JP2003344252A - 落下衝撃試験機および落下衝撃試験方法 - Google Patents

落下衝撃試験機および落下衝撃試験方法

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JP2003344252A JP2002152590A JP2002152590A JP2003344252A JP 2003344252 A JP2003344252 A JP 2003344252A JP 2002152590 A JP2002152590 A JP 2002152590A JP 2002152590 A JP2002152590 A JP 2002152590A JP 2003344252 A JP2003344252 A JP 2003344252A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 落下時に電子機器などに加わる衝撃を測定す
る場合に使用する落下衝撃試験機に関し、落下姿勢の正
確な設定と高い再現性を提供する。 【解決手段】 ベース1に立設したガイドシャフトA及
びフレーム11と、前記ガイドシャフトAに嵌合し、試
験対象物3を載置したまま落下できるホルダ22と、衝
撃センサ71が設けられベース1に固定された衝突ブロ
ック4と、からなる落下衝撃試験機において、前記衝突
ブロック4の衝突面に設けられた調圧ノズル43と空圧
制御回路とを備え、衝突直前の衝突面41上空の空圧を
モニタし正圧にも負圧にもならないように空圧制御す
る。試験対象物3に無用な応力をかけることが無く正確
で再現性のある落下姿勢を得ることができ、極薄で軽量
化された電子機器を試験対象物として扱うことができ衝
突直前で発生する浮力に影響されず落下姿勢を再現よく
制御可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の落下衝
撃試験機および落下試験方法に関し、特に落下姿勢を安
定させ正確で再現性のよい落下衝撃試験機および落下方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、特に小型携帯端末、例えば携
帯電話、PDAやPHSなどの情報機器は日々小型化、
軽量化、薄型化の傾向が顕著である。これには、内蔵す
る機能部品の小型化、薄型化、プリント基板の薄肉・高
密度実装化、アンテナ方式の小型化、これらの構成部品
を収納する筐体の薄肉化、筐体構造の高剛性化が密接に
関連しており、更なる小型・薄型・軽量化が進んでい
る。筐体に関しては、携帯機器全体の厚みを薄型化する
傾向が強くかつ軽量化も伴うため、例えば紙のようにフ
ラットな薄型電子機器に進化する傾向にある。
【0003】電子機器の小型・薄型・軽量化に伴い携帯
性が重要視されることから、常時手で保持した状態で使
用することを前提にして商品設計される場合が多い。こ
のようなハンドヘルド型電子機器の場合、オペレータの
不注意により手から落下した際の電子機器の動作、外観
も考慮しなければならない。落下衝撃試験機により電子
機器を落下させてその後の動作状態、外観について調査
・評価を行い、特定の性能については落下で異常を来た
さないような製品設計が重要である。平面の他にエッ
ジ、コーナが衝突面にぶつかった場合に受ける衝撃の測
定、外観のダメージを評価し耐衝撃性の良い電子機器の
開発に活用する。
【0004】人間の操作を想定した落下方法を備えた落
下衝撃試験機には例えば、特開平9−318484、特
開2000−55778のように試験対象物を衝突直前
まで所定の力で把持する方法や、特開2000−813
65のように試験対象物を把持した状態で落下高さから
開放して自由落下させる方法がとられている。図9に従
来の落下衝撃試験機の構造の一例を示す。図9に示す落
下衝撃試験機は、リニアガイド6、可動部7、ハンド8
1、ハンド駆動機構82、衝突ブロック9、ハンドオー
プンセンサ72、信号取り込み位置センサ73、衝突ブ
ロック9、緩衝材10、ロック機構2から成る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来の落下
衝撃試験機は、上下に自由落下可能なリニアガイド6の
可動部7の先端に設けたハンド81で保持した試験対象
物12をハンド駆動機構82で開閉する。下部に設けた
衝突ブロック9に向けてハンド81を自由落下に相当す
る速度で移動する。衝突に相当する位置に設けたハンド
オープンセンサ72でハンド81のオープンするタイミ
ングを検出して、試験対象物12を放す。ハンド駆動機
構82を動作させて衝突の直前で衝突ブロック9へのハ
ンド81の干渉を回避する。必要に応じて衝突ブロック
にはハンドを通過する切り欠き部を有する。
【0006】このような構造では、ハンドで把持するに
必要な把持力が必要となり、小型、薄型、軽量化が進む
電子機器にとっては不要な応力がかかる。例えばボディ
の厚みで10mm以下、さらには0.1〜6mm程度の
極めて薄い筐体では障害となる応力がかかり試験方法に
耐えられない。しかも、ハンドで把持した状態から衝突
直前で開放すると、試験対象物は最初に設定した落下姿
勢を保持せずそのまま衝突ブロック9に衝突することに
なり、本来評価したい落下姿勢を安定して得ることがで
きない。
【0007】さらに、電子機器の薄型軽量化が進むと、
試験対象物と衝突ブロックとで挟まれた空間が落下動作
で急激に圧縮されることにより、試験対象物自体に発生
する浮力が試験対象物の自重より勝り試験対象物が浮き
姿勢が不安定になる。本来水平に落下する姿勢が変化し
水平面に斜めに衝突する場合は、試験対象物が持つ浮力
の特性であり、落下試験として有効である。しかしなが
ら、衝突面に穴が複数あるような場合、例えば網目の床
などの場合は挟まれた空間が急激に圧縮されず、ゆえに
自重の方が浮力より勝り姿勢は水平のまま衝突すること
となる。
【0008】従来の落下方法では、衝突直前まで試験対
象物をハンドで把持し、直前で開放する。この方法では
ハンド81の開放から衝突までの時間が短いとはいえ落
下前に設定した姿勢がハンド81の開放後に変化し、本
来試験すべき姿勢を再現性よく得ることができなかっ
た。さらに、試験対象物と衝突ブロックとで挟まれた空
間を急激に圧縮するため、たとえ衝突直前でハンドを開
放しても、ハンド開放後に急激に浮力が発生し、その浮
力が自重に勝る場合には姿勢が狂い斜めに衝突し、本来
であれば最大衝撃がかかる面衝突に至らないという問題
がある。さらにその浮力が自重に著しく勝る場合には姿
勢が大きく狂い衝突に至らないという問題もある。
【0009】<発明の目的>本発明の目的は、電子機器
の落下衝撃試験における落下姿勢の安定とその試験機を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の落下衝撃試験機は、次の点を特徴とする。 1:ベースに立設した複数のガイドシャフト及びフレー
ムと、前記ベースに固定された衝突ブロックと、前記ガ
イドシャフトに案内され、試験対象物を載置したまま落
下できるホルダと、試験対象物に載置された衝撃センサ
と、からなる落下衝撃試験機において、前記衝突ブロッ
クの衝突面に設けられた調圧ノズルおよび空圧センサ
と、衝突面上空の空圧を制御する空圧制御手段と、を備
え、衝突直前の衝突面上空の空圧をモニタし、正圧にも
負圧にもならないように、衝突面上空の空圧を制御する
こと。 2:前記ホルダは、前記ガイドシャフトに嵌合した複数
のガイドに保持されとともに、ホルダ上で試験対象物の
下面を支える複数の第1のアームと、ホルダ上で試験対
象物の立ち姿勢を支える複数の第2のアームと、を備え
ていること。 3:前記複数の第1のアームと前記第2のアームは、そ
れぞれ、衝突面に設けた通過孔を通過するように所定の
幅を有していること。 4:前記複数のアームの間隔は試験対象物より若干小さ
く形成され、複数のアームは試験対象物の落下姿勢を形
成する位置に配置していること。 5:前記空圧制御手段は、前記調圧ノズル,前記空圧セ
ンサ、真空発生器、空圧バルブおよび空圧制御回路とか
ら構成され、衝突直前の衝突面上空の空圧をモニタし、
正圧にも負圧にもならないように、衝突面上空の空圧を
制御すること。 6:前記フレームの下方に衝突位置センサを設け、この
衝突位置センサの検出信号を前記空圧制御回路の入力信
号としたこと。 7:前記フレームの上方に落下開始を検出する開始セン
サを設け、記録開始すること。 8:前記開始センサの出力信号をトリガとして空圧制御
手段の真空発生器を起動すること。 9:ベースに垂直に立つ複数のガイドシャフトに嵌合し
た複数のガイドと、前記ガイドで保持したホルダと、ホ
ルダ上で試験対象物の下面を支える複数の第1のアーム
と、ホルダ上で試験対象物の立ち姿勢を支える複数の第
2のアームと、ホルダの下方でホルダと所定の落下高さ
を確保できる距離に水平の衝突面を有する衝突ブロック
と、衝突ブロックの上部で前記第1のアーム、前記第2
のアームの厚みより若干広い溝を有して前記第1のアー
ム、前記第2のアームが通過する複数の通過孔を備えて
いること。 10:衝突ブロックの衝突面に設けた調圧ノズルと空圧
センサ、真空発生器、空圧バルブ、空圧制御回路を備え
ていること。
【0011】前記目的を達成する本発明の落下衝撃試験
方法は、次の点を特徴とする。 11:試験対象物をその形状を把持されることなく自重
と姿勢を下面、側面から支持したままで、試験対象物の
自重と姿勢を支持した状態で落下させるとともに、衝突
面上空に発生する正圧を抑制して試験対象物の姿勢不安
定を防ぐこと。 12:ホルダに試験対象物をその形状を把持されること
なく自重と姿勢を下面、側面から支持してそのままホル
ダごと落下させると同時に、衝突面上空の圧力をチェッ
クし、空圧値が大気圧以上であれば、空圧制御手段によ
り空圧調整を試験対象物の衝突まで繰り返し行い、前記
ホルダと試験対象物を衝突面まで一体で落下させ、その
後、試験対象物の衝突面に衝突したときの衝撃波形を衝
撃センサにより出力させ、前記試験対象物の自重と姿勢
を支持した状態で落下させるとともに、衝突面上空に発
生する正圧を抑制して試験対象物の姿勢不安定を防ぐこ
と。
【0012】本発明では、試験対象物の自重と姿勢を支
えるアームとアームが衝突ブロックを通過する通過孔を
設けたことにより、試験対象物に無用な応力をかけるこ
とが無く、かつ衝突の瞬間まで試験対象物の自重を支持
しているので正確で再現性のある落下姿勢を得ることが
できる。さらに、調圧ノズルと空圧制御回路を設けたこ
とにより、極薄で軽量化された電子機器を試験対象物と
して扱うことができ衝突直前で発生する浮力に影響され
ず落下姿勢を再現よく制御可能になる。
【0013】特に,請求項9の発明は、ベース1に垂直
に立つ複数のガイドシャフトA2に勘合した複数のガイ
ドA21と、ガイドA21で保持したホルダ22と、ホ
ルダ22上で試験対象物3の下面を支える複数のアーム
A24と、ホルダ22上で試験対象物3の立ち姿勢を支
える複数のアームB25と、ホルダ22の下方でホルダ
22と所定の落下高さを確保できる距離に水平の衝突面
41を有する衝突ブロック4と、衝突ブロック4の上部
でアームA24、アームB25の厚みより若干広い溝を
有してアームA24、アームB25が通過する複数の通
過孔42を備えている。
【0014】試験対象物3の自重を下から支え立ち姿勢
を側面で支える複数のアームA24、アームB25を設
けたことにより、試験対象物3を把持せず無用な応力を
試験対象物3にかけない為、極薄の電子機器を扱える。
【0015】また、試験対象物3を把持せず落下させる
ことにより衝突の瞬間まで常に姿勢を維持できるため、
試験対象物3の落下姿勢を正確に設定することができ
る。
【0016】さらに精度の良い再現性のある落下姿勢を
得ることができる。請求項10の発明は、開始センサ
6、衝突位置センサ45、衝突ブロック4の衝突面41
に設けた調圧ノズル43と空圧センサ64、真空発生器
63、空圧バルブ62、空圧制御回路61を備えてい
る。衝突直前の衝突面41上空の空圧をモニタし正圧に
も負圧にもならないように空圧制御回路61により制御
する。これにより試験対象物3と衝突面41との空間の
圧力上昇とそれに伴う浮力の発生を抑えて衝突瞬間の落
下姿勢の乱れを抑制する。これにより薄型軽量化が進ん
だ電子機器でも常に設定した落下姿勢を得ることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の落
下衝撃試験機の一つの実施例を示す側面図である。図2
は、本発明の落下衝撃試験機の一つの実施例を示す正面
図である。ベース1に垂直に立つ複数のガイドシャフト
A2に勘合した複数のガイドA21と、ガイドA21で
保持したホルダ22と、ホルダ22上で試験対象物3の
下面を支える複数のアームA24と、ホルダ22上で試
験対象物3の立ち姿勢を支える複数のアームB25と、
ホルダ22の下方でホルダ22と所定の落下高さを確保
できる距離に水平の衝突面41を有する衝突ブロック4
と、衝突ブロック4の上部でアームA24、アームB2
5の厚みより若干広い溝を有してアームA24、アーム
B25が通過する複数の通過孔42を備えている。
【0018】さらに、衝突ブロック4の衝突面41に設
けた調圧ノズル43と空圧センサ64、真空発生器6
3、空圧バルブ62、空圧制御回路61を備えている。
ホルダ22の近傍でベースに垂直に立つ複数のガイドシ
ャフトB51に勘合した複数のガイドB52と、ガイド
B52で保持したガイドブロック53と、ガイドブロッ
ク53に固定し前記ホルダ22方向に伸縮する解除バー
54とレバー55を備えている。ホルダ22にはストッ
パシャフト23を設けており、解除バー54と互いに交
差する長さを有している。
【0019】ガイドブロック53を吊るすワイヤー57
が、ガイドシャフトB51の上部を支える天板13上に
設けた複数のプーリ56を介して垂直のフレーム11に
クランプハンドル58で固定さえている。落下高さを設
定する際の目盛りを有したスケールプレート59をフレ
ーム11に垂直に取り付けている。
【0020】フレーム11の上方には開始センサ6、衝
突面41近傍には衝突位置センサ45と速度センサ46
を設けている。ガイドシャフトA2の下端でホルダ22
の下面に接触する位置にはダンパ12を設置している。
【0021】図3は、本発明の落下衝撃試験機の一つの
実施例を示すブロック図である。図4は、本発明の落下
衝撃試験機の一つの実施例を示すフローチャート図であ
る。図5、6は落下の瞬間と落下後のホルダの位置を表
す正面からの矢視図である。
【0022】<動作の説明>まず試験対象物3をアーム
A24の上に搭載する。アームA24は試験対象物3の
自重を下面から支えるようにホルダ22から横に伸びた
形状であり、かつ衝突面41に設けた通過孔42を通過
するように所定の幅を有している。十分な衝突面41を
確保するため、アームA24の幅は試験対象物3の自重
を支えるのに必要な最小限の強度をもつように取り決め
ている。
【0023】例えば、アームA24の幅は0.5〜2m
m、その際の通過孔42の幅は、アームA24との隙間
をそれぞれ0.5〜1mm程度有して1.5〜4mmで
ある。アームB25は、試験対象物3の姿勢を維持する
よう側面から支えるホルダ22上の位置に複数個備えて
いる。試験対象物3が倒立するのに必要な強度をもつ最
小限の厚み、例えばアームA24と前記同様の寸法を有
している。
【0024】衝突面41は、試験対象物3の衝突対象面
より若干大きい寸法を有して水平に設置している。衝突
の際の様々な衝撃を再現するために、衝突面41にはコ
ンクリート、鉄、木などの材料を用いる。試験対象物3
には衝撃センサ71を設置しており、衝突の際の衝撃、
例えば加速度、ひずみ量などを電気信号で出力する。
【0025】衝撃センサ71の電気出力信号は信号解析
器72で信号の増幅・処理などを行い、信号記録器73
でその信号を記録する。出力信号は、例えばアナログで
出力されたものをデジタル信号にA/D変換してデジタ
ル値としてハードディスクなどの記憶媒体に保存する。
【0026】試験対象物3をアームに搭載した状態でホ
ルダ22を上方に引き上げる。ガイドブロック53はあ
らかじめ試験する落下高さを有するようにスケールプレ
ート59上の目盛りを目安にして上方にワイヤー57と
クランプハンドル58で固定している。レバー55を引
き解除バー54をホルダ22に対して後方に退避した状
態で、引き上げたホルダ22のストッパシャフト23が
解除バー54の上に位置するようにさらに引き上げる。
【0027】その後レバー55を戻して解除バー54を
復帰させストッパシャフト23が解除バー54上に載る
ようにホルダ22を降ろす。この状態で、落下開始可能
となる。落下高さの変更は、クランプハンドル58の固
定を緩めてワイヤー57で吊るしたガイドブロック53
を上下させて行う。
【0028】次に、図3、図4を用いながら落下動作の
フローについて説明する。レバー55を引き解除バー5
4を外すとホルダ22と試験対象物3は落下を開始す
る。試験対象物3はホルダ22とともに自由落下状態あ
るいは自由落下に近い状態で落下する。落下直後に開始
センサ6で落下開始を検出することにより、衝撃センサ
71の信号を信号解析器72を通して信号記録器73で
記録開始する。さらに開始センサ6をトリガとして真空
発生器63を起動する。起動自体は落下開始前でもよい
が落下動作中以外は不要のため、開始センサ6で起動す
るほうが良い。
【0029】次に調圧ノズル43と真空発生器63の間
に設けた空圧センサ64と空圧制御回路61により衝突
面41上空の圧力をチェックする。空圧値が大気圧以上
であれば、空圧制御回路61で空圧バルブ62をオープ
ンして図8に示すように空圧値を下げる。この空圧調整
を繰り返し衝突にいたり衝突位置センサ45の検出によ
り空圧調整を終了する。空圧調整を行わない場合は図7
に示すグラフのように落下の直前で急激に衝突面41上
空の圧力が上昇する。衝突後は空圧バルブ62をクロー
ズして真空発生器63を停止し衝撃センサ71の信号の
記録を停止する。衝突の瞬間の落下速度は速度センサ4
6で計測して速度表示器47で表示して確認する。
【0030】試験対象物3はその形状を把持されること
なく自重と姿勢を下面、側面から支持してそのままホル
ダ22ごと落下する。図5に示すように衝突面41まで
はホルダ22と試験対象物3が一体で落下して、その後
試験対象物3は衝突面41に衝突し衝撃センサ71に衝
撃波形を出力する。
【0031】図6はホルダが下端まで落下して停止した
状態である。この図のように、試験対象物3を支持して
いたアームA24、アームB25は衝突ブロック4に設
けた通過孔42を通り抜け試験対象物3の衝突姿勢には
まったく影響しない。ホルダ22はガイドシャフトA2
の下端のダンパ12に衝突して停止する。ダンパ12は
反発係数の小さいゲル状樹脂、ショックアブソーバなど
からなり、ホルダ22がダンパ12に衝突した後のバウ
ンド量はアームA24、アームB25が試験対象物3に
干渉しない程度に小さく緩衝し速度を急減速している。
【0032】以上より、試験対象物3はその自重と姿勢
を支持した状態で落下できるため、毎回正確な落下姿勢
を得ることができて再現性のよい落下試験を行うことが
できる。さらに衝突面上空に発生する正圧を抑制して試
験対象物3の姿勢不安定を防ぐことができて、薄型軽量
化された電子機器でも正確で再現性のある落下試験を行
うことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の効果は、電子機器の落下衝撃試
験における正確で再現性の良い落下姿勢を可能にするこ
とである。本発明では、試験対象物の自重と姿勢を支え
るアームとアームが衝突ブロックを通過する通過孔を設
けたことにより、試験対象物に無用な応力をかけること
が無く正確で再現性のある落下姿勢を得ることができ
る。さらに、調圧ノズルと空圧制御回路を設けたことに
より、極薄で軽量化された電子機器を試験対象物として
扱うことができ、衝突直前で発生する浮力に影響されず
落下姿勢を再現よく制御可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の落下衝撃試験機の構造を表す側面図
【図2】本発明の落下衝撃試験機の構造を表す正面図
【図3】本発明の落下衝撃試験機を表すブロック図
【図4】本発明の落下衝撃試験機の動作を表すフローチ
ャート
【図5】本発明の落下衝撃試験機の落下瞬間を表す矢視
【図6】本発明の落下衝撃試験機の落下瞬間直後を表す
矢視図
【図7】本発明の落下衝撃試験機の空圧制御を行わない
場合の試験対象下面の圧力線図
【図8】本発明の落下衝撃試験機の空圧制御を行った場
合の試験対象下面の圧力線図
【図9】従来の落下衝撃試験機の一例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ベース 11 フレーム 12 ダンパ 13 天板 2 ガイドシャフトA 21 ガイドA 22 ホルダ 23 ストッパシャフト 24 アームA 25 アームB 3 試験対象物 4 衝突ブロック 41 衝突面 42 通過孔 43 調圧ノズル 45 衝突位置センサ 46 速度センサ 51 ガイドシャフトB 52 ガイドB 53 ガイドブロック 54 解除バー 55 レバー 56 プーリ 57 ワイヤー 58 クランプハンドル 59 スケールプレート 6 開始センサ 61 空圧制御回路 62 空圧バルブ 63 真空発生器 64 空圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 善秋 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2G061 AA14 AB04 BA04 CA14 CB03 CC01 CC11 EA10 EB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに立設した複数のガイドシャフト
    及びフレームと、前記ベースに固定された衝突ブロック
    と、 前記ガイドシャフトに案内され、試験対象物を載置した
    まま落下できるホルダと、 試験対象物に載置された衝撃センサと、からなる落下衝
    撃試験機において、 前記衝突ブロックの衝突面に設けられた調圧ノズルおよ
    び空圧センサと、 衝突面上空の空圧を制御する空圧制御手段と、を備え、 衝突直前の衝突面上空の空圧をモニタし、正圧にも負圧
    にもならないように、衝突面上空の空圧を制御すること
    を特徴とする落下衝撃試験機。
  2. 【請求項2】 前記ホルダは、前記ガイドシャフトに嵌
    合した複数のガイドに保持されとともに、ホルダ上で試
    験対象物の下面を支える複数の第1のアームと、ホルダ
    上で試験対象物の立ち姿勢を支える複数の第2のアーム
    と、を備えていること、を特徴とする請求項1記載の落
    下衝撃試験機。
  3. 【請求項3】 前記複数の第1のアームと前記第2のア
    ームは、それぞれ、衝突面に設けた通過孔を通過するよ
    うに所定の幅を有していること、を特徴とする請求項2
    記載の落下衝撃試験機。
  4. 【請求項4】 前記複数のアームの間隔は試験対象物よ
    り若干小さく形成され、複数のアームは試験対象物の落
    下姿勢を形成する位置に配置していること、を特徴とす
    る請求項3記載の落下衝撃試験機。
  5. 【請求項5】 前記空圧制御手段は、前記調圧ノズル,
    前記空圧センサ、真空発生器、空圧バルブおよび空圧制
    御回路とから構成され、衝突直前の衝突面上空の空圧を
    モニタし、正圧にも負圧にもならないように、衝突面上
    空の空圧を制御すること、を特徴とする請求項1記載の
    落下衝撃試験機。
  6. 【請求項6】 前記フレームの下方に衝突位置センサを
    設け、この衝突位置センサの検出信号を前記空圧制御回
    路の入力信号としたこと、を特徴とする請求項5記載の
    落下衝撃試験機。
  7. 【請求項7】 前記フレームの上方に落下開始を検出す
    る開始センサを設け、記録開始すること、を特徴とする
    請求項5〜6のいずれかに記載の落下衝撃試験機。
  8. 【請求項8】 前記開始センサの出力信号をトリガとし
    て空圧制御手段の真空発生器を起動すること、を特徴と
    する請求項5記載の落下衝撃試験機。
  9. 【請求項9】 ベースに垂直に立つ複数のガイドシャフ
    トに嵌合した複数のガイドと、 前記ガイドで保持したホルダと、 ホルダ上で試験対象物の下面を支える複数の第1のアー
    ムと、 ホルダ上で試験対象物の立ち姿勢を支える複数の第2の
    アームと、 ホルダの下方でホルダと所定の落下高さを確保できる距
    離に水平の衝突面を有する衝突ブロックと、 衝突ブロックの上部で前記第1のアーム、前記第2のア
    ームの厚みより若干広い溝を有して前記第1のアーム、
    前記第2のアームが通過する複数の通過孔を備えている
    こと、を特徴とする落下衝撃試験機
  10. 【請求項10】 衝突ブロックの衝突面に設けた調圧ノ
    ズルと空圧センサ、真空発生器、空圧バルブ、空圧制御
    回路を備えていることを特徴とする請求項9に記載の落
    下衝撃試験機
  11. 【請求項11】 試験対象物をその形状を把持されるこ
    となく自重と姿勢を下面、側面から支持したままで、試
    験対象物の自重と姿勢を支持した状態で落下させるとと
    もに、衝突面上空に発生する正圧を抑制して試験対象物
    の姿勢不安定を防ぐことを特徴とする落下衝撃試験方
    法。
  12. 【請求項12】 ホルダに試験対象物をその形状を把持
    されることなく自重と姿勢を下面、側面から支持してそ
    のままホルダごと落下させると同時に、衝突面上空の圧
    力をチェックし、空圧値が大気圧以上であれば、空圧制
    御手段により空圧調整を試験対象物の衝突まで繰り返し
    行い、 前記ホルダと試験対象物を衝突面まで一体で落下させ、 その後、試験対象物の衝突面に衝突したときの衝撃波形
    を衝撃センサにより出力させ、 前記試験対象物の自重と姿勢を支持した状態で落下させ
    るとともに、衝突面上空に発生する正圧を抑制して試験
    対象物の姿勢不安定を防ぐことを特徴とする落下衝撃試
    験方法。
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