JP2003343663A - 遊星減速機 - Google Patents
遊星減速機Info
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- JP2003343663A JP2003343663A JP2002154264A JP2002154264A JP2003343663A JP 2003343663 A JP2003343663 A JP 2003343663A JP 2002154264 A JP2002154264 A JP 2002154264A JP 2002154264 A JP2002154264 A JP 2002154264A JP 2003343663 A JP2003343663 A JP 2003343663A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- lubricant
- ring gear
- speed reducer
- reservoir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑剤の外部への流出を防止すると共にプラ
ネットギアやキャリア等に潤滑剤を供給し、摩耗を防止
して寿命を向上させることが可能な遊星減速機を提供す
る。 【解決手段】 ギアケース6の内面34に固定される環
状のリングギア3と、リングギア3に囲まれる位置にあ
ってモータ7により回転駆動されるサンギア1と、サン
ギア1の外周面とリングギア3の内周面とに噛合う複数
のプラネットギア2と、プラネットギア2と連結して該
プラネットギア2の公転運動を回転運動として伝達する
キャリア4とを備えて成る遊星減速機において、ギアケ
ース6の内面34の一部とリングギア3の端面3bとに
より、半径方向に凹状を成す潤滑剤8の溜り部20を形
成する。
ネットギアやキャリア等に潤滑剤を供給し、摩耗を防止
して寿命を向上させることが可能な遊星減速機を提供す
る。 【解決手段】 ギアケース6の内面34に固定される環
状のリングギア3と、リングギア3に囲まれる位置にあ
ってモータ7により回転駆動されるサンギア1と、サン
ギア1の外周面とリングギア3の内周面とに噛合う複数
のプラネットギア2と、プラネットギア2と連結して該
プラネットギア2の公転運動を回転運動として伝達する
キャリア4とを備えて成る遊星減速機において、ギアケ
ース6の内面34の一部とリングギア3の端面3bとに
より、半径方向に凹状を成す潤滑剤8の溜り部20を形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動工具に
使われる遊星減速機の機構に関する。
使われる遊星減速機の機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図7には電動工具30を示しており、図
8には電動工具30に内蔵される遊星減速機25であっ
て三段構成から成る従来のものを示している。なお、図
中の7は遊星減速機25に動力を入力するモータ、31
は遊星減速機25からの動力を出力するをチャック、3
2はスイッチ、33は充電池である。
8には電動工具30に内蔵される遊星減速機25であっ
て三段構成から成る従来のものを示している。なお、図
中の7は遊星減速機25に動力を入力するモータ、31
は遊星減速機25からの動力を出力するをチャック、3
2はスイッチ、33は充電池である。
【0003】前記遊星減速機25はギアケース6内に収
納されるものであって、モータ7に接続したサンギア1
とギアケース6の内面に固定した環状のリングギア3と
に、キャリア4で支持された複数個のプラネットギア2
を噛合わせて連結させた構造である。キャリア4とプラ
ネットギア2とは、キャリア4に突設したキャリアピン
5をプラネットギア2の貫通孔に回転自在に嵌め込んで
連結させており、サンギア1がモータ7と連動して回転
すると、プラネットギア2はその内周面をキャリアピン
5の外周面と摺接させながら自転運動を行うと共に、そ
の外周面をリングギア3の内周面と噛合わせながら公転
運動を行う。そして、プラネットギア2の上記公転運動
がキャリアピン5を介してキャリア4に回転運動として
伝達されることで1段目での減速が為されるものであ
る。
納されるものであって、モータ7に接続したサンギア1
とギアケース6の内面に固定した環状のリングギア3と
に、キャリア4で支持された複数個のプラネットギア2
を噛合わせて連結させた構造である。キャリア4とプラ
ネットギア2とは、キャリア4に突設したキャリアピン
5をプラネットギア2の貫通孔に回転自在に嵌め込んで
連結させており、サンギア1がモータ7と連動して回転
すると、プラネットギア2はその内周面をキャリアピン
5の外周面と摺接させながら自転運動を行うと共に、そ
の外周面をリングギア3の内周面と噛合わせながら公転
運動を行う。そして、プラネットギア2の上記公転運動
がキャリアピン5を介してキャリア4に回転運動として
伝達されることで1段目での減速が為されるものであ
る。
【0004】ギアケース6内においては更に、前記キャ
リア4を2段目のサンギアとして第2プラネットギア1
0に噛合わせると共に該第2プラネットギア10に1段
目と同様の第2リングギア11及び第2キャリア12を
連結させて遊星減速機25の2段目を構成し、前記第2
キャリア12を3段目のサンギアとして同様の第3プラ
ネットギア13と第3リングギア14と第3キャリア1
5を連結させて遊星減速機25の3段目を構成してい
る。第3キャリア15は出力軸9に連結されており、モ
ータ7の回転が上記遊星減速機25により3段階に減速
されて出力軸9に伝達されるようになっている。
リア4を2段目のサンギアとして第2プラネットギア1
0に噛合わせると共に該第2プラネットギア10に1段
目と同様の第2リングギア11及び第2キャリア12を
連結させて遊星減速機25の2段目を構成し、前記第2
キャリア12を3段目のサンギアとして同様の第3プラ
ネットギア13と第3リングギア14と第3キャリア1
5を連結させて遊星減速機25の3段目を構成してい
る。第3キャリア15は出力軸9に連結されており、モ
ータ7の回転が上記遊星減速機25により3段階に減速
されて出力軸9に伝達されるようになっている。
【0005】そして、上記のような構成を備えた遊星減
速機においては、噛合い時の潤滑性を確保する為の手段
として、各ギアやキャリアの表面に潤滑剤を塗布したり
特開平7−103320号公報に記載のように潤滑剤を
保持する為のポケットを軸受け部分に設けたりするとい
った手段が用いられてきた。
速機においては、噛合い時の潤滑性を確保する為の手段
として、各ギアやキャリアの表面に潤滑剤を塗布したり
特開平7−103320号公報に記載のように潤滑剤を
保持する為のポケットを軸受け部分に設けたりするとい
った手段が用いられてきた。
【0006】しかしながら上記手段では、回転を始める
と各ギアやキャリアの表面に塗布した潤滑剤が遠心力に
より飛散し、ギアケースに付着したり一部が外部に流出
したりして、潤滑を充分円滑に確保できなくなってしま
うことがあった。減速機が発熱すると粘性の低下により
潤滑剤の前記飛散はより健著となり、これによりギア等
の摩耗が進むことが寿命低下の原因となっていた。
と各ギアやキャリアの表面に塗布した潤滑剤が遠心力に
より飛散し、ギアケースに付着したり一部が外部に流出
したりして、潤滑を充分円滑に確保できなくなってしま
うことがあった。減速機が発熱すると粘性の低下により
潤滑剤の前記飛散はより健著となり、これによりギア等
の摩耗が進むことが寿命低下の原因となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、潤滑剤の外部への流出を防止
すると共にプラネットギアやキャリア等に潤滑剤を円滑
に供給し、摩耗を防止して寿命を向上させることが可能
な遊星減速機を提供することを課題とするものである。
みてなされたものであり、潤滑剤の外部への流出を防止
すると共にプラネットギアやキャリア等に潤滑剤を円滑
に供給し、摩耗を防止して寿命を向上させることが可能
な遊星減速機を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明を、ギアケースの内面に固定される環状のリン
グギアと、リングギアに囲まれる位置にあってモータに
より回転駆動されるサンギアと、サンギアの外周面とリ
ングギアの内周面とに噛合う複数のプラネットギアと、
プラネットギアと連結して該プラネットギアの公転運動
を回転運動として伝達するキャリアとを備えて成る遊星
減速機において、ギアケースの内面の一部とリングギア
の軸方向を向く端面とにより、半径方向に凹状を成す潤
滑剤の溜り部を形成したことを特徴としたものとする。
このようにすることで、プラネットギア等に塗布した潤
滑剤が遠心力により飛散しても前記溜り部に保持されて
潤滑剤が外部に流出しないようにすると共に溜り部に予
め潤滑剤を溜めておいて各ギア等に潤滑剤を循環させて
摩耗を防止し、寿命を向上させることができる。
に本発明を、ギアケースの内面に固定される環状のリン
グギアと、リングギアに囲まれる位置にあってモータに
より回転駆動されるサンギアと、サンギアの外周面とリ
ングギアの内周面とに噛合う複数のプラネットギアと、
プラネットギアと連結して該プラネットギアの公転運動
を回転運動として伝達するキャリアとを備えて成る遊星
減速機において、ギアケースの内面の一部とリングギア
の軸方向を向く端面とにより、半径方向に凹状を成す潤
滑剤の溜り部を形成したことを特徴としたものとする。
このようにすることで、プラネットギア等に塗布した潤
滑剤が遠心力により飛散しても前記溜り部に保持されて
潤滑剤が外部に流出しないようにすると共に溜り部に予
め潤滑剤を溜めておいて各ギア等に潤滑剤を循環させて
摩耗を防止し、寿命を向上させることができる。
【0009】また、プラネットギアの外周面のリングギ
アと噛合うギア部を、その一部が溜り部内に位置するよ
うに形成することも好ましく、このようにすることで、
溜り部に溜められた潤滑剤がプラネットギアの回転に伴
って前記ギア部から各ギアやキャリアの連結部分に円滑
に順次供給されることとなり、遊星減速機全体に潤滑剤
を循環させて各ギア等の摩耗を更に確実に防止して寿命
を向上させることができる。
アと噛合うギア部を、その一部が溜り部内に位置するよ
うに形成することも好ましく、このようにすることで、
溜り部に溜められた潤滑剤がプラネットギアの回転に伴
って前記ギア部から各ギアやキャリアの連結部分に円滑
に順次供給されることとなり、遊星減速機全体に潤滑剤
を循環させて各ギア等の摩耗を更に確実に防止して寿命
を向上させることができる。
【0010】また、溜り部を、リングギアの軸方向の両
側に形成することも好ましく、このようにすることで、
遊星減速機全体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑剤を循環
させて各ギア等の摩耗を防止し、更に寿命を向上させる
ことができる。
側に形成することも好ましく、このようにすることで、
遊星減速機全体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑剤を循環
させて各ギア等の摩耗を防止し、更に寿命を向上させる
ことができる。
【0011】また、溜り部に潤滑剤保持用の給油部材を
配置することも好ましく、このようにすることで、溜り
部から潤滑剤が流出することを防止して安定的に潤滑剤
を供給することができる。
配置することも好ましく、このようにすることで、溜り
部から潤滑剤が流出することを防止して安定的に潤滑剤
を供給することができる。
【0012】また、リングギアを軸方向にスライド自在
に設けると共に、このスライド時のリングギアの端面で
の押圧を、溜り部に保持される潤滑剤の押出手段とする
ことも好ましく、このようにすることで、リングギアの
スライドに連動して潤滑剤を溜り部から強制的に多量に
供給し、更に確実に摩耗を防止して寿命を向上させるこ
とができる。
に設けると共に、このスライド時のリングギアの端面で
の押圧を、溜り部に保持される潤滑剤の押出手段とする
ことも好ましく、このようにすることで、リングギアの
スライドに連動して潤滑剤を溜り部から強制的に多量に
供給し、更に確実に摩耗を防止して寿命を向上させるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施
の形態における一例の遊星減速機の1段目を示してい
る。前記遊星減速機の基本的構成は従来の技術で示した
遊星減速機25と略同一であることから、同様の構成に
ついては説明を省略すると共に一例の特徴的な構成につ
いて以下に詳しく述べる。
施の形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施
の形態における一例の遊星減速機の1段目を示してい
る。前記遊星減速機の基本的構成は従来の技術で示した
遊星減速機25と略同一であることから、同様の構成に
ついては説明を省略すると共に一例の特徴的な構成につ
いて以下に詳しく述べる。
【0014】ギアケース6の内面34におけるリングギ
ア3の固定箇所よりも出力軸9側(以下、前側とする)
に所定距離だけ隔てた箇所には、全周にわたり中心方向
に突出させて凸部18を形成している。リングギア3の
前側を向く端面3aと凸部18のモータ7側(以下、後
側とする)を向く端面18aとは対向状態にあり、ギア
ケース6の内面34のうちリングギア3及び凸部18に
挟まれる面34aと、凸部18の端面18aと、リング
ギア3の端面3aとにより囲まれて、半径方向に凹状の
溜り部20が形成されている。
ア3の固定箇所よりも出力軸9側(以下、前側とする)
に所定距離だけ隔てた箇所には、全周にわたり中心方向
に突出させて凸部18を形成している。リングギア3の
前側を向く端面3aと凸部18のモータ7側(以下、後
側とする)を向く端面18aとは対向状態にあり、ギア
ケース6の内面34のうちリングギア3及び凸部18に
挟まれる面34aと、凸部18の端面18aと、リング
ギア3の端面3aとにより囲まれて、半径方向に凹状の
溜り部20が形成されている。
【0015】換言すると、前記溜り部20は、リングギ
ア3及び凸部18に挟まれる面34aと凸部の端面18
aとから成るギアケース6の内面34の一部と、リング
ギア3の端面3aとで囲んで形成した凹所であり、遊星
減速機の1段目を構成するサンギア1やプラネットギア
2やキャリアピン5の周囲を半径方向において覆うよう
に形成されるものである。そして、プラネットギア2等
に塗布した潤滑剤8が遠心力により半径方向に飛散した
場合であってもこの溜り部20に保持されて潤滑剤8が
外部に流出等しないようになっている。なお、溜り部2
0には組立時に予め潤滑剤8を溜めておくものである。
ア3及び凸部18に挟まれる面34aと凸部の端面18
aとから成るギアケース6の内面34の一部と、リング
ギア3の端面3aとで囲んで形成した凹所であり、遊星
減速機の1段目を構成するサンギア1やプラネットギア
2やキャリアピン5の周囲を半径方向において覆うよう
に形成されるものである。そして、プラネットギア2等
に塗布した潤滑剤8が遠心力により半径方向に飛散した
場合であってもこの溜り部20に保持されて潤滑剤8が
外部に流出等しないようになっている。なお、溜り部2
0には組立時に予め潤滑剤8を溜めておくものである。
【0016】プラネットギア2は、リングギア3のギア
部3cとの噛合い用に形成したギア部2cよりも前側部
分が潤滑剤8を溜めた溜り部20内に位置するものであ
り、プラネットギア2の回転に伴って各ギア1,2,3
やキャリアピン5の連結部分に溜り部20に溜められた
潤滑剤8が順次供給されると共に、遠心力により飛散し
た潤滑剤8は溜り部20に蓄積されることとなる。そし
て、これにより遊星減速機の1段目の全体に潤滑剤8を
循環させて各ギア1,2,3等の摩耗を防止して寿命を
向上させるものである。
部3cとの噛合い用に形成したギア部2cよりも前側部
分が潤滑剤8を溜めた溜り部20内に位置するものであ
り、プラネットギア2の回転に伴って各ギア1,2,3
やキャリアピン5の連結部分に溜り部20に溜められた
潤滑剤8が順次供給されると共に、遠心力により飛散し
た潤滑剤8は溜り部20に蓄積されることとなる。そし
て、これにより遊星減速機の1段目の全体に潤滑剤8を
循環させて各ギア1,2,3等の摩耗を防止して寿命を
向上させるものである。
【0017】また、図2に示すように、プラネットギア
2のギア部2cを、その一部が溜り部20内に位置する
ようにリングギア3のギア部3cの歯幅d1よりも長い
歯幅d2で形成することも好適である。これによりプラ
ネットギア2のギア部2cの一部は溜り部20内の潤滑
剤8と接触し、プラネットギア2が回転するとギア部2
cは潤滑剤8と接触して該潤滑剤8の円滑な供給を受
け、更にこのプラネットギア2と噛合うサンギア1等へ
も順次供給されることとなる。そして、これによれば遊
星減速機の1段目の全体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑
剤8を循環させて、各ギア1,2,3等の摩耗を防止し
て寿命を向上させることができる。
2のギア部2cを、その一部が溜り部20内に位置する
ようにリングギア3のギア部3cの歯幅d1よりも長い
歯幅d2で形成することも好適である。これによりプラ
ネットギア2のギア部2cの一部は溜り部20内の潤滑
剤8と接触し、プラネットギア2が回転するとギア部2
cは潤滑剤8と接触して該潤滑剤8の円滑な供給を受
け、更にこのプラネットギア2と噛合うサンギア1等へ
も順次供給されることとなる。そして、これによれば遊
星減速機の1段目の全体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑
剤8を循環させて、各ギア1,2,3等の摩耗を防止し
て寿命を向上させることができる。
【0018】図3には、本発明の実施の形態における他
例の遊星減速機の1段目を示している。前記遊星減速機
の基本的構成は既述した一例の遊星減速機と略同一であ
ることから、同様の構成については説明を省略すると共
に他例の特徴的な構成について以下に詳しく述べる。
例の遊星減速機の1段目を示している。前記遊星減速機
の基本的構成は既述した一例の遊星減速機と略同一であ
ることから、同様の構成については説明を省略すると共
に他例の特徴的な構成について以下に詳しく述べる。
【0019】ギアケース6の内面34には、一例と同様
の凸部18に加えて、リングギア3の固定個所よりも後
側に所定距離だけ隔てた個所に前記凸部18と同様の後
側凸部19を形成している。そして、リングギア3の前
側においては凸部18を用いて一例と同様の溜り部20
が形成されており、リングギア3の後側においては、ギ
アケース6の内面34の一部であって後側凸部19の前
側を向く端面19aとリングギア3及び後側凸部19に
挟まれる面34bとから成る部分と、リングギア3の後
側を向く端面3bとにより囲まれて、半径方向に凹状の
後側溜り部21が形成されている。
の凸部18に加えて、リングギア3の固定個所よりも後
側に所定距離だけ隔てた個所に前記凸部18と同様の後
側凸部19を形成している。そして、リングギア3の前
側においては凸部18を用いて一例と同様の溜り部20
が形成されており、リングギア3の後側においては、ギ
アケース6の内面34の一部であって後側凸部19の前
側を向く端面19aとリングギア3及び後側凸部19に
挟まれる面34bとから成る部分と、リングギア3の後
側を向く端面3bとにより囲まれて、半径方向に凹状の
後側溜り部21が形成されている。
【0020】図示のように、各ギア1,2,3やキャリ
アピン5は軸方向における凸部18と後側凸部19との
間に位置するものであり、プラネットギア2等に塗布し
た潤滑剤8が遠心力により半径方向に飛散した場合であ
っても溜り部20及び後側溜り部21に確実に保持され
て潤滑剤8が外部に流出等しないようになっている。溜
り部20及び後側溜り部21には組立時に予め潤滑剤8
を溜めておくものであり、プラネットギア2のギア部2
cよりも前側部分が溜り部20内に位置すると共にギア
部2cよりも後側部分が後側溜り部21内に位置するよ
うにプラネットギア2を配設していることから、プラネ
ットギア2の回転に伴って各ギア1,2,3やキャリア
ピン5の連結部分に溜り部20及び後側溜り部21に溜
められた潤滑剤8が順次供給されると共に、遠心力によ
り飛散した潤滑剤8は溜り部20及び後側溜り部21に
蓄積されることとなる。そして、このようにリングギア
3の前後に二箇所の溜り部20,21を形成したことに
よって遊星減速機の1段目の全体に多量の潤滑剤8を循
環させて、各ギア1,2,3等の摩耗を防止して寿命を
更に向上させることができるものである。
アピン5は軸方向における凸部18と後側凸部19との
間に位置するものであり、プラネットギア2等に塗布し
た潤滑剤8が遠心力により半径方向に飛散した場合であ
っても溜り部20及び後側溜り部21に確実に保持され
て潤滑剤8が外部に流出等しないようになっている。溜
り部20及び後側溜り部21には組立時に予め潤滑剤8
を溜めておくものであり、プラネットギア2のギア部2
cよりも前側部分が溜り部20内に位置すると共にギア
部2cよりも後側部分が後側溜り部21内に位置するよ
うにプラネットギア2を配設していることから、プラネ
ットギア2の回転に伴って各ギア1,2,3やキャリア
ピン5の連結部分に溜り部20及び後側溜り部21に溜
められた潤滑剤8が順次供給されると共に、遠心力によ
り飛散した潤滑剤8は溜り部20及び後側溜り部21に
蓄積されることとなる。そして、このようにリングギア
3の前後に二箇所の溜り部20,21を形成したことに
よって遊星減速機の1段目の全体に多量の潤滑剤8を循
環させて、各ギア1,2,3等の摩耗を防止して寿命を
更に向上させることができるものである。
【0021】また、他例においても図4に示すように、
プラネットギア2のギア部2cを、その一部が溜り部2
0及び後側溜り部21内に位置するようにリングギア3
のギア部3cの歯幅d1よりも長い歯幅d3で形成する
ことが好適である。これによりプラネットギア2のギア
部2cの一部は溜り部20及び後側溜り部21内の潤滑
剤8と接触し、プラネットギア2が回転するとギア部2
cは潤滑剤8と順次接触して該潤滑剤8の円滑な供給を
受け、更にこのプラネットギア2と噛合うサンギア1等
へも順次供給されることとなる。そして、これにより遊
星減速機の1段目の全体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑
剤8を循環させて、各ギア1,2,3等の摩耗を防止し
て寿命を向上させることができる。
プラネットギア2のギア部2cを、その一部が溜り部2
0及び後側溜り部21内に位置するようにリングギア3
のギア部3cの歯幅d1よりも長い歯幅d3で形成する
ことが好適である。これによりプラネットギア2のギア
部2cの一部は溜り部20及び後側溜り部21内の潤滑
剤8と接触し、プラネットギア2が回転するとギア部2
cは潤滑剤8と順次接触して該潤滑剤8の円滑な供給を
受け、更にこのプラネットギア2と噛合うサンギア1等
へも順次供給されることとなる。そして、これにより遊
星減速機の1段目の全体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑
剤8を循環させて、各ギア1,2,3等の摩耗を防止し
て寿命を向上させることができる。
【0022】図5には、本発明の実施の形態における別
例の遊星減速機の1段目を示している。前記遊星減速機
の基本的構成は既述した一例の遊星減速機と略同一であ
ることから同様の構成については説明を省略するが、他
例においては特徴的な構成として溜り部20内に潤滑剤
8保持用の給油部材22を配置している。これにより、
溜り部20内から潤滑剤8が流出することを防止して、
安定的に潤滑剤8を供給するものである。
例の遊星減速機の1段目を示している。前記遊星減速機
の基本的構成は既述した一例の遊星減速機と略同一であ
ることから同様の構成については説明を省略するが、他
例においては特徴的な構成として溜り部20内に潤滑剤
8保持用の給油部材22を配置している。これにより、
溜り部20内から潤滑剤8が流出することを防止して、
安定的に潤滑剤8を供給するものである。
【0023】また、同様の構成を既述した他例の遊星減
速機に適用して、前後二箇所の溜り部20,21の少な
くとも一方に給油部材22を配置しても良い。
速機に適用して、前後二箇所の溜り部20,21の少な
くとも一方に給油部材22を配置しても良い。
【0024】なお、前記給油部材22は例えばフェルト
や海綿等から形成される部材である。
や海綿等から形成される部材である。
【0025】図6には、本発明の実施の形態における更
に別例の遊星減速機の1段目及び2段目を示している。
前記遊星減速機の1段目及び凸部18の構成は一例と同
様であることから説明を省略し、特徴的な構成である2
段目や固定部23の構成について以下に詳しく述べる。
に別例の遊星減速機の1段目及び2段目を示している。
前記遊星減速機の1段目及び凸部18の構成は一例と同
様であることから説明を省略し、特徴的な構成である2
段目や固定部23の構成について以下に詳しく述べる。
【0026】遊星減速機の2段目は、キャリア4を2段
目のサンギアとして第2プラネットギア10に噛合わせ
ると共に、該第2プラネットギア10に第2リングギア
11及び第2キャリア12を連結させることで構成して
いる。ギアケース6の内面34には凸部18から前方に
所定距離隔てた個所に固定部23を突設しており、第2
リングギア11は前側にて固定部23に当たる位置から
後側にて凸部18に近接する位置に至るまで前後方向に
スライド自在となっている。第2リングギア11の前端
部には係合部11aを形成しており、第2リングギア1
1が前側にて固定部23に当たるときに係合部11aが
該固定部23と係合して、第2リングギア11の円周方
向の回転が固定されるようになっている。また、第2リ
ングギア11の後端部には噛合い部11bを形成してお
り、後側にて凸部18に近接した位置にあるときには固
定部23から離れて係合せずに噛合い部11bがキャリ
ア4と噛合うようになっている。
目のサンギアとして第2プラネットギア10に噛合わせ
ると共に、該第2プラネットギア10に第2リングギア
11及び第2キャリア12を連結させることで構成して
いる。ギアケース6の内面34には凸部18から前方に
所定距離隔てた個所に固定部23を突設しており、第2
リングギア11は前側にて固定部23に当たる位置から
後側にて凸部18に近接する位置に至るまで前後方向に
スライド自在となっている。第2リングギア11の前端
部には係合部11aを形成しており、第2リングギア1
1が前側にて固定部23に当たるときに係合部11aが
該固定部23と係合して、第2リングギア11の円周方
向の回転が固定されるようになっている。また、第2リ
ングギア11の後端部には噛合い部11bを形成してお
り、後側にて凸部18に近接した位置にあるときには固
定部23から離れて係合せずに噛合い部11bがキャリ
ア4と噛合うようになっている。
【0027】従って、第2リングギア11を前側の位置
に保持してモータ7を駆動した場合、遊星減速機の2段
目においてはギアケース6に固定された第2リングギア
11を介して、第2プラネットギア10はその内周面を
第2キャリア12のキャリアピン24の外周面と摺接さ
せながら自転運動を行うと共に、その外周面を第2リン
グギア11の内周面と噛合わせながら公転運動を行うこ
ととなる。そして、第2プラネットギア10の上記公転
運動がキャリアピン24を介して第2キャリア12に回
転運動として伝達されることで2段目での減速が為され
るものである。
に保持してモータ7を駆動した場合、遊星減速機の2段
目においてはギアケース6に固定された第2リングギア
11を介して、第2プラネットギア10はその内周面を
第2キャリア12のキャリアピン24の外周面と摺接さ
せながら自転運動を行うと共に、その外周面を第2リン
グギア11の内周面と噛合わせながら公転運動を行うこ
ととなる。そして、第2プラネットギア10の上記公転
運動がキャリアピン24を介して第2キャリア12に回
転運動として伝達されることで2段目での減速が為され
るものである。
【0028】これに対して、第2リングギア11を後側
の位置に保持してモータ7を駆動した場合、第2リング
ギア11が固定部23に固定されずキャリア4と噛合っ
て一体に回転することで、2段目を構成する第2プラネ
ットギア10と第2リングギア11と第2キャリア12
とがキャリア4と一体に回転運動を行って、2段目では
減速が為されないこととなる。このように、本例の遊星
減速機は第2リングギア11を前後方向にスライドさせ
て位置を切換えることで減速比が切換え可能となってい
る。
の位置に保持してモータ7を駆動した場合、第2リング
ギア11が固定部23に固定されずキャリア4と噛合っ
て一体に回転することで、2段目を構成する第2プラネ
ットギア10と第2リングギア11と第2キャリア12
とがキャリア4と一体に回転運動を行って、2段目では
減速が為されないこととなる。このように、本例の遊星
減速機は第2リングギア11を前後方向にスライドさせ
て位置を切換えることで減速比が切換え可能となってい
る。
【0029】そして、ギアケース6の内面34の一部で
あって凸部18の前側を向く端面18bと第2リングギ
ア及び凸部18に挟まれる面34cとから成る部分と、
第2リングギア11の後側を向く端面11cとにより囲
まれて、溜り部20と同様の前側溜り部35が形成され
ている。前側溜り部35には潤滑剤8が予め保持される
と共に飛散した潤滑剤8が蓄積されるものであり、減速
比切換えの為に前側に位置する第2リングギア11を後
側にスライドさせる際に、第2リングギア11の端面1
1cで押圧される潤滑剤8が前側溜り部35内から中心
方向に押出されるようになっている。
あって凸部18の前側を向く端面18bと第2リングギ
ア及び凸部18に挟まれる面34cとから成る部分と、
第2リングギア11の後側を向く端面11cとにより囲
まれて、溜り部20と同様の前側溜り部35が形成され
ている。前側溜り部35には潤滑剤8が予め保持される
と共に飛散した潤滑剤8が蓄積されるものであり、減速
比切換えの為に前側に位置する第2リングギア11を後
側にスライドさせる際に、第2リングギア11の端面1
1cで押圧される潤滑剤8が前側溜り部35内から中心
方向に押出されるようになっている。
【0030】そして、このようにスライド時の第2リン
グギア11の端面11cでの押圧を前側溜り部35に保
持される潤滑剤8の押出手段としたことで、潤滑剤8を
強制的に多量に供給して摩耗を防止し、寿命を向上させ
ることができるものである。
グギア11の端面11cでの押圧を前側溜り部35に保
持される潤滑剤8の押出手段としたことで、潤滑剤8を
強制的に多量に供給して摩耗を防止し、寿命を向上させ
ることができるものである。
【0031】なお、上記各実施例においては1段目や2
段目について特徴的な構成を説明したが、同様の構成を
他の段に適用することも好ましい。
段目について特徴的な構成を説明したが、同様の構成を
他の段に適用することも好ましい。
【0032】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、プラネットギア等に塗布した潤滑剤が遠心力によ
り飛散しても溜り部に保持されて潤滑剤が外部に流出し
ないようにすると共に溜り部に予め潤滑剤を溜めておい
て各ギア等に潤滑剤を循環させて摩耗を防止し、寿命を
向上させることができるという効果がある。
ては、プラネットギア等に塗布した潤滑剤が遠心力によ
り飛散しても溜り部に保持されて潤滑剤が外部に流出し
ないようにすると共に溜り部に予め潤滑剤を溜めておい
て各ギア等に潤滑剤を循環させて摩耗を防止し、寿命を
向上させることができるという効果がある。
【0033】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、溜り部に溜められた
潤滑剤がプラネットギアの回転に伴って前記ギア部から
各ギアやキャリアの連結部分に円滑に順次供給されるこ
ととなり、遊星減速機全体に潤滑剤を循環させて各ギア
等の摩耗を更に確実に防止して寿命を向上させることが
できるという効果がある。
求項1記載の発明の効果に加えて、溜り部に溜められた
潤滑剤がプラネットギアの回転に伴って前記ギア部から
各ギアやキャリアの連結部分に円滑に順次供給されるこ
ととなり、遊星減速機全体に潤滑剤を循環させて各ギア
等の摩耗を更に確実に防止して寿命を向上させることが
できるという効果がある。
【0034】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は2記載の発明の効果に加えて、遊星減速機全
体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑剤を循環させて各ギア
等の摩耗を防止し、更に寿命を向上させることができる
という効果がある。
求項1又は2記載の発明の効果に加えて、遊星減速機全
体に更に円滑に且つ満遍なく潤滑剤を循環させて各ギア
等の摩耗を防止し、更に寿命を向上させることができる
という効果がある。
【0035】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項1〜3のいずれか記載の発明の効果に加えて、給油
部材により溜り部から潤滑剤が流出することを防止して
安定的に潤滑剤を供給することができるという効果があ
る。
求項1〜3のいずれか記載の発明の効果に加えて、給油
部材により溜り部から潤滑剤が流出することを防止して
安定的に潤滑剤を供給することができるという効果があ
る。
【0036】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項1〜3のいずれか記載の発明の効果に加えて、リン
グギアのスライドに連動して潤滑剤を溜り部から強制的
に多量に供給し、更に確実に摩耗を防止して寿命を向上
させることができるという効果がある。
求項1〜3のいずれか記載の発明の効果に加えて、リン
グギアのスライドに連動して潤滑剤を溜り部から強制的
に多量に供給し、更に確実に摩耗を防止して寿命を向上
させることができるという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態における一例の遊星減速機
を示す概略主要部断面図である。
を示す概略主要部断面図である。
【図2】同上の遊星減速機において更に潤滑剤の循環性
を向上させたものを示す概略主要部断面図である。
を向上させたものを示す概略主要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における他例の遊星減速機
を示す概略主要部断面図である。
を示す概略主要部断面図である。
【図4】同上の遊星減速機において更に潤滑剤の循環性
を向上させたものを示す概略主要部断面図である。
を向上させたものを示す概略主要部断面図である。
【図5】本発明の実施の形態における別例の遊星減速機
を示す概略主要部断面図である。
を示す概略主要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態における更に別例の遊星減
速機を示す概略主要部断面図であり、(a)は2段目で
の減速が為される場合、(b)は2段目での減速が為さ
れない場合を示している。
速機を示す概略主要部断面図であり、(a)は2段目で
の減速が為される場合、(b)は2段目での減速が為さ
れない場合を示している。
【図7】遊星減速機を内蔵する電動工具を示す側面図で
ある。
ある。
【図8】従来の遊星減速機を示す概略断面図である。
1 サンギア
2 プラネットギア
2c ギア部
3 リングギア
4 キャリア
6 ギアケース
7 モータ
8 潤滑剤
20 溜り部
21 後側溜り部
22 給油部材
34 内面
35 前側溜り部
フロントページの続き
Fターム(参考) 3C036 EE18
3J027 FA21 FA25 FB31 GB03 GC13
GC22 GC24 GC26 GD04 GD08
GD12 GE11 GE30
3J063 AA25 AB12 AC01 BA11 BB14
CA01 CD41 CD43 XD03 XD12
XD32 XD62 XD72 XE17
Claims (5)
- 【請求項1】 ギアケースの内面に固定される環状のリ
ングギアと、リングギアに囲まれる位置にあってモータ
により回転駆動されるサンギアと、サンギアの外周面と
リングギアの内周面とに噛合う複数のプラネットギア
と、プラネットギアと連結して該プラネットギアの公転
運動を回転運動として伝達するキャリアとを備えて成る
遊星減速機において、ギアケースの内面の一部とリング
ギアの軸方向を向く端面とにより、半径方向に凹状を成
す潤滑剤の溜り部を形成したことを特徴とする遊星減速
機。 - 【請求項2】 プラネットギアの外周面のリングギアと
噛合うギア部を、その一部が溜り部内に位置するように
形成したことを特徴とする請求項1記載の遊星減速機。 - 【請求項3】 溜り部を、リングギアの軸方向の両側に
形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の遊星減
速機。 - 【請求項4】 溜り部に潤滑剤保持用の給油部材を配置
したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の遊
星減速機。 - 【請求項5】 リングギアを軸方向にスライド自在に設
けると共に、このスライド時のリングギアの端面での押
圧を、溜り部に保持される潤滑剤の押出手段としたこと
を特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の遊星減速
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002154264A JP2003343663A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 遊星減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002154264A JP2003343663A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 遊星減速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003343663A true JP2003343663A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29771105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002154264A Withdrawn JP2003343663A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 遊星減速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003343663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026817A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
CN111465469A (zh) * | 2017-12-11 | 2020-07-28 | 阿特拉斯·科普柯工业技术公司 | 电脉冲工具 |
-
2002
- 2002-05-28 JP JP2002154264A patent/JP2003343663A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026817A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
JP4573208B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2010-11-04 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
CN111465469A (zh) * | 2017-12-11 | 2020-07-28 | 阿特拉斯·科普柯工业技术公司 | 电脉冲工具 |
CN111465469B (zh) * | 2017-12-11 | 2021-11-23 | 阿特拉斯·科普柯工业技术公司 | 电脉冲工具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |