JP2003341408A - 車両用昇降装置 - Google Patents

車両用昇降装置

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JP2003341408A JP2002152553A JP2002152553A JP2003341408A JP 2003341408 A JP2003341408 A JP 2003341408A JP 2002152553 A JP2002152553 A JP 2002152553A JP 2002152553 A JP2002152553 A JP 2002152553A JP 2003341408 A JP2003341408 A JP 2003341408A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間のかかる加工などを必要とせずに、昇降
アームを形成することにより、コストの低減を図りなが
ら、昇降アームを形成する。 【解決手段】 被載置体Cの載置部1を下端側に備える
昇降アーム3と、下降位置と上昇位置とに平行またはほ
ぼ平行姿勢で載置部1を昇降させるように、基枠7と昇
降アーム3の上端部との間に平行四連リンク機構を構成
する状態で介装される一対のリンクと、昇降アーム3の
昇降のために一対のリンクを昇降操作する昇降駆動手段
とが設けられ、昇降アーム3が、下方側の直線状部分と
その直線状部分の上方に連なる上向き突出状の屈曲状部
分とを備える状態に構成され、かつ、横断面形状が4角
状に形成された直線状のパイプ材の曲げ加工により屈曲
状部分を形成する状態で、パイプ材にて直線状部分およ
び屈曲状部分を形成するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に固定状態に
装着される基枠と、被載置体の載置部を下端側に備える
昇降アームと、地面上またはその近くの下降位置と前記
車両の床面と同高さまたはほぼ同高さの上昇位置とに平
行またはほぼ平行姿勢で前記載置部を昇降させるよう
に、前記基枠と前記昇降アームの上端部との間に平行四
連リンク機構を構成する状態で介装される一対のリンク
と、前記昇降アームの昇降のために前記一対のリンクを
昇降操作する昇降駆動手段とが設けられ、前記昇降アー
ムが、下方側の直線状部分とその直線状部分の上方に連
なる上向き突出状の屈曲状部分とを備える状態に構成さ
れている車両用昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような車両用昇降装置は、例え
ば、特開2000−103277号公報に示されている
ように、被載置体としての車椅子に使用者が座ったまま
で、その車椅子を載置部上に載置した状態で、載置部を
上昇位置から下降位置に下降させたり、逆に、下降位置
から上昇位置まで上昇させて、車両と地面との間で車椅
子を移載させるためなどに用いられるものである。載置
部を下端部に備えた昇降アームは、直線状部分に加え
て、屈曲状部分を備えており、そして、その屈曲状部分
を平行四連リンク機構を覆うリンク用カバーの開口を貫
通する状態でブラケットを介して一対のリンクに連結す
ることにより、載置部を上昇位置や下降位置に昇降させ
たときに、リンク用カバーの開口に対する屈曲状部分の
相対位置があまり変化しないようにして、リンク用カバ
ーの開口の大きさを極力小さくするようにしている。前
記昇降アームは、横断面形状がコの字状に形成された屈
曲状のパイプ材どうしを横断形状が楕円状となるように
した状態で、そのパイプ材どうしを接合加工することに
より、直線状部分および屈曲状部分を形成するように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用昇降装置では、昇降アームが、横断面形状が
コの字状に形成された屈曲状のパイプ材どうしの接合加
工により、直線状部分および屈曲状部分を形成するよう
に構成されているので、昇降アームを形成するに当たっ
て、横断面形状がコの字状に形成された屈曲状のパイプ
材どうしを接合するという手間のかかる加工を要すると
ともに、横断面形状がコの字状に形成された特殊な形状
のパイプ材が必要となり、昇降アームを形成するに当た
って、多大なコストがかかるものとなっている。
【0004】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、コストの低減を図りながら、昇
降アームを形成することにより、装置全体の製作コスト
の削減を図ることが車両用昇降装置を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、車両に固定状態に
装着される基枠と、被載置体の載置部を下端側に備える
昇降アームと、地面上またはその近くの下降位置と前記
車両の床面と同高さまたはほぼ同高さの上昇位置とに平
行またはほぼ平行姿勢で前記載置部を昇降させるよう
に、前記基枠と前記昇降アームの上端部との間に平行四
連リンク機構を構成する状態で介装される一対のリンク
と、前記昇降アームの昇降のために前記一対のリンクを
昇降操作する昇降駆動手段とが設けられ、前記昇降アー
ムが、下方側の直線状部分とその直線状部分の上方に連
なる上向き突出状の屈曲状部分とを備える状態に構成さ
れている車両用昇降装置において、前記昇降アームは、
横断面形状が4角状に形成された直線状のパイプ材の曲
げ加工により前記屈曲状部分を形成する状態で、前記パ
イプ材にて前記直線状部分および前記屈曲状部分を形成
するように構成されている。
【0006】すなわち、横断面形状が4角状に形成され
た直線状のパイプ材の曲げ加工によって、屈曲状部分を
形成する状態で、前記パイプ材にて直線状部分と屈曲状
部分とを形成することにより、横断面形状が極有り触れ
た4角状に形成されたパイプ材の曲げ加工によって昇降
アームが形成されることになる。したがって、横断面形
状がコの字状に形成されたパイプ材を接合するという手
間のかかる加工や、横断面形状がコの字状に形成された
特殊な形状のパイプ材を必要とせずに、単に、横断面形
状が4角状に形成されたパイプ材を曲げ加工するだけ
で、昇降アームを形成できることになる。以上のことか
ら、手間のかかる加工や特殊な形状のパイプ材を必要と
せずに、コストの低減を図りながら、昇降アームを形成
することができ、その結果、装置全体の製作コストの削
減を図ることが可能となる車両用昇降装置を提供できる
に至った。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、前記昇降
アームは、前記パイプ材における内周面部および外周面
部を内方側に凹入させる状態での前記パイプ材の曲げ加
工により前記屈曲状部分を形成するように構成されてい
る。
【0008】すなわち、パイプ材における内周面部およ
び外周面部を内方側に凹入させる状態でパイプ材を曲げ
加工させて屈曲状部分を形成することにより、パイプ材
における内周面部および外周面部が内方側に凹入する形
状となるものの、全体としては、横断面形状を4角状に
維持した状態で、屈曲状部分が形成されることになる。
したがって、パイプ材の曲げ加工により形成される屈曲
状部分の横断面形状を、4角状に維持した整った形状と
することができ、その結果、昇降アーム全体を整った形
状とすることが可能となる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、前記昇降
アームは、前記屈曲状部分における前記パイプ材の内周
面部に板状の補強板が溶接されている。すなわち、屈曲
状部分におけるパイプ材の内周面部に板状の補強板を溶
接することにより、補強板にて屈曲状部分における強度
が補強されることになる。したがって、補強板による屈
曲状部分における強度の補強によって、被載置体とし
て、車椅子などの重量物でも、その被載置体を載置部に
載置させた状態で載置部を昇降させたときに、ぐらつき
を阻止することができ、昇降アームの強度として十分な
ものを得ることができることになる。
【0010】請求項4に記載の発明によれば、前記昇降
アームを一連に覆う状態で、横断面形状が楕円状のカバ
ー体が設けられている。すなわち、横断面形状が楕円状
のカバー体にて、昇降アームを一連に覆うことにより、
外形がなめらかな形状に形成されたカバー体が昇降アー
ムを一連に覆い、昇降アーム自体の形状が露出されるこ
とを阻止できることになる。したがって、横断形状が4
角状の昇降アームの形状が露出されることなく、昇降ア
ームの外形は、カバー体にて角のないなめらかな形状と
なるので、使用者に安心感を与えることが可能となる。
【0011】請求項5に記載の発明によれば、前記カバ
ー体は、前記屈曲状部分を覆う部分における前記パイプ
材の内周面部側に屈曲用補強部が形成され、かつ、その
屈曲用補強部を前記補強板に当接可能に構成されてい
る。
【0012】すなわち、カバー体の屈曲状部分を覆う部
分におけるパイプ材の内周面部側に屈曲用補強部を形成
することにより、カバー体の屈曲状部分におけるパイプ
材の内周面部側において、カバー体自体を補強すること
になり、しかも、屈曲用補強部を補強板に当接可能にす
ることにより、カバー体の屈曲状部分におけるパイプ材
の内周面部側において、カバー体の外方側から内方側へ
力がかかったときに、屈曲用補強部が補強板に当接する
ことになり、屈曲用補強部および補強板にてカバー体の
外方側から内方側への力を受けることになる。したがっ
て、車両に対して車両用昇降装置を装着するときには、
ホイストにて昇降アームの屈曲状部分におけるパイプ材
の内周面部側を吊り下げ支持するので、カバー体の屈曲
状部分におけるパイプ材の内周面部側において、カバー
体の外方側から内方側に大きな力がかかることになる
が、屈曲用補強部が補強板に当接することにより、その
力を屈曲用補強部および補強板にて受けることができる
ことになって、カバー体および昇降アームの損傷を防止
することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明にかかる車両用昇降装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。この車両用昇降
装置は、図1および図2に示すように、例えば、後部に
上下方向への開閉扉Dを備えたワゴン車のような車両V
において、後部に搭載して用いられているものである。
そして、車両用昇降装置は、被載置体としての車椅子C
を載置して昇降する載置部としての昇降台1、その昇降
台1を保持する保持枠2、保持枠2を下端部に支持する
左右一対の昇降アーム3、左右一対の昇降アーム3を車
両V側に連結する左右一対の平行四連リンク機構4、そ
の左右の平行四連リンク機構4を駆動して昇降台1を昇
降操作する昇降駆動手段としての左右一対の油圧シリン
ダ5、その油圧シリンダ5に作動油を供給するシリンダ
用電動ポンプ6などを備え、平行四連リンク機構4を支
持する基枠7を介して車両Vの後部に固着可能に構成さ
れている。
【0014】つぎに、各装置や部材の詳細について説明
するが、本明細書においては、便宜上、車両Vの前進方
向を前方、後進方向を後方と称し、後方から前方を見た
状態で、左右方向を特定して説明する。また、左右に位
置する部材については、左右の勝手違いはあるものの、
略同じ構成なので、左右いずれか一方のみについて説明
し、左右で構成の異なる部材については、その都度説明
を加える。
【0015】前記基枠7は、図2〜図4に示すように、
その左右両端部に上方へ突出する基枠側ブラケット8を
備え、平行四連リンク機構4を構成する上リンク9と下
リンク10の一端部が、ピン11,12を介して夫々基
枠側ブラケット8に枢支連結されている。また、上リン
ク9と下リンク10の他端部が、昇降アーム3の上端に
設けられたアーム側ブラケット13に対し、夫々ピン2
1,22を介して枢支連結されている。これら両リンク
9,10と両ブラケット8,13により左右の平行四連
リンク機構4が構成されている。
【0016】なお、図3は、後述するリンク用カバー2
4を取り外した状態での左側の平行四連リンク機構4を
示し、この左側の平行四連リンク機構4では、下リンク
10を基枠側ブラケット8に枢支連結するピン12が、
下リンク10側に固着されて、下リンク10と一体的に
回動するように構成されている。
【0017】前記左右一対の昇降アーム3は、図3〜図
5に示すように、その上端がアーム側ブラケット13に
連結され、その下端には、昇降台1用の保持枠2が取付
けられ、その保持枠2により前記昇降台1が前後方向に
スライド可能に保持されている。そして、昇降アーム3
は、図6〜図8に示すように、下方側の直線状部分3a
とその直線状部分の上方に連なる上向き突出状の屈曲状
部分3bとを備える状態に構成され、昇降アーム3を一
連に覆う状態で、横断面形状が楕円状のカバー体14が
設けられている。
【0018】なお、図7は、昇降アーム3およびカバー
体14の縦断面図であり、図8は、昇降アーム3および
カバー体14の横断面図である。そして、図8の(イ)
は、図7におけるA−A横断面図であり、図8の(ロ)
は、図7におけるB−B横断面図である。
【0019】前記昇降アーム3は、横断面形状が4角状
に形成された直線状のパイプ材15の曲げ加工により屈
曲状部分3bを形成する状態で、パイプ材15にて直線
状部分3aおよび屈曲状部分3bを形成するように構成
されている。そして、昇降アーム3は、パイプ材15に
おける内周面部15aおよび外周面部15bを内方側に
凹入させる状態でのパイプ材15の曲げ加工により屈曲
状部分3bを形成するように構成され、屈曲状部分3b
におけるパイプ材15の内周面部15aに板状の補強板
16が溶接されている。
【0020】前記昇降アーム3の曲げ加工について説明
すると、図9および図10に示すように、横断面形状が
4角状に形成された直線状のパイプ材15をクランプ1
8とドラム19との間に押し込み、クランプ18にてパ
イプ材15をドラム19側に押し当てた状態でドラム1
9を回転させることにより、パイプ材15を曲げ加工す
るようにしている。そして、図9に示すように、ドラム
19の押圧面部19aの中央部分には、パイプ材15に
おける内周面部15aを内方側に凹入させるために、突
状のドラム側突起部19bが形成され、クランプ18の
押圧面部18aの中央部分にも、パイプ材15における
外周面部15bを内方側に凹入させるために、突状のク
ランプ側突起部18bが形成されている。
【0021】すなわち、図11の(イ)に示すように、
パイプ材15の端部がクランプ18にてドラム19側に
押し当てる状態にパイプ材15をセットしたのち、ドラ
ム19の回転作動により、図11の(ロ)に示すよう
に、パイプ材15における内周面部15aおよび外周面
部15bを内方側に凹入させる状態で、パイプ材15を
ドラム19の外周部に沿って屈曲させる。そして、図1
1の(ハ)に示す斜線部分をカットすることによって、
昇降アーム3を形成する。
【0022】このようにして、横断面形状が4角状に形
成された直線状のパイプ材15の曲げ加工によって、屈
曲状部分5bを形成する状態で、前記パイプ材15にて
直線状部分と屈曲状部分とを形成することにより、前記
パイプ材15の曲げ加工のみで昇降アーム3を形成し
て、コストの低減を図りながら、昇降アーム3を形成す
るように構成されている。そして、パイプ材15におけ
る内周面部15aおよび外周面部15bを内方側に凹入
させる状態でパイプ材を曲げ加工させて屈曲状部分3b
を形成することにより、屈曲状部分3bの形状を整え、
内方側に凹入されたパイプ材15における内周面部15
aには、板状の補強板16を溶接することにより、車椅
子Cなどの重量物でも、その車椅子Cを車両Vと地面と
の間で移載を行うのに十分な強度を得るように構成され
ている。
【0023】前記カバー体14は、図6に示すように、
昇降アーム3の外周部を囲む状態で、左右一対の横断面
形状が円弧状のカバー形成部材14aを組み合わせるこ
とにより、昇降アーム3を一連に覆う状態に装着され、
カバー体14の長さ方向の両端部分がボルトBにより昇
降アーム3に連結されている。ちなみに、図示はしない
が、一方のカバー形成部材14aに形成された突状の爪
部および差込部を、他方のカバー形成部材14aに形成
された爪嵌合部および差込嵌合部に嵌合させることによ
り、左右一対のカバー形成部材14aどうしを連結させ
るようにしている。
【0024】そして、左右一対のカバー形成部材14a
の夫々には、図6および図7に示すように、昇降アーム
3の屈曲状部分3bを覆う部分におけるパイプ材15の
内周面部15a側に複数の凹入部分17aが形成され、
その凹入部分17aを付き合わせることにより、図8の
(イ)に示すように、屈曲状部分3bを覆う部分におけ
るパイプ材15の内周面部15a側に中空状の屈曲用補
強部17が複数形成され、かつ、複数の屈曲用補強部1
7の夫々を補強板16に当接可能に構成されている。ま
た、左右一対のカバー形成部材14aの一方には、その
長さ方向に間隔を隔てる状態で補強用のリブ14bが形
成されている。
【0025】このようにして、車両Vに対して車両用昇
降装置を装着するときに、ホイストにて昇降アーム3の
屈曲状部分3bにおけるパイプ材15の内周面部15a
側を吊り下げ支持しても、屈曲用補強部17を補強板1
6に当接させることにより、カバー体14の外方側から
内方側にかかる力を屈曲用補強部17および補強板16
にて受けて、カバー体14および昇降アーム3の損傷を
防止するように構成されている。
【0026】前記油圧シリンダ5は、復動式のシリンダ
で、図4に示すように、そのシリンダ側が、前記基枠側
ブラケット8に対して下リンク10を枢支するピン12
に対して相対回動可能に枢支連結され、ロッド側が、ア
ーム側ブラケット13に対して上リンク9を枢支するピ
ン42に枢支連結され、この油圧シリンダ5を含む平行
四連リンク機構4の全体が、リンク用カバー24によっ
て夫々覆われている。そして、左右一対の油圧シリンダ
5を伸縮することにより、平行四連リンク機構4の作用
によって、昇降枠2と昇降台1とが、水平姿勢に維持さ
れたままで、図14の(イ)に示すように、その昇降台
1を車両Vの後方から外側へと車両Vから遠ざかる方向
へ移動させながら地面G上に接地させ、または、地面G
近くにまで下降させる下降位置A1と、上昇させながら
車両Vに近接する方向へ移動させて、図14の(ロ)に
示すように、車両Vの床面Fと略同高さにまで上昇させ
る上昇位置A2とにわたって昇降操作可能に構成されて
いる。
【0027】前記リンク用カバー24は、図4に示すよ
うに、平行四連リンク機構4の全体を覆い、アーム側ブ
ラケット13の方に位置する端部が横側面視で半円形に
なるように滑らかな形状に構成され、かつ、半円形の端
部側の下方には、昇降アーム3が貫通するための開口2
4aが設けられている。そして、前記昇降アーム3の屈
曲状部分3bが、前記開口24aを貫通するように構成
され、リンク用カバー24の一部は、下リンク10と一
体的に回動するように構成されている。
【0028】つまり、図14の(イ)に示すように、平
行四連リンク機構4の上リンク9と下リンク10とがほ
ぼ水平姿勢となって昇降台1が下降位置A1となる状
態、図14の(ロ)に示すように、平行四連リンク機構
4が上方へ起立した姿勢となって昇降台1が上昇位置A
2となる状態、図14の(ハ)に示すように、平行四連
リンク機構4とアーム3とが若干前方へ傾斜する起立姿
勢となって昇降台1が格納位置A3となる状態の3つの
状態の夫々において、カバー体24の開口24aに対す
る昇降アーム3の屈曲状部分3bの相対位置があまり変
化しないようにして、カバー体24の開口24aの大き
さを極力小さくするように構成されている。
【0029】左右に一対設けられたリンク用カバー24
のうち、左側のリンク用カバー24の左壁面には貫通孔
が設けられ、その貫通孔を貫通して、基枠側ブラケット
8に対する下リンク10の枢支用のピン12がリンク用
カバー24の外側まで延設され、図12に示すように、
その延設端部に上限用ドグ25aと下限用ドグ25bと
を備えたドグ板25が取付けられて、そのドグ板25
が、前記ピン12や下リンク10と一体的に回動するよ
うに構成されている。そして、前記基枠7には、上限検
知用センサ26aと下限検知用センサ26bとが設けら
れ、ドグ板25の上限用ドグ25aが上限検知用センサ
26aに接当すると、油圧シリンダ5による昇降台1の
上昇が停止され、下限用ドグ25bが下限検知用センサ
26bに接当すると、油圧シリンダ5による昇降台1の
下降が停止されるように構成されている。
【0030】前記昇降枠2は、図5および図13に示す
ように、後方側から見て上方が開放されたコの字形に形
成されていて、その左右の壁面から内方に向けて横方向
への軸心周りに回転する複数のスライド用遊転ローラ2
7がそれぞれ突設され、かつ、左側の壁面には、ピニオ
ン28を備えたスライド用電動モータ29が取付けら
れ、右側の壁面には、内方に向けて上下方向への軸心周
りに回転する複数のガイド用遊転ローラ30が突設され
ている。この昇降枠2に保持される昇降台1は、平面視
において長方形に形成され、その左右の側面には、若干
形状の異なるレール部材31,32が設けられ、かつ、
外方に向けて横方向への軸心周りに回転するスライド用
遊転ローラ33がそれぞれ突設されていて、後方側の縁
部が、車椅子Cを移載するための出入口用縁部として開
口されている。
【0031】前記昇降台1に設けられた左側のレール部
材31には、昇降枠2の左側に設けられたスライド用遊
転ローラ27が内嵌され、右側のレール部材32には、
昇降枠2の右側に設けられたスライド用遊転ローラ27
とガイド用遊転ローラ30とが内嵌されている。そし
て、この昇降枠2に設けられた複数のスライド用遊転ロ
ーラ27によって、前記昇降台1が昇降枠2に対して前
後方向にスライド可能に保持され、かつ、前記ガイド用
遊転ローラ30によって、昇降枠2に対する昇降台1の
横揺れが防止されるように構成されている。
【0032】前記左側のレール部材31には、ラック3
4が内嵌されてレール部材31に固着され、そのラック
34に前記ピニオン28が交合されて、スライド用電動
モータ29の正逆回転駆動により、昇降台1に設けられ
たスライド用遊転ローラ33が車両V側に設けられた左
右一対のレール35上を転動して、前記昇降台1が、昇
降枠2に対して前後方向に往復スライドするように構成
されている。つまり、図2に示すように、レール35の
最前方に設けられた振動防止部材36とレール35との
間にスライド用遊転ローラ33が嵌入して、昇降台1の
上下方向への振動が防止される車両V内方への格納位置
A3と、車両Vから外方に突出する上述の上昇位置A2
とにわたって、昇降台1がスライド可能に構成されてい
る。
【0033】前記昇降枠2の前端部には、図5に示すよ
うに、板状の前受け止め体37が回動可能に枢着され
て、ほぼ水平になる収納姿勢と、上方へ揺動した起立姿
勢とに切り換え可能に構成され、昇降台1の後端部に
は、後受け止め体38が回動可能に枢着されて、上方へ
揺動した起立姿勢と、遊端部が地面G上に設置する作用
姿勢とに切り換え可能に構成され、かつ、昇降台1の左
側には、手摺り39が設けられている。そして、左右一
対の油圧シリンダ5に作動油を供給するシリンダ用電動
ポンプ6は、左側の平行四連リンク機構4よりも左側に
位置されて車両V上に搭載されて、シリンダ用電動ポン
プ6と左右の油圧シリンダ5とが、配管により接続さ
れ、かつ、その配管系に各種の切換弁やリリーフ弁など
が介装されるとともに、前記シリンダ用電動ポンプ6や
付属機器などもカバー40によって覆われている。
【0034】このような構成からなる車両用昇降装置
は、図外の制御装置によって油圧シリンダ5や電動モー
タ29などの作動が全て制御されるように構成され、そ
のため、その制御装置には、図外の各種センサ類からの
信号が入力されるように構成され、かつ、その制御装置
に作動信号を入力するペンダント式操作具41が設けら
れている。
【0035】つぎに、制御装置による車両用昇降装置の
作動について説明する。まず、車椅子Cを車両V内から
地面G上に移載する場合について説明すると、図14の
(ハ)に示すように、昇降台1が格納位置A3に位置す
る状態で、後部の開閉扉Dを開いて、ペンダント式操作
具41の下降ボタンを押し操作すると、スライド用電動
モータ29が回転駆動し、ピニオン28の回転に伴っ
て、このピニオン28とラック34の作用で、昇降台1
が、保持枠2側に引き寄せられ、図外のセンサからの信
号に基づいてスライド用電動モータ29が停止し、昇降
台1が保持枠2に保持された状態で停止する。
【0036】つまり、昇降台1に設けられたスライド用
遊転ローラ33がレール33上を転動して昇降枠2側に
引き寄せられ、昇降枠2に設けられたスライド用遊転ロ
ーラ27が、昇降台1の左右のレール部材17,18に
内嵌し、かつ、ガイド用遊転ローラ30が、右側のレー
ル部材32に内嵌し、昇降枠2に設けられたスライド用
遊転ローラ27を介して、図14の(ロ)に示すよう
に、昇降台1が、昇降枠2に保持された上昇位置A2に
至り、収納姿勢にあった前受け止め体37が上方に回動
して起立姿勢に切り換えられる。
【0037】その後、シリンダ用電動ポンプ6が回転駆
動して、作動油が左右一対の油圧シリンダ5に供給され
て、両油圧シリンダ5が伸長し、さらに、平行四連リン
ク機構4が垂直になった時点で、両油圧シリンダ5が短
縮して、平行四連リンク機構4の作用で、昇降枠2に保
持された昇降台1が、ほぼ水平姿勢のままで後方へ移動
しながら下降する。前記ドグ板25の下限用ドグ25b
が下限用センサ26bに接当すると、油圧シリンダ5に
よる保持枠2の下降が停止され、その停止状態では、図
14の(イ)に示すように、昇降台1が下降位置A1に
至り、保持枠2に保持された昇降台1が地面Gとほぼ平
行で、かつ、地面Gにほぼ接当した状態となる。
【0038】そして、手動操作によって、後受け止め体
38を回動させて遊端部を接地させ、介護者が後方へ引
張り操作するか、自力によって車椅子Cを移動させて地
面G上に降り、地面Gへの移載が完了する。なお、昇降
台1の下降途中においても、ペンダント式操作具41の
下降ボタンに対する押し操作を解除することにより、昇
降枠2と昇降台1とを所望の位置で停止させることがで
きる。したがって、例えば、地面Gよりも高い台の上な
どに車椅子Cを降ろすことも可能である。
【0039】つぎに、車椅子Cを地面G上から車両V内
に移載する場合について説明すると、まず、図14の
(イ)に示すように、下降位置A1に位置する昇降台1
上に車椅子Cを載置し、後受け止め体38を再び起立姿
勢に切り換えるとともに、必要に応じて、図外の固定装
置により、車椅子Cを昇降台1に固定する。昇降台1上
への車椅子Cの載置完了後に、ペンダント式操作具41
の上昇ボタンを押し操作すると、上述した下降時とは逆
の動きで、まず、シリンダ用電動ポンプ6からの作動油
が、左右一対の油圧シリンダ5に供給されて両油圧シリ
ンダ5が短縮し、昇降台1がほぼ水平姿勢のままで上昇
しながら前方へ移動し、平行四連リンク機構4が垂直に
なった時点で、両油圧シリンダ5が伸長し、前記ドグ板
23の上限用ドグ23aが上限検知用センサ24aに接
当した時点で、昇降枠2が上昇位置A2に至り、油圧シ
リンダ5による昇降台1の上昇が停止されて、スライド
用電動モータ29が、下降の際と逆の方向に回転駆動さ
れ、昇降台1が元の格納位置A3にまで移動され、か
つ、起立姿勢にあった前受け止め体37が前方に回動し
て収納姿勢に切り換えられ、図外のセンサの検出に基づ
いて電動モータ29の作動が停止されて、車両V内への
移載が完了する。
【0040】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、基枠7に対して左右一対の平
行四連リンク機構4を連結し、その左右一対の平行四連
リンク機構4に夫々昇降アーム3を連結した構成を示し
たが、平行四連リンク機構4と昇降アーム3とを左右の
いずれか一方のみに設け、昇降台1を片持ち状で昇降さ
せるように構成することもできる。また、昇降アーム3
の下端部に保持枠2を取付けて、その保持枠2により昇
降台1を保持する構成を示したが、昇降アーム3の下端
部に昇降台1を直接取付け、その昇降台1と車両Vの床
面Fとの間で車椅子Cを移載するように構成し、かつ、
昇降台1を折り畳んで、車両V内に収納するように構成
することもできる。
【0041】(2)上記実施形態では、平行四連リンク
機構4を駆動操作する昇降駆動手段として、油圧シリン
ダ5を用いた例を示したが、シリンダ以外にも、例え
ば、ねじ棒とナット部材とを使用し、そのねじ棒または
ナット部材を電動モータで正逆回転駆動させることによ
り、平行四連リンク機構4を駆動操作することもでき、
さらに、上述したねじ棒またはナット部材を手動操作に
よる人為力で正逆回転駆動させて平行四連リンク機構4
を駆動操作するように構成することもできる。
【0042】(3)上記実施形態では、昇降アーム3
が、パイプ材15における内周面部15aおよび外周面
部15bを内方側に凹入させる状態でのパイプ材15の
曲げ加工により屈曲状部分3bを形成するように構成さ
れているが、このようなパイプ材15の曲げ加工により
屈曲状部分3bを形成するものに限られるものではな
く、パイプ材の曲げ加工により屈曲状部分を形成するも
のであればよい。
【0043】(4)上記実施形態では、昇降アーム3を
形成する際のパイプ材15の曲げ加工として、図9およ
び図10に示すように、パイプ材15をクランプ18と
ドラム19との間に押し込み、クランプ18にてパイプ
材15をドラム19側に押し当てた状態でドラム19を
回転させることにより、パイプ材15を曲げ加工する例
を示したが、クランプにてパイプ材15をドラム側に押
し当てるようにて固定した状態で、クランプとドラムを
一体的に回転させる動作を繰り返し行うことにより、パ
イプ材15を曲げ加工することも可能であり、パイプ材
15の曲げ加工については適宜変更が可能である。
【0044】(5)上記実施形態では、昇降アーム3
は、屈曲状部分3bにおけるパイプ材15の内周面部に
補強板16が溶接されているが、必ずしも補強板16を
設けるものでなくてもよい。
【0045】(6)上記実施形態では、昇降アーム3を
一連に覆うカバー体14を設けているが、例えば、カバ
ー体14を、昇降アーム3の屈曲状部分3bを覆う部分
と直線状部分3aを覆う部分とに分割して構成すること
も可能であり、カバー体14の形状などについては適宜
変更が可能である。また、このようなカバー体14を設
けなくてもよい。
【0046】(7)上記実施形態では、カバー体14
は、屈曲状部分3bを覆う部分におけるパイプ材15の
内周面部15a側に屈曲用補強部17が形成されている
が、昇降アーム3を覆う一連に補強部を形成するように
してよく、また、屈曲用補強部17を形成しなくてもよ
い。
【0047】(8)上記実施形態では、車両Vの一例と
してワゴン車を示し、そのワゴン車の後部に昇降装置を
装着した例を示したが、車両Vとしては、ワゴン車以外
にも、普通乗用車、バス、トラックなど、種々の車両に
適用することができ、また、その装着箇所についても、
車両Vの後部に限ることはなく、車両Vの前後方向の中
間部などに装着して、昇降台1を車両Vの横側方の外側
に下降させるように構成して実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用昇降装置の斜視図
【図2】車両用昇降装置の平面図
【図3】平行四連リンク機構の斜視図
【図4】平行四連リンク機構の縦断側面図
【図5】昇降枠と昇降台の斜視図
【図6】昇降アームとカバー体の分解斜視図
【図7】昇降アームとカバー体の縦断面図
【図8】昇降アームとカバー体の横断面図
【図9】パイプ材の曲げ加工のための部材を示す側面図
【図10】パイプ材の曲げ加工のための部材を示す正面
【図11】曲げ加工でのパイプ材の状態を示す図
【図12】車両用昇降装置の要部の側面図
【図13】昇降枠と昇降台の縦断背面図
【図14】車両用昇降装置の動きを示す側面図
【符号の説明】
1 載置部 3 昇降アーム 3a 直線状部分 3b 屈曲状部分 4 平行四連リンク機構 5 昇降駆動手段 7 基枠 9,10 一対のリンク 14 カバー体 15 パイプ材 16 補強板 17 屈曲用補強部 C 被載置体 G 地面 V 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬井 信夫 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内 (72)発明者 西濱 淳盛 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に固定状態に装着される基枠と、被
    載置体の載置部を下端側に備える昇降アームと、地面上
    またはその近くの下降位置と前記車両の床面と同高さま
    たはほぼ同高さの上昇位置とに平行またはほぼ平行姿勢
    で前記載置部を昇降させるように、前記基枠と前記昇降
    アームの上端部との間に平行四連リンク機構を構成する
    状態で介装される一対のリンクと、前記昇降アームの昇
    降のために前記一対のリンクを昇降操作する昇降駆動手
    段とが設けられ、 前記昇降アームが、下方側の直線状部分とその直線状部
    分の上方に連なる上向き突出状の屈曲状部分とを備える
    状態に構成されている車両用昇降装置であって、 前記昇降アームは、横断面形状が4角状に形成された直
    線状のパイプ材の曲げ加工により前記屈曲状部分を形成
    する状態で、前記パイプ材にて前記直線状部分および前
    記屈曲状部分を形成するように構成されている車両用昇
    降装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降アームは、前記パイプ材におけ
    る内周面部および外周面部を内方側に凹入させる状態で
    の前記パイプ材の曲げ加工により前記屈曲状部分を形成
    するように構成されている請求項1に記載の車両用昇降
    装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降アームは、前記屈曲状部分にお
    ける前記パイプ材の内周面部に板状の補強板が溶接され
    ている請求項2に記載の車両用昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降アームを一連に覆う状態で、横
    断面形状が楕円状のカバー体が設けられている請求項3
    に記載の車両用昇降装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー体は、前記屈曲状部分を覆う
    部分における前記パイプ材の内周面部側に屈曲用補強部
    が形成され、かつ、その屈曲用補強部を前記補強板に当
    接可能に構成されている請求項4に記載の車両用昇降装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE202012002833U1 (de) * 2012-03-21 2013-06-24 Gustav Bruns Maschinenbau und Förderanlagen GmbH & Co. KG Fahrzeuglift
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