JP2003344352A - イオン濃度測定装置 - Google Patents

イオン濃度測定装置

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JP2003344352A
JP2003344352A JP2002151435A JP2002151435A JP2003344352A JP 2003344352 A JP2003344352 A JP 2003344352A JP 2002151435 A JP2002151435 A JP 2002151435A JP 2002151435 A JP2002151435 A JP 2002151435A JP 2003344352 A JP2003344352 A JP 2003344352A
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ion
electrode
sensor body
sensor
isfet
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Shuji Takamatsu
修司 高松
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ISFETを用いた小型かつコンパクトであ
り、しかも、イオン感応部を凹凸部分や微小な平面に確
実に密着させることができ、それらの部分におけるイオ
ン濃度をも確実に測定することのできるイオン濃度測定
装置を提供すること。 【解決手段】 センサボディ2の下端部に球面状または
曲面状の微小なイオン感応部5Aを備えたISFETよ
りなるイオン測定電極5を設ける一方、前記センサボデ
ィ2の内部かつ前記イオン測定電極5の上方に筒体10
を設け、この筒体10の外表面10aに内極10Aを形
成するとともに前記センサボディ2と筒体10との間に
内部液11を収容し、さらに、前記イオン測定電極5と
前記センサボディ2との間に液絡部12を形成して比較
電極13を構成し、センサボディ2内にイオン測定電極
5と比較電極13とを一体的に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、pHなどのイオ
ン濃度を測定する装置に関し、特に、ISFETを用い
たイオン濃度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】例えば、水溶液におけ
るpHを測定するpH測定装置においては、水素イオン
に感応するpH測定電極と比較電極とが必要である。近
年、前記pH測定電極として、ISFETを用いるとと
もに、このISFETを比較電極と一体的に構成したも
のが開発されている。このpH測定装置は、pHガラス
電極を中心に配置し、その外側を比較電極で包むように
した従来の複合電極タイプからの類推で、センサボディ
内に設けたロッドのセンサボディから突出した部分をロ
ッドの中心線と平行になるように切削して平面部を形成
し、このロッドと平行な平面部にISFETを載置して
pH測定電極とする一方、前記センサボディ内のロッド
の周囲に比較電極を形成してなるもので、工業用水等の
水質を測定するように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のpH測定装置は、そのセンサボディの外径が約30
mmもあるなどかなり太めであるとともに、pH測定電
極がセンサボディの端部から突出した角柱部分に形成さ
れているため、表面が1〜数mm程度の小さい凹凸があ
るような歯におけるpH測定や、窪んだ小さい領域にお
けるpH測定には用いることができなかった。また、上
記従来のpH測定装置では、マイクロプレートなどにお
けるpH測定に応用することが困難であった。
【0004】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、ISFETを用いた小型かつコ
ンパクトであり、しかも、イオン感応部を凹凸部分や微
小な平面に確実に密着させることができ、それらの部分
におけるイオン濃度をも確実に測定することのできるイ
オン濃度測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のイオン濃度測定装置は、センサボディの
下端部に球面状または曲面状の微小なイオン感応部を備
えたISFETよりなるイオン測定電極を設ける一方、
前記センサボディの内部かつ前記イオン測定電極の上方
に筒体を設け、この筒体の外表面に内極を形成するとと
もに前記センサボディと筒体との間に内部液を収容し、
さらに、前記イオン測定電極と前記センサボディとの間
に液絡部を形成して比較電極を構成し、センサボディ内
にイオン測定電極と比較電極とを一体的に設けたことを
特徴としている(請求項1)。
【0006】そして、センサボディの下端部に球面状ま
たは曲面状の微小なイオン感応部を備えたISFETよ
りなるイオン測定電極を設けるのに代えて、センサボデ
ィの下端部の当該センサボディの長手方向と直交する平
面内にフラットかつ微小なイオン感応部を備えたISF
ETよりなるイオン測定電極を設けるようにしてもよい
(請求項2)。
【0007】上記いずれの構成のイオン濃度測定装置に
おいても、イオン測定電極と比較電極とが一体化され、
その状態でセンサボディ内に収容されているので、従来
のISFETを用いたイオン濃度測定装置に比べて、構
成がコンパクトであり小型となる。そして、イオン測定
電極と比較電極との距離を可及的に小さくすることが可
能であり、イオン測定電極を小さく形成することができ
るので、微小領域や微小量の試料を確実に測定すること
ができる。
【0008】そして、請求項1に記載してあるように、
ISFETを例えば直径が1mm程度のボールセミコン
ダクタの表面に形成するなどして、そのイオン感応部が
球面状または曲面状である場合、細かな凹凸がある表面
や湾曲した微小な領域に密着させることができ、これら
の部分における例えばpH測定を容易に行うことができ
る。
【0009】また、請求項2に記載してあるように、I
SFETとして1〜2mm角程度のISFETチップを
用いるなどして、そのイオン感応部が微小かつフラット
な平面に形成してある場合においても、上記請求項1に
記載のものと同様に、細かな凹凸がある表面や湾曲した
微小な領域に密着させることができ、これらの部分にお
ける例えばpH測定を容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
ながら説明する。図1〜図3は、この発明の第1の実施
の形態を示す。まず、図1は、この発明のイオン濃度測
定装置におけるセンサ部1の構成を示す縦断面図で、こ
の図において、2はセンサボディで、例えばガラスやプ
ラスチックなどよりなる上下両端に開口を有する例えば
円筒体で、特に下端部はテーパ状に末窄まりとなってい
る。このセンサボディ2は、後述する内部液11の残量
を目視で確認できるように透明に形成されるとともに、
その上端側には、内部液11を補充するための孔3が開
設されており、この孔3には栓体4が着脱自在に設けら
れている。
【0011】5はセンサボディ2の下端部に設けられる
イオン測定電極としてのISFETである。このISF
ET5は、直径が例えば1mm程度のシリコンボール
(ボールセミコンダクタ)6の下部側の表面6aに、例
えば水素イオンに感応する測定電極(pH−ISFET
センサ)として形成されている。
【0012】前記pH−ISFET5は、例えば次のよ
うにして形成される。すなわち、シリコンボール6の下
部側の表面6aに、図2に示すように、ゲート7G、ソ
ース7Sおよびドレイン7DよりなるMOSFET7を
設け、このMOSFET7のゲート部7GにSiO
2 膜、Si3 4 膜、Ta2 5 膜、Al2 3 膜より
なるH+ に感応する水素イオン感応部を形成したもので
ある。以下、前記ゲート部7Gを含むシリコンボール6
の下部側の表面6aのことを、特にセンサ面(イオン感
応部)5Aという。8,9はシリコンボール6の表面6
aに形成される導電部である。なお、前記センサ面5A
以外のシリコンボール表面6aには酸化膜等が形成さ
れ、測定対象試料(例えば唾液など)や内部液11によ
って冒されないようにしてある。
【0013】10はセンサボディ2の内部かつpH−I
SFET5の上方に設けられる円筒などの筒体で、その
上端は例えばセンサボディ2の上端部より高く突出し、
下端はセンサボディ2の下方より突出しないように設け
られている。特に、この筒体10の下端部は、シリコン
ボール6の表面6aと密着し、その内部に内部液11が
浸入しないように、適宜の接着剤で接着されている。前
記筒体10は、内部液11に冒されたり、内部液11と
反応しない電気絶縁性素材、例えば、塩ビやポリエチレ
ンやガラスエポキシなどよりなる。また、この筒体10
の外表面10aには、Agメッキが施され、さらにその
外面にAgClが被覆されて比較電極内極10Aが構成
されている。そして、11はセンサボディ2と筒体10
との間の空間内に収容される内部液で、例えばKCl溶
液である。さらに、12はpH−ISFET5が形成さ
れたシリコンボール6とセンサボディ2の下端部との間
に形成される液絡部で、比較電極内極10Aおよび内部
液11とともに比較電極13を構成する。
【0014】なお、前記Agメッキは、筒体10の全長
にわたって形成されていることが好ましい。このように
した場合、後述するロッド14の表面に形成される導電
部16に対するシールドが良好に行われる。
【0015】14は筒体10の内部に設けられるロッド
で、このロッド14の下端にpH−ISFET5がバン
プ15によって保持される。そして、このロッド14の
表面には、信号取り出し用導電部16が形成されてお
り、接続用バンプ15aを介してpH−ISFET5側
の導電部8,9と電気的に接続されている。なお、バン
プ15,15aは樹脂モールド等により内部液11が浸
透しないようにしてある。
【0016】そして、17はセンサボディ2の上部開口
を液密に封止するためのキャップで、合成樹脂など適宜
の素材よりなり防水構造に構成されている。このキャッ
プ17の内面には、筒体外表面に係止されたAgメッキ
部に連設されたAgシールド接触部18が形成されてい
る。また、19はシールド付きコネクタで、ロッド14
の表面に形成された信号取り出し用導電部16の上端部
をシールドケーブル20と接続するもので、このシール
ドケーブル20の他端側は、装置本体(図示していな
い)に接続されている。そして、この装置本体には、そ
の内部には演算制御部が設けられ、外部には操作部およ
びディスプレイが設けられている。
【0017】上記構成よりなるイオン濃度測定装置にお
いては、センサ部1を例えば患者の口内に挿入し、歯の
表面にセンサ面5Aを当接させることができる。このセ
ンサ面5Aの当接により、歯の表面におけるpHが検出
され、そのときの検出信号に基づいて演算制御部で所定
の演算が行われ、その演算結果がディスプレイにpH値
として表示される。この場合、pH−ISFET5は直
径がせいぜい1mmというように小さく、しかもセンサ
面5Aが丸みを帯びているので、前記歯の表面に多少の
凹凸があったり、歯の窪みの表面や削った後の微細な穴
の奥などの表面にセンサ面5Aを密着させることがで
き、したがって、それらの部分におけるpH測定を容易
に行うことができる。
【0018】そして、前記イオン濃度測定装置において
は、センサ面5Aに丸みがつけられているので、センサ
面5Aが口内の他の部位に当たってもこれを傷つけたり
するおそれがなく、違和感を生ずることもないととも
に、センサ面5Aが割れるなど破損することもない。
【0019】また、上記構成のイオン濃度測定装置にお
いては、pH−ISFETよりなるイオン測定電極5と
比較電極13とが一体化され、その状態でセンサボディ
2内に収容されているので、従来のISFETを用いた
イオン濃度測定装置に比べて、構成がコンパクトであり
小型となる。そして、イオン測定電極5と比較電極13
との距離を可及的に小さくすることが可能であり、イオ
ン測定電極5を小さく形成することができるので、微小
領域や微小量の試料を確実に測定することができる。
【0020】なお、シリコンボール6は、必ずしも真球
でなくてもよく、センサ面5Aが楕円や放物面など他の
曲面であってもよい。
【0021】上記第1の実施の形態においては、センサ
面5Aが球面状または曲面状であったが、必ずしも球面
状または曲面状でなく、フラットな平面状であってもよ
い。以下、これを第2の実施の形態として図4および図
5を参照しながら説明する。なお、図4および図5にお
いて、図1〜図3に示した符号と同一のものは同一部材
である。
【0022】図4において、21は例えばpH測定電極
としてのpH−ISFETで、この実施の形態において
は、フラットかつ微小な平面形状を呈している。このp
H−ISFET21は、例えば次のように構成されてい
る。すなわち、図5(A)に示すように、フレキシブル
な基板(フレキ基板)22の表面に導電部23を適宜形
成し、この導電部23を形成したフレキ基板の表面部2
2aの端部に連なる部分22bに、例えば1〜2mm角
の大きさのISFETチップ24をイオン測定電極とし
て取り付ける。このISFETチップ24は、前記pH
−ISFET5と同様に、ゲート部が水素イオンに感応
するように構成されており、図中の符号21Aはセンサ
面(イオン感応部)を示している。
【0023】そして、前記フレキ基板22を表面部22
aと22bの円弧状の境界線25に沿って折り曲げる
と、フレキ基板22は、同図(B)に示すように、湾曲
するとともに、その下端部には、ISFETチップ24
を取り付けた表面部22bがその上部の表面部22aに
対して直交するように折れ曲がり、その水平な平面内に
前記センサ面21Aが位置することになる。
【0024】そして、同図(C)に示すように、前記湾
曲したフレキ基板22の湾曲部の曲率とほぼ等しい曲率
半径を有する円柱状の補強材26を湾曲した凹面部に沿
わせ、その状態で、前記ISFETチップ24を導電性
のバンプ27によって円柱状補強材26の下端に保持さ
せる。
【0025】上記構成のように、水平な平面状のセンサ
面21Aを有するフレキ基板22を補強材26とともに
筒体10内に装填することにより、図4に示すように、
センサボディ2の下端部に、当該センサボディ2の長手
方向と直交する平面内にフラットかつ微小なセンサ面2
1Aを、センサボディ2の下端部から突出しないか、ご
く僅かに突出した状態で形成したセンサ部1が得られ
る。特に、センサ面21Aがセンサボディ2の長手方向
と直交する平面内においてフラットでありしかも微小
(例えば1〜2mm角)であるので、凹凸面や微小な面
に対して、センサ面21Aを密着させることができる。
したがって、この第2の実施の形態のセンサ部1も、前
記第1の実施の形態におけるセンサ部1と同様の作用効
果を奏することができる。
【0026】この発明は、上記実施の形態のほかに、種
々変形して実施することができ、例えば、筒体10を銀
の管で形成し、これの外表面にAgClを被覆してもよ
い。そして、内部液11としては、ゲル化KClを用い
てもよい。また、ロッド14に代えて、例えば電気絶縁
性の筒体を設け、この筒体内に信号取り出し用の信号線
(導電部16に代わるもの)を配置してもよい。また、
シールドケーブル20に代えて、演算制御部やディスプ
レイを設け、センサ部1と信号処理部とを一体的に構成
してあってもよい。さらに、pHなどを測定する場合、
測定結果を温度補償する必要があるが、このための温度
センサや補償回路をISFET5また24内あるいはロ
ッド14や補強材26内に設けてもよい。
【0027】さらに、図6に示すように、センサ部1
を、演算制御部やディスプレイを備えた本体部に対して
自在に着脱できる構成としてもよい。すなわち、図6
は、図1または図4に示したセンサ部1を組み込んだp
H測定装置の構成の一例を示すもので、この図におい
て、31は本体部で、例えば適宜の合成樹脂よりなり、
その一端側には適宜長さのスティック部31aが延設さ
れている。このスティック部31aの先端側には、セン
サ部1を電気的並びに機械的に着脱自在に装着できるよ
うに構成されている。そして、本体部31の内部には、
演算制御部や電源部などが設けられ、その表面には演算
制御部で演算処理された測定結果などを表示する表示部
32が設けられている。なお、33は電源オンオフボタ
ンで、このボタン33を1回押すと電源がオンになって
測定可能状態となり、測定可能状態で1回押すと電源オ
フになり、待機状態となる。また、本体部31は、測定
しながら表示部32の表示内容を目視で確認できるよう
に、片手で握りやすく操作しやすいように形成されてい
る。
【0028】上記図6に示すように構成されたpH測定
装置によれば、そのスティック部31aの先端側のセン
サ部1を患者の口内に挿入して、歯34の表面にセンサ
面5Aを容易に当接させることができ、歯34における
pHを容易に、しかも、患者に苦痛などを与えることな
く測定することができる。
【0029】そして、前記図6に示したpH測定装置に
おいては、センサ部1と本体部31とが着脱自在である
ので、例えば一つの本体部31に対して複数のセンサ部
1を複数用意しておくことにより、患者ごとにセンサ部
1を用いることができる。そして、本体部31から外さ
れているセンサ部1については、適宜の消毒液などに浸
漬して、次の測定に待機させることができる。
【0030】そして、上述の各実施の形態では、イオン
濃度測定装置は、pHを測定するように構成されていた
が、他のイオン濃度を測定できるようにしてもよい。す
なわち、ISFET5やISFETチップ24のゲート
部に、例えばNa+ やCa+など他のイオンに感応する
感応膜を形成するようにしてもよい。また、前記ゲート
部に複数のイオン、例えばH+ 、Na+ 、Ca+ にそれ
ぞれ感応する感応膜を形成し、これらのイオンを同時に
検出できるようにし、これらのイオン分布を同時に測定
できるようにしてもよい。また、この発明のイオン濃度
測定装置は、上記歯のみならず、各種の微小領域や微小
量の試料におけるイオン濃度測定に用いてもよいことは
言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のイオン
濃度測定装置は、イオン測定電極と比較電極とが一体化
され、その状態でセンサボディ内に収容されているの
で、従来のISFETを用いたイオン濃度測定装置に比
べて、構成がコンパクトであり小型となる。そして、イ
オン測定電極と比較電極との距離を可及的に小さくする
ことが可能であり、イオン測定電極を小さく形成するこ
とができるので、微小領域や微小量の試料を確実に測定
することができる。
【0032】そして、前記イオン濃度測定装置によれ
ば、例えば歯の窪みの表面や削った後の微細な穴の奥な
どの表面にセンサ面を密着させることができ、したがっ
て、それらの部分における例えばイオン濃度測定を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるイオン濃度測定装置
の要部の構成を示す縦断面図である。
【図2】前記イオン濃度測定装置におけるセンサ部を拡
大して示す斜視図である。
【図3】前記センサ部の拡大横断面図である。
【図4】第2の実施の形態におけるイオン濃度測定装置
の要部の構成を示す縦断面視図である。
【図5】前記イオン濃度測定装置におけるセンサ部の構
成を説明するための図である。
【図6】前記センサ部を着脱自在に組み込んだイオン濃
度測定装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2…センサボディ、5…イオン測定電極(ISFE
T)、5A…イオン感応部、10…筒体、10a…外表
面、10A…内極、11…内部液、12…液絡部、13
…比較電極、21…イオン測定電極(ISFET)、2
1A…イオン感応部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサボディの下端部に球面状または曲
    面状の微小なイオン感応部を備えたISFETよりなる
    イオン測定電極を設ける一方、前記センサボディの内部
    かつ前記イオン測定電極の上方に筒体を設け、この筒体
    の外表面に内極を形成するとともに前記センサボディと
    筒体との間に内部液を収容し、さらに、前記イオン測定
    電極と前記センサボディとの間に液絡部を形成して比較
    電極を構成し、センサボディ内にイオン測定電極と比較
    電極とを一体的に設けたことを特徴とするイオン濃度測
    定装置。
  2. 【請求項2】 センサボディの下端部の当該センサボデ
    ィの長手方向と直交する平面内にフラットかつ微小なイ
    オン感応部を備えたISFETよりなるイオン測定電極
    を設ける一方、前記センサボディの内部かつ前記イオン
    測定電極の上方に筒体を設け、この筒体の外表面に内極
    を形成するとともに前記センサボディと筒体との間に内
    部液を収容し、さらに、前記イオン測定電極と前記セン
    サボディとの間に液絡部を形成して比較電極を構成し、
    センサボディ内にイオン測定電極と比較電極とを一体的
    に設けたことを特徴とするイオン濃度測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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