JP2003341318A - タイヤ空気圧監視装置 - Google Patents

タイヤ空気圧監視装置

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JP2003341318A
JP2003341318A JP2002150253A JP2002150253A JP2003341318A JP 2003341318 A JP2003341318 A JP 2003341318A JP 2002150253 A JP2002150253 A JP 2002150253A JP 2002150253 A JP2002150253 A JP 2002150253A JP 2003341318 A JP2003341318 A JP 2003341318A
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Japan
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tire
air pressure
vehicle
pressure
unit
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JP2002150253A
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English (en)
Inventor
Goro Komatsu
五郎 小松
Masato Bessho
誠人 別所
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが空気圧が不足したタイヤに空気を充
填するときの作業を容易にするタイヤ空気圧監視装置を
提供する。 【解決手段】 車両に装着された4個のタイヤの空気圧
を示す出力を生じる圧力センサの出力を所定値と比較し
てタイヤの空気圧が適正か否か判定する監視ユニット2
0と、イグニション・スイッチ58を介してそのインデ
ィケータ46に動作電源を供給する車載バッテリ電源5
6を備えたタイヤ空気圧監視装置において、車載バッテ
リ電源56と別に設けられた第2のバッテリ電源60
と、車室内に配置され、ユーザの操作によって第2のバ
ッテリ電源60をインディケータ46に接続して動作電
源を供給する操作スイッチ64を設け、ユーザが作業中
にタイヤを確認しようとするとき、イグニション・スイ
ッチ58をオンすることなく、操作スイッチ64を操作
するのみでインディケータ46を表示動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤ空気圧監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車(車両)のユーザにとって、始業
点検の際、エンジンオイルやラジエータ冷却液の残量な
どは目視によって外部から容易に確認することができる
が、タイヤの空気圧が適正か否かは外部から確認するこ
とが困難である。
【0003】その意図から特公昭43−17766号公
報において、車両のタイヤに圧力応動電気スイッチと、
送信アンテナを含む小型発振器などからなるセンサユニ
ットを取りつけ、タイヤ空気圧が所定値以下に低下した
場合に発振器を作動させて出力を送信させると共に、運
転席付近に受信アンテナを含む監視ユニットを設けて前
記出力を受信するようにしたタイヤ空気圧監視装置が提
案されている。
【0004】また、タイヤ空気圧検出手法としては、上
記の他、特開2000─142043号で提案されるよ
うに圧力センサを用いてタイヤ空気圧を直接的に検出す
る手法や、特開平6−92114号公報で提案されるよ
うにABS(Antilock BrakeSystem) 用の車輪速センサ
の出力から推定することも良く知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
ってタイヤ空気圧の低下が確認された場合、その事実は
運転席ダッシュボードのインディケータなどに表示され
る。従って、ユーザは車から降りて空気圧が低下したタ
イヤの空気を充填することになるが、そのとき、作業前
に充填が必要なタイヤを確認するには、イグニション・
スイッチを再度オンしてインディケータを表示動作させ
る必要があった。
【0006】従って、この発明は上記した不都合を解消
し、ユーザが空気圧が不足したタイヤに空気を充填する
ときの作業を容易にするようにしたタイヤ空気圧監視装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、請求項1項において、車両に装着さ
れた複数個のタイヤのそれぞれに配置され、タイヤ空気
圧を示す出力を生じる圧力センサと前記圧力センサの出
力を送信する送信アンテナとを少なくとも含むセンサユ
ニットと、前記車両に搭載され、前記センサユニットか
ら送信される出力を受信アンテナを介して受信して所定
値と比較して前記タイヤの空気圧が適正か否か判定し、
判定結果を報知部に表示する監視ユニットと、前記車両
に搭載され、イグニション・スイッチを介して前記報知
部に動作電源を供給する車載バッテリ電源とを備えたタ
イヤ空気圧監視装置において、前記車載バッテリ電源と
別に設けられた第2のバッテリ電源と、前記車両の室内
に配置され、ユーザの操作によって前記第2のバッテリ
電源を前記報知部に接続して動作電源を供給する操作ス
イッチとを備える如く構成した。
【0008】車載バッテリ電源と別に設けられた第2の
バッテリ電源と、車両の室内に配置され、ユーザの操作
によって第2のバッテリ電源を報知部に接続して動作電
源を供給する操作スイッチとを備える如く構成したの
で、ユーザが車から降りて空気圧が低下したタイヤの空
気を充填する場合、イグニション・スイッチをオンする
ことなく、車室内の操作スイッチを操作するだけで、イ
ンディケータを表示動作させて充填が必要なタイヤを確
認することができるので、空気充填作業が容易となる。
【0009】請求項2項にあっては、車両に装着された
複数個のタイヤのそれぞれに配置され、タイヤ空気圧を
示す出力を生じる圧力センサと前記圧力センサの出力を
送信する第1の送信アンテナとを少なくとも含むセンサ
ユニットと、前記車両に搭載され、前記センサユニット
から送信される出力を第1の受信アンテナを介して受信
して所定値と比較して前記タイヤの空気圧が適正か否か
判定し、判定結果を第1の報知部に表示する監視ユニッ
トとを備えたタイヤ空気圧監視装置において、前記監視
ユニットに配置される第2の送信アンテナと、前記車両
の外部でユーザによって所持される携帯端末器と、前記
携帯端末器に配置される第2の受信アンテナと、前記携
帯端末器に設けられる第2の報知部とを備えると共に、
前記監視ユニットは、前記ユーザの指示に従って前記第
2の送信アンテナと第2の受信アンテナを介して前記判
定結果を前記タイヤの空気圧の状態を含めて前記第2の
報知部に表示させる如く構成した。
【0010】車両の外部でユーザによって所持される携
帯端末器に設けられる第2の報知部を備えると共に、監
視ユニットがユーザの指示に従って第2の送信アンテナ
と第2の受信アンテナを介して判定結果をタイヤの空気
圧の状態を含めてその第2の報知部に表示させる如く構
成したので、ユーザが車から降りて空気圧が低下したタ
イヤの空気を充填する場合、同様にイグニション・スイ
ッチをオンすることなく、ユーザが指示するだけで携帯
端末器の報知部に判定結果が表示されるので、空気充填
作業が容易となる。
【0011】また、携帯端末器の報知部には判定結果が
タイヤの空気圧の状態を含めて表示されるので、ユーザ
は報知部の表示によってタイヤ空気圧の過不足状態を認
識して調整することができるため、空気充填作業が一層
容易となる。
【0012】請求項3項にあっては、前記監視ユニット
は、前記判定の結果が、前記タイヤの空気圧が適正では
ないことを示すとき、前記空気圧の調整方向も表示させ
る如く構成した。
【0013】監視ユニットは、判定の結果がタイヤの空
気圧が適正ではないことを示すとき、空気圧の調整方
向、即ち、空気を充填すべきか、抜くべきかも表示させ
る如く構成したので、空気充填作業がより一層容易とな
る。
【0014】請求項4項にあっては、前記携帯端末器
が、リモートキーレスエントリ、携帯電話器およびPH
S電話器の中のいずれかである如く構成した。
【0015】携帯端末器が、リモートキーレスエント
リ、携帯電話器およびPHS電話器の中のいずれかであ
るように構成したので、ユーザはリモートキーレスエン
トリなどを手元に置いて空気充填作業を行うことができ
るため、作業が一層容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態を説明する。
【0017】図1はその一つの実施の形態に係るタイヤ
空気圧監視装置を全体的に示す概略説明図である。
【0018】符号10はそのタイヤ空気圧監視装置を示
し、タイヤ空気圧監視装置10は、車両12に装着され
た符号14で総称する4個(複数個)のタイヤのそれぞ
れに配置された、符号16で総称する4個のセンサユニ
ットと、車両12の室内の適宜位置に搭載される1個の
監視ユニット20を備える。尚、4個のタイヤ14およ
びそれに対応するセンサユニットは:具体的には、図示
の如く、前右側FRを14FRあるいは16FR、後右
側RRを14RRあるいは16RR、前左側FLを14
FLあるいは16FL、後左側RLを14RLあるいは
16RLで示す。
【0019】図2はセンサユニット16の構造を示す説
明断面図である。
【0020】図示の如く、センサユニット16は、金属
製のホイールディスク(リム)14aに装着された空気
注入用のバルブ14bと一体的に構成される。ホイール
ディスク14aとバルブ14bの間にはグロメット(ブ
ッシュ)14b1が介挿され、バルブ14bのステム1
4b2の外周に突出して形成されるフランジ部14b3
と、ナット14b4(およびワッシャ14b5)でグロ
メット14b1を挟持することにより、バルブ14bは
図示位置に固定される。バルブ14bは、ホイールディ
スク14aの内部側において拡大され、そこにセンサユ
ニット16の本体16aが接続される。尚、符号14b
6はキャップを、14b7は空気充填用のバルブコアを
示す。
【0021】図3は、センサユニット16の本体16a
の構成を詳細に示すブロック図である。
【0022】センサユニット16の本体16aは、CP
U22と、ホイールディスク14aの内部の空気圧、即
ち、タイヤ空気圧を示す出力を生じる圧力センサ24
と、その部位の温度を示す出力を生じる温度センサ26
を備える。センサ24,26の出力は、A/D変換回路
(図示せず)を介してデジタル値に変換され、CPU2
2に入力される。尚、CPU22および圧力センサ24
などの構成部品は、1枚の回路基板28の上に一体的に
搭載されてワンチップ化される。
【0023】また、本体16aには、電源(リチウム電
池。バッテリ電源)30が配置されてCPU22の動作
電源として機能する。また、本体16aには送信アンテ
ナ32と受信アンテナ34が設けられて圧力センサ24
と温度センサ26の出力を監視ユニット20に送信する
一方、監視ユニット20からの送信を受信する。
【0024】図示は省略するが、電源30とCPU22
の間の電源回路の適宜位置には電圧センサが設けられ、
電源30の出力電圧に応じた信号を出力する。電圧セン
サの出力もA/D変換され、CPU22に入力される。
【0025】図1の説明に戻ると、監視ユニット20
は、車室内の適宜位置に配置されてハウジング20a内
に収容された本体20b(図1で図示省略)と、タイヤ
14のそれぞれの付近に配置された、符号40で総称す
る4個の受信アンテナと、符号42で総称する4個の送
信アンテナを備える。即ち、監視ユニット20は、タイ
ヤ14FRから14RLに対応して配置された送信アン
テナ40FRから40RLと、受信アンテナ42FRか
ら42RLを備える。受信アンテナ40と送信アンテナ
42は、同軸ケーブル44を介してハウジング20a内
の本体20bに接続される。
【0026】さらに、監視ユニット20は、車両12の
運転席のダッシュボードに配置されたインディケータ
(第1の報知部)46を備える。インディケータ46と
監視ユニット20のハウジング20a内の本体20b
は、ハーネス48を介して接続される。
【0027】符号50は、車両12の外部で図示のユー
ザによって所持される携帯端末器、具体的にはリモート
キーレスエントリ、携帯電話器およびPHS電話器の中
のいずれか、より具体的には、車両12のドアのロック
信号およびアンロック信号を送信する送信アンテナを内
蔵するリモートキーレスエントリを示す。尚、携帯端末
器は、ユーザによって車両12の外部で所持可能なもの
であれば、上記に限られるものではない。
【0028】図4は、監視ユニット20の本体20bな
どの構成を詳細に示す説明ブロック図である。
【0029】図示の如く、監視ユニット20の本体20
bは、CPU52を備える。CPU52も、センサユニ
ット16の本体16aと同様、1枚の回路基板54の上
に搭載されてワンチップ化される。CPU52は、前記
した受信アンテナ40を介してセンサユニット14から
のデータを受信すると共に、送信アンテナ42を介して
後述するようにデータを送信する。
【0030】インディケータ46は、第1、第2の警告
灯46a,46bと、5個の表示パネル46c,46
d,46e,46f,46gを備える。インディケータ
46は、前記したように、本体20bに接続、より詳し
くはそのCPU52に接続される。
【0031】図5は、監視ユニット20、より正確には
その本体20bのCPU52の動作を機能的に示す説明
ブロック図である。
【0032】CPU52は、センサユニット16から送
信アンテナ32を介して送信された、4個のタイヤ14
についての空気圧を示す信号を受信アンテナ40を介し
て入力し、空気圧比較ブロック52aで入力値を第1の
所定値と比較する。第1の所定値としては、推奨値(Re
commended Cold Pressure 。車両12が放置されてタイ
ヤ14が冷却しきったときの値で、車種により予め設定
される値)を1.3倍して得た値を使用する。
【0033】CPU52は、空気圧比較ブロック52a
において4個のタイヤの1つまたは2以上に関する入力
値が第1の所定値以上と判断されるとき、そのタイヤが
過剰空気圧と判定し、点灯指示信号(報知指示信号)を
インディケータ46に出力し、第1の警告灯46aを点
灯させると共に、アンテナ42,34を介してセンサユ
ニット16に送信周期切り換え信号(後述)を出力す
る。
【0034】尚、CPU52は点灯指示信号を出力して
第1の警告灯46aを点灯させるとき、パネル46cに
図示される車両図形の4個のタイヤ部分図の中の対応す
るものを表示させる。尚、報知手段として視覚的に報知
するインディケータ46を用いたが、音声で表示するス
ピーカ、ブザーなどを用いても良く、さらには両者を用
いても良い。
【0035】CPU52は、空気圧比較ブロック52a
で入力値(検出タイヤ空気圧)が第1の所定値未満と判
断されるときは警報判定ブロック52bに進み、そこで
入力値を第2の所定値と比較する。第2の所定値として
は、推奨値を0.8倍して得た値を使用する。
【0036】CPU52は、警報判定ブロック52bで
入力値が第2の所定値未満と判定されるとき、同様に点
灯指示信号を出力し、第1の警告灯46aを点灯させる
と共に、アンテナ42,34を介してセンサユニット1
6に送信周期切り換え信号を出力する。
【0037】他方、CPU52は、入力値が第2の所定
値以上と判定されるとき、消灯指示信号を出力して第1
の警告灯46aを消灯させる。これは、空気圧比較ブロ
ック52aで入力値が第1の所定値未満と判定された場
合も同様である。
【0038】さらに、CPU52は、センサユニット1
6からアンテナ32,40を介して送信された、4個の
タイヤ14についてのホイールディスク14a内の温
度、即ち、タイヤ温度を示す温度センサ26の出力を入
力し、温度比較ブロック52cで入力値を所定温度(例
えば80℃)と比較する。
【0039】CPU52は、温度比較ブロック52cに
おいて4個のタイヤの1つまたは2以上に関する入力値
が所定温度以上と判断されるときは点灯指示信号を出力
し、第1の警告灯46aを点灯させると共に、入力値が
所定温度未満と判断されるときは消灯信号を出力し、第
1の警告灯46aを消灯させる。
【0040】さらに、CPU52は、センサユニット1
4からアンテナ32,40を介して送信された電源30
の出力電圧を示す電圧センサの出力を入力し、電圧比較
ブロック52dで入力値を所定電圧(例えば1.8V)
と比較する。
【0041】CPU52は、電圧比較ブロック52dに
おいて入力値が所定電圧未満と判断されるときは点灯指
示信号を出力し、第2の警告灯46bを点灯させると共
に、入力値が所定電圧以上と判断されるときは消灯指示
信号を出力し、第2の警告灯46bを消灯させる。
【0042】ここで、動作電源について説明すると、図
4に示す如く、監視ユニット20において、インディケ
ータ46は車両12に搭載された車載バッテリ電源56
にイグニション・スイッチ58を介して接続され、ユー
ザがイグニション・スイッチ58をオンしたとき、通電
されて動作(表示)電源を供給される。
【0043】それに対し、監視ユニット20において、
CPU52は、車載バッテリ電源56と独立に設けられ
た第2のバッテリ電源60に定電源回路62を介して接
続される。前記したように、センサユニット16の電源
30はリチウム電池であることから、センサユニット1
6はタイヤ空気圧などを示す出力を、イグニション・ス
イッチ58がオフ、即ち、車両12のエンジン(図示せ
ず)が停止されるときも検出(測定)して送信すると共
に、監視ユニット20も常時その送信を受信して後述す
るようにタイヤ空気圧などが適正か否か判定する。
【0044】また、第2のバッテリ電源60とインディ
ケータ46の間の電源回路には操作スイッチ64が介挿
され、操作スイッチ64がオンされると、第2のバッテ
リ電源60をインディケータ46に接続してその動作電
源を供給するように構成される。操作スイッチ64は、
図1に示す如く、車両12の室内、即ち、運転席のダッ
シュボードに配置されたインディケータ46に隣接して
配置され、ユーザが操作できるように配置される。
【0045】さらに、インディケータ46は、CPU5
2から第1、第2の警告灯46a,46bやパネル46
cなどの点灯指示信号が出力されたときは、その出力は
信号線481を介してスイッチング回路66に送られて
スイッチング回路66をオンして車載バッテリ電源56
から動作電源を供給される。即ち、インディケータ46
は、CPU52においてタイヤ空気圧などが適正でない
と判定されたときは、イグニッション・スイッチ58の
オン・オフの如何に関わらず点灯されるため、ユーザは
容易に始業点検を行なうことができる。尚、インディケ
ータ46に動作電源が供給されると、その信号が信号線
482(および図示しない遅延回路)を介してCPU5
2に入力され、CPU52は遅延時間後にインディケー
タ46の起動を認識する。
【0046】図6は、CPU52のタイヤ空気圧などの
検出・送信動作を示すタイム・チャートである。
【0047】同図(a)は、タイヤの空気圧が適正な状
態、即ち、少なくともタイヤ空気圧が第1の所定値未満
で第2の所定値以上の状態にある場合のタイム・チャー
トである。尚、タイヤ空気圧が適正な状態にあることに
加え、タイヤ温度が所定温度未満である場合を、タイヤ
空気圧が適正な状態とみなしても良い。
【0048】そのような適正な場合にあっては、センサ
ユニット16においてCPU22は測定周期(例えば7
sec)ごとにセンサ出力をA/D変換して入力する
(読み込む)と共に、送信周期(例えば4.0minか
ら8.0min)ごとに入力値(検出値)を監視ユニッ
ト20に送信する。尚、送信周期は4個のセンサユニッ
ト16ごとに僅かずつずらされる。
【0049】尚、センサユニット16の送信アンテナ3
2から監視ユニット20の受信アンテナ40を介しての
データ送信は、周波数は315MHzで行われる。ま
た、後述するように、監視ユニット20の送信アンテナ
42からセンサユニット16の受信アンテナ34を介し
てのデータ送信も、同一の周波数で行われる。
【0050】また、センサユニット16からの送信デー
タは、図7に示すように、IDパルス列(後述)、およ
びその他の圧力センサ出力(デジタル変換値)、温度セ
ンサ出力(デジタル変換値)および電圧センサ出力(デ
ジタル変換値)を示すパルス列の順で結合された、例え
ば56ビットの信号(IDパルス列が32ビット、圧力
センサ出力、温度センサ出力および電圧センサ出力を示
すパルス列がそれぞれ8ビット)を1単位として構成さ
れる。
【0051】IDパルス列は同図の下部に示すように、
4個のセンサユニット16が対応する、1セット分(4
個)のタイヤ14のそれぞれに個別に添付されるバーコ
ードからなる。即ち、バーコードは、車両12を工場か
ら出荷するとき、前記した14FLなどの4個のタイヤ
ごとに別々に付与されると共に、車両12が異なるとき
は別々に付与される。従って、1つのバーコード(ID
パルス列)は、対象となる車両群の中のある一つのタイ
ヤを特定する。
【0052】前記した如く、監視ユニット20にあって
CPU52は、4個のタイヤ14のいずれかの入力値
(検出タイヤ空気圧)が第1の所定値以上あるいは第2
の所定値未満と判断されるとき、インディケータ46の
第1の警告灯46aなどを点灯すると共に、送信アンテ
ナ42および受信アンテナ34を介してセンサユニット
16に送信周期切り換え信号を出力するが、CPU52
は、そのとき、前記したIDパルス列を付して送信す
る。
【0053】従って、そのIDパルス列で特定されるセ
ンサユニット16aから16dのいずれかにおいて、該
当するCPU22は送信周期切り換え信号が自己宛ての
指令であることを認識し、送信周期を切り換える。
【0054】さらに、ユーザが車両12を購入した後、
タイヤ14のローテーションを実施することもあり得る
ことから、監視ユニット20においてCPU52は、セ
ンサユニット16の送信アンテナ32から送信され、監
視ユニット20の受信アンテナ40で受信される4個の
送信データの中、受信強度(電波強度)が最も高いもの
を、対応するタイヤのセンサユニット16からの送信デ
ータと判別する。
【0055】受信アンテナ40FRを例にとって具体的
に説明する。今、前述の図1に示す如く、受信アンテナ
40FRに最も近いタイヤが14FRである場合、送信
間隔ごとに順次送信される4個のタイヤについての送信
データの中、受信アンテナ40FRの受信強度が最も高
いのはセンサユニット16FRからの信号であるから、
CPU52は、センサユニット16FRからの送信デー
タを車両の右前輪FRの情報と判別する。他方、タイヤ
14のローテーションを実施した結果、受信アンテナ4
0FRに最も近いタイヤが14RLとなり、よって受信
アンテナ40FRに最も近いセンサユニットが16RL
になったとすると、受信アンテナ40FRは、センサユ
ニット16RLからの送信データの受信強度が最も高く
なる。CPU52は、その最も受信強度が高いセンサユ
ニット16RLからの送信データを車両の右前輪の情報
と判別し、CPU52に書き込まれている車両の右前輪
を示すIDパルスを、センサユニット16FRのものか
らセンサユニット16RLのものに置き換える。
【0056】図6の説明に戻ると、同図(b)は上記し
た適正な状態にない場合、即ち、タイヤ空気圧が第1の
所定値以上あるいは第2の所定値未満である場合のタイ
ム・チャートである。
【0057】その場合にあっては、監視ユニット20
は、前記したように、送信周期切り換え信号を出力す
る。従って、センサユニット16は同一の測定周期(例
えば7sec)ごとにセンサ出力をA/D変換して読み
込むと共に、送信周期切り換え信号に応じて送信周期を
短縮、例えば7.0secとする。
【0058】これは、センサユニット16の電源30の
蓄電容量が限られていることから、タイヤ空気圧などが
適正な状態にある限り、送信周期を長くして電源電圧の
消耗を可能な限り回避すると共に、タイヤ空気圧が適正
な状態にないと判断されたときは、監視頻度を上げて速
やかに報知することが望ましいためである。
【0059】この実施の形態に係るタイヤ空気圧監視装
置にあっては上記の如く、車両12に装着された4個
(複数個)のタイヤ14のそれぞれに配置され、タイヤ
空気圧を示す出力を生じる圧力センサ24と圧力センサ
24の出力を送信する送信アンテナ32とを少なくとも
含むセンサユニット16と、車両12に搭載され、セン
サユニット16から送信される出力を受信アンテナ40
を介して受信して所定値と比較して前記タイヤの空気圧
が適正か否か判定し、より正確には圧力センサ24の出
力を第1の所定値と第2の所定値と比較し、第1の所定
値未満で第2の所定値以上のタイヤ空気圧が適正な状態
にあるか否か判定し、判定結果をインディケータ(報知
部)46に表示する監視ユニット20と、車両12に搭
載され、イグニション・スイッチ58を介してインディ
ケータ(報知部)46に動作電源を供給する車載バッテ
リ電源56とを備えたタイヤ空気圧監視装置10におい
て、車載バッテリ電源56と別に設けられた第2のバッ
テリ電源60と、車両12の室内に配置され、ユーザの
操作によって第2のバッテリ電源60をインディケータ
(報知部)46に接続して動作電源を供給する操作スイ
ッチ64とを備える如く構成した。
【0060】これにより、ユーザが車両12から降りて
空気圧が低下したタイヤ14の空気を充填する場合、イ
グニション・スイッチ58をオンすることなく、車室内
の操作スイッチ64を操作するだけで、インディケータ
46を表示動作させて充填が必要なタイヤを確認するこ
とができるので、空気充填作業が容易となる。
【0061】また、監視ユニット20は、送信周期切り
換え信号を出力するとき、送信データに空気圧が適正で
はないと判定されたタイヤ14を特定するIDパルス列
(識別信号)を付加して出力する如く構成したので、4
個全てのセンサユニット16ではなく、空気圧などが適
正ではないと判定されたタイヤ14に装着されたセンサ
ユニット16のみの送信周期を短くすることができるた
め、電源30の消費量を低減することができる。
【0062】図8はこの発明に係るタイヤ空気圧監視装
置の第2の実施の形態を示す、図4と同様の説明ブロッ
ク図である。
【0063】第1の実施の形態と相違する点に焦点をお
いて説明すると、第2の実施の形態に係るタイヤ空気圧
監視装置においては、リモートキーレスエントリ(携帯
端末器)50に第3の受信アンテナ50aを配置すると
共に、第2のインディケータ(報知部)50bを設け、
よってユーザの指示に従って第2の送信アンテナ42と
第3の受信アンテナ50aを介して前記した判定結果を
インディケータ50bに表示させるように構成した。
【0064】即ち、リモートキーレスエントリ50は、
操作ボタン50cを介して車両12のドアのロック信号
とアンロック信号を送信する送信アンテナ50dを本来
的に内蔵するが、それに加えて受信アンテナ50aを配
置すると共に、図示のようなインディケータ50bと第
2の操作ボタン50eを設けるようにした。第2の操作
ボタン50eはユーザの指示を入力するためのものであ
る。
【0065】尚、前記したように、監視ユニット20と
センサユニット16の間の送信周波数は315MHzで
あるが、リモートキーレスエントリ50も一般に同様の
周波数を送信に使用するので、受信アンテナ50aなど
を追加しても、回路の変更は僅少で足る。
【0066】これにより、監視ユニット20は、第2の
操作ボタン50eを押すことで行われるユーザの指示が
送信アンテナ50d、受信アンテナ40を介してCPU
52に伝達されると、送信アンテナ42と受信アンテナ
50aを介して前記判定結果をインディケータ50bに
表示させることができる。尚、残余の構成は第1の実施
の形態と異ならない。
【0067】インディケータ50bに表示されるパター
ン(図形)は、インディケータ46のパネル46cと同
様である。尚、符号50f,50gは、インディケータ
46の第1、第2の警告灯46a,46bと同様な警告
灯を示す。
【0068】尚、インディケータ50bに表示されるパ
ターンは図示のものに限られるものではなく、図9に示
すようなパターンを用いてタイヤごとに空気圧の状態を
示しても良い。図9において、前後左側FL,RLの斜
線交差ハッチングはタイヤ空気圧が正常、前右側FRの
縦線ハッチングはタイヤ空気圧が不足、後右側RRの斜
線ハッチングはタイヤ空気圧が過剰であることを示す。
実際には、ハッチングの相違は色彩で示される。例え
ば、タイヤ空気圧が正常なときは青色で、タイヤ空気圧
が不足のときは黄色で、タイヤ空気圧が過剰なときは赤
色で示される。
【0069】さらには、図10に示すようなパターンを
用いても良い。図10においては、前記したハッチング
によるタイヤ空気圧の状態表示に加え、空気圧の調整方
向(増減方向)を矢印で示すようにした。前後左側F
L,RLのタイヤは正常であることから矢印は無地とす
ると共に、前右側FRについては不足していることか
ら、上方向の矢印に空気圧不足を示す同様のハッチング
を施すと共に、後右側RRも下方向の矢印に空気圧過剰
を示す同様のハッチングを施すようにした。
【0070】さらには、図11に示すような円グラフ状
のパターンを用いてタイヤごとに空気圧の状態を示して
も良く、さらには図12に示すように、調整方向も示す
ようにしても良い。図12において、右上のタイヤは空
気圧が不足していることから、不足を示すハッチングを
下側に施すと共に、右下のタイヤは空気圧が過剰である
ことから、過剰を示すハッチングを上側に施すようにし
た。即ち、ハッチングが下側に施された場合は空気圧の
増方向への調整が必要なことを示し、ハッチングが上側
に施された場合は空気圧の減方向への調整が必要なこと
を示す。図11および図12に示すパターンは、図9お
よび図10のそれに比較すると、使用スペースが少ない
利点がある。
【0071】第2の実施の形態は上記の如く、車両12
に装着された4個(複数個)のタイヤ14の空気圧を示
す出力を生じるセンサ(圧力センサ24)の出力を所定
値、より正確には空気圧過剰を示す第1の所定値と空気
圧不足を示す第2の所定値と比較して前記タイヤの空気
圧が適正か否か判定する監視ユニット20を備えたタイ
ヤ空気圧監視装置10において、車両12の外部でユー
ザによって所持されるリモートキーレスエントリ(携帯
端末器)50に前記した判定の結果をユーザに報知する
報知部(インディケータ50b)を設ける如く構成した
ので、ユーザは乗車前の始業点検などにおいてタイヤ空
気圧を車両の外部から簡単に確認することができる。
尚、インディケータ50bをユーザに対して視覚的に報
知するものとしたが、音声的に報知するものでも良く、
さらにはその双方であっても良い。
【0072】より正確には、車両12に装着された4個
(複数個)のタイヤ14のそれぞれに配置され、タイヤ
空気圧を示す出力を生じる圧力センサ24と前記圧力セ
ンサの出力を送信する第1の送信アンテナ32とを少な
くとも含むセンサユニット16と、車両12に搭載さ
れ、センサユニット16から送信される出力を第1の受
信アンテナ40を介して受信して所定値と比較してタイ
ヤ14の空気圧が適正か否か判定し、より正確にはセン
サ出力を空気圧不足を示す第1の所定値と空気圧過剰を
示す第2の所定値と比較してタイヤ14の空気圧が適正
範囲にあるか否か判定し、判定結果をインディケータ
(第1の報知部)46に表示する監視ユニット20とを
備えたタイヤ空気圧監視装置10において、監視ユニッ
ト20に配置される第2の送信アンテナ42と、車両1
2の外部でユーザによって所持されるリモートキーレス
エントリ(携帯端末器)50と、リモートキーレスエン
トリ50に配置される第2の受信アンテナ50a(第2
の受信アンテナ)と、リモートキーレスエントリ50に
設けられるインディケータ(第2の報知部)50bとを
備えると共に、監視ユニット20は、ユーザの指示に従
って、即ち、第2の操作ボタン50eの操作によって入
力されるユーザの指示に従って第2の送信アンテナ42
と第3の受信アンテナ50aを介して前記した判定結果
をインディケータ50bに表示させる如く構成した。
【0073】これによって、ユーザは乗車前の始業点検
などにおいてタイヤ空気圧をタイヤ14の外部から簡単
に確認することができる。尚、インディケータ46,5
0bが視覚的に報知するものとしたが、音声的に報知す
るものでも良く、さらにはその双方であっても良いこと
も前記と同様である。
【0074】また、上記したように、携帯端末器をリモ
ートキーレスエントリ50としたが、携帯電話器および
PHS電話器のいずれかであっても良い。尚、リモート
キーレスエントリ50は前記したように送信周波数が図
示のタイヤ空気圧監視装置10の送信周波数と同一なの
で、リモートキーレスエントリ50が望ましいが、携帯
電話器などでタイヤ空気圧監視装置の送信周波数と異な
るときは、適宜な逓倍回路などを追加すれば良い。
【0075】いずれにしても、かかる携帯端末器を用い
ることで、ユーザは乗車前の始業点検などにおいてタイ
ヤ空気圧を車両の外部から簡単かつ迅速に確認すること
ができる。
【0076】また、リモートキーレスエントリ50のイ
ンディケータ50bには判定結果がタイヤの空気圧の状
態を含めて表示されるので、所定値として不足側の値を
示す第1の所定値と過剰側の値を示す第2の所定値を用
いれば、ユーザは報知部の表示によってタイヤ空気圧の
過不足状態を認識して調整することができるため、空気
充填作業が一層容易となる。
【0077】また、監視ユニット20は、前記した判定
の結果が、4個のタイヤの1個または2個以上の空気圧
が適正ではないことを示すとき、図10および図12に
示す如く、空気圧の調整方向も表示させる如く構成し
た。これにより、空気圧の調整方向、即ち、空気を充填
すべきか、抜くべきかも表示させることなって、空気充
填作業がより一層容易となる。
【0078】また、携帯端末器が、リモートキーレスエ
ントリ50、あるいは携帯電話器およびPHS電話器の
中のいずれかである如く構成したので、ユーザはリモー
トキーレスエントリ50などを手元に置いて空気充填作
業を行うことができるため、作業が一層容易となる。
【0079】
【発明の効果】請求項1項にあっては、車載バッテリ電
源と別に設けられた第2のバッテリ電源と、車両の室内
に配置され、ユーザの操作によって第2のバッテリ電源
を報知部に接続して動作電源を供給する操作スイッチと
を備える如く構成したので、ユーザが車から降りて空気
圧が低下したタイヤの空気を充填する場合、イグニショ
ン・スイッチをオンすることなく、車室内の操作スイッ
チを操作するだけで、インディケータを表示動作させて
充填が必要なタイヤを確認することができるので、空気
充填作業が容易となる。
【0080】請求項2項にあっては、車両の外部でユー
ザによって所持される携帯端末器に設けられる第2の報
知部を備えると共に、監視ユニットがユーザの指示に従
って第2の送信アンテナと第2の受信アンテナを介して
判定結果をタイヤの空気圧の状態を含めてその第2の報
知部に表示させる如く構成したので、ユーザが車から降
りて空気圧が低下したタイヤの空気を充填する場合、同
様にイグニション・スイッチをオンすることなく、ユー
ザが指示するだけで携帯端末器の報知部に判定結果が表
示されるので、空気充填作業が容易となる。
【0081】また、携帯端末器の報知部には判定結果が
タイヤの空気圧の状態を含めて表示されるので、ユーザ
は報知部の表示によってタイヤ空気圧の過不足状態を認
識して調整することができるため、空気充填作業が一層
容易となる。
【0082】請求項3項にあっては、監視ユニットは、
判定の結果がタイヤの空気圧が適正ではないことを示す
とき、空気圧の調整方向、即ち、空気を充填すべきか、
抜くべきかも表示させる如く構成したので、空気充填作
業がより一層容易となる。
【0083】請求項4項にあっては、携帯端末器が、リ
モートキーレスエントリ、携帯電話器およびPHS電話
器の中のいずれかである如く構成したので、ユーザはリ
モートキーレスエントリなどを手元に置いて空気充填作
業を行うことができるため、作業が一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係るタイヤ空気
圧監視装置を全体的に示す概略説明図である。
【図2】図1装置の中のセンサユニットの構造を示す説
明断面図である。
【図3】図1装置の中のセンサユニットの本体の構成を
詳細に示すブロック図である。
【図4】図1の中の監視ユニットの本体などの構成を詳
細に示す説明ブロック図である。
【図5】図4の監視ユニットの本体のCPUの動作を機
能的に示す説明ブロック図である。
【図6】図2のセンサユニットの検出・送信動作を示す
タイム・チャートである。
【図7】図2のセンサユニットの送信データの構成を示
す説明図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態に係るタイヤ空気
圧監視装置の動作を示す、図4と同様な説明ブロック図
である。
【図9】図8に示す第2の実施の形態に係るタイヤ空気
圧監視装置のリモートキーレスエントリのインディケー
タの表示パターン(図形)の別の例を示す説明図であ
る。
【図10】同様に、図8に示す第2の実施の形態に係る
タイヤ空気圧監視装置のリモートキーレスエントリのイ
ンディケータの表示パターン(図形)のさらに別の例を
示す説明図である。
【図11】同様に、図8に示す第2の実施の形態に係る
タイヤ空気圧監視装置のリモートキーレスエントリのイ
ンディケータの表示パターン(図形)のさらに別の例を
示す説明図である。
【図12】同様に、図8に示す第2の実施の形態に係る
タイヤ空気圧監視装置のリモートキーレスエントリのイ
ンディケータの表示パターン(図形)のさらに別の例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 タイヤ空気圧監視装置 12 車両 14 タイヤ 16 センサユニット 22 CPU(センサユニットの) 24 圧力センサ 32 送信アンテナ(第1の送信アンテナ) 40 受信アンテナ(第1の受信アンテナ) 42 送信アンテナ(第2の送信アンテナ) 46 インディケータ(第1の報知部) 50 リモートキーレスエントリ(携帯端末器) 50a リモートキーレスエントリの受信アンテナ(第
2の受信アンテナ) 50b リモートキーレスエントリのインディケータ
(第2の報知部) 50e リモートキーレスエントリの第2の操作ボタン 52 CPU(監視ユニットの) 56 車載バッテリ電源 58 イグニション・スイッチ 60 第2のバッテリ電源 64 操作スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.車両に装着された複数個のタイヤのそ
    れぞれに配置され、タイヤ空気圧を示す出力を生じる圧
    力センサと前記圧力センサの出力を送信する送信アンテ
    ナとを少なくとも含むセンサユニットと、 b.前記車両に搭載され、前記センサユニットから送信
    される出力を受信アンテナを介して受信して所定値と比
    較して前記タイヤの空気圧が適正か否か判定し、判定結
    果を報知部に表示する監視ユニットと、 c.前記車両に搭載され、イグニション・スイッチを介
    して前記報知部に動作電源を供給する車載バッテリ電源
    と、を備えたタイヤ空気圧監視装置において、 d.前記車載バッテリ電源と別に設けられた第2のバッ
    テリ電源と、 e.前記車両の室内に配置され、ユーザの操作によって
    前記第2のバッテリ電源を前記報知部に接続して動作電
    源を供給する操作スイッチと、を備えたことを特徴とす
    るタイヤ空気圧監視装置。
  2. 【請求項2】a.車両に装着された複数個のタイヤのそ
    れぞれに配置され、タイヤ空気圧を示す出力を生じる圧
    力センサと前記圧力センサの出力を送信する第1の送信
    アンテナとを少なくとも含むセンサユニットと、 b.前記車両に搭載され、前記センサユニットから送信
    される出力を第1の受信アンテナを介して受信して所定
    値と比較して前記タイヤの空気圧が適正か否か判定し、
    判定結果を第1の報知部に表示する監視ユニットと、を
    備えたタイヤ空気圧監視装置において、 c.前記監視ユニットに配置される第2の送信アンテナ
    と、 d.前記車両の外部でユーザによって所持される携帯端
    末器と、 e.前記携帯端末器に配置される第2の受信アンテナ
    と、 f.前記携帯端末器に設けられる第2の報知部と、を備
    えると共に、前記監視ユニットは、前記ユーザの指示に
    従って前記第2の送信アンテナと第2の受信アンテナを
    介して前記判定結果を前記タイヤの空気圧の状態を含め
    て前記第2の報知部に表示させることを特徴とするタイ
    ヤ空気圧監視装置。
  3. 【請求項3】 前記監視ユニットは、前記判定の結果
    が、前記タイヤの空気圧が適正ではないことを示すと
    き、前記空気圧の調整方向も表示させることを特徴とす
    る請求項2項記載のタイヤ空気圧監視装置。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末器が、リモートキーレスエ
    ントリ、携帯電話器およびPHS電話器の中のいずれか
    であることを特徴とする請求項2項または3項記載のタ
    イヤ空気圧監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151667A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Pacific Ind Co Ltd タイヤ状態監視装置
CN104786757A (zh) * 2015-03-25 2015-07-22 张彬彬 胎压车载装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151667A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Pacific Ind Co Ltd タイヤ状態監視装置
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