JP2003341895A - 織布の巻取方法およびその装置 - Google Patents

織布の巻取方法およびその装置

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JP2003341895A JP2002155430A JP2002155430A JP2003341895A JP 2003341895 A JP2003341895 A JP 2003341895A JP 2002155430 A JP2002155430 A JP 2002155430A JP 2002155430 A JP2002155430 A JP 2002155430A JP 2003341895 A JP2003341895 A JP 2003341895A
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woven
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Yutaka Uragaki
裕 浦垣
Kazuto Sumiya
和人 角谷
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Tsudakoma Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 織布の巻取り過程で、織布の巻皺の発生を確
実に抑える。 【解決手段】 織布の巻取装置1であって、服巻ロール
5とニツプロール7、8とにより構成され織布6を所定
の速度で送り出す布送り装置2と布巻ロール5と間の織
布経路上に、幅出し装置3とこの幅出し装置3の下流に
設けられて織り幅方向に延在し織布6が摺動する織布摩
擦部材4(分離シート41、第1分離プレート42、第
2分離プレート43、第1幅出しプレート44、第2幅
出しプレート45)とを有し、上記幅出し装置3により
織布6を幅出ししてから、織布6を織布摩擦部材4(分
離シート41、第1分離プレート42、第2分離プレー
ト43)に摺動させ、織布6を布巻ロール9に巻き取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、織機において、織
布の巻取方法および織布の巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】特公昭50−33185
号公報(公報1)は、織機の巻揚装置と題して、巻き取
り技術を開示している。その装置は、傾斜溝を有する織
布の幅出し装置として布張りビーム(16)を有してお
り、その布張りビーム(16)は、布巻ロール(クロス
ロール8)と織布との間で扶持された状態で設けられて
おり、織布は、布張りビーム(16)により幅出しされ
た後、布巻ロール(クロスロール8)に巻き取られる。
【0003】上記公報1の技術によると、織布は、幅出
し後に織り幅方向に収縮し、その収縮力は、次第に漸減
する。上記技術の場合、幅出し装置が布巻ロールの近く
にあり、織布は、まだ収縮力の大きいうちに、布巻ロー
ルに巻かれる。このため、その織布は、布巻ロールの下
層の織布を連れだって収縮し、これが巻皺の原因とな
る。
【0004】特公昭61−51057号公報(公報2)
は、帯状材料引出し装置を開示している。その装置で、
織布は、上流側のニツプロール(変向ロツド3)により
幅出しされた後、服巻ロールと下流側のニツプロール
(変向ロール3c)に接して所定の速度で送り出され、
布巻ロール(布巻65)に巻き取られる。
【0005】上記公報2の技術の場合、下流側のニツプ
ロールで織布に摩擦を与えることにより、布幅がある程
度固定され、内在する収縮力がいくらか減少するので好
ましい。しかし、下流側のニツプロールと布巻ロールと
の間では、織布経路長が大きいため、織布が内在する収
縮力により織り幅方向に縮み、弛んだ状態で巻かれ、こ
れにより布巻ロールの表面が凹凸状態となり、巻皺が発
生する。
【0006】実公昭45−6538号公報(公報3)
は、巻ジワ防止装置を開示している。その装置で、服巻
ロール(フリクションローラ9)と布巻ロール(クロス
ローラ11)との間の織布経路上に、薄肉の織布摩擦部
材(弾性板12)が設けられ、織布は、織布摩擦部材の
弾性力により張力を受けながら布巻ロールに巻き取られ
る。
【0007】上記公報3の技術によると、織布の巻取方
向の弛みは、除去されるが、織り幅方向の弛みは、除去
されない。従って、織布は、織り幅方向に弛んだ状態で
巻かれて、公報2と同様に、巻皺が生じる。
【0008】したがって、本発明の目的は、織布の巻取
り過程で、織布の巻皺の発生を確実に抑えることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとに、本発
明は、織布の巻取方法において、服巻ロールとニツプロ
ールとにより構成され織布を所定の速度で送り出す布送
り装置と布巻ロールと間の織布経路上に、幅出し装置と
織り幅方向に延在する織布摩擦部材を設け、幅出し装置
により織布を幅出ししてから、織布を織布摩擦部材に摺
動させ、織布を布巻ロールに巻き取るようにしている
(請求項1)。
【0010】また、本発明は、織布の巻取装置におい
て、服巻ロールとニツプロールとにより構成され織布を
所定の速度で送り出す布送り装置と布巻ロールと間の織
布経路上に、幅出し装置と織り幅方向に延在する織布摩
擦部材を設け、幅出し装置により織布を幅出ししてか
ら、織布を織布摩擦部材に摺動させ、織布を布巻ロール
に巻き取るようにしている(請求項2)。
【0011】織布の巻取装置において、本発明は、幅出
し後の布巻ロールで布巻を形成する前の織布と布巻ロー
ルとの間で織布摩擦部材を挟持し、巻径の増大に伴って
移動可能に支持しており(請求項3)、また、織布摩擦
部材を可撓性の材料で構成して、布巻ロールの外周面に
布巻の巻径の増大に対応しながら沿わせている(請求項
6)。
【0012】幅出し装置は、布巻ロールを押圧した状態
で設けられ(請求項4)、また、幅出し装置は、付勢さ
れており、布巻ロールの布巻を形成する前の織布と織布
摩擦部材とを介して布巻ロールを押圧する(請求項
5)。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、実施の形態1
による本発明の織布の巻取装置1を示している。織布の
巻取装置1は、布送り装置2、幅出し装置3および織布
摩擦部材4などにより構成されている。
【0014】布送り装置2は、服巻ロール5と、服巻ロ
ール5に織布6を巻き掛けるために例えば2つのニツプ
ロール7、8とにより構成され、服巻ロール5は、織機
の主運動と同期して積極的に駆動され、織布6を所定の
速度で布巻ロール9の方向に送り出す。
【0015】幅出し装置3は、布送り装置2と布巻ロー
ル9と間の織布経路上に設けられ、第1幅出しロール1
1および第2幅出しロール12を有している。第1幅出
しロール11および第2幅出しロール12は、織布6の
織り幅方向に延在して、左右通し状態(織布6の織り幅
以上の長さ)として設けられている。一方の第1幅出し
ロール11は、一定の位置で回転自在に、または固定状
態で取付けられ、他方の第2幅出しロール12は、幅出
しロールブラケット10の先端部分に回転自在に、また
は固定状態で取付けられる。織布6は、第1幅出しロー
ル11および第2幅出しロール12に当接する状態でそ
れらの外周面に接した状態として案内される。
【0016】第1幅出しロール11および第2幅出しロ
ール12は、ともに外周面で、中央を境として左側部分
と右側部分とで螺旋方向の異なる螺旋溝11a、11
b、螺旋溝12a、12bを有する。これらの螺旋溝1
1a、11b、螺旋溝12a、12bは、当接する織布
6に織り幅方向に拡げる力を作用させ、織布6に対して
幅出し作用を営む。なお、第1幅出しロール11および
第2幅出しロール12の回転は、織布6による従動的な
回転でもよく、もしくは図示しない駆動装置による積極
的な回転としてもよく、さらには非回転とし、機台14
および幅出しロールブラケット10に固定されていても
よい。
【0017】幅出しロールブラケット10は、基端部分
のブラケット軸13により機台14に対して回動自在に
支持され、付勢手段15により所定の力で付勢され、第
2幅出しロール12を布巻ロール9の外周面に形成され
る布巻16の外周面の方向に押し当てている。なお、付
勢手段15は、スプリングまたは流体圧シリンダなどに
より構成される。
【0018】そして、織布摩擦部材4は、幅出し装置3
の下流で、織り幅方向に延在し、織布6の織り幅以上の
長さとして設けられており、布巻16とこの布巻16に
巻き付けられる前の織布6との間に介在し、布巻16の
外周面およびこの外周面に対向する織布6の面に対して
摩擦で滑りながら相対的に摺動する。このため、第2幅
出しロール12は、布巻16の外周側で織布6の面に接
して、織布6および織布摩擦部材4を介して、布巻16
の外周面を布巻ロール9の中心方向に間接的に押圧して
いる。なお、この例で、織布摩擦部材4は、図1のよう
に、布巻16の大径時に、布巻ロール9のほぼ1/4外
周面に沿って布巻16の外周面に接しているが、図3の
ように、布巻16の小径時に、布巻ロール9のほぼ1/
2外周面に沿って布巻16の外周面に接している。
【0019】この例で、織布摩擦部材4は、可撓性を有
する塩化ビニール製の分離シート41により構成されて
おり、基端部で幅出しロールブラケット10の先端部分
にシート支持シャフト17により保持され、先端の自由
端で織布6と布巻16との間に入り、布巻16の外周面
に沿っている。なお、分離シート41は、塩化ビニール
その他の合成樹脂シートにより構成するが、紙、布、ウ
レタンゴム、ゴム、ベニヤ板、および薄銅板などの金属
板などでも構成できる。
【0020】分離シート41における布巻16の当接開
始位置からシート支持シャフト17までの距離は、布巻
16の増加にかかわらず、終始ほば一定なため、織布6
と布巻16との間に挟持される分離シート41の長さ
(挟持長さ)は、布巻16の巻始めから巻終わりまでほ
ぼ一定であり、終始、巻皺の発生を抑えられる状態にあ
る。
【0021】なお、好ましい織布摩擦部材4の例とし
て、分離シート41は、反布巻ロール側面つまり湾曲面
の外側面に、織布6に対する収縮規制用の複数の突条4
aもしくは突条4b、4c、または突条4a、4b、4
cを有している。図4の(1)(2)(3)は、突条4
a、4b、4cの具体例を示している。
【0022】先ず、図4の(1)の突条4aは、織布6
の進行方向に平行な状態で延在しており、織布6と分離
シート41との間で、織布6の織り幅方向の摩擦力を高
め、その方向での織布6の収縮を抑えると共に、織布6
と分離シート41との接触面積を小さくして、織布6の
進行方向の摩擦力を低減し、分離シート41の存在によ
る巻取張力の上昇を抑えている。
【0023】図4の(2)の突条4b、4cは、中央を
境として左右で異なる方向に傾斜しbいる。織布6は、
巻き取り過程で、突条4b、4cに案内されて、外側方
向に牽引されて、拡幅されない程度に必要な幅を維持す
る。これによって、織布6の織り幅方向の収縮が抑えら
れて、織布6が幅方向に弛むことなく巻かれるため、こ
れにより巻皺の発生が抑えられる。
【0024】図4の(3)のものは、突条4a、4b、
4cの組み合わせからなる。突条4b、4cは、図4の
(2)の突条4b、4cと同じもので、分離シート41
の上半分(織布6の上流側半分)に形成されており、ま
た、突条4cは、図4の(1)の突条4cと同じもの
で、分離シート41の下半分(織布6の下流側半分)に
形成されている。この例で突条4b、4cは、織布6の
上流側で収縮規制を強めているが、突条4cは、織布6
の下流側で収縮規制を弱めている。
【0025】突条4a、4b、4cの形態は、織布6の
種類に応じて選択される。なお、必要に応じて、既に巻
かれた織布6の収縮を規制し織り幅方向の弛みを抑える
ために、織布摩擦部材4(分離シート41)の布巻ロー
ル9の側面つまり湾曲面内側の面に、収縮規制用の複数
の突条4a、4b、4cを図4の(1)(2)(3)の
形態として設けることもできる。
【0026】織布6は、第1幅出しロール11および第
2幅出しロール12に当接する状態でそれらの外周面に
接して案内され、織布摩擦部材4としての分離シート4
1の外周面を摩擦的に滑りながら布巻16の外周面に巻
き取られて行く。この巻き取り過程で、布送り装置2と
布巻ロール9との間に幅出し装置3が設けられているの
で、前記公報2の技術に対して、幅出し後の織布経路長
がそれだけ短くなる。この幅出し後に、織布6に対して
織布摩擦部材4としての分離シート41により摩擦を与
えることによって、織布6の収縮力を減少させた上で、
布巻ロール9に巻き取るため、織布6は、織り幅方向の
弛みを抑えられ、織布6の下層の織布6を連れ立って縮
むこともない。しかも、摩擦付与から巻取までの経路が
従来のもの(公報2)よりも短いので、巻き取られる際
の織布6の弛み状態もそれだけ抑えることができる。以
上の作用によって、織布6の巻き取り過程で、織布6の
巻皺を有効に抑えることができる。
【0027】もちろん、織布摩擦部材4としての分離シ
ート41は、織布6の幅出し後の布巻ロール9で布巻1
6を形成する前の織布6と布巻ロール9との間で挟持さ
れ、布巻16の巻径の増大に伴って移動可能に支持され
るから、織布6は、織布摩擦部材4を摺動後、直ちに布
巻ロール9に巻き取られる。このため、織布6の織り幅
方向に弛むことが確実に抑えられる。
【0028】つぎに、図5は、実施形態2の織布の巻取
装置1を示している。織布摩擦部材4としての分離シー
ト41は、紙製であり、機台14に固定された第1幅出
しロール11に支持され、固定または回転可能な第2幅
出しロール12の位置で、織布6に接し、プレスロール
18に押さえられながら、布巻16の外周に接してい
る。プレスロール18は、プレスロールブラケット19
の先端部分に固定または回転自在に取付けられており、
基端部分のブラケット軸20により機台14に対して回
動自在に支持され、付勢手段21により所定の力で付勢
され、織布6を介して、分離シート41を布巻16の外
周面に押し当てている。なお、付勢手段21は、スプリ
ングまたは流体圧シリンダなどにより構成される。ちな
みに、このプレスロール18に第2幅出しロール12と
同様に、螺旋溝12a、12bを形成してもよい。
【0029】また、図6は、実施形態3の織布の巻取装
置1を示している。この実施形態3は、ロール配置など
を実施形態1のものとほぼ同じとし、織布摩擦部材4を
第1分離プレート42と先端で薄い第2分離プレート4
3とで構成したものである。第1分離プレート42は、
ピン22により分離プレートホルダ25に回動自在に取
り付けられ、第2分離プレート43は、ピン23により
第1分離プレート42に回動自在に取り付けられてい
る。このため、第1分離プレート42および第2分離プ
レート43は、布巻ロール9に対して平行なピン23に
より互いに連結されることにより、あたかも飛行機の主
翼とそのフラップのように、相対位置の変更可能とな
り、全体として可撓性を有する。なお、分離プレートホ
ルダ25は、布巻ロール9に対して平行なピン24によ
り幅出しロールブラケット10に連結されている。もち
ろん、これらの第1分離プレート42および第2分離プ
レート43に図4の突条4a、4b、4cを形成しても
よい。
【0030】図7は、実施形態3の変形例を示してい
る。この変形例は、織布摩擦部材4である第1分離プレ
ート42、第2分離プレート43を介せずに、第2幅出
しロール12を布巻16に押圧している。これにより、
織布6と第1分離プレート42との接触角が大きくなっ
て、摩擦が増大し、幅出し後の織布6の織り幅方向の収
縮一層抑えることができる。もちろん、これらの一方の
面または両方の面に図4の突条4a、4b、4cを形成
して、織布6の織り幅方向の収縮を抑える機能を強化し
てもよい。
【0031】なお、幅出し装置3には、傾斜部分として
傾斜溝を有して織り幅方向に延在する固定(傾斜部分
は、螺旋状に全周にわたって設ける必要はなく、織布6
に対する当接部分のみに設けてもよい。)または回転可
能な幅出し部材からなるタイプ1、異なる回転傾斜針列
を左右に有するリングテンプル類似のタイプ2がある。
実施形態1、3の第2幅出しロール12のように布巻ロ
ール9を押圧する場合を除いては、タイプ2のものでも
よい。
【0032】
【発明の効果】請求項1および請求項2によれば、布送
り装置と布巻ロールとの間に幅出し装置が設けられてい
るので、公報2の従来の技術に対して、幅出し後の織布
経路長がそれだけ短くなること、幅出し後に織布に摩擦
を与えることにより、織布の収縮力を減少させた上で、
布巻ロールに織布を巻き取るので、下層の織布を連れ立
って縮むこともないこと、摩擦付与から巻取までの経路
が従来の技術(公報2)よりも短いので、巻き取られる
際の織布の弛み状態もそれだけ抑えることができること
から、巻皺を確実に抑えることができる。
【0033】請求項3によれば、織布は織布摩擦部材を
摺動後、直ちに布巻ロールに巻き取られるので、織り幅
方向に弛むのが有効に抑えられる。
【0034】請求項4によれば、幅出し装置を布巻ロー
ルの近傍に設けることができ、その分、幅出し後の弛み
を抑えることができる。
【0035】請求項5によれば、布巻ロールを形成する
前の織布は、幅出し直後から大きな摩擦力で織布当接部
材を摺動するから、織布の弛みがより一層抑えられる。
【0036】請求項6によれば、広範囲に亘って織布が
摺動されるので、繊布の弛みはより完全に抑えられると
共に、過大な力で擦られることがなく、織布品質は損な
われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】織機の要部および織機の布巻取り装置の側面図
である。
【図2】織機の布巻取り装置のブロック線図である。
【図3】布巻径と布巻張力との関係のグラフである。
【図4】布巻径の検出例の斜面図である。
【図5】布巻径の検出例の側面図である。
【図6】布巻張力の検出例の側面図である。
【図7】布巻張力の検出例の側面図である。
【符号の説明】
1 織布の巻取装置 2 布送り装置 3 幅出し装置 4 織布摩擦部材 41 分離シート 4a、4b、4c、4d 突条 42 第1分離プレート 43 第2分離プレート 5 服巻ロール 6 織布 7 ニップロール 8 ニップロール 9 布巻ロール 10 幅出しロールブラケット 11 第1の幅出しロール 11a、11b 螺旋溝 12 第2の幅出しロール 12a、12b 螺旋溝 13 ブラケット軸 14 機台 15 付勢手段 16 布巻 17 シート支持シャフト 18 プレスロール 19 プレスロールブラケット 20 ブラケット軸 21 付勢手段 22 ピン 23 ピン 24 ピン 25 分離プレートホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 服巻ロールとニツプロールとにより構成
    され織布を所定の速度で送り出す布送り装置と布巻ロー
    ルと間の織布経路上に、幅出し装置と織り幅方向に延在
    する織布摩擦部材を設け、幅出し装置により織布を幅出
    ししてから、織布を織布摩擦部材に摺動させ、織布を布
    巻ロールに巻き取ることを特徴とする織布の巻取方法。
  2. 【請求項2】 服巻ロールとニツプロールとにより構成
    され織布を所定の速度で送り出す布送り装置と布巻ロー
    ルと間の織布経路上に、幅出し装置とこの幅出し装置の
    下流に設けられて織り幅方向に延在し織布が摺動する織
    布摩擦部材とを有し、上記幅出し装置により織布を幅出
    ししてから、織布を織布摩擦部材に摺動させ、織布を布
    巻ロールに巻き取ることを特徴とする織布の巻取装置。
  3. 【請求項3】 織布摩擦部材が幅出し後の布巻ロールで
    布巻を形成する前の織布と布巻ロールとの間で挟持さ
    れ、巻径の増大に伴って移動可能に支持されることを特
    徴とする請求項1記載の織布の巻取装置。
  4. 【請求項4】 幅出し装置が布巻ロールを押圧した状態
    で設けられることを特徴とする請求項3記載の織布の巻
    取装置。
  5. 【請求項5】 幅出し装置が付勢されて布巻ロールの布
    巻を形成する前の織布と織布摩擦部材とを介して布巻ロ
    ールを押圧することを特徴とする請求項4記載の織布の
    巻取装置。
  6. 【請求項6】 織布摩擦部材は、布巻ロールの外周面に
    可撓性を有し、布巻の巻径の増大に対応しながら布巻に
    沿うことを特徴とする請求項3記載の織布の巻取装置。
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