JP2003340857A - 中空構造体用発泡部材、その取付構造および取付方法 - Google Patents

中空構造体用発泡部材、その取付構造および取付方法

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JP2003340857A
JP2003340857A JP2002155670A JP2002155670A JP2003340857A JP 2003340857 A JP2003340857 A JP 2003340857A JP 2002155670 A JP2002155670 A JP 2002155670A JP 2002155670 A JP2002155670 A JP 2002155670A JP 2003340857 A JP2003340857 A JP 2003340857A
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foam
hollow structure
welding
foam material
welding piece
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Takio Ito
滝男 伊藤
Naoki Okochi
直樹 大河内
Takehiro Ui
丈裕 宇井
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Nitto Denko Corp
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/18Filling preformed cavities
    • B29C44/188Sealing off parts of the cavities

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡材料を中空構造体に、簡易な作業により
効率的に取り付けることができ、しかも、発泡材料を中
空構造体に、強固かつ安定して取り付けることのでき
る、中空構造体用発泡部材、その取付構造および取付方
法を提供すること。 【解決手段】 ピラー21の内部空間を充填する発泡体
15を形成するための発泡材料1に、溶接可能な溶接片
2を装着して、発泡部材Fを作製し、その溶接片2を、
ピラー21のインナパネル22にスポット溶接する。こ
れによって、発泡材料1に装着される溶接片2を、イン
ナパネル22にスポット溶接するのみの簡易な作業によ
り、発泡材料1を効率的に取り付けることができ、生産
性の向上および生産コストの低減化を図ることができ
る。しかも、スポット溶接による取り付けであるため、
強固かつ安定した取り付けを実現することができ、発泡
材料1を確実に発泡させて、不良品の低減化を確実に図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空構造体用発泡
部材、その取付構造および取付方法に関し、詳しくは、
ピラーなどの中空構造体の内部空間を充填する発泡体を
形成するための中空構造体用発泡部材、その取付構造お
よび取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両ボディのピラー、ロッカ
ーパネル、ルーフサイドパネル、フードパネルなどの閉
断面に形成される中空構造体には、制振や防音のため
に、その内部空間に発泡体を充填することが知られてい
る。
【0003】このような発泡体の充填方法として、例え
ば、特開平2−276836号公報には、中空構造体に
ねじ孔を穿孔して、そのねじ孔に、ねじを、中空構造体
の外方から内部空間内に突出するように挿入し、そのね
じに発泡材料を差し込むことにより発泡材料を中空構造
体に取り付けて、その後、焼付塗装時の熱により、発泡
材料を発泡および硬化させることにより、発泡体を中空
構造体の内部空間において隙間なく充填することが記載
されている。
【0004】また、発泡材料を中空構造体に取り付ける
方法として、例えば、特開平9−48038号公報に
は、中空構造体に取付孔を穿孔するとともに、発泡材料
に係止クリップを設けて、係止クリップを取付孔に嵌め
込んで弾性的に係止させることにより、発泡材料を中空
構造体に取り付ける方法が記載されている。また、例え
ば、特開平9−58372号公報には、発泡材料に吸盤
を設けて、この吸盤を中空構造体の内周面に吸着させる
ことにより、発泡材料を中空構造体に取り付ける方法が
記載されている。また、例えば、特開平9−85767
号公報には、発泡材料に磁石を設けて、この磁石を中空
構造体の内周面に磁力により付着させることにより、発
泡材料を中空構造体に取り付ける方法が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平2−2
76836号公報に記載される方法では、中空構造体に
ねじ孔を穿孔して、そのねじ孔に、中空構造体の内部空
間において発泡材料を対向させた状態で、ねじを挿入し
て発泡材料に差し込む必要があるため、取付作業に多大
の手間を要し、生産性の向上が図れないという不具合が
ある。
【0006】また、特開平9−48038号公報、特開
平9−58372号公報および特開平9−85767号
公報に記載される方法では、それぞれ、係止クリップ、
吸盤および磁石により、発泡材料を中空構造体に取り付
けているが、これらはいずれも中空構造体に対する固定
が弱く不安定であり、製造ラインにおいて、発泡材料が
外れ落ちてしまうという不具合がある。
【0007】本発明は、このような不具合に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、発泡材料を中
空構造体に、簡易な作業により効率的に取り付けること
ができ、しかも、発泡材料を中空構造体に、強固かつ安
定して取り付けることのできる、中空構造体用発泡部
材、その取付構造および取付方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、中空構造体の内部空間を充填する発泡体
を形成するための中空構造体用発泡部材であって、前記
発泡体を形成するための発泡材料と、前記発泡材料に装
着され、前記中空構造体に溶接可能な溶接片とを備えて
いることを特徴としている。
【0009】このような中空構造体用発泡部材による
と、発泡材料に装着される溶接片を、中空構造体に溶接
するのみの簡易な作業により、発泡材料を中空構造体に
効率的に取り付けることができる。そのため、生産性の
向上および生産コストの低減化を図ることができる。し
かも、溶接による取り付けであるため、強固かつ安定し
た取り付けを実現することができ、発泡材料を確実に発
泡させて、不良品の低減化を確実に図ることができる。
さらに、溶接によって取り付ければ、自動化が可能とな
るので、より一層、生産性の向上および生産コストの低
減化を図ることができる。
【0010】また、本発明の中空構造体用発泡部材にお
いては、前記溶接片には、前記発泡材料を支持するため
の支持部と、前記中空構造体に溶接するための溶接部と
が形成されており、前記支持部は、前記発泡材料を挟ん
で対向する挟持部を備えていることが好適である。
【0011】これによって、発泡材料が挟持部で挟持さ
れることにより、発泡材料を簡易かつ確実に保持できる
ので、簡易かつ確実な装着を実現することができる。ま
た、発泡材料が挟持部で挟持されることで、発泡材料の
たれを防止することができる。
【0012】さらに、この場合には、前記挟持部によっ
て挟持される前記発泡材料を固定するための固定手段を
備えていることが好適である。
【0013】固定手段を備えると、固定手段によって発
泡材料を確実に固定できるので、より確実な装着を実現
することができる。
【0014】また、本発明の中空構造体用発泡部材にお
いては、前記溶接片には、前記発泡材料を支持するため
の支持部と、前記中空構造体に溶接するための溶接部と
が形成されており、前記支持部は、前記発泡材料内に挿
入される挿入部を備えていることも好適である。
【0015】これによって、発泡材料に挿入部が挿入さ
れることにより、発泡材料を簡易かつ確実に保持できる
ので、簡易かつ確実な装着を実現することができる。ま
た、発泡材料に挿入部が挿入され、発泡材料の表面を支
持部によって覆わずにすむので、発泡材料の高発泡倍率
を確保することができる。
【0016】また、本発明は、上記した中空構造体用発
泡部材の前記溶接片が、前記中空構造体に溶接されるこ
とにより、前記中空構造体用発泡部材が前記中空構造体
に取り付けられている、中空構造体用発泡部材の取付構
造を含んでいる。
【0017】このような取付構造によると、発泡材料に
装着される溶接片を、中空構造体に溶接するのみの簡易
な作業により、発泡材料を中空構造体に効率的に取り付
けることができる。そのため、生産性の向上および生産
コストの低減化を図ることができる。しかも、溶接によ
る取り付けであるため、強固かつ安定した取り付けを実
現することができ、発泡材料を確実に発泡させて、不良
品の低減化を確実に図ることができる。さらに、溶接に
よって取り付ければ、自動化が可能となるので、より一
層、生産性の向上および生産コストの低減化を図ること
ができる。
【0018】また、本発明は、上記した中空構造体用発
泡部材の前記溶接片を、前記中空構造体に溶接すること
により、前記中空構造体用発泡部材を前記中空構造体に
取り付ける、中空構造体用発泡部材の取付方法をも含ん
でいる。
【0019】このような取付方法によると、発泡材料に
装着される溶接片を、中空構造体に溶接するのみの簡易
な作業により、発泡材料を中空構造体に効率的に取り付
けることができる。そのため、生産性の向上および生産
コストの低減化を図ることができる。しかも、溶接によ
る取り付けであるため、強固かつ安定した取り付けを実
現することができ、発泡材料を確実に発泡させて、不良
品の低減化を確実に図ることができる。さらに、溶接に
よって取り付ければ、自動化が可能となるので、より一
層、生産性の向上および生産コストの低減化を図ること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の中空構造体用
発泡部材の取付構造および取付方法が適用されている中
空構造体としてのピラーの内部空間に発泡体を充填する
方法の一実施形態の工程図が示されている。
【0021】図1において、この方法では、まず、図1
(a)に示すように、発泡材料1に溶接片2を装着し
て、中空構造体用発泡部材としての発泡部材Fを作製す
る。
【0022】発泡材料1は、ピラー21の内部空間を充
填する発泡体15(図1(d)参照)を発泡成形するた
めの原材料であって、特に限定されないが、例えば、熱
可塑性樹脂に発泡剤が配合され、所定形状に成形されて
いる発泡プリフォームや、発泡体に固着剤が含浸され、
熱プレスなどによって所定形状に圧縮成形されている圧
縮プリフォームなどの予備成形物として用いられる。
【0023】発泡プリフォームにおいて、熱可塑性樹脂
としては、発泡成形可能な各種の熱可塑性樹脂を用いる
ことができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビ
ニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリケ
トンなどが用いられる。好ましくは、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体が用いられる。エチレン−酢酸ビニル共重
合体を用いることにより、発泡倍率を高くでき、また、
ピラー21(金属)への接着性の向上を図ることができ
る。
【0024】また、発泡剤としては、加熱により発泡さ
せるものが広く用いられ、例えば、アゾジカルボンアミ
ド、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物、例
えば、ジニトロソペンタメチレンテトラミンなどのニト
ロソ化合物、例えば、パラトルエンスルホニルヒドラジ
ッド、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジッドなどのヒドラジッド化合物などが用いられる。好
ましくは、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒ
ドラジッドが用いられる。これら発泡剤は、単独で用い
てもよく、あるいは、2種以上を併用してもよい。な
お、これら発泡剤は、熱可塑性樹脂の軟化温度以上で分
解してガスを発生し、かつ、発泡プリフォームの成形時
にほとんど発泡しないものが適宜選択される。また、発
泡剤の配合量は、発泡プリフォームの発泡時に、発泡倍
率5〜25倍程度、好ましくは、10〜20倍程度で、
実質的に独立気泡を生じさせる範囲が好ましい。発泡剤
の配合量が少なすぎると、発泡成形される発泡体15が
実質的に発泡体として機能せず、一方、発泡剤の配合量
が多すぎると、樹脂だれによる空隙を生じ、いずれも防
音効果が抵下する。
【0025】また、発泡プリフォームには、熱可塑性樹
脂および発泡剤以外にも、必要に応じて、例えば、尿
素、カルボン酸金属塩などの発泡助剤や、例えば、架橋
剤、充填剤、着色剤、老化防止剤などの添加剤を適宜配
合してもよい。
【0026】そして、発泡プリフォームは、例えば、熱
可塑性樹脂、発泡剤、および、必要により、発泡助剤や
添加剤を配合して、ミキシングロールなどによって混練
し、この混練物を、所定形状に成形することにより調製
することができる。混練物の成形は、例えば、混練物
を、ペレタイザーなどによってペレット化し、このペレ
ットを、発泡剤が実質的に分解しない温度条件下で、射
出成形機および押出成形機などによって所定形状に押出
成形したり、あるいは、カレンダー成形や熱プレスによ
って、直接、所定形状に成形すればよい。このようにし
て得られる発泡プリフォームからなる発泡材料1は、特
に限定されないが、例えば、上記した成形により、例え
ば、図2に示すような略矩形板状に成形される。
【0027】また、圧縮プリフォームにおいて、発泡体
としては、特に限定されないが、連続気泡で、弾性およ
び吸音性を有する軟質発泡体であることが好ましく、例
えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、各種ゴ
ム類などからなる発泡体が用いられる。
【0028】また、固着剤は、加熱すると軟化または溶
融し、冷却すると固化する樹脂からなり、その融点また
は軟化点が、上記した発泡体の融点または軟化点よりも
低いものが好ましく用いられる。固着剤の融点または軟
化点が、上記した発泡体の融点または軟化点よりも高い
と、発泡体を圧縮成形して、その圧縮状態を保持するた
めに固着剤により固着させるとき、および、固着されて
いる圧縮成形物を加熱して固着剤の固着力を除去すると
きにおいて、発泡体の気泡がつぶれ、固着力が除去され
ても、もとの発泡体に復元しなくなる場合がある。な
お、固着剤の融点または軟化点があまりに低いと、貯蔵
中に圧縮成形物が発泡して復元してしまう場合があり、
また、あまりに高いと、発泡体の熱劣化を生じて、復元
した発泡体の物性が低下する場合がある。より具体的に
は、固着剤の融点または軟化点は、通常、室温よりも1
0℃以上高いものが好ましく、例えば、30〜180℃
であることが好ましい。
【0029】このような固着剤としては、上記した融点
または軟化点を有するものであれば、特に限定されない
が、融点幅のせまい低分子量の樹脂が好ましく用いられ
る。低分子量の樹脂を用いれば、加熱により急激に粘度
が低下して、圧縮成形物の迅速な復元を確保することが
できる。このような固着剤としては、例えば、エポキシ
樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、熱硬化性ポリエ
ステル樹脂などの熱硬化性樹脂、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリ
アミド、ポリプチラール、セルロースアセテートブチレ
ート、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル
等の熱可塑性樹脂が用いられる。
【0030】また、圧縮プリフォームには、粘度調整や
コスト低減のために、可塑剤や充填剤などの各種の添加
剤を適宜配合してもよく、また、硬化剤を配合して、圧
縮成形物が加熱によりもとの発泡体に復元した後に、固
着剤が硬化するようにしてもよい。
【0031】そして、圧縮プリフォームは、例えば、発
泡体に、溶剤に溶解した固着剤を含浸して、溶剤を除去
した後に、熱プレスなどによって、所定形状に圧縮成形
すればよい。このようにして得られる圧縮プリフォーム
からなる発泡材料1は、特に限定されないが、例えば、
上記した成形により、例えば、図2に示すような略矩形
板状に成形される。
【0032】また、溶接片2は、金属製であって、図2
および図3に示すように、発泡材料1を支持するための
支持部3と、後述するインナパネル22に溶接するため
の溶接部としての溶接板4とが一体的に形成されてい
る。
【0033】支持部3は、長手方向に沿って延びる断面
略コ字状をなし、発泡材料1の厚さ方向長さと実質的に
同一の間隔を隔てて対向配置され、略矩形板状からなる
支持部としての2つの挟持板5および6と、それら挟持
板5および6の下端部を連結する略矩形板状からなる底
板7とが一体的に形成されている。
【0034】溶接板4は、略矩形板状をなし、底板7と
1つの板材として連続して形成されており、一方の挟持
板5の外方に延びるように形成されている。
【0035】そして、発泡材料1に溶接片2を装着する
には、図3(a)に示すように、互いに対向する挟持板
5および6の間に、発泡材料1を長手方向に沿って挿入
し、図3(b)に示すように、発泡材料1の端部を底板
7に当接させればよい。このように、発泡材料1を挟持
板5および6で挟持すれば、発泡材料1をこれら挟持板
5および6の間に挿入するのみで、発泡材料1を簡易か
つ確実に保持することができ、簡易かつ確実な装着を実
現することができる。また、発泡材料1を挟持板5およ
び6で挟持することで、発泡材料1のたれを防止するこ
とができる。
【0036】また、この装着においては、例えば、図4
に示すように、固定手段として、発泡材料1および支持
部3のいずれか一方に、雌部として係止受部8を形成す
るとともに、他方に、雄部として係止突起9を形成し
て、これら係止受部8と係止突起9との嵌合により、発
泡材料1に溶接片2を固定してもよい。より具体的に
は、図4(a)に示すように、発泡材料1の端部側面
に、断面略V字状の溝からなる係止受部8を形成すると
ともに、支持部3の係止板6の内側面に、係止受部8に
嵌合可能な断面略V字状の係止突起9を形成しておき、
図4(b)に示すように、発泡材料1を各挟持板5およ
び6の間に挿入した状態で、係止突起9を係止受部8に
嵌合させる。このようにすれば、発泡材料1を支持部3
に確実に位置決めして固定できるので、より確実な装着
を実現することができる。
【0037】なお、係止受部8および係止突起9を、発
泡材料1および支持部3のいずれに形成するかは、適宜
選択することができ、また、支持部4の各挟持板5およ
び6、底板7のいずれに形成するかも、適宜選択するこ
とができる。さらに、係止受部8を孔状に形成するな
ど、その嵌合方法も適宜選択することができる。
【0038】また、この装着においては、例えば、図5
に示すように、固定手段として、支持部3に挿通孔10
を形成して、発泡材料1をピン11により固定してもよ
い。より具体的には、図5(a)に示すように、各挟持
板5および6には、それらの対向位置において、厚さ方
向を貫通する挿通孔10を形成しておき、図5(b)に
示すように、発泡材料1を各挟持板5および6の間に挿
入した状態で、各挿通孔10および発泡材料1にピン1
1を挿通し、そのピン11の先端部をピン止め12によ
って固定する。このようにしても、発泡材料1を支持部
3に確実に固定できるので、より確実な装着を実現する
ことができる。
【0039】さらに、この装着においては、例えば、図
6に示すように、位置決め手段として、発泡材料1およ
び支持部3のいずれか一方に、雌部として位置決め突起
13を形成するとともに、他方に、雄部として位置決め
受部14を形成して、これら位置決め突起13と位置決
め受部14との嵌合により、発泡材料1に溶接片2を位
置決めしてもよい。より具体的には、図6(a)および
図6(c)に示すように、発泡材料1の端部底面に、略
矩形状の位置決め突起13を形成するとともに、支持部
3の底板7に、位置決め突起13に嵌合可能な略矩形状
の孔からなる位置決め受部14を形成しておき、図6
(b)および図6(c)に示すように、発泡材料1を各
挟持板5および6の間に挿入した状態で、位置決め突起
13を位置決め受部14に嵌合させる。このようにすれ
ば、発泡材料1を支持部3に確実に位置決めできるの
で、より確実な装着を実現することができる。
【0040】なお、位置決め突起13および位置決め受
部14を、発泡材料1および支持部3のいずれに形成す
るかは、適宜選択することができ、また、支持部4の各
挟持板5および6、底板7のいずれに形成するかも、適
宜選択することができる。さらに、係止受部14を溝状
に形成するなど、その嵌合方法も適宜選択することがで
きる。
【0041】さらに、発泡材料1に溶接片2を装着する
方法として、例えば、上記した発泡プリフォームの成形
において、発泡材料1が溶接片2の挟持板5および6で
挟持されるように、混練物を溶接片2とともにインサー
ト成形して、発泡材料1の成形と同時に溶接片2を装着
してもよい。このようなインサート成形によれば、発泡
材料1と溶接片2とを一体的に成形でき、発泡材料1を
挟持板5および6によって、より一層、簡易かつ確実に
保持することができる。
【0042】そして、この方法では、図1(b)に示す
ように、溶接片2をピラー21のインナパネル22に溶
接して、発泡部材Fをインナパネル22に取り付ける。
【0043】ピラー21は、図1(c)および図1
(d)に示すように、両側端部にフランジ部24が形成
される略断略凹状のインナパネル22と、両側端部にフ
ランジ部25が形成される略断略凹状のアウタパネル2
3とを備え、インナパネル22のフランジ部24とアウ
タパネル23のフランジ部25とを対向当接させて溶接
により接合することにより、閉断面として形成される中
空構造体からなり、より具体的には、車両ボディのフロ
ントピラー、サイドピラーあるいはリヤピラーとして形
成されている。
【0044】そして、溶接片2をピラー21のインナパ
ネル22に溶接するには、図7および図8に示すよう
に、インナパネル22の内側面に、例えば、発泡材料1
の長手方向がインナパネル22の長手方向に対して略直
交するように配置して、溶接板4をインナパネル22に
スポット溶接(図7および図8において、溶接箇所Wが
示されている。)すればよい。
【0045】なお、このような取り付けにおいては、発
泡材料1は、図1(b)に示すように、インナパネル2
2の内側面と底板7の厚み分の間隔が隔てられた状態
で、溶接片2を介してインナパネル22に取り付けられ
る。このように、発泡材料1を、インナパネル22の内
側面と底板7の厚み分の間隔を隔てて取り付けることに
より、次の防錆処理工程において、発泡材料1とインナ
パネル22との間の隙間に防錆剤を良好に流入させて、
その部分のインナパネル22の内側面を良好に防錆処理
することができる。しかも、溶接片2が金属製であるた
め、このような防錆処理工程において、インナパネル2
2の内側面とともに溶接片2を防錆処理することによ
り、ピラー21の錆びを良好に防止することができる。
【0046】そして、このような発泡部材Fを用いる方
法および構造によると、発泡材料1に装着される溶接片
2の溶接板4を、インナパネル22の内側面にスポット
溶接するのみの簡易な作業により、発泡材料1をインナ
パネル22に効率的に取り付けることができる。そのた
め、生産性の向上および生産コストの低減化を図ること
ができる。しかも、スポット溶接による取り付けである
ため、強固かつ安定した取り付けを実現することがで
き、その後に、発泡材料1を確実に発泡させて、不良品
の低減化を確実に図ることができる。さらに、スポット
溶接によれば、自動化が可能となるので、より一層、生
産性の向上および生産コストの低減化を図ることができ
る。
【0047】次いで、この方法では、図1(c)に示す
ように、インナパネル22のフランジ部24とアウタパ
ネル23のフランジ部25とを対向当接させて、これら
を溶接により接合することによりピラー21を形成し、
防錆処理など適宜の処理をした後に、図1(d)に示す
ように、例えば、その後の焼付塗装工程において、焼付
塗装の熱(例えば、110〜190℃)などによって、
発泡材料1を発泡もしくは膨張させることにより発泡体
15を形成し、この発泡体15によって、インナパネル
22およびアウタパネル23によって形成されるピラー
21の内部空間を隙間なく充填する。
【0048】このような発泡体15の充填によって、ピ
ラー21の防音性および制振性の向上を図ることができ
る。
【0049】なお、上記の方法において、溶接片2の溶
接板4を、一方の挟持板5の外方に延びるように形成し
たが、溶接板4は、インナパネル22に溶接できれば、
その形状は特に限定されず、例えば、図9に示すよう
に、各挟持板5および6の両外方に延びるように形成し
て、それら各溶接板4をインナパネル22にスポット溶
接してもよい。各溶接板4をインナパネル22にスポッ
ト溶接すれば、より一層、強固な取り付けを実現でき
る。
【0050】また、上記の方法において、溶接片2の支
持部3を、互いに対向する2つの挟持板5および6と、
それら挟持板5および6を連結する底板7とによって形
成したが、例えば、図12に示すように、発泡材料1内
に挿入される挿入部としての差込板16によって形成し
てもよい。
【0051】すなわち、このような差込板16を備える
溶接片2は、金属製であって、図12に示すように、断
面略L字状をなし、支持部3を形成する差込板16は、
略矩形板状をなし、溶接板4から連続して略直角方向に
起立状に延びるように形成されている。なお、差込板1
6の先端部は、成形材料1の差し込みを容易にすべく、
傾斜状に形成されている。
【0052】図10には、このような差込板16が形成
されている溶接片2を備える発泡部材Fが用いられてい
るピラー21の内部空間に発泡体15を充填する方法の
一実施形態の工程図が示されている。次に、図10を参
照して、このような差込板16が形成されている溶接片
2を備える発泡部材Fが用いられるピラー21の内部空
間に発泡体15を充填する方法について説明する。
【0053】図10において、この方法では、まず、図
10(a)に示すように、発泡材料1に溶接片2を装着
して、中空構造体用発泡部材としての発泡部材Fを作製
する。発泡材料1に溶接片2を装着するには、図12
(a)に示すように、差込板16の先端部を、発泡材料
1に長手方向に沿って差し込むように挿入し、図12
(b)に示すように、発泡材料1の端部を溶接板4に当
接させればよい。このように、発泡材料1に差込板16
を挿入することにより、発泡材料1を簡易かつ確実に保
持できるので、簡易かつ確実な装着を実現することがで
きる。また、発泡材料1に差込板16を挿入することに
より、発泡材料1の表面を支持部3によって覆わずにす
むので、発泡材料1の高発泡倍率を確保することができ
る。
【0054】また、発泡材料1に溶接片2を装着する方
法として、上記と同様に、例えば、上記した発泡プリフ
ォームの成形において、発泡材料1に差込板16が挿入
されるように、混練物を溶接片2とともにインサート成
形して、発泡材料1の成形と同時に溶接片2を装着して
もよい。このようなインサート成形によれば、発泡材料
1と溶接片2とを一体的に成形でき、発泡材料1を差込
板16によって、より一層、簡易かつ確実に保持するこ
とができる。
【0055】そして、この方法では、図10(b)に示
すように、上記と同様に、溶接片2をピラー21のイン
ナパネル22に溶接して、発泡部材Fをインナパネル2
2に取り付ける。溶接片2をピラー21のインナパネル
22に溶接するには、図13および図14に示すよう
に、インナパネル22の内側面に、例えば、上記と同様
に、発泡材料1の長手方向がインナパネル22の長手方
向に対して略直交するように配置して、溶接板4をイン
ナパネル22にスポット溶接(図13および図14にお
いて、溶接箇所Wが示されている。)すればよい。
【0056】なお、このような取り付けにおいては、上
記と同様に、発泡材料1は、図10(b)に示すよう
に、インナパネル22の内側面と溶接板4の厚み分の間
隔が隔てられた状態で、溶接片2を介してインナパネル
22に取り付けられる。このように、発泡材料1を、イ
ンナパネル22の内側面と溶接板4の厚み分の間隔を隔
てて取り付けることにより、上記と同様に、次の防錆処
理工程において、発泡材料1とインナパネル22との間
の隙間に防錆剤を良好に流入させて、その部分のインナ
パネル22の内側面を良好に防錆処理することができ
る。しかも、溶接片2が金属製であるため、このような
防錆処理工程において、インナパネル22の内側面とと
もに溶接片2を防錆処理することにより、ピラー21の
錆びを良好に防止することができる。
【0057】そして、このような発泡部材Fが用いられ
る方法および構造によると、上記と同様に、発泡材料1
に装着される溶接片2の溶接板4を、インナパネル22
の内側面にスポット溶接するのみの簡易な作業により、
発泡材料1をインナパネル22に効率的に取り付けるこ
とができる。そのため、生産性の向上および生産コスト
の低減化を図ることができる。しかも、スポット溶接に
よる取り付けであるため、強固かつ安定した取り付けを
実現することができ、その後に、発泡材料1を確実に発
泡させて、不良品の低減化を確実に図ることができる。
さらに、スポット溶接によれば、自動化が可能となるの
で、より一層、生産性の向上および生産コストの低減化
を図ることができる。
【0058】次いで、この方法では、図10(c)に示
すように、上記と同様に、インナパネル22のフランジ
部24とアウタパネル23のフランジ部25とを対向当
接させて、これらを溶接により接合することによりピラ
ー21を形成し、防錆処理など適宜の処理をした後に、
図10(d)に示すように、例えば、その後の焼付塗装
工程において、焼付塗装の熱(例えば、110〜190
℃)などによって、発泡材料1を発泡もしくは膨張させ
ることにより発泡体15を形成し、この発泡体15によ
って、インナパネル22およびアウタパネル23によっ
て形成されるピラー21の内部空間を隙間なく充填す
る。
【0059】このような方法によっても、発泡体15の
充填によって、ピラー21の防音性および制振性の向上
を図ることができる。
【0060】なお、以上の説明においては、発泡材料1
の長手方向がインナパネル22の長手方向に対して略直
交するように配置して、溶接片2をインナパネル22に
溶接したが、その配置方向および配置数は、特に限定さ
れることなく、ピラー21の内部空間における最適の発
泡を確保すべく、ピラー21の大きさや長さなどに応じ
て、発泡方向を自由に設定して適宜配置すればよい。例
えば、発泡材料1の長手方向がインナパネル22の長手
方向に沿うように配置して、溶接片2をインナパネル2
2に溶接してもよく、また、インナパネル22の長手方
向に沿って、所定間隔ごとに複数配置してもよい。
【0061】また、以上の説明においては、溶接片2を
ピラー21のインナパネル22に溶接したが、アウタパ
ネル23に溶接してもよい。
【0062】また、以上の説明においては、中空構造体
をピラー21を例にとって説明したが、本発明の中空構
造体用発泡部材、その取付構造および取付方法は、ピラ
ー21に限らず、閉断面が形成される中空構造体であれ
ば、特に限定されず、例えば、車両ボディのロッカーパ
ネル、ルーフサイドパネル、フードパネルなどにも適用
することができ、さらに、車両用途以外であっても、広
く適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の中空構造体
用発泡部材、その取付構造および取付方法によれば、発
泡材料を中空構造体に効率的に取り付けることができ、
生産性の向上および生産コストの低減化を図ることがで
きる。しかも、溶接による取り付けであるため、強固か
つ安定した取り付けを実現することができ、発泡材料を
確実に発泡させて、不良品の低減化を確実に図ることが
できる。さらに、溶接によって取り付ければ、自動化が
可能となるので、より一層、生産性の向上および生産コ
ストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピラーの内部空間に発泡体を充填する方法の一
実施形態の工程図であって、(a)は、発泡材料に溶接
片を装着して発泡部材を作製する工程、(b)は、溶接
片をピラーのインナパネルに溶接して、発泡部材をイン
ナパネルに取り付ける工程、(c)は、インナパネルの
フランジ部とアウタパネルのフランジ部とを対向当接さ
せて、これらを溶接により接合することによりピラーを
形成する工程、(d)は、焼付塗装の熱によって、発泡
材料を発泡もしくは膨張させる工程を示す。
【図2】図1に示す、発泡材料に溶接片を装着する工程
における斜視図である。
【図3】図1に示す、発泡材料に溶接片を装着する工程
の断面図であって、(a)は、各挟持板の間に、発泡材
料を挿入する状態、(b)は、発泡材料の端部を底板に
当接させた状態を示す。
【図4】図1に示す、発泡材料に溶接片を装着する工程
の断面図であって、(a)は、各挟持板の間に、発泡材
料を挿入する状態、(b)は、発泡材料の端部を底板に
当接させて、係止受部と係止突起との嵌合により、発泡
材料に溶接片を固定する状態を示す。
【図5】図1に示す、発泡材料に溶接片を装着する工程
の断面図であって、(a)は、各挟持板の間に、発泡材
料を挿入する状態、(b)は、発泡材料の端部を底板に
当接させて、ピンを挿通することにより、発泡材料に溶
接片を固定する状態を示す。
【図6】図1に示す、発泡材料に溶接片を装着する工程
の断面図であって、(a)は、各挟持板の間に、発泡材
料を挿入する状態、(b)は、発泡材料の端部を底板に
当接させて、位置決め突起と位置決め受部との嵌合によ
り、発泡材料を支持部に位置決めする状態、(c)は、
(b)における底面図を示す。
【図7】図1に示す、溶接片をピラーのインナパネルに
溶接して、発泡部材をインナパネルに取り付ける工程に
おける斜視図である。
【図8】図1に示す、溶接片をピラーのインナパネルに
溶接して、発泡部材をインナパネルに取り付ける工程に
おける平面図である。
【図9】溶接片の他の実施形態を示す断面図である。
【図10】ピラーの内部空間に発泡体を充填する方法の
他の実施形態の工程図であって、(a)は、発泡材料に
溶接片を装着して発泡部材を作製する工程、(b)は、
溶接片をピラーのインナパネルに溶接して、発泡部材を
インナパネルに取り付ける工程、(c)は、インナパネ
ルのフランジ部とアウタパネルのフランジ部とを対向当
接させて、これらを溶接により接合することによりピラ
ーを形成する工程、(d)は、焼付塗装の熱によって、
発泡材料を発泡もしくは膨張させる工程を示す。
【図11】図10に示す、発泡材料に溶接片を装着する
工程における斜視図である。
【図12】図10に示す、発泡材料に溶接片を装着する
工程の断面図であって、(a)は、差込板を発泡材料に
挿入する状態、(b)は、発泡材料の端部を溶接板に当
接させた状態を示す。
【図13】図10に示す、溶接片をピラーのインナパネ
ルに溶接して、発泡部材をインナパネルに取り付ける工
程における斜視図である。
【図14】図10に示す、溶接片をピラーのインナパネ
ルに溶接して、発泡部材をインナパネルに取り付ける工
程における平面図である。
【符号の説明】
1 発泡材料 2 溶接片 3 支持部 4 溶接板 5 挟持板 6 挟持板 8 係止受部 9 係止突起 10 挿通孔 11 ピン 15 発泡体 16 差込板 21 ピラー F 発泡部材 W 溶接箇所
フロントページの続き (72)発明者 宇井 丈裕 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4F212 AG06 AG20 AH25 AH30 UA09 UB01 UB14 UF05 UF23 UG05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空構造体の内部空間を充填する発泡体
    を形成するための中空構造体用発泡部材であって、 前記発泡体を形成するための発泡材料と、前記発泡材料
    に装着され、前記中空構造体に溶接可能な溶接片とを備
    えていることを特徴とする、中空構造体用発泡部材。
  2. 【請求項2】 前記溶接片には、前記発泡材料を支持す
    るための支持部と、前記中空構造体に溶接するための溶
    接部とが形成されており、 前記支持部は、前記発泡材料を挟んで対向する挟持部を
    備えていること特徴とする、請求項1に記載の中空構造
    体用発泡部材。
  3. 【請求項3】 前記挟持部によって挟持される前記発泡
    材料を固定するための固定手段を備えていることを特徴
    とする、請求項2に記載の中空構造体用発泡部材。
  4. 【請求項4】 前記溶接片には、前記発泡材料を支持す
    るための支持部と、前記中空構造体に溶接するための溶
    接部とが形成されており、 前記支持部は、前記発泡材料内に挿入される挿入部を備
    えていることを特徴とする、請求項1に記載の中空構造
    体用発泡部材。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の中空構
    造体用発泡部材の前記溶接片が、前記中空構造体に溶接
    されることにより、前記中空構造体用発泡部材が前記中
    空構造体に取り付けられていることを特徴とする、中空
    構造体用発泡部材の取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の中空構
    造体用発泡部材の前記溶接片を、前記中空構造体に溶接
    することにより、前記中空構造体用発泡部材を前記中空
    構造体に取り付けることを特徴とする、中空構造体用発
    泡部材の取付方法。
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