JP4573208B2 - 電動工具 - Google Patents

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本発明は、スクリュードライバ、インパクトドライバ、ドリルなどの電動工具又は動力工具に関し、特に、工具本体内に収容された駆動部または回転体の回転によって発生する熱に基づいてインナカバー或いはギヤカバーなどの収納部の表面温度が急激に上昇することを防止するための構造に関する。
スクリュードライバ、インパクトドライバ、ドリルなどの電動工具又は動力工具(以下、単に電動工具と称する場合がある)において、駆動モータの巻線による鉄損や銅損に起因して発生した熱や、駆動モータの出力軸の軸受或いは出力軸に係合するギヤ機構及びそれらの軸受を含む、所謂、回転力を伝達するための伝達機構部から発生する摩擦熱や、ビットなどの先端工具が仕事する際に受ける摩擦熱などの各種の熱は、駆動部を収納するモータハウジング、出力軸及びギヤ機構等の伝達機構を軸受を介して支持するインナカバー、或いはギヤ機構を覆うギヤカバーなどの各種の収納部によって、工具本体の内部から工具本体の表面露出部に放熱される。インナカバー及びギヤカバーは一般に金属材料から成り、機械的強度を補強するために、それらカバーの内部空間に組み込まれた複数のリブと呼ばれる骨組みを含んで成る。このため、電動工具を作動させてから比較的急激に、本体表面に露出するインナカバーやギヤカバーなどの収納部の温度が上昇する。これによって、部分的に本体表面に露出するインナカバーやギヤカバーなどの収納部は比較的に急激に温度が上昇する。
図5は、スクリュードライバを例にした、従来の電動工具の構成例を部分的に示したものである。
電動工具は、モータ1と、モータ1を固定し、収納するハウジング2と、モータ1の出力回転軸を支える第1の軸受3を固定するインナカバー4と、モータ1の動力を減速するピニオン5及びそれと係合するギヤ6と、ギヤ6を支持する第2の軸受7及び第3の軸受8と、第2の軸受7及び第3の軸受8を固定するギヤカバー9と、ギヤ6の先端に取り付けられ、作業者の意図した作業を行うドライバビットを含む先端工具10(略式的に図示されている)とから構成されている。図5に示す構成によれば、電力を入力されることでモータ1が回転し、ピニオン5からギヤ6に動力が伝達される。伝達された動力は先端工具10に伝達され、作業者が意図する作業を行うことができる。
しかし、インナカバー4とギヤカバー9との両者の収納部などで構成される内部空間が密閉されていることにより、軸受3、軸受7、及び軸受8の回転に伴い摩擦熱が発生し、またピニオン5とギヤ6の噛合せにより摩擦熱が発生する。更にモータ1の巻線による銅損や鉄損に起因する熱が発生する。一方、先端工具10が仕事する際に摩擦熱も受ける。
この結果、インナカバー4とギヤカバー9の収納部で構成される内部空間における空気の温度が上昇し、且つ内部気圧も上昇する。従来、この気圧上昇を補償するために、穴11を設けることにより減圧が行われ、インナカバー4とギヤカバー9で構成される内部空間に封入された潤滑油の噴出を防止している。このことにより、内部気圧も下がるのでインナカバー4とギヤカバー9で構成される内部空間の空気の温度を低減させ、インナカバー4とギヤカバー9の表面温度を幾分低減させる効果も得ている。
なお、気圧調整用穴11にはインナカバー4とギヤカバー9で構成される内部空間に封入されている潤滑油が漏洩することを防止するために、通気性のあるフェルト12が穴11を封止している。これと同様な技術が下記の特許文献1に開示されている。この特許文献1の図1に示されるように、電動工具のインナカバー(中間壁)56で区画された内部空間10が加熱により圧力上昇し、潤滑剤がモータハウジング(モータ室)44に流出するのを防止するために、フェルトから成るフィルタエレメント20を介して圧力補償通路36を形成することが開示されている。
特開2002−160181
上記した従来の電動工具では、ギヤカバー及びインナカバー等の収納部に設けられた軸受の摩擦熱、ギヤとピニオンとの噛合せによる摩擦熱、モータの巻線によるコアの銅損や鉄損に起因する熱、更に先端工具が仕事する際に受ける摩擦熱が、インナカバーとギヤカバーなどの収納部(外枠部)の内部から工具本体の表面に伝達され、インナカバーとギヤカバーの露出表面(外郭部)を介して放熱される。
この放熱によりインナカバーやギヤカバーなどの収納部の表面温度が上昇するために、電動工具を取り扱う作業者が収納部表面に触れた際、火傷をしたり、不意の熱感による作業ミスを引き起こすという問題がある。また、インナカバーもしくはギヤカバーなどの収納部の熱のために、作業者が素手で電動工具を容易に保持できなくなるので、安定した把持が困難となり、作業性の低下を招くという問題もある。
更に、各国規格の規制上、インナカバー及びギヤカバー等の収納部の温度上昇を一定のレベル以下に抑える必要があるが、発熱量が多い場合は規制値を超えてしまうという問題があった。この問題は、インナカバーやギヤカバー等で構成される収納部の内部空間の内部気圧を減圧し内部空間の温度を低下させることによって、一定の改善効果が得られる。しかし、空気の熱伝導率は、インナカバーやギヤカバーの材料として一般的に用いられる金属材料や樹脂材料に比較して非常に低いため、改善効果にも限界があった。
従って、本発明の目的は、スクリュードライバ、インパクトドライバ、ドリル等の電動工具又は動力工具において、工具本体内に収容されたモータ駆動部または回転体部の回転によって発生する熱に基づいて、インナカバー、ギヤカバーなどの収納部の表面温度が急激に上昇することを防止するための構造を提供することにある。
本発明の前記及びその他の目的ならびに新規な特徴は、本明細書の以下の記述及び添付図面から更に明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下のとおりである。
なお、以下に説明される本発明において、電動工具又は動力工具を構成するモータを収納するためのモータハウジングや、モータの回転軸又は回転軸から係合するギヤ等の動力伝達機構を軸受で支持し、又は保護するインナカバー又はギヤカバー等の収納部は、単に収納部又は外枠部と称する場合がある。また、一般にインナカバー及びギヤカバーは、回転機構の軸受を支持するための支持部を含むが、本発明に使用される収納部又は外枠部はこの支持部も含む。更に、インナカバー及びギヤカバーは、支持部等の機械的強度を補強するために、それらカバーの内部空間に組込まれた複数のリブと呼ばれる骨組みを含む場合があるが、本発明に使用される収納部又は外枠部は、そのようなリブを含むものでもよい。
(1)本発明は、前記目的を達成するために、モータと、該モータを収納するハウジングと、前記モータの出力回転軸を支持する軸受を固定するインナカバーと、前記モータの出力回転軸に係合し、モータ動力を減速するギヤを収納するギヤカバーとを有する電動工具において、前記インナカバーと前記ギヤカバーにより形成される内部空間に、該内部空間の空気に比較して熱伝導率及び熱容量の両方が大きく、且つ前記インナカバーと前記ギヤカバーの素材よりも軽量の熱吸収用部材を前記インナカバー及び前記ギヤカバーに接触して配置したことに一つの特徴を有する。
(2)本発明による上記(1)項の電動工具において、前記熱吸収用部材は、フェルト等の繊維状部材に油を含浸させたものから成ることを特徴とする。
(3)本発明による上記(1)項の電動工具において、前記熱吸収用部材はスチールウールから成ることを特徴とする。
(4)本発明による上記(1)項の電動工具において、前記熱吸収用部材は油含浸させた高分子ゲルから成ることを特徴とする。
(5)本発明による上記(1)項の電動工具において、前記熱吸収用部材はスポンジ等の多孔質部材に油を含浸させたものから成ることを特徴とする。
本発明の上記(1)項乃至()項に示したような電動工具によれば、インナカバー、ギヤカバー等の収納部(外枠部)で構成される内部空間に、内部空間の空気に比較して熱伝導及び熱容量の大きい熱吸収用部材が配置されるので、収納部の内部空間に配置された熱伝導の比較的大きい熱吸収用部材によって熱を伝導し、且つ熱容量の比較的大きい該熱吸収用部材によって熱を吸収できる。その結果、収納部の露出表面(外郭部)の急激な温度上昇を防止して、作業者の火傷や作業ミスの予防を行うことができる。また、作業者による工具の安定した保持または把持が可能となるので、作業効率を向上させることができる。
更に、本発明の電動工具によれば、熱吸収用部材として金属より軽量な非金属材料を使用することによって、軽量な電動工具を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
図1は本発明の実施形態に係る電動工具、具体的には、スクリュードライバに適用した場合の全体を示す正面図(外観図)である。図2は図1に示す電動工具の部分断面図、図3は図1及び図2に示した電動工具のBB線に沿う断面図、図4は図1及び図2に示した電動工具のAA線に沿う断面図をそれぞれ示す。
図1に示すように、スクリュードライバ51はハウジング(収納部)2を具備し、ハウジング2は、モータ1(図2に図示)を内蔵する胴体部2aと、胴体部2aの一端側より垂下するハンドル部2bから成る。このハウジング2は、例えば、樹脂材料から成り、胴体部2a及びハンドル部2bの両者を一体形成するか、または予め互いに分割して個々に形成したものを組合せてビス等(図示せず)で接続することによって構成する。
ハウジング2の胴体部2aの他端側にはインナカバー(収納部)4が接続され、更にインナカバー4の一端側にはビス等によりギヤカバー(収納部)9が接続される。これら両者のカバー4、9はアルミニウム等の金属材料から構成される。
ギヤカバー9の先端外周には、先端工具部10が構成されている。即ち、ストッパスリーブ55が螺合嵌着され、更にその先端側にはストッパ56が嵌着されている。ストッパスリーブ55は樹脂材料から成り、ストッパ56はアルミニウム等の金属材料から成る。ストッパ56の先端には鉄等の金属材料のドライバビット57が突出して、締付けすべきネジを取付けるように構成されている。
スクリュードライバ本体51は、ゴム及びビニール等の被覆を持つ電源コード52によって、樹脂材料から形成されたトリガスイッチ53を介してモータ1(図2に図示)に駆動電力が供給される。トリガスイッチ53をハンドル部2bの内部方向に引くことにより、オン状態としてモータ1(図2に図示)を駆動することができる。
次に、本発明のスクリュードライバ51の内部構造について説明する。
図2に示すように、モータ1を収納し、支持するモータハウジング(第1の収納部)2と、モータ1の出力回転軸1aに対する軸受3を支持部4bで固定するインナカバー(第2の収納部)4と、モータ1の動力を減速するピニオン5及びギヤ6と、ギヤ6を支持するために設けられた軸受7及び軸受8と、これらの軸受7及び軸受8を支持部9bで固定し、また保護するためのギヤカバー(第3の収納部)9と、ギヤ6の主軸6aの先端に取り付けられ、図1に示したドライバビット57を含む先端工具10(図2には略式的に図示)とから工具が構成される。
インナカバー(第2の収納部)4及びギヤカバー(第3の収納部)9で構成される内部空間の気圧上昇を補償するために、インナカバー4を挿通して穴11が設けられ、この穴11には、インナカバー4とギヤカバー9で構成する内部空間に封入された潤滑油(図示せず)が工具の外部へ漏洩することを防止するために、フェルト12の小片が配置され、穴11を封止している。
更に、本発明によれば、図2、図3及び図4に示すように、インナカバー4又はギヤカバー9の収納部の内面によって区画された内部空間に、熱吸収用部材13を配置する。この熱吸収用部材13は、インナカバー4又はギヤカバー9の収納部の内面に接触するよう配設される。特に、軸受3、軸受7、軸受8、ギヤ6等の発熱部に近接して収納部の内面に接触するように配置される。
本発明によれば、熱吸収用部材13は、インナカバー4又はギヤカバー9等の収納部の内面によって区画された内部空間の空気より熱伝導率及び比熱が大きい材料から成る。例えば、油を含浸させたフェルトが使用される。また、この熱吸収用部材13は、インナカバー4又はギヤカバー9等の収納部の内部空間の容積を考慮すれば、内部空間の空気より熱伝導及び熱容量が大きい材料として規定できる。
熱吸収用部材13のその他の例として、細状の金属線を繊維状としたスチールウール、油を含浸させた高分子ゲル、または油を含浸させたスポンジ等の多孔質材料がある。特に、上記した油を含浸させたフェルトは、廉価に製作可能で、更に軽量で熱吸収性が良いという点で有利である。
熱吸収用部材13は、インナカバー4又はギヤカバー9の収納部内面との接触面積をより多くすることで、その効果をより向上できる。図3及び図4に示すように、インナカバー4又はギヤカバー9の収納部の内面には、それらカバーと一体に形成され、機械的強度を補強するためのリブ14及び15を多数形成することによって、熱吸収用部材13の発熱部から熱吸収用部材13への熱吸収量を大きくして、熱吸収用部材13はより効率的に熱吸収することができる。次に、本発明の構成に従う効果を説明する。
上述した本発明の構成において、トリガースイッチ53を引いて工具を作動させ、作業を開始したとき、ピニオン5とギヤ6の噛合せで発生した摩擦熱、軸受3、軸受7及び軸受8で発生した摩擦熱、モータ1の銅損又は鉄損に起因する発熱、先端工具部10が仕事する際に受ける摩擦熱等の各種の熱が、インナカバー4とギヤカバー9に伝わり、インナカバー4とギヤカバー9の表面、特に、図1に示したような、工具本体51の露出表面(外郭部)4a及び9aから発散しようとする。
このとき、発散する熱と伝達される熱が平衡状態になるまでインナカバー4及びギヤカバー9の表面温度は上昇し続けるが、本発明によれば、熱吸収用部材13がインナカバー4又はギヤカバー9の内面に接触して配設されるので、熱伝導及び熱容量の大きい熱吸収用部材13がインナカバー4又はギヤカバー9等の収納部の内面(軸受の支持部やリブを含む)から熱を奪い、それら収納部の外表面が熱平衡状態となるまでの所要時間を増加させることができる。この時間の増加と共に、単位時間あたりの温度上昇率を低下させることができる。通常、電動工具を用いた作業は、連続的に長い時間、工具を作動させることが少なく、工具による締結、切断、穴あけなどの断続的作業が殆どである。従って、熱平衡状態に至る前に作業が完了することが多いため、熱吸収用部材13によって熱平衡状態となるまでの所要時間の増加及び単位時間あたりの温度上昇率の低下は、インナカバーとギヤカバーの温度上昇の低減に有効な手段となる。
また、熱吸収用部材13を繊維状又はゲル状材料で構成することにより、インナカバー4及びギヤカバー9の放熱に関る表面積を実質的により大きく増大させることができる。インナカバー4及びギヤカバー9で構成される空間の熱伝導及び熱容量を増大させることができる。
更に、熱吸収用部材13による温度低減効果をより有効にするためには、インナカバー4及びギヤカバー9の内面において、支持部4b及び9b等と、外郭部4a及び9a等との間に、多数のリブ14及び15を設け、熱吸収用部材13と内面との実質的な接触面積を拡大することができる。
従って、熱吸収用部材13の作用により、図1に示されるような、インナカバー4及びギヤカバー9の露出表面(外郭部)4a及び9aに伝達される、好ましくない熱を効率良く発散させ、インナカバー4及びギヤカバー9の温度上昇値を低く抑制できる。これによって、作業者が収納部の露出表面(外郭部)4a及び9aに触れた際の火傷や、不意な熱感による作業ミスを防止することができる。
また、作業者による工具の安定した保持または把持が可能となるので、作業効率を向上させることができる。更に、熱吸収用部材13として金属より軽量な非金属材料も使用することができるので、軽量な電動工具を提供できる。
更に、本発明によれば、軸受部の温度上昇も緩和されるので、軸受部に注入される潤滑油の熱による劣化や、粘度の低下等が防止され、製品寿命を長くすることが期待できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
上述の実施形態はスクリュードライバに適用した場合を説明したが、本発明は、一般に駆動機構又は回転力伝達機構を収納する収納部又は外枠部を具備する電動工具又は動力工具に適用し、同様な効果を得ることができる。
本発明の電動工具の一実施形態を示す正面図(外観図)。 図1に示す電動工具の部分断面図。 図1及び図2に示した電動工具のBB線に沿う断面図。 図1及び図2に示した電動工具のAA線に沿う断面図。 従来の電動工具の一例を示す部分断面図。
符号の説明
1 モータ 2 ハウジング 2a 胴体部 2bハンドル部
3 軸受 4 インナカバー(収納部又は外枠部)
4a インナカバーの表面露出部(外郭部) 4b 支持部
5 ピニオン 6 ギヤ 7 軸受 8 軸受
9 ギヤカバー(収納部又は外枠部) 9a ギヤカバーの表面露出部(外郭部)
9b 支持部 10 先端工具部 11 穴
12 油含浸したフェルト 13 熱吸収用部材 14 リブ
15 リブ 51 スクリュードライバ本体 52 電源コード
53 トリガスイッチ 55ストッパスリーブ 56 ストッパ
57 ビット

Claims (8)

  1. モータと、
    該モータを収納するハウジングと、
    前記モータの出力回転軸を支持する軸受を固定するインナカバーと、
    前記モータの出力回転軸に係合し、モータ動力を減速するギヤを収納するギヤカバーとを有する電動工具において、
    前記インナカバーと前記ギヤカバーにより形成される内部空間に、該内部空間の空気に比較して熱伝導率及び熱容量の両方が大きく、
    且つ前記インナカバーと前記ギヤカバーの素材よりも軽量の熱吸収用部材を前記インナカバー及び前記ギヤカバーに接触して配置したことを特徴とする電動工具。
  2. 前記熱吸収用部材は繊維状部材と該繊維状部材に含浸させた油とから成ることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記熱吸収用部材は油含浸させたフェルトから成ることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  4. 前記熱吸収用部材がスチールウールから成ることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  5. 前記熱吸収用部材が油含浸させた高分子ゲルから成ることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  6. 前記熱吸収用部材は多孔質部材と該多孔質部材に含浸させた油とから成ることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  7. 前記熱吸収用部材は油含浸させたスポンジから成ることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  8. 前記インナカバー又は前記ギヤカバーに空気穴を設け、外気が前記吸熱用部材に通じるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電動工具。
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