JP2003341437A - 自動車用電装品操作装置 - Google Patents
自動車用電装品操作装置Info
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- JP2003341437A JP2003341437A JP2002152109A JP2002152109A JP2003341437A JP 2003341437 A JP2003341437 A JP 2003341437A JP 2002152109 A JP2002152109 A JP 2002152109A JP 2002152109 A JP2002152109 A JP 2002152109A JP 2003341437 A JP2003341437 A JP 2003341437A
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- voice
- key
- electrical component
- sunroof
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サンルーフのような電装品の操作性を向上さ
せることができる自動車用電装品操作装置を提供するこ
と。 【解決手段】 表示部3にはサンルーフの開閉状態(段
階的変化状態)を操作するための画面が表示されてい
る。キー39はこの開閉状態の操作をするための操作キ
ーである。キー39は押圧位置39a〜39eを有して
いる。サンルーフ開閉状態は、位置39aが完全に閉じ
る、位置39bが四分の一開ける、位置39cが半分開
ける、位置39dが四分の三開ける、位置39eが全開
する、である。位置39a〜39eに対応したサンルー
フの開閉状態にできるので、ドライバーはサンルーフの
開閉状態を操作する際にサンルーフを目視しながらキー
を押し続ける必要がない。
せることができる自動車用電装品操作装置を提供するこ
と。 【解決手段】 表示部3にはサンルーフの開閉状態(段
階的変化状態)を操作するための画面が表示されてい
る。キー39はこの開閉状態の操作をするための操作キ
ーである。キー39は押圧位置39a〜39eを有して
いる。サンルーフ開閉状態は、位置39aが完全に閉じ
る、位置39bが四分の一開ける、位置39cが半分開
ける、位置39dが四分の三開ける、位置39eが全開
する、である。位置39a〜39eに対応したサンルー
フの開閉状態にできるので、ドライバーはサンルーフの
開閉状態を操作する際にサンルーフを目視しながらキー
を押し続ける必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばサンルーフ
のような自動車用電装品を操作する装置に関する。
のような自動車用電装品を操作する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サンルーフ、パワーウインド
ウ、リヤデフォッガ等のような自動車用電装品を自動車
の運転席から操作するための入力装置がある。例えば特
開2000-203356号公報に記載の入力装置によ
れば、ディスプレイ上にタッチパネルを貼り付けた構造
を有しており、タッチパネルを介してディスプレイに映
し出された画像のキーを指示することにより、必要な操
作指示を入力する。
ウ、リヤデフォッガ等のような自動車用電装品を自動車
の運転席から操作するための入力装置がある。例えば特
開2000-203356号公報に記載の入力装置によ
れば、ディスプレイ上にタッチパネルを貼り付けた構造
を有しており、タッチパネルを介してディスプレイに映
し出された画像のキーを指示することにより、必要な操
作指示を入力する。
【0003】詳しくは、複数の電装品のそれぞれに対応
したキーが映し出されたメニュー画面が初期状態におい
てディスプレイに表示されており、キーまたは音声入力
により操作を選択する電装品に対応する画面に切り替え
る。そして、その画面に映し出されたキーを指示して電
装品を操作するのである。
したキーが映し出されたメニュー画面が初期状態におい
てディスプレイに表示されており、キーまたは音声入力
により操作を選択する電装品に対応する画面に切り替え
る。そして、その画面に映し出されたキーを指示して電
装品を操作するのである。
【0004】上記公報に記載の装置によれば、電装品を
操作するためのキーを一箇所に集中できるので、ドライ
バーにとって大変便利である。また、メニュー画面から
操作を選択する電装品に対応する画面への切り替えを音
声入力により可能とすることにより、ドライバーがメニ
ュー画面上で操作を選択する電装品のキーを探す手間を
省くことができる。
操作するためのキーを一箇所に集中できるので、ドライ
バーにとって大変便利である。また、メニュー画面から
操作を選択する電装品に対応する画面への切り替えを音
声入力により可能とすることにより、ドライバーがメニ
ュー画面上で操作を選択する電装品のキーを探す手間を
省くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の装置によれば、電装品を操作するには最終的にキー
を指示しなければならず、特に、サンルーフやパワーウ
インドウのような開閉の操作をする場合、開閉状態を目
視で確認しながらキーを指示し続けなければならないの
で、運転に支障を来たすことがあった。
載の装置によれば、電装品を操作するには最終的にキー
を指示しなければならず、特に、サンルーフやパワーウ
インドウのような開閉の操作をする場合、開閉状態を目
視で確認しながらキーを指示し続けなければならないの
で、運転に支障を来たすことがあった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、電装品の操作性を向上させることができる自動
車用電装品操作装置を提供することを目的とする。
もので、電装品の操作性を向上させることができる自動
車用電装品操作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用電
装品操作装置は、自動車に装備された電装品の段階的変
化状態を指示位置によって指示するための操作キーと、
操作キーの指示位置に対応した段階的変化状態となるよ
うに電装品を制御する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
装品操作装置は、自動車に装備された電装品の段階的変
化状態を指示位置によって指示するための操作キーと、
操作キーの指示位置に対応した段階的変化状態となるよ
うに電装品を制御する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0008】本発明に係る自動車用電装品操作装置によ
れば、操作キーの指示位置に対応した電装品の段階的変
化状態にできるので、ドライバーは電装品を操作する際
に電装品を目視しながら操作キーを押し続ける必要がな
くなる。
れば、操作キーの指示位置に対応した電装品の段階的変
化状態にできるので、ドライバーは電装品を操作する際
に電装品を目視しながら操作キーを押し続ける必要がな
くなる。
【0009】本発明に係る自動車用電装品操作装置にお
いて、操作キーを指示することによりその指示位置に対
応する段階的変化状態を音声で案内する音声案内手段を
更に備え、その指示位置で操作キーをさらに大きい力で
指示することにより制御手段は電装品の制御を開始す
る、ようにすることができる。
いて、操作キーを指示することによりその指示位置に対
応する段階的変化状態を音声で案内する音声案内手段を
更に備え、その指示位置で操作キーをさらに大きい力で
指示することにより制御手段は電装品の制御を開始す
る、ようにすることができる。
【0010】これによれば、ドライバーは、その指示位
置における段階的変化状態(例えばサンルーフの場合、
閉じる、全開、半分開ける等の開閉状態)を音声案内に
より知ることができる。よって、ドライバーは操作キー
を見ることなくその指示位置における段階的変化状態を
把握できるので、運転に集中することができる。また、
電装品の制御の開始前に、段階的変化状態を知ることが
できるので、無駄な操作を防止できる。
置における段階的変化状態(例えばサンルーフの場合、
閉じる、全開、半分開ける等の開閉状態)を音声案内に
より知ることができる。よって、ドライバーは操作キー
を見ることなくその指示位置における段階的変化状態を
把握できるので、運転に集中することができる。また、
電装品の制御の開始前に、段階的変化状態を知ることが
できるので、無駄な操作を防止できる。
【0011】本発明に係る自動車用電装品操作装置にお
いて、音声案内手段は、制御手段による電装品の制御開
始を音声により案内する、ようにすることができる。
いて、音声案内手段は、制御手段による電装品の制御開
始を音声により案内する、ようにすることができる。
【0012】これによれば、ドライバーや同乗者は電装
品を見ることなく電装品の制御の開始を知ることができ
る。よって、制御の開始に気がつかないでドライバーや
同乗者が電装品に触れていることにより発生する事故を
防ぐことができる。
品を見ることなく電装品の制御の開始を知ることができ
る。よって、制御の開始に気がつかないでドライバーや
同乗者が電装品に触れていることにより発生する事故を
防ぐことができる。
【0013】本発明に係る自動車用電装品操作装置にお
いて、音声案内手段は、制御手段による電装品の制御終
了を音声により案内する、ようにすることができる。
いて、音声案内手段は、制御手段による電装品の制御終
了を音声により案内する、ようにすることができる。
【0014】これによれば、ドライバーや同乗者は電装
品を見なくても電装品の制御の終了を知ることができる
ので、制御の終了前であるにもかかわらず、それに気が
つかないで発生する事故を防ぐことができる。
品を見なくても電装品の制御の終了を知ることができる
ので、制御の終了前であるにもかかわらず、それに気が
つかないで発生する事故を防ぐことができる。
【0015】本発明に係る他の自動車用電装品操作装置
は、音声命令を入力するための入力手段と、表示切り替
えのための音声命令が入力手段に入力されることによ
り、自動車に装備された複数の電装品を示すメニュー画
面の表示から、メニュー画面に示された複数の電装品の
うち操作を選択した電装品と対応する選択画面の表示
に、切り替えられる表示手段と、表示手段に選択画面が
表示中に、操作を選択した電装品の動作命令となる音声
命令が入力手段に入力されたとき、操作を選択した電装
品の現在の動作状態が動作命令により達成される動作状
態と異なる場合、操作を選択した電装品を動作命令に従
う動作状態に変える制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
は、音声命令を入力するための入力手段と、表示切り替
えのための音声命令が入力手段に入力されることによ
り、自動車に装備された複数の電装品を示すメニュー画
面の表示から、メニュー画面に示された複数の電装品の
うち操作を選択した電装品と対応する選択画面の表示
に、切り替えられる表示手段と、表示手段に選択画面が
表示中に、操作を選択した電装品の動作命令となる音声
命令が入力手段に入力されたとき、操作を選択した電装
品の現在の動作状態が動作命令により達成される動作状
態と異なる場合、操作を選択した電装品を動作命令に従
う動作状態に変える制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0016】本発明に係る他の自動車用電装品操作装置
によれば、メニュー画面の表示から操作を選択した電装
品と対応する選択画面への表示の切り替えおよびその電
装品の動作状態を変える制御を音声入力により行ってい
る。したがって、ドライバーはハンズフリーで所望の電
装品の操作ができる。
によれば、メニュー画面の表示から操作を選択した電装
品と対応する選択画面への表示の切り替えおよびその電
装品の動作状態を変える制御を音声入力により行ってい
る。したがって、ドライバーはハンズフリーで所望の電
装品の操作ができる。
【0017】本発明に係る他の自動車用電装品操作装置
において、操作を選択した電装品の動作状態を変える制
御をしたときはその制御内容を音声により案内すると共
に、その動作状態を変えないときは音声案内をしない、
音声案内手段を更に備えることができる。
において、操作を選択した電装品の動作状態を変える制
御をしたときはその制御内容を音声により案内すると共
に、その動作状態を変えないときは音声案内をしない、
音声案内手段を更に備えることができる。
【0018】これによれば、ドライバーは無駄な操作を
することなく、電装品の動作状態を変える操作をするこ
とができる。
することなく、電装品の動作状態を変える操作をするこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態に係る自動車用電装品操作装置(以下、操作装置
と記載する場合もある。)について説明する。
施形態に係る自動車用電装品操作装置(以下、操作装置
と記載する場合もある。)について説明する。
【0020】(第1実施形態)第1実施形態に係る自動
車用電装品操作装置の構造について説明する。図1はこ
の操作装置1の機能ブロック図である。自動車用電装品
操作装置1は、タッチパネル式の入力部として機能する
表示部(表示手段)3と、自動車に装備された電装品の
動作や操作の処理、表示部3の画面表示や表示切り替へ
などの処理、表示部3からの入力処理などの各種処理を
するための制御部(制御手段)5と、電装品の操作を音
声入力により行う場合に利用される音声入力部7と、電
装品を操作するときに音声案内に利用される音声出力部
9と、音声案内や音声入力のための各種処理をする音声
処理部11と、を備える。
車用電装品操作装置の構造について説明する。図1はこ
の操作装置1の機能ブロック図である。自動車用電装品
操作装置1は、タッチパネル式の入力部として機能する
表示部(表示手段)3と、自動車に装備された電装品の
動作や操作の処理、表示部3の画面表示や表示切り替へ
などの処理、表示部3からの入力処理などの各種処理を
するための制御部(制御手段)5と、電装品の操作を音
声入力により行う場合に利用される音声入力部7と、電
装品を操作するときに音声案内に利用される音声出力部
9と、音声案内や音声入力のための各種処理をする音声
処理部11と、を備える。
【0021】なお、音声入力部7と音声処理部11で音
声命令を入力するための入力手段が構成され、音声出力
部9および音声処理部11により音声案内手段が構成さ
れる。操作キーについては図11の箇所で説明する。
声命令を入力するための入力手段が構成され、音声出力
部9および音声処理部11により音声案内手段が構成さ
れる。操作キーについては図11の箇所で説明する。
【0022】制御部5や音声処理部11の機能は、例え
ば各種プロセッサ(CPU、MPU)やASICと、所
定のプログラムと、ハードディスクや半導体メモリのよ
うな記憶装置と、により実現できる。制御部5のうち電
装品の動作を制御する部分にはリレーやトランジスタの
ようなスイッチが含まれる。音声入力部7の機能はマイ
クのような音声を電気信号に変換する装置により実現で
きる。音声出力部9の機能はスピーカのような電気信号
を音声に変換する装置により実現できる。
ば各種プロセッサ(CPU、MPU)やASICと、所
定のプログラムと、ハードディスクや半導体メモリのよ
うな記憶装置と、により実現できる。制御部5のうち電
装品の動作を制御する部分にはリレーやトランジスタの
ようなスイッチが含まれる。音声入力部7の機能はマイ
クのような音声を電気信号に変換する装置により実現で
きる。音声出力部9の機能はスピーカのような電気信号
を音声に変換する装置により実現できる。
【0023】次に、表示部3の構造について説明する。
図2は表示部3の平面図である。表示部1には様々な画
面が切り替え表示され、各画面において入力装置として
機能する。図2にはメニュー画面が示されている。メニ
ュー画面上の中央部には九個の矩形状のキー13a〜1
3iが行列状に表示されている。キー13a〜13iに
より操作される電装品が自動車に装備されている。
図2は表示部3の平面図である。表示部1には様々な画
面が切り替え表示され、各画面において入力装置として
機能する。図2にはメニュー画面が示されている。メニ
ュー画面上の中央部には九個の矩形状のキー13a〜1
3iが行列状に表示されている。キー13a〜13iに
より操作される電装品が自動車に装備されている。
【0024】キー13aはリヤデフォッガ用、キー13
bはATスノーホールド用、キー13cはクルーズメイ
ンSW用、キー13dはワイパーデアイサ用、キー13
eはフォグランプ用、キー13fはトラクション制御ユ
ニット用である。これらのキーを押圧することにより、
それぞれの電装品についてON/OFFの動作状態を変
えることができる。なお、キーの押圧はキーの指示の一
例である。図2ではキー13a〜13fで操作される電
装品の動作状態がOFFであることを示しており、ON
の動作状態の電装品についてはその電装品に対応するキ
ーの表示が反転される。
bはATスノーホールド用、キー13cはクルーズメイ
ンSW用、キー13dはワイパーデアイサ用、キー13
eはフォグランプ用、キー13fはトラクション制御ユ
ニット用である。これらのキーを押圧することにより、
それぞれの電装品についてON/OFFの動作状態を変
えることができる。なお、キーの押圧はキーの指示の一
例である。図2ではキー13a〜13fで操作される電
装品の動作状態がOFFであることを示しており、ON
の動作状態の電装品についてはその電装品に対応するキ
ーの表示が反転される。
【0025】一方、キー13gはパワーウインドウ用、
キー13hはリモコンドアミラー用、キー13iはサン
ルーフ用である。これらのキーを押圧することにより、
それぞれの電装品を操作するための選択画面(例えば、
図11)に切り替わる。なお、メニュー画面の状態で音
声入力によりこれらの選択画面に切り替えることもでき
る。
キー13hはリモコンドアミラー用、キー13iはサン
ルーフ用である。これらのキーを押圧することにより、
それぞれの電装品を操作するための選択画面(例えば、
図11)に切り替わる。なお、メニュー画面の状態で音
声入力によりこれらの選択画面に切り替えることもでき
る。
【0026】メニュー画面上の上部には、上記キー三個
分の横寸法と略等しい横寸法の矩形状の動作表示領域1
5が配置されている。この領域15には、キー13a〜
13iにより操作される電装品の動作の詳細が表示され
る。図2は全ての電装品のスイッチがOFF状態を表示
している。
分の横寸法と略等しい横寸法の矩形状の動作表示領域1
5が配置されている。この領域15には、キー13a〜
13iにより操作される電装品の動作の詳細が表示され
る。図2は全ての電装品のスイッチがOFF状態を表示
している。
【0027】メニュー画面上の下部には、動作表示領域
15の寸法と等しい寸法の矩形状のキー17が配置され
ている。複数の電装品を動作させている場合、キー17
の押圧を繰り返すことにより、動作表示領域15には動
作している電装品の動作の詳細が順に表示される。
15の寸法と等しい寸法の矩形状のキー17が配置され
ている。複数の電装品を動作させている場合、キー17
の押圧を繰り返すことにより、動作表示領域15には動
作している電装品の動作の詳細が順に表示される。
【0028】図3は表示部3をII-II線に沿って切断し
た断面図である。表示部3は、ベース19と、これと間
を空けてこの上に配置されたディスプレイ21と、ディ
スプレイ21の上面に貼り付けられた透明のタッチパネ
ル23と、を備える。
た断面図である。表示部3は、ベース19と、これと間
を空けてこの上に配置されたディスプレイ21と、ディ
スプレイ21の上面に貼り付けられた透明のタッチパネ
ル23と、を備える。
【0029】ディスプレイ21の下面の端縁にはディス
プレイ21を支持するための支持部25が取り付けられ
ている。支持部25は内側部25aと外側部25bとか
ら構成されており、内側部25aと外側部25bとの隙
間にはコイルバネ27が配置されている。ベース19上
に固定された挿入部材29は、その先端がコイルバネ2
7に当接した状態で上記隙間に嵌め込まれている。タッ
チパネル23が押圧された場合にこれに抗するようにコ
イルバネ27の付勢力が作用する。
プレイ21を支持するための支持部25が取り付けられ
ている。支持部25は内側部25aと外側部25bとか
ら構成されており、内側部25aと外側部25bとの隙
間にはコイルバネ27が配置されている。ベース19上
に固定された挿入部材29は、その先端がコイルバネ2
7に当接した状態で上記隙間に嵌め込まれている。タッ
チパネル23が押圧された場合にこれに抗するようにコ
イルバネ27の付勢力が作用する。
【0030】ディスプレイ21の下面の中央部には互い
に間を空けて電極31aと電極31bが取り付けられて
いる。これらの電極とベース19との間の空間には台座
33が配置されており、台座33は吊り下げ部材35に
よりディスプレイ21に吊り下げられている。台座33
や吊り下げ部材35はゴムのような弾性材料からできて
いる。台座33には電極31a,31bと対向するよう
に導電板37が固定されている。
に間を空けて電極31aと電極31bが取り付けられて
いる。これらの電極とベース19との間の空間には台座
33が配置されており、台座33は吊り下げ部材35に
よりディスプレイ21に吊り下げられている。台座33
や吊り下げ部材35はゴムのような弾性材料からできて
いる。台座33には電極31a,31bと対向するよう
に導電板37が固定されている。
【0031】ディスプレイ21には、表示部3に表示さ
れるメニュー画面(図2)や選択画面など画面が映し出
される。ディスプレイ21としては、例えば、LCD(L
iquid Crystal Display)、VFD(Vacuum Fluorescent
Display)、ELD(Electroluminescent Display)、FE
D(Field Emission Display)がある。
れるメニュー画面(図2)や選択画面など画面が映し出
される。ディスプレイ21としては、例えば、LCD(L
iquid Crystal Display)、VFD(Vacuum Fluorescent
Display)、ELD(Electroluminescent Display)、FE
D(Field Emission Display)がある。
【0032】タッチパネル23は押圧した点を検出でき
る装置であり、例えば、抵抗膜式、赤外線式、静電容量
式、ピエゾ圧電式がある。抵抗膜式を用いてタッチパネ
ル23の詳細を説明する。図4は抵抗膜式のタッチパネ
ル23の概略構成を示す分解斜視図である。
る装置であり、例えば、抵抗膜式、赤外線式、静電容量
式、ピエゾ圧電式がある。抵抗膜式を用いてタッチパネ
ル23の詳細を説明する。図4は抵抗膜式のタッチパネ
ル23の概略構成を示す分解斜視図である。
【0033】透明のタッチパネル23は、上下のパネル
に形成された透明導電膜が接触した位置を抵抗値の変化
として検出するものである。図4のタッチパネル23
は、対向配置された下側パネル50および上側パネル6
0を備える。下側パネル50は、ガラス板51の上面の
ほぼ全面に抵抗膜となるITO(錫添加酸化インジウ
ム)などの透明導電膜52を形成し、図中Y方向の両端
に位置検出用電極53a,53bを形成してなる。
に形成された透明導電膜が接触した位置を抵抗値の変化
として検出するものである。図4のタッチパネル23
は、対向配置された下側パネル50および上側パネル6
0を備える。下側パネル50は、ガラス板51の上面の
ほぼ全面に抵抗膜となるITO(錫添加酸化インジウ
ム)などの透明導電膜52を形成し、図中Y方向の両端
に位置検出用電極53a,53bを形成してなる。
【0034】また、上側パネル60は、可撓性のある透
明樹脂フィルム61の下面のほぼ全面に抵抗膜となるI
TOなどの透明導電膜62を形成し、図中X方向の両端
に位置検出用電極63a,63bを形成してなる。な
お、下側パネル50と上側パネル60とは図5に拡大断
面図を示すように、透明絶縁体からなるドットスペーサ
54を介して対向配置され、常時は上下の透明導電膜5
2,62が離間した状態となっている。
明樹脂フィルム61の下面のほぼ全面に抵抗膜となるI
TOなどの透明導電膜62を形成し、図中X方向の両端
に位置検出用電極63a,63bを形成してなる。な
お、下側パネル50と上側パネル60とは図5に拡大断
面図を示すように、透明絶縁体からなるドットスペーサ
54を介して対向配置され、常時は上下の透明導電膜5
2,62が離間した状態となっている。
【0035】下側パネル50の電極53aと上側パネル
60の電極63bは、それぞれスイッチSW1,SW2
を介して電源に接続され、下側パネル50の電極53b
と上側パネル60の電極63aは、それぞれスイッチS
W3,SW4を介して接地されている。
60の電極63bは、それぞれスイッチSW1,SW2
を介して電源に接続され、下側パネル50の電極53b
と上側パネル60の電極63aは、それぞれスイッチS
W3,SW4を介して接地されている。
【0036】図4のタッチパネル23の上側パネル60
の点Pの位置が押圧されると、図5に示すように、透明
樹脂フィルム61が撓んで、上下の透明導電膜52,6
2が接触する。このとき、スイッチSW1,SW3をO
N状態、スイッチSW2,SW4をOFF状態にする
と、電極53a,53b間には、それぞれ電源電圧Vc
cと接地電圧とが与えられるので、電極63aからは、
点PのX方向位置xに応じて電源電圧Vccを分圧した
電圧が得られる。これがX座標検出信号として図示しな
い検出回路に出力される。
の点Pの位置が押圧されると、図5に示すように、透明
樹脂フィルム61が撓んで、上下の透明導電膜52,6
2が接触する。このとき、スイッチSW1,SW3をO
N状態、スイッチSW2,SW4をOFF状態にする
と、電極53a,53b間には、それぞれ電源電圧Vc
cと接地電圧とが与えられるので、電極63aからは、
点PのX方向位置xに応じて電源電圧Vccを分圧した
電圧が得られる。これがX座標検出信号として図示しな
い検出回路に出力される。
【0037】同様に、スイッチSW2,SW4をON状
態、スイッチSW1,SW3をOFF状態にすると、電
極63a,63b間には、それぞれ電源電圧Vccと接
地電圧とが与えられるので、電極53bからは、点Pの
Y方向位置yに応じて電源電圧Vccを分圧した電圧が
得られる。これがY座標検出信号として図示しない検出
回路に出力される。
態、スイッチSW1,SW3をOFF状態にすると、電
極63a,63b間には、それぞれ電源電圧Vccと接
地電圧とが与えられるので、電極53bからは、点Pの
Y方向位置yに応じて電源電圧Vccを分圧した電圧が
得られる。これがY座標検出信号として図示しない検出
回路に出力される。
【0038】次に、表示部3のキー押圧動作について図
6および図7を用いて説明する。図6および図7は表示
部3の断面図であり、図3と同じ断面を示している。ま
ず、図6を参照して、ドライバーが指Fで表示部3に表
示されたキー(例えば図2に示すキー13a〜13iの
いずれか)を押圧する(弱い力で押圧)。この場合、コ
イルバネ27は圧縮されず又は僅かに圧縮されるだけな
ので、電極31a,31bが導電板37と接触しない状
態が維持される。
6および図7を用いて説明する。図6および図7は表示
部3の断面図であり、図3と同じ断面を示している。ま
ず、図6を参照して、ドライバーが指Fで表示部3に表
示されたキー(例えば図2に示すキー13a〜13iの
いずれか)を押圧する(弱い力で押圧)。この場合、コ
イルバネ27は圧縮されず又は僅かに圧縮されるだけな
ので、電極31a,31bが導電板37と接触しない状
態が維持される。
【0039】この押圧により、タッチパネル23では押
圧位置、つまり押圧したキーが検出され、自動車用電装
品操作装置1は、これに対応する処理をする。例えば、
キー13aを押圧した場合、音声出力部9から「リヤデ
フォッガキー」とキー13aの名称が音声案内される。
これにより、ドライバーは表示部3を見ることなく、所
望のキーを探すことができるので、運転中に電装品を操
作する場合には便利である。
圧位置、つまり押圧したキーが検出され、自動車用電装
品操作装置1は、これに対応する処理をする。例えば、
キー13aを押圧した場合、音声出力部9から「リヤデ
フォッガキー」とキー13aの名称が音声案内される。
これにより、ドライバーは表示部3を見ることなく、所
望のキーを探すことができるので、運転中に電装品を操
作する場合には便利である。
【0040】一方、図7を参照して、ドライバーが指F
で表示部3に表示されたキーをさらに大きい力で押圧す
る(強い力で押圧)。図6と同様に押圧したキーについ
てタッチパネル23により検出される。また、この押圧
により、コイルバネ27が圧縮されて台座33がベース
19に当接し、さらにコイルバネ27が圧縮されて電極
31a,31bが導電板37と接触する。この結果、操
作装置1は確定処理をする。例えば、キー13aを押圧
した場合、リヤデフォッガのON/OFFの動作状態の
切り替えがされる。
で表示部3に表示されたキーをさらに大きい力で押圧す
る(強い力で押圧)。図6と同様に押圧したキーについ
てタッチパネル23により検出される。また、この押圧
により、コイルバネ27が圧縮されて台座33がベース
19に当接し、さらにコイルバネ27が圧縮されて電極
31a,31bが導電板37と接触する。この結果、操
作装置1は確定処理をする。例えば、キー13aを押圧
した場合、リヤデフォッガのON/OFFの動作状態の
切り替えがされる。
【0041】次に、第1実施形態に係る操作装置の動作
を図8〜図13により、サンルーフの操作を例として説
明する。図8はこの動作を説明するフローチャートであ
る。図9〜図13は、この動作のステップを説明する図
である。図9〜図13中の(a)は表示部3の平面図で
あり、(b)はその断面図である。
を図8〜図13により、サンルーフの操作を例として説
明する。図8はこの動作を説明するフローチャートであ
る。図9〜図13は、この動作のステップを説明する図
である。図9〜図13中の(a)は表示部3の平面図で
あり、(b)はその断面図である。
【0042】まず、初期状態において、表示部3には図
2に示すメニュー画面が表示されている(ステップS
1)。そして、ドライバーが指でキー13iを弱い力で
押圧したか判断される(ステップS3)。押圧しない場
合、ステップS1に戻る。一方、図9に示すように、ド
ライバーが指Fで弱い力でキー13iを押圧した場合、
図1の音声処理部11から音声案内のための所定の音声
情報が音声出力部9に送られて、そこから例えば「サン
ルーフキー」と音声案内される(ステップS5)。
2に示すメニュー画面が表示されている(ステップS
1)。そして、ドライバーが指でキー13iを弱い力で
押圧したか判断される(ステップS3)。押圧しない場
合、ステップS1に戻る。一方、図9に示すように、ド
ライバーが指Fで弱い力でキー13iを押圧した場合、
図1の音声処理部11から音声案内のための所定の音声
情報が音声出力部9に送られて、そこから例えば「サン
ルーフキー」と音声案内される(ステップS5)。
【0043】次に、ドライバーが指Fでキー13iを強
い力で押圧したか判断される(ステップS7)。強い力
で押圧しない場合はステップS1に戻る。一方、図10
に示すように強い力で押圧した場合、サンルーフを操作
するための選択画面、つまり操作を選択した電装品と対
応する選択画面に表示部3の表示が切り替わる(ステッ
プS9)。この選択画面を図11に示す。そして、音声
処理部11から所定の音声情報が音声出力部9に送られ
て、例えば「サンルーフ選択画面を表示しました」と音
声案内される。
い力で押圧したか判断される(ステップS7)。強い力
で押圧しない場合はステップS1に戻る。一方、図10
に示すように強い力で押圧した場合、サンルーフを操作
するための選択画面、つまり操作を選択した電装品と対
応する選択画面に表示部3の表示が切り替わる(ステッ
プS9)。この選択画面を図11に示す。そして、音声
処理部11から所定の音声情報が音声出力部9に送られ
て、例えば「サンルーフ選択画面を表示しました」と音
声案内される。
【0044】なお、音声入力により選択画面に切り替え
ることもできる。詳しくは、図1の音声処理部11にド
ライバーの音声による「サンルーフ」というような音声
情報を予め記憶させておく。そして、図2に示すメニュ
ー画面の状態で図1の音声入力部7に、ドライバーが
「サンルーフ」と音声命令を入力する。この音声命令が
音声処理部11に送られて、予め登録されている上記音
声情報と比較される。そして、音声処理部11が入力さ
れた音声命令を「サンルーフ」と認識した場合、サンル
ーフの選択画面に切り替える命令を制御部5にする。こ
れにより、表示部3に選択画面が表示される。
ることもできる。詳しくは、図1の音声処理部11にド
ライバーの音声による「サンルーフ」というような音声
情報を予め記憶させておく。そして、図2に示すメニュ
ー画面の状態で図1の音声入力部7に、ドライバーが
「サンルーフ」と音声命令を入力する。この音声命令が
音声処理部11に送られて、予め登録されている上記音
声情報と比較される。そして、音声処理部11が入力さ
れた音声命令を「サンルーフ」と認識した場合、サンル
ーフの選択画面に切り替える命令を制御部5にする。こ
れにより、表示部3に選択画面が表示される。
【0045】ここで、図11に表示された階段形状のキ
ー39について説明する。キー39は押圧位置(指示位
置の一例)によりサンルーフの開閉状態(電装品の段階
的変化状態の一例)を操作する操作キーとして機能す
る。詳しくは、キー39には左から右に向かうに従い順
に、押圧位置39a〜39eがある。サンルーフ開閉状
態は、位置39aが完全に閉じる、位置39bが四分の
一開ける、位置39cが半分開ける、位置39dが四分
の三開ける、位置39eが全開する、である。第1実施
形態では開閉状態を5段階に分けているが、任意に分け
ることができる。
ー39について説明する。キー39は押圧位置(指示位
置の一例)によりサンルーフの開閉状態(電装品の段階
的変化状態の一例)を操作する操作キーとして機能す
る。詳しくは、キー39には左から右に向かうに従い順
に、押圧位置39a〜39eがある。サンルーフ開閉状
態は、位置39aが完全に閉じる、位置39bが四分の
一開ける、位置39cが半分開ける、位置39dが四分
の三開ける、位置39eが全開する、である。第1実施
形態では開閉状態を5段階に分けているが、任意に分け
ることができる。
【0046】キー39を弱い力で押圧(指示の一例)す
ると、押圧位置に応じて、音声処理部11から所定の音
声情報が音声出力部9に送られ、そこから音声案内が出
力される。この音声案内としては、例えば、位置39a
から位置39eに従って順に音が大きくなるブザーがあ
る。これにより、ドライバーは、押圧位置39a〜39
eに対応した開閉状態を音声案内により知ることができ
る。よって、ドライバーはキー39を見ることなくその
押圧位置における開閉状態を把握できるので、運転に集
中することができる。また、サンルーフの制御の開始前
に、開閉状態を知ることができるので、無駄な開閉を防
止できる。
ると、押圧位置に応じて、音声処理部11から所定の音
声情報が音声出力部9に送られ、そこから音声案内が出
力される。この音声案内としては、例えば、位置39a
から位置39eに従って順に音が大きくなるブザーがあ
る。これにより、ドライバーは、押圧位置39a〜39
eに対応した開閉状態を音声案内により知ることができ
る。よって、ドライバーはキー39を見ることなくその
押圧位置における開閉状態を把握できるので、運転に集
中することができる。また、サンルーフの制御の開始前
に、開閉状態を知ることができるので、無駄な開閉を防
止できる。
【0047】一方、キー39を強い力(さらに大きい
力)で押圧(指示の一例)すると、制御部5はサンルー
フの開閉制御を開始して、押圧位置39a〜39eに対
応する開閉状態だけサンルーフが開閉される。これによ
り、ドライバーはサンルーフを目視しながらキーを押し
続ける必要がなくなる。
力)で押圧(指示の一例)すると、制御部5はサンルー
フの開閉制御を開始して、押圧位置39a〜39eに対
応する開閉状態だけサンルーフが開閉される。これによ
り、ドライバーはサンルーフを目視しながらキーを押し
続ける必要がなくなる。
【0048】さて、ステップS11において、ドライバ
ーがキー(操作キー)39を指Fにより弱い力で押圧し
たか判断される。押圧しないと、ステップS1に戻り画
面がメニュー画面に切り替わる。一方、図12に示すよ
うに押圧すると、サンルーフの開閉状態と対応した大き
さのブザー音が音声出力部9から出力される(ステップ
S13)。図12では押圧位置39c(半分開ける)が
押されているので、押圧位置39a(完全に閉じる)の
ブザー音と押圧位置39e(完全に開ける)のブザー音
との中間の大きさのブザー音となる。
ーがキー(操作キー)39を指Fにより弱い力で押圧し
たか判断される。押圧しないと、ステップS1に戻り画
面がメニュー画面に切り替わる。一方、図12に示すよ
うに押圧すると、サンルーフの開閉状態と対応した大き
さのブザー音が音声出力部9から出力される(ステップ
S13)。図12では押圧位置39c(半分開ける)が
押されているので、押圧位置39a(完全に閉じる)の
ブザー音と押圧位置39e(完全に開ける)のブザー音
との中間の大きさのブザー音となる。
【0049】次に、ステップS15において、ドライバ
ーがキー(操作キー)39を強い力で押圧したか判断さ
れる。この力で押圧しない場合はステップS1に戻る。
一方、図13に示すように、強い力で押圧すると、サン
ルーフの開閉状態が確定する。これにより、サンルーフ
を開閉する制御が開始される(ステップS17)。図1
3では押圧位置39cを押しているので、サンルーフを
半分開ける制御がされる。詳しくは、制御部5におい
て、現在のサンルーフの開閉状態から半分開けた状態に
するのに必要なサンルーフの開閉量を演算する。そし
て、この演算結果を基にして制御部5はサンルーフの開
閉制御をする。これにより、サンルーフは半分開いた状
態にされる。
ーがキー(操作キー)39を強い力で押圧したか判断さ
れる。この力で押圧しない場合はステップS1に戻る。
一方、図13に示すように、強い力で押圧すると、サン
ルーフの開閉状態が確定する。これにより、サンルーフ
を開閉する制御が開始される(ステップS17)。図1
3では押圧位置39cを押しているので、サンルーフを
半分開ける制御がされる。詳しくは、制御部5におい
て、現在のサンルーフの開閉状態から半分開けた状態に
するのに必要なサンルーフの開閉量を演算する。そし
て、この演算結果を基にして制御部5はサンルーフの開
閉制御をする。これにより、サンルーフは半分開いた状
態にされる。
【0050】なお、音声処理部11から所定の音声情報
が音声出力部9に送られることにより、サンルーフの開
閉のための制御開始を音声により案内される。詳しく
は、サンルーフが閉じる方向に動作する場合、「サンル
ーフが閉じる方向に動作」という音声案内がされ、一
方、開ける方向に動作する場合、「サンルーフが開ける
方向に動作」と音声案内される。これにより、ドライバ
ーや同乗者はサンルーフを見ることなくサンルーフの開
閉のための制御の開始を知ることができるので、開閉の
ための制御の開始に気づかないでドライバーや同乗者が
サンルーフに触れていることにより発生する事故(例え
ば手がサンルーフとサンルーフの枠部との間に挟まる)
を防ぐことができる。
が音声出力部9に送られることにより、サンルーフの開
閉のための制御開始を音声により案内される。詳しく
は、サンルーフが閉じる方向に動作する場合、「サンル
ーフが閉じる方向に動作」という音声案内がされ、一
方、開ける方向に動作する場合、「サンルーフが開ける
方向に動作」と音声案内される。これにより、ドライバ
ーや同乗者はサンルーフを見ることなくサンルーフの開
閉のための制御の開始を知ることができるので、開閉の
ための制御の開始に気づかないでドライバーや同乗者が
サンルーフに触れていることにより発生する事故(例え
ば手がサンルーフとサンルーフの枠部との間に挟まる)
を防ぐことができる。
【0051】そして、サンルーフの開閉のための制御が
終了した場合は、音声処理部11から所定の音声情報が
音声出力部9に送られて、ブザー音による音声案内がさ
れる。これにより、ドライバーや同乗者はサンルーフを
見なくてもサンルーフの開閉のための制御の終了を知る
ことができる。よって、開閉のための制御の終了前であ
るにもかかわらず、それに気がつかないで発生する事故
(例えば上記の手が挟まる事故)を防ぐことができる。
なお、ブザー音の替わりに「開閉動作終了」というよう
な音声案内でもよい。
終了した場合は、音声処理部11から所定の音声情報が
音声出力部9に送られて、ブザー音による音声案内がさ
れる。これにより、ドライバーや同乗者はサンルーフを
見なくてもサンルーフの開閉のための制御の終了を知る
ことができる。よって、開閉のための制御の終了前であ
るにもかかわらず、それに気がつかないで発生する事故
(例えば上記の手が挟まる事故)を防ぐことができる。
なお、ブザー音の替わりに「開閉動作終了」というよう
な音声案内でもよい。
【0052】以上のように第1実施形態によれば、操作
キーであるキー39の押圧位置39a〜39e(図1
1)に応じて、サンルーフの開閉量が異なるようにして
いるので、ドライバーはサンルーフの開閉状態を操作す
る際にサンルーフを目視しながらキーを押し続ける必要
がない。このように、第1実施形態によれば、サンルー
フの操作性が向上するので、自動車の運転の安全性を確
保できる。なお、動作の操作が必要な電装品(例えば、
パワーウインドウ)ならば、サンルーフに限らず第1実
施形態を適用することができる。
キーであるキー39の押圧位置39a〜39e(図1
1)に応じて、サンルーフの開閉量が異なるようにして
いるので、ドライバーはサンルーフの開閉状態を操作す
る際にサンルーフを目視しながらキーを押し続ける必要
がない。このように、第1実施形態によれば、サンルー
フの操作性が向上するので、自動車の運転の安全性を確
保できる。なお、動作の操作が必要な電装品(例えば、
パワーウインドウ)ならば、サンルーフに限らず第1実
施形態を適用することができる。
【0053】(第2実施形態)第2実施形態に係る自動
車用電装品操作装置について、第1実施形態との相違を
中心に説明する。図13で説明したように第1実施形態
では、キー39を押圧(強い力で押圧)することにより
電装品の動作状態を変える制御の確定をしていた。これ
に対して、第2実施形態では音声入力によりこの確定を
する。第2実施形態の構造は第1実施形態と同じであ
る。よって、第2実施形態を機能ブロックで表すと図1
に示すようになり、表示部3の断面図は図3に示すよう
になる。
車用電装品操作装置について、第1実施形態との相違を
中心に説明する。図13で説明したように第1実施形態
では、キー39を押圧(強い力で押圧)することにより
電装品の動作状態を変える制御の確定をしていた。これ
に対して、第2実施形態では音声入力によりこの確定を
する。第2実施形態の構造は第1実施形態と同じであ
る。よって、第2実施形態を機能ブロックで表すと図1
に示すようになり、表示部3の断面図は図3に示すよう
になる。
【0054】第2実施形態の動作についてリヤデフォッ
ガを例にして説明する。図14はこの動作を説明するた
めのフローチャートであり、図15〜図18は、この動
作のステップを説明する図である。図15〜図18中の
(a)は表示部3の平面図であり、(b)はその断面図
である。
ガを例にして説明する。図14はこの動作を説明するた
めのフローチャートであり、図15〜図18は、この動
作のステップを説明する図である。図15〜図18中の
(a)は表示部3の平面図であり、(b)はその断面図
である。
【0055】まず、図15に示す初期状態において、表
示部3にはメニュー画面が表示されている(ステップT
1)。メニュー画面には六個の矩形状のキー41a〜4
1fが行列状に表示されている。自動車にはキー41a
〜41fにより操作される電装品が装備されている。な
お、第2実施形態において図2に示すメニュー画面にす
ることも当然可能である。
示部3にはメニュー画面が表示されている(ステップT
1)。メニュー画面には六個の矩形状のキー41a〜4
1fが行列状に表示されている。自動車にはキー41a
〜41fにより操作される電装品が装備されている。な
お、第2実施形態において図2に示すメニュー画面にす
ることも当然可能である。
【0056】キー41aはリヤデフォッガ用、キー41
bはフォグランプ用、キー41cはエアコン用、キー4
1dはパワーウインドウ用、キー41eはリモコンドア
ミラー用、キー41fはサンルーフ用である。
bはフォグランプ用、キー41cはエアコン用、キー4
1dはパワーウインドウ用、キー41eはリモコンドア
ミラー用、キー41fはサンルーフ用である。
【0057】さて、ドライバーがリヤデフォッガを操作
したい場合、まず、メニュー画面をリヤデフォッガと対
応する選択画面に切り替える操作をする。この操作を第
2実施形態では音声命令によりしている。そこで、ステ
ップT3において、ドライバーがこの表示切り替えのた
めの音声命令(例えば「リヤデフ」のようなキーワード
でもよいし、キーフレーズでもよい)を発したか判断さ
れる(ステップT3)。
したい場合、まず、メニュー画面をリヤデフォッガと対
応する選択画面に切り替える操作をする。この操作を第
2実施形態では音声命令によりしている。そこで、ステ
ップT3において、ドライバーがこの表示切り替えのた
めの音声命令(例えば「リヤデフ」のようなキーワード
でもよいし、キーフレーズでもよい)を発したか判断さ
れる(ステップT3)。
【0058】この命令を発しない場合、ステップT1に
戻る。一方、この命令を発した場合、これが図1の音声
入力部7に入力し音声処理部11に送られる。音声処理
部11は制御部5を介してリヤデフォッガと対応する選
択画面を表示する命令を表示部3に送る。これにより、
図16に示すように、表示部3は対応する選択画面を表
示する(ステップT5)。
戻る。一方、この命令を発した場合、これが図1の音声
入力部7に入力し音声処理部11に送られる。音声処理
部11は制御部5を介してリヤデフォッガと対応する選
択画面を表示する命令を表示部3に送る。これにより、
図16に示すように、表示部3は対応する選択画面を表
示する(ステップT5)。
【0059】次に、ドライバーがリヤデフォッガの動作
命令となる音声命令(例えばキーワード、キーフレー
ズ)を発したか判断される(ステップT7)。発しない
場合はステップT1のメニュー画面表示に戻る。一方、
例えばリヤデフォッガをONの動作状態にしたい場合、
ドライバーは「オン」と声を発する。この命令は音声入
力部7及び音声処理部11を介して制御部5に送られ
る。
命令となる音声命令(例えばキーワード、キーフレー
ズ)を発したか判断される(ステップT7)。発しない
場合はステップT1のメニュー画面表示に戻る。一方、
例えばリヤデフォッガをONの動作状態にしたい場合、
ドライバーは「オン」と声を発する。この命令は音声入
力部7及び音声処理部11を介して制御部5に送られ
る。
【0060】そして、制御部5において、リヤデフォッ
ガの現在の動作状態が動作命令により達成される動作状
態と同じか判断される(ステップT9)。例えば、「オ
ン」と発した場合、リヤデフォッガが既にONの動作状
態か否か判断される。
ガの現在の動作状態が動作命令により達成される動作状
態と同じか判断される(ステップT9)。例えば、「オ
ン」と発した場合、リヤデフォッガが既にONの動作状
態か否か判断される。
【0061】動作状態が異なる場合、制御部5はリヤデ
フォッガの動作状態を変える制御をする(ステップT1
1)。例えば、リヤデフォッガがOFFの動作状態で、
図17に示すようにドライバーが「オン」と発すると、
リヤデフォッガの表示マークが反転表示されると共にリ
ヤデフォッガの動作状態をONに変える。そして、音声
処理部11は音声出力部9を介して例えば「リヤデフォ
ッガをオンしました」のような制御内容の音声案内を出
力する(ステップT13)。
フォッガの動作状態を変える制御をする(ステップT1
1)。例えば、リヤデフォッガがOFFの動作状態で、
図17に示すようにドライバーが「オン」と発すると、
リヤデフォッガの表示マークが反転表示されると共にリ
ヤデフォッガの動作状態をONに変える。そして、音声
処理部11は音声出力部9を介して例えば「リヤデフォ
ッガをオンしました」のような制御内容の音声案内を出
力する(ステップT13)。
【0062】一方、ステップT9で同じと判断された場
合、制御部5は動作命令を無視し、音声案内をすること
なくリヤデフォッガの現在の動作状態を継続する(ステ
ップT15)。例えば、リヤデフォッガがOFF状態中
に図18に示すようにドライバーが「オフ」と発する場
合がこれに該当する。以上が第2実施形態の動作であ
る。
合、制御部5は動作命令を無視し、音声案内をすること
なくリヤデフォッガの現在の動作状態を継続する(ステ
ップT15)。例えば、リヤデフォッガがOFF状態中
に図18に示すようにドライバーが「オフ」と発する場
合がこれに該当する。以上が第2実施形態の動作であ
る。
【0063】第2実施形態では、ステップT9で動作状
態が異なると判断された場合に音声案内をし、同じと判
断された場合に音声案内をしない。これにより、ドライ
バーは表示部3を見ることなくリヤデフォッガの動作状
態の確認ができるので、運転中においては便利である。
態が異なると判断された場合に音声案内をし、同じと判
断された場合に音声案内をしない。これにより、ドライ
バーは表示部3を見ることなくリヤデフォッガの動作状
態の確認ができるので、運転中においては便利である。
【0064】なお、図16において、リヤデフォッガの
表示マークを押すことによりリヤデフォッガのON/O
FF動作状態の切り替えを可能とし、切り替え後にON
/OFF状態の音声案内をするようにしても、ドライバ
ーは表示部3を見ることなくリヤデフォッガの動作状態
を確認できる。しかし、この場合、ON/OFF動作状
態を切り替えなければ音声案内されないので、無駄な操
作をしなければならないことがある。例えば、リヤデフ
ォッガをON動作状態にしたい場合、リヤデフォッガの
表示マークを押すと、音声案内により切り換えられた動
作状態が分かる(例えばOFF動作状態)。しかし、O
N動作状態にするには、再びリヤデフォッガの表示マー
クを押さなければならない。
表示マークを押すことによりリヤデフォッガのON/O
FF動作状態の切り替えを可能とし、切り替え後にON
/OFF状態の音声案内をするようにしても、ドライバ
ーは表示部3を見ることなくリヤデフォッガの動作状態
を確認できる。しかし、この場合、ON/OFF動作状
態を切り替えなければ音声案内されないので、無駄な操
作をしなければならないことがある。例えば、リヤデフ
ォッガをON動作状態にしたい場合、リヤデフォッガの
表示マークを押すと、音声案内により切り換えられた動
作状態が分かる(例えばOFF動作状態)。しかし、O
N動作状態にするには、再びリヤデフォッガの表示マー
クを押さなければならない。
【0065】以上のように、第2実施形態によれば、メ
ニュー画面の表示からリヤデフォッガ(操作を選択した
電装品)と対応する選択画面への表示の切り替えおよび
リヤデフォッガの動作状態を変える制御を音声入力によ
り行っている。したがって、リヤデフォッガの操作性が
向上することにより、図15〜図18に示すようにドラ
イバーは完全なハンズフリーでリヤデフォッガの操作が
できる。なお、リヤデフォッガに限らず、フォグランプ
などの他の電装品についても第2実施形態を適用するこ
とができる。
ニュー画面の表示からリヤデフォッガ(操作を選択した
電装品)と対応する選択画面への表示の切り替えおよび
リヤデフォッガの動作状態を変える制御を音声入力によ
り行っている。したがって、リヤデフォッガの操作性が
向上することにより、図15〜図18に示すようにドラ
イバーは完全なハンズフリーでリヤデフォッガの操作が
できる。なお、リヤデフォッガに限らず、フォグランプ
などの他の電装品についても第2実施形態を適用するこ
とができる。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る自動車
用電装品操作装置によれば、操作キーの指示位置に対応
した電装品の段階的変化状態にできるので、電装品の操
作性を向上させている。これにより、ドライバーは運転
に集中しつつ電装品を操作できるので、自動車の運転の
安全性を確保できる。
用電装品操作装置によれば、操作キーの指示位置に対応
した電装品の段階的変化状態にできるので、電装品の操
作性を向上させている。これにより、ドライバーは運転
に集中しつつ電装品を操作できるので、自動車の運転の
安全性を確保できる。
【0067】また、本発明に係る他の自動車用電装品操
作装置によれば、メニュー画面の表示から操作を選択し
た電装品と対応する選択画面への表示の切り替え、およ
びその電装品の動作状態を変える制御、を音声入力によ
り行っているので、電装品の操作性が向上する。これに
より、ドライバーは運転に集中しつつ電装品を操作でき
るので、自動車の運転の安全性を確保することができ
る。
作装置によれば、メニュー画面の表示から操作を選択し
た電装品と対応する選択画面への表示の切り替え、およ
びその電装品の動作状態を変える制御、を音声入力によ
り行っているので、電装品の操作性が向上する。これに
より、ドライバーは運転に集中しつつ電装品を操作でき
るので、自動車の運転の安全性を確保することができ
る。
【図1】 第1実施形態に係る自動車用電装品操作装置
の機能ブロック図である。
の機能ブロック図である。
【図2】 第1実施形態に係る自動車用電装品操作装置
に備えられる表示部の平面図である。
に備えられる表示部の平面図である。
【図3】 図2の表示部をII-II線に沿って切断した断
面図である。
面図である。
【図4】 図3の表示部に含まれるタッチパネルの概略
構成を示す分解斜視図である。
構成を示す分解斜視図である。
【図5】 図3の表示部に含まれるタッチパネル拡大断
面図である。
面図である。
【図6】 表示部のキーが弱い押圧力で押された状態の
表示部の断面図である。
表示部の断面図である。
【図7】 表示部のキー強い押圧力で押された状態の表
示部の断面図である。
示部の断面図である。
【図8】 第1実施形態の動作のフローチャートであ
る。
る。
【図9】 第1実施形態の第1動作ステップを説明する
図である。
図である。
【図10】 第1実施形態の第2動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図11】 第1実施形態の第3動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図12】 第1実施形態の第4動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図13】 第1実施形態の第5動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図14】 第2実施形態の動作のフローチャートであ
る。
る。
【図15】 第2実施形態の第1動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図16】 第2実施形態の第2動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図17】 第2実施形態の第3動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
【図18】 第2実施形態の第4動作ステップを説明す
る図である。
る図である。
1・・・自動車用電装品操作装置、3・・・表示部、5
・・・制御部、7・・・音声入力部、9・・・音声出力
部、11・・・音声処理部、13a〜13i・・・キ
ー、15・・・動作表示領域、17・・・キー、21・
・・ディスプレイ、23・・・タッチパネル、31a,
31b・・・電極、37・・・導電板、39・・・キー
(操作キー)、39a〜39e・・・押圧位置、41a
〜41f・・・キー
・・・制御部、7・・・音声入力部、9・・・音声出力
部、11・・・音声処理部、13a〜13i・・・キ
ー、15・・・動作表示領域、17・・・キー、21・
・・ディスプレイ、23・・・タッチパネル、31a,
31b・・・電極、37・・・導電板、39・・・キー
(操作キー)、39a〜39e・・・押圧位置、41a
〜41f・・・キー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G10L 13/00 G10L 3/00 Q
15/00 551J
(72)発明者 瀬尾 右文
千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ
クラ佐倉事業所内
(72)発明者 大庭 清嗣
千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ
クラ佐倉事業所内
Fターム(参考) 3D020 BA04 BB01 BC03 BD05 BE02
5D015 KK01 KK04
5D045 AB17
5E501 AA22 AC37 BA05 CB03 EA01
EA21 EB01 FA32 FA46
Claims (6)
- 【請求項1】 自動車に装備された電装品の段階的変化
状態を指示位置によって指示するための操作キーと、 前記操作キーの指示位置に対応した段階的変化状態とな
るように前記電装品を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動車用電装品操作装置。 - 【請求項2】 前記操作キーを指示することによりその
指示位置に対応する段階的変化状態を音声で案内する音
声案内手段を更に備え、 その指示位置で前記操作キーをさらに大きい力で指示す
ることにより前記制御手段は前記電装品の制御を開始す
る、請求項1記載の自動車用電装品操作装置。 - 【請求項3】 前記音声案内手段は、前記制御手段によ
る前記電装品の制御開始を音声により案内する請求項2
記載の自動車用電装品操作装置。 - 【請求項4】 前記音声案内手段は、前記制御手段によ
る前記電装品の制御終了を音声により案内する請求項2
または3記載の自動車用電装品操作装置。 - 【請求項5】 音声命令を入力するための入力手段と、 表示切り替えのための音声命令が前記入力手段に入力さ
れることにより、自動車に装備された複数の電装品を示
すメニュー画面の表示から、前記メニュー画面に示され
た前記複数の電装品のうち操作を選択した電装品と対応
する選択画面の表示に、切り替えられる表示手段と、 前記表示手段に前記選択画面が表示中に、操作を選択し
た前記電装品の動作命令となる音声命令が前記入力手段
に入力されたとき、操作を選択した前記電装品の現在の
動作状態が前記動作命令により達成される動作状態と異
なる場合、操作を選択した前記電装品を前記動作命令に
従う動作状態に変える制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動車用電装品操作装置。 - 【請求項6】 操作を選択した前記電装品の動作状態を
変える制御をしたときはその制御内容を音声により案内
すると共に、その動作状態を変えないときは音声案内を
しない、音声案内手段を更に備えた請求項5記載の自動
車用電装品操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152109A JP2003341437A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 自動車用電装品操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152109A JP2003341437A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 自動車用電装品操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003341437A true JP2003341437A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29769517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002152109A Pending JP2003341437A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 自動車用電装品操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003341437A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529889A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-08-07 | イデント テクノロジー アーゲー | 電気回路の構成 |
WO2014104619A1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 영남대학교 산학협력단 | 차량 도어글래스 조절장치 |
JP2015090523A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置および入力受付装置 |
-
2002
- 2002-05-27 JP JP2002152109A patent/JP2003341437A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529889A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-08-07 | イデント テクノロジー アーゲー | 電気回路の構成 |
JP4705117B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2011-06-22 | イデント テクノロジー アーゲー | 電気回路の構成 |
WO2014104619A1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 영남대학교 산학협력단 | 차량 도어글래스 조절장치 |
JP2015090523A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置および入力受付装置 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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