JP2003341805A - 立体倉庫における材料の入れ換え方法及び材料の入れ換え機能付き立体倉庫システム - Google Patents

立体倉庫における材料の入れ換え方法及び材料の入れ換え機能付き立体倉庫システム

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JP2003341805A
JP2003341805A JP2002152313A JP2002152313A JP2003341805A JP 2003341805 A JP2003341805 A JP 2003341805A JP 2002152313 A JP2002152313 A JP 2002152313A JP 2002152313 A JP2002152313 A JP 2002152313A JP 2003341805 A JP2003341805 A JP 2003341805A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納棚を区分し、材料の入れ換えをできるよ
うにして材料の収納効率の適正化を図る。 【解決手段】 収納棚LKを複数の区分に区分けする。
そして、この複数の区分のうち任意の2つの区分の一方
の区分に収納されている材料Mを、他方の区分に、移す
ため、台車CRを一方の区分の基準位置まで移動させ、
この一方の区分に収納されている前記材料Mをクレーン
装置11により一時的に台車CRに載せて他方の区分に
移動させる途中に、この他方の区分の基準位置を検知し
たら台車CRを停止させ、前記材料Mをクレーン装置1
1により他方の区分の基準位置に材料Mを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体倉庫の材料
入れ換え方法及びその装置に係り、さらに詳細には、材
料を前側と奥側を入れ換える材料入れ換え方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、材料を立体棚の収納棚
へ入庫する場合、材料の先端(出庫方向側の端部)を、
ストッパ等のある固定の基準位置に合わせてからこの材
料を搬送し入庫していた。すなわち、材料の管理等のた
め、この材料の長さ等を求める際に材料の先端をストッ
パに当接させて搬送させていた。このため材料を常に台
車の出庫方向の端部側に載せていた。そして、材料入庫
後に収納棚の手前側の基準位置と、前記材料の先端を合
わせて収納していた。
【0003】一方、材料を出庫する際は、収納棚の手前
側に収納されている材料を台車の出庫方向の端部側に載
せて出庫していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、例えば、以下のような問題があった。
【0005】材料の入庫時に、この材料の先端をストッ
パ等のある固定の基準位置に合わせて入庫するので材料
は台車の出庫方向の端部側にしか載せられない。このた
め収納効率の向上等の理由で収納棚を複数に区分して
も、材料の入れ換え動作ができないようになっているの
で材料を収納棚の手前側にしか入庫できない。すなわ
ち、奥側のスペースが無駄になるという問題があった。
【0006】また、上述のように材料の入れ換えを材料
入出庫装置とクレーン装置とで行うことができないよう
になっているので、収納棚の整理を行っても材料の収納
率等が適正でないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、
立体倉庫内の立体棚に備えられている収納棚を部品加工
用の材料を搬出入する方向と平行に複数の区分に区分け
することにより、この複数の区分に前記材料を収納でき
るようにして、この複数の区分のうち任意の2つの区分
の一方の区分に収納されている前記材料を他方の区分
に、この収納棚に対して平行に移動できる台車と、台車
と収納棚との間の材料の移動を行うクレーン装置とによ
り入れ換えるとき、前記一方の区分の位置が前記他方の
区分の位置より材料の入庫方向に対して手前側にある場
合、台車を手前側である一方の区分の基準位置まで移動
させ、この一方の区分に収納されている前記材料をクレ
ーン装置により一時的に台車に載せて奥側である他方の
区分に移動させる途中に、この他方の区分の基準位置を
検知したら台車を停止させ、前記材料をクレーン装置に
より奥側である他方の区分の基準位置に移動する立体倉
庫における材料の入れ換え方法である。
【0008】請求項2に係る発明は、立体倉庫内の立体
棚に備えられている収納棚を部品加工用の材料を搬出入
する方向と平行に複数の区分に区分けすることにより、
この複数の区分に前記材料を収納できるようにして、こ
の複数の区分のうち任意の2つの区分の一方の区分に収
納されている前記材料を他方の区分に、この収納棚に対
して平行に移動できる台車と、台車と収納棚との間の材
料の移動を行うクレーン装置とにより入れ換えるとき、
前記一方の区分の位置が前記他方の区分の位置より材料
の入庫方向に対して奥側にある場合、台車を奥側である
一方の区分の基準位置まで移動させ、この一方の区分に
収納されている前記材料をクレーン装置により一時的に
台車に載せて手前側である他方の区分に移動させる途中
に、この他方の区分の基準位置を検知したら台車を停止
させ、前記材料をクレーン装置により手前側である他方
の区分の基準位置に移動する立体倉庫における材料の入
れ換え方法である。
【0009】請求項3に係る発明は、前記基準位置を検
出するに位置検出用センサを用いる請求項1、又は2記
載の立体倉庫における材料の入れ換え方法である。
【0010】請求項4に係る発明は、立体倉庫内の立体
棚に備えられている収納棚を部品加工用の材料を搬出入
する方向と平行に複数の区分に区分けすることにより、
この複数の区分に前記材料を収納できるようにした収納
棚と、この複数の区分のうち任意の2つの区分の一方の
区分に収納されている前記材料を他方の区分に、この収
納棚に対して平行に移動できる台車と、台車と収納棚と
の間の材料の移動を行うクレーン装置と、前記台車の移
動を行う入出庫装置と、クレーン装置及び入出庫装置を
制御する立体倉庫システム制御部とを備え、前記立体倉
庫システム制御部は、前記一方の区分の位置が前記他方
の区分の位置より材料の入庫方向に対して手前側にある
場合、台車を手前側である一方の区分の基準位置まで移
動させる手段と、この一方の区分に収納されている前記
材料をクレーン装置により一時的に台車に載せて奥側で
ある他方の区分に移動させる途中に、この他方の区分の
基準位置を検知したら台車を停止させる手段と、前記材
料をクレーン装置により奥側である他方の区分の基準位
置に移動する手段と、を備えた材料の入れ換え機能付き
立体倉庫システムである。
【0011】請求項5に係る発明は、立体倉庫内の立体
棚に備えられている収納棚を部品加工用の材料を搬出入
する方向と平行に複数の区分に区分けすることにより、
この複数の区分に前記材料を収納できるようにした収納
棚と、この複数の区分のうち任意の2つの区分の一方の
区分に収納されている前記材料を他方の区分に、この収
納棚に対して平行に移動できる台車と、台車と収納棚と
の間の材料の移動を行うクレーン装置と、前記台車の移
動を行う入出庫装置と、クレーン装置及び入出庫装置を
制御する立体倉庫システム制御部とを備え、前記立体倉
庫システム制御部は、前記一方の区分の位置が前記他方
の区分の位置より材料の入庫方向に対して奥側にある場
合、台車を奥側である一方の区分の基準位置まで移動さ
せる手段と、この一方の区分に収納されている前記材料
をクレーン装置により一時的に台車に載せて手前側であ
る他方の区分に移動させる途中に、この他方の区分の基
準位置を検知したら台車を停止させる手段と、前記材料
をクレーン装置により手前側である他方の区分の基準位
置に移動する手段と、を備えた材料の入れ換え機能付き
立体倉庫システムである。
【0012】請求項6に係る発明は、前記基準位置を検
出するに位置検出用センサを用いる請求項4、又は5記
載の材料の入れ換え機能付き立体倉庫システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。図1、図2及び図3は本実施の形態に
係る立体倉庫システムの構成の概略図である。
【0014】前記立体倉庫システムの構成を概略的に示
すと次のとおりである。初めに、図1の立体倉庫システ
ムの側面図1を参照するに、例えば材料Mを貯蔵する複
数の立体棚3(本実施例においては、2つしか図示して
ないが、多数設けられるものである)を並列に備えてな
るものである。
【0015】上記立体棚3は、垂直に立設した複数の支
柱5を備えており、複数の支柱5は、立体倉庫の側面図
1において紙面に垂直な方向に配設してあると共に各支
柱5は適宜の連絡部材によって一体的に連結してある。
【0016】そして、各支柱5には、材料Mを支持する
支持アーム7が左右方向に突出して設けてあり、且つ、
上下に複数段設けてある。上記複数の支持アーム7は複
数の材料Mを並列して収納支持する作用をなすものであ
って、収納棚LKを構成している。
【0017】ところで、この立体倉庫システムは前記立
体棚3に材料Mの立体倉庫外と立体倉庫内との材料の入
出庫を行う材料入出庫装置9と、適宜の立体棚3の間に
は、前記各立体棚3の各収納棚LK及び前記材料入出庫
装置9に対する材料Mの搬出入を行うためのクレーン装
置11とが設けられている。
【0018】図2の立体倉庫システムの平面図13を参
照して前記材料入出庫装置9の概略の説明をする。材料
入出庫装置9に備えられた台車ガイドレール15が適宜
の立体棚の間に設けられている。そして、この台車ガイ
ドレール15に矢印17方向に案内される台車CRが設
けられている。この台車CRには図示しない駆動モータ
と走行距離を算出するためのエンコーダが備えられてい
る。そして、エンコーダから得たデータがデータの変換
等を行うコントローラCT2を介して接続ケーブルで立
体倉庫システム制御部29に送信されるようになってい
る。
【0019】前記材料入出庫装置9は、さらに材料Mの
移動の位置の基準となるストッパSTと、各材料Mの移
動位置を検出する立体倉庫外位置検出センサSRAと、
立体倉庫入口位置検出センサSRBと、立体倉庫内中間
位置検出センサSRCとを備えている。これらにより検
出された位置データも前記コントローラCT2を介して
立体倉庫システム制御部29に送信されるようになって
いる。
【0020】一方、前記クレーン装置11の構成は、既
に知られているが、図1を参照して簡単に説明すると、
前記立体棚3の長手方向の両側方に設けた左右方向のガ
イドレール19に案内されて、複数の立体棚3の並設方
向へ移動自在に設けられている。
【0021】すなわち、このクレーン装置11は、前記
立体棚3を跨ぐように大きな門形のフレーム21の両側
の脚部23に車輪25を備えており、この車輪25を介
してガイドレール19に移動自在に案内されるものであ
る。上記両脚部23の内側には、上下ガイド部材27が
それぞれ垂直に設けてあり、この上下ガイド部材27に
は水平に延伸したリフタービームLBの両端部が上下動
自在に案内されている。前記リフタービームLBにはリ
フターアームLAが支持され、このリフターアームLA
には材料Mを支持自在の支持腕AMが水平に適宜に装着
されている。上記の構成により任意の収納棚LKに支持
された材料Mを別の棚へ又は前記材料入出庫装置9等へ
移送することができるように構成されている。そして、
このクレーン装置11はコントローラCT1を介して前
記立体倉庫システム制御部29に接続ケーブルで接続さ
れ制御されるようになっている。
【0022】そして、上述のように構成された立体倉庫
システムは前記立体倉庫システム制御部29により制御
されるものである。図3を参照するに、この立体倉庫制
御部29は材料入出庫装置制御部31とクレーン装置制
御部33とを備えている。
【0023】前記材料入出庫装置制御部31は、さらに
材料入出庫装置制御データを生成等を行う入出庫装置制
御データ生成部35と、材料Mを立体倉庫内に搬送する
途中にこの材料Mの長さを算出する材料長算出部37と
を備えている。前記クレーン装置制御部33は、さらに
クレーン装置11を制御するためのクレーン装置制御デ
ータを生成等を行うクレーン装置制御データ生成部39
を備えている。
【0024】上述のように構成された立体型棚材料入出
庫装置の作用を図4〜図11を参照して説明する。な
お、本例では、収納棚LKの区分を手前側と奥側に2分
割して、この分割位置に前記立体倉庫中間位置検出セン
サSRCが設置されているものとして説明する。なお、
以下の説明で前進端という場合、台車CRが立体倉庫内
と立体倉庫外とを移動するストローク方向17の立体倉
庫外の移動方向の限界位置をいうものとする。後退端と
いう場合、台車CRが立体倉庫内と立体倉庫外とを移動
するストローク方向17の立体倉庫内の移動方向の限界
位置をいうものとする。また、材料先端というときは、
材料Mを台車CRに載せた状態で立体倉庫外へ移動する
方向の端面の位置をいう。材料尾端というときは、材料
Mを台車CRに載せた状態で立体倉庫内へ移動する方向
の端面の位置をいう。また、ロードというときは、台車
CRから支持腕AMが材料Mを取り上げることをいい、
アンロードというときは支持腕AMが台車CRに材料M
を載せることをいう。
【0025】初めに、図4(a)に示すように材料入出
庫装置9に備えられた台車CRを前進端まで手動で移動
させる。続いて図4(b)に示すように材料Mを台車C
Rに手動でセットする。ここで、積み込み完了ボタンB
Nを押下すると、台車CRはこの台車CRとは別置きで
あるストッパST方向に移動する。そして、このストッ
パSTの手前に備えられた立体倉庫外位置検出センサS
RAが材料Mの材料先端を検出して台車CRは停止す
る。これにより、材料MはストッパSTに当接する。
【0026】次に図4(c)に示すように台車CRは材
料Mを立体倉庫内側へ搬送する。搬送途中に、立体倉庫
入口位置検出センサSRBが材料Mの材料尾端を検出す
る。これにより、材料Mの全長L1を算出することがで
きるようになる。すなわち、材料Mの全長L1は、スト
ッパSTから立体倉庫入口位置検出センサSRBまでの
距離Lから台車CRが移動した移動距離MLを引き算し
た値として求めることができる。なお、移動距離MLは
駆動モータに備えられたエンコーダがの情報が立体倉庫
システム制御部29に送信されて材料長算出部37が算
出するようになっている。
【0027】図4(d)に示すように、材料Mの全長L
1の長さを算出しながら台車CRは移動する。なお、全
長L1を算出した結果、材料Mは手前側の基準位置に収
納されると判断される。その後台車CRは、図4(e)
に示すように、立体倉庫内部側に移動する。そして、位
置検出センサSRBが材料Mの先端を検出したら台車C
Rを停止させる。この結果、材料Mは収納棚LKの手前
側で停止する。続いて、図4(g)に示すように、台車
CRは後退端で停止する。図4(h)に示すように、支
持腕AMに材料Mがロードされる。最後に、図4(i)
に示すように、支持腕AMによりこの材料Mは収納棚L
Kに収納される。
【0028】図5、図6を参照して、材料Mの入庫の方
法を説明する。初めに、図5(a)に示すように、材料
入出庫装置9に備えられた台車CRを前進端まで手動で
移動させる。続いて、図5(b)に示すように、材料M
を台車CRに手動でセットする。ここで、積み込み完了
ボタンBNを押下すると、材料Mを乗せる台車CRとは
別置きであるストッパST方向に移動する。そして、こ
のストッパSTの手前に備えられた倉庫外位置検出セン
サSRAが材料Mの先端を検出して台車Mは停止する。
これにより、材料MはストッパSTに当接する。
【0029】図5(c)に示すように、台車CRは材料
Mを立体倉庫側へ搬送する。そして、立体倉庫入口位置
検出センサSRBが材料Mの尾端を検出する。上述した
ように、材料Mの全長L1を算出することができるよう
になる。図5(d)に示すように、材料Mの全長L1の
長さを算出する。なお、全長L1を算出した結果、材料
入出庫装置31は材料Mは奥側の基準位置に収納すると
判断する。その後台車CRは、図5(e)に示すよう
に、立体倉庫内部側に移動する。そして、立体倉庫入口
位置検出センサSRBが材料Mの先端を検出したら台車
CRを停止させる。この結果、図5(f)に示すように
台車CRは後退端で停止する。続いて、図5(g)に示
すように、支持腕AMがクレーン装置制御部33に制御
されて移動し、図5(h)に示すように、支持腕AMに
材料Mがロードされる。一方、図5(i)に示すように
台車Mの中間位置が立体倉庫側と、立体倉庫の外側の境
の位置で停止する。なお、本例では、この位置に台車C
Rを移動させると適正に材料Mが入れ換えられるように
なっている。
【0030】そして、図6(a)に示すように、再び台
車CRに材料Mはアンロードされる。その後、図6
(b)に示すように、台車CRは立体倉庫の奥側に移動
する。そして、立体倉庫内位置検出センサSRCが材料
Mの先端を検出した位置でこの台車CRは停止する。続
いて、図6(c)に示すように材料Mは台車CRから支
持腕AMにロードされる。そして、図6(d)に示すよ
うに材料Mは、支持腕AMから収納棚LKに収納され
る。
【0031】次に、図7を参照して、収納棚LKに収納
されている材料Mを出庫する動作を説明する。初めに、
図7(a)に示すように、台車CRが後退端で停止す
る。その後、図7(b)に示すように材料Mが台車CR
にアンロードされる。続いて、図7(c)に示すように
上述した方法で台車CRは材料入出庫装置9の前進端で
停止する。これにより、図7(d)に示すように手動で
材料Mを取り出し完了する。
【0032】図8、図9を参照して収納棚LKの奥側に
収納されている材料Mを出庫する方法を説明する。初め
に、図8(a)に示すように、台車CRが材料入出庫装
置9の後退端で停止する。一方支持腕AMが立体棚3の
棚収納LKに収納されている材料Mを取り出す。続い
て、図8(b)に示すように、材料Mが支持腕AMから
台車CRにアンロードされる。そして、図8(c)に示
すように台車CRの中心位置が立体倉庫内と立体倉庫外
の境の位置に合うように停止する。この後、図8(d)
に示すように材料Mが台車CRから支持腕AMにロード
される。
【0033】台車は、図8(e)に示すように材料入出
庫装置9の後退端で停止する。そして、図8(f)に示
すように、材料Mは台車CRにアンロードされる。続い
て、図9(a)に示すように、台車CRは倉庫外に移動
して、前述した方法で材料入出庫装置9の前進端で停止
する。最後に図9(b)に示すように手動で材料入出庫
装置9より材料Mを取り出して完了する。
【0034】図10を参照して、材料Mを収納棚LKの
手前側に収納されている状態から奥側に入れ換える方法
を説明する。初めに、図10(a)に示すように、台車
CRは、台車CRの中心位置が立体倉庫内と立体倉庫外
の境の位置に一致する場所で停止する。そして、収納棚
LKから支持腕AMに材料Mが移される。続いて、図1
0(b)に示すように、支持腕AM上の材料Mは台車C
R上にアンロードされる。続いて、図10(c)に示す
ように台車CRは奥側に移動し、材料Mの先端を立体倉
庫内位置検出センサSRCが検知したら材料入出庫装置
制御部31は台車CRを停止させる。そして、図10
(d)に示すように材料Mは支持腕AMにロードされ
る。さらに、図10(e)に示すように材料Mはクレー
ン装置制御部39に制御されて収納棚LKに収納され
る。
【0035】図11を参照して、材料Mを収納棚LKの
奥側に収納されている状態から手前側に入れ換える方法
を説明する。初めに、図11(a)に示すように台車C
Rは、材料入出庫装置9の後退端で停止して材料Mは収
納棚LKから取り出される。次に、図11(b)に示す
ように、支持腕AMから材料Mが台車CRにアンロード
される。その後、図11(c)に示すように台車CRの
中心位置が立体倉庫内と立体倉庫外の境の位置に一致す
る場所で停止する。続いて、図11(d)に示すよう
に、材料Mは支持腕AMにロードされる。最後に、図1
1(e)に示すように材料Mは収納棚LKに収納され
る。
【0036】この結果、適正な材料の入出庫及び管理を
行うことがうことができる。なお、この発明は、前述し
た発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更
を行うことにより、その他の態様で実施し得るものであ
る。
【0037】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、立体倉
庫内の立体棚に含まれる収納棚を複数に区分した場合
に、材料入出庫装置とクレーン装置とで前側と奥側の材
料を入れ換えることができるようになる。
【0038】すなわち、材料を入庫する時に材料を入れ
換えて入庫することができるようになったために奥側の
区分に入庫できる。そして、材料を出庫する時に奥側の
区分に収納されている材料を手前側の区分に一時的に材
料を置くことで入れ換えて出庫できる。このため立体棚
の収納率が向上するという効果がある。
【0039】さらに、手前側と奥側の材料の入れ換えが
できるため、例えば立体棚の材料の適正な整理が行える
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体倉庫システムの概略の構成を示す概略図で
ある。
【図2】立体倉庫システムの概略の構成を示す概略図で
ある。
【図3】立体倉庫システムの制御部の概略の構成を示す
概略図である。
【図4】材料を入庫する場合の材料の移動を説明する説
明図である。
【図5】材料を入庫する場合の材料の移動を説明する説
明図である。
【図6】図5の続きの説明図である。
【図7】材料を出庫する場合の材料の移動を説明する説
明図である。
【図8】材料を出庫する場合の材料の移動を説明する説
明図である。
【図9】図8の続きの説明図である。
【図10】材料の入れ換えを行う場合の材料の移動を説
明する説明図である。
【図11】材料の入れ換えを行う場合の材料の移動を説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 立体倉庫システムの側面図 3 立体棚 5 支柱 7 支持アーム 9 材料入出庫装置 11 クレーン装置 13 立体倉庫システムの平面図 15 台車ガイドレール 17 矢印 19 ガイドレール 21 フレーム 23 脚部 25 車輪 27 上下ガイド部材 AM 支持腕 LA リフターアーム LK 収納棚 M 材料 CR 台車 ST ストッパ SRA 立体倉庫外位置検出センサ SRB 立体倉庫入口位置検出センサ SRC 立体倉庫内位置検出センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体倉庫内の立体棚に備えられている収
    納棚を部品加工用の材料を搬出入する方向と平行に複数
    の区分に区分けすることにより、この複数の区分に前記
    材料を収納できるようにして、この複数の区分のうち任
    意の2つの区分の一方の区分に収納されている前記材料
    を他方の区分に、この収納棚に対して平行に移動できる
    台車と、台車と収納棚との間の材料の移動を行うクレー
    ン装置とにより入れ換えるとき、前記一方の区分の位置
    が前記他方の区分の位置より材料の入庫方向に対して手
    前側にある場合、台車を手前側である一方の区分の基準
    位置まで移動させ、この一方の区分に収納されている前
    記材料をクレーン装置により一時的に台車に載せて奥側
    である他方の区分に移動させる途中に、この他方の区分
    の基準位置を検知したら台車を停止させ、前記材料をク
    レーン装置により奥側である他方の区分の基準位置に移
    動することを特徴とする立体倉庫における材料の入れ換
    え方法。
  2. 【請求項2】 立体倉庫内の立体棚に備えられている収
    納棚を部品加工用の材料を搬出入する方向と平行に複数
    の区分に区分けすることにより、この複数の区分に前記
    材料を収納できるようにして、この複数の区分のうち任
    意の2つの区分の一方の区分に収納されている前記材料
    を他方の区分に、この収納棚に対して平行に移動できる
    台車と、台車と収納棚との間の材料の移動を行うクレー
    ン装置とにより入れ換えるとき、前記一方の区分の位置
    が前記他方の区分の位置より材料の入庫方向に対して奥
    側にある場合、台車を奥側である一方の区分の基準位置
    まで移動させ、この一方の区分に収納されている前記材
    料をクレーン装置により一時的に台車に載せて手前側で
    ある他方の区分に移動させる途中に、この他方の区分の
    基準位置を検知したら台車を停止させ、前記材料をクレ
    ーン装置により手前側である他方の区分の基準位置に移
    動することを特徴とする立体倉庫における材料の入れ換
    え方法。
  3. 【請求項3】 前記基準位置を検出するに位置検出用セ
    ンサを用いることを特徴とする請求項1又は2記載の立
    体倉庫における材料の入れ換え方法。
  4. 【請求項4】 立体倉庫内の立体棚に備えられている収
    納棚を部品加工用の材料を搬出入する方向と平行に複数
    の区分に区分けすることにより、この複数の区分に前記
    材料を収納できるようにした収納棚と、この複数の区分
    のうち任意の2つの区分の一方の区分に収納されている
    前記材料を他方の区分に、この収納棚に対して平行に移
    動できる台車と、台車と収納棚との間の材料の移動を行
    うクレーン装置と、前記台車の移動を行う入出庫装置
    と、クレーン装置及び入出庫装置を制御する立体倉庫シ
    ステム制御部とを備え、 前記立体倉庫システム制御部は、 前記一方の区分の位置が前記他方の区分の位置より材料
    の入庫方向に対して手前側にある場合、台車を手前側で
    ある一方の区分の基準位置まで移動させる手段と、 この一方の区分に収納されている前記材料をクレーン装
    置により一時的に台車に載せて奥側である他方の区分に
    移動させる途中に、この他方の区分の基準位置を検知し
    たら台車を停止させる手段と、 前記材料をクレーン装置により奥側である他方の区分の
    基準位置に移動する手段と、を備えたことを特徴とする
    材料の入れ換え機能付き立体倉庫システム。
  5. 【請求項5】 立体倉庫内の立体棚に備えられている収
    納棚を部品加工用の材料を搬出入する方向と平行に複数
    の区分に区分けすることにより、この複数の区分に前記
    材料を収納できるようにした収納棚と、この複数の区分
    のうち任意の2つの区分の一方の区分に収納されている
    前記材料を他方の区分に、この収納棚に対して平行に移
    動できる台車と、台車と収納棚との間の材料の移動を行
    うクレーン装置と、前記台車の移動を行う入出庫装置
    と、クレーン装置及び入出庫装置を制御する立体倉庫シ
    ステム制御部とを備え、 前記立体倉庫システム制御部は、 前記一方の区分の位置が前記他方の区分の位置より材料
    の入庫方向に対して奥側にある場合、台車を奥側である
    一方の区分の基準位置まで移動させる手段と、 この一方の区分に収納されている前記材料をクレーン装
    置により一時的に台車に載せて手前側である他方の区分
    に移動させる途中に、この他方の区分の基準位置を検知
    したら台車を停止させる手段と、 前記材料をクレーン装置により手前側である他方の区分
    の基準位置に移動する手段と、を備えたことを特徴とす
    る材料の入れ換え機能付き立体倉庫システム。
  6. 【請求項6】 前記基準位置を検出するに位置検出用セ
    ンサを用いることを特徴とする請求項4又は5記載の材
    料の入れ換え機能付き立体倉庫システム。
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