とカバーフィルムの形成
を側断面で表した説明図である。
【図6】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程の中の広幅のウエブ状薄く可撓性を有す
る情報表示媒体にスリットする平面図である。
【図7】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程中のウエブ状の薄く可撓性を有する情報
表示媒体に個別の製品とする基材フィルム側からの加工
を説明するもので、(a)は、その平面図であり、
(b)は、(a)のB−B面断面図である。
【図8】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体の一
事例の製造工程中のウエブ状の薄く可撓性を有する情報
表示媒体を個別の製品とする工程を説明するもので、
(a)は、剥離廃棄する部分の側断面図であり、(b)
は、個別製品の側断面図であり、
【図9】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体を構
成する画像表示層の一事例を模式的に表した説明図であ
る。
【図10】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体を
構成する画像表示層の表示形態の一事例を模式的に表し
た斜視図である。
【図11】本発明の薄く可撓性を有する情報表示媒体を
構成する画像表示層の表示形態の一事例を模式的に表し
た側断面図である。
【図12】従来の薄く可撓性を有する情報表示媒体の製
造の一事例を説明するもので、(a)は、その平面図で
あり、(b)は、側断面図である。
【符号の説明】
1‥‥薄く可撓性を有する情報表示媒体 2‥‥面付けされたウエブ状の薄く可撓性を有する情報
表示媒体 5‥‥基材 7‥‥電極部 10‥‥基材フィルム 11a‥‥電極層 12a‥‥透明電極層 13‥‥易剥離層 14‥‥画像表示層 15‥‥接着剤層 16‥‥カバーフィルム 17‥‥保護層 110‥‥マイクロカプセル 111‥‥カプセル殻 112‥‥分散媒 113‥‥白の粒子 114‥‥黒の粒子 L‥‥スリット線 AL‥‥全周にわたる切断線 HC‥‥ハーフカット P‥‥長手方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フィルム上に、少なくとも電極層と、
    画像表示層とが設けられ、周辺端部に電極部を有する薄
    く可撓性を有する情報表示媒体であって、ウエブ状の基
    材フィルム上に、電極層が形成され、該電極層の周辺端
    部の電極部に相当する部分に易剥離層が形成され、該易
    剥離層を含めた全面に画像表示層が形成され、該画像表
    示層上に接着剤層を介してカバーフィルムが積層されて
    いて、前記基材フィルム側から、前記周辺端部の電極部
    を含めた個別製品に分離すべき形状に全周にわたってハ
    ーフカットが接着剤層まで刻設されていることを特徴と
    する薄く可撓性を有する情報表示媒体。
  2. 【請求項2】前記易剥離層は、導電性を有する剥離剤で
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の薄く可
    撓性を有する情報表示媒体。
  3. 【請求項3】前記易剥離層と画像表示層との密着強度
    は、接着剤層とカバーフィルムとの密着強度より小さい
    ことを特徴とする請求項1または2記載の薄く可撓性を
    有する情報表示媒体。
  4. 【請求項4】基材フィルム上に、少なくとも電極層と、
    画像表示層とを設け、周辺端部に電極部を付設してなる
    薄く可撓性を有する情報表示媒体の製造方法であって、
    走行するウエブ状の基材フィルム上に、電極層を形成
    し、該電極層の周辺端部の電極部に相当する部分に易剥
    離層を形成し、さらに該易剥離層を含めた全面に画像表
    示層を形成し、該画像表示層上に接着剤層を介してカバ
    ーフィルムを積層せしめ、前記基材フィルム側から、前
    記周辺端部の電極部を含めた個別製品に分離すべき形状
    に、全周にわたってハーフカットを接着剤層まで刻設す
    ることを特徴とする薄く可撓性を有する情報表示媒体の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記易剥離層は、導電性を有する剥離剤で
    形成されてなることを特徴とする請求項4記載の薄く可
    撓性を有する情報表示媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】前記易剥離層と画像表示層との密着強度
    は、接着剤層とカバーフィルムとの密着強度より小さく
    することを特徴とする請求項4または5記載の薄く可撓
    性を有する情報表示媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】前記個別の製品となる薄く可撓性を有する
    情報表示媒体は、ウエブ状の薄く可撓性を有する情報表
    示媒体の走行方向に、単列もしくは複数列に多面付けで
    形成することを特徴とする請求項4、5または6記載の
    薄く可撓性を有する情報表示媒体の製造方法。
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