JP2003342966A - 無線通信用マンホール蓋、無線通信データ収集装置およびデータ収集システム - Google Patents

無線通信用マンホール蓋、無線通信データ収集装置およびデータ収集システム

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JP2003342966A
JP2003342966A JP2002154504A JP2002154504A JP2003342966A JP 2003342966 A JP2003342966 A JP 2003342966A JP 2002154504 A JP2002154504 A JP 2002154504A JP 2002154504 A JP2002154504 A JP 2002154504A JP 2003342966 A JP2003342966 A JP 2003342966A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工が容易で、突出部はなく、必要な強度が
確保できると共に、更に電波特性の良好なアンテナ機能
を有した無線通信用マンホール蓋を提供する。 【解決手段】 センサー6が検出する地下埋設物情報を
収集するデータ収集装置3bと、地上の基地局7からの
指令信号に応じてデータ収集装置3bが収集した地下埋
設物情報を無線電波で送信する無線通信機3aとからな
る無線通信データ収集装置3が設置されたマンホール2
の無線通信用マンホール蓋1であって、所定の長さを有
するスロット1aが形成されると共に、スロット1aは
無線通信機3aの送信出力によって励振される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,マンホール内に設
置され、地下埋設物情報を収集して送信する無線通信デ
ータ収集装置と地上の基地局との間での無線通信を行う
ために利用される無線通信用マンホール蓋、この無線通
信用マンホール蓋を利用して収集した地下埋設物情報を
基地局に送信する無線通信データ収集装置、および複数
のマンホール内に設置された無線通信データ収集装置が
収集する地下埋設物情報を無線通信用マンホール蓋およ
び基地局を介して通信端末との間で通信可能とするデー
タ収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】地中には、上水道・下水道の配管路、ガ
ス管や電力ケーブル、制御・情報通信用通信ケーブル等
が埋設されており、それぞれに対してメンテナンスや情
報収集などの為に、専用または共用のマンホールがエリ
ア毎に多数設置されている。このような埋設物から管路
状態の監視や、埋設機器の異常を検出するために、前述
の多数設置しているマンホールから地下埋設物の状態を
監視員が調査を行う必要がある。そのため、それぞれの
マンホール内にセンサー機器、データ収集機器等を設置
することが多くなっているが、データ収集のためには広
範囲に多数点在するマンホールを順次周回し、監視員が
マンホールの中に入ってデータを収集する必要があり、
労力を要した。また、マンホール周辺の交通や歩行者の
規制が必要であり、近隣住民に迷惑をかけることがあっ
た。
【0003】このため、監視員がマンホールを順次周回
し、マンホール蓋を開けることなく、マンホール内の地
下埋設物の状態を示すデータ(地下埋設物情報)を、地
上の1箇所から取得できるシステムの開発が進められて
いる。以下に、このようなシステムの従来例について説
明する。特開昭55−30050号公報には、絶縁物で
形成されたマンホール蓋の裏側に送受信機を取り付け、
送信アンテナはそのマンホール蓋に埋め込んだ構造で取
り付ける従来例が示されている。
【0004】また、特公平6−29753号公報には、
鉄製のマンホール蓋の裏側に凹部を設け、凹部上面を非
導電材で塞ぎ、送信アンテナを着脱自在に挿入する従来
例が示されている。また、実開平5−83053号公報
には、一対の誘電体皮膜でアンテナ素子を挟み込む構成
が示されている。また、特開平8−53878号公報に
は、アンテナ部材が埋め込まれ、埋め込まれアンテナ部
材の端部のみが表出するマンホール蓋アンテナが示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した各従来例で
は、地下埋設物の状態のモニタリング結果を送信する地
中の通信手段とマンホール蓋に取り付けた中継用のアン
テナ素子とを組み合わせることによって、地上とマンホ
ール内との通信を行うことを目的として、マンホール蓋
へのアンテナ素子の埋め込みが検討されている。しかし
ながら、このようなアンテナ素子を埋め込む方法では、
マンホール蓋の複雑な加工が必要である。
【0006】特に、アンテナ素子が埋め込んでいない既
設のマンホール蓋を利用する場合には、アンテナ素子の
埋め込み加工が複雑な分、加工コストが大きくかかる。
また、アンテナ素子埋め込み加工後のマンホール蓋に必
要な強度を確保することが困難である。また、加工コス
トを抑えるため、アンテナ素子をマンホール蓋に埋め込
まず取り付けるだけでは表面にアンテナ素子の体積分の
突出部が発生し、マンホール蓋の上を通る人や乗り物に
対しする安全面や、アンテナ素子へ加わる衝撃や強度の
面で問題である。
【0007】また、例えば、特開平11−61867号
公報では、これらの問題点を改善するために、マンホー
ル蓋にスロット(slot:細隙、スリットとも称す)を設
けることにより、中継用のアンテナ素子をマンホール蓋
に埋め込むことなく、マンホール内の無線機から測定デ
ータを含む電波を地上に送信できる方法が提案されてい
る。しかし、特開平11−61867号公報に示された
マンホール蓋は、マンホール内に設置された無線機から
発信される電波をマンホール蓋に形成されたスロットに
より漏洩しやすくしただけのものであるため、漏洩する
電波強度は小さく、電波の到達範囲は小さくなる。
【0008】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであり、マンホール内に設置された
無線通信データ収集装置が収集する地下埋設物情報を、
地上の基地局の指令に応じてアンテナ機能を有したマン
ホール蓋を介して基地局に送信するデータ収集システム
において、加工が容易であり、突出部はなく、必要な強
度が確保できると共に、さらに、電波特性の良好な(即
ち、電波到達距離の長い)アンテナ機能を有した無線通
信用マンホール蓋を提供することを目的とする。
【0009】また、このような無線通信用マンホール蓋
を利用したデータ収集システムに用いられ、仮設設置に
適した、また、防水性の良い無線通信データ収集装置を
提供することを目的とする。また、このような無線通信
用マンホール蓋を利用して、遠隔地の通信端末から複数
のマンホール内に設置された無線通信データ収集装置が
収集あるいはロギングしたデータ(即ち、地下埋設物情
報)を効率良く収集できるデータ収集システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
用マンホール蓋は、センサーが検出する地下埋設物情報
を収集するデータ収集装置と地上の基地局からの指令信
号に応じて上記データ収集装置が収集した地下埋設物情
報を無線電波で送信する無線通信機とからなる無線通信
データ収集装置が設置されたマンホールの無線通信用マ
ンホール蓋であって、所定の長さを有するスロットが形
成されると共に、スロットは無線通信機の送信出力によ
って励振されるものである。
【0011】また、この発明に係る無線通信用マンホー
ル蓋のスロットの所定の長さは、無線通信機が送信する
無線電波波長の約1/2であることを特徴とする。
【0012】また、この発明に係る無線通信用マンホー
ル蓋は、地下側の面に強度補強用のリブが設けられると
共に、スロットはリブに対して最長距離確保できる角度
を有して形成されていることを特徴とする。
【0013】また、この発明に係る無線通信用マンホー
ル蓋の上記スロットは複数個形成され、形成された複数
のスロットは互いに向きが異なることを特徴とする。
【0014】また、この発明に係る無線通信用マンホー
ル蓋のスロットは、樹脂が充填されていることを特徴と
する。
【0015】また、この発明に係る無線通信データ収集
装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線通信
用マンホール蓋を利用して、収集された地下埋設物情報
を地上の基地局からの指令信号に応じて無線電波で送信
する無線通信データ収集装置であって、バッテリーが内
蔵されると共に、防水ケースで覆われていることを特徴
とする。
【0016】また、この発明に係るデータ収集システム
は、通信端末と、複数の基地局と通信端末を結ぶ通信回
線と、センサーが検出する地下埋設物情報を収集してロ
ギングするデータ収集装置と、請求項1〜5のいずれか
1項に記載の無線通信用マンホール蓋を利用してデータ
収集装置によりロギングされたデータを基地局からの指
令信号に応じて基地局に無線電波で送信する無線通信機
とからなり、複数のマンホールのそれぞれに設置された
複数の無線通信データ収集装置とを備え、各マンホール
内に設置された無線通信データ収集装置のデータ収集装
置がロギングしたデータを、無線通信用マンホール蓋お
よび基地局を介して通信端末から採取することを特徴と
する。
【0017】また、この発明に係るデータ収集システム
は、センサーが検出する地下埋設物情報が異常な値を示
す場合あるいは測定機器が異常な場合に、無線通信デー
タ収集装置から無線通信用マンホール蓋および基地局を
介して、自動的に通信端末に異常であること示す情報を
通報可能としたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、各図間において、同一符
号は同一あるいは相当のものを表す。 実施の形態1.図1は本発明に係る無線通信用マンホー
ル蓋を利用したデータ収集システムの一構成例を概念的
に示す図である。また、図2は実施の形態1による無線
通信用マンホール蓋の表面図、図3は実施の形態1によ
る無線通信用マンホール蓋を横から見た図、図4は実施
の形態1による無線通信用マンホール蓋の裏面図であ
る。
【0019】図1〜図4において、1は無線通信用マン
ホール蓋、1aはスロット、1bは給電部、1cは同軸
ケーブル、1dは同軸コネクタ、2はマンホール、3は
無線通信データ収集装置、3aは無線通信機、3bはデ
ータ収集装置、3cはバッテリー部、4は消火栓、5は
配管、6はセンサー、7は基地局、8は通信端末、9は
地面である。
【0020】図1において、5は地中に埋設された配管
であり、配管5の枝管に消火栓4が取り付けられ、消火
栓4はマンホール2の内に設置されている。また、マン
ホール2内の配管5にはセンサー6が取り付けられてお
り、センサー6が検出して測定する地下埋設物等の状態
を示すデータ(即ち、地下埋設物情報)が無線通信デー
タ収集装置3のデータ収集装置3bに伝わり、データ収
集装置3b内でロギング(logging)される。
【0021】なお、地下埋設物情報には、地下埋設物自
体の状態を示すデータだけではなく、地下埋設物が処理
する対象物の状態に関するデータ(例えば、ガス濃度や
地下水の水量・水質など)も含まれるものとする。ま
た、無線通信データ収集装置3は、無線通信機3aとデ
ータ収集装置3bとバッテリー部3cから構成されてい
る。そして、無線通信機3aの出力端から出る同軸ケー
ブル1cは、同軸コネクタ1dを介してマンホール2の
上部に蓋体として取り付けられている導電体の無線通信
用マンホール蓋1へと接続される。
【0022】図2に示すように、実施の形態1による無
線通信用マンホール蓋1には、所定長さ(例えば、無線
通信機3aから放射される電波波長lの約2分の1の長
さ)のスロット(slot:細隙)1aが形成されている。
なお、通常、スロット1aの長さlは無線通信機3aか
ら放射される電波波長以下であり、スロット幅に比べて
十分長く形成されている。また、スロット1aの長さl
が無線通信機3aから放射される電波波長lの約2分の
1の長さのときに、最も効率よく電波が放射される。
【0023】図3に示すように、スロット1aは無線通
信用マンホール蓋1を貫通しており、貫通した部分の無
線通信用マンホール蓋1の裏面には給電部1bが取り付
けられている。この給電部1bには、無線通信機3aの
出力端からの同軸ケーブル1cが同軸コネクタ1dを介
して接続されている。なお、図4に示すように、給電部
1bは、同軸ケーブル1cとの整合を取るためにスロッ
ト1aの中心からずらした位置に取り付けられる。この
ような構成により、導電体(例えば、鉄製)の無線通信
用マンホール蓋1に形成されたスロット1aは、無線通
信機3aの出力信号により励振され、いわゆるスロット
アンテナとして機能する。
【0024】以上説明したように、本実施の形態による
無線通信用マンホール蓋は、センサーが検出する地下埋
設物情報を収集するデータ収集装置と地上の基地局から
の指令信号に応じてデータ収集装置が収集した測定信号
情報を無線電波で送信する無線通信機とからなる無線通
信データ収集装置が設置されたマンホールの無線通信用
マンホール蓋であって、所定の長さ(例えば、無線通信
機から放射される電波波長lの約2分の1の長さ)を有
するスロットが形成されると共に、スロットは無線通信
機の送信出力によって励振されることを特徴とする。
【0025】このため、本実施の形態による無線通信用
マンホール蓋では、既設のマンホール蓋に所定の長さ
(例えば、無線通信機から放射される電波波長lの約2
分の1の長さ)を有するスロットを形成して、給電部、
外部同軸ケーブルを取り付けるだけであるので、加工・
取り付け処理が容易である。即ち、既設のマンホール蓋
にスロット加工するだけで、容易にアンテナ機能を有し
た無線通信用マンホール蓋へ変更することが可能であ
る。また、マンホール蓋としての強度面では、形成され
るスロットの幅は小さいので、スロット加工しない既設
のマンホール蓋と本実施の形態による無線通信用マンホ
ール蓋は同等である。
【0026】さらに、アンテナ性能的には、マンホール
蓋にループアンテナや平面アンテンを取り付けた場合よ
れも、スロットアンテナとしての本実施の形態による無
線通信用マンホール蓋の方が電波特性は良い。マンホー
ル蓋にループアンテナを取り付けた場合、ループアンテ
ナは双方向性方向のため鉄蓋にてシールドされ性能が劣
化し、マンホール蓋に平面アンテナを取り付けた場合、
周波数帯域が狭いためアンテナ構造が大きくなる。一
方、スロットアンテナとしての無線通信用マンホール蓋
は、導電体(例えば、鉄製)の蓋からの反射波の影響を受
けず、1つのスロット穴で周波数帯域の広い性能が得ら
れる効果がある。
【0027】また、マンホール蓋へアンテナ素子を埋め
込むタイプでは加工処理が複雑となるため、既設のマン
ホール蓋を流用することは困難であり、アンテナ素子を
埋め込んだ専用のマンホール蓋を新規に作成して取り替
える必要がある。既設使用のマンホール蓋を流用した場
合、マンホール蓋の表面にアンテナ素子を取り付けるこ
とになり、突出部が発生してしまい、マンホール蓋上を
通る人や物に対して安全面で問題があるが、本実施の形
態による無線通信用マンホール蓋ではスロットを設ける
だけであるので突出部が発生せず安全面で問題がない。
【0028】実施の形態2.図5は、実施の形態2によ
る無線通信用マンホール蓋の表面図、図6は実施の形態
2による無線通信用マンホール蓋を横から見た図、図7
は実施の形態2による無線通信用マンホール蓋の裏面図
である。図5〜7において、1eは無線通信用マンホー
ル蓋の裏面に形成されたリブ(rib)であり、リブ1e
が付いているタイプのマンホール蓋では、リブ1eが無
い部分にスロット1aを設ける。そして、リブ1eの間
隔が狭い場合は、リブ1eに対して最長距離を確保でき
る角度(所定の角度)を有して、リブ1eの向きに対し
て斜めにスロット1aを設ける。
【0029】スロット1aは、無線通信機3aの出力端
から同軸ケーブルにより誘導されてきた送信信号によっ
て励振され、電磁波が発生して電波が放射されるが、ス
ロット1aと導体部であるリブ1eとの距離を離した方
が電磁波への影響がより小さくなる。リブ1eの電磁波
への影響が小さくなれば、アンテナ電波放射空間がより
大きくなり、アンテナとしての電波特性性能がよくな
る。
【0030】実施の形態3.図8は実施の形態3による
無線通信用マンホール蓋の表面図、図9は実施の形態3
による無線通信用マンホール蓋の横から見た図、図10
は施の形態3による無線通信用マンホール蓋の裏面図で
ある。本実施の形態による無線通信用マンホール蓋は、
互いに向きの異なる複数のスロット1aをマンホール蓋
上に設けることを特徴とする。図8から図10は、向き
の異なる2つのスロット1aを設けた場合の例を示して
いる。
【0031】同軸ケーブルによって誘導されてきた無線
通信機3aからの送信出力は、給電部1bを介して向き
の異なる2つのスロット1aを励振する。2つのスロッ
ト1aは、向きが異なっているので、無線通信機3aか
らの送信出力は異なった指向性を有した電波により空中
へ放射される。このように、本実施の形態による無線通
信用マンホール蓋では、向きの角度が異なるスロットを
複数有することで、アンテナの電波の指向性を複数持つ
ことができ、指向性が広がったアンテナ性能を持つこと
ができる。
【0032】実施の形態4.図11は、実施の形態4に
よる無線通信用マンホール蓋の要部を示す断面図であ
る。本実施の形態による無線通信用マンホール蓋は、実
施の形態1〜3による無線通信用マンホール蓋におい
て、スロット1aへ樹脂1fを充填したことを特徴とす
る。実施の形態1〜3による無線通信用マンホール蓋で
は、スロット部に雨水などの液体が膜を張ったり、土
砂、石、ゴミなどが詰まった場合、スロットアンテナと
しての性能が落ちる。
【0033】しかし、スロット部に樹脂を充填すること
で、スロット部に雨水などの液体が膜を張ったり、土
砂、石、ゴミなどが詰まることがないので、スロットア
ンテナの性能を良好に保持できる。また、スロット部へ
の樹脂の充填では、物理的にマンホール蓋に突起物が発
生しないので、マンホール蓋上を通る人や物に対して安
全である。
【0034】実施の形態5.図1に示したように、無線
通信データ収集装置3は、無線通信機3aとデータ収集
装置3bとバッテリー部3cとから構成されている。本
実施の形態による無線通信データ収集装置3bは、実施
の形態1〜4のいずれかの無線通信用マンホール蓋1を
利用して、収集された地下埋設物情報を地上の基地局7
からの指令信号に応じて無線電波で送信する無線通信デ
ータ収集装置3であって、バッテリーが内蔵されると共
に、防水ケースで覆われていることを特徴とする。
【0035】無線通信データ収集装置3の内部にバッテ
リー部3cを有するので、外部供給電源無しで動作が可
能である。このため、本実施の形態による無線通信デー
タ収集装置3は可搬式として、作業者がマンホール2内
に持ち運んで仮設設置できる。また、無線通信データ収
集装置3が収集したデータを送信するために、無線通信
機3aの送信出力は同軸ケーブル1cによって無線通信
用マンホール蓋1に形成されたスロット1aまで誘導さ
れ、給電部1bを介してスロット1aを励振し、送信デ
ータが無線電波として放射される。
【0036】バッテリーが内蔵された本実施の形態によ
る無線通信データ収集装置3では、各エリアに多数点在
して、電源がない環境下のマンホール内でも、単独で使
用することが可能である。また、さらに、無線通信デー
タ収集装置3は防水ケースを装備し、雨などでマンホー
ル内に水が溜まった場合でも無線通信データ収集装置3
内部の装置に影響を与えない。
【0037】以上のように、本実施の形態による無線通
信データ収集装置では、バッテリーを内蔵したことによ
り外部供給電源が不要となり、また、防水ケース装備に
より雨などによる浸水の可能性のあるマンホール内部に
も設置可能であり、マンホール内において仮設設置が容
易に可能である。
【0038】実施の形態6.図1では、実施の形態1〜
4のいずれかで示したスロットアンテナとして機能する
無線通信用マンホール蓋を利用したデータ(即ち、地下
埋設物情報)収集システムの一構成例を概念的に示して
いる。本実施の形態によるデータ収集システムでは、通
信端末8と、複数の基地局7と通信端末8を結ぶ通信回
線と、センサー6が検出する地下埋設物情報を収集して
ロギングするデータ収集装置3bと、実施の形態1〜4
のいずれかの無線通信用マンホール蓋1を利用して基地
局7からの指令信号に応じてデータ収集装置3bにより
ロギングされたデータを基地局7に無線電波で送信する
無線通信機3aとからなり、複数のマンホールのそれぞ
れに設置された複数の無線通信データ収集装置3とを備
え、各マンホールに設置された無線通信データ収集装置
3のデータ収集装置3bがロギングしたデータを無線通
信用マンホール蓋1および基地局7を介して通信端末8
から採取できるように構成されている。
【0039】そして、遠隔な場所で必要な時に、通信端
末8からデータ採取のための指令信号を基地局を中継し
て無線通信用マンホール蓋1に送信する。送信された指
令信号は無線通信用マンホール蓋1を介してマンホール
内の無線通信データ収集装置3へ送信される。無線通信
データ収集装置3は、受信した指令信号に応じてデータ
収集装置3bが収集/ロギングしたデータ(即ち、地下
埋設物の測定信号情報)を、無線通信機3a、無線通信
用マンホール蓋1、基地局7および通信回線を介して、
通信端末8に送信する。
【0040】なお、図1では、基地局7およびマンホー
ル2それぞれ1個づつのデータ収集システムが示されて
いるが、通常、1つの通信端末に対して複数の基地局が
設けられる共に、さらに、1つの基地局に対しては複数
のマンホール(従って、複数の無線通信データ収集装置
3)が設けられている。
【0041】従って、従来、データ収集時には広範囲に
多数点在するマンホールを1つずつ周回し、監視員がマ
ンホールの中に入ってデータを収得する必要があり面倒
であったのが、本実施の形態によるデータ収集システム
では、遠隔地の通信端末から多数のマンホールの地下埋
設物情報を無線基地局を介して通信端末との間で容易に
通信可能となり、地下埋設物情報の収集を高効率に行え
る。
【0042】実施の形態7.本実施の形態によるデータ
収集システムは、上述の実施の形態6によるデータ収集
システムにおいて、さらにセンサー6が検出する地下埋
設物情報が異常な値を示す場合や、センサー6を含む測
定機器自体が異常な場合に、無線通信データ収集装置3
の無線通信機3aから無線通信用マンホール蓋1および
基地局7を介して、自動的に通信端末8に異常であるこ
と示す異常情報を通報可能な構成としている。従って、
地下埋設物情報や測定機器が異常となったマンホールを
遠隔地の通信端末で即座に知ることができ、素早い対応
策の実施が可能となる。
【0043】
【発明の効果】この発明による無線通信用マンホール蓋
は、センサーが検出する地下埋設物情報を収集するデー
タ収集装置と地上の基地局からの指令信号に応じてデー
タ収集装置が収集した地下埋設物情報を無線電波で送信
する無線通信機とからなる無線通信データ収集装置が設
置されたマンホールの無線通信用マンホール蓋であっ
て、所定の長さを有するスロットが形成されると共に、
スロットは無線通信機の送信出力によって励振されるの
で、既設のマンホール蓋にスロット加工するだけで、強
度が確保され、突出部もなく安全で、かつ、スロットア
ンテナとしての良好なアンテナ機能を有した無線通信用
マンホール蓋を実現できる。
【0044】また、この発明による無線通信用マンホー
ル蓋のスロットの所定の長さは、無線通信機が送信する
無線電波波長の約1/2であるので、電波特性が最も良
くなる。
【0045】また、この発明による無線通信用マンホー
ル蓋は、地下側の面に強度補強用のリブが設けられると
共に、スロットはリブに対して最長距離を確保できる角
度を有して形成されているので、強度補強用のリブが設
けられていても、電磁波への影響が最も小さく、アンテ
ナ電波放射空間の大きな、良好なアンテナ機能を有する
ことができる。
【0046】また、この発明による無線通信用マンホー
ル蓋のスロットは、複数個形成され、形成された複数の
スロットは互いに向きが異なるので、指向性の広がった
アンテナ性能を有することができる。
【0047】また、この発明による無線通信用マンホー
ル蓋のスロットは、樹脂が充填されているので、スロッ
ト部に雨水などの液体が膜を張ったり、土砂、石、ゴミ
などが詰まることがないので、スロットアンテナの性能
を良好に保持できる。
【0048】また、この発明による無線通信データ収集
装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線通信
用マンホール蓋を利用して、収集された地下埋設物情報
を地上の基地局からの指令信号に応じて無線電波で送信
する無線通信データ収集装置であって、バッテリーが内
蔵されると共に、防水ケースで覆われているので、外部
からの電源供給が不要であり、また、雨などによる浸水
の可能性のあるマンホール内部にも設置可能であり、仮
設設置作業を容易に行える。
【0049】また、この発明によるデータ収集システム
は、通信端末と、複数の基地局と通信端末を結ぶ通信回
線と、センサーが検出する地下埋設物情報を収集してロ
ギングするデータ収集装置と、請求項1〜5のいずれか
1項に記載の無線通信用マンホール蓋を利用してデータ
収集装置によりロギングされたデータを基地局からの指
令信号に応じて基地局に無線電波で送信する無線通信機
とからなり、複数のマンホールのそれぞれに設置された
複数の無線通信データ収集装置とを備え、各マンホール
内に設置された無線通信データ収集装置のデータ収集装
置がロギングしたデータを、無線通信用マンホール蓋お
よび基地局を介して通信端末から採取するので、遠隔地
の通信端末から多数のマンホールの地下埋設物情報を無
線基地局を介して通信端末との間で通信可能となり、非
常に高効率な地下埋設物情報の収集が行える。
【0050】また、この発明によるデータ収集システム
は、センサーが検出する地下埋設物情報が異常な値を示
す場合あるいは測定機器が異常な場合に、無線通信デー
タ収集装置から無線通信用マンホール蓋および基地局を
介して、自動的に通信端末に異常であること示す情報を
通報可能としたので、地下埋設物情報や測定機器が異常
となったマンホールを遠隔地の通信端末で即座に知るこ
とができ、素早い対応策の実施が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による無線通信用マンホール蓋
アンテナを利用したデータ収集システムの一構成例を概
念的に示す図である。
【図2】 実施の形態1による無線通信用マンホールの
表面図である。
【図3】 実施の形態1による無線通信用マンホールを
横から見た図である。
【図4】 実施の形態1による無線通信用マンホールの
裏面図である。
【図5】 実施の形態2による無線通信用マンホール蓋
の表面図である。
【図6】 実施の形態2による無線通信用マンホール蓋
を横から見た図である。
【図7】 実施の形態2による無線通信用マンホール蓋
の裏面図である。
【図8】 実施の形態3による無線通信用マンホール蓋
の表面図である。
【図9】 実施の形態3による無線通信用マンホール蓋
の横から見た図である。
【図10】 実施の形態3による無線通信用マンホール
蓋の裏面図である。
【図11】 実施の形態4による無線通信用マンホール
蓋の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 無線通信用マンホール蓋 1a スロット 1b 給電部 1c 外部同軸ケ
ーブル 1d 同軸コネクタ 1e リブ 1f 樹脂 2 マンホール 3 無線通信データ収集装置 3a 無線通信機 3b データ収集装置 3c バッテリー
部 4 消火栓 5 配管 6 センサー 7 基地局 8 通信端末 9 地面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬瀬 薫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 押味 竜一 埼玉県新座市栗原5丁目16番28号 (72)発明者 田中 進 千葉県船橋市丸山3丁目9番5号 (72)発明者 岡村 整 東京都三鷹市上連雀6丁目30番14号 Fターム(参考) 2D047 BB21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーが検出する地下埋設物情報を収
    集するデータ収集装置と地上の基地局からの指令信号に
    応じて上記データ収集装置が収集した地下埋設物情報を
    無線電波で送信する無線通信機とからなる無線通信デー
    タ収集装置が設置されたマンホールの無線通信用マンホ
    ール蓋であって、 所定の長さを有するスロットが形成されると共に、上記
    スロットは上記無線通信機の送信出力によって励振され
    ることを特徴とする無線通信用マンホール蓋。
  2. 【請求項2】 上記スロットの上記所定の長さは、上記
    無線通信機が送信する無線電波波長の約1/2であるこ
    とを特徴とする無線通信用マンホール蓋。
  3. 【請求項3】 地下側の面に強度補強用のリブが設けら
    れると共に、上記スロットは上記リブに対して最長距離
    を確保できる角度を有して形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の無線通信用マンホール
    蓋。
  4. 【請求項4】 上記スロットは複数個形成され、形成さ
    れた複数のスロットは互いに向きが異なることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信用マ
    ンホール蓋。
  5. 【請求項5】 上記スロットは、樹脂が充填されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    無線通信用マンホール蓋。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の無
    線通信用マンホール蓋を利用して、収集された地下埋設
    物情報を地上の基地局からの指令信号に応じて無線電波
    で送信する無線通信データ収集装置であって、 バッテリーが内蔵されると共に、防水ケースで覆われて
    いることを特徴とする無線通信データ収集装置。
  7. 【請求項7】 通信端末と、複数の基地局と上記通信端
    末を結ぶ通信回線と、センサーが検出する地下埋設物情
    報を収集してロギングするデータ収集装置と、請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の無線通信用マンホール蓋を
    利用して上記データ収集装置によりロギングされたデー
    タを基地局からの指令信号に応じて上記基地局に無線電
    波で送信する無線通信機とからなり、複数のマンホール
    のそれぞれに設置された複数の無線通信データ収集装置
    とを備え、 各マンホール内に設置された上記無線通信データ収集装
    置の上記データ収集装置がロギングしたデータを、上記
    無線通信用マンホール蓋および上記基地局を介して上記
    通信端末から採取することを特徴とするデータ収集シス
    テム。
  8. 【請求項8】 センサーが検出する地下埋設物情報が異
    常な値を示す場合あるいは測定機器が異常な場合に、上
    記無線通信データ収集装置から上記無線通信用マンホー
    ル蓋および上記基地局を介して、自動的に上記通信端末
    に異常であること示す情報を通報可能としたことを特徴
    とする請求項7に記載のデータ収集システム。
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