JP4499148B2 - インキ被膜用平坦化ローラ - Google Patents

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Description

本発明は、インキ被膜を平坦化するためのロラに関する。
液晶ディスプレイパネルのカラーフィルタは、例えば、透明基板に、レッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の3色の着色フィルタ層形成用インキからなるインキ被膜を形成する工程と、インキ被膜を加熱、硬化して着色フィルタ層を形成する工程と、を経て、製造される。
しかし、印刷により形成されるインキ被膜は、通常、中央部分が丸く盛り上がった、いわゆるかまぼこ型の断面形状を有しており、その表面の平坦性が乏しい。また、インキ被膜の平坦性が乏しいために、着色フィルタ層を透過する光が拡散され、これにより、着色フィルタ層の光透過性の低下、カラーフィルタの色ムラ、カラーフィルタ上に形成される液晶層の配向性の低下などが生じる。
そこで、透明基板上に印刷されたインキ被膜をローラやシートでプレスし、インキ被膜の表面を平坦化することが試みられている(特許文献1〜6)。
特開昭62−280804号公報 特開平3−156419号公報 特開平3−154003号公報 特開平2−297502号公報 特開平8−234013号公報 特開平8−75914号公報
しかるに、特許文献1および2に記載の発明では、インキ被膜の平坦化部材として、PETなどのフィルムや研磨ガラスなどのガラス基板を用いているため、平坦化部材にインキが付着する逆転写を生じるという不具合がある。また、特許文献3に記載の発明では、インキ被膜全体を離けいフィルムで被覆し、シリコンゴムを介してエアーで加圧することで(同文献の図1参照)、インキ被膜表面に均一な圧力をかけているが、インキ被膜全体を面で圧着するため、離けいフィルムとインキ被膜との間に生じた隙間を加圧によって埋めることが困難になり、平坦化の効果が十分に得られないという不具合がある。
また、特許文献4〜6に記載の発明では、平坦化部材として、ブランケット胴(特許文献4)、シリコンシートなどで表面を覆われた適当な硬度のローラ(特許文献5)、四フッ化エチレン樹脂などの表面エネルギーの低い非粘着性材料を表面にコーティングした金属ローラ(特許文献6)などが用いられている。このため、平坦化部材へのインキの逆転写を抑制しつつ、平坦化処理をすることができるものの、カラーフィルタ全体の色ムラを軽減するという技術的課題の解決については、その効果が依然として不十分であった。
さらに、近年、液晶ディスプレイパネルは、大型化だけでなく、高精度化も進んでいるため、カラーフィルタの色ムラの抑制が強く望まれている。
そこで、本発明の目的は、透明基板上に形成されたインキ被膜の表面を平坦化するための平坦化ローラであって、インキの逆転写を防止しつつ、上記透明基板の透過光に色ムラが発生することを抑制できるインキ被膜用平坦化ローラを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のインキ被膜用平坦化ローラは、シリンダと、前記シリンダの外周面に巻きつけられて固定された平坦化シートとを備え、透明基板上に形成された着色インキ被膜の表面に前記平坦化シートが巻きついた前記シリンダを押圧しながら転がすことにより、前記インキ被膜の表面を平坦にするためのインキ被膜用平坦化ローラであって、前記平坦化シートは、可撓性を有する基材層と、前記基材層の一方側表面に形成された離型層と、前記基材層の他方側表面に形成された弾性層とからなる3層構造シートであり前記弾性層の表面と前記シリンダの前記外周面とが向かい合うように前記シリンダに巻きつけられていて、前記離型層は、前記基材層側と反対側の表面において、算術平均粗さ(R)が30〜280nmであり、かつ、臨界表面張力(γ)が30mN/m以下であり、前記弾性層は、厚みが100〜5000μmであり、かつ、圧縮弾性率(E)が0.5〜20MPaであることを特徴としている。
このインキ被膜用平坦化ローラによれば、上記離型層と、基板上に形成されたインキ被膜との接触によるインキの逆転写、それに伴うインキ被膜への欠陥発生や、弾性層表面への異物の付着によるインキ被膜への凹凸の転写を防止しつつ、インキ被膜を均一にプレスすることができ、しかも、インキ被膜の表面に、粗さの低減と、膜厚の均等化とを実現することができる。しかも、平坦化シートの弾性層側表面に異物が付着した場合や、平坦化シートを担持するシリンダの外周面と平坦化シートの弾性層側表面との間に異物が混入した場合であっても、上記弾性層がクッションとなるため、上記異物をインキ被膜上に凹凸として転写することを防止することができる。
また、例えば、液晶ディスプレイパネルのカラーフィルタにおける色ムラは、透明基板上に形成されたインキ被膜のわずかな厚みの差が原因となって認識されると考えられている。特に、透明基板のある程度の領域に着目した場合に、その領域内でのインキ被膜の厚みの傾きと、他の領域内でのインキ被膜の厚みの傾きに差が生じることで、色ムラがより一層顕著に認識されると考えられている。それゆえ、個々のインキ被膜の厚みを均一にすることや、カラーフィルタ全体でのインキ被膜の厚みが平均化されることだけでは、色ムラを解消する効果が不十分である。一方、上記インキ被膜用平坦化ローラのように、算術平均粗さが所定の範囲に設定された離型層を備える部材で平坦化処理をしたときは、インキ被膜の表面に極めて微細な凹凸を、一様に形成することができる。また、これにより、たとえ、カラーフィルタのある領域内でのインキ被膜の厚みの傾きと、他の領域内でのインキ被膜の厚みの傾きとの間に、色ムラを発生させ得る差異が生じていたとしても、平坦化処理によってインキ被膜に形成された微細な凹凸が光を適度に散乱させるため、各上記領域間の境界を目立たなくすることができ、色ムラの発生を抑制できる。
それゆえ、本発明のインキ被膜用平坦化ローラによれば、インキの逆転写を抑制しつつ、さらには、異物に起因する凹凸の転写を抑制しつつ、透明基板上に形成されたインキ被膜の表面を平坦化し、上記透明基板の透過光に色ムラが発生することを抑制できる。
本発明のインキ被膜用平坦化ローラにおいては、前記着色インキ被膜が、カラーフィルタの着色フィルタ層用インキからなる被膜であることが好適である。すなわち、本発明のインキ被膜用平坦化ローラは、液晶カラーフィルタの着色フィルタ層のための平坦化部材として好適である。
本発明のインキ被膜用平坦化ローラによれば、インキの逆転写を抑制しつつ、さらには、異物に起因する凹凸の転写を抑制しつつ、透明基板上に形成されたインキ被膜の表面を平坦化することができる。しかも、こうしてインキ被膜の表面を平坦化することで、上記透明基板の透過光に色ムラが発生することを抑制できる。このようなインキ被膜用平坦化ローラは、例えば、液晶カラーフィルタの着色フィルタ層の形成などに好適である。
図1は、本発明のインキ被膜用平坦化部材の一実施形態を示す部分切欠き斜視図であって、図2は、図1に示すインキ被膜用平坦化部材の層構造を示す部分拡大断面図である。また、図3は、本発明のインキ被膜用平坦化部材の使用状態の一例を模式的に示す説明図である。以下、図1〜3を参照しつつ、本発明を説明する。なお、以下の説明において、複数の実施形態を通じて同一または同種の部分には、同一の符号を示す。
図1を参照して、インキ被膜用平坦化部材1は、基材層2と、基材層2の一方側表面3に重ね合わされる離型層4と、基材層の他方側表面5に重ね合わされる弾性層6と、を備えている。
基材層2は、離型層4の支持基材である。後述するように、離型層4は、厚さ数μm程度の薄層であることから、離型層4の平滑性は基材層2の平滑性に大きく左右される。そこで、基材層2の表面粗さは、後述するように、離型層4に要求される表面粗さの程度に応じて、適宜の範囲に設定される。
また、基材層2には、可撓性が要求される。基材層2が可撓性を有することで、インキ被膜用平坦化部材1と、平坦化処理の対象となる印刷面との平面状態での接触を避けることができ、インキ被膜用平坦化部材1とインキ被膜との間に隙間が生じることを防止できる。しかも、可撓性を有する基材層2を備えることで、例えば、インキ被膜用平坦化部材1をシリンダの外周面に巻きつけ、ローラ状にして使用することができる。
さらに、基材層2は、離型層4の支持基材であることから、離型層4の損傷や剥離を防止するため、適度な機械的強度と、離型層4に対する良好な接着性とが要求される。
基材層2は、その表面粗さ、機械的強度などの物性値を考慮しつつ、離型層4との親和性が良好で、十分な接着強度が得られる材質から適宜選択すればよく、具体的には、例えば、樹脂、金属などからなるフィルムまたはシートが挙げられる。このうち、樹脂としては、例えば、各種エンジニアプラスチックが挙げられ、具体的には、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、例えば、イミド系樹脂、アクリル系樹脂、などが挙げられる。また、金属としては、例えば、アルミニウム、ニッケル、ステンレス、鉄、銅などが挙げられる。基材層2の形成材料は、上記のなかでも特に、PETフィルムが好適である。
基材層2の表面粗さは、離型層4の材質、厚み、離型層4に要求される表面粗さなどに合わせて適宜設定される。このため、基材層2の表面粗さは、これに限定されないが、算術平均粗さRで、好ましくは、20〜500nmである。基材層2の算術平均粗さRが上記範囲を下回ると、離型層4の表面粗さが所望の値を下回るおそれがある。逆に、基材層2の算術平均粗さRが上記範囲を上回ると、離型層4の表面粗さを小さくするために、離型層4の厚みを大きくする必要が生じる。
基材層2の厚みは、基材層2の可撓性、機械的強度などを考慮して、適宜設定すればよく、特に限定されないが、好ましくは、50〜500μmであり、さらに好ましくは、80〜200μmである。基材層2の厚みが上記範囲を下回ると、取り扱いが難しくなる。また、機械的強度が保たれなくなるおそれもある。逆に、基材層2の厚みが上記範囲を上回ると、可撓性が損なわれるおそれがある。
離型層4は、平坦化処理時にインキ被膜と接触する層である。このため、離型層4には、インキ被膜に対する離型性に優れており(すなわち、インキが付着しにくく)、かつ、表面の平滑性に優れていることが求められる。
離型層4の形成材料としては、例えば、シリコーンゴム、シリコーン系エラストマー、シリコーンレジンなどからなるシリコーン系離型剤、例えば、フッ素ゴム、フッ素系エラストマー、フッ素樹脂などからなるフッ素系離型剤、などが挙げられる。これらは、表面自由エネルギー(臨界表面張力)が小さい素材であるため、インキに対する離型性に優れている。離型層4の形成材料は、上記のなかでも、特に、シリコーン系離型剤が好ましく、シリコーンレジンがさらに好ましい。
離型層4の表面粗さは、算術平均粗さRで、30〜280nmであり、好ましくは、50〜250nmである。離型層4の算術平均粗さRが上記範囲内にあるときは、例えば、カラーフィルタにおける3色の着色フィルタ層のストライプパターンを平坦化する際に、インキ被膜の表面に微細な凹凸を形成することができ、インキ被膜の平坦化とともに、カラーフィルタの色ムラの発生を抑制することができる。
離型層4の表面張力は、インキ被膜に対する離型層4の離型性を考慮して設定される。具体的には、離型層4の臨界表面張力γとして、30mN/m以下であり、好ましくは、10〜25mN/mである。臨界表面張力γが上記範囲を上回ると、平坦化処理時にインキが離型層4に付着する逆転写が生じる。臨界表面張力γの下限は、特に限定されないが、市販の離型材料の臨界表面張力γは、通常、10mN/m以上である。
離型層4の厚みは、離型層4の機械的強度、弾力性などを考慮して、適宜設定すればよく、特に限定されないが、好ましくは、30μm以下、さらに好ましくは、2〜15μmである。離型層4の厚みが上記範囲を上回ると、離型層4の弾力性が高くなって、インキ被膜に対するプレスが不十分になるおそれがある。また、この場合、例えば、インキ被膜用平坦化部材1に対してせん断変形が加わった場合に、インキ被膜を平坦化する効果が低下するおそれや、場合によっては、インキの逆転写を生じるおそれがある。離型層4の厚みの下限は、特に限定されないが、平滑性に優れた離型層4を形成するには、厚みを2μm以上とすることが好適である。
弾性層6は、インキ被膜用平坦化部材のクッションとしての層であって、インキ被膜に対して均一に圧がかかるように調整するための層である。また、この弾性層6は、その表面に付着した微細な異物、または弾性層6とシリンダ7との間に付着した微細な異物が、離型層4側表面7において突起として顕在化することを防止するための層である。このため、弾性層6には、適度な弾性や厚みが要求される。
弾性層6の材質は、例えば、軟質の樹脂、ゴム、エラストマーなどが挙げられる。これら樹脂、ゴム、およびエラストマーは、発泡タイプであってもよく、非発泡タイプであってもよい。なかでも好ましくは、ウレタン樹脂が挙げられる。
弾性層6の厚みは、弾性層6の形成材料、弾性の程度などを考慮し、すなわち、クッション性が十分で、かつ、圧縮による変形の程度が過大とならない範囲で適宜選択される。具体的に、弾性層6の厚みは、100〜5000μmであり、好ましくは、500〜1000μmである。弾性層6の厚みが上記範囲を下回ると、弾性層6の表面に付着した異物による突起を吸収できなくなり、平坦化処理時にインキ被膜の表面に凹凸が生じてしまう。一方、弾性層6の厚みが上記範囲を上回ると、平坦化処理時にインキ被膜に対して加わる圧力が小さくなりすぎて、平坦化処理の効果が十分に発揮されなくなる。
弾性層6の弾性率は、クッション性が十分で、かつ、圧縮による変形の程度が過大とならない範囲で適宜選択される。具体的に、弾性層6の圧縮弾性率Eは、0.5〜20MPaであり、好ましくは、1〜10MPaである。弾性層6の圧縮弾性率Eが上記範囲を下回ると、平坦化処理時にインキ被膜に対して加わる圧力が小さくなりすぎて、平坦化処理の効果が十分に発揮されなくなる。逆に、弾性層6の圧縮弾性率Eが上記範囲を上回ると、弾性層6の表面に付着した異物による突起を吸収できなくなり、平坦化処理時にインキ被膜の表面に凹凸が生じてしまう。
上記のインキ被膜用平坦化部材1は、例えば、基材層2の一方側表面3に、離型層形成材料を塗布、硬化させて離型層4を形成し、基材層2の他方側表面5に、弾性層形成材料を塗布、硬化させて弾性層6を形成することにより、製造される。離型層4と弾性層6との形成順序は限定されず、上記の場合と逆の順序であってもよい。
基材層2の表面に離型層4や弾性層6を形成するには、例えば、まず、基材層2の周縁のうち相対する2辺に沿って、一対の土手を形成する。この土手は、例えば、メンディングテープを重ねて貼り付けることにより形成し、その高さを、離型層4や弾性層6に要求される厚みに合わせる。次いで、一対の土手で挟まれた領域内に、離型層形成材料や弾性層形成材料を注入し、さらに、一対の土手の間に磨き棒を架け渡し、この磨き棒を土手の表面で転動させることによって、離型層形成材料や弾性層形成材料の厚みを均等に均す。こうして、離型層形成材料や弾性層形成材料の厚みを土手の高さと同じに調整後、必要に応じて加熱し、離型層形成材料や弾性層形成材料を硬化させる。
離型層形成材料や弾性層形成材料の硬化条件は、使用する材料に応じて適宜設定すればよい。
上記のインキ被膜用平坦化部材1は、例えば、図3に示すように、シリンダ7の外周面に巻きつけて、インキ被膜用平坦化ローラ8として使用する。
インキ被膜用平坦化ローラ8は、シリンダ7と、上記インキ被膜用平坦化部材1と、を備えるものであって、インキ被膜用平坦化部材1が、その弾性層6側表面を、シリンダ7と向かい合わせて、シリンダ7の終面に固定されている。
シリンダ7としては、特に限定されないが、例えば、オフセット印刷に使用するブランケット胴を兼用することができる。シリンダ7にインキ被膜用平坦化部材1を固定する方法としては、例えば、シリンダ7の外周面に、インキ被膜用平坦化部材1の弾性層6を接着により固定する方法が挙げられる。また、シリンダ7として、ブランケット胴を用いる場合には、例えば、ブランケット胴にオフセットブランケットを固定するための手段をもちいて、インキ被膜用平坦化部材1を固定してもよい。
インキ被膜用平坦化部材1がインキ被膜用平坦化ローラ8である場合において、インキ被膜の平坦化処理は、例えば、図3に示すように、インキ被膜用平坦化ローラ8を、インキ被膜(カラーフィルタ9の透明基板10上に形成された着色フィルタ層11)の表面を押圧しながら、転がすことにより達成される。
また、インキ被膜用平坦化部材1によるインキ被膜の平坦化処理では、例えば、インキ被膜の表面に対し、インキ被膜用平坦化部材1の離型層4側表面を向かい合わせて配置し、インキ被膜用平坦化部材1の弾性層6側から、ローラでインキ被膜用平坦化部材1をインキ被膜に押し当てつつ、ローラを転がすことにより達成される。
本発明のインキ被膜用平坦化部材、特に好ましくは、本発明のインキ被膜用平坦化ローラによれば、インキの逆転写や、インキ被膜への凹凸の発生を防止しつつ、インキ被膜を平坦化し、インキ被膜の表面粗さの低減と、膜厚の均等化とを実現できる。それゆえ、本発明のインキ被膜用平坦化部材、およびインキ被膜用平坦化ローラは、例えば、液晶ディスプレイパネルのカラーフィルタ製造時における着色フィルタ層の平坦化処理などに好適である。
次に、実施例および比較例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する。
以下の実施例および比較例において、離型層および基材層の算術平均粗さRと、離型層および弾性層の厚みとは、触針型表面形状測定装置(品名「アルファステップ500」、ケーエルエー・テンコール(株)製)で測定した(測定温度25℃)。なお、基材層の厚みは、製品の規格値である。
以下の実施例および比較例では、離型層の表面張力として、離型層形成材料の臨界表面張力γの値(測定温度25℃)を示した。離型層の表面張力の測定には、全自動接触角計(品名「DropMaster DM−700」、協和界面科学(株)製)を使用した。
また、弾性層の弾性率として、弾性層形成材料の圧縮弾性率Eの値(測定温度25℃)を示した。弾性層が2種以上の弾性層形成材料の混合物からなる場合には、各弾性層形成材料の圧縮弾性率Eの値と含有割合から、弾性層としての圧縮弾性率Eの値を算出した。
離型層形成材料の表面粗さは、以下の実施例および比較例で得られた平坦化部材そのものの離型層側表面を、触針型表面形状測定装置(前出の品名「アルファステップ500」)で測定した値である(測定温度25℃)。
インキ被膜用平坦化部材の製造
実施例1
インキ被膜用平坦化部材の基材層として、縦(L)300mm、横(L)400mmの矩形状にカットされた、厚さ100μm、算術平均粗さR380nmのPETフィルム(品名「テイジン テトロン(登録商標)フィルム U4」、帝人(株)製)を使用した(図1参照)。
基材層の一方側表面における各端縁に沿って、厚さ30μm、幅12mmのメンディングテープを貼り付けることにより、基材層の一方側表面の周縁部に厚さ30μmの土手を形成した。次いで、基材層の一方側表面の上記土手で囲まれた領域内に、離型剤(シリコーンレジン、臨界表面張力γ16mN/m、算術平均粗さR8.7nm、品名「SEPA−COAT」、信越化学工業(株)製)を注入し、直径12mmのステンレス製磨き棒で離型剤を均した後、常温で放置した。離型剤の流動性が失われた後、基材層の一方側表面からメンディングテープを除去し、100℃のクリーンオーブンで10分間加熱することにより、離型剤を完全に硬化、乾燥させて、離型層を形成した。
次に、基材層の他方側表面の周縁部に、各端縁に沿って、厚さ50μm、幅12mmのメンディングテープを重ねて貼り付けることにより、厚さ500μmの土手を形成した。次いで、基材層の他方側表面の上記土手で囲まれた領域内に、注型用ウレタン樹脂(圧縮弾性率E5.3MPa、品名「KU−5550−9」、日立化成工業(株)製)を注入し、直径12mmのステンレス製磨き棒でウレタン樹脂を均した後、常温で放置し、硬化させて、弾性層を形成した。
こうして、基材層2と、この基材層2の一方側表面に重ね合わされた離型層4と、上記基材層の他方側表面に重ね合わされた弾性層4とを備える、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た(図1および図2参照)。
実施例2、3および比較例1
離型剤の注入量を調節することにより、離型層4の硬化後の厚みが、実施例2で1μm、実施例3で0.7μm、比較例1で0.7μmとなるように設定したこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材を得た。
実施例4
基材層2として、短辺の長さ300mm、長辺の長さ400mmの矩形状にカットされた、厚さ100μm、算術平均粗さR66.8nmのPETフィルム(品名「テイジン テトロン(登録商標)フィルム S」、帝人(株)製)を使用したこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
比較例2
離型層4を形成するための離型剤として、品名「SEPA−COAT」(シリコーンレジン、臨界表面張力γ16mN/m、算術平均粗さR8.7nm、信越化学工業(株)製)と、品名「KS−837」(シリコーンレジン、臨界表面張力γ16mN/m、算術平均粗さR38nm、信越化学工業(株)製)とを、80:20の重量比で混合したものを使用した。また、基材層2として、縦(L)300mm、横(L)400mmの矩形状にカットされた、厚さ100μm、算術平均粗さR11.5nmのPETフィルム(品名「ルミラー(登録商標)T60」、東レ(株)製)を使用した。上記の離型剤と基材層とを使用したこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
実施例5および比較例3
離型層4を形成するための離型剤として、品名「SEPA−COAT」(シリコーンレジン、臨界表面張力γ16mN/m、算術平均粗さR8.7nm、信越化学工業(株)製)と、品名「KS−830」(シリコーンレジン、臨界表面張力γ38mN/m、算術平均粗さR10.5nm、信越化学工業(株)製)との混合物を使用し、「SEPA−COAT」と「KS−830」との混合割合(重量比)を、実施例5で40:60とし、比較例3で20:80としたこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
実施例6および比較例4
弾性層6を形成するためのウレタン樹脂として、品名「KU−7002」(圧縮弾性率E0.07MPa、日立化成工業(株)製)と、品名「KU−7008」(圧縮弾性率E0.95MPa、日立化成工業(株)製)との混合物を使用し、「KU−7002」と「KU−7008」との混合割合(重量比)を、実施例6で50:50とし、比較例4で40:60としたこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
実施例7および比較例5
弾性層6を形成するためのウレタン樹脂として、品名「KU−5550−9」(圧縮弾性率E5.3MPa、日立化成工業(株)製)と、品名「U−801A/B」(圧縮弾性率E32MPa、日立化成工業(株)製)との混合物を使用し、「KU−5550−9」と「U−801A/B」との混合割合(重量比)を、実施例7で55:45とし、比較例5で45:55としたこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
比較例6
弾性層6の形成材料として、ウレタン樹脂に代えて、シリコーンレジン(2液硬化型有機変性シリコーンレジン、品名「SCR−1011A/B」、圧縮弾性率E1400MPa、信越化学工業(株)製)を使用したこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
実施例8、9および比較例7、8
ウレタン樹脂の注入量を調節することにより、弾性層6の硬化後の厚みが、比較例7で80μm、実施例8で100μm、実施例9で4800μm、比較例8で5200μmとなるように設定したこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材1を得た。
比較例9
弾性層を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、シート状のインキ被膜用平坦化部材を得た。
すなわち、まず、基材層の一方側表面における各端縁に沿って、厚さ30μm、幅12mmのメンディングテープを貼り付けることにより、基材層の一方側表面の周縁部に厚さ30μmの土手を形成した。次いで、基材層の一方側表面の上記土手で囲まれた領域内に、離型剤(シリコーンレジン、臨界表面張力γ16mN/m、算術平均粗さR8.7nm、品名「SEPA−COAT」、信越化学工業(株)製)を注入し、直径12mmのステンレス製磨き棒で離型剤を均した後、常温で放置した。離型剤の流動性が失われた後、基材層の一方側表面からメンディングテープを除去し、100℃のクリーンオーブンで10分間加熱することにより、離型剤を完全に硬化、乾燥させて、離型層を形成した。こうして、基材層と、この基材層の一方側表面に重ね合わされた離型層とを備える、シート状のインキ被膜用平坦化部材を得た。
カラーフィルタの平坦化処理
凹版オフセット印刷用に調製された、レッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の3色の着色フィルタ層形成用インキと、開口幅100μm、深さ7μmのストライプ状の凹部を備えるガラス製の凹版と、精密印刷用のシリコーンブランケット(総厚み0.9mm、SRI研究開発(株)製)と、平型凹版オフセット印刷機(ナカン(株)製)とを用いて、カラーフィルタの透明基板上に、RGBの3色の着色フィルタ層を印刷した。着色フィルタ層は、線幅が約100μm、ピッチが100μmで、R、G、Bのストライプパターンをこの順に並べて形成した。
一方、実施例1〜9および比較例1〜8のインキ被膜用平坦化部材を、それぞれ、シリンダ7の外周面に巻きつけて、インキ被膜用平坦化ローラ8を得た。この際、インキ被膜用平坦化部材1は、その弾性層6側表面と、シリンダ7の外周面とが向かい合うように配置し、接着により、シリンダ7の外周面に固定した。なお、比較例9のインキ被膜用平坦化部材は、基材層のうち離型層と反対側の表面と、シリンダ7の外周面とが向かい合うように配置し、接着により、シリンダ7の外周面に固定した。
特性評価
(1) 逆転写
カラーフィルタ9の着色フィルタ層11に対する平坦化処理後に、インキ被膜用平坦化部材(インキ被膜用平坦化ローラ)の離型層側表面を目視で観察することにより、離型層への着色フィルタ層形成用インキの付着、すなわち逆転写を下記の基準で評価した。
○:逆転写が観察されなかった。インキ被膜用平坦化部材の離型層は、インキの離型性が良好であった。
×:逆転写の発生が観察された。インキ被膜用平坦化部材の離型層は、インキの離型性が不十分であった。
(2) 着色フィルタ層の算術平均粗さR
カラーフィルタ9の着色フィルタ層11に対する平坦化処理後、未硬化の着色フィルタ層11について、その算術平均粗さRを触針型表面形状測定装置(品名「アルファステップ500」、ケーエルエー・テンコール(株)製)で測定した(測定温度25℃)。
◎:表面粗さが極めて小さく、着色フィルタ層の平坦性が極めて良好であった。
○:表面粗さが小さく、着色フィルタ層の平坦性が良好であった。
×:表面粗さが大きく、着色フィルタ層の平坦性が不十分であった。
(3) 色ムラ
カラーフィルタ9の着色フィルタ層11に対する平坦化処理後、カラーフィルタ9をクリーンオーブンに投入し、230℃で30分間加熱することにより、着色フィルタ層11を硬化した。次いで、着色フィルタ層11に対し、表面検査用ナトリウムランプ(フナテック(株)製)を照射し、R、GおよびBの3色の着色フィルタ層間での膜厚のばらつきの程度を目視で観察し、色ムラの程度を下記の基準で評価した。
◎:3色の着色フィルタ層間での膜厚のばらつきが観察されず、着色フィルタ層の色ムラは、全く観察されなかった。
○:3色の着色フィルタ層間での膜厚のばらつきが抑制されていた。着色フィルタ層の色ムラは、ごくわずかに観察されたものの、液晶ディスプレイへの実装時において、目視で検知できない程度であった。
×:3色の着色フィルタ層間での膜厚のばらつきが顕著であった。
(4) 異物欠損
カラーフィルタ9の着色フィルタ層11に対する平坦化処理後に、着色フィルタ層11の表面を光学顕微鏡で観察し、着色フィルタ層11の異物欠損の有無を観察し、下記の基準で評価した。
◎:異物の付着に伴う着色フィルタ層11の欠陥や凹凸は、全く観察されなかった。
○:異物の付着に伴う着色フィルタ層11の欠陥や凹凸がわずかに観察されたが、透過光による観察で色ムラは確認されなかった。
△:異物の付着に伴う着色フィルタ層11の欠陥や凹凸が一部に観察された。また、透過光による観察で、着色フィルタ層11の一部に色ムラが確認された。
×:異物の付着に伴う着色フィルタ層11の欠陥および凹凸の発生が顕著であった。また、透過光による観察で、着色フィルタ層11の色ムラが顕著に確認された。
(5) 総合評価
上記(1)〜(4)の評価結果に基づき、下記の基準で、総合的な評価をした。
◎:極めて良好
○:良好
×:不良
以上の結果を表1〜3に示す。
Figure 0004499148
Figure 0004499148
Figure 0004499148
表1〜3中、「離型層」欄の「算術表面粗さR」および「臨界表面張力γ」と、「弾性層」欄の「圧縮弾性率E」および「厚み」の項目には、各項目の測定値(計算値)が本発明の範囲である場合に「○」を、好ましい範囲である場合に「◎」を、本発明の範囲外である場合に「×」を、それぞれ付した。また、「特性評価」欄の「算術表面粗さR」の項目には、その測定値とともに、上記の基準による評価(◎、○および×)を付した。
本発明は、以上の記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲において、種々の設計変更を施すことが可能である。
図1は、本発明のインキ被膜用平坦化部材の一実施形態を示す部分切欠き斜視図である。 図2は、図1に示すインキ被膜用平坦化部材の層構造を示す部分拡大断面図である。 図3は、本発明のインキ被膜用平坦化部材の使用状態の一例を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1:インキ被膜用平坦化部材、 2:基材層、 3:一方側表面、 4:離型層、 5:他方側表面、 6:弾性層、 7:シリンダ、 8:インキ被膜用平坦化ローラ。

Claims (2)

  1. シリンダと、前記シリンダの外周面に巻きつけられて固定された平坦化シートとを備え、透明基板上に形成された着色インキ被膜の表面に前記平坦化シートが巻きついた前記シリンダを押圧しながら転がすことにより、前記インキ被膜の表面を平坦にするためのインキ被膜用平坦化ローラであって、
    前記平坦化シートは、可撓性を有する基材層と、前記基材層の一方側表面に形成された離型層と、前記基材層の他方側表面に形成された弾性層とからなる3層構造シートであり前記弾性層の表面と前記シリンダの前記外周面とが向かい合うように前記シリンダに巻きつけられていて
    前記離型層は、前記基材層側と反対側の表面において、算術平均粗さ(R)が30〜280nmであり、かつ、臨界表面張力(γ)が30mN/m以下であり、
    前記弾性層は、厚みが100〜5000μmであり、かつ、圧縮弾性率(E)が0.5〜20MPaであることを特徴とする、インキ被膜用平坦化ローラ
  2. 前記着色インキ被膜が、カラーフィルタの着色フィルタ層用インキからなる被膜であることを特徴とする、請求項1に記載のインキ被膜用平坦化ローラ
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