JP2004099040A - 自動二・三輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パワーユニットの振動が燃料噴射装置の作動に影響を及ぼさないようにする。
【解決手段】 自動二輪車10は、車体フレーム11の後半部の下方に、シリンダが前方略水平に延びるエンジン110を備えたスイング式パワーユニット16を配置し、防振リンク93で車体フレームに支持させたものである。車体フレームにフレーム側ピボット92を設け、このフレーム側ピボットよりも後方位置でエンジンにエンジン側ピボット95を設け、フレーム側ピボットに防振リンクを介してエンジン側ピボットを揺動自在に支持し、エンジン吸気系130のうち、インレットパイプ134の上流にある絞り弁135とエンジンの吸気弁との間に燃料噴射装置140を配置し、この燃料噴射装置の軸線A2を、フレーム側ピボットとエンジン側ピボットとを通る直線A1に対し略平行に配置した。
【選択図】    図7

Description

 本発明は自動二・三輪車に関する。
 自動二・三輪車としては、例えば、自動二・三輪車の吸気通路配置構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平3−213482号公報(第1−4図)
 上記従来の技術は、同公報の第1図に示される通り、シート13(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)及びヘルメット収納室12の下方に、シリンダが前方略水平に延びるエンジンEを備えたスイング式パワーユニットPを配置し、防振リンクLで車体フレームFに支持させた、スクータ型自動二輪車Vである。
 さらに上記従来の技術は、同公報の第2図に示される通り、パワーユニットPの後部上部にエアクリーナ38を取付けたものであり、このエアクリーナ38から取入れた吸気を、コンチューブ42並びにキャブレタ39を介してエンジンEに導入するというものである。ヘルメット収納室12の下方に、エアクリーナ38、コンチューブ42並びにキャブレタ39からなる吸気系を通し、この吸気系の下方にエンジンEを配置した。
 さらにまた、上記従来の技術は、同公報の第2図及び第4図に示される通り、側面視において吸気系の一部であるキャブレタ39やコンチューブ42を、防振リンクLに重なるようにして配置したものである。
 しかしながら上記従来の技術は、同公報の第2図に示される通り、キャブレタ39にヘルメット収納室12が干渉しないように、ヘルメット収納室12(物品収納部に相当。)の下面を上方へ凹ませたものである。キャブレタ39の単品の高さ寸法が大きいからである。しかし、ヘルメット収納室12の収納容量は、できるだけ大きいことが好ましい。
 そのためには、キャブレタ39の代りに、比較的高さ寸法が小さなスロットルボディを採用することが考えられる。スロットルボディを用いた場合には、スロットルボディとエンジンEとの間を接続するインレットパイプ或はスロットルボディに燃料噴射装置を取付け、この燃料噴射装置に燃料供給配管を接続することになる。一般に、燃料噴射装置の燃料供給配管の高さ寸法は、比較的大きい。このため、エンジンE周りに広いスペースを確保する必要がある。このようなことが、自動二・三輪車等の小型車両にスロットルボディや燃料噴射装置を搭載する制約になっていた。
 さらには、車体フレームFに防振リンクLを介してパワーユニットPをスイング可能に取付けているので、吸気系の一部であるキャブレタ39やコンチューブ42と防振リンクLとの干渉を防止する配慮が必要であり、設計上の制約になっていた。
 さらにまた、エンジンEのインレットパイプ或はスロットルボディに燃料噴射装置を取付けるので、パワーユニットPの振動が燃料噴射装置に伝わる。パワーユニットPの振動が燃料噴射装置の作動に影響を及ぼさないようにするための、配慮が必要である。
 本発明は、自動二・三輪車等の小型車両に、従来の気化器に代えてスロットルボディや燃料噴射装置を採用するにあたり、パワーユニットの振動が燃料噴射装置の作動に影響を及ぼさないようにすることができる、技術を提供することを課題とする。
 請求項1に係る発明は、車体フレームの後半部の下方に、シリンダが前方略水平に延びるエンジンを備えたスイング式パワーユニットを配置し、防振リンクで前記車体フレームに支持させた自動二・三輪車において、車体フレームにフレーム側ピボットを設け、このフレーム側ピボットよりも後方位置でエンジンにエンジン側ピボットを設け、フレーム側ピボットに防振リンクを介してエンジン側ピボットを揺動自在に支持し、エンジン吸気系のうち、インレットパイプの上流にある絞り弁とエンジンの吸気弁との間に燃料噴射装置を配置し、この燃料噴射装置の軸線を、フレーム側ピボットとエンジン側ピボットとを通る直線に対し略平行に配置したことを特徴とする。
 パワーユニットの振動(エンジン振動や路面振動等)の振動方向は、フレーム側ピボットとエンジン側ピボットとを通る直線に対して、略直交する方向である。一方、燃料噴射装置の弁は、燃料噴射装置の軸線の方向に開閉作動するものであり、この軸線は、フレーム側ピボットとエンジン側ピボットとを通る直線に対して略平行である。このことから、パワーユニットから燃料噴射装置へ伝わる振動の方向は、燃料噴射装置の軸線に対して、上下方向に略直交すると言える。
 仮に、パワーユニットから燃料噴射装置へ伝わる振動の方向が、燃料噴射装置の軸線の方向に一致する場合には、振動が燃料噴射装置に増幅して伝わったり干渉することにより、燃料噴射装置の作動に影響を及ぼし得る。
 これに対して請求項1に係る発明では、パワーユニットから燃料噴射装置へ伝わる振動の方向を、燃料噴射装置の軸線に対して略直交させたので、パワーユニットの振動が燃料噴射装置の作動に影響を及ぼすことはないと言える。従って、燃料噴射装置を確実に作動させることができる。
 本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、CLは車幅中心(車体中心)を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
 図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図である。
 自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ12に取付けたフロントフォーク13と、フロントフォーク13に取付けた前輪14と、フロントフォーク13に連結したハンドル15と、車体フレーム11の後上部に取付けたスイング式パワーユニット16と、パワーユニット16の後部に取付けた後輪17と、車体フレーム11の後部上部にパワーユニット16を懸架するリヤサスペンション18と、車体フレーム11の後部上部に取付けた物品収納部21と、物品収納部21の上部に取付けたシート22と、物品収納部21の後方で車体フレーム11の後部上部に取付けた燃料タンク23と、車体フレーム11を覆うボディカバー30とを、主要構成としたスクータ型車両である。
 パワーユニット16は、物品収納部21及びシート22の下方に配置したものである。物品収納部21はヘルメット等の各種物品Pを収納する収納ボックスである。
 ボディカバー30は、ヘッドパイプ12の前部を覆うフロントカバー31と、運転者の脚部を覆うためのレッグシールド32と、運転者の足載せのためのステップフロア33と、ステップフロア33の下方に配置して車体フレーム11の下部を覆うアンダカバー34と、車体フレーム11の後半部を覆うリヤサイドカバー35とからなる。
 図中、41はフロントサスペンション、42はヘッドランプ、43はメータ、44はフロントフェンダ、45はハンドルカバー、46はメインスタンド、47はリヤフェンダである。
 図2は本発明に係る自動二輪車の後部拡大側面図である。
 車体フレーム11は、ステップフロア33の下方で、前部の前フレーム60と後部の後フレーム70とに前後二分割した分割フレームである。後フレーム70は後端部にサブフレーム80を、ボルト止めしたものである。
 パワーユニット16は、前部のエンジン110と後部の無段変速機161との組合せ構造である。エンジン(内燃機関)110は、シリンダを車体前方へ向けてほぼ水平に配置した、単気筒4サイクル水冷式エンジンである。無段変速機161は、例えばベルト式変速機である。
 この図は、後輪17の左側方にエアクリーナ131を配置し、このエアクリーナ131をパワーユニット16の後部上部に取付けたことを示す。51はエンジン用排気管、52はマフラである。
 図3は本発明に係る自動二輪車の後部拡大平面図であり、パワーユニット16の右側にエンジン用ラジエータ53を一体に設けたことを示す。
 サブフレーム80は、左右の起立した物品収納部用ポスト81,81と、物品収納部用ポスト81,81間を繋いだ連結ステー82とからなる。54は点火プラグである。
 図4は本発明に係る車体フレームの分解斜視図である。
 前フレーム60は、ヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から下方へ延びたダウンフレーム部61と、ダウンフレーム部61の下端から後方へ二股状に延びた左右一対のフロア支持フレーム部62,62と、これらのフロア支持フレーム部62,62の後端間に掛け渡したクロスメンバ63とからなる、平面視略ロ字状枠の一体鋳造フレームである。
 ダウンフレーム部61は、前方及び下方を開放した溝形フレームであり、溝内に複数のリブ61a・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を一体に形成したものである。
 左右のフロア支持フレーム部62,62は、上方を開放して一直線状に延びた溝形フレームである。左右のフロア支持フレーム部62,62の各後端部は、前下がりに傾斜した傾斜面に形成し、これらの傾斜面を前部結合面64,64とし、これらの前部結合面64,64に、前後2個ずつのボルト孔64a・・・を形成したものである。さらに、左の前部結合面64には1個の嵌合凹部64bを形成し、右の前部結合面64には前後2個の嵌合凹部64b,64bを形成した。
 クロスメンバ63は、正面視上開放コ字状部材であり、その車幅中央部の高さをフロア支持フレーム部62,62よりも下位に設定したものである。
 後フレーム70は、左右一対の主フレーム部71,71と、左右の主フレーム部71,71の前後方向の中間部間に掛け渡した前部クロスメンバ72と、左右の主フレーム部71,71の後端間に掛け渡した後部クロスメンバ73とからなる、一体鋳造フレームである。
 左右の主フレーム部71,71は、前端部が略水平で、その後端から上方へ延び、その上端からさらに後上方へ延びることによって、全体的に後上がりに傾斜した部材である。これらの主フレーム部71,71の前端部は、前下がりに傾斜した傾斜面に形成し、これらの傾斜面を後部結合面74,74とし、これらの前部結合面64,64に、前後2個ずつのボルト孔74a・・・を形成したものである。さらに、後部結合面74,74に、上記嵌合凹部64b・・・に嵌合する3個の嵌合凸部74b・・・を形成した。
 前部結合面64,64に後部結合面74,74を重ね合わせ、嵌合凹部64b・・・に嵌合凸部74b・・・を嵌合して位置合せし、ボルト孔64a・・・並びにボルト孔74a・・・に挿通したボルト75A・・・とナット75B・・・にて結合することにより、前フレーム60に後フレーム70を一体的に結合することができる。
 前フレーム60及び後フレーム70は、例えば、アルミニウム合金の鋳造品である。
 図中、76はリヤサスペンション取付部、77・・・はサブフレーム取付部である。
 図5は本発明に係るパワーユニット取付構造の要部を断面した左側面図であり、車体フレーム11の後フレーム70に、防振機能を有する防振リンク機構90を介して、パワーユニット16(図2参照)の前部を上下スイング自在に取付けたことを示す。
 図6は図5の6−6線断面図であり、後フレーム70に物品収納部21を取付けた状態で示す。
 物品収納部21は、底部21aを車体左から右へ傾斜させ、底部21aから下方へ膨出した左右の前部脚部21b,21bを一体に形成したものである。
 前部クロスメンバ72に左右の前部脚部21b,21bを載せて、ボルト・ナット78,78で止めることにより、後フレーム70に物品収納部21の前部下部を取付けることができる。
 防振リンク機構90は、後フレーム70の左右の主フレーム部71,71に左右一対のフレーム側ピボット92,92を設け、これらのフレーム側ピボット92,92よりも後下方位置で、エンジン110にエンジン側ピボット95を設け、左右のフレーム側ピボット92,92に、左右一対の防振リンク93,93を介して、エンジン側ピボット95を揺動自在(スイング自在)に支持する機構である。
 詳しくは、左右の主フレーム部71,71は、中間部に左右一対の支持孔79,79を同軸に開け、これらの支持孔79,79にゴムブッシュ91,91を圧入にて取付け、これらのゴムブッシュ91,91に左右一対のフレーム側ピボット(第1ピボット軸)92,92を挿通し、これらのフレーム側ピボット92,92に左右一対の防振リンク93,93の上端部を上下スイング自在に取付けたものである。
 一方、エンジン110は、シリンダブロック112(図2参照)に左右一対のハンガ部112a,112aを一体に形成し、これらのハンガ部112a,112aに左右一対の支持孔112b,112bを同軸に開け、これらの支持孔112b,112bにゴムブッシュ94,94を圧入にて取付け、これらのゴムブッシュ94,94に1本の長いエンジン側ピボット(第2ピボット軸)95を挿通し、このエンジン側ピボット95に左右の防振リンク93,93の下端部を上下スイング自在に取付けたものである。96は管状のスペーサである。
 左右のフレーム側ピボット92,92は、車幅方向の同一軸心上に配置したボルト・ナットである。左右のフレーム側ピボット92,92を分離して短いものにしたので、これらのフレーム側ピボット92,92が前部クロスメンバ72や左右の前部脚部21b,21bに干渉することはない。
 左右の防振リンク93,93は、フレーム側ピボット92,92の軸心と直交する方向に延びたリンクプレート(板材)である。
 エンジン側ピボット95は、フレーム側ピボット92,92に並行に配置したボルト・ナットである。
 以上の説明から明らかなように、(1)左右の主フレーム部71,71に、ゴムブッシュ91,91並びにフレーム側ピボット92,92を介して、左右の防振リンク93,93の上端部を上下スイング自在に取付けるとともに、(2)左右の防振リンク93,93の下端部に、ゴムブッシュ94,94並びにエンジン側ピボット95を介して、エンジン110の左右のハンガ部112aを上下スイング自在に取付けることができる。しかも、エンジン110の振動を、ゴムブッシュ91,91,94,94が弾性変形することによって吸収することができる。
 一旦図5に戻って説明を続けると、左又は右の防振リンク93は、前端部に前部ストッパラバー102を備えるとともに、後端部に後部ストッパラバー104を備える。
 詳しくは、左右一方の防振リンク93は、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95とを通る直線A1よりも前部に、ボックス状の前部ラバー装着部101を取付け、この前部ラバー装着部101に弾発部材からなる前部ストッパラバー102を取付け、また、直線A1よりも後部に、ボックス状の後部ラバー装着部103を取付け、この後部ラバー装着部103に弾発部材からなる後部ストッパラバー104を取付けたものである。
 主フレーム部71は、前部ストッパラバー102を当てるための前部ストッパ面71aと、後部ストッパラバー104を当てるための後部ストッパ面71bとを形成したものである。従って、左右の防振リンク93(この図では左のみを示す。以下同じ。)のスイング運動は、前部・後部ストッパ面71a,71b及び前部・後部ストッパラバー102,104により、弾発的に規制される。すなわち、前部・後部ストッパラバー102,104は、左右の防振リンク93が上下スイングするときの緩衝作用をなすとともに、図に示す中立位置への復元作用をすることになる。
 図7は本発明に係るスイング式パワーユニット周りの側面図である。
 エンジン110は、クランクケース111から車体前方へ向って、シリンダブロック112並びにその内部のシリンダ(図示せず)を前方略水平に延出し、シリンダブロック112の前端にシリンダヘッド115をボルト止めにて接合し、シリンダヘッド115の前端にヘッドカバー117をボルト止めにて接合したものである。
 この図は、エアクリーナ131と、エアクリーナ131の出口に接続したコネクティングチューブ(連結チューブ)132と、コネクティングチューブ132の下流端に接続したスロットルボディ133と、スロットルボディ133の下流端に接続したインレットパイプ134と、インレットパイプ134の下流端に接続した吸気通路122とによって、エンジン110の吸気系130をなすことを示す。
 このような吸気系130のうち、エアクリーナ131とコネクティングチューブ132とスロットルボディ133とインレットパイプ134とを、車体後方から前方へ向けて略水平な状態で、エンジン110の上方に配置し、さらに、インレットパイプ134の下流端をエンジン110の吸気通路122に接続した。
 スロットルボディ133は、インレットパイプ134の上流端に接続するとともにクランクケース111の略上方に配置したものであり、絞り弁135を内蔵した。絞り弁135は、吸気通路122の上流側に配置して、吸気通路122の断面積を調節する弁である。
 左右一対のフレーム側ピボット92(この図では左のみ示す。以下同じ。)は、物品収納部21の底部21aとエンジン110の上面U1との間で且つ物品収納部21の底部21aに寄せた位置にあり、左右一対のエンジン側ピボット95の高さH1は、エンジン110の最上部位U2と略同等の高さで且つフレーム側ピボット92よりも後方位置にある。すなわち、フレーム側ピボット92の後下方の位置にエンジン側ピボット95を配置した。
 フレーム側ピボット92よりも車体前方側に燃料噴射装置140を配置し、燃料噴射装置140からフレーム側ピボット92までの前後方向距離X1を、フレーム側ピボット92からエンジン側ピボット95までの前後方向距離X2と同等又はそれよりも小さく設定し、燃料噴射装置140の取付け高さH2を、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95との間に設定した。
 図8は本発明に係るスイング式パワーユニット周りの平面図であり、左右一対の防振リンク93,93間に挟まれる空間Sに、インレットパイプ134を通したことを示す。
 インレットパイプ134は、シリンダ軸線Oと略平行に並べて、その上流端を車体後方に向けた吸気管である。
 図9は本発明に係るエンジンのシリンダヘッド周りの側面断面図である。
 エンジン110は、クランクケース111(図2参照)から車体前方へ向って、シリンダブロック112内のシリンダ113を略水平に延出し、シリンダ113にピストン114を挿通し、シリンダヘッド115に燃焼室116を設け、シリンダヘッド115とヘッドカバー117とで動弁室118を形成し、この動弁室118に動弁機構150を収納したものである。
 シリンダヘッド115は、燃焼室116に連なり吸気弁121を備えた吸気通路122と、燃焼室116に連なり排気弁125を備えた排気通路126とを、一体に形成したものである。吸気弁121は、燃焼室116と吸気通路122との間に配置して両者の間を開閉する弁であり、排気弁125は、燃焼室116と排気通路126との間に配置して両者の間を開閉する弁である。
 動弁機構150は、カムシャフト151と、2個のロッカシャフト152,152と、2個のロッカアーム153,153と、吸気弁121のバルブステム121aと、排気弁125のバルブステム125aとからなる。154,154はバルブスプリング、155,155はリテーナである。
 吸気通路122は、燃焼室116に連なる下流側から上流側へ向って、吸気弁121の位置からシリンダ113の軸線Oに略平行に且つ燃焼室116から遠ざかる方向(この図の左側)に延出した後、シリンダ113の軸線Oにほぼ直角に外方へ屈曲し、再びシリンダ軸線に略平行に延出する、略U字形状の通路であって、この通路は、シリンダヘッド115内で、車体前方(この図の左側)に向って凸である。
 このような形状の吸気通路122は上流端122aを、シリンダ113とシリンダヘッド115との接合面Bの延長線Cの近傍に配置したものである。ここで、延長線Cの近傍とは、延長線C上を包含する。上流端122aは、シリンダヘッド115の上部に車体後方(この図の右側)に向って開口し、その開口部に形成したフランジ122bを、インレットパイプ134の下流端にボルト止めにて接続したものである。
 シリンダブロック112は冷却液通路112cを設け、また、シリンダヘッド115も冷却液通路128を設けたものである。少なくともシリンダヘッド115内に設けた冷却液通路128は、主に燃焼室116の冷却を行うものであるが、吸気通路122のU字底部の周囲にも設けたことを特徴とする。具体的には、吸気通路122の屈曲した底部の周囲を冷却液通路128で囲うようにした。
 本発明は、吸気系のうち、インレットパイプ134の上流側にある絞り弁135(図7参照)と吸気弁121との間に燃料噴射装置140を配置したものである。
 燃料噴射装置140は、前上方から後下方へ向けた状態でエンジン110に取付けたものであり、その取付け位置は、エンジン110とインレットパイプ134との接合部、すなわち、吸気通路122のフランジ122bとインレットパイプ134の下流端との接続部よりも車体前方位置である。
 以上の説明から明らかな如く、図7に示すように自動二輪車10は、車体フレーム11にフレーム側ピボット92を設け、このフレーム側ピボット92よりも後方位置でエンジン110にエンジン側ピボット95を設け、フレーム側ピボット92に防振リンク93を介してエンジン側ピボット95を揺動自在に支持し、エンジン吸気系130のうち、インレットパイプ134の上流にある絞り弁135とエンジン110の吸気弁121(図9参照)との間に燃料噴射装置140を配置し、この燃料噴射装置140の軸線A2を、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95とを通る直線A1に対し略平行に配置したものである。
 具体的には、略U字形状の吸気通路122の屈曲した底部、すなわち、吸気通路122の前端部(この図の左側)に取付口129を形成し、この取付口129に燃料噴射装置140を、前上方から吸気通路122の下流側へ向けて取付けた。すなわち、前上方の燃料噴射装置140から吸気弁121へ向って燃料Fuを噴射するように、料噴射装置140を傾けて取付けた。さらに詳しくは、吸気通路122における略U字形状の外側、すなわち、吸気通路122の屈曲した底部のうち、屈曲半径の大きい内壁側bに燃料噴射装置140を配置した。
 燃料噴射装置140は上端の燃料入口部141にフィードパイプ142を嵌合にて取付け、このフィードパイプ142を介して燃料ホース146(図7参照)を接続するようにしたものである。
 図10(a),(b)は本発明に係る燃料噴射装置の構成図であって、(a)は燃料噴射装置140の側面構成を示し、(b)は(a)のb矢視方向の構成を示す。
 燃料噴射装置140は、図示せぬ電子制御ユニットで演算された噴射信号に基づいて、燃料を噴射するインジェクタであり、例えば、ソレノイドバルブ式ノズルからなる。143は噴射ノズル、144は端子、145はカプラである。
 図11は本発明に係る防振リンク機構と燃料噴射装置の関係を示す左側面図であり、燃料噴射装置140を模式的な断面で表したものである。
 本発明は、自動二輪車10(図2参照)を側方から見たときに、フレーム側ピボット92よりも車体前方側でエンジン110に燃料噴射装置140を取付け、この燃料噴射装置140の軸線A2を、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95とを通る直線A1に対し略平行に配置したことを特徴とする。
 ここで、燃料噴射装置140の軸線A2とは、燃料噴射装置140における弁149の中心を通る直線である。弁149は軸線A2の方向に作動するものである。
 燃料噴射装置140は、噴射信号に基づきソレノイド147が励磁してプランジャ148を吸引することでスライドさせ、プランジャ148のスライドに応じて弁149が開くことにより、燃料入口部141から供給された燃料を噴射ノズル143から噴射させることができる。
 次に、上記構成の作用を図7〜図9及び図11に基づき説明する。
 図7に示すように、スロットルボディ133よりも下流側にあるシリンダヘッド115に、車体前方に向って凸となる略U字形状の吸気通路122を設け、この吸気通路122の前端部に燃料噴射装置140を配置した。すなわち、スロットルボディ133から離れた位置で、エンジン110に燃料噴射装置140を取付けた。
 以上の説明及び図7、図9から明らかな如く、このようにして、スロットルボディ133から離れた位置で、エンジン吸気系130のうち、インレットパイプ134の上流にある絞り弁135とエンジン110の吸気弁121(図9参照)との間に燃料噴射装置140を配置した。
 一般に、スロットルボディ133の単品の高さ寸法は、気化器の単品の高さ寸法よりも小さい。吸気系130に組込んだスロットルボディ133の最上部位U3の高さを、従来の気化器を配置した場合に比べて、抑制することができる。
 さらに、シリンダが前方略水平に延びたエンジン110と、インレットパイプ134との、接合部よりも車体前方位置で、前上方から後下方へ向けてエンジン110に燃料噴射装置140を取付けた。
 このようにして、スロットルボディ133から離れた位置で、エンジン吸気系130のうち、インレットパイプ134の上流にある絞り弁135とエンジン110の吸気弁121(図9参照)との間に燃料噴射装置140を配置した。
 すなわち、スロットルボディ133やインレットパイプ134よりも低い位置に、シリンダヘッド115を配置し、このシリンダヘッド115に設けた略U字形状の吸気通路122の前端部に、燃料噴射装置140を前上方から吸気通路122の下流側へ向けて取付けた。このため、燃料噴射装置140の取付け高さH2を、より抑制することができる。
 フレーム側ピボット92から燃料噴射装置140までの直線距離を、フレーム側ピボット92からエンジン側ピボット95までの直線距離よりも小さくすることができる。この結果、パワーユニット16と共にエンジン側ピボット95がスイングしたときに、エンジン側ピボット95の変位量に比べて、燃料噴射装置140の変位量は小さくてすむ。従って、パワーユニット16がスイングしたときに、物品収納部21の底部21aと燃料噴射装置140との間の隙間δを確保し易い。
 このようなことから、パワーユニット16がスイングしたときであっても、スロットルボディ133を含む吸気系130、燃料噴射装置140、燃料噴射装置140に接続する燃料ホース146等の燃料供給配管の総高さを抑制することができ、これらの各部品とその上方に配置した物品収納部21の底部21aとの間のスペースδに余裕ができる。従って、物品収納部21の底部21aを上方へ凹ませる必要はなく、この結果、物品収納部21の収納容量を増すことが容易である。さらには、シート22(図1参照)の高さを下げつつ、物品収納部21の収納容量を確保することができる。
 図7及び図8に示すように、防振リンク93,93のスイング量にかかわらず、左右一対の防振リンク93,93とインレットパイプ134との間に一定の隙間を常に確保することができる。このため、設計自由度を増すことができる。
 図9に示すように、略U字形状の吸気通路122の屈曲した底部に燃料噴射装置140を配置したので、燃料噴射装置140から吸気弁121に向って燃料Fuを噴射させることは容易である。
 さらに、略U字形状の吸気通路122の上流端122aを、シリンダ113とシリンダヘッド115との接合面Bの延長線Cの近傍に配置したので、燃焼室116の冷却を行う冷却液通路128を取り回して、吸気通路122をも冷却することができる。この結果、吸気がエンジン110からの熱伝導によって加熱されることを、より抑制することができる。
 吸気通路122内の吸気の流れは乱流である。略U字形状の吸気通路122内における内側aと外側bとでは(屈曲半径の小さい内壁側aと大きい内壁側bとでは)、吸気流は外側bに沿って多く流れる。吸気が比較的多量に流れる屈曲半径の大きい内壁側bに、燃料噴射装置140を配置して、燃料Fuを噴射するので、多量の吸気によって燃料Fuの霧化促進作用を、より高めることができる。
 さらにまた、図7に示すように、スイング式パワーユニット16のエンジン110は、シリンダブロック112並びにその内部のシリンダを前方略水平に延したものである。エンジン110の一次振動は、前方略水平に延びたシリンダ軸線Oの方向(矢印d1方向)に発生する。一次振動を緩和させるために、エンジン110のクランクシャフト119は図示せぬバランスウエイトを備える。クランクシャフト119は車幅方向(図表裏方向)に水平配置したものである。この結果、エンジン110にはシリンダ軸線Oと直交する略上下方向(矢印d2方向)に二次振動が発生し得る。
 これら一次・二次振動を合成した振動、すなわち、自動二輪車10のエンジン110の主振動については、一般に、シリンダ軸線Oに対して後上がり方向(矢印d3方向)に発生するように設定する。従って、エンジン110の主振動の振動方向は、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95とを通る直線A1に対して、略直交する方向である。このように設定することで、車体フレーム11に伝わるエンジン110の主振動(以下、単に「エンジン振動」と言う。)を低減させることができる。
 さらには、自動二輪車10の走行中に路面の凹凸によってパワーユニット16が受ける振動(以下、単に「路面振動」と言う。)の振動方向も、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95とを通る直線A1に対して、略直交する上下方向である。
 一方、図10に示す燃料噴射装置140の弁149は、軸線A2の方向に開閉作動するものである。この軸線A2は、フレーム側ピボット92とエンジン側ピボット95とを通る直線A1に対して略平行である。このことから、図7に示すパワーユニット16から燃料噴射装置140へ伝わる振動(エンジン振動や路面振動等)の方向は、燃料噴射装置140の軸線A2に対して、上下方向に略直交すると言える。
 仮に、パワーユニット16から燃料噴射装置140へ伝わる振動の方向が、燃料噴射装置140の軸線A2の方向に一致する場合には、振動が燃料噴射装置140の弁149に増幅して伝わったり干渉することにより、弁149の開閉作動に影響を及ぼし得る。
 これに対して本発明は、パワーユニット16から燃料噴射装置140へ伝わる振動の方向を、軸線A2に対して略直交させたので、パワーユニット16の振動が燃料噴射装置140の弁149の作動に影響を及ぼすことはないと言える。従って、燃料噴射装置140を確実に作動させることができる。
 なお、上記本発明の実施の形態において、(1)自動二輪車に限定されるものではなく、自動三輪車であってもよい。
 (2)車体フレーム11は前後二分割フレームに限定されるものではなく、一体フレームであってもよい。
 (3)防振リンク機構90は、車体フレーム11に少なくとも1個のフレーム側ピボット92を設け、エンジン110に少なくとも1個のエンジン側ピボット95を設け、フレーム側ピボット92に、少なくとも1個の防振リンク93を介して、エンジン側ピボット95を揺動自在に支持するものであればよい。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の後部拡大側面図である。 本発明に係る自動二輪車の後部拡大平面図である。 本発明に係る車体フレームの分解斜視図である。 本発明に係るパワーユニット取付構造の要部を断面した左側面図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明に係るスイング式パワーユニット周りの側面図である。 本発明に係るスイング式パワーユニット周りの平面図である。 本発明に係るエンジンのシリンダヘッド周りの側面断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置の構成図である。 本発明に係る防振リンク機構と燃料噴射装置の関係を示す左側面図である。
符号の説明
 10…自動二輪車、11…車体フレーム、16…スイング式パワーユニット、21…物品収納部、21a…物品収納部の底部、22…シート、92…フレーム側ピボット、93…防振リンク、95…エンジン側ピボット、110…内燃機関(エンジン)、113…シリンダ、140…燃料噴射装置、A1…フレーム側ピボットとエンジン側ピボットとを通る直線、A2…燃料噴射装置の軸線、C…エンジンとインレットパイプとの接合部(シリンダとシリンダヘッドとの接合面の延長線)、H1…エンジン側ピボットの高さ、H2…燃料噴射装置の取付け高さ、S…左右一対の防振リンク間に挟まれる空間、U1…エンジンの上面、U2…エンジンの最上部位、X1…燃料噴射装置からフレーム側ピボットまでの前後方向距離、X2…フレーム側ピボットからエンジン側ピボットまでの前後方向距離。

Claims (1)

  1.  車体フレームの後半部の下方に、シリンダが前方略水平に延びるエンジンを備えたスイング式パワーユニットを配置し、防振リンクで前記車体フレームに支持させた自動二・三輪車において、
     前記車体フレームにフレーム側ピボットを設け、このフレーム側ピボットよりも後方位置でエンジンにエンジン側ピボットを設け、フレーム側ピボットに防振リンクを介してエンジン側ピボットを揺動自在に支持し、
     エンジン吸気系のうち、インレットパイプの上流にある絞り弁と前記エンジンの吸気弁との間に燃料噴射装置を配置し、この燃料噴射装置の軸線を、フレーム側ピボットとエンジン側ピボットとを通る直線に対し略平行に配置したことを特徴とする自動二・三輪車。
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