JP2003339249A - 柱の被覆ネット - Google Patents

柱の被覆ネット

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JP2003339249A
JP2003339249A JP2002152673A JP2002152673A JP2003339249A JP 2003339249 A JP2003339249 A JP 2003339249A JP 2002152673 A JP2002152673 A JP 2002152673A JP 2002152673 A JP2002152673 A JP 2002152673A JP 2003339249 A JP2003339249 A JP 2003339249A
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JP
Japan
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net
pillar
wire rope
bolt
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002152673A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tanaka
淳一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIKUHO KANAAMI HANBAI KK
Original Assignee
CHIKUHO KANAAMI HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はモノレール、高速高架道路又は陸橋
等のコンクリート脚1に金網10を被覆し、これにつる
植物を生わせて該脚1を緑化しようとするものである。 【解決手段】 コンクリート脚1にパッキング又はクッ
ションシート2を介して当板3を当接し、上記当板3の
両端にワイヤロープ挿通透孔4’を穿設した外側屈曲段
4を介してUボルト支持板5を形成し、該支持板5の内
側にUボルト6を支持し、上記当板3外面からワイヤロ
ープ挿通透孔4’及びUボルト6内を経てワイヤロープ
7を上記コンクリート脚1に巻回し、該ワイヤロープ7
にコイル発条8及びターンバックル9を介在させ、該ワ
イヤロープ7に支持されるネット10を上記コンクリー
ト脚1の外面に張設することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモノレール・陸橋・
構造物等の柱の外周緑化被覆に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、都市部や市街地に設けられるモノ
レールや高速高架道路或いは陸橋等のピアは殺風景であ
るため図1に示されるように外周地面に緑地を形成し
た。しかしピア外周面は露出し、依然景観は整備されて
いないし、特にコンクリート脚は日光によって過熱し易
いという問題がある。
【0003】又上記ピアやその壁面など緑化補助ネット
をボルトで固定すると強度的な問題が起り、橋脚壁面に
悪影響を及ぼした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はモノレールや
高速高架道路或は陸橋等又構造物の外周を緑化し、市街
地における日光による過熱や緑化による景観を整備する
ための合理的な柱被覆ネットであって、橋脚壁面に悪影
響を及ぼすことなく施工容易に得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は第1に柱にパッキング又はクッションシート
を介して当板を当接し、上記当板の両端にワイヤロープ
の挿通透孔を穿設した外側に屈曲した段を介してUボル
ト支持箇所を形成し、該支持箇所の内側にUボルトを支
持し、上記当板外側からワイヤロープ挿通透孔及びUボ
ルト内を経てワイヤロープを上記柱に巻回し、該ワイヤ
ロープに発条及びターンバックルを介在させ、該ワイヤ
ロープに支持されるネットを上記柱の外面に張設するこ
とを特徴とする柱の被覆ネット、第2に柱のコーナー部
に上記当板を当接した上記第1発明記載の柱の被覆ネッ
ト、第3に上記当板を高低位置に当接し、上下のUボル
ト付支持板を上下方向の接続杆で接続した上記第1又は
第2発明記載の柱の被覆ネット、第4に上記ネットがメ
ッキ又は被覆された菱形金網・溶接金網・エキスパンド
メタル・パンチングメタル等又は合成繊維ネット等であ
る上記第1〜第3発明のいずれかに記載の柱の被覆ネッ
ト、第5に柱がコンクリート脚によって形成された上記
第1〜第4発明のいずれかに記載の柱の被覆ネット、に
よって構成される。
【0006】従って上記柱に巻回したワイヤロープにネ
ットを接し、ワイヤロープとネットとを針金又はコイル
等でつなぎ、該ネットをワイヤロープに支持する。
【0007】それによってネットを柱の外周に被覆し、
該ネットに葛等のつる植物を植付け巻きつけることによ
って柱の外周を緑化することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】横断面円形、長円形又は多角形の
柱1を地盤11aに支持される基礎12上に立設して地
面13に露出し、その上端に架台14,14を備える。
【0009】地面13には上記柱1の外周に花、柴又は
芝等による緑化耕地15を設け、地面13に近い水準及
び中程水準位置に上記脚1の4隅アール面(コーナー
部)1’にパッキング又はクッションシート2を介して
同一アールの弯曲板(当板)3を当接する。上記アール
面1’の曲率は適宜形成されるが、図5に示すように直
交コーナー部1’の場合は弯曲板に代えて直角屈曲板を
当板3とすることができるし、図6(イ)(ロ)図に示
すように柱1が横断面円形又は長円形コンクリート脚で
は2個のほぼ半円弧形当板3,3を対向配置する。
【0010】上記当板3の両端には外側に屈曲する段
4,4(外側屈曲段4という)を設け、該段4の外端に
上記脚1の外周面1”と平行方向の支持板5,5を一体
に設け、該支持板5,5に上下2個の透孔16,16を
穿設し、該透孔16,16にUボルト6の両端部6’,
6’を内側から外側に挿通し、図4(ハ)(ニ)図に示
すようにネジ17,17で止めてUボルト6側を内側に
配置しUボルト支持板5を形成する。
【0011】上記外側屈曲段4,4にはワイヤロープ挿
通透孔4’,4’を穿設し、上記当板3の外面から該透
孔4’,4’及びUボルト6,6の内部を経てワイヤロ
ープ7を上記脚1の外周に巻回す。
【0012】上記ワイヤロープ7の両端環状部7’,
7’の間には図3に示すようにコイル発条8やゴム等の
伸縮弾性体及びターンバックル9を介在させ、ターンバ
ックル9を正逆回動して上記ワイヤロープ7を緊張及び
弛緩させることができる。
【0013】Uボルト6は図4(ロ)図に示すように上
記脚1の外周面との間に間隙tを介在し、Uボルト6内
を通るワイヤロープ7と上記脚1の外周面1”との間に
も間隙Tを介在させることができる。
【0014】コンクリート脚1の中程位置(高位置)の
Uボルト支持板5と地面13に近い位置(低位置)のU
ボルト支持板5とに上下方向の接続杆11の上下端部を
重合し、Uボルト6の両端部6’,6’を通しナット1
7,17で締付けて高低位置の当板3,3を一体に固定
し、高低位置に上記ワイヤロープ7,7を張設すること
ができる。
【0015】このようにした高低位置のワイヤロープ
7,7、当板3,3及びUボルト支持板5,5の外側に
ネット10を巻回して柱1の外周に張設し、ネット10
とワイヤロープ7,7とに針金又はコイル等を巻回して
両者7,10を支持し、該柱1を被覆することができ
る。
【0016】そして上記ネット10に地面13に植付け
た葛などのつる植物の茎を支持し、柱1の外周を緑化す
る。上記ネット10は枠付パネル式ネットも使用する事
が出来る。上記ネット10にはメッキ又は被覆された菱
形金網・溶接金網・エキスパンドメタル・パンチングメ
タル等又は合成繊維ネット等が用いられる。
【0017】尚図中18で示すものは当板3の外面中央
部に形成したワイヤロープ支持凹部、19はUボルト6
の両端ナット17,17の座金である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、柱
にボルト螺着等による傷をつけることなく、その外周に
間隙を介してワイヤロープを巻回し得て、該ワイヤロー
プにネットを針金又はコイル等で容易に支持し、比較的
大径の柱を被覆し得て取付施工作業及びメンテナンスが
容易であって、これにつる植物を繁茂させ景観及び太陽
熱気を改善し得る効果がある。
【0019】又上記脚の振動や風などに対し上記ワイヤ
ロープや金網は抵抗力が強く、かつ柱の形状構造に関係
なく適応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柱及び被覆ネットを示す正面図であ
る。
【図2】図1A−A線による横断面図である。
【図3】当板及びワイヤロープ等の一部拡大正面図であ
る。
【図4】(イ)図は図3を左方から見た側面図である。
(ロ)図は(イ)図の平面図である。(ハ)図は(ロ)
図B−B線によるUボルト部の側面図である。(ニ)図
は接続杆を装着した状態の(ロ)図B−B線による側面
図である。
【図5】図2の他例の横断面図である。
【図6】(イ)図は横断面円形、(ロ)図は長円形のコ
ンクリート脚である。
【符号の説明】
1 横断面方形柱 1’ 4隅アール面 2 パッキング又はクッションシート 3 当板 4 外側屈曲段 4’ ワイヤロープ挿通透孔 5 Uボルト支持箇所 6 Uボルト 7 ワイヤロープ 8 発条 9 ターンバックル 10 ネット 11 上下方向接続杆

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱にパッキング又はクッションシートを
    介して当板を当接し、 上記当板の両端にワイヤロープの挿通透孔を穿設した外
    側に屈曲した段を介してUボルト支持箇所を形成し、該
    支持箇所の内側にUボルトを支持し、 上記当板外側からワイヤロープ挿通透孔及びUボルト内
    を経てワイヤロープを上記柱に巻回し、該ワイヤロープ
    に発条及びターンバックルを介在させ、 該ワイヤロープに支持されるネットを上記柱の外面に張
    設することを特徴とする柱の被覆ネット。
  2. 【請求項2】 柱のコーナー部に上記当板を当接した請
    求項1記載の柱の被覆ネット。
  3. 【請求項3】 上記当板を高低位置に当接し、上下のU
    ボルト付支持板を上下方向の接続杆で接続した請求項1
    又は2記載の柱の被覆ネット。
  4. 【請求項4】 上記ネットがメッキ又は被覆された菱形
    金網・溶接金網・エキスパンドメタル・パンチングメタ
    ル等又は合成繊維ネット等である請求項1〜3のいずれ
    かに記載の柱の被覆ネット。
  5. 【請求項5】 柱がコンクリート脚によって形成された
    請求項1〜4のいずれかに記載の柱の被覆ネット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1895061A2 (de) * 2006-08-29 2008-03-05 Graf Plastics GmbH Regenwasser-Sammelbehälter
JP2010051181A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 竪樋利用の緑化構造と緑化方法
CN113303129A (zh) * 2021-05-27 2021-08-27 王小清 一种市政用桥墩绿化施工装置

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