JP2003342951A - 場所打ち杭の杭頭処理工法並びにこの工法に使用するクッション材およびコンクリート破壊装置 - Google Patents

場所打ち杭の杭頭処理工法並びにこの工法に使用するクッション材およびコンクリート破壊装置

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JP2003342951A
JP2003342951A JP2002157886A JP2002157886A JP2003342951A JP 2003342951 A JP2003342951 A JP 2003342951A JP 2002157886 A JP2002157886 A JP 2002157886A JP 2002157886 A JP2002157886 A JP 2002157886A JP 2003342951 A JP2003342951 A JP 2003342951A
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清造 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 杭頭処理の作業時間を短縮でき、従来に比べ
杭頭処理にかかる費用を低減でき、さらに安全に作業が
できるようにすることにある。 【解決手段】鉄筋籠1の上部外周および/または上部内
周をクッション材7a、7bで被覆して、地盤の杭孔内
にコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後に、鉄
筋籠上部2の外側の余盛り部をコンクリート破壊装置で
破壊し、コンクリート破壊装置、破壊したコンクリート
およびクッション材を除去して、鉄筋籠上部2の内側の
余盛り部のコンクリートの所定個所に割れ目を入れ、鉄
筋籠上部2の内側の余盛り部のコンクリートを除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のビル建設や
土木工事等における基礎の部分である場所打ち杭を構築
する場合の場所打ち杭の杭頭処理工法、並びにこの工法
に使用するクッション材、およびこの工法によって杭頭
を処理する際に使用するコンクリート破壊装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に場所打ち杭を構築する場合は、地
盤に杭孔Aを掘削し、この杭孔A内に鉄筋籠を挿入した
後にトレミー管等でコンクリートを杭孔Aの下部から上
部にかけて打設している。コンクリートを打設すると鉄
筋籠の上部に泥水や土砂等の不純物の混じった部分が生
じるため、この部分はコンクリートの余盛り部として硬
化後にはつり取って杭頭の処理を行っている。
【0003】上記のコンクリート打設並びに杭頭処理作
業をさらに詳述すると、一般に鉄筋籠を挿入した杭孔A
にコンクリートを打設する場合は、コンクリート中の不
純物を考慮して設計杭天端より50〜100cm程度の
余盛り部を鉄筋籠の上部に形成している。そして打設し
たコンクリートの硬化後に、この余盛り部のコンクリー
トを除去して杭頭高さを設計位置に揃えるといったフー
チング(上方に構築する構造物の基礎)との一体化をは
かるための杭頭処理作業を行っている。この杭頭処理作
業の場合は、杭本体(余盛り部以外のコンクリートと鉄
筋籠とで構築された基礎杭となる部分)へのひび割れ発
生や損傷などの防止に十分注意して施工する必要があ
る。また、上記した余盛り部の撤去には、コンクリート
ブレーカなどによるはつり作業が必要である。
【0004】このように場所打ち杭の施工においては、
コンクリートの余盛り部をはつりとるといった杭頭処理
が実施されているが、余盛り部をはつる際の振動により
杭本体が劣化するおそれがあるとともに、騒音や粉塵の
発生により近隣の環境に悪影響を及ぼすという問題も生
じる。また、コンクリートをはつる作業に多大な労力を
要し、労働災害が発生する危険性も高い。
【0005】そこで、鉄筋籠の各杭主筋の上部にコンク
リートが固着しないようにして、余盛り部の除去を容易
に行えるようにするために、杭主筋の1本1本に保護カ
バーを被せて杭頭(鉄筋籠上部)を処理するといった杭
頭処理工法で行われていた。しかし、この工法では余盛
り部を除去する時に三分割作業、すなわち、余盛り部の
外側(かぶり厚)と、中間(保護カバーを介した各杭主
筋の間)と、内側(上記の外側と内側以外の部分)とに
三分割して除去する作業の場合に、三分割できない部分
があり、その部分のはつり作業が困難な場合が多々あっ
た。
【0006】また、鉄筋籠の杭主筋を挿入可能な複数の
孔が底面に設けられたキャップ型の杭頭処理具を、鉄筋
籠の上端部に嵌め込むことにより余盛りするコンクリー
トの量を減らして、はつり作業を容易にする杭頭処理工
法も提案されている。
【0007】しかしながら、キャップ型の杭頭処理具
は、コンクリート打設時に膨大な浮力がかかり浮き上が
ることや鉄筋籠の直径や杭主筋の本数および配設ピッチ
等は、構築しようとする杭によって異なるため、鉄筋籠
の規格に合わせた各種の杭頭処理具を用意しておく必要
がありコスト高となる。
【0008】さらに、異形鉄筋からなる杭主筋には多く
の節(突起部)があるため、コンクリートの硬化後に前
記杭頭処理具を撤去する際、処理具底面の孔と杭主筋の
節とが引っかかって容易に引き抜くことができず、撤去
に多大な手間がかかるとともに杭主筋を曲げてしまう虞
もあった。さらに、撤去時にガス切断機等で切断された
杭頭処理具が廃棄物となり、これが昨今の産業廃棄物削
減の動きに逆行することにもなっていた。
【0009】また、コンクリート破砕材を使用する場合
には、上記した杭本体を破砕しないように使用するため
に、余盛り部の一部を残すことになり、その部分をはつ
り作業によって除去しなければならなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
点に鑑みて開発されたものである。その目的は、余盛り
部の除去を容易に行うことができて杭頭処理の作業時間
を短縮でき、従来に比べ杭頭処理にかかる費用を低減で
き、さらに安全に作業ができる場所打ち杭の杭頭処理工
法並びにこの工法に使用するクッション材およびコンク
リート破壊装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の場所打ち杭の杭頭処理工法は、複数の杭主筋と複数の
フープ筋とによって筒状に形成した鉄筋籠の上部外周お
よび/または上部内周をクッション材で被覆し、この鉄
筋籠を地盤に掘削形成した杭孔に挿入して杭孔内にコン
クリートを打設するとともに鉄筋籠上部の内外にコンク
リートの余盛り部を形成し、コンクリートの硬化後に、
コンクリート破棄装置を鉄筋籠上部に外嵌して、鉄筋籠
上部の外側の余盛り部のコンクリートをコンクリート破
壊装置で破壊し、コンクリート破壊装置を撤去後に上記
の破壊したコンクリートおよび上記クッション材を除去
し、次に鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリートの
所定個所に割れ目入れ手段によって割れ目を入れ、鉄筋
籠上部の内側の余盛り部のコンクリートを除去するよう
にした構成である。
【0012】請求項2に記載の本発明の場所打ち杭の杭
頭処理工法は、複数の杭主筋と複数のフープ筋とによっ
て筒状に形成した鉄筋籠の上記各杭主筋の上部に、主筋
上部を挿入できる切込み部を形成した適宜厚さの発泡ス
チロール等からなるクッション材を挿着するとともに、
隣どうしのクッション材の両側面部を重ね合わせ、この
鉄筋籠を地盤に掘削形成した杭孔に挿入して杭孔内にコ
ンクリートを打設するとともに鉄筋籠上部の内外にコン
クリートの余盛り部を形成し、コンクリートの硬化後
に、コンクリート破棄装置を鉄筋籠上部に外嵌して、鉄
筋籠上部の外側の余盛り部のコンクリートをコンクリー
ト破壊装置で破壊し、コンクリート破壊装置を撤去後に
上記の破壊したコンクリートおよび上記クッション材を
除去し、次に鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリー
トの所定個所に割れ目入れ手段によって割れ目を入れ、
鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリートを除去する
ようにした構成にしてある。
【0013】請求項3に記載の本発明の場所打ち杭の杭
頭処理工法は、複数の杭主筋と複数のフープ筋とによっ
て筒状に形成した鉄筋籠の上記各杭主筋の上部に、適宜
厚さのシート状の発泡スチロール等からなるクッション
材を二つ折りにして挟み付けるとともに、クッション材
の重ね合わせた主筋上部近傍部分を接着材で貼着または
線材で結び付けて取り付け、さらに各杭主筋の各クッシ
ョン材の両側部を開いて、隣の上記クッション材を取り
付けた杭主筋上部をクッション材を介して挟み、この鉄
筋籠を地盤に掘削形成した杭孔に挿入して杭孔内にコン
クリートを打設するとともに鉄筋籠上部の内外にコンク
リートの余盛り部を形成し、コンクリートの硬化後に、
コンクリート破棄装置を鉄筋籠上部に外嵌して、鉄筋籠
上部の外側の余盛り部のコンクリートをコンクリート破
壊装置で破壊し、コンクリート破壊装置を撤去後に上記
の破壊したコンクリートおよび上記クッション材を除去
し、次に鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリートの
所定個所に割れ目入れ手段によって割れ目を入れ、鉄筋
籠上部の内側の余盛り部のコンクリートを除去するよう
にした構成にしてある。
【0014】請求項4に記載の本発明のクッション材
は、横断面長方形状の適宜厚さの発泡スチロール等のシ
ート状弾性材であって、横断面の中央に場所打ち杭用の
鉄筋籠の主筋上部に挿着できる貫通孔用の切込み部また
は開口部を形成してあることを特徴とする構成にしてあ
る。
【0015】請求項5に記載の本発明のクッション材
は、適宜厚さの発泡スチロール等のシート状弾性材であ
って、二ツ折りにして場所打ち杭用の鉄筋籠の主筋上部
を挟み、二ツ折りした主筋上部近傍部分を接着材で貼着
または結ぶ線材で結び付けできるようにしたことを特徴
とする構成にしてある。
【0016】請求項6に記載の本発明のコンクリート破
壊装置は、環状のコンクリート破壊装置本体と、この本
体の内側に出没でるように上記の本体に設けたコンクリ
ート破壊手段と、このコンクリート破壊手段を作動させ
て駆動手段とからなる構成にしてある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。構築物の建設現場において、構築物を支え
る場所打ち杭を建設現場の地盤に構築する場合には、本
発明の杭頭処理工法によって施工すると作業効率等の点
で有効であり、以下にこの杭頭処理工法を取り入れた場
所打ち杭の構築施工について順を追って説明する。
【0018】図1〜図11を参照して説明すると、本発
明の場所打ち杭の杭頭処理工法に使用される鉄筋籠1
は、平面視環状に配置されて上下方向に延在する複数の
杭主筋3と、環状に配され複数の杭主筋3の外側で上下
方向に所定間隔を以って巻装された複数のフープ筋4と
によって円筒状に形成されたものである。
【0019】建設現場の地盤の所定個所には、上記の鉄
筋籠1の外径より少し大きい径の複数の杭孔A(図2参
照)をそれぞれ所定の深さまで掘削しておく。
【0020】一方、この各杭孔Aに挿入する上記の鉄筋
籠1の各杭主筋3の上部3a(図3参照)には、この上部
3aへのコンクリートの固着を防止して後述する余盛り
部の除去作業を効率よく行えるようにするために発泡ス
チロール等のクッション材5を被着する。そして鉄筋籠
上部2(杭頭部)の外側には上下方向に3本のフープ筋
4aを配し、この各フープ筋4aを任意の杭主筋3にク
ッション材5の上から針金6(図4参照)でたすきがけに
して止める。勿論、後述するシート状クッション材がコ
ンクリートの打設時に浮き上がらないように固定できれ
ば、上記のフープ筋4aを鉄筋籠上部2に取り付けなく
てもよい。
【0021】クッション材5を取り付けた鉄筋籠上部2
の外側および内側は、全周に亘って複数枚のシート状ク
ッション材7a、7bで被う。この場合、図5に示すよ
うに各シート状クッション材7a、7bの端部7cを重
ね合わせて粘着テープ20で止めるか、或いは図6、図
7に示すように各シート状クッション材7a、7bの端
7dを当接させて粘着テープ20で止める。なお、鉄筋
籠上部2の外側を1枚のシート状クッション材で被覆
し、内側も1枚のシート状クッション材で被覆してもよ
い。さらには、1枚または複数枚のシート状クッション
材を各杭主筋3の上端で二つ折りして鉄筋籠上部2の外
側および内側を被覆してもよい。
【0022】上記の鉄筋籠上部2の外側および内側に配
したシート状クッション材7a、7bは、図8に示すよ
うに針金8で結ぶ。すなわち、各シート状クッション材
7a、7bには、各フープ筋4aを取り付けた位置の下
側に、2つの孔10a、10bを所定間隔を以って開け
た円形の当て板9a、9bを当て、この各当て板9a、
9bの孔10a、10bに1本の針金8を通し、針金8
の両端部を外側の当て板9aのところで結びつける。こ
の場合、針金8はフープ筋4aの下側を通る。このよう
にしてシート状クッション材7a、7bを取り付けるこ
とにより、コンクリートの打設時にシート状クッション
材7a、7bが浮き上がることがない。
【0023】上記のようにしてシート状クッション材7
a、7b等を取り付けた鉄筋籠1は、クレーン等で吊り
上げて地盤の杭孔Aの中に挿入する。鉄筋籠上部2は杭
孔Aの上部に位置する。この鉄筋籠上部2の中央からト
レミー管等のコンクリート打設用のホースを挿入して杭
孔A内に生コンクリートを打設する。鉄筋籠上部2(図
2、図9参照)には、従来と同様にコンクリート中の泥
水や土砂等の不純物を考慮して、泥水や土砂等の不純物
の混じった生コンクリートの余盛り部12を設計杭天端
より50〜100cm程度に形成する。勿論、生コンク
リートは鉄筋籠上部2の外側および内側に配したシート
状クッション材7a、7bの間にも入り込む。
【0024】所定の時間が経過することによって生コン
クリートは硬化する。この生コンクリートの硬化後に、
余盛り部12の設計杭天端位置(基礎レベル位置)に沿
ってカッタ21(図10参照)で切り込みを入れる。その
後に後述するコンクリート破壊装置13をクレーン等で
吊り上げて、環状のコンクリート破壊装置本体14(図
11参照)を余盛り部12に嵌め合わせる。そして駆動
手段(図示省略)を駆動させてコンクリート破壊手段15
を作動させ、余盛り部12に外側から亀裂を入れ、余盛
り部12の一部であるシート状クッション材7aの外側
のコンクリートを破壊する。その後にコンクリート破壊
装置13をクレーン等で吊り上げて他の場所に移動さ
せ、この破壊した余盛り部12のコンクリートを除去す
る。次にシート状クッション材7aを止めた針金8をニ
ッパ等で切断し、このシート状クッション材7aを全て
撤去する。このシート状クッション材7aは手で簡単に
剥がすことができる。
【0025】次に鉄筋籠1の内側の余盛り部12の設計
杭天端位置に、削岩機(割れ目入れ手段の一例)によっ
て数箇所穴を開ける。この穴にセリ矢(割れ目入れ手段
の一例)を打ち込んで割れ目を入れ、上記の余盛り部1
2を浮かせる。そしてクレーン等によって浮き上がった
余盛り部12を吊り上げて撤去する。この場合、鉄筋籠
上部2の内側の余盛り部12は、鉄筋籠1の内側に取り
付けたシート状クッション材7bによって杭主筋3等と
分離されているため容易に撤去することができる。その
後は、各杭主筋3の上部3aに被着したクッション材5
は手で除去し、はつり作業によって設計杭天端のレベル
位置の微調整を行う。このようにして場所打ち杭の杭頭
処理を完了する。
【0026】このように鉄筋籠上部2の外側にシート状
クッション材7aを取り付けたことにより、余盛り部1
2を除去する場合に鉄筋籠上部2の外側の余盛り部12
のコンクリートを先に除去できる。そのため、その後に
鉄筋籠上部2の内側の余盛り部12のコンクリートを除
去する場合に、今までのように各杭主筋3の上部3aに
固着した外側の余盛り部12のコンクリートに邪魔され
て除去が難しくなるといったこともなく、内側の余盛り
部12のコンクリートを容易に除去でき、余盛り部12
の全体を鉄筋籠上部2から容易に除去することができ
る。
【0027】また、鉄筋籠上部2の内側にシート状クッ
ション材7bを取り付けたことにより、鉄筋籠上部2の
内側の余盛り部12のコンクリートが主筋3の上部3a
に固着することもなく、内側の余盛り部12のコンクリ
ートを容易に上方に引き上げて除去することができる。
【0028】また、各杭主筋3の上部3aをクッション
材5で被着したことにより、各杭主筋3の上部3aに直
接コンクリートが固着することもなく、綺麗に各杭主筋
3の上部3aの処理を行うことができる。
【0029】さらに、シート状クッション材7aとシー
ト状クッション材7bとの間の余盛り部12のコンクリ
ートも、外側のシート状クッション材7aを剥がした後
に或いはシート状クッション材7aを剥がす時に除去す
れば、クッション材5によって杭主筋3の上部3aにも
固着していないので、簡単に剥がして除去することがで
きる。
【0030】また、本発明の別の場所打ち杭の杭頭処理
工法としては、上記した構成の鉄筋籠1の各杭主筋3の
上部3aに、下記のクッション材5a(図12、図14
参照)を設けて場所打ち杭の杭頭処理を行う。すなわ
ち、このクッション材5aは、横断面長方形状の適宜厚
さの発泡スチロール等からなるものであって、横断面の
中央の長手方向で上端から下端まで貫通するように切込
み部21を形成したものである。切込み部21は、杭主
筋上部3aをクッション材5a内に挿入できるようにし
たものである。クッション材5aを杭主筋上部3aに挿
着するときは、切込み部21を両側方に広げて杭主筋上
部3aに挿着する。勿論、クッション材は他の形状のも
のであってもよい。
【0031】さらに各杭主筋上部3aに挿着した隣どう
しの上記クッション材5aの両側面部23a,23bを
重ね合わせ、鉄筋籠1の上部外周をフープ筋等で縛る。
その後は、上記と同様にこの鉄筋籠1を地盤に掘削形成
した杭孔に挿入して杭孔内にコンクリートを打設すると
ともに鉄筋籠上部の内外にコンクリートの余盛り部12
を形成する。コンクリートの硬化後に、コンクリート破
棄装置13を鉄筋籠上部2に外嵌して、鉄筋籠上部2の
外側の余盛り部12のコンクリートをコンクリート破壊
装置13で破壊する。コンクリート破壊装置13を撤去
後に上記の破壊したコンクリートおよび上記クッション
材5aを除去する。次に鉄筋籠上部2の内側の余盛り部
12のコンクリートの所定個所に上記した割れ目入れ手
段21によって割れ目を入れ、鉄筋籠上部2の内側の余
盛り部12のコンクリートを除去する。なお、この例に
おける詳細な構成は、前記した例の場所打ち杭の杭頭処
理工法と同様であり詳しい説明を省略した。
【0032】また、さらに別の本発明の別の場所打ち杭
の杭頭処理工法としては、上記した構成の鉄筋籠の各杭
主筋の上部に、下記のクッション材5b(図13、図1
5参照)を設けて場所打ち杭の杭頭処理を行う。すなわ
ち、この例のクッション材5bは、適宜厚さの長方形の
シート状の発泡スチロール等である。そしてこのクッシ
ョン材5bは二つ折りにして各杭主筋3の上部3aに挟
み付けるとともに、クッション材5bの重ね合わせた主
筋上部近傍部分を接着材で貼着するか、或いは線材24
で結び付けて杭主筋3の上部3aに取り付る。さらに各
杭主筋3の各クッション材5bの両側部25a,25b
を開いて、隣の上記クッション材5bを取り付けた杭主
筋上部3aをクッション材5bを介して挟むようにす
る。以降の作業工程は上記した例と同様であり説明を省
略する。
【0033】次に上記した本発明に係るコンクリート破
壊装置13(図16、図17参照)について説明する
と、このコンクリート破壊装置13は環状のコンクリー
ト破壊装置本体14と、この本体14に固着した吊上げ
用部材16と、本体14内に出没できるように本体14
に設けたコンクリート破壊手段15と、このコンクリー
ト破壊手段15を作動させる駆動手段(図示省略)とに
よって構成されている。
【0034】コンクリート破壊装置本体14は、全体が
環状であって、半円弧状の本体枠部14aと半円弧状の
枠部14bと、本体枠部14aと枠部14bを連結する
ボルト17、ナット18とによって構成されている。本
体枠部14aおよび枠部14bの上面部には、吊上げ用
部材16であるフックがコンクリート破壊装置本体14
を吊り上げるときにバランスの良い5箇所に固着してあ
る。本体枠部14aの中央部には、外方に突出する突出
部19を備えていて、この突出部19の内部空間にコン
クリート破壊手段15を収納できるようにしてある。突
出部19の後部19aと下部19bは閉鎖形成され前部
19cは開放形成されている。
【0035】上記のコンクリート破壊手段15は、この
例では油圧のシリンダ15aが使用され、ロッド15b
の先端部に先端の薄く尖った突起部材15cを固着して
ある。シリンダ15aは、突出部19の内部空間に収納
して後部19aと下部19bに固着してある。突起部材
15cはロッド15bの作動によって開放されている前
部19cから本体内に出没できるようにしてある。な
お、コンクリート破壊手段15は、油圧作動機器に限ら
ず空気圧機器や機械式のシリンダ等であってもよい。
【0036】上記のコンクリート破壊手段15を作動さ
せる駆動手段(図示省略)は、一般的な油圧ユニットから
なり、油タンクの作動油をポンプを駆動させるとともに
電磁弁を切り換えてにシリンダ15aに供給できるよう
にしたものである。電磁弁を切り換えてシリンダ15a
に供給される作動油によって、ロッド15bはシリンダ
15aから出没し、シリンダ15aとともに突起部材1
5cは本体内に出没する。このことにより突起部材15
cの先端は、上記した余盛り部12のコンクリートに瞬
間的に衝突して破壊することができる。したがって効率
よく上記した外側の余盛り部12のコンクリートの除去
に寄与することができる。
【0037】なお、本発明のコンクリート破壊装置にお
いては、環状のコンクリート破壊装置本体の複数箇所
(例えば円周方向に90度間隔)にコンクリート破壊手
段を備えて、余盛り部を周囲から破壊できるようにした
構成であってもよい。
【0038】また、本発明の場所打ち杭の杭頭処理工法
においては、鉄筋籠上部2の外側のみ、または鉄筋籠上
部2の内側のみにシート状クッション材7aまたは7b
を取り付けた鉄筋籠1を杭孔Aに挿入してコンクリート
を打設し、鉄筋籠上部2に余盛り部12を形成しても、
鉄筋籠上部2の外側の余盛り部12のコンクリートのみ
を、鉄筋籠上部2の内側の余盛り部12のコンクリート
と分離して事前に除去することができ、余盛り部12の
全体のコンクリートを効率よく除去することができる。
【0039】また、鉄筋籠上部2の外側をシート状クッ
ション材7aで被覆するとともに、各杭主筋3の上部3
aもクッション材5で被着することにより、シート状ク
ッション材7aまたは7bを取り付けた場合の上記した
作用効果と、クッション材5を取り付けた場合の上記し
た作用効果と相まって、余盛り部12の全体のコンクリ
ートをさらに効率よく除去することができる。なお、ク
ッション材5は、細長い袋状に形成して杭主筋3の上部
3aに被せるようにしたものでもよいし、杭主筋3の上
部3aに巻きつけて被覆するようにしたものでもよい。
【0040】なお、クッション材としては、図18に示
すような平面視長方形状のクッション材5c(図は2つ
クッション材5cを係合させた使用時の状態を示してい
る。)であってもよい。このクッション材5cでは、両
側のクッション板26を繋ぐクッション部27で接続
し、中央に開口部28を形成してある。この開口部28
には主筋が挿入される。このクッション材を使ったその
他の杭頭処理は、針金等で鉄筋籠上部2の外周を縛り、
鉄筋籠の中にトレミー管でコンクリートを打設し、その
後は上記した例と同様に場所打ち杭の構築作業を行い、
最後に余盛り部やこのクッション材を鉄筋籠上部2から
撤去する。なお、この各クッション材5cは、図示のよ
うに端部を係合させて繋ぐようにして鉄筋籠上部2に取
付けることができる。
【0041】
【発明の効果】以上、上記した説明でも明らかなように
本発明の場所打ち杭の杭頭処理工法では、鉄筋籠上部の
外側および/または上部内側をシート状クッション材で
被着し、コンクリートの打設によって鉄筋籠上部に形成
される余盛り部に対して、環状のコンクリート破壊装置
本体を外嵌してコンクリート破壊手段によって上記シー
ト状クッション材の外側の余盛り部のコンクリートを破
壊し、このコンクリートを除去することにより、その後
の鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリートも、今ま
でのように外側の余盛り部のコンクリートに邪魔される
ことなく容易に除去できる。したがって、杭頭処理の作
業時間を短縮できて、従来に比べ杭頭処理にかかる費用
を低減できる。さらに従来のような余盛り部を砕くため
のはつり作業を必要としないため安全に作業を行うこと
ができる。
【0042】また、横断面長方形状の適宜厚さの発泡ス
チロール等のシート状弾性材であって、横断面の中央に
場所打ち杭用の鉄筋籠の主筋上部に挿着できる貫通孔用
の切込み部または開口部を形成して成るクッション材、
或いは、適宜厚さの発泡スチロール等のシート状弾性材
であって、二ツ折りにして場所打ち杭用の鉄筋籠の主筋
上部を挟み、二ツ折りした主筋上部近傍部分を接着材で
貼着または結ぶ線材で結び付けできるようにしてなるク
ッション材を使用した場所打ち杭の杭頭処理工法にあっ
ては、主筋の上部に上記クッション材を突刺すように取
付けられるので、杭頭の処理作業を一段と迅速に且つ容
易に行うことができて作業コストの低減に寄与すること
ができる。
【0043】また、本発明のコンクリート破壊装置で
は、余盛り部のコンクリートを瞬間的に破壊することが
でき、安全に効率よく余盛り部のコンクリートの除去作
業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る場所打ち杭の杭頭(鉄筋籠上部)を
示す説明図である。
【図2】本発明に係る鉄筋籠を杭孔Aに挿入してコンク
リートを打設した状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係る鉄筋籠を上から見た説明図であ
る。
【図4】杭主筋とフープ筋を針金で止める場合の説明図
である。
【図5】鉄筋籠上部の内側と外側にクッション材を被覆
する場合の簡略説明図である。
【図6】鉄筋籠上部の内側と外側にクッション材を被覆
する場合の別の例の簡略説明図である。
【図7】図6の鉄筋籠上部の内側と外側にクッション材
を被着する場合の拡大した説明図である。
【図8】鉄筋籠上部の外側と内側に取り付けたクッショ
ン材の止め方の説明図である。
【図9】コンクリート打設後の余盛り部を示す説明図で
ある。
【図10】余盛り部の除去のための作業を示す説明図で
ある。
【図11】余盛り部の除去のためにコンクリート破壊装
置を使用した説明図である。
【図12】本発明に係るクッション材の斜視図である。
【図13】本発明に係る他のクッション材の斜視図であ
る。
【図14】図12のクッション材の使用状態を示す説明
図である。
【図15】図13のクッション材の使用状態を示す説明
図である。
【図16】本発明に係るコンクリート破壊装置の平面図
である。
【図17】本発明に係るコンクリート破壊装置の一部省
略した正面から見た説明図である。
【図18】本発明に係る別の例のクッション材の平面図
である。
【符号の説明】
1 鉄筋籠 2 鉄筋籠上部 3 杭主筋 4 フープ筋 5 杭主筋上部のクッション材 5a 杭主筋上部のクッション材 5b 杭主筋上部のクッション材 7a 鉄筋籠の上部外周のクッション材 7b 鉄筋籠の上部内周のクッション材 12 余盛り部 13 コンクリート破壊装置 14 コンクリート破壊装置本体 15 コンクリート破壊手段 23a 側面部 23b 側面部 25a 側部 25b 側部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の杭主筋と複数のフープ筋とによって
    筒状に形成した鉄筋籠の上部外周および/または上部内
    周をクッション材で被覆し、この鉄筋籠を地盤に掘削形
    成した杭孔に挿入して杭孔内にコンクリートを打設する
    とともに鉄筋籠上部の内外にコンクリートの余盛り部を
    形成し、コンクリートの硬化後に、コンクリート破棄装
    置を鉄筋籠上部に外嵌して、鉄筋籠上部の外側の余盛り
    部のコンクリートをコンクリート破壊装置で破壊し、コ
    ンクリート破壊装置を撤去後に上記の破壊したコンクリ
    ートおよび上記クッション材を除去し、次に鉄筋籠上部
    の内側の余盛り部のコンクリートの所定個所に割れ目入
    れ手段によって割れ目を入れ、鉄筋籠上部の内側の余盛
    り部のコンクリートを除去するようにした場所打ち杭の
    杭頭処理工法。
  2. 【請求項2】複数の杭主筋と複数のフープ筋とによって
    筒状に形成した鉄筋籠の上記各杭主筋の上部に、主筋上
    部を挿入できる切込み部を形成した適宜厚さの発泡スチ
    ロール等からなるクッション材を挿着するとともに、隣
    どうしのクッション材の両側面部を重ね合わせ、この鉄
    筋籠を地盤に掘削形成した杭孔に挿入して杭孔内にコン
    クリートを打設するとともに鉄筋籠上部の内外にコンク
    リートの余盛り部を形成し、コンクリートの硬化後に、
    コンクリート破棄装置を鉄筋籠上部に外嵌して、鉄筋籠
    上部の外側の余盛り部のコンクリートをコンクリート破
    壊装置で破壊し、コンクリート破壊装置を撤去後に上記
    の破壊したコンクリートおよび上記クッション材を除去
    し、次に鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリートの
    所定個所に割れ目入れ手段によって割れ目を入れ、鉄筋
    籠上部の内側の余盛り部のコンクリートを除去するよう
    にした場所打ち杭の杭頭処理工法。
  3. 【請求項3】複数の杭主筋と複数のフープ筋とによって
    筒状に形成した鉄筋籠の上記各杭主筋の上部に、適宜厚
    さのシート状の発泡スチロール等からなるクッション材
    を二つ折りにして挟み付けるとともに、クッション材の
    重ね合わせた主筋上部近傍部分を接着材で貼着または線
    材で結び付けて取り付け、さらに各杭主筋の各クッショ
    ン材の両側部を開いて、隣の上記クッション材を取り付
    けた杭主筋上部をクッション材を介して挟み、この鉄筋
    籠を地盤に掘削形成した杭孔に挿入して杭孔内にコンク
    リートを打設するとともに鉄筋籠上部の内外にコンクリ
    ートの余盛り部を形成し、コンクリートの硬化後に、コ
    ンクリート破棄装置を鉄筋籠上部に外嵌して、鉄筋籠上
    部の外側の余盛り部のコンクリートをコンクリート破壊
    装置で破壊し、コンクリート破壊装置を撤去後に上記の
    破壊したコンクリートおよび上記クッション材を除去
    し、次に鉄筋籠上部の内側の余盛り部のコンクリートの
    所定個所に割れ目入れ手段によって割れ目を入れ、鉄筋
    籠上部の内側の余盛り部のコンクリートを除去するよう
    にした場所打ち杭の杭頭処理工法。
  4. 【請求項4】横断面長方形状の適宜厚さの発泡スチロー
    ル等のシート状弾性材であって、横断面の中央に場所打
    ち杭用の鉄筋籠の主筋上部に挿着できる貫通孔用の切込
    み部または開口部を形成してあることを特徴とするクッ
    ション材。
  5. 【請求項5】適宜厚さの発泡スチロール等のシート状弾
    性材であって、二ツ折りにして場所打ち杭用の鉄筋籠の
    主筋上部を挟み、二ツ折りした主筋上部近傍部分を接着
    材で貼着または結ぶ線材で結び付けできるようにしたこ
    とを特徴とするクッション材。
  6. 【請求項6】環状のコンクリート破壊装置本体と、この
    本体の内側に出没でるように上記の本体に設けたコンク
    リート破壊手段と、このコンクリート破壊手段を作動さ
    せて駆動手段とからなるコンクリート破壊装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114045830A (zh) * 2021-12-24 2022-02-15 三门峡市公路局 一种桩头整体剥离破除装置及施工方法
CN114293600A (zh) * 2021-12-22 2022-04-08 珠海华发人居生活研究院有限公司 一种软弱土地区预制桩断桩缺陷处理方法

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