JP2003345088A - ゴムロール - Google Patents

ゴムロール

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JP2003345088A JP2002152505A JP2002152505A JP2003345088A JP 2003345088 A JP2003345088 A JP 2003345088A JP 2002152505 A JP2002152505 A JP 2002152505A JP 2002152505 A JP2002152505 A JP 2002152505A JP 2003345088 A JP2003345088 A JP 2003345088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール表面の摩擦係数の低減、ロール使用時
の抵抗変化の抑制、さらには高耐久性を実現する。 【解決手段】 芯金2とその外周側に1層以上の層とを
有し、その最外層がゴム層であるゴムロール1におい
て、最外層であるゴム層の表面の表面粗さRmaxを
2.0μm〜15.0μmにすると共に、ゴム層の表層
に酸化被膜を形成し、酸化被膜形成前の印加電圧50V
におけるロール抵抗をR50とし、酸化被膜形成後の印
加電圧50Vにおけるロール抵抗をR50aとしたと
き、logR50a−logR50=0.2〜1.5と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムロールに関
し、詳しくは、良好な帯電特性を有し、プリンター等の
画像形成機構に用いられる導電性ロールとして好適なゴ
ムロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザープリンターの高速化、高
画質化が急速に広まっている。レーザープリンターにお
いて、画像形成の初期プロセスで、画像に直結する感光
体やその近傍部材には、高精度化、高耐久性、高速化
(応答性の良さ)、が求められている。よって、このよ
うなレーザープリンターの画像形成機構に用いられ、特
に、帯電したトナーを均一に受け取り、受け取ったトナ
ーを均一に感光体上に描かれた潜像に供給する「現像ロ
ール」等には、ロール表面の表面精度(表面粗さ)やロ
ール形状の高精度(真円性、振れ性)化が必要不可欠に
なってきている。
【0003】また、プリンター市場も競争が激化する
中、部材等のコスト削減が広く行われるようになり、よ
りコンパクトな設計が望まれている。このため、上記現
像ロールは、従来主流であったマグネット方式によるも
のから、ゴム等を使用した弾性タイプに移行しつつあ
る。このような弾性ロールにはバイアス電圧が加えられ
たトナーが均一に付着できるように設定されている。そ
のため、この種の弾性ロールには、500V印加時で、
10〜10Ω程度の抵抗値が必要となる。
【0004】さらに、上記のような高精度化、高耐久性
等の要求により、弾性ロールにも金属製ロール並の表面
精度が求められるようになってきている。よって、ロー
ル表面の表面精度を極めて高めるため、あるいはトナー
の付着性を改良するために、高度なコーティング法や表
面処理方法等の種々の提案がなされている。
【0005】例えば、特開昭54−57576号では、
加硫ゴム表面に200〜430nmの紫外線を照射して
ゴム表面を改質する加硫ゴムの表皮面の改質法が提案さ
れている。また、特開平8−292640号では、EC
Oと不飽和ゴムとのブレンド系からなるゴム層を有し、
該ゴム層が紫外線照等により表面処理されているゴムロ
ールが提案されている。さらに、特開平4−24642
7号では、表面に被搬送物と接触するゴム層を有するゴ
ムロールにおいて、該ゴム層の表面を塩素系溶剤あるい
は紫外線照射により表面処理してなるゴムロールが提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
54−57576号は、紫外線の照射により加硫ゴム表
面を改質することのみが特徴とされ、単に紫外線を照射
するだけではゴムロールとした時に高精度や良好な帯電
特性を得ることができないという問題がある。また、ゴ
ム表皮がプレス面の場合には、上記のような高精度なロ
ールは形成できない上に、再外層の加硫状態も均一でな
く、精度の良いゴムロールが作製できないという問題が
ある。
【0007】また、特開平8−292640号のゴムロ
ールでは、200〜450nmの紫外線を照射して摩擦
係数を低減しているが、現像ロール等とした時に、均一
な表面が得られず、ロール使用時の抵抗変化の抑制が不
十分である上に、高耐久性を実現できないという問題が
ある。さらに、特開平4−246427号のゴムロール
も、現像ロール等とした時に、ロール使用時の抵抗変化
の抑制が不十分である上に、高耐久性を実現できないと
いう問題がある。
【0008】さらには、特殊なコーティング材料等を用
い表面精度を向上させることも考えられるが、コーティ
ング材料が基材の性質に影響を及ぼすため、ゴムロール
にコーティングしても所要のロール性能が得られないと
いう問題がある。また、コーティング装置等には設備投
資が必要であり、コスト高となるという問題がある。
【0009】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
のであり、ロール表面の摩擦係数の低減、ロール使用時
の抵抗変化の抑制、さらには高耐久性を実現するゴムロ
ールを提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、芯金とその外周側に1層以上の層とを有
し、その最外層がゴム層であるゴムロールであって、上
記最外層であるゴム層の表面の表面粗さRmaxが2.
0μm〜15.0μmであると共に、上記ゴム層の表層
には酸化被膜が形成され、酸化被膜形成前の印加電圧5
0Vにおけるロール抵抗をR50とし、酸化被膜形成後
の印加電圧50Vにおけるロール抵抗をR50aとした
とき、logR50a−logR50=0.2〜1.5
であることを特徴とするゴムロールを提供している。
【0011】本発明者は、鋭意研究の結果、最外層であ
るゴム層表面が鏡面状に仕上げられたゴムロールにおい
て、ゴム層の表面に酸化被膜を形成させ、酸化被膜を形
成しない状態でのロール抵抗値に対し所定の抵抗上昇を
得ることで、摩擦係数の低減とロール使用時の抵抗変化
の抑制、さらには高耐久性とを実現できることを見出し
た。よって、ロール表面のすべりが小さく、かつ均一で
あるため、トナー離れが良好である上に、長期に渡って
帯電特性に優れ、特に、1成分トナーを感光体潜像する
現像ローラに好適なゴムロールを得ることができる。
【0012】上記最外層であるゴム層の表面を鏡面状に
仕上げ、表面粗さRmaxを2.0μm〜15.0μm
としているため、ゴムの弾性を維持しつつ良好な表面精
度を得ることができ均一なトナーの受け渡しが可能とな
る上に、均一な酸化被膜を形成することができる。な
お、好ましい範囲は4.0μm〜10.0μmである。
【0013】酸化被膜形成前の印加電圧50Vにおける
ロール抵抗をR50とし、酸化被膜形成後の印加電圧5
0Vにおけるロール抵抗をR50aとしたとき、log
R50a−logR50=0.2〜1.5としているの
は、0.2より小さいと低摩擦係数を実現しにくく耐久
性も向上しいくいためである。一方、1.5より大きい
とロール使用時の抵抗変化が大きくなり、良好な帯電特
性が得られないためである。また、安定して電圧を負荷
することができる50Vという低電圧時のロール抵抗を
指標値としているため、酸化被膜形成による微小な抵抗
上昇を精度良く捉えることができる。なお、好ましい範
囲は0.6〜1.2である。
【0014】上記酸化被膜は、紫外線照射あるいは/及
びオゾン照射により形成されてなることが好ましい。特
に、紫外線照射を行う場合には、ゴム層の表面と紫外線
ランプとの距離やゴムの種類等により異なるが、波長が
100nm〜400nmの紫外線を3分〜30分間照射
することが好ましい。
【0015】上記最外層であるゴム層のゴム成分とし
て、エピクロルヒドリンゴムを全ゴム成分に対して20
重量%〜100重量%の割合で配合すると共に、該エピ
クロルヒドリンゴムの重量に対して受酸剤を0.5重量
%以上5.0重量%以下の割合で配合している。
【0016】ハロゲン系ゴムであるエピクロルヒドリン
ゴムを全ゴム成分に対して20重量%〜100重量%の
割合で配合することにより、良好な酸化被膜を形成する
ことができる。エピクロルヒドリンゴムを他のゴムと混
合する場合には、特にクロロプレンゴム(CR)、アク
リロニトリルブタジエンゴム(NBR)と混合するのが
好ましい。
【0017】上記エピクロルヒドリンゴムの重量に対
し、受酸剤を0.5重量%以上5.0重量%以下の割合
で配合しているのは、0.5重量%よりも少ないと、エ
ピクロルヒドリンの加硫反応時に発生する塩化水素によ
る加硫阻害および感光体汚染を防止する効果が生じない
ためである。一方、5.0重量%よりも多いと、硬度が
上がるという問題があるためである。好ましくは1.0
重量%以上4.5重量%以下である。
【0018】受酸剤としては、分散性にも優れるので特
にハイドロタルサイト類が好ましい。その他、受酸剤と
しては、酸受容体として作用する種々の物質を用いるこ
とができる。
【0019】上記エピクロルヒドリンゴムとしは、種々
のエピクロルヒドリン系重合体が挙げられる。例えば、
エピクロルヒドリン(EP)単独重合ゴム、エピクロル
ヒドリン−エチレンオキサイド(EO)共重合体、エピ
クロルヒドリン−プロピレンオキサイド(PO)共重合
体、エピクロルヒドリン−アリルグリシジルエーテル
(AGE)共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオ
キサイド−アリルグリシジルエーテル共重合体、エピク
ロルヒドリン−プロピレンオキサイド−アリルグリシジ
ルエーテル共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオ
キサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエ
ーテル共重合体等が挙げられる。
【0020】上記ゴム層のゴム成分としては、極性ゴム
が好ましく、上記エピクロルヒドリンゴム、クロロプレ
ンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(N
BR)以外にも、エピハロヒドリンゴム、ブタジエンゴ
ム(BR)、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム(I
IR)、フッ素ゴム、イソプレンゴム(IR)、ウレタ
ンゴム(U)、シリコーンゴム(Si)、アクリルゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPD
M)等のゴム単体及びこれらのブレンド物を用いること
ができる。その他の各種ゴム、不飽和ゴム、熱可塑性ゴ
ム等の種々のエラストマー材料を用いることができる。
【0021】酸化被膜形成後の印加電圧500Vにおけ
るロール抵抗値が10Ω〜10Ω、好ましくは10
Ω〜10Ωであるのが良い。上記範囲としているの
は、電気抵抗が上記範囲より小さいと電流が流れすぎ、
画像不良が発生しやすいためである。一方、上記範囲よ
り大きいとトナー供給等の効率が低下し実用に適しにく
いためである。
【0022】また、上記ゴム層のゴム成分100重量部
に対して、可塑成分を5重量部以下の割合で配合してい
るのが好ましい。これにより、良好な酸化被膜を形成す
ることができる。可塑成分が5重量部より大きいと酸化
被膜を形成する際にブリードが生じたり、プリンターに
装着した際や運転した際に感光体を汚染しやすくなるた
めである。上記可塑成分としては、加工助剤として用い
られるステアリン酸等の脂肪酸、ジブチルフタレート
(DBP)やジオクチルフタレート(DOP)、トリク
レジルフォスフェート等の各種可塑剤、第4級アンモニ
ウム塩等のイオン導電剤等が挙げられる。
【0023】加硫剤としては、特に、低電気抵抗を実現
できるため、粉末硫黄が好ましい。また、硫黄、有機含
硫黄化合物の他、過酸化物なども使用可能である。有機
含硫黄化合物としては、例えば、テトラメチルチウラム
ジスルフィド、N,N−ジチオビスモルホリンなどが挙
げられる。過酸化物としてはベンゾイルペルオキシド等
を挙げることができる。加硫剤の添加量は、ゴム成分1
00重量部に対して、0.5重量部以上5重量部以下、
好ましくは1重量部以上3重量部以下が良い。
【0024】また、硫黄と共にチオウレア類を配合する
のが好ましい。特に、エピクロルヒドリンゴムを硫黄と
チオウレア類で加硫すると、圧縮永久ひずみが15%以
下となり耐久性が良好となる上に、研磨加工時の精度確
保を容易にすることができ、さらには紫外線による酸化
被膜形成効果も高めることができる。その他、トリアジ
ン誘導体等を用いることもできる。
【0025】具体的には、上記ゴム成分100重量部に
対して、チオウレア類を0.2重量部以上3重量部以
下、好ましくは1重量部以上2重量部以下の割合で配合
するのが良い。上記チオウレア類としては、テトラメチ
ルチオウレア、トリメチルチオウレア、エチレンチオウ
レア、及び(C2n+1NH)C=S (n=1
〜10の整数)で示されるチオウレア等よりなる群から
選択される1種又は複数種のチオウレアを用いることが
できる。
【0026】また、酸化被膜形成に影響を及ぼさない範
囲で、ゴム層の劣化防止のために、各種老化防止剤を配
合することもできる。さらに、機械的強度を向上させる
ために、必要に応じてシリカ、カーボンブラック、クレ
ー、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の充填剤
を配合しても良い。充填剤はゴム組成物中、30重量%
以下とするのが好ましい。充填剤の比率が上記範囲を越
えると、ゴムの柔軟性が低下してしまうことがあるから
である。
【0027】ゴムロールは円筒状に成形した状態で、そ
のゴム層の肉厚は0.5mm〜10mm、好ましくは2
mm〜6mmであるのが好ましい。これは、肉厚が2m
mより小さいと適当なニップを得にくいためであり、1
0mmより大きいと部材が大きすぎて小型軽量化を図り
にくいためである。なお、ローラの外径寸法の精度であ
る振れ精度は100μm以下、さらには50μm以下が
好ましい。
【0028】ゴムロールはゴム層1層のみとしても良い
し、最外層となるゴム層以外に、ローラの抵抗調整や、
表面保護等のために2層、3層等の複層構造としても良
く、要求性能に応じて各層の配合、最外層以外の積層順
序、積層厚み等を適宜設定することができる。本発明の
ゴムロールは、現像ローラ以外にも、プリンタ、複写機
等で使用される帯電ローラ、転写ローラ等の導電性ロー
ラとして用いることもできる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示すように、ゴムロール1は
円筒形状であり、その中空部に円筒形状の芯金(シャフ
ト)2を圧入し、両者を接着剤で接合して取り付けてい
る。ゴムロール1は、芯金の外周側に配置され、ゴム層
1層のみからなる構成としている。
【0030】ゴム層のゴム成分として、エピクロルヒド
リンゴム(エチレンオキサイド(EO)/エピクロルヒ
ドリン(EP)/アリルグリシジルエーテル(AGE)
の共重合比率が56モル%/40モル%/4モル%)7
5重量部、NBRを25重量部用いている。また、エピ
クロルヒドリンゴムの重量に対して受酸剤であるハイド
ロタルサイト類を3重量部配合している。
【0031】さらに、加硫剤として硫黄粉末、加硫促進
剤(エチレンチオウレア)、カーボン、炭酸カルシウム
を配合しゴム組成物を得ている。このゴム組成物を混練
した後、押出機で円筒状に押出して予備成形し、これを
所定寸法に裁断して予備成形体を得ている。この予備成
形体を加硫缶に投入し、ゴム成分が架橋する温度で加硫
している。加硫後、芯金を円筒内に装着しロールを得て
いる。
【0032】円筒研磨機によりロール表面を研磨し、ロ
ール表面粗さRmaxが7.1μmとなるように鏡面仕
上げを行い、水洗いをした後に、紫外線照射機により紫
外線(184.9nm)を照射し酸化被膜を形成してい
る。90度毎に5分間、紫外線を照射し、4回回転させ
てローラ全周に酸化被膜を形成させている。
【0033】酸化被膜形成前の印加電圧50Vにおける
ロール抵抗R50は106.4Ωであり、酸化被膜形成
後の印加電圧50Vにおけるロール抵抗R50aは10
7. Ωであり、logR50a−logR50=0.
8としている。また、酸化被膜形成後の印加電圧500
Vにおけるロール抵抗値が106.3Ωとしている。
【0034】このように、表面粗さが7.1μmである
鏡面状とした平滑な表面を有するゴムロールにおいて、
所定の抵抗上昇が得られるようにその表面に酸化被膜を
形成することで、摩擦係数の低減とロール使用時の抵抗
変化の抑制、さらには高耐久性とを実現している。よっ
て、ロール表面のすべりが小さく、かつ均一であるた
め、トナー離れが良好である上に、長期に渡って帯電特
性に優れ、特に、1成分トナーを感光体潜像する現像ロ
ーラに好適である。
【0035】以下、本発明のゴムロールの実施例、比較
例について詳述する。実施例および比較例について、各
々下記の表1、2及び下記に記載の配合からなる材料
に、必要に応じてステアリン酸、第4級アンモニウム塩
等の可塑成分を適量加えて、バンバリーミキサで混練り
後、押出機にて外径φ22mm、内径φ9.5mmのチ
ューブ状に押し出し加工を施し、加硫用のシャフトに装
着し、加硫缶にて160℃で1時間加硫を行い、導電性
接着剤を塗布したφ10mmのシャフトに装着して16
0℃のオーブン内で接着した。その後、端部を成型し、
円筒研磨機でトラバース研磨、仕上げ研磨として鏡面研
磨を施し、φ20mm(公差0.05)で各々所定の表
面粗さに仕上げた。ロール表面を水洗いした後、後述す
る方法により50Vの電圧を印加しロール抵抗R50を
測定した。
【0036】さらに、表1、2に示すように、必要に応
じて紫外線照射機(セン特殊光源(株)製、PL21−
200)で各々所定時間紫外線(184.9nm)を照
射し、最表層を仕上げた。90度毎に所定の照射時間、
紫外線を照射し、ローラを4回回転させてローラ全周
(360度)に酸化被膜を形成させた。表中の照射時間
は一面当たり(90度範囲)の時間を指す。酸化被膜形
成後に、後述する方法により50Vの電圧印加時のロー
ル抵抗R50a、及び500Vの電圧印加時のロール抵
抗を測定した
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】・ゴム層(表中の各重量部で用いた) ダイソー(株)製:エピクロルヒドリンゴム(GEC
O) エピクロマーCG102(エチレンオキサイド
(EO)/エピクロルヒドリン(EP)/アリルグリシ
ジルエーテル(AGE)の共重合比率が56モル%/4
0モル%/4モル%) 日本ゼオン(株)製:CR ネオプレンWRT 日本ゼオン(株)製:NBR ニッポール401LL ・加硫剤 粉末硫黄:硫黄 ゴム成分に対して1.0重量部 加硫促進剤:川口化学製、アクセル22−S エチレン
チオウレア ゴム成分に対して0.5重量部 ・その他 受酸剤:ハイドロタルサイト(DHT−4A−2)、
(エピクロルヒドリンゴム(GECO)に対して3重量
%の割合で配合) カーボン:ゴム成分に対して2重量部 炭酸カルシウム:ゴム成分に対して20重量部
【0040】(実施例1乃至実施例7)実施例1乃至実
施例7は、ゴム成分として、エピクロルヒドリンゴムを
20重量部〜100重量部の範囲で用いた。実施例1、
4、6では、他のゴム成分としてCRとNBRを混合し
た。エピクロルヒドリンゴムに対して3重量%のハイド
ロタルサイトを配合した。表1の条件で酸化被膜を形成
し、各々、logR50a−logR50の値を0.2
〜1.5の範囲に調整した。また、ロールの表面粗さを
2.0μm〜15.0μmの範囲に設定した。
【0041】(比較例1乃至比較例4)表2に示すよう
に、各々、logR50a−logR50の値を調整
し、ロールの表面粗さも設定した。
【0042】上記のように作製した各実施例および比較
例のゴムロールについて、下記の特性測定を行った。そ
の結果を上記表1、2の下欄に示す。
【0043】(ロール電気抵抗の測定)図2に示すよう
に、芯金2を通した導電性ローラ1をアルミドラム3上
に当接搭載し、電源4の+側に接続した内部抵抗r(1
00Ω)の導線の先端をアルミドラム3の一端面に接続
すると共に電源4の一側に接続した導線の先端導電性ロ
ーラ1の他端面に接続して測定した。上記電線の内部抵
抗rにかかる電圧を検出し、検出電圧Vとした。この装
置において、印加電圧をEとすると、ロール抵抗RはR
=r×E/(V−r)となるが、今回−rの項は微少と
みなし、R=r×E/Vとした。芯金2の両端に500
gずつの荷重Fをかけ、30rpmで回転させた状態
で、印加電圧Eを上記所定の電圧(50V、500V)
とした時の検出電圧Vを4秒間で100個測定し、上式
によりRを算出した。なお、上記測定は、温度23℃、
相対湿度55%の恒温恒湿条件下で行った。
【0044】(印刷試験)トナー離れ、トナー帯電の均
一性、経時安定性(耐久性)を調査するため、市販のレ
ーザープリンタ(ブラザー工業製:HL1440)に実
施例及び比較例の各ゴムロールを装着して画像を確認す
ることで性能評価を行った。画像評価(初期画像)は、
ハーフトーン画像(初期画像)を印刷した際の濃淡ムラ
とした。「◎」極めて良好、「○」良好、「△」ムラが
目立つ、「×」ムラが大として評価した。耐久評価(3
000枚印刷)はトナーボックスが完全に空にならない
ように表示の半数である3000枚印刷により初期画像
との差を比較して評価した。「◎」変化なし、「○」ほ
とんど変化なし、「△」変化が大きい、「×」変化が非
常に大きいとして評価した。
【0045】表1に示すように、実施例1〜7のゴムロ
ールはlogR50a−logR50の値が規定範囲内
である上に、ロール表面粗さも規定範囲内であるため、
印刷試験の結果に問題がなく、いずれも実機としての使
用上、問題のないことが確認できた。
【0046】一方、表2に示すように、比較例1はlo
gR50a−logR50の値が0.1と非常に小さい
値であるため、印刷試験の結果が悪かった。特に耐久性
が悪かった。比較例2はlogR50a−logR50
の値が0であるため、印刷試験の結果が悪かった。
【0047】比較例3はlogR50a−logR50
の値が1.6と大きいため印刷試験の結果が悪かった。
また、異臭が発生し、ゴムも劣化した。比較例4は表面
粗さが15.8μmと大きいため印刷試験の結果が悪か
った。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、最外層であるゴム層表面が鏡面状に仕上げら
れたゴムロールにおいて、ゴム層の表面に酸化被膜を形
成させ、酸化被膜を形成しない状態でのロール抵抗値に
対し所定の抵抗上昇を得ることで、摩擦係数の低減とロ
ール使用時の抵抗変化の抑制、さらには高耐久性とを実
現することができる。よって、ロール表面のすべりが小
さく、かつ均一であるため、トナー離れが良好である上
に、長期に渡って帯電特性に優れ、特に、1成分トナー
を感光体潜像する現像ローラに好適である。
【0049】このように、トナーとの摩擦係数が小さい
ために、トナー離れが良く、画像ムラのない良好な画像
を得ることができる。また、粒径が小さいトナー、均一
な形状の重合トナー等を用いた場合にも、良好な画像を
得ることができる。よって、プリンターの高速化、コン
パクト化、高画質化への対応を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴムロールの概略図である。
【図2】 ゴムロールの電気抵抗の測定方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ゴムロール 2 芯金 3 アルミドラム 4 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 103 G03G 15/16 103 Fターム(参考) 2H077 AD06 AE04 FA01 FA12 FA22 FA25 2H171 FA24 FA25 FA26 FA27 FA30 GA25 PA02 PA08 PA09 PA14 QB03 QB35 QB47 QC03 TA02 TA17 TB12 UA03 UA07 UA10 UA12 VA04 VA06 XA02 XA12 2H200 FA02 GA49 HA02 HA28 HB12 HB22 HB43 HB45 HB46 HB48 JA01 JA23 JA25 JA26 JA28 MA03 MA13 MA17 MB01 MB04 MC06 NA02 3J103 AA02 AA12 AA32 AA51 AA85 BA41 EA02 EA03 EA07 EA11 EA20 FA12 FA30 GA02 GA58 HA03 HA12 HA53 HA54

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金とその外周側に1層以上の層とを有
    し、その最外層がゴム層であるゴムロールであって、 上記最外層であるゴム層の表面の表面粗さRmaxが
    2.0μm〜15.0μmであると共に、 上記ゴム層の表層には酸化被膜が形成され、酸化被膜形
    成前の印加電圧50Vにおけるロール抵抗をR50と
    し、酸化被膜形成後の印加電圧50Vにおけるロール抵
    抗をR50aとしたとき、logR50a−logR5
    0=0.2〜1.5であることを特徴とするゴムロー
    ル。
  2. 【請求項2】 上記酸化被膜は、紫外線照射あるいは/
    及びオゾン照射により形成されてなる請求項1に記載の
    ゴムロール。
  3. 【請求項3】 上記最外層であるゴム層のゴム成分とし
    て、エピクロルヒドリンゴムを全ゴム成分に対して20
    重量%〜100重量%の割合で配合すると共に、該エピ
    クロルヒドリンゴムの重量に対して受酸剤を0.5重量
    %以上5.0重量%以下の割合で配合してなる請求項1
    または請求項2に記載のゴムロール。
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