JP2003345242A - 道路情報収集装置 - Google Patents

道路情報収集装置

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JP2003345242A
JP2003345242A JP2002151244A JP2002151244A JP2003345242A JP 2003345242 A JP2003345242 A JP 2003345242A JP 2002151244 A JP2002151244 A JP 2002151244A JP 2002151244 A JP2002151244 A JP 2002151244A JP 2003345242 A JP2003345242 A JP 2003345242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の周囲環境を示すデータを収集すること
のできる道路情報収集装置を提供することが課題であ
る。 【解決手段】 車両が走行する道路に関する情報を収集
する道路情報収集装置において、道路の路面に関する情
報を収集する路面情報収集手段と、車両の周囲環境を収
集する周囲環境収集手段と、を具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路上における各
種の情報を取得する道路情報収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に設けられた各種センサの出
力値に基づいて、道路の路面に関する情報を収集する技
術が知られている。このような道路情報収集装置の従来
例として、例えば、特開2000−338865号公報
に記載されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
道路情報収集装置においては、車両が走行する路面に関
する情報のみを収集しており、例えば、トンネルの有無
や橋桁の有無等の道路情報については収集しておらず、
道路情報収集装置としては改良の余地があった。
【0004】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、車両の周囲環境に関するデータを収集することが可
能な道路情報収集装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車両が走行する道路に関する情報を収集
する道路情報収集装置において、道路の路面に関する情
報を収集する路面情報収集手段と、車両の周囲環境を収
集する周囲環境収集手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、車両が走行する路面に
関する情報のみならず、車両の周囲環境を示す情報、即
ち、トンネルの有無の情報、橋桁の有無の情報、路側帯
の障害物の有無の情報、白線の連続率の情報、等を収集
するので、車両の走行に関するより多くの情報を取得す
ることができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
道路情報収集装置の構成を示すブロック図、図2は、各
構成要素の車両搭載説明図である。図1、図2に示すよ
うに、該道路情報収集装置100は、車両の3軸方向
(X軸、Y軸、Z軸方向)への変動を検出する3軸ジャ
イロセンサ1と、該3軸ジャイロセンサ1の出力信号に
基づいて、車両のロール量、ピッチング量、及びX、
Y、Z軸の各方向への変位量、X軸、Z軸方向への変位
率を求め、これらの信号を出力する分岐器2と、を有し
ている。
【0008】また、車両の左前部(FL)、右前部(F
R)、左後部(RL)、及び右後部(RR)のそれぞれ
の部位の車高(路面、バネ上車体間の距離)を検出する
車高センサ3,4,5,6と、これらの各車高センサ3
〜6にて検出された車高データを増幅する増幅アンプ7
と、を有している。
【0009】更に、車両が走行する路面の凹凸を検出す
るための、圧電型の上下加速度計8と、該上下加速度計
8より出力される信号を増幅する増幅アンプ9と、を有
している。
【0010】また、分岐器2、及び増幅アンプ7,9よ
り出力される各信号を増幅するメインアンプ10と、該
メインアンプ10の出力信号を車載演算装置50へ取り
込むための入力端子14と、を有している。
【0011】更に、車両周囲の照度を検出する照度セン
サ11と、車線変更判断用のウインカー信号を検出する
ウインカーセンサ12と、路側帯近傍に存在する障害物
を検出する赤外線センサ13と、車両の操舵方向を検出
する舵角センサ18と、路面に敷設されている白線を検
出する白線認識カメラ19と、車輪速センサ20と、を
有しており、これらの各構成要素は、車載演算装置50
の入力端子14と接続されている。
【0012】車載演算装置50は、前述した入力端子1
4の外に、時系列データ演算部15と、頻度処理演算部
16と、頻度処理結果記録部17と、を有しており、演
算装置制御用PC51の制御下で動作するようになって
いる。車載演算装置50は、記録開始スイッチ51aを
有している。
【0013】次に、上述のように構成された本実施形態
の動作について説明する。図3〜図10は、本実施形態
の動作を示すフローチャートであり、図3は、車両のピ
ッチング量に基づいて路面勾配値を計測する場合、図4
は、車両のロール量に基づいてカント量(道路横断面プ
ロファイル)を計測する場合、図5は、Z軸回りの角速
度に基づいてカーブ半径を計測する場合、図6は、車両
の上下加速度に基づいて路面の凹凸状態を計測する場
合、図7は、車両周囲の照度に基づいて、橋桁、トンネ
ルの存在及びその長さを計測する場合、図8は、路側帯
に存在する障害物を検出する場合、図9は、路面に存在
する障害物を検出する場合、そして、図10は、路面に
敷設された白線を検出する場合、をそれぞれ示してい
る。
【0014】まず、図3に示すフローチャートに基づい
て、車両のピッチング量を計測する手順について説明す
る。
【0015】同図に示すステップS1の処理では、3軸
ジャイロセンサ1にて、車両のピッチング量を検出す
る。次いで、ステップS2では、各車高センサ3,4,
5,6にて、4輪部位における、対路面との距離を計測
する。
【0016】そして、ステップS3では、FL車高セン
サ3、及びFR車高センサ4にて検出される前輪2輪の
路面間距離と、RL車高センサ5、及びRR車高センサ
6にて検出される後輪2輪の路面間距離と、に基づい
て、車両の姿勢分のみを検出する。
【0017】その後、ステップS4では、3軸ジャイロ
センサ1で検出されたピッチング量から、車両姿勢分の
みを減算し、路面縦断プロファイルを作成する。
【0018】これを、図11を参照しながら説明する。
同図(a)は、車両が勾配を有する路面を走行している
ときの様子を示す説明図であり、図示のように、3軸ジ
ャイロセンサ1にて検出されるピッチング量は、路面の
実勾配分と、車両姿勢分とを加算した値として検出され
ることになる。従って、この検出結果から、車両姿勢分
を減算することにより、路面の実勾配分を求める。
【0019】具体的には、同図(b)に示すように、以
下の(1)式にて車両姿勢分θを求めることができる。
【0020】 θ=tan−1{(a′−a)+(b−b′)}/c ・・・(1) ここで、aは勾配0%でのフロントサスペンションスト
ローク初期値、bは勾配0%でのリアサスペンションス
トローク初期値、a′は加減速により変化したフロント
サスペンションストローク、b′は加減速により変化し
たリアサスペンションストローク、cはホイールベース
である。
【0021】そして、3軸ジャイロセンサ1にて検出さ
れるピッチング量、及び(1)式で求められる車両姿勢
分θに基づいて、路面の実勾配分を求め、これを道路縦
断プロファイルとする。
【0022】次いで、図3のステップS5では、ローパ
スフィルタ(図示省略)により、道路縦断プロファイル
から、路面凹凸等の高周波成分を取り除く処理を行う。
そして、ステップS6では、求められた路面縦断プロフ
ァイルを、現在の路面縦断プロファイルとして、頻度処
理演算部16が有するメモリ(図示省略)内に、一時的
に記録する。
【0023】その後、ステップS7では、車両の走行距
離が10m分進んだかどうかが判断され、10m進んだ
場合には(ステップS7でYES)、ステップS8に
て、現在の路面縦断プロファイルから、前回の処理にて
メモリに記録されている路面縦断プロファイルを減算す
る処理が行われる。
【0024】そして、ステップS9では、上記の減算結
果に基づき、今回の測定値と前回の測定値(10m手前
の測定値)との間の勾配変化率が±0.5%以上あるか
どうかの判定が行われる。そして、勾配変化率が±0.
5%以内である場合には(ステップS9でNO)、再度
ステップS1からの処理が行われる。
【0025】また、±0.5%以上である場合には(ス
テップS9でYES)、ステップS10にて、記録開始
スイッチ51aがオンとされているかどうかが判断さ
れ、オンとされている場合には、ステップS11にて、
路線キロポスト(位置を示す指標)を記録する処理が行
われる。
【0026】以下これを、図12に示す説明図を参照し
ながら説明する。同図(a)は、累積走行距離と路面実
勾配(%)との関係を示す特性図であり、同図に示すよ
うに、車両の走行に伴い、10m間隔で路面実勾配デー
タが収集される。そして、このデータに基づき、路面実
勾配10m毎の差分を演算し、この差分の、全体に対す
る比率を求める。その結果、同図(b)に示す如くのデ
ータを得ることができる。そして、差分の比率が0.5
%以上となったときに、路面実勾配値を記録保存する。
即ち、図3に示すステップS12の、路面勾配値を記録
する処理が行われる。更に、ステップS13にて、現在
の路面勾配値と、10m前の勾配値とが図1に示す頻度
処理結果記録部17に記録される。
【0027】その結果、以下の表1に示すように、路線
キロポイント(路線KP)における勾配変化率(%)、
10m前の勾配値(%)、及び現在勾配値(%)を得る
ことができる。
【0028】
【表1】 こうして、路線の勾配値を求め、記録保存することがで
きるようになる。また、勾配値の変化の大きさが所定値
以上のとき、即ち、0.5%以上変化したときにのみ、
路面の勾配値が記録される。従って、不要なデータの書
き込みを回避することができ、頻繁なデータの更新を防
止することができる(請求項3の効果)。
【0029】次に、図4に示すフローチャートについて
説明する。ここでの処理では、車両のカント量を計測す
る。
【0030】まず、ステップS51では、3軸ジャイロ
センサ1にて、車両のロール量を検出する。次いで、ス
テップS52では、各車高センサ3,4,5,6にて、
4輪部位における、対路面との距離を計測する。そし
て、ステップS53では、FL車高センサ3、及びRL
車高センサ5にて検出される左側2輪の路面間距離と、
FR車高センサ4、及びRR車高センサ6にて検出され
る右側2輪の路面間距離と、に基づいて、車両の姿勢分
のみを算出する。
【0031】その後、ステップS54では、3軸ジャイ
ロセンサ1より求められるロール量から、前述の処理で
求められた車両姿勢分のみを減算し、路面横断プロファ
イルを算出する。次いで、ステップS55では、ローパ
スフィルタ(図示省略)により、路面凹凸等に起因して
生じる高周波成分を取り除く処理が行われる。
【0032】そして、ステップS56では、求められた
路面横断プロファイルを、現在の路面横断プロファイル
として、メモリ内に一時的に記憶する。
【0033】ステップS57では、車両の走行距離が1
0m進んだかどうかが判断され、10m進んだ場合には
(ステップS57でYES)、ステップS58にて、走
行距離が10m進んだ時点でのステアリング舵角量を記
憶する処理が行われる。また、ステップS59にて、記
録開始スイッチ51aがオンとされているかどうかが判
断される。
【0034】記録開始スイッチ51aがオンとされてい
る場合には(ステップS59でYES)、ステップS6
0にて、路線キロポストを記録する処理が行われ、ステ
ップS61にて、路面カント量を記録する処理が行わ
れ、更に、ステップS62にて、ステアリング舵角量を
記録する処理が行われる。
【0035】そして、このような処理により、車両走行
路の、路面のカント量、ステアリング舵角、及び路線キ
ロポストの関係を、収集することができる。
【0036】次に、図5に示すフローチャートについて
説明する。ここでの処理では、路面のカーブ半径を収集
する処理が行われる。
【0037】まず、ステップS71では、3軸ジャイロ
センサ1にて、Z軸回りの角速度を計測する(Z軸は、
路面と垂直な方向)。次いで、ステップS72では、4
輪分の車輪速から、車体速度を推定する処理が行われ
る。
【0038】その後、ステップS73では、前述の処理
で求められた角速度と車体速度とに基づいて、路面の曲
率を推定する処理が行われる。そして、ステップS74
にて、車両が1m進んだかどうかが判断され、ステップ
S75では、車両が1m進む毎に、路面の曲率をメモリ
内に記憶する。
【0039】ステップS76では、車両の走行距離50
m分のデータ(曲率のデータ)が記憶されたかどうかが
判断され、50m分のデータが蓄積された場合には(ス
テップST76でYES)、ステップS77にて、走行
距離50m毎の曲率の移動平均を求める処理が行われ
る。
【0040】次いで、ステップS78にて、この曲率が
指定曲率「A」に達したかどうかが判断され、「A」に
達した場合には、ステップS79にて、指定曲率「A」
に達した路線のキロポストを記憶する。
【0041】そして、ステップS80では、路面の曲率
が指定曲率「B」(AとBの大きさの関係は任意であ
る)に達するまでの間、最大極大率を更新し続ける。ス
テップS81にて、曲率が指定曲率「B」に達した場合
には、ステップS82にて、指定曲率「B」に達したと
きの路線キロポストを一時的に記憶する処理が行われ
る。また、ステップS83にて、最大曲率(上述の処理
で更新された最大曲率)を一時的に記憶する。
【0042】ステップS84では、車線変更が無かった
かどうかが判断され、無かった場合には(ステップS8
4でYES)、ステップS85にて、記録開始スイッチ
51aがオンとされているかどうかが判断され、オンと
された場合には(ステップST85でYES)、ステッ
プS86にて、指定曲線「A」に達した路線のキロポス
トを記録し、且つ、ステップS87にて、指定曲線
「B」に達した路線のキロポストを記憶する。更に、ス
テップS88にて、最大キロポストが記録される。
【0043】このようにして、図5に示す処理では、車
両が走行する路面の曲率半径を求め、且つ路線キロポス
トの対応を示すデータを入手することができる。
【0044】次に、図6に示すフローチャートについて
説明する。ここでの処理では、車両の上下加速度を検出
することにより、最大車体角度を求める。
【0045】まず、ステップS91では、路面凹凸計測
用の上下加速度計8にて車体の上下加速度を計測する処
理が行われる。次いで、ステップS92では、前輪2輪
と、後輪2輪のそれぞれの路面間距離に基づいて、車両
の姿勢分のみを演算する処理が行われる。
【0046】ステップS93では、ステップS92の処
理で求められる上下加速度が、指定上下加速度「A」に
達したかどうかが判断され、指定上下加速度「A」に達
した場合には(ステップS93でYES)、ステップS
94にて、指定加速度「A」に達した路線のキロポスト
を一時的に記録する処理が行われる。
【0047】ステップS95では、指定上下加速度
「B」に達するまでの間、最大上下加速度を更新し続け
る処理が行われ、ステップS96では、指定上下加速度
「B」に達するまでの間、最大車体角度を更新し続ける
処理が行われる。
【0048】ステップS97では、上下加速度が指定上
下加速度「B」に達したかどうかが判断され、達した場
合には(ステップST97でYES)、ステップS98
にて、記録開始スイッチ51aがオンとされているかど
うかが判断される。オンとされている場合には(ステッ
プS98でYES)、ステップS99にて、指定上下加
速度「A」に達した路線のキロポストを記録し、ステッ
プS100にて、指定上下加速度「B」に達した路線の
キロポストを記録する処理が行われる。
【0049】更に、ステップS101にて、最大上下加
速度が記録され、ステップS102にて、最大車体角度
が記録される。
【0050】このようにして、図6に示すフローチャー
トの処理では、車両が走行する路面の、上下方向の加速
度、及び車体角度を計測することができる。
【0051】次に、図7に示すフローチャートについて
説明する。ここでの処理では、車両周囲の照度を検出す
ることにより、車両がトンネル内を走行しているかどう
かを検出するものである。
【0052】まず、ステップS21では、照度センサ1
1にて車両外部の照度を計測する。次いで、ステップS
22では、計測された照度が、予め設定した指定照度
(日中の屋外よりもやや暗い照度)に達しているかどう
かが判断され、指定照度に達した場合には(ステップ
S22でYES)、ステップS23にて、この検出位置
における路線キロポストを一時記憶する。
【0053】その後、ステップS24では、指定照度
(日中の屋外の照度程度のレベル;指定照度>指定照
度)に達する前に、指定照度(トンネル内の照度程
度のレベル;指定照度<指定照度)になったかどう
かが判断される。
【0054】そして、指定照度に達する前に指定照度
になった場合には(ステップS24でYES)、車両
が橋桁の影となる部分等を通過したものと判断し、再度
ステップS21からの処理を繰り返す。
【0055】他方、指定照度に達した場合には(ステ
ップST24でNO)、車両がトンネル内に進入したも
のと判断し、ステップS25にて、入口照度勾配(Lx
/m)を求め、これをメモリ内に一時的に記憶する。な
お、Lxは照度、mは距離を示し、Lx/mは、単位距
離当たりの照度変化を示す。
【0056】次いで、ステップS26では、照度センサ
11にて検出される照度が、指定照度に達するまでの
間、即ち、指定照度と指定照度の間の照度が継続さ
れている間、トンネルの長さを更新し続ける。更に、ス
テップS27にて、指定照度に達するまでの間、最小
照度を更新し続ける。
【0057】その後、指定照度に達した場合には、ス
テップS28でYESとなり、ステップS29にて、出
口照度勾配(Lx/m)を求める。
【0058】以下、照度勾配を求めるときの様子を、図
13を参照しながら、詳細に説明する。同図(a)は、
車両がトンネル内に進入し、該トンネルを通過するまで
の間の、周囲の照度変化を示す特性図である。同図に示
すように、トンネルの入口付近では、照度は、屋外の照
度レベルの指定照度程度となっており、その後、指定
照度、指定照度の順に、照度が徐々に小さくなる。
【0059】他方、車両がトンネルの出口付近に達する
と、指定照度、指定照度の順に、照度が徐々に大き
くなる。
【0060】図13(b)は、累積走行距離と照度の関
係を示す特性図であり、同図に示すように、トンネルの
入口付近では、照度が急激に低下し、出口付近では、照
度が急激に上昇している。そして、照度勾配(Lx/
m)の大きさに基づいて、トンネル内を走行しているか
否かを判断することができ、ひいては、トンネル長さの
測定が可能であることが理解される。
【0061】そして、図7に示すステップS30では、
記録開始スイッチ51aがオンとされたかどうかが判断
され、オンとされた場合には、ステップS31にて、指
定照度に達した地点における、路線のキロポストを記
録する処理が行われる。
【0062】そして、ステップS23で記録した路線キ
ロポストのデータと、ステップS31にて記録した路線
キロポストのデータとに基づいて、ステップS32で
は、トンネル長さを求め、この結果を頻度処理結果記録
部17に記録する。
【0063】更に、ステップS33にて、トンネル内の
最小照度を記録する処理が行われ、ステップS34に
て、トンネル入口、及び出口における照度勾配(Lx/
m)が記録され、ステップS35にて、指定照度に達
した際の、路線キロポストが記録される。
【0064】その結果、例えば、以下の表2に示す如く
のデータを得ることができる。
【0065】
【表2】 こうして、車両がトンネル内を通過することにより、路
線上にトンネルが存在することを記録することができ、
且つ、該トンネルの長さをも記録することができるので
ある。
【0066】次に、図8に示すフローチャートに基づい
て、路側帯に存在する障害物を検出する際の動作につい
て説明する。まず、ステップS41では、赤外線センサ
13にて、路側帯に存在する対象物(障害物)からの反
射量を計測する。次いで、ステップS42にて、車両
(移動物体)と対象物(停止物体)とを切り分ける処理
を行う。
【0067】そして、ステップS43にて、対象物から
の反射量が指定反射量に達したかどうかが判断され、指
定反射量に達した場合には(ステップS43でYE
S)、その対象物が障害物であるものと判断して、ステ
ップS44にて、この反射量をメモリ内に記憶する。
【0068】次いで、ステップS45にて、指定反射量
に達した路線のキロポストを一時的に記憶する。
【0069】その後、ステップS46にて、記録開始ス
イッチ51aがオンとされると、ステップS47にて、
測定された障害物の反射量を、頻度処理結果記録部17
内に記録する。同時に、ステップS48にて、指定反射
量に達した路線のキロポストを頻度処理結果記録部17
内に記録する。
【0070】こうして、車両が走行する道路の路側帯に
存在する障害物を検出することができるのである。
【0071】以下、図14を参照しながら、障害物を検
出する動作を具体的に説明する。図13(a)は、障害
物を検出する様子を示す説明図であり、同図(b)は、
車両の累積走行距離と赤外線反射量との関係を示す特性
図である。
【0072】同図(a)に示すように、車両の赤外線セ
ンサ13より、赤外線が照射されると、路側帯に存在す
る看板等の障害物により、この赤外線が反射され、赤外
線センサ13に取り込まれる。
【0073】そして、同図(b)に示すように、反射量
のレベルが「4」以上となった場合には、この物体が障
害物であるものと判断する。その結果、以下の表3に示
す如くのデータを得ることができる。
【0074】
【表3】 このようにして、図8に示すフローチャートの処理を用
いることにより、路側帯の障害物の存在を確実に検出す
ることができるようになる。
【0075】次に、図9に示すフローチャートについて
説明する。ここでの処理では、路面に存在する障害物を
検出する処理が行われる。
【0076】まず、ステップS111では、赤外線セン
サ13により、路面の反射量を計測する処理が行われ
る。次いで、ステップS112では、車両と路面を切り
分ける処理が行われる。
【0077】そして、ステップS113では、計測され
る反射量が、指定反射量に達したかどうかが判断され、
更に、ステップS114にて、ブレーキが踏まれていな
いかどかが判断される。次いで、指定反射量に達し、且
つブレーキが踏まれていない場合には、ステップS11
5にて、対象路面を障害物と判断し、このときの反射量
を一時的に記憶する処理が行われる。
【0078】更に、ステップS116では、指定反射量
に達したときの路線キロポストを記憶する。
【0079】ステップS117では、記録開始スイッチ
51aがオンとされているかどうかが判断され、オンと
されている場合には(ステップS117でYES)、ス
テップS118にて、対象路面を障害物と判断し、反射
量を記録する。
【0080】また、ステップS119では、指定反射量
に達した路線のキロポストを記録する処理が行われる。
【0081】このようにして、図9に示すフローチャー
トの処理では、路面に存在する障害物を検出することが
できるのである。
【0082】次に、図10に示すフローチャートについ
て説明する。ここでの処理では、路面に敷設されている
白線、及び白線の継続距離を収集する。
【0083】まず、ステップS121では、白線認識カ
メラ19にて、路面に敷設された白線を捕捉する。次い
で、ステップS122にて、当該車両が斜線変更してい
ないかどうかの判断が行われる。斜線変更していない場
合には(ステップS122でYES)、ステップS12
3にて、捕捉された白線が所定距離分継続しているかど
うかが判断される。
【0084】そして、所定距離分継続している場合には
(ステップS123でYES)、ステップS124に
て、継続開始キロポストを、一時的に記憶する処理が行
われる。次いで、ステップS125にて、対象白線の継
続距離を計測し続ける。
【0085】ステップS126にて、斜線変更していな
いかどうかが判断され、斜線変更していない場合には
(ステップS126でYES)、ステップS127に
て、白線が途切れていないかどうかが判断される。白線
が途切れていない場合には(ステップS127でYE
S)、ステップS128にて、記録開始スイッチ51a
がオンとされているかどうかが判断され、オンとされて
いる場合には(ステップS128でYES)、ステップ
S129にて、継続開始位置の路線キロポストを記録す
る処理が行われる。
【0086】他方、ステップS130にて、継続終了の
路線キロポストが記録される。更に、ステップS131
にて、白線継続距離が記録される。
【0087】こうして、路面に敷設された白線が検出さ
れ、該白線のデータが収集されるのである。
【0088】このようにして、本実施形態に係る道路情
報収集装置では、車両が路線を走行することにより、当
該路線の各種の情報、即ち、路面勾配値、路面のカント
量、走行路のカーブ半径、路面の凹凸状態、トンネルの
存在及びその長さ、路側帯に存在する障害物、路面に存
在する障害物、及び、路面に敷設された白線、を計測
し、これらのデータを記録保存することができるので、
路線走行時に有用な道路情報を容易、且つ高精度に収集
することができるようになる(請求項1,2の効果)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置が
有する各構成要素が、車体に配置される様子を示す説明
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、車両のピッチング量
に基づいて路面勾配値を計測する場合を示す。
【図4】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、車両のロール量に基
づいてカント量を計測する場合を示す。
【図5】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、Z軸回りの角速度に
基づいてカーブ半径を計測する場合を示す。
【図6】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、車両の上下加速度に
基づいて路面の凹凸状態を計測する場合を示す。
【図7】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、車両周囲の照度に基
づいて、トンネルの存在及びその長さを計測する場合を
示す。
【図8】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、路側帯に存在する障
害物を検出する場合を示す。
【図9】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置の
動作を示すフローチャートであり、路面に存在する障害
物を検出する場合を示す。
【図10】本発明の一実施形態に係る道路情報収集装置
の動作を示すフローチャートであり、路面に敷設された
白線を検出する場合を示す。
【図11】車両が勾配を有する路面を走行しているとき
の様子を示す説明図である。
【図12】累積走行距離と路面実勾配(%)との関係を
示す特性図である。
【図13】照度勾配を求める際の様子を示す説明図であ
る。
【図14】赤外線センサにより、路側帯に存在する障害
物を検出する様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 3軸ジャイロセンサ 2 分岐器 3 FL車高センサ 4 FR車高センサ 5 RL車高センサ 6 RR車高センサ 7 増幅アンプ 8 上下加速度計 9 増幅アンプ 10 メインアンプ 11 照度センサ 12 ウインカーセンサ 13 赤外線センサ 14 入力端子 15 時系列データ演算部 16 頻度処理演算部 17 頻度処理結果記録部 18 舵角センサ 19 白線認識カメラ 20 車輪速センサ 50 車載演算装置 51 演算装置制御用PC 51a 記録開始スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 Z Fターム(参考) 2C032 HB11 HD26 5B057 AA16 BA11 CA20 CH01 DA06 5H180 AA01 CC02 CC04 CC27 FF27 LL01 LL04 5L096 BA04 CA02 FA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が走行する道路に関する情報を収集
    する道路情報収集装置において、 道路の路面に関する情報を収集する路面情報収集手段
    と、 車両の周囲環境を収集する周囲環境収集手段と、 を具備したことを特徴とする道路情報収集装置。
  2. 【請求項2】 前記周囲環境収集手段は、トンネルの有
    無の情報、橋桁の有無の情報、路側帯の障害物の有無の
    情報、白線の連続率の情報、の各情報のうちの、少なく
    とも一つの情報を収集することを特徴とする請求項1に
    記載の道路情報収集装置。
  3. 【請求項3】 前記路面情報収集手段、及び前記周囲環
    境収集手段は、予め収集されている情報に対して、新た
    に収集された情報に変化が発生したときにのみ、その情
    報を取得することを特徴とする請求項1または請求項2
    のいずれかに記載の道路情報収集装置。
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