JP2003345082A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003345082A
JP2003345082A JP2002147741A JP2002147741A JP2003345082A JP 2003345082 A JP2003345082 A JP 2003345082A JP 2002147741 A JP2002147741 A JP 2002147741A JP 2002147741 A JP2002147741 A JP 2002147741A JP 2003345082 A JP2003345082 A JP 2003345082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
transfer
image forming
forming apparatus
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002147741A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshi Sakata
智志 坂田
Akira Okamoto
晃 岡本
Kenji Kato
健二 加藤
Kazutoshi Yoshimura
和俊 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002147741A priority Critical patent/JP2003345082A/ja
Publication of JP2003345082A publication Critical patent/JP2003345082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、転写紙トレイに不定形サイ
ズの転写紙が収容された場合にも、そのサイズを自動で
検知できるようにし、給送性と、転写する画像及びその
画質とを安定させた画像形成装置を提供することであ
る。 【解決手段】 画像形成装置1は、電源投入時に、不揮
発メモリ11c、11dに記憶されている転写紙トレイ
T内に設けられた各ガイド板の位置に応じた出力電圧値
を読み出してRAM12bに格納しておき、画像形成時
に、ボリューム11a、11bの出力電圧値に対応する
ガイド板の位置を不揮発メモリ11c、11dから読み
出して、転写紙のサイズを確定する。そして、画像形成
装置1は、フォトセンサにより転写紙の幅方向の紙端部
(つまり、転写紙の搬送方向に向かう先端部)を検知し
た際、確定した転写紙のサイズに基づいて、画像形成・
定着部13a、駆動モータ群13c等の動作を最適に制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサイズの転
写紙を収容可能な転写紙トレイを備えた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、プリンタ装置、ファクシ
ミリ装置、或いはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の
画像形成装置において、複数のサイズの転写紙を収容可
能な転写紙トレイにセットされている転写紙のサイズを
認識するために、以下のような構成及び機能が実施され
ている。
【0003】(1)転写紙トレイ内の転写紙のサイズを
検知する検知部を設け、転写紙サイズの自動検知(自動
認識)を行う方法である。このとき、検知部は、アクチ
ュエータ、フォトセンサ、及びフォトセンサヘ入射され
る光を遮断するための遮断板等を備えて構成される。こ
の場合は、転写紙トレイ内に設けられている、転写紙の
「幅」または「長さ」に応じてその位置を移動可能なガ
イド板と、アクチュエータを連動させ、このアクチュエ
ータにより、ガイド板の位置に対応させて遮断板を動か
すことで、複数のフォトセンサに入射される光を遮断さ
せ、複数のフォトセンサをON/OFFさせる。
【0004】そして、検知部は、転写紙トレイ内に通常
収容される転写紙サイズ(つまり、定型サイズ)に対応
する位置にガイド板があるときの、複数のフォトセンサ
のON/OFFの状態に基づいて、数種類の転写紙サイ
ズを検知する。具体例として、2個のフォトセンサS
A、SBを使用する場合について説明する。この場合
は、例えば、「A4」、「B4」、「B5」、「A3」
等の定型サイズに対応する位置にガイド板があるときの
フォトセンサSA、SBの状態をそれぞれ、「SA:O
FF、SB:OFF」、「SA:OFF、SB:O
N」、「SA:ON、SB:OFF」、「SA:ON、
SB:ON」と予め決めておき、検知部は、このフォト
センサSA、SBの状態に基づいて、転写紙トレイに収
容される転写紙サイズを検知する。
【0005】(2)上記(1)と同様に、転写紙トレイ
内の転写紙のサイズを検知する検知部を設け、転写紙サ
イズの自動検知(自動認識)を行う方法である。この方
法では、(1)で用いた検知部の代わりに、上述したガ
イド板と連動させたボリュームと、ガイド板が定型サイ
ズに対応する位置にあるときのボリュームの出力電圧値
を記憶したメモリと、を備えた検知部を使用する。な
お、ボリュームのばらつきを補正するため、メモリに
は、各定型サイズ毎に、1箇所または2箇所の出力電圧
値(具体的には、勾配、通常の出力電圧値に対するオフ
セット電圧値)を記憶しておく。そして、検知部は、ボ
リュームの出力電圧値を、メモリに記憶された出力電圧
値により補正して、転写紙サイズを認識する。
【0006】(3)画像形成装置の操作部の操作キーを
操作し、使用する転写紙サイズをマニュアルで指定する
方法である。この場合、画像形成装置は、ユーザからの
操作により、操作部の操作キーから指定された転写紙の
幅及び長さに基づいて、転写紙のサイズを認識する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た(1)及び(2)の方法では、定型サイズの転写紙を
認識することしかできず、不定形サイズの転写紙を認識
することはできなかった。したがって、転写紙が不定形
サイズの場合には、上述した(3)の方法により、サイ
ズを認識していた。つまり、画像形成装置は、ユーザか
ら指定された転写紙の幅及び長さに基づいて、転写紙サ
イズを認識し、画像形成に係る動作制御を行っていた。
このため、ユーザから指定された転写紙の幅や長さが間
違っているときには、転写紙の給送不良(JAM)が発
生したり、画像及び画質の不良(例えば、画像が所望す
る位置に転写されない、給送不良で画像が乱れる等)と
いった不具合が発生する可能性があった。
【0008】本発明の課題は、転写紙トレイに不定形サ
イズの転写紙が収容された場合にも、そのサイズを自動
で検知できるようにし、給送性と、転写する画像及びそ
の画質とを安定させた画像形成装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を達成するために、次のような特徴を備えている。
【0010】請求項1記載の発明は、複数のサイズの転
写紙を収容可能な転写紙トレイを備えた画像形成装置に
おいて、前記転写紙トレイに収容された転写紙の幅方
向、又は長さ方向に移動可能な可動機構を備えたガイド
手段と、前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の幅に
応じて移動させた時に、その移動位置に応じて抵抗値を
変化させる第1のボリュームと、前記ガイド手段の可動
機構を前記転写紙の長さに応じて移動させた時に、その
移動位置に応じて抵抗値を変化させる第2のボリューム
と、前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の幅方向
に、一定間隔で移動させた場合に変化する前記第1のボ
リュームの抵抗値を、該幅方向の各移動位置に対応付け
て記憶し、前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の長
さ方向に、一定間隔で移動させた場合に変化する前記第
2のボリュームの抵抗値を、該長さ方向の各移動位置に
対応付けて記憶する記憶手段と、前記転写紙トレイに転
写紙がセットされて、前記ガイド手段の可動機構が移動
された時、前記第1のボリュームの抵抗値に対応する幅
方向の位置、及び前記第2のボリュームの抵抗値に対応
する長さ方向の位置を前記記憶手段から読み出して、転
写紙サイズを認識する認識手段と、前記認識手段により
認識された転写紙サイズに基づいて、画像形成に関わる
動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴として
いる。
【0011】請求項1記載の発明によれば、転写紙トレ
イに、定型サイズの転写紙が収容された場合だけでな
く、不定形サイズの転写紙が収容された場合にも、転写
紙サイズの認識が自動ででき、その転写紙サイズに基づ
いて画像形成に関わる動作を最適に制御することができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記認識手段は、前記記憶手段に
記憶された、前記第1のボリューム、又は前記第2のボ
リュームの各抵抗値を、シリアル通信によって、前記記
憶手段から読み出すことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明によれば、シリアル通
信により、読み出し時のエラー検出が簡単に行え、信頼
性の高いデータ伝送を行えるとともに、EMI(電磁波
妨害)を抑えることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の画像形成装置において、前記一定間隔は、2ミ
リメートル以下であることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明によれば、一定間隔を
2ミリメートル以下とすることで、転写紙の幅及び長さ
の認識に必要な分解能を確保できるので、転写紙トレイ
にセットされた転写紙の幅及び長さを正確に認識するこ
とができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れか一つに記載の画像形成装置において、前記記憶手段
は、前記ガイド手段の可動機構を、前記転写紙トレイ内
で最大の幅及び長さの各位置から狭くなる方向に向かっ
て一定間隔で移動させた場合と、前記転写紙トレイ内で
最小の幅及び長さの各位置から広くなる方向に向かって
一定間隔で移動させた場合と、で得られる各幅位置及び
各長さ位置に対応する前記第1のボリューム及び前記第
2のボリュームの各抵抗値の平均値を各幅位置及び長さ
位置とに対応付けて記憶することを特徴としている。
【0017】請求項4記載の発明によれば、前記ガイド
手段の可動機構におけるバックラッシュ(機械的誤差)
の影響を抑えることができる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れか一つに記載の画像形成装置において、前記制御手段
は、前記認識手段により認識された前記転写紙サイズが
不定形の場合に、前記転写紙の幅及び長さをmm単位で
表示手段に表示することを特徴としている。
【0019】請求項5記載の発明によれば、転写紙が不
定形サイズの場合に、転写紙のサイズ(幅及び長さ)を
mm単位で表示することで、画像形成装置のユーザにサ
イズを認識させることが容易にできる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れか一つに記載の画像形成装置において、前記制御手段
は、前記転写紙を前記転写紙トレイから送り出す送り出
し機構に動力を伝達するクラッチのON/OFFタイミ
ングと、前記転写紙トレイから送り出された転写紙を搬
送する搬送機構を駆動する駆動モータの回転数と、を制
御することを特徴としている。
【0021】請求項6記載の発明によれば、例えば、転
写紙トレイから搬送路へと転写紙が送り出されるまでの
間、クラッチをONとすることにより電力消費を制限で
きる。また、装置内の転写紙の位置に応じて転写紙の搬
送速度を変化させることにより、例えば、画像形成時に
は低速で転写紙を搬送し、画像形成が終了した時には高
速で転写紙を搬送することができるので、画質を安定さ
せながらも、転写紙に負担をかけずに、FCOTやPP
Mを向上させることができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、画像が形成されて搬送された前記
転写紙の先端部を検知する検知手段と、前記転写紙の搬
送時間を計時する計時手段と、を更に備え、前記制御手
段は、前記検知手段により前記転写紙の先端部が検知さ
れた際に、前記計時手段による計時を開始させ、前記認
識手段により認識された転写紙サイズに基づいて、前記
計時手段により計時させる搬送時間を決定し、前記計時
手段により決定した搬送時間が計時された際に、前記駆
動モータの回転数を上昇させるように制御することを特
徴としている。
【0023】請求項7記載の発明によれば、例えば、形
成した画像を定着させる定着ローラ等のように、その近
辺が高温で転写紙の後端が検知できないときでも、この
定着ローラから離れた位置に検知手段を設けて転写紙の
先端部を検知し、認識された転写紙サイズに基づいて、
定着ローラから転写紙の後端が抜けるまでの搬送時間を
決定して、計時させることにより、定着ローラから転写
紙の後端が抜けたことを検知できる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何
れか一つに記載の画像形成装置において、前記制御手段
は、画像形成の際に画像形成部に供給する転写電流及び
分離電流の出力タイミング、または出力値を制御するこ
とを特徴としている。
【0025】請求項8記載の発明によれば、転写紙の先
端部や転写紙の後端部で、転写紙の材質によって、画像
形成部に含まれる感光体ドラムと転写紙との距離が異な
ることを考慮し、転写紙サイズに応じた最適な転写電流
や分離電流で画像を形成することができる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何
れか一つに記載の画像形成装置において、前記転写紙ト
レイから送り出された転写紙が搬送される搬送路におけ
る前記転写紙の位置の片寄りを検出する片寄り検出手段
を更に備え、前記制御手段は、前記片寄り検出手段によ
り検出された前記転写紙の位置の片寄りに基づいて、該
転写紙の中心位置を決定し、その中心位置を中心として
画像形成させることを特徴としている。
【0027】請求項9記載の発明によれば、搬送路にお
ける転写紙の位置の片寄りを検出し、転写紙サイズに基
づいて、転写紙の中心を決定できるので、画像を転写紙
の中心に形成することができ、余白を均等にすることが
容易にできる。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項1〜9の
何れか一つに記載の画像形成装置において、前記制御手
段は、画像形成の際に形成される画像の大きさを、前記
認識手段により認識された転写紙サイズ以内に制御する
ことを特徴としている。
【0029】請求項10記載の発明によれば、転写紙サ
イズに基づいて、転写紙に形成する画像のサイズを制御
したり、転写紙内に入らない画像を形成しないようにす
ることができるので、不要なトナーの消費が抑えられる
とともに、装置内にトナーが飛散することを防止でき
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明を適用
した画像形成装置1の実施の形態を詳細に説明する。な
お、本実施の形態において、後述する、ガイド板T1
a、T1b、ラックT2a、T2b、ピニオンギヤT3
a、T3b、及び溝MA、MBは本発明の請求項で記載
したガイド手段として、ボリューム11aは第1のボリ
ュームとして、ボリューム11bは第2のボリュームと
して、不揮発メモリ11c、11dは記憶手段として、
CPU12aは認識手段及び制御手段として、フォトセ
ンサ群13eは検知手段として、タイマ(図示省略)は
計時手段として、片寄りセンサ13dは片寄り検出手段
としての機能を有する。
【0031】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態における画像形成装置1の主要な制御系の構成を示
す図である。図1において、画像形成装置1は、転写紙
サイズ検知部11、制御部12、プリント部13、操作
部14、及び画像取得部15を備えて構成される。ま
た、画像形成装置1には、脱着可能な転写紙トレイTが
所定の装着位置に装着される。
【0032】図2及び図3を参照して、転写紙が収容さ
れる転写紙トレイTについて説明する。図2は、転写紙
トレイTの俯瞰図である。図2に示すように、転写紙ト
レイTは、トレイ本体の転写紙収容部の周囲に枠体を配
置し、この枠体のうち、転写紙送り出し方向Xに対応す
る前側の前板W1と、この前板W1に対して左側の側板
W2とを、転写紙を位置決めするために用いる。また、
転写紙トレイTの内部には、収容される転写紙の「幅」
に対応するガイド板T1a及びラックT2aと、転写紙
の「長さ」に対応するガイド板T1b及びラックT2b
と、が設けられている。
【0033】ガイド板T1aは、ラックT2a上に設け
られており、転写紙トレイTの底面に形成された溝MA
の上でラックT2aを転写紙の‘幅方向’にスライド可
能に構成される。また、ガイド板T1bは、ラックT2
b上に設けられており、転写紙トレイTの底面に形成さ
れた溝MBの上でラックT2bを転写紙の‘長さ方向’
にスライド可能に構成される。このガイド板T1a、T
1bにより、転写紙の側板W2と前板W1とに対向する
他の側辺を規制する。
【0034】また、図3に、図2に示した転写紙トレイ
TのA-A´矢視断面を模式的に示す。図3に示すよう
に、転写紙トレイTにおいて、転写紙の「幅」に対応す
るガイド板T1aが上部に設けられたラックT2aの下
部(歯部)には、噛合するピニオンギヤT3aが設けら
れている。そして、ピニオンギヤT3aは、ガイド板T
1a及びラックT2aに連動して回転する。また、図示
しないが、転写紙の「長さ」に対応するガイド板T1b
が上部に設けられたラックT2bの下部(歯部)には、
噛合するピニオンギヤT3bが設けられている。そし
て、ピニオンギヤT3bは、ガイド板T1b及びラック
T2bに連動して回転する。
【0035】続いて、転写紙トレイTに収容された転写
紙のサイズを検知する転写紙サイズ検知部11について
説明する。転写紙サイズ検知部11は、転写トレイTの
脱着とともに脱着可能な基板上等に設けられた、ボリュ
ーム(VR)11a、11bと、不揮発メモリ11c、
11dと、により構成される。
【0036】ボリューム11aは、抵抗体上を可動片が
スライドする構造となっており、一端が接地され、他端
が電源に接続され、可動片を動かす軸がピニオンギヤT
3aに連結されており、転写紙の「幅」に対応するガイ
ド板T1aの位置に応じたピニオンギヤT3aの回転に
連動して、軸が回転することにより抵抗値を変化させ
る。また、ボリューム11aの出力電圧は、図示しない
インターフェースを介して制御部12に出力される。ボ
リューム11bは、抵抗体上を可動片がスライドする構
造となっており、一端が接地され、他端が電源に接続さ
れ、可動片を動かす軸がピニオンギヤT3bに連結され
ており、転写紙の「長さ」に対応するガイド板T1bの
位置に応じたピニオンギヤT3bの回転に連動して、軸
が回転することにより抵抗値を変化させる。また、ボリ
ューム11bの出力電圧は、図示しないインターフェー
スを介して制御部12に出力される。
【0037】不揮発メモリ11cは、転写紙の「幅」に
対応するガイド板T1aの位置を一定間隔(例えば、2
mm間隔)で変化させた場合のボリューム11aの出力
電圧値を、各位置と対応付けて記憶する。不揮発メモリ
11dは、転写紙の「長さ」に対応するガイド板T1b
の位置を一定間隔(例えば、2mm間隔)で変化させた
場合のボリューム11bの出力電圧値を、各位置と対応
付けて記憶する。また、不揮発メモリ11c、11dに
記憶されたデータ(各位置におけるボリューム11a、
11bの出力電圧値)は、それぞれシリアル通信(シリ
アルバス)により制御部12に出力される。なお、不揮
発メモリ11c、11dが記憶する出力電圧値は、図4
に示すデータ収集システムにおいて収集されたものであ
る。
【0038】図4を参照して、データ収集システムにつ
いて説明する。なお、このデータ収集システムは、製品
として画像形成装置1を出荷する前に、転写紙トレイT
及び転写紙サイズ検知部11を用いて不揮発メモリ11
c、11dに記憶するデータを収集するためのシステム
である。ここでは、ボリューム11aの出力電圧値をデ
ータとして収集し、不揮発メモリ11cに記憶させる場
合について説明する。なお、ボリューム11bの出力電
圧値を不揮発メモリ11dに記憶させる場合について
は、この場合と同様なので詳細説明を省略する。
【0039】図4は、データ収集システムを示す図であ
る。図4において、データ収集システムは、PC20
と、モータMと、画像形成装置1の転写紙トレイT及び
転写紙サイズ検知部11と、により構成される。PC2
0は、図示しないインターフェースを介して、モータ
M、及び転写紙サイズ検知部11のボリューム11aと
接続される。そして、PC20は、駆動制御信号をモー
タMに出力して、モータMを駆動し、ガイド板T1aの
位置を一定間隔(例えば、2mm)で変化させる。ま
た、このとき、PC20は、ガイド板T1aの位置に応
じて変化するボリューム11aの出力電圧値を収集し、
内部のRAMに格納する。
【0040】具体的に説明すると、まず、PC20は、
駆動制御信号をモータMに出力して、モータMを駆動
し、転写紙トレイT内に収容される転写紙の幅が最大と
なる位置にガイド板T1aを移動させる。このとき、P
C20は、ボリューム11aの出力電圧値の取り込みを
開始し、ガイド板T1aの位置と、その位置におけるボ
リューム11aの出力電圧値と、を対応付けて内部のR
AMに格納する。続いて、PC20は、駆動制御信号を
モータMに出力して、モータMを駆動し、ガイド板T1
aの位置を転写紙幅が狭くなる方向に一定間隔(例え
ば、2mm間隔)で移動させ、ガイド板T1aに応じて
変化するボリューム11aの出力電圧値を取得し、この
出力電圧値をガイド板T1aの位置と対応付けて内部の
RAMに格納する。そして、転写紙トレイT内に収容さ
れる転写紙の幅が最小となる位置にガイド板T1aが移
動するまで、ガイド板T1aの位置を移動させるととも
に、各位置に応じたボリューム11aの出力電圧値を収
集する。
【0041】次に、PC20は、転写紙トレイT内に収
容される転写紙の幅が最小となる位置にガイド板T1a
があるときのボリューム11aの出力電圧値を取得し、
この出力電圧値をガイド板T1aの位置と対応付けて内
部のRAMに格納する。また、PC20は、駆動制御信
号をモータMに出力して、モータMを駆動し、ガイド板
T1aの位置をこの位置(すなわち、転写紙トレイT内
に収容される転写紙の幅が最小となる位置)から転写紙
幅が広くなる方向に一定間隔(例えば、2mm)で移動
させ、ガイド板T1aの位置に応じて変化するボリュー
ム11aの出力電圧値を取得し、この出力電圧値をガイ
ド板T1aの位置と対応付けて内部のRAMに格納す
る。そして、転写紙トレイT内に収容される転写紙の幅
が最大となる位置にガイド板T1aが移動するまで、ガ
イド板T1aの位置を移動させるとともに、各位置に応
じたボリューム11aの出力電圧値を収集する。
【0042】このようにして、ガイド板T1aの位置に
対応するボリューム11aの2つの出力電圧値、つま
り、転写紙幅が最大となる位置から狭くなる方向に向か
ってガイド板T1aを移動させた場合の出力電圧値の変
化、及び転写紙幅が最小となる位置から広くなる方向に
向かってガイド板T1aを移動させた場合の出力電圧値
の変化が得られる。そして、PC20は、各位置におい
て得られた2つの出力電圧値の平均値を各位置における
出力電圧値として算出し、算出した各電圧値をガイド板
T1aの各位置と対応付けて、不揮発メモリ11cに記
憶させる。
【0043】また、同様にして、PC20は、ガイド板
T1bの位置に対応するボリューム11bの2つの出力
電圧値、つまり、転写紙幅が最大となる位置から狭くな
る方向に向かってガイド板T1bを移動させた場合の出
力電圧値の変化、及び転写紙幅が最小となる位置から広
くなる方向に向かってガイド板T1bを移動させた場合
の出力電圧値の変化が得られる。そして、PC20は、
各位置において得られた2つの出力電圧値の平均値を出
力電圧値として算出し、算出した各電圧値をガイド板T
1bの各位置と対応付けて、不揮発メモリ11dに記憶
させる。
【0044】また、制御部12は、CPU12a、RA
M12b、ROM12cを備えて構成される。
【0045】CPU12aは、ROM12cに記憶され
るプログラムに基づいて、画像形成装置1の各部を制御
する。具体的には、入力部14bや通信制御部15bか
ら入力される信号に応答して、ROM12cに記憶され
るプログラムを読み出してRAM12bに一時記憶し、
係るプログラムに基づく各種処理を実行して、画像形成
装置1の各部を機能させる。その際、CPU12aは、
RAM12b内のワークメモリ内に各種処理結果を格納
するとともに、必要に応じて表示部14aにその処理結
果を表示させる。
【0046】また、CPU12aは、電源投入時に、後
述する電源ON処理(図6参照)を実行し、不揮発メモ
リ11c、11dに記憶されている出力電圧値をそれぞ
れシリアル通信(シリアルバス)により順次伝送させて
取得し、RAM12bに格納する。また、CPU12a
は、ボリューム11a、11bから図示しないインター
フェースを介して入力される現在のボリュームの出力電
圧値を取得する。そして、CPU12aは、不揮発メモ
リ11c、11dからRAM12bに読み出した出力電
圧値を参照し、現在のボリューム11a、11bの出力
電圧値に対応するガイド板T1a、T1bの位置に基づ
いて、転写紙のサイズを確定する。
【0047】また、CPU12aは、後述するトレイセ
ット処理(図7参照)を実行し、所定の装着位置に転写
紙トレイTが装着された時に、図示しないインターフェ
ースを介して入力される現在のボリューム11a、11
bの出力電圧値をRAM12bに格納し、不揮発メモリ
11c、11dから既に読み込まれた出力電圧値を参照
し、現在のボリューム11a、11bの出力電圧値に対
応するガイド板T1a、T1bの各位置に基づいて、転
写紙のサイズを確定する。そして、CPU12aは、転
写紙サイズが不定形の場合に、その転写紙の幅及び長さ
をそれぞれmm単位で表示部14aに表示する。
【0048】また、CPU12aは、画像形成時に、転
写紙トレイTに収容された転写紙を1枚ずつピックアッ
プローラ(図示省略)により送り出し、この転写紙を所
定の搬送路を経由させて画像形成・定着部13aへと搬
送する。この際、CPU12aは、確定した転写紙サイ
ズに基づいて、画像形成・定着部13aの前段に設けら
れた片寄りセンサ13dにより検知された転写紙の幅方
向の紙端部(つまり、転写紙の搬送方向に向かう先端
部)に対する中心位置を決定する。そして、CPU12
aは、決定した中心位置が中心となるように、露光装置
133により感光体ドラム131の表面に形成される静
電潜像の位置を制御する。また、CPU12aは、確定
した転写紙サイズに基づいて、転写紙に書き込み可能な
画像の大きさ(幅及び長さ)を決定し、露光装置133
により決定した大きさで感光体ドラム131の表面に静
電潜像を形成させる。
【0049】また、CPU12aは、確定した転写紙サ
イズと、フォトセンサ群13eにより検知された搬送路
内の転写紙の幅方向の紙端部(つまり、転写紙の搬送方
向に向かう先端部)と、に基づいて転写紙の搬送位置を
認識し、この転写紙の搬送位置に対応させて駆動モータ
群13cの駆動制御を行い、転写紙を搬送する搬送速度
を調整する。
【0050】ROM12cは、読み出し専用の半導体メ
モリであり、CPU12aが実行する基本プログラム
や、本実施の形態に係る各種処理を実行する為のプログ
ラムが格納される。例えば、システム全体を制御するた
めのシステムプログラム、後述する電源ON処理、トレ
イセット処理等のCPU12aが実行する為のプログラ
ム等を記憶する。
【0051】RAM12bは、前述のプログラム、入力
指示、入力データ及び処理結果等を格納するワークメモ
リエリアを有する。
【0052】プリント部13は、画像形成・定着部13
a、高圧電源13b、駆動モータ群13c、片寄りセン
サ13d、及びフォトセンサ群13eを備えて構成され
る。
【0053】画像形成・定着部13aは、図5に示すよ
うに、感光体ドラム131、帯電ローラ132、露光装
置133、現像装置134、転写装置135、分離装置
136、クリーナ137、及び定着ローラ138を備え
て構成される。
【0054】感光体ドラム131は、光が当ると電荷が
変化する性質を有している。帯電ローラ132は、感光
体ドラム131の表面を均一に帯電させる。露光装置1
33は、帯電した感光体ドラム131に光(レーザビー
ム)を投射して、感光体ドラム131の表面に静電潜像
を形成する。現像装置134は、静電潜像が形成された
感光体ドラム131の表面に、帯電したトナーを付着さ
せて静電潜像を現像する。転写装置135は、トナーの
帯電極性と反対の極性の電圧が印加されることにより、
感光体ドラム131のトナー画像を転写紙に転写させ
る。分離装置136は、トナー画像が転写された転写紙
を感光体ドラム131上から分離する。クリーナ137
は、感光体ドラム131表面に残るトナーを浄化する。
定着ローラ138は、熱および圧力により転写紙にトナ
ーを定着させる。
【0055】定着ローラ138によりトナーが定着され
た転写紙は、搬送ローラや搬送用ベルトにより形成され
た搬送路を搬送され、図示しない排紙部ヘ排紙される。
ここで、トナーが定着された転写紙を搬送する搬送ロー
ラは、駆動モータにより回転速度が制御される。
【0056】高圧電源13bは、定着ローラ138と電
気的に接続されており、転写紙に転写されたトナー画像
を定着させるために、定着ローラ138に電圧を印加す
る。
【0057】駆動モータ群13cは、複数の駆動モータ
を備えて構成され、CPU12aから入力される指示に
基づいて、その回転数を変化させ、転写紙トレイTから
搬送路に送り出された転写紙を搬送するための複数の搬
送ローラ等の回転速度を制御する。
【0058】片寄りセンサ13dは、画像形成・定着部
13aの前段に設けられた搬送路上にある転写紙の幅方
向の紙端部(つまり、転写紙の搬送方向に向かう先端
部)の位置(つまり、画像形成装置1を使用するユーザ
に対して手前にあるか奥にあるか)を検知する。
【0059】フォトセンサ群13eは、各搬送路(例え
ば、画像形成・定着部13aの前段に設けられた搬送
路、定着ローラ138の後段に設けられた搬送路等)の
所定の位置に設けられた複数のフォトセンサを備えて構
成され、所定の位置を通過する転写紙の幅方向の紙端部
(つまり、転写紙の搬送方向に向かう先端部)を各々検
知する。
【0060】操作部14は、表示部14a、及び入力部
14bを備えて構成される。表示部14aは、例えば、
液晶表示装置等により構成され、その表示画面に、CP
U12aから入力される表示データ(画像形成装置1の
設定、機能、運転状態等)を表示する。入力部14b
は、画像の出力部数等を指定するためのテンキー(数字
入力キー)、指定された出力部数等の条件を解除するた
めのクリアキー、画像出力を開始するためのスタートキ
ー、及び各種機能キー等を備えたキーボードにより構成
され、押下されたキーの押下信号をCPU12aに出力
する。なお、入力部14bは、必要に応じてマウス、タ
ッチパネル等のポインティングデバイスや、その他の入
力装置を備えるものとしてもよい。
【0061】画像取得部15は、読取部15a、及び通
信制御部15bを備えて構成される。読取部15aは、
原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備
えて構成され、原稿の画像データを読み取る。スキャナ
は、光源、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)
等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反
射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読
み取り、読み取った画像データを画像形成部に出力す
る。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに
限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。通信
制御部15bは、モデム(MODEM:Modulater/DEModulate
r)、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter)等によ
って構成され、電話回線、ISDN回線、或いは専用線
等の通信回線を介してネットワークに接続される外部機
器との通信を行うための通信制御を行う。
【0062】次に、動作を説明する。図6を参照して、
電源投入時に、画像形成装置1のCPU12aにより実
行される電源ON処理について説明する。なお、このと
き、転写紙トレイTには、転写紙が収容されており、転
写紙に合わせてガイド板T1a、T1bの位置が決定さ
れていることとする。図6は、電源ON処理の流れを示
すフローチャートである。
【0063】図6において、まず、CPU12aは、不
揮発メモリ11c、11dに記憶された出力電圧値をシ
リアル通信(シリアルバス)により順次伝送させてRA
M12bに格納する(ステップA1)。このとき、CP
U12aは、図示しないインターフェースを介して入力
される現在のボリューム11a、11bの出力電圧値を
RAM12bに格納し(ステップA2)、不揮発メモリ
11c、11dから読み出した出力電圧値と比較する
(ステップA3)。
【0064】ここで、CPU12aは、現在のボリュー
ム11a、11bの出力電圧値が、不揮発メモリ11
c、11dから伝送される出力電圧値よりも大きいと判
別すると(ステップA3;大きい)、ステップA3に戻
って、不揮発メモリ11c、11dから最適な出力電圧
値が読み出されるまで、即ち、現在のボリューム11
a、11bの出力電圧値が、不揮発メモリ11c、11
dから伝送される出力電圧値よりも小さいと判別できる
まで、比較を繰り返す。そして、CPU12aは、現在
のボリューム11a、11bの出力電圧値が、不揮発メ
モリ11c、11dから伝送される出力電圧値よりも小
さいと判別すると(ステップA3;小さい)、不揮発メ
モリ11c、11dからRAM12bに読み出した出力
電圧を参照して、現在のボリューム11a、11bの出
力電圧値に対応するガイド板T1a、T1bの位置に基
づいて、転写紙のサイズを確定し(ステップA4)、図
6の電源ON処理を終了する。
【0065】続いて、図7を参照して、制御部12のC
PU12aにより実行されるトレイセット処理について
説明する。図7は、トレイセット処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0066】図7において、CPU12aは、転写紙ト
レイTが所定の装着位置に装着されたか否かを判別し
(ステップB1)、転写紙トレイTが所定の装着位置に
装着されていなければ(ステップB1;NO)、図7の
トレイセット処理を終了する。また、転写紙トレイTが
所定の装着位置に装着された時には(ステップB1;Y
ES)、CPU12aは、図示しないインターフェース
を介して入力される現在のボリューム11a、11bの
出力電圧値をRAM12bに格納し(ステップB2)、
不揮発メモリ11c、11dから既にRAM12bに読
み出された出力電圧値と比較する(ステップB3)。
【0067】ここで、CPU12aは、現在のボリュー
ム11a、11bの出力電圧値が、不揮発メモリ11
c、11dからRAM12bに読み出された出力電圧値
よりも大きいと判別すると(ステップB3;大きい)、
エラーメッセージ(例えば、転写紙サイズの変更、また
はトレイセットをし直して下さい等のメッセージ)を表
示部14aに表示させ(ステップB4)、図7のトレイ
セット処理を終了する。また、ここで、CPU12a
は、現在のボリューム11a、11bの出力電圧値が、
不揮発メモリ11c、11dからRAM12bに読み出
された出力電圧値よりも小さいと判別すると(ステップ
B3;小さい)、不揮発メモリ11c、11dからRA
M12bに読み出された出力電圧値を参照して、現在の
ボリューム11a、11bの出力電圧値に対応するガイ
ド板T1a、T1bの位置に基づいて、転写紙のサイズ
を確定し(ステップB5)、更に、その転写紙サイズが
不定形か否かを判別する(ステップB6)。
【0068】ここで、CPU12aは、転写紙サイズが
不定形でないと判別すると(ステップB6;NO)、図
7のトレイセット処理を終了する。また、ここで、CP
U12aは、転写紙サイズが不定形であると判別すると
(ステップB6;YES)、その転写紙の幅及び長さを
それぞれmm単位で、表示部14aに表示し、図7のト
レイセット処理を終了する。
【0069】以上のようにして、CPU12aは、転写
紙トレイT内に収容された転写紙のサイズを確定し、そ
の転写紙サイズに基づいて、以下に示す〜の動作制
御を行う。
【0070】例えば、CPU12aは、転写紙トレイ
Tに収容された転写紙を送り出すためのピックアップロ
ーラ(図示省略)の回転制御を行うクラッチのON/O
FFのタイミングを制御する。このため、CPU12a
は、ピックアップローラの回転量に応じた転写紙の移動
距離をROM12c内に予め記憶しておく。そして、C
PU12aは、確定した転写紙のサイズ(長さ)に基づ
いて、ピックアップローラの回転量を決定し、その回転
量に対応する時間だけクラッチをONとする。
【0071】例えば、CPU12aは、定着ローラ1
38によるトナーの定着が終了し、定着ローラ138か
ら転写紙の後端部が抜けた場合に、転写紙の搬送速度を
制御する。詳述すると、CPU12aは、定着ローラ1
38の後段に設けられたフォトセンサにより転写紙の幅
方向の紙端部(つまり、転写紙の搬送方向に向かう先端
部)を検知した際、制御部12内部に備えるタイマ(図
示省略)によりカウントを開始させる。そして、CPU
12aは、搬送ローラによる搬送速度と、確定した転写
紙のサイズ(長さ)と、に基づいて、転写紙が定着ロー
ラ138から抜ける時間を算出し、その時間をタイマ
(図示省略)によりカウントさせ、そのカウントが終了
したタイミングで、駆動モータを高速で駆動させること
により、搬送ローラの回転速度を上げる。また、CPU
12aは、転写紙のサイズに基づいて、駆動モータに駆
動の停止や低速等の指示を出力し、駆動モータを停止さ
せたり、低速で駆動させることにより、搬送ローラの回
転速度を制御して、転写紙の搬送速度を最適に制御す
る。
【0072】例えば、転写紙の先端部や転写紙の後端
部では、転写紙の材質によって、感光体ドラム131と
転写紙との距離が異なることを考慮し、CPU12a
は、転写装置135により感光体ドラム131のトナー
画像を転写紙に転写させるための転写電流と、分離装置
136によりトナー画像が転写された転写紙を感光体ド
ラム131上から分離するための分離電流の各出力値、
或いはその出力タイミングを変更する。詳述すると、C
PU12aは、画像形成・定着部13aの前段の搬送路
に設けられたフォトセンサにより転写紙の幅方向の紙端
部(つまり、転写紙の搬送方向に向かう先端部)を検知
し、確定した転写紙のサイズ(長さ)に基づいて、転写
紙の先端部、及び転写紙の後端部が画像形成・定着部1
3aへ進入するタイミングを決定する。そして、CPU
12aは、転写紙の先端部、及び転写紙の後端部が画像
形成・定着部13aを通過する間の転写電流及び分離電
流の各出力値、或いはその出力タイミングを最適に制御
する。
【0073】例えば、CPU12aは、確定した転写
紙サイズに基づいて、画像形成・定着部13aの前段に
設けられた片寄りセンサ13dにより検知された転写紙
の幅方向の紙端部(つまり、転写紙の搬送方向に向かう
先端部)に対する中心位置を決定し、この中心位置が中
心となるように、露光装置133により感光体ドラム1
31の表面に形成される静電潜像の位置を制御する。
【0074】例えば、CPU12aは、確定した転写
紙サイズに基づいて、この転写紙に書き込み可能な画像
の大きさ(幅及び長さ)を決定し、露光装置133によ
り決定した大きさで感光体ドラム131の表面に静電潜
像を形成させる。
【0075】以上のように、画像形成装置1は、電源投
入時に、不揮発メモリ11c、11dに記憶されている
データ(ガイド板の各位置に応じた出力電圧値)を読み
出してRAM12bに格納しておき、画像形成時に、ボ
リューム11a、11bの出力電圧値に対応するガイド
板の位置を不揮発メモリ11c、11dから読み出し
て、転写紙のサイズを確定する。そして、画像形成装置
1は、フォトセンサにより転写紙の幅方向の紙端部(つ
まり、転写紙の搬送方向に向かう先端部)を検知した
際、確定した転写紙のサイズに基づいて、画像形成・定
着部13a、駆動モータ群13c等の動作を最適に制御
する。
【0076】したがって、画像形成装置1は、転写紙ト
レイTに、定型サイズの転写紙が収容された場合だけで
なく、不定形サイズの転写紙が収容された場合にも、転
写紙のサイズを自動で検知できる。また、画像形成装置
1は、検知した転写紙サイズに基づいて、転写紙トレイ
Tに収容された転写紙を送り出すためのピックアップロ
ーラ(図示省略)の回転制御を行うクラッチのON/O
FFのタイミングを制御し、転写紙トレイTから転写紙
が送り出されるのに必要な時間だけクラッチをONさせ
ることができるので、電力消費を制限できる。また、画
像形成装置1は、フォトセンサにより転写紙の紙端部
(先端部)を検知させて、搬送路上の転写紙の位置を認
識し、転写紙のサイズ内に入るように転写する画像の大
きさを調整したり、転写する画像が乱れないように搬送
速度を調整したり、転写紙の先端部、及び転写紙の後端
部が画像形成・定着部13aを通過する間の転写電流及
び分離電流の各出力値、或いはその出力タイミングを変
更すること等が容易にできる。つまり、転写紙サイズに
応じて最適な転写電流や分離電流で画像を形成すること
ができ、画質を向上させることができる。また、転写紙
サイズに基づいて、転写紙の中心を決定できるので、余
白を均等に保つことができ、利便性がよい。また、転写
紙サイズに基づいて、転写紙内に入らない画像を形成し
ないようにすることもできるので、不要なトナーの消費
が抑えられるとともに、画像形成装置1内にトナーが飛
散することを防止できる。
【0077】更に、画像形成装置1は、定着ローラ13
8により転写紙にトナー画像を定着させている間は、駆
動モータの回転駆動を低速として、定着ローラ138か
ら転写紙が抜けた時には、駆動モータの回転駆動を高速
に切り替えることにより、転写紙に負担をかけずに、F
COT(Fast copy output time)やPPM(Pages per
minute)を向上させることができる。また、このと
き、定着ローラ138の近辺が高温となるが、定着ロー
ラ138から離れた位置にフォトセンサを設けて転写紙
の先端部を検知させ、転写紙サイズに基づいて定着ロー
ラ138から転写紙が抜けたか否かを決定できるので、
安全性が高い。また、フォトセンサにより転写紙が検知
されない間は、駆動モータを低速で回転駆動させたり、
停止させることができるので、電力消費を制限できる。
【0078】また、画像形成装置1は、転写紙サイズを
確定した際に、転写紙のサイズ(幅及び長さ)をmm単
位で表示部14aに表示することができるので、ユーザ
にサイズを認識させることが容易にできる。
【0079】また、ボリューム11a、11bや不揮発
メモリ11c、11dが故障した場合に、転写紙トレイ
T、及び転写紙サイズ検知部11を交換するだけでよい
ため、利便性がよい。
【0080】また、不揮発メモリ11c、11dに記憶
されたデータをシリアル通信(シリアルバス)により伝
送することとしたため、データのエラー検出が簡単に行
え、信頼性の高いデータ伝送を行えるとともに、バスの
本数が少ないためEMI(電磁波妨害)を抑えることが
できる。
【0081】また、不揮発メモリ11c、11dには、
それぞれ、ガイド板T1a、T1bの位置を2mm間隔
で移動させた場合のボリューム11a、11bの出力電
圧値を記憶させておくため、様々な転写紙サイズに対応
可能となる。
【0082】また、転写紙幅または転写紙長さが最大と
なる位置から狭くなる方向にガイド板T1aを移動させ
た場合の出力電圧値と、転写紙幅または転写紙長さが最
小となる位置から広くなる方向にガイド板T1aを移動
させた場合の出力電圧値と、を求め、各位置における2
つの出力電圧値の平均値を出力電圧値として算出し、算
出した電圧値をガイド板T1a、T1bの位置とそれぞ
れ対応付けて、不揮発メモリ11cに記憶させるので、
ガイド板の機構的なバックラッシュ(機械的誤差)の影
響を抑えることができる。
【0083】なお、本実施の形態では、転写紙の「幅」
に対応するガイド板T1aと連動するボリューム11a
の出力電圧値を不揮発メモリ11cに記憶し、転写紙の
「長さ」に対応するガイド板T1bと連動するボリュー
ム11bの出力電圧値を不揮発メモリ11dに記憶する
こととしたが、これに限定されず、ボリューム11a
と、ボリューム11bとに対応する各位置での出力電圧
値を1つの不揮発メモリに記憶するようにしてもよい。
【0084】また、本実施の形態では、ボリューム11
a、11bの出力電圧値を利用して、転写紙のサイズを
検知する場合を一例としたが、これに限定されず、ボリ
ューム11a、11bの抵抗値を利用して、転写紙のサ
イズを検知することとしてもよい。この場合は、不揮発
メモリ11c、11dに、転写紙の「幅」または「長
さ」に対応するガイド板T1a、T1bの位置を一定間
隔(例えば、2mm間隔)で変化させた場合のボリュー
ム11a、11bの出力電圧値を、各位置と対応付けて
記憶しておけばよい。
【0085】また、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、転写紙ト
レイに、定型サイズの転写紙が収容された場合だけでな
く、不定形サイズの転写紙が収容された場合にも、転写
紙サイズの認識が自動ででき、その転写紙サイズに基づ
いて画像形成に関わる動作を最適に制御することができ
る。
【0087】請求項2記載の発明によれば、シリアル通
信により、読み出し時のエラー検出が簡単に行え、信頼
性の高いデータ伝送を行えるとともに、EMI(電磁波
妨害)を抑えることができる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、一定間隔を
2ミリメートル以下とすることで、転写紙の幅及び長さ
の認識に必要な分解能を確保できるので、転写紙トレイ
にセットされた転写紙の幅及び長さを正確に認識するこ
とができる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、前記ガイド
手段の可動機構におけるバックラッシュ(機械的誤差)
の影響を抑えることができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、転写紙が不
定形サイズの場合に、転写紙のサイズ(幅及び長さ)を
mm単位で表示することで、画像形成装置のユーザにサ
イズを認識させることが容易にできる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、例えば、転
写紙トレイから搬送路へと転写紙が送り出されるまでの
間、クラッチをONとすることにより電力消費を制限で
きる。また、装置内の転写紙の位置に応じて転写紙の搬
送速度を変化させることにより、例えば、画像形成時に
は低速で転写紙を搬送し、画像形成が終了した時には高
速で転写紙を搬送することができるので、画質を安定さ
せながらも、転写紙に負担をかけずに、FCOTやPP
Mを向上させることができる。
【0092】請求項7記載の発明によれば、例えば、形
成した画像を定着させる定着ローラ等のように、その近
辺が高温で転写紙の後端が検知できないときでも、この
定着ローラから離れた位置に検知手段を設けて転写紙の
先端部を検知し、認識された転写紙サイズに基づいて、
定着ローラから転写紙の後端が抜けるまでの搬送時間を
決定して、計時させることにより、定着ローラから転写
紙の後端が抜けたことを検知できる。
【0093】請求項8記載の発明によれば、転写紙の先
端部や転写紙の後端部で、転写紙の材質によって、画像
形成部に含まれる感光体ドラムと転写紙との距離が異な
ることを考慮し、転写紙サイズに応じた最適な転写電流
や分離電流で画像を形成することができる。
【0094】請求項9記載の発明によれば、搬送路にお
ける転写紙の位置の片寄りを検出し、転写紙サイズに基
づいて、転写紙の中心を決定できるので、画像を転写紙
の中心に形成することができ、余白を均等にすることが
容易にできる。
【0095】請求項10記載の発明によれば、転写紙サ
イズに基づいて、転写紙に形成する画像のサイズを制御
したり、転写紙内に入らない画像を形成しないようにす
ることもできるので、不要なトナーの消費が抑えられる
とともに、装置内にトナーが飛散することを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置1の主要な電気的構成を示す図で
ある。
【図2】転写紙トレイTの俯瞰図である。
【図3】図2に示した転写紙トレイTのA-A´断面を
模式的に示す図である。
【図4】データ収集システムを示す図である。
【図5】画像形成・定着部13aを示す図である。
【図6】電源ON処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図7】トレイセット処理の流れを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 11 転写紙サイズ検知部 11a、11b ボリューム 11c、11d 不揮発メモリ 12 制御部 12a CPU 12b RAM 12c ROM 13 プリント部 13a 画像形成・定着部 13b 高圧電源 13c 駆動モータ群 13d 片寄りセンサ 13e フォトセンサ群 14 操作部 14a 表示部 14b 入力部 15 画像取得部 15a 読取部 15b 通信制御部 T 転写紙トレイ T1a、T1b ガイド板 T2a、T2b ラック T3a、T3b ピニオンギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 健二 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 吉村 和俊 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA39 DC04 DC19 DE04 DE07 DE09 EA03 EC01 ED16 ED24 EE04 EF06 ZA07 ZA10 2H072 AA07 AA12 AA16 AA23 AA24 BA13 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA05 BA07 BB02 CC03 DA01 DA06 DB07 DC12 DC17 EB29 EB37 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 GA01 GB01 GC01 GD01 HE22 HE24 KB03 KB20 MA26 MB04 MC21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のサイズの転写紙を収容可能な転写紙
    トレイを備えた画像形成装置において、 前記転写紙トレイに収容された転写紙の幅方向、又は長
    さ方向に移動可能な可動機構を備えたガイド手段と、 前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の幅に応じて移
    動させた時に、その移動位置に応じて抵抗値を変化させ
    る第1のボリュームと、 前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の長さに応じて
    移動させた時に、その移動位置に応じて抵抗値を変化さ
    せる第2のボリュームと、 前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の幅方向に、一
    定間隔で移動させた場合に変化する前記第1のボリュー
    ムの抵抗値を、該幅方向の各移動位置に対応付けて記憶
    し、前記ガイド手段の可動機構を前記転写紙の長さ方向
    に、一定間隔で移動させた場合に変化する前記第2のボ
    リュームの抵抗値を、該長さ方向の各移動位置に対応付
    けて記憶する記憶手段と、 前記転写紙トレイに転写紙がセットされて、前記ガイド
    手段の可動機構が移動された時、前記第1のボリューム
    の抵抗値に対応する幅方向の位置、及び前記第2のボリ
    ュームの抵抗値に対応する長さ方向の位置を前記記憶手
    段から読み出して、転写紙サイズを認識する認識手段
    と、 前記認識手段により認識された転写紙サイズに基づい
    て、画像形成に関わる動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記認識手段は、前記記憶手段に記憶され
    た、前記第1のボリューム、又は前記第2のボリューム
    の各抵抗値を、シリアル通信によって、前記記憶手段か
    ら読み出すことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記一定間隔は、2ミリメートル以下であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、前記ガイド手段の可動機
    構を、前記転写紙トレイ内で最大の幅及び長さの各位置
    から狭くなる方向に向かって一定間隔で移動させた場合
    と、前記転写紙トレイ内で最小の幅及び長さの各位置か
    ら広くなる方向に向かって一定間隔で移動させた場合
    と、で得られる各幅位置及び各長さ位置に対応する前記
    第1のボリューム及び前記第2のボリュームの各抵抗値
    の平均値を各幅位置及び長さ位置とに対応付けて記憶す
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記認識手段により認識
    された前記転写紙サイズが不定形の場合に、前記転写紙
    の幅及び長さをmm単位で表示手段に表示することを特
    徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記転写紙を前記転写紙
    トレイから送り出す送り出し機構に動力を伝達するクラ
    ッチのON/OFFタイミングと、前記転写紙トレイか
    ら送り出された転写紙を搬送する搬送機構を駆動する駆
    動モータの回転数と、を制御することを特徴とする請求
    項1〜5の何れか一つに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】画像が形成されて搬送された前記転写紙の
    先端部を検知する検知手段と、 前記転写紙の搬送時間を計時する計時手段と、を更に備
    え、 前記制御手段は、前記検知手段により前記転写紙の先端
    部が検知された際に、前記計時手段による計時を開始さ
    せ、前記認識手段により認識された転写紙サイズに基づ
    いて、前記計時手段により計時させる搬送時間を決定
    し、前記計時手段により決定した搬送時間が計時された
    際に、前記駆動モータの回転数を上昇させるように制御
    することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、画像形成の際に画像形成
    部に供給する転写電流及び分離電流の出力タイミング、
    または出力値を制御することを特徴とする請求項1〜7
    の何れか一つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記転写紙トレイから送り出された転写紙
    が搬送される搬送路における前記転写紙の位置の片寄り
    を検出する片寄り検出手段を更に備え、 前記制御手段は、前記片寄り検出手段により検出された
    前記転写紙の位置の片寄りに基づいて、該転写紙の中心
    位置を決定し、その中心位置を中心として画像形成させ
    ることを特徴とする請求項1〜8の何れか一つに記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、画像形成の際に形成さ
    れる画像の大きさを、前記認識手段により認識された転
    写紙サイズ以内に制御することを特徴とする請求項1〜
    9の何れか一つに記載の画像形成装置。
JP2002147741A 2002-05-22 2002-05-22 画像形成装置 Pending JP2003345082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002147741A JP2003345082A (ja) 2002-05-22 2002-05-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002147741A JP2003345082A (ja) 2002-05-22 2002-05-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003345082A true JP2003345082A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29766660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002147741A Pending JP2003345082A (ja) 2002-05-22 2002-05-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003345082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323352A (ja) * 2005-04-22 2006-11-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成装置の制御用プログラム
JP2007260938A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Noritsu Koki Co Ltd 画像記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323352A (ja) * 2005-04-22 2006-11-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成装置の制御用プログラム
JP2007260938A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Noritsu Koki Co Ltd 画像記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1256851B1 (en) Image forming apparatus capable of determining type of recording sheet to prevent sheet jam
US9197775B2 (en) Image reading device, copier, and image forming apparatus
JP4671824B2 (ja) 画像形成装置
JP6165082B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US10239717B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, and sheet-feeding apparatus
JP4995524B2 (ja) 画像形成装置
US9128447B2 (en) Image forming apparatus and image forming apparatus control method
JP2004005559A (ja) 画像処理システム、および画像記録方法
JP2006347645A (ja) 画像形成装置
JP2002258680A (ja) 画像形成装置
JP2003345082A (ja) 画像形成装置
JP2006251060A (ja) 画像形成装置
JP2007286513A (ja) 画像形成装置
JP3729063B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JP2011121777A (ja) 給紙搬送装置
JP2005037478A (ja) 画像形成装置
JP2000281243A (ja) 画像形成装置
JP6519252B2 (ja) 用紙収容装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2010128334A (ja) 画像形成装置
JP3667177B2 (ja) 画像形成装置
JP4211302B2 (ja) 画像形成装置
JP3147448B2 (ja) 作像装置
US9304473B1 (en) Image forming apparatus and conveyance control method for image receiving medium
JP2000203732A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2008168994A (ja) 判定装置及び画像形成装置