JP2003339505A - 枕用詰物 - Google Patents
枕用詰物Info
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- JP2003339505A JP2003339505A JP2002157898A JP2002157898A JP2003339505A JP 2003339505 A JP2003339505 A JP 2003339505A JP 2002157898 A JP2002157898 A JP 2002157898A JP 2002157898 A JP2002157898 A JP 2002157898A JP 2003339505 A JP2003339505 A JP 2003339505A
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Abstract
る頭部も同様に包み込み寝具と身体との間に生ずる寝床
内空間に外気が入り込み難い枕用詰物を得る。 【解決手段】単一材料の高分子発泡体よりなり、表裏面
に形成した凹陥部間を貫通する複数の貫通孔を後頭部が
接する位置に設け、使用時肩側に位置する面が側面視凸
曲面形状としたものであるため、上面の凹陥部に頭部の
荷重が加えられたとき上面凹陥部から底面の凹陥部に向
く力方向に添って、その周囲の詰物素材の収斂が生じ、
適宜の硬さのもとで頭部・頸部等を支え、かつ、枕との
間のフィット性を高め、寝床外の空気等が寝床内に浸入
するのを防止することが出来る。
Description
して支持し、かつ、身体をフィット性良く包み寝床内空
間と寝具外空間との流通を断ち、寝床内に空間に外気の
入り込み難くした枕用の詰物に関する。
普通に使用されているが、枕は、頭部の重さを支えると
同時に頸部を支える必要がある。頭部は体重の約8%
(約5kg)の重量であり、かつ、頸部よりも後頭部は
突出しており枕に頭を乗せたときの枕の変位は、頸部を
支える部分よりも大きくなりその部分の受ける荷重は大
となる。従って、頭部と頸部とを一体の詰物で支えると
なるといずれの重量を支えるのを主にするかで詰物の弾
性を選択しなければならず、枕の詰物としては寝具とし
て用いるウレタンフォームとは異なった反発性を要求さ
れる。
を有する詰物とした場合、頸部の支持については変形が
少なく寝具との間で生ずる包容性に不足を生じ寝具内へ
の外気の浸入を招く事態ともなった。
くりと沈み込み、頭部にフィットし頭部を離するとゆっ
くりと回復する低反発ウレタンを使用した枕もあるが、
二次転位点が室温付近にあり、10℃以下になると、硬
くなってしまうという欠点があった。
みて、使用時に適宜の硬さのもとで頸部も重量のある頭
部も同様に包み込み寝具と身体との間に生ずる寝床内空
間に外気が入り込み難い枕用詰物を得ることを目的とす
る。
っては単一材料の高分子発泡体よりなる枕用詰物におい
て、表裏面に形成した凹陥部間を貫通する複数の貫通孔
を後頭部が接する位置に設け、使用時背側に位置する面
が側面視凸曲面形状としている。請求項2記載の発明に
あっては、高分子発泡体をポリウレタンとしている。
面と共に次に説明する。本発明枕用詰物1はウレタンフ
ォームを用いてなり、ウレタンフォームは一体の材料を
切削等により所定の形に切り出すことにより、或いは所
定の形に形成してなるものでも良いが、全体が単一の素
材により一体に作られたもので、その外周を適宜布帛に
よる側地で囲って枕としている。
う上面2及び底面3の中央に凹陥部4,5を構成し、凹
陥部4,5は左右の両側端縁6,7まで延びているか或
いは上面2及び底面3の中央部分のみとしているかいず
れかとする。凹陥部4の枕使用時における片側の突出部
8即ち使用者の頸部9に接する側の突出部8の高さは、
他側の突出部10より若干高くし、突出部8で使用者の
頸部9を受け後頭部11を固定して凹陥部4に置き易い
形とし、詰物1の身体側の端部即ち肩12に対面する側
面は、側面視円弧状に突出した凸曲面13としている。
陥部4のウレタンフォームには上面及び裏底面3に形成
した凹陥部4,5間を貫通する貫通孔14を複数設け
る。貫通孔14は5乃至40mm程度の小さい孔を複数
設けてある。
易く、該部への非穿孔部からのウレタンフォームの引張
り込みを生ずる。上記の穿孔加工によって、ウレタンフ
ォームは柔らかくなり、未加工ウレタンよりも5〜30
%柔らかくなるような穿孔が望ましい。
陥部4の貫通孔14の上に置いた場合、後頭部11を載
置した部分の詰物は当然圧縮されその高さを減じること
になると同時に、その周囲の詰物素材は図中に矢印で示
す如く、その中央部分に収斂し、収斂する詰物素材(ウ
レタンフォーム)に接する人体部分は身体のラインに応
じて詰物素材によりフィットされることになる。
の貫通孔14付近が上記頭部重量を垂直に受け底面3付
近においてその力が横方向に転向し、人体の肩に近い屈
曲面13方向に向かい、詰物素材は同方向に向け変形し
屈曲面13の下部を使用者の肩12に押し当て、肩先に
存在している空間をなくしてしまうことで枕のフィット
性を一層高めている。
ウレタンフォームであることが好ましい。ポリウレタン
フォームの硬さとしては、JISK6400にいう25
%硬さが5〜40N/314cm2、好ましくは10〜
35N/314cm2が最適である。5N/314cm2
以下では通常の枕の高さでは柔かすぎて頭が底に付いて
しまい、40N/314cm2を越えると硬くなり頸部
に違和感を生じる。ウレタンフォームの見かけ密度は6
0〜90kg/m3であり、好ましくは70〜85kg
/m3が最適である。60kg/m3以下としては軽すぎ
て枕が移動し易く、90kg/m3を越えると硬くなり
フィット感がなくなる。
泡体よりなり、表裏面に形成した凹陥部間を貫通する複
数の貫通孔を後頭部が接する位置に設け、使用時肩側に
位置する面が側面視凸曲面形状としたものであるため、
上面の凹陥部に頭部の荷重が加えられたとき上面凹陥部
から底面の凹陥部に向く力方向に添って、その周囲の詰
物素材の収斂が生じ、適宜の硬さのもとで頭部・頸部等
を支え、かつ、枕との間のフィット性を高め、寝床外の
空気等が寝床内に浸入するのを防止することが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】 単一材料の高分子発泡体よりなり、表裏
面に形成した凹陥部間を貫通する複数の貫通孔を後頭部
が接する位置に設け、使用時肩側に位置する面が側面視
凸曲面形状であることを特徴とする枕用詰物。 - 【請求項2】 高分子発泡体がポリウレタンであること
を特徴とする請求項1記載の枕用詰物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157898A JP2003339505A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 枕用詰物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157898A JP2003339505A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 枕用詰物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003339505A true JP2003339505A (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=29773532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002157898A Pending JP2003339505A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 枕用詰物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003339505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005342379A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Inoac Corp | 低反発枕 |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157898A patent/JP2003339505A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005342379A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Inoac Corp | 低反発枕 |
JP4601335B2 (ja) * | 2004-06-07 | 2010-12-22 | 株式会社イノアックコーポレーション | 低反発枕 |
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