JP2003341575A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JP2003341575A
JP2003341575A JP2002151392A JP2002151392A JP2003341575A JP 2003341575 A JP2003341575 A JP 2003341575A JP 2002151392 A JP2002151392 A JP 2002151392A JP 2002151392 A JP2002151392 A JP 2002151392A JP 2003341575 A JP2003341575 A JP 2003341575A
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pipe
power unit
valve
engine
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謙吾 矢野
Kazunori Kawame
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00Other protectors specially adapted for cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M7/00Motorcycles characterised by position of motor or engine
    • B62M7/02Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels
    • B62M7/06Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels directly under the saddle or seat

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パワーユニットの前部が、操向ハンドルを操向
自在に支承するヘッドパイプを前端に有する車体フレー
ムに、リンク部材を介して上下に揺動可能に支承され、
ライダーを座乗させるようにして前記パワーユニットの
上方に配置されるシートおよび前記操向ハンドル間に、
ライダーの足を載せるステップフロアが配置されるスク
ータ型車両において、簡単な構造で縁石等へのパワーユ
ニットの衝突を回避する。 【解決手段】ステップフロア103の後端よりも下方に
配置されて車体フレーム25の一部を構成するフレーム
部材43と、パワーユニットの下部に設けられた支持部
42とを連結するリンク部材46に、該リンク部材46
よりも下方に膨出するガード部材54が固着される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スクータ型車両に
関し、特に、エンジンおよび変速機から成るとともに後
部には後輪が軸支されるパワーユニットの前部が、操向
ハンドルを操向自在に支承するヘッドパイプを前端に有
する車体フレームに、リンク部材を介して上下に揺動可
能に支承され、ライダーを座乗させるようにして前記パ
ワーユニットの上方に配置されるシートおよび前記操向
ハンドル間に、ライダーの足を載せるステップフロアが
配置されるスクータ型車両に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、かかるスクータ型車両は、たとえ
ば実開昭62−125688号公報等で既に知られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、スクータ型
車両が道路の縁石等の障害物に乗り上げたときに、パワ
ーユニットに障害物が直接衝突することは避けたいが、
上記従来のものでは、そのような障害物のパワーユニッ
トへの衝突を防止してパワーユニットを保護する対策は
施されていない。 【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構造で縁石等へのパワーユニットの衝
突を回避し得るようにしたスクータ型車両を提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンおよび変速機から成るとともに
後部には後輪が軸支されるパワーユニットの前部が、操
向ハンドルを操向自在に支承するヘッドパイプを前端に
有する車体フレームに、リンク部材を介して上下に揺動
可能に支承され、ライダーを座乗させるようにして前記
パワーユニットの上方に配置されるシートおよび前記操
向ハンドル間に、ライダーの足を載せるステップフロア
が配置されるスクータ型車両において、前記ステップフ
ロアの後端よりも下方に配置されて前記車体フレームの
一部を構成するフレーム部材と、前記パワーユニットの
下部に設けられた支持部とを連結する前記リンク部材
に、該リンク部材よりも下方に膨出するガード部材が固
着されることを特徴とする。 【0006】このような構成によれば、縁石等の障害物
に乗り上げたときには、パワーユニットよりも先に障害
物がガード部材に当たり、リンク部材がパワーユニット
を上方に浮き上がらせるように回動するので、パワーユ
ニットに障害物が直接衝突することを回避することがで
き、しかもリンク部材にガード部材を固設するだけの極
めて簡単な構造でパワーユニットへの障害物の衝突を回
避することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。 【0008】図1〜図23は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2
は車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態でのス
クータ型自動二輪車の後部斜視図、図3は車体フレーム
の側面図、図4は図3の4矢視拡大図、図5は図4から
泥よけ部材および防振リンクを除いた状態の平面図、図
6は図1の6矢示部拡大縦断面図、図7は図4の7−7
線断面図、図8は防振リンクの平面図、図9は車体カバ
ーおよび収納ボックスを省略した状態でのスクータ型自
動二輪車の中間部斜視図、図10はエアクリーナおよび
コネクティングチューブを上方から見た平面図、図11
はエアクリーナを省略した状態での図10の11−11
線に沿う側面図、図12は車体カバーを省略した状態の
スクータ型自動二輪車の上部を後方から見た図、図13
は吸気チューブの上流端のリヤフレームパイプへの接続
部を示すための要部切欠き断面図、図14は二次空気制
御弁の構成を示す縦断面図、図15は図6の15−15
線断面図、図16はステップフロアの斜視図、図17は
ステップフロアの一部平面図、図18は泥よけ部材の正
面図、図19は図18の19矢視側面図、図20は図1
9の20矢視平面図、図21は図18の21−21線断
面図、図22は図18の22−22線断面図、図23は
図18の23−23線断面図である。 【0009】先ず図1〜図5において、スクータ型自動
二輪車の車体フレーム25は、前端にヘッドパイプ26
が固着されたメインフレームパイプ27と、該メインフ
レームパイプ27の後端に直角に固着されるクロスパイ
プ28と、クロスパイプ28の両端部に前端がそれぞれ
連設される左右一対のリヤフレームパイプ29,30と
を備える。 【0010】メインフレームパイプ27は、ヘッドパイ
プ26から後ろ下がりに傾斜したダウンフレーム部27
aと、ダウンフレーム部27aの後端からほぼ水平にし
て後方に延びるロアフレーム部27bとが一体に連設さ
れて成り、ロアフレーム部27bの後端部には、上下方
向に押し潰されて成る筒状のラバー支持部31が形成さ
れる。クロスパイプ28は車体フレーム25の左右方向
に延びるものであり、該クロスパイプ28の軸方向中央
部を前記ラバー支持部31が貫通するようにして、クロ
スパイプ28の軸方中央部がメインフレームパイプ27
の後端部に直角に固着される。またクロスパイプ28お
よびメインフレームパイプ27間には、クロスパイプ2
8およびメインフレームパイプ27の連設部を補強する
ための上下一対の補強部材32,33が設けられる。 【0011】左右一対のリヤフレームパイプ29,30
は、前記クロスパイプ28の両端部から後ろ上がりに延
びるライズフレーム部29a,30aと、ライズフレー
ム部29a,30aの後端からほぼ水平にして後方に延
びるととともに後端部開口が相互に対向するように水平
面内で彎曲するアッパーフレーム部29b,30bとが
一体に連設されて成るものである。 【0012】前記ヘッドパイプ26には前輪WFを跨ぐ
フロントフォーク34が操向可能に支承され、フロント
フォーク34の上端には操向ハンドル35が連結され
る。 【0013】車体フレーム25における両リヤフレーム
パイプ29,30の前部には、後輪WRの前方側に配置
されるエンジンEと、後輪WRの左側方に配置される無
段変速機Mとから成るパワーユニットPが、上下に揺動
することを可能として支承され、後輪WRはパワーユニ
ットPの後部に軸支される。而してエンジンEは、シリ
ンダをほぼ水平に配置した単気筒の4サイクルエンジン
であり、無段変速機Mは、たとえばベルト式のものであ
る。 【0014】パワーユニットPの後部と、左右一対のリ
ヤフレームパイプ29,30のうち左側のリヤフレーム
パイプ29との間にはリヤクッションユニット36が設
けられる。またエンジンEからの排気ガスを導く排気管
37がエンジンEから後輪WRの右側方側に延出されて
おり、この排気管37は、後輪WRの右側方に配置され
る排気マフラー38に接続される。 【0015】両リヤフレームパイプ29,30の前部間
には、ヘルメット等を収納可能な収納ボックス39が、
前記エンジンEの上方に配置されるようにして支持され
ており、両リヤフレームパイプ29,30の後部間には
燃料タンク40が支持される。 【0016】ところで、パワーユニットPは防振リンク
41を介して車体フレーム25に上下揺動可能に支承さ
れるものであり、この防振リンク41の構造について、
図6〜図8を併せて参照しつつ説明する。 【0017】防振リンク41は、パワーユニットPの前
寄り下部に設けられる支持部としての左右一対のエンジ
ン側ブラケット42,42と、車体フレーム25の両リ
ヤフレームパイプ29,30におけるライズフレーム部
29a,30aの下部にそれぞれ設けられるフレーム部
材としての左右一対のフレーム側ブラケット43,43
と、前記両エンジン側ブラケット42,42間に配置さ
れる円筒状の回動筒44と、該回動筒44を回動可能に
支承するようにして両エンジン側ブラケット42,42
間に設けられる連結軸45と、横断面矩形の筒状に形成
されて前記回動筒44に一端が固着される左右一対のリ
ンク部材46,46と、前記両フレーム側ブラケット4
3,43間に配置されるとともに前記リンク部材46,
46の他端が固着される円筒状の外筒47と、該外筒4
7内に同軸に配置される円筒状の内筒48と、内筒48
の両端部に内周がそれぞれ焼き付けられるとともに前記
外筒47の両端部に圧入される円筒状のケース49に外
周がそれぞれ焼き付けられるゴムブッシュ50…と、前
記内筒48を回動可能に支承するようにして前記両フレ
ーム側ブラケット43,43間に設けられる揺動支軸5
1と、前記外筒47の軸方向中間部に固着されて前方に
延びるアーム52と、アーム52の先端に装着されるス
トッパラバー53とを備える。 【0018】前記ストッパラバー53は、メインフレー
ムパイプ27の後端に形成されているラバー支持部31
に、該ラバー支持部31の上下内面にストッパラバー5
3の上下両面を接触させるようにして挿入される。 【0019】このような防振リンク41では、パワーユ
ニットPのエンジンEから揺動支軸51に作用する荷重
は、ゴムブッシュ50…の弾性変形によって吸収される
とともに、ストッパラバー53がラバー支持部31の上
下内面に押付けられて弾性変形することにより吸収され
る。 【0020】しかも両リンク部材46,46には、パワ
ーユニットPよりも前方の各部材のうち最も低い位置に
あってフレーム側ブラケット43よりも低くなるように
して、各リンク部材46,46よりも下方に膨出するガ
ード部材54,54がそれぞれ固着される。これらのガ
ード部材54…は、軽量化および高強度化を図るため
に、たとえば棒鋼(パイプ)を半円状に彎曲させて形成
されるものである。 【0021】図9を併せて参照して、エンジンEの吸気
系57は、エンジンEの上部に接続される吸気管58
と、該吸気管58の上流端に接続される気化器59と、
該気化器59よりも後方で後輪WRの左側方に配置され
るエアクリーナ60と、エアクリーナ60および気化器
59間を結ぶ合成樹脂製のコネクティングチューブ61
とを備え、収納ボックス39およびエンジンE間に配置
されている。 【0022】図10および図11をさらに併せて参照し
て、エアクリーナ60は、後輪WRの上部左側に配置さ
れるようにしてパワーユニットPの後部に取付けられ
る。またコネクティングチューブ61は、後輪WRの上
部左側に配置されるエアクリーナ60と、後輪WRの前
方に配置される気化器59とを結ぶようにしてほぼ水平
面内で彎曲するように配置されるものである。 【0023】コネクティングチューブ61の上部には、
該コネクティングチューブ61から上方に突出する立ち
上がり壁61aが一体に突設されており、コネクティン
グチューブ61の上方に配置されている収納ボックス3
9の下部には、前記後輪WRの前方で前記立ち上がり壁
61aと前後に重なる垂下壁39aが、下方に垂下する
ようにして一体に設けられる。而して立ち上がり壁61
aおよび垂下壁39a間には、後輪WRからはね上げら
れる泥水等がコネクティングチューブ61よりも前方す
なわち気化器59側に侵入するのを防止する迷路62が
形成される。 【0024】またコネクティングチューブ61の下部に
は、後輪WRからはね上げられる泥水等が前方に向かう
のを阻止する泥よけ壁61bが、コネクティングチュー
ブ61から下方に垂下するようにして一体に設けられ
る。 【0025】図12を併せて参照して、両リヤフレーム
パイプ29,30のうち左側のリヤフレームパイプ29
におけるアッパーフレーム部29bの前部には、エンジ
ンEの排気ポート(図示せず)に供給する二次空気を浄
化するための二次空気用エアクリーナ63が支持され
る。 【0026】この二次空気用エアクリーナ63の吸入口
には吸気チューブ64の下流端が接続されており、該吸
気チューブ64の上流端は、図13で示すように、両リ
ヤフレームパイプ29,30のうち右側のリヤフレーム
パイプ30におけるアッパーフレーム部30bの後端部
にその後端部開口30cから挿入される。しかも吸気チ
ューブ64の上流端は、その外面およびリヤフレームパ
イプ30の内面間に圧縮状態で介装される防音材65に
よってリヤフレームパイプ30に支持されており、防音
材65は、通気性を有する弾性材料たとえばスポンジ等
から成るものである。すなわち吸気チューブ64の上流
端は、防音材65をリヤフレームパイプ30の内面との
間に介在させてリヤフレームパイプ30の後端部開口3
0cに挿入されている。 【0027】前記吸気チューブ64を、滑らかに彎曲さ
せてリヤフレームパイプ30の後端部開口30cに挿入
するために、他方のリヤフレームパイプ29の後端下部
は、下方に向かうにつれてリヤフレームパイプ30から
遠ざかるように傾斜した傾斜面29cを形成するように
カットされており、吸気チューブ64は、その傾斜面2
9cに沿うように配置される。 【0028】エンジンEおよび二次空気用エアクリーナ
63間に設けられる二次空気制御弁66が、左側のリヤ
フレームパイプ29のライズフレーム部29aの上部に
取付けられたステー67で支持されており、該二次空気
制御弁66は、前記二次空気用エアクリーナ63がライ
ズフレーム部29aの後方に配置されるのに対し、ライ
ズフレーム部29aを二次空気用エアクリーナ63との
間に挟むようにしてライズフレーム部29aの前方に配
置される。 【0029】図14において、二次空気制御弁66は、
ダイヤフラムアクチュエータ68と、該ダイヤフラムア
クチュエータ68で閉弁駆動される開閉弁69と、エン
ジンEの排気ポート側への空気の流通だけを許容するリ
ード弁70とで構成される。 【0030】ダイヤフラムアクチュエータ68は、ケー
シング71と、該ケーシング71で周縁部を挟持された
ダイヤフラム72と、該ダイヤフラム72の中央部に一
端が連結される金属製のロッド73とを備える。 【0031】ケーシング71は、ボディ74と、前記ダ
イヤフラム72の周縁部を相互間に気密に挟持して該ボ
ディ74に締結されるカバー75とから成るものであ
り、カバー75およびダイヤフラム72間には該ダイヤ
フラム72の一面を臨ませる負圧室76が形成され、ボ
ディ74およびダイヤフラム72間には大気圧室77が
形成される。カバー75の中央部には、先端に絞り孔7
8を有する接続管部79が連設されており、前記絞り孔
78を介して負圧室76内に通じる負圧取出管路80が
接続管部79に接続され、該負圧取出管路80は、吸気
系57の吸気管58に接続される。これにより負圧室7
6には吸気管58内の負圧が作用することになる。 【0032】ロッド73は、ボディ74により軸方向移
動可能に支承されており、該ロッド73の一端は大気圧
室77側で前記ダイヤフラム72の中央部に直接連結さ
れる。 【0033】このようなダイヤフラムアクチュエータ6
8においては、吸気管58内の負圧が高くなったときに
は、ダイヤフラム72が負圧室76の容積を減少する方
向に撓み、ロッド73が図14の左方に作動することに
なる。 【0034】開閉弁69は、弁ハウジング81と、前記
ロッド73の他端に固着される弁体82と、弁ハウジン
グ81および弁体82間に設けられる戻しばね83とを
備える。 【0035】弁ハウジング81は、前記ボディ74と、
該ボディ74に気密に締結されるサクションカバー84
とで構成されるものであり、ボディ74には、空気流通
路85と、空気流通路85を大気圧室77に連通せしめ
る連通孔86と、空気流通路85の上流端に通じて前記
ロッド73と同軸に配置される弁孔87と、前記空気流
通路85とは反対側で前記弁孔87を中央部に開口させ
た弁座88と、前記弁孔87に一部を同軸に挿入せしめ
た支持筒部89とが設けられ、弁孔87を同軸に貫通す
るロッド73が前記支持筒部89内に軸方向摺動可能に
嵌合される。 【0036】前記ボディ74およびサクションカバー8
4間には弁室90が形成される。またサクションカバー
84には弁室90に通じる接続管部91が一体に形成さ
れており、管路92の下流端が接続管に接続される。而
して管路92の上流端は二次空気用エアクリーナ63に
接続される。 【0037】前記弁座88は弁室90に臨むようにして
ボディ74に形成され、弁座88に着座することを可能
として弁室90に収納される弁体82がロッド73の他
端に固設される。 【0038】また戻しばね83は、前記支持筒部89を
囲繞するコイル状のものであり、弁体82を弁座88か
ら離座せしめる方向、すなわちダイヤフラムアクチュエ
ータ68のダイヤフラム72を大気圧室77側に撓ませ
る方向のばね力を発揮してボディ74および弁体82間
に設けられる。 【0039】リード弁70は、弁孔93を中央部に有し
て円板状に形成される弁支持板94に、前記弁孔93の
開閉を可能として支持されるものであり、弁支持板94
は、前記弁孔93を空気流通路85の下流端に連通させ
るようにして、前記ボディ74ならびに該ボディ74に
締結されるカバー95間に気密に挟持される。またカバ
ー95および弁支持板94間には前記リード弁70を収
納する弁室96が形成され、弁室96に通じるようにし
てカバー95に一体に設けられた接続管部97に、二次
空気供給管路98の上流端が接続される。而して二次空
気供給管路98の下流端は、エンジンEの排気ポートに
通じるようにしてエンジンEの下部に接続される。 【0040】このような二次空気制御弁66は、ボディ
74に一体に設けられるフランジ部77aが、ステー6
7に締結されることにより、左側のリヤフレームパイプ
29におけるライズフレーム部29aの上部に支持され
る。 【0041】また左側のリヤフレームパイプ29におけ
るライズフレーム部29aの下部には、該ライズフレー
ム部29a内に通じる接続管部99が設けられており、
パワーユニットPの無段変速機M内から冷却空気を導出
するためのダクト100が前記接続管部99に接続され
る。 【0042】図1に注目して、車体フレーム25は、合
成樹脂製の車体カバー101で覆われるものであり、こ
の車体カバー101は、運転者の足の前方を覆うレッグ
シールド102と、ライダーの足を載せるべくレッグシ
ールド102の下部に連なるステップフロア103と、
ステップフロア103に連なって車体後部を両側から覆
うサイドカバー104とを備える。 【0043】前記収納ボックス39および燃料タンク4
0は、上記サイドカバー104で覆われており、ライダ
ーを座乗させるようにして収納ボックス39を上方から
覆うシート105が、サイドカバー104の上部に開閉
可能に取付けられる。すなわちステップフロア103
は、操向ハンドル35およびシート105間に配置され
るようにして車体カバー101に形成され、ステップフ
ロア103の後端よりも下方に、パワーユニットPを車
体フレーム25に揺動可能に支承するためのフレーム側
ブラケット43…が配置される。 【0044】メインフレームパイプ27におけるロアフ
レーム部27bの前部には、支持部材106が固着され
ており、前記ロアフレーム部27bの上方で自動二輪車
の左右方向に延びる前部支持パイプ107の中央部が前
記支持部材106に固着される。またクロスパイプ28
の両端部には後部支持パイプ108,108が立設され
ており、前部支持パイプ107の両端部および後部支持
パイプ108、108の上端部に、ロアフレーム部27
bと平行に延びる一対のフロア支持フレーム109,1
09が固着される。 【0045】図6で示すように、ステップフロア103
の左右両側における前部および後部には、前記フロア支
持フレーム109,109の前部および後部上面に当接
するボス部103a,103aが下方に突出するように
して一体に設けられており、それらのボス部103a,
103a…がフロア支持フレーム109,109に締結
されることで、ステップフロア103が両フロア支持フ
レーム109,109に支持される。 【0046】図15〜図17において、ステップフロア
103の略中央部には、上部を開放した箱形のバッテリ
収納ボックス110が、ステップフロア103から下方
に突出するようにして一体に形成され、このバッテリ収
納ボックス110の上部開口端は、ステップフロア10
3に着脱可能に取付けられる合成樹脂製の蓋板111で
閉鎖される。 【0047】バッテリ収納ボックス110内には、バッ
テリ112、CDIユニット113、スタートリレー1
14およびヒューズボックス115等が収納、固定され
る。しかもバッテリ収納ボックス110の後壁110a
には、前記バッテリ112、CDIユニット113、ス
タートリレー114およびヒューズボックス115等に
接続される配線118をバッテリ収納ボックス110内
に引き込むための開口部117が設けられる。 【0048】車体フレーム25のうち前記ステップフロ
ア103の下方を通るロアフレーム部27bの後端に
は、エンジンE側に泥水等がはね上げられるのを防止す
る合成樹脂製の泥よけ部材120が設けられる。 【0049】ており、この泥よけ部材120は、ロアフ
レーム部27bの後端に固着されるクロスパイプ28を
少なくとも前方から覆って該クロスパイプ28に取付け
られる。 【0050】図18〜図23において、泥よけ部材12
0は、ロアフレーム部27bの後端に固着されるクロス
パイプ28を少なくとも前方から覆うように形成される
ものであり、クロスパイプ28を前方側から覆う前壁1
20aと、前壁120aの上端から後方にほぼ水平に延
びるように形成される上壁120bと、前壁120aお
よび上壁120bに連なる一対の側壁120c,120
dと、下方に開いた略U字状の横断面形状を有して前壁
120aの略中央部から前方に延びるカバー部120e
とを一体に備える。 【0051】前記上壁120bはクロスパイプ28を上
方から覆うものであり、また両側壁120c,120d
で前記クロスパイプ28の両端が覆われる。すなわち泥
よけ部材120は、クロスパイプ28を、その前方、上
方および両側から覆うように形成されることになる。ま
たロアフレーム部27bの後部はカバー部120eで上
方から覆われる。 【0052】ところで、クロスパイプ28およびメイン
フレームパイプ27の連設部を補強するためにクロスパ
イプ28およびメインフレームパイプ27間に設けられ
た上下一対の補強部材32,33のうち下方の補強部材
33には、前記泥よけ部材120における上壁120b
の左右両側に下方から当接する一対の支持腕部33a,
33aが一体に設けられており、それらの支持腕部33
a…にはウエルドナット121…が固着される。一方、
支持腕部33a…に対応する部分で前記上壁120bに
は一対の挿通孔122,122が設けられており、それ
らの挿通孔122…に挿通されるねじ部材123…を前
記ウエルドナット121…に螺合して締めつけることに
より泥よけ部材120が両支持腕部33a…に取付けら
れる。 【0053】前記カバー部120eの右側で前壁120
aの上部には、バッテリ収納ボックス110の右側後部
を収納するための収納凹部124が設けられる。 【0054】この泥よけ部材120の前面の少なくとも
下部、この実施例では前記収納凹部124を除く前壁1
20aの前面に、前上がりに傾斜した傾斜面125が形
成される。またクロスパイプ28の両端開口部を覆う両
側壁120c,120dの下部にも、下方に向かうにつ
れて内方位置となる傾斜面126,126が形成され、
クロスパイプ28の両端下部もそれらの傾斜面126…
に対応して斜めに切除される。 【0055】ところで、ステップフロア103に一体に
設けられたバッテリ収納ボックス110の後壁110a
には、バッテリ収納ボックス110内に引き込まれる配
線118用の開口部117が設けられているが、泥よけ
部材120の上壁120bには、前記開口部117を後
方側から覆う遮蔽壁127が上方に突出するようにして
一体に形成される。 【0056】さらに前記両挿通孔122,122のうち
左側の挿通孔122よりも前方で上壁120bの前部に
は、周方向1箇所にスリット129を有して円形に形成
される保持部128が一体に形成されており、この保持
部128には、前記スリット129から挿入することに
より、ハーネスおよびケーブル類を保持することが可能
である。 【0057】次にこの実施例の作用について説明する
と、パワーユニットPの前部を車体フレーム25に上下
揺動可能に支承するための一対のリンク部材46…は、
ステップフロア103の後端よりも下方に配置されて車
体フレーム25の一部を構成するフレーム側ブラケット
43…と、パワーユニットPの下部に設けられた一対の
エンジン側ブラケット42…とを連結するものであり、
これらのリンク部材46…には、該リンク部材46…よ
りも下方に膨出するガード部材54…がそれぞれ固着さ
れている。しかもガード部材54…は、パワーユニット
Pよりも前方の各部材のうち最も低い位置にあってフレ
ーム側ブラケット43よりも低くなるようにして下方に
膨出している。 【0058】したがって縁石等の障害物に乗り上げたと
きには、パワーユニットPよりも先に障害物がガード部
材54…に当たることになり、リンク部材46…がパワ
ーユニットPを上方に浮き上がらせるように回動するの
で、パワーユニットPに障害物が直接衝突することを回
避することができる。しかもリンク部材46…にガード
部材54…を固設するだけの極めて簡単な構造でパワー
ユニットPへの障害物の衝突を回避することができる。 【0059】ところで、パワーユニットPよびシート1
05間には、該シート105で上端開口部が閉鎖される
ようにして収納ボックス39が配置されており、エンジ
ンEの上部に接続される吸気管58、該吸気管58の上
流端に接続される気化器59、該気化器59よりも後方
に配置されるエアクリーナ60、ならびにエアクリーナ
60および気化器59間を結ぶコネクティングチューブ
61を備える吸気系57が、エンジンEおよび収納ボッ
クス39間に配置されている。しかもコネクティングチ
ューブ61の上部に一体に設けられて上方に突出する立
ち上がり壁61aと、収納ボックス39の下部に一体に
設けられて下方に垂下する垂下壁39aとが、後輪WR
からはね上げられる泥水等がコネクティングチューブ6
1よりも前方に侵入するのを防止する迷路62を立ち上
がり壁61aおよび垂下壁39a間に形成するようにし
て前後に重なる位置に配置されている。 【0060】したがって後輪WRではね上げられる泥水
等がコネクティングチューブ61よりも前方のエンジン
E側に向かうのを極力阻止することができ、しかも収納
ボックス39およびコネクティングチューブ61以外の
部品は不要であるので、部品点数の低減を図るとともに
組付け作業工数の低減を図ることができる。 【0061】またコネクティングチューブ61の下部に
は、後輪WRからはね上げられる泥水等が前方に向かう
のを阻止する泥よけ壁61bがコネクティングチューブ
61から下方に垂下するようにして一体に設けられてお
り、後輪WRではね上げられる泥水等がコネクティング
チューブ61よりも前方側に向かうのを、前記泥よけ壁
61bによってより一層確実に阻止することができる。 【0062】また車体フレーム25は、ステップフロア
103の下方を通るロアフレーム部27bを備えてお
り、このロアフレーム部27bの後端には、エンジンE
側に泥水等がはね上げられるのを防止する泥よけ部材1
20が設けられている。 【0063】このため大型のアンダーカバーを用いてい
た従来のものと比べて部品コストを低減することを可能
としつつ、エンジンE側に泥水等がはね上げられるのを
防止することができる。 【0064】また車体フレーム25は、車体フレーム2
5の左右方向に延びて前記ロアフレーム部27bの後端
に固着されるクロスパイプ28を備えており、泥よけ部
材120は、クロスパイプ28を少なくとも前方から覆
うように形成されるので、車体フレーム25の左右方向
のほぼ全体にわたって泥水がエンジンE側にはね上げら
れるのを防止することができる。 【0065】また泥よけ部材120の前面の少なくとも
下部には、前上がりに傾斜した傾斜面125が形成され
ており、泥よけ部材120に衝突した泥水等を泥よけ部
材125の後方かつ下方へと前記傾斜面125で案内す
ることで、エンジンE側への泥水等のはね上がりをより
確実に防止することができる。 【0066】ところで、ステップフロア103には、バ
ッテリ112等を収納するバッテリ収納ボックス110
が設けられ、該バッテリ収納ボックス110の後壁11
0aには、バッテリ収納ボックス110内に引き込まれ
る配線118用の開口部117が設けられるのである
が、前記泥よけ部材120には、その開口部117を後
方側から覆う遮蔽壁127が一体に形成されている。し
たがって専用の部品を設けることなくバッテリ収納ボッ
クス110内に泥水等が侵入するのを防止することがで
きる。 【0067】しかも泥よけ部材120は、クロスパイプ
28の両端開口部を覆うように形成されるので、クロス
パイプ28の両端を閉じる加工が不要となり、加工工数
を低減することができる。 【0068】また合成樹脂から成る泥よけ部材120
に、ハーネスおよびケーブル類の保持部128が一体に
形成されており、泥よけ部材120の近傍に配置される
ハーネスおよびケーブル類を泥よけ部材120で保持す
ることができ、ハーネスおよびケーブル類を保持するた
めの専用の部品を不要として部品点数の低減に寄与する
ことができる。 【0069】さらにエンジンEの排気系に供給する二次
空気を正常化するための二次空気用エアクリーナ63
は、車体フレーム25の外部に配置されて左側のリヤフ
レームパイプ29に支持されており、二次空気用エアク
リーナ63のメンテナンスは容易である。 【0070】しかも二次空気用エアクリーナ63の吸入
口に吸気チューブ64の下流端が接続されており、この
吸気チューブ64の上流端は、防音材65を右側のリヤ
フレームパイプ30の内面との間に介在させて、該リヤ
フレームパイプ30の後端部開口30cに挿入されてい
る。 【0071】したがってリヤフレームパイプ30に吸気
チューブ64を接続するにあたって余分な部品の取付け
を不要としてコストを低減することができ、また吸気チ
ューブ64の上流端およびリヤフレームパイプ30の内
面間に、空気の流通を可能とした防音材65が配置され
るので、リヤフレームパイプ30内で吸気音が反響する
のを抑制して消音効果を得ることができる。 【0072】しかもまたエンジンEおよび二次空気用エ
アクリーナ63間に設けられて車体フレーム25に支持
される二次空気制御弁66が、車体フレーム25の一部
であるリヤフレームパイプ29のライズフレーム部29
aを挟んで二次空気用エアクリーナ63とは反対側に配
置されているので、二次空気用エアクリーナ63および
二次空気制御弁66を近接配置して、二次空気用エアク
リーナ63および二次空気制御弁66間を接続するため
の構造を簡略化することができる。 【0073】さらに車体フレーム25は、後端を相互に
対向して開口せしめた左右一対のリヤフレームパイプ2
9,30を後部に備えており、それらのリヤフレームパ
イプ29,30のいずれか一方であるリヤフレームパイ
プ30の後端部開口に吸気チューブ64の上流端が挿入
されるので、吸気チューブ64をリヤフレームパイプ3
0に接続するためにリヤフレームパイプ30に余分な加
工を施すことを不要とし、コストをより一層低減するこ
とができる。 【0074】しかも後端を相互に対向して開口せしめた
左右一対のリヤフレームパイプ29,30のうち他方の
リヤフレームパイプ29の後端には、傾斜面29cが形
成されており、吸気チューブ64は傾斜面29cに沿う
ように配置されるので、吸気チューブ64を大きく屈曲
せずに前記リヤフレームパイプ30の後端部開口30c
に挿入することができ、吸気チューブ64内の吸気の流
れを良好とすることができる。 【0075】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。 【0076】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、極めて簡
単な構造でパワーユニットへの障害物の衝突を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】スクータ型自動二輪車の側面図である。 【図2】車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態
でのスクータ型自動二輪車の後部斜視図である。 【図3】車体フレームの側面図である。 【図4】図3の4矢視拡大図である。 【図5】図4から泥よけ部材および防振リンクを除いた
状態の平面図である。 【図6】図1の6矢示部拡大縦断面図である。 【図7】図4の7−7線断面図である。 【図8】防振リンクの平面図である。 【図9】車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態
でのスクータ型自動二輪車の中間部斜視図である。 【図10】エアクリーナおよびコネクティングチューブ
を上方から見た平面図である。 【図11】エアクリーナを省略した状態での図10の1
1−11線に沿う側面図である。 【図12】車体カバーを省略した状態のスクータ型自動
二輪車の上部を後方から見た図である。 【図13】吸気チューブの上流端のリヤフレームパイプ
への接続部を示すための要部切欠き断面図である。 【図14】二次空気制御弁の構成を示す縦断面図であ
る。 【図15】図6の15−15線断面図である。 【図16】ステップフロアの斜視図である。 【図17】ステップフロアの一部平面図である。 【図18】泥よけ部材の正面図である。 【図19】図18の19矢視側面図である。 【図20】図19の20矢視平面図である。 【図21】図18の21−21線断面図である。 【図22】図18の22−22線断面図である。 【図23】図18の23−23線断面図である。 【符号の説明】 25・・・車体フレーム 26・・・ヘッドパイプ 35・・・操向ハンドル 42・・・支持部としてのエンジン側ブラケット 43・・・フレーム部材としてのフレーム側ブラケット 46・・・リンク部材 54・・・ガード部材 103・・・ステップフロア 105・・・シート E・・・エンジン M・・・変速機 P・・・パワーユニット WR・・・後輪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成14年7月17日(2002.7.1
7) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0072 【補正方法】変更 【補正内容】 【0072】たエンジンEおよび二次空気用エアクリ
ーナ63間に設けられて車体フレーム25に支持される
二次空気制御弁66が、車体フレーム25の一部である
リヤフレームパイプ29のライズフレーム部29aを挟
んで二次空気用エアクリーナ63とは反対側に配置され
ているので、二次空気用エアクリーナ63および二次空
気制御弁66を近接配置して、二次空気用エアクリーナ
63および二次空気制御弁66間を接続するための構造
を簡略化することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジン(E)および変速機(M)から
    成るとともに後部には後輪(WR)が軸支されるパワー
    ユニット(P)の前部が、操向ハンドル(35)を操向
    自在に支承するヘッドパイプ(26)を前端に有する車
    体フレーム(25)に、リンク部材(46)を介して上
    下に揺動可能に支承され、ライダーを座乗させるように
    して前記パワーユニット(P)の上方に配置されるシー
    ト(105)および前記操向ハンドル(35)間に、ラ
    イダーの足を載せるステップフロア(103)が配置さ
    れるスクータ型車両において、前記ステップフロア(1
    03)の後端よりも下方に配置されて前記車体フレーム
    (25)の一部を構成するフレーム部材(43)と、前
    記パワーユニット(P)の下部に設けられた支持部(4
    2)とを連結する前記リンク部材(46)に、該リンク
    部材(46)よりも下方に膨出するガード部材(54)
    が固着されることを特徴とするスクータ型車両。
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