JP2003340343A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003340343A
JP2003340343A JP2002150151A JP2002150151A JP2003340343A JP 2003340343 A JP2003340343 A JP 2003340343A JP 2002150151 A JP2002150151 A JP 2002150151A JP 2002150151 A JP2002150151 A JP 2002150151A JP 2003340343 A JP2003340343 A JP 2003340343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に対する走査を行う際に発生する粉塵な
どの汚染物を除去することができる基板処理装置を提供
する。 【解決手段】 レジスト液を吐出するスリットノズルを
備える架橋構造4をX軸方向に移動させることにより、
基板90に対する走査を行う基板処理装置1において、
ステージ3の台面30の上面に設けられた基板保持領域
と、架橋構造4を移動させるための走行レール31aと
の間に、吸引ダクト32および33を設ける。架橋構造
4を移動させる際に、各吸引ダクト32および33の端
部に取り付けられた排気管から吸引を行うことにより、
走行レール31aと31bとの摩擦により発生する粉塵
などの汚染物を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置にお
ける技術に関する。より詳しくは、フラットパネルディ
スプレイ等の製造用のガラス基板等の基板に対する所定
の処理を行う際に発生する粉塵や有機溶剤などを雰囲気
中から除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】載置台上の所定の位置に保持した基板に
対して、所定の処理ツールによる走査によって、種々の
処理を行う技術が知られている。例えば、このような技
術の例として、特開平11−165111号公報には、
ボールモータによりボールネジを回転させ、処理液を吐
出するスリットノズルの両端に剛性結合された2つの移
動台を移動させることにより、スリットノズルを所定の
方向に移動させて走査を行う技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載されている技術では、処理ツールであるスリットノ
ズルを移動させる際に、ボールネジなどの駆動部から潤
滑油や摩擦による金属粉などの汚染物が発生する。そし
てこれらが、基板上に飛散することにより、パーティク
ルの原因となり、処理中の基板が処理不良となるという
問題があった。
【0004】また、基板上に塗布されたレジストなどの
薬液が乾燥する際には、有機溶剤などの溶媒成分の気体
が発生する。これらの気体を雰囲気中に放置すれば空気
汚染の原因となるという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、処理中に発生する汚染物や有機溶剤などを雰囲気
中から速やかに除去することができる基板処理装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を保持する保持台と、所定
の処理ツールが略水平方向に取り付けられ、前記保持台
の上方に略水平に掛け渡された架橋構造と、前記架橋構
造を前記基板の表面に沿った略水平方向に移動させる移
動手段とを備え、前記移動手段が、前記略水平方向に前
記架橋構造を移動させつつ、前記処理ツールによって前
記基板の表面を走査することにより、前記基板の表面に
対して所定の処理を行う基板処理装置において、吸引口
から雰囲気を吸引する少なくとも1つのダクトを備え、
前記ダクトのうちの少なくとも1つについては、前記保
持台の基板保持領域と前記移動手段との間に前記吸引口
が開口している。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記処理ツールが、所定
の処理液を吐出するスリットノズルであり、前記走査に
よって、前記基板の表面上に前記処理液の層が形成され
る。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板処理装置において、前記ダクトのうちの少な
くとも1つが、前記基板保持領域の近傍に設けられてい
る。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項2または
3の発明に係る基板処理装置において、前記ダクトのう
ちの少なくとも1つが、前記スリットノズルの待機位置
の近傍に設けられている。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
4のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
ダクトとして、前記保持台の台面に前記吸引口を形成し
た少なくとも1つの台面開口ダクトを含む。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項1ないし
5のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
ダクトとして、前記保持台上に配置されたダクトカバー
に前記吸引口を形成した少なくとも1つのカバー開口ダ
クトを含む。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
に係る基板処理装置において、前記ダクトカバーに設け
られた前記吸引口が、前記基板保持領域側と、前記移動
手段側とにそれぞれ形成されている。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項1ないし
7のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
ダクトが、前記吸引口から吸引する前記雰囲気の流量を
調節する調整板を有する。
【0014】また、請求項9の発明は、請求項1ないし
8のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
基板が角形基板であって、前記基板保持領域が矩形とな
っており、前記ダクトが、前記基板保持領域の二辺以上
に沿った位置に設けられている。
【0015】また、請求項10の発明は、請求項1ない
し9のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前
記基板が角形基板であって、前記基板保持領域が矩形と
なっており、前記ダクトが、前記基板保持領域の三辺以
上に沿った位置に設けられている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0017】<1. 実施の形態> <1.1 構成の説明>図1は、本発明の実施の形態で
ある基板処理装置1の概略を示す斜視図である。図2
は、基板処理装置1の本体2を上方から見た平面図であ
り、図3は、本体2の正面図である。図4は、図3に示
す切断線により本体2を切断した断面側面図である。な
お、図2において、後述する架橋構造4については図示
を省略する。
【0018】基板処理装置1は、本体2と制御系6とに
大別され、液晶表示装置の画面パネルを製造するための
角形ガラス基板を被処理基板90としており、基板90
の表面に形成された電極層などを選択的にエッチングす
るプロセスにおいて、基板90の表面にレジスト液を塗
布する塗布装置として構成されている。したがって、こ
の実施の形態では、スリットノズル41はレジスト液を
吐出するようになっている。なお、基板処理装置1は、
液晶表示装置用のガラス基板だけでなく、一般に、フラ
ットパネルディスプレイ用の種々の基板に処理液(薬
液)を塗布する装置として変形利用することもできる。
【0019】本体2は、被処理基板90を載置して保持
するための保持台として機能するとともに、付属する各
機構の基台としても機能するステージ3を備える。ステ
ージ3は直方体形状の一体の石製であり、その表面(台
面30)のうち上面および側面は平坦面に加工されてい
る。
【0020】ステージ3の上面中央部に設けられた矩形
の領域である基板保持領域300には多数の真空吸着口
または真空吸着用の溝(図示せず)が分布して形成され
ており、基板処理装置1において基板90を処理する
間、基板90を吸着することにより、基板90を所定の
水平位置に保持する。
【0021】基板保持領域300(基板90が保持され
る領域)を挟んだ両端部には、略水平方向に平行に伸び
る一対の走行レール31aが固設される。走行レール3
1aは、架橋構造4の両端部に固設される支持ブロック
31bとともに、架橋構造4の移動を案内し(移動方向
を所定の方向に規定する)、架橋構造4を基板保持領域
300の上方に支持するリニアガイドを構成する。
【0022】また、ステージ3の上面には、基板保持領
域300と走行レール31aとの間に、走行レール31
aと略平行となるように、吸引ダクト32,33が設け
られ、さらに、前部には吸引ダクト34がY軸方向に沿
って基板保持領域300の近傍に設けられる。
【0023】図5ないし図7は、吸引ダクト33の構成
を示す図である。吸引ダクト33は、ダクトカバー33
0、スリット331、調整板332および排気管333
を備えるカバー開口ダクトである。ダクトカバー330
は、ステージ3上に配置され、端部下面から排気管33
3により吸引される。雰囲気を吸引する吸引口としての
機能を有するスリット331は、ダクトカバー330の
上面(基板保持領域300側)および側面(走行レール
31a側)に形成される。調整板332は、各スリット
331を覆うように配置され、それぞれが移動可能とさ
れている。
【0024】基板処理装置1は、調整板332の位置を
変更することによって、各スリット331の開口面積が
変化し、各スリット331からの雰囲気の流量を調整す
ることができることから、少量の排気で効率的な吸引が
できる。
【0025】排気管333は、ダクトカバー330の端
部下面に取り付けられ、図示しない排気ボックスを介し
て、例えば、工場内の排気設備に接続されている。
【0026】このような構成により、吸引ダクト33
は、図5の矢印で示すようにスリット331から吸い込
んだ雰囲気を排気設備から排気する機能を有する。
【0027】ここで、前述のようにスリット331は吸
引ダクト33の上面および側面に設けられており、基板
90側の雰囲気と走行レール31a側の雰囲気とをそれ
ぞれ吸引することにより、汚染物の発生源となる場所の
雰囲気を選択的に吸引することができるため、効率的に
汚染物を除去することができる。
【0028】なお、吸引ダクト32も吸引ダクト33と
ほぼ左右対称の構成を有し、同様の機能を有している。
また、各スリット331の形状、大きさおよび個数など
は本実施の形態に示すものに限られるものではなく、ま
た、それぞれの形状および大きさなどは異なっていても
よい。
【0029】図8および図9は、吸引ダクト34の構成
を示す図である。吸引ダクト34は、ダクトカバー34
0、スリット341、調整板342および排気管343
を備え、吸引ダクト32,33とほぼ同様の構成を有す
る。ただし、吸引ダクト34は、図9に示すように、中
央部付近に排気管343が取り付けられる。
【0030】このように、基板保持領域300と走行レ
ール31aとの間に、吸引ダクト32,33を設けるこ
とにより、架橋構造4を移動させる際に、走行レール3
1aと支持ブロック31bとの摩擦により発生する粉塵
などの汚染物を除去することができる。また、基板保持
領域300の近傍に吸引ダクト34を設けることによ
り、レジスト液が乾燥する際に、基板90から発生する
有機溶剤の拡散を防止することができる。
【0031】さらに、吸引ダクト32ないし34が、基
板保持領域300に保持された基板90の三辺に沿った
位置に設けられていることにより、発生する粉塵や有機
溶剤などの汚染物を効率よく、雰囲気中から除去するこ
とができる。
【0032】なお、本実施の形態における基板処理装置
1では、吸引ダクト32ないし34により吸引される雰
囲気は、工場内に設けられた排気設備により吸引され排
出されると説明したが、このような構成に限られるもの
ではない。例えば、基板処理装置1が、独自に本体2内
にブロア装置を備え、当該ブロア装置が吸引機能を発揮
することにより、各スリットから雰囲気を吸い込むよう
に構成してもよい。
【0033】ステージ3の上方には、このステージ3の
両側部分から略水平に掛け渡された架橋構造4が設けら
れている。架橋構造4は、カーボンファイバ樹脂を骨材
とするノズル支持部40と、その両端を支持する昇降機
構43,44とから主に構成される。
【0034】ノズル支持部40には、スリットノズル4
1とギャップセンサ42とが取り付けられている。
【0035】水平Y方向に伸びるスリットノズル41に
は、スリットノズル41へ薬液を供給する配管やレジス
ト用ポンプを含む吐出機構(図示せず)が接続されてい
る。スリットノズル41は、レジスト用ポンプによりレ
ジスト液が送られ、基板90の表面を走査することによ
り、基板90の表面の所定の領域(以下、「レジスト塗
布領域」と称する。)にレジスト液を吐出する。
【0036】ギャップセンサ42は、スリットノズル4
1の近傍となるよう、ノズル支持部40に取り付けら
れ、下方の存在物(例えば、基板90の表面や、レジス
ト膜の表面)との間の高低差(ギャップ)を測定して、
測定結果を制御系6に伝達する。
【0037】このように、ノズル支持部40にスリット
ノズル41とギャップセンサ42とが取り付けられるこ
とにより、これらの相対的な位置関係が固定される。し
たがって、制御系6は、ギャップセンサ42の測定結果
に基づいて、基板90の表面とスリットノズル41との
距離を検出することができる。なお、本実施の形態にお
ける基板処理装置1では2つのギャップセンサ42を備
えているが、ギャップセンサ42の数はこれに限られる
ものではなく、さらに、多くのギャップセンサ42を備
えていてもよい。
【0038】昇降機構43,44はスリットノズル41
の両側に分かれて、ノズル支持部40によりスリットノ
ズル41と連結されている。昇降機構43,44はスリ
ットノズル41を並進的に昇降させるとともに、スリッ
トノズル41のYZ平面内での姿勢を調整するためにも
用いられる。
【0039】架橋構造4の両端部には、ステージ3の両
側の縁側に沿って別れて配置された一対のACコアレス
リニアモータ(以下、単に、「リニアモータ」と略す
る。)50,51が、それぞれ固設される。
【0040】リニアモータ50は、固定子(ステータ)
50aと移動子50bとを備え、固定子50aと移動子
50bとの電磁的相互作用によって架橋構造4をX軸方
向に移動させるための駆動力を生成するモータである。
また、リニアモータ50による移動量および移動方向
は、制御系6からの制御信号により制御可能となってい
る。なお、リニアモータ51もほぼ同様の機能、構成を
有する。
【0041】リニアエンコーダ52,53は、それぞれ
スケール部および検出子を備え(図示せず)、スケール
部と検出子との相対的な位置関係を検出して、制御系6
に伝達する。各検出子は架橋構造4の両端部にそれぞれ
固設されているため、リニアエンコーダ52,53は架
橋構造4の位置検出を行う機能を有している。
【0042】図4に示すように、ステージ3の上面後方
には溝35が設けられており、当該溝35には吸引ダク
ト36が設けられる。吸引ダクト36は、溝35の下面
(台面30)に形成された吸引口360および吸引口3
60の下方側を吸引する排気管361により構成される
台面開口ダクトであり、吸引ダクト32ないし34と同
様に周辺部の雰囲気を吸引する機能を有する。
【0043】このように、スリットノズル41の待機位
置の近傍であるステージ3の後方に、吸引ダクト36を
設けることにより、待機中のスリットノズル41やレジ
スト供給タンクなどから発生する有機溶剤の拡散を防止
することができる。なお、排気管361は、排気管33
3などと同様に、図示しない排気ボックスを介して、工
場内の排気設備に接続されている。
【0044】制御系6は、プログラムに従って各種デー
タを処理する演算部60、プログラムや各種データを保
存する記憶部61を内部に備える。また、前面には、オ
ペレータが基板処理装置1に対して必要な指示を入力す
るための操作部62、および各種データを表示する表示
部63を備える。
【0045】制御系6は、図示しないケーブルにより本
体2に付属する各機構と接続されており、操作部62お
よび各種センサなどからの信号に基づいて、昇降機構4
3,44、リニアモータ50,51、吸引ダクト32な
いし34、および吸引ダクト36などの各構成を制御す
る。
【0046】なお、具体的には、記憶部61としてはデ
ータを一時的に記憶するRAM、読み取り専用のRO
M、および磁気ディスク装置などが該当し、可搬性の光
磁気ディスクやメモリーカードなどの記憶媒体、および
それらの読み取り装置などであってもよい。また、操作
部62は、ボタンおよびスイッチ類(キーボードやマウ
スなどを含む。)などであるが、タッチパネルディスプ
レイのように表示部63の機能を兼ね備えたものであっ
てもよい。表示部63は、液晶ディスプレイや各種ラン
プなどが該当する。
【0047】<1.2 動作の説明>次に、基板処理装
置1の動作について説明する。基板処理装置1では、オ
ペレータまたは図示しない搬送機構により、基板90が
搬送されることによって、レジスト塗布処理が開始され
る。なお、処理を開始するための指示は、基板90の搬
送が完了した時点で、オペレータが操作部62を操作す
ることにより入力されてもよい。また、吸引ダクト32
ないし34および36は、予め雰囲気の吸引を行ってお
り、吸引ダクト32ないし34に設けられている各調整
板の位置は、予めオペレータにより手動調整されている
ものとする。
【0048】まず、ステージ3が基板保持領域300に
基板90を吸着して保持する。続いて、昇降機構43,
44が、ノズル支持部40に取り付けられたギャップセ
ンサ42を基板90の厚み分よりも高い所定の高度(以
下、「測定高度」と称する。)に移動させる。
【0049】ギャップセンサ42が測定高度にセットさ
れると、リニアモータ50,51が、架橋構造4をX方
向に移動させることにより、ギャップセンサ42をレジ
スト塗布領域の上方まで移動させる。ここで、レジスト
塗布領域とは、基板90の表面のうちでレジスト液を塗
布しようとする領域であって、通常、基板90の全面積
から、端縁に沿った所定幅の領域を除いた領域である。
このとき、制御系6は、リニアエンコーダ52,53の
検出結果に基づいて、それぞれのリニアモータ50,5
1に制御信号を与えることにより、ギャップセンサ42
の位置を制御する。
【0050】このように、レジスト液の塗布処理に限ら
ず、架橋構造4が移動する際には、走行レール31aと
支持ブロック31bとの摩擦により、粉塵などの汚染物
が発生するが、前述のように、これら汚染物は主に基板
90と走行レール31aとの間に設けられた吸引ダクト
32,33により吸引され、効果的に除去される。
【0051】次に、ギャップセンサ42が基板90表面
のレジスト塗布領域における基板90表面とスリットノ
ズル41とのギャップの測定を開始する。測定が開始さ
れると、リニアモータ50,51が架橋構造4をさらに
X方向に移動させることでギャップセンサ42がレジス
ト塗布領域を走査し、走査中の測定結果を制御系6に伝
達する。このとき、制御系6は、ギャップセンサ42の
測定結果を、リニアエンコーダ52,53によって検出
される水平位置と関連づけて記憶部61に保存する。
【0052】架橋構造4が基板90の上方をX方向に通
過して、ギャップセンサ42による走査が終了すると、
制御系6は、架橋構造4をその位置で停止させ、ギャッ
プセンサ42からの測定結果に基づいて、スリットノズ
ル41のYZ平面における姿勢が、適切な姿勢(スリッ
トノズル41とレジスト塗布領域との間隔がレジスト液
を塗布するために適切な間隔となる姿勢。以下、「適正
姿勢」と称する。)となるノズル支持部40の位置を算
出し、算出結果に基づいて、それぞれの昇降機構43,
44に制御信号を与える。その制御信号に基づいて、そ
れぞれの昇降機構43,44がノズル支持部40をZ軸
方向に移動させ、スリットノズル41を適正姿勢に調整
する。さらに、リニアモータ50,51が架橋構造4を
−X方向に移動させ、スリットノズル41を吐出開始位
置に移動させる。ここで、吐出開始位置とは、レジスト
塗布領域の一辺にスリットノズル41がほぼ沿う位置で
ある。
【0053】スリットノズル41が吐出開始位置まで移
動すると、制御系6が制御信号をリニアモータ50,5
1およびレジスト用ポンプ(図示せず)に与える。その
制御信号に基づいて、リニアモータ50,51が架橋構
造4を−X方向に移動させることでスリットノズル41
が基板90の表面を走査し、そのスリットノズル41の
走査中にレジスト用のポンプを運転することでスリット
ノズル41にレジストが送られ、スリットノズル41が
レジスト塗布領域にレジスト液を吐出する。これによ
り、基板90の表面上にレジスト液の層が形成される。
【0054】スリットノズル41が吐出終了位置まで移
動すると、制御系6が制御信号をリニアモータ50,5
1およびレジスト用ポンプに与える。その制御信号に基
づいて、レジスト用ポンプが停止することによってスリ
ットノズル41からのレジストの吐出が停止し、昇降機
構43,44がギャップセンサ42を測定高度に移動さ
せる。
【0055】さらに、リニアモータ50,51が架橋構
造4をX方向に移動させることでギャップセンサ42が
レジスト塗布領域を走査し、基板90上に形成されたレ
ジスト膜とのギャップを測定して制御系6に伝達する。
制御系6は、レジスト塗布前に測定したギャップの値
(基板90の表面との距離)と、レジスト塗布後に測定
したギャップの値(レジスト膜の表面との距離)とを比
較することにより、基板90上のレジスト膜の厚さを算
出し、算出結果を表示部63に表示する。
【0056】レジスト膜の検査が終了すると、制御系6
は、リニアモータ50,51に制御信号を与えることに
より、架橋構造4を−X方向に移動させ、スリットノズ
ルをステージ3の後方の待機位置に移動させる。さら
に、基板処理装置1は、塗布されたレジストが基板90
を搬送できる程度にまで乾燥するまで待機する。
【0057】このように、待機位置にあるスリットノズ
ル41においてレジスト液が乾燥するために有機溶剤の
蒸気が発生するが、当該待機位置の近傍には吸引ダクト
36が設けられているため、当該有機溶剤の蒸気を効率
よく除去することができ、有機溶剤の蒸気の拡散を防止
することができる。また、レジスト液が塗布された基板
90からも有機溶剤の蒸気が発生するが、当該有機溶剤
の蒸気は、主に吸引ダクト32ないし34により除去さ
れる。
【0058】基板処理装置1は、所定の時間が経過する
まで待機した後、ステージ3による基板90の吸着を停
止し、オペレータまたは搬送機構が基板90を基板保持
領域300から取り上げ、次の処理工程に搬送する。
【0059】以上により、本実施の形態における基板処
理装置1では、基板保持領域300と走行レール31a
との間に設けられた吸引ダクト32,33が雰囲気を吸
引することにより、架橋構造4を移動させる際に走行レ
ール31aと支持ブロック31bとの摩擦により発生す
る粉塵などの汚染物を除去することができる。また、吸
引ダクト32ないし34および36により、レジスト液
が塗布された基板90や待機中のスリットノズル41な
どから発生する有機溶剤の蒸気を除去することができ
る。
【0060】<2. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0061】例えば、吸引ダクト32ないし34は、ダ
クトカバーを有するタイプ(カバー開口ダクト)を用い
るとして説明したが、これらは、吸引ダクト36のよう
にステージ3の台面30に吸引口(スリット)が形成さ
れているタイプ(台面開口ダクト)であってもよい。ま
た、吸引ダクト36がカバー開口ダクトであってもよ
い。
【0062】また、吸引ダクト32ないし34の調整板
は、手動で移動させることに限定されるものではない。
例えば、各調整板を移動させる機構を別途設けて、制御
系6が各調整板の移動を制御することにより、自動的に
雰囲気の流量を調整するように構成してもよい。
【0063】また、上記実施の形態では、カバー開口ダ
クト(吸引ダクト32ないし34)に調整板が設けられ
ている例のみ説明したが、台面開口ダクト(吸引ダクト
36)の吸引口に調整板を設けて、吸引する雰囲気の流
量を調整するようにしてもよい。
【0064】また、上記実施の形態では、架橋構造4を
移動させるために接触式の移動機構(走行レール31a
および支持ブロック31b)を用いる場合を例に説明し
たが、これに限られるものではない。例えば、エアーベ
アリングなどのような非接触式の移動機構が用いられて
もよい。このような場合、当該移動機構は、架橋構造4
を浮上させるためのエアーを噴出させる必要があり、当
該噴出により粉塵などが拡散されるため、基板処理装置
1のように基板保持領域300と移動機構との間に吸引
ダクトを設けて、吸引を行うことが有効である。
【0065】
【発明の効果】請求項1ないし10に記載の発明では、
ダクトのうちの少なくとも1つについては、保持台の基
板保持領域と移動手段との間に吸引口が開口しているこ
とにより、処理ツールを移動させる際に、主に移動手段
から発生する粉塵などの汚染物を除去することができ
る。
【0066】請求項3に記載の発明では、ダクトのうち
の少なくとも1つが、基板保持領域の近傍に設けられて
いることにより、処理液が乾燥する際に、発生する有機
溶剤の蒸気などの拡散を防止することができる。
【0067】請求項4に記載の発明では、ダクトのうち
の少なくとも1つが、スリットノズルの待機位置の近傍
に設けられていることにより、待機中のスリットノズル
から発生する有機溶剤の蒸気などの拡散を防止すること
ができる。
【0068】請求項5に記載の発明では、ダクトとし
て、保持台の台面に吸引口を形成した少なくとも1つの
台面開口ダクトを含むことにより、請求項1ないし4に
記載の発明を容易に実現することができる。
【0069】請求項6に記載の発明では、ダクトとし
て、保持台上に配置されたダクトカバーに吸引口を形成
した少なくとも1つのカバー開口ダクトを含むことによ
り、当該ダクトについては、任意の位置から吸引するこ
とができるため、設計を容易にすることができる。
【0070】請求項7に記載の発明では、ダクトカバー
に設けられた吸引口が、基板保持領域側と、移動手段側
とにそれぞれ形成されていることにより、汚染物などの
発生源となる場所の雰囲気を選択的に吸引することがで
きるため、効率的な汚染防止ができる。
【0071】請求項8に記載の発明では、ダクトが、吸
引口から吸引する雰囲気の流量を調節する調整板を有す
ることにより、分布調整ができるため、少量の排気で効
率的な吸引ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である基板処理装置1の概
略を示す斜視図である。
【図2】基板処理装置1の本体2を上方から見た平面図
である。
【図3】本体2の正面図である。
【図4】図2に示す切断線(IV−IV線)により本体2を
切断した断面側面図である。
【図5】吸引ダクトの構成を示す図である。
【図6】吸引ダクトの構成を示す図である。
【図7】図6に示す切断線(VII−VII線)により吸引ダ
クトを切断した状態を示す図である。
【図8】吸引ダクトの構成を示す図である。
【図9】図8に示す切断線(IX−IX線)により吸引ダク
トを切断した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 3 ステージ 30 台面 300 基板保持領域 31a 走行レール 31b 支持ブロック 32,33 吸引ダクト 330 ダクトカバー 331 スリット 332 調整板 333 排気管 34 吸引ダクト 340 ダクトカバー 341 スリット 342 調整板 343 排気管 36 吸引ダクト 360 吸引口 361 排気管 4 架橋構造 41 スリットノズル 90 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 良幸 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H088 FA21 FA30 HA01 MA20 2H090 JB02 JC19 4F041 AA02 AA05 AB01 BA05 CA02 4F042 AA02 AA06 AB00 BA13 CB03 DA01 DD38 DF07 5F046 JA27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持する保持台と、 所定の処理ツールが略水平方向に取り付けられ、前記保
    持台の上方に略水平に掛け渡された架橋構造と、 前記架橋構造を前記基板の表面に沿った略水平方向に移
    動させる移動手段と、を備え、 前記移動手段が、前記略水平方向に前記架橋構造を移動
    させつつ、前記処理ツールによって前記基板の表面を走
    査することにより、前記基板の表面に対して所定の処理
    を行う基板処理装置において、 吸引口から雰囲気を吸引する少なくとも1つのダクトを
    備え、 前記ダクトのうちの少なくとも1つについては、前記保
    持台の基板保持領域と前記移動手段との間に前記吸引口
    が開口していることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記処理ツールが、所定の処理液を吐出するスリットノ
    ズルであり、 前記走査によって、前記基板の表面上に前記処理液の層
    が形成されることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記ダクトのうちの少なくとも1つが、前記基板保持領
    域の近傍に設けられていることを特徴とする基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の基板処理装置
    において、 前記ダクトのうちの少なくとも1つが、前記スリットノ
    ズルの待機位置の近傍に設けられていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記ダクトとして、前記保持台の台面に前記吸引口を形
    成した少なくとも1つの台面開口ダクトを含むことを特
    徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記ダクトとして、前記保持台上に配置されたダクトカ
    バーに前記吸引口を形成した少なくとも1つのカバー開
    口ダクトを含むことを特徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の基板処理装置におい
    て、 前記ダクトカバーに設けられた前記吸引口が、前記基板
    保持領域側と、前記移動手段側とにそれぞれ形成されて
    いることを特徴とする基板処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記ダクトが、 前記吸引口から吸引する前記雰囲気の流量を調節する調
    整板、を有することを特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記基板が角形基板であって、前記基板保持領域が矩形
    となっており、 前記ダクトが、前記基板保持領域の二辺以上に沿った位
    置に設けられていることを特徴とする基板処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    基板処理装置において、 前記基板が角形基板であって、前記基板保持領域が矩形
    となっており、 前記ダクトが、前記基板保持領域の三辺以上に沿った位
    置に設けられていることを特徴とする基板処理装置。
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