JP2003338039A - 光記録媒体原盤の作製方法および作製装置 - Google Patents

光記録媒体原盤の作製方法および作製装置

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JP2003338039A
JP2003338039A JP2003062214A JP2003062214A JP2003338039A JP 2003338039 A JP2003338039 A JP 2003338039A JP 2003062214 A JP2003062214 A JP 2003062214A JP 2003062214 A JP2003062214 A JP 2003062214A JP 2003338039 A JP2003338039 A JP 2003338039A
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recording light
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Shinya Abe
伸也 阿部
Hideji Sato
秀二 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックピッチの異なる複数の信号領域に対
して、トラックを連続させて形成し、かつトラックピッ
チの切り替えを、各領域のトラックを形成するための信
号と同期して行うことを可能とする。 【解決手段】 原盤作成用のディスク基板11に信号領
域を形成するための記録光を生成し、感光材料が塗布さ
れた回転するディスク基板上に、記録光30を半径方向
に移動させながら照射する。記録光の照射中、信号領域
のトラックピッチに応じて、ディスク基板の回転速度と
記録光の移動速度が所定の関係になるように制御する。
トラックピッチの異なる複数の信号領域に対応した信号
を用い、記録光は、その信号に応じて連続して変調、偏
向されて照射される。信号領域が切り替わるときに、次
の信号領域のトラックピッチに基づき、ディスク基板の
回転速度と記録光の移動速度の関係を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の光
記録媒体製造用の原盤の作成方法、特に、トラックピッ
チが異なる複数の信号領域を有する光記録媒体原盤に適
した作成方法、およびその作製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクでは、スパイラル状のトラッ
クが形成された領域に情報が記録され、あるいは、記録
された情報が光ヘッドによって再生される。従来、光デ
ィスクにおける一本のトラックが連続した記録領域内で
は、形成されたトラックのピッチ(トラックピッチ)は
一定であった。例えばDVD−RAMの光ディスクにお
いては、コントロールデータが記録された再生専用領域
と情報が記録再生される記録再生領域ではトラックピッ
チが異なるが、これら2つの領域ではトラックが不連続
である(非特許文献1参照)。従って、光ディスクを製
造するために用いられる光ディスク原盤に各領域を形成
する際には、各々の領域を別個に記録すればよかった。
そのため、領域ごとにトラックピッチが異なっても、個
々の領域を記録する寸前に、静止状態においてトラック
ピッチの設定を変更することで対応できた。
【0003】
【非特許文献1】「Standard ECMA-272 120 mm DVD Rew
ritable Disk (DVD-RAM) 」、2nd edition (June 1999)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近本発明者らは、こ
れら複数の領域の境界における再生あるいは記録再生
を、連続して円滑に動作可能とするために、複数の領域
間でトラックをつないで連続させることを検討してい
る。その場合、原盤の記録に際しては、領域が切り替わ
る際でも原盤への露光を止めることなく、個々の領域の
記録の進行に合わせて、トラックピッチを切り替えなが
ら露光記録を続行する必要がある。
【0005】さらにトラックピッチの切り替えは、各領
域間の所定の範囲内において成される必要があり、ま
た、各領域のトラックを形成するための信号と同期して
行われる必要がある。
【0006】本発明は、トラックピッチの異なる複数の
信号領域に対して、トラックを連続させて形成し、かつ
トラックピッチの切り替えを、各領域のトラックを形成
するための信号と同期して行うことを可能とする、光記
録媒体原盤の作製方法および作製装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録媒体原盤
の作製方法によれば、原盤作成用のディスク基板に所定
の信号領域を形成するための信号に応じて変調あるいは
偏向された記録光を生成し、感光材料が塗布された回転
する前記ディスク基板上に、前記記録光を前記ディスク
基板の半径方向に移動させながら照射して前記信号領域
を形成するための露光を行い、その露光のための前記記
録光の照射中、前記信号領域に形成されるトラックのピ
ッチに応じて、前記ディスク基板の回転速度と前記記録
光の移動速度が所定の関係になるように制御する。更
に、前記所定の信号領域を形成するための信号として、
トラックピッチの異なる複数の信号領域に対応した信号
を用い、前記記録光は、前記複数の信号領域に対応した
信号に応じて連続して変調あるいは偏向されて前記ディ
スク基板上に照射され、形成される前記信号領域が異な
る種類の信号領域に切り替わるときに、切り替わるべき
前記信号領域におけるトラックピッチに基づき、前記デ
ィスク基板の回転速度と前記記録光の移動速度の関係を
変化させて、前記トラックピッチを変更する。
【0008】本発明の光記録媒体原盤の作製装置は、ト
ラックピッチの異なる複数の信号領域を形成するための
信号に応じた変調あるいは偏向信号を供給する信号発生
部と、前記信号発生部から供給される前記信号に基づき
変調あるいは偏向された記録光を発生するレーザー光源
部と、ディスク基板を回転させるターンテーブルと、前
記ターンテーブルの半径方向に移動しながら、前記レー
ザー光源部が発生した記録光を前記ディスク基板上に案
内してトラックを形成するための露光を行わせる記録光
案内部と、前記信号発生部が供給する信号に応じて、前
記ターンテーブルの回転速度および前記記録光案内部の
前記移動の速度を制御する制御部とを備える。前記信号
発生部は、トラックピッチの異なる前記複数の信号領域
に対応する前記変調あるいは偏向信号を、前記複数の信
号領域に亘って連続して前記レーザー光源部に供給す
る。前記制御部は、形成される前記信号領域が異なる種
類の信号領域に切り替わるときに、切り替わるべき前記
信号領域におけるトラックピッチに基づき、前記ターン
テーブルの回転速度に対する前記記録光案内部の前記移
動の速度の関係を変化させて、前記トラックピッチを変
更する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の光記録媒体原盤の作製方
法は、回転する原盤作成用のディスク基板上に、レーザ
ー光のような記録光を照射して、所定の信号領域を形成
するための露光を行う方法である。記録光は、所定の信
号領域を形成するために変調あるいは偏向されて、ディ
スク基板の半径方向に移動させながら照射される。記録
光の照射中、ディスク基板の回転速度と記録光の移動速
度は、各信号領域におけるトラックのピッチに応じて制
御される。
【0010】本発明は特に、ディスク基板に、トラック
ピッチの異なる複数の信号領域を形成する場合に適用さ
れる。本発明の特徴は、異なる信号領域の境界部におい
て、ピッチの異なるトラックを連続して形成することで
ある。そのために、所定の信号領域を形成するための信
号として、トラックピッチの異なる複数の信号領域に対
応した信号を用い、記録光は、その信号に応じて連続し
て変調あるいは偏向されて、連続してディスク基板上に
照射される。形成される信号領域が異なる種類の信号領
域に切り替わるときには、切り替わるべきトラックピッ
チに基づき、ディスク基板の回転速度および記録光の移
動速度の関係を変化させる。
【0011】この光記録媒体原盤の作製方法によれば、
トラックピッチが異なる複数の信号領域に対して、連続
したトラックを容易に形成可能である。
【0012】上記の方法において好ましくは、前記複数
の信号領域に対応した信号に基づきトラックピッチが切
り替わることを示す切り替え信号を生成し、前記切り替
え信号に応じて、前記ディスク基板の回転速度および前
記記録光の移動速度の関係を変化させる処理を行う。
【0013】また好ましくは、前記信号領域が切り替わ
るときに、更に、前記記録光の強度を前記各信号領域に
対応させて切り替える。
【0014】前記切り替え信号に応じて、更に、前記記
録光の強度を前記各信号領域に対応させて切り替えても
よい。
【0015】また、前記各信号領域に対応する複数のト
ラックピッチの設定値を予め記憶装置に格納し、前記切
り替え信号に応じて、前記設定値の中から前記信号領域
に対応するトラックピッチの設定値を選択して、選択し
た設定値に基づき、前記ディスク基板の回転速度および
前記記録光の移動速度の関係を変化させてもよい。
【0016】あるいは、前記各信号領域に対応する複数
の記録光の強度の設定値を予め記憶装置に格納し、前記
切り替え信号に応じて、前記設定値の中から前記信号領
域に対応する記録光の強度の設定値を選択して、選択し
た設定値に基づき、前記記録光の強度を切り替えるても
よい。
【0017】本発明の光記録媒体原盤の作製装置におい
て好ましくは、前記複数の信号領域を形成するための信
号に基づき、トラックピッチが切り替わることを示す切
り替え信号を生成して、その切り替え信号を前記制御部
に供給する切り替え信号生成部を更に備える。前記制御
部は、前記切り替え信号に応じて、前記ターンテーブル
の回転速度に対する前記記録光案内部の前記移動の速度
の関係を変化させる処理を行い、前記トラックピッチを
変更する。
【0018】また、前記制御部は、複数のトラックピッ
チの設定値を格納したトラックピッチ表を有し、前記切
り替え信号に応じて、前記表からトラックピッチの設定
値を選択して、その設定値に基づき、前記ターンテーブ
ルの回転速度に対する前記記録光案内部の前記移動の速
度の関係を制御する構成とすることもできる。
【0019】また、前記制御部は、複数の記録強度の設
定値を格納した記録強度表を有し、前記信号発生部から
の前記切り替え信号に応じて、前記記録強度表から記録
強度の設定値を選択して、その設定値に基づき、記録強
度を制御する構成とすることもできる。
【0020】本発明の光記録媒体の製造方法によれば、
上記構成の光記録媒体原盤の作製方法により光記録媒体
原盤を作製し、前記光記録媒体原盤を用いて光記録媒体
を製造する。
【0021】本発明の光記録媒体原盤は、ディスク基板
と、前記ディスク基板の表面に凹凸形状によって半径方
向に複数のトラックを形成するように配置された複数の
信号領域とを備える。そして、異なる複数の前記信号領
域にまたがって前記トラックが連続しているとともに、
前記各信号領域に形成されたトラックは、少なくとも1
箇所において、隣接する前記各信号領域間でピッチが互
いに相違する。
【0022】この光記録媒体原盤において、少なくとも
2箇所において、隣接する前記各信号領域間でトラック
ピッチが互いに相違する構成とすることができる。ま
た、トラックピッチが互いに相違する隣接する前記各信
号領域間で、トラックピッチが連続的に変化している構
成としてもよい。
【0023】以下に、本発明の実施の形態における光デ
ィスク原盤の作製方法および作製装置について、図面を
参照して説明する。まず、本実施の形態の方法により作
製された原盤を用いて製造される光ディスクの概要につ
いて、図1を参照して説明する。
【0024】この光ディスクは、例えば、直径120m
m、内径15mm、厚さ1.2mmの寸法を有し、厚み
0.1mmの透明層を通して、波長405nm、開口数
0.85の光ヘッドを用いて情報が記録再生される構成
とすることができる。光ディスク上の情報が記録される
信号領域としては、図1に示されるように、内周側か
ら、BCA領域1、再生専用領域2、および記録再生領
域3が配置される。
【0025】BCA領域1は、中心からの位置が半径2
1mmから22mmの範囲にあり、BCA(バースト
カッティング エリア)と呼ばれるバーコード状のマー
クが記録される。再生専用領域2は、中心からの位置が
半径22.4mmから半径23.2mmの範囲にあり、
ディスク情報が記録された再生専用の領域である。記録
再生領域3は、中心からの位置が半径23.2mmから
半径58.6mmの範囲にあり、情報が記録再生される
領域である。但し、これら各領域の位置の半径値は一例
であり、これらの領域が各々他の半径位置に位置する構
成であっても良い。
【0026】それぞれの領域にはプリグルーブ(図示せ
ず)が設けられており、そのトラックピッチはそれぞ
れ、BCA領域1では2.0μm、再生専用領域2では
0.35μm、記録再生領域3では0.32μmであ
る。
【0027】現在のDVDにおいては、波長650n
m、開口数0.60の光ヘッドに対し、トラックピッチ
は、0.74μmに設定されていることを考慮すると、
上述のヘッドに対しては、その波長と開口数に対応させ
れば、トラックピッチを略0.4μm以下に設定するこ
とが望ましい。
【0028】BCA領域1、再生専用領域2、および記
録再生領域3には、相変化記録膜が設けられる。BCA
領域1のバーコード状のBCA4は、相変化記録膜にお
ける結晶状態とアモルファス状態の2つの領域をバーコ
ード状に配置することにより形成することができる。再
生専用領域2には、データを表現する形態として、例え
ば記録すべき信号に従ってプリグルーブをウォブルさせ
る形態を用いて、再生専用データが記録されている。な
お、再生専用領域2には、プリグルーブに代えて、再生
信号に応じて変調されたプリピットを用いることもでき
る。さらに、再生専用領域2は、再生専用目的の領域に
限られず、追記あるいは記録再生が行われる領域を含む
こともできる。記録再生領域3には、アドレス情報を表
現する形態として、プリグルーブをウォブルさせること
によってアドレスデータが記録されている。なお、記録
再生領域3には、プリグルーブのみならず、プリピット
も用いてそれらの情報を記録しておくこともできる。
【0029】BCA領域1と再生専用領域2の間には、
トラックピッチが切り替わる第1のガード領域5が設け
られている。再生専用領域2と記録再生領域3の間に
は、同様にトラックピッチが切り替わる第2のガード領
域6が設けられている。
【0030】第1のガード領域5においてはトラックは
連続しており、BCA領域1におけるトラックピッチ
2.0μmから、再生専用領域2におけるトラックピッ
チ0.35μmへと、トラックピッチが連続的に変化し
ている。第2のガード領域6においてもトラックは連続
しており、再生専用領域2におけるトラックピッチ0.
35μmから、記録再生領域3におけるトラックピッチ
0.32μmへと、トラックピッチが連続的に変化して
いる。
【0031】以上が本実施の形態に係る光ディスクの構
成の概要である。
【0032】次に、本発明の実施の形態における光ディ
スク原盤の作製方法および作製装置について、図2
(a)〜(e)および図3を参照して説明する。
【0033】図2(a)に示すように、感光材料とし
て、ポジ型フォトレジスト10を均一に塗布したガラス
盤11を用意する。次に図2(b)に示すように、遠紫
外線レーザー(波長248nm)を使ったレーザー記録
装置(以下LBRと略称する)12によって、所望のプ
リグルーブパターンに応じた信号を発生するフォーマッ
タからの信号を用いてプリグルーブパターンを露光す
る。LBR12で記録露光を行い、図1に示された記録
再生領域3の外周半径まで達したところで、露光を終了
する。これによって、図2(c)に示すように、所望の
グルーブパターンの潜像13がガラス盤11上に記録さ
れる。次に図2(d)に示すように、ガラス盤11を回
転させながら、現像ノズル14から現像液を吐出させて
現像し、その後乾燥する。それにより、図2(e)に示
すように、所望のグルーブパターン15が形成されたデ
ィスク原盤16が作製される。
【0034】以下に、図2(b)の工程で用いるLBR
12の構成について、図3を参照して説明する。LBR
は、ガラス盤11を保持して回転するスピンドル21、
リニアモータにより駆動されて半径方向に移動するスラ
イド22、それらを制御する制御回路23、記録すべき
信号を発生するフォーマッタ24、およびレーザー光源
部25からなる。
【0035】制御回路23は、CPU26、パルスカウ
ンタ27、スライドドライバ28、およびスピンドルド
ライバ29を含む。CPU26は、スライドドライバ2
8を介してスライド22の移動を制御し、またスピンド
ルドライバ29を介してスピンドル21の回転を制御す
る。レーザー光源部25は、レーザー30および偏向素
子31を含む。フォーマッタ24から供給される信号に
応じて、レーザー30は変調されたレーザー光を発生
し、偏向素子31はレーザー30が発生したレーザー光
を偏向する。レーザー光源部25から出力されるレーザ
ー光は、スライド22を介して、ガラス盤11上に照射
される。
【0036】スライド22は、半径方向の移動量を検出
するためのエンコーダ(図示せず)を搭載している。エ
ンコーダは、スライド22の半径方向への移動に伴い、
一定の距離間隔毎にパルスを発生し、パルス出力は制御
回路23のパルスカウンタ27により計数される。パル
スカウンタ27の出力はCPU26に入力される。CP
U26には、エンコーダにおけるパルス発生間隔が予め
格納されている。CPU26では、格納されたパルス発
生間隔のデータと、パルスカウンタ27により計数され
るパルス数とにより、スライド22の半径方向移動量を
検出可能であり、したがって、スライド22の移動速度
を検出可能である。
【0037】スピンドル21の回転速度に対する、スラ
イド22の移動速度は、トラックピッチの設定値に応じ
て決まる。したがってCPU26は、スライド22の移
動速度を所定の値にするための制御を行う。実際には、
パルスカウンタ27の計数値が、スピンドル21の回転
速度に対してトラックピッチの設定値に応じた適正な値
になるように、スライド22の駆動を制御する。
【0038】フォーマッタ24は、格納されたプリグル
ーブパターンに応じた信号を構成する変調信号および偏
向信号を、レーザー30および偏向素子31に対して各
々供給する。それらの信号の供給は、レーザー光による
露光の開始とともに制御回路23のCPU26から供給
されるスタート信号Sに応じて開始される。プリグルー
ブパターンに応じた信号は、光ディスク原盤上に形成さ
れる各領域に対応して、互いに相違している。フォーマ
ッタ24は、各領域によって相違する信号に基づく各領
域毎に異なる識別信号を、第1の出力端子32と、第2
の出力端子33から出力する。第1および第2の出力端
子32、33は、制御回路23の第1及び第2の入力端
子34、35に各々接続されている。
【0039】例えば、レーザー光による露光位置が図1
に示される第1のガード領域5に入ると、第1の出力端
子32から出力される識別信号は、ローレベルからハイ
レベルに遷移し、トラックピッチの切り替えタイミング
が来たことを示す。露光位置が第2のガード領域6に入
ると、第2の出力端子33から出力される識別信号は、
ローレベルからハイレベルに遷移し、トラックピッチの
切り替えタイミングが来たことを示す。それぞれ、一旦
ハイレベルへ遷移すると、当該領域の記録終了までハイ
レベルが保持される。
【0040】制御回路23は、第1の入力端子34と第
2の入力端子35における入力信号のレベルがそれぞ
れ、ハイレベルかローレベルかを判別し、ハイレベルを
「1」、ローレベルを「0」として、2ビットの信号を
認識する。各入力端子34、35への入力信号を各々、
第1の入力信号および第2の入力信号とすれば、制御回
路23は(表1)に示すように、それぞれの入力信号値
に対応させて、4種類のトラックピッチと4種類の記録
強度を設定するテーブルを有する。
【0041】
【表1】
【0042】この各入力信号値に応じて、選択されたト
ラックピッチとなるよう、制御回路23のパルスカウン
タ27により検出されるべきパルス数が切り替えられ、
それにより、トラックピッチが切り替わる。
【0043】露光に際して、フォーマッタ24は最初
に、第1の出力端子32と第2の出力端子33の双方か
らローレベルの信号(00b)を出力する。スライド2
2は、ガラス盤11上における適宜きめられた位置から
移動を開始し、露光が開始される。スライド22による
移動に従って、BCA領域1の内周半径もしくはその内
側に相当する位置から、(表1)における(00b)に
対する設定値である2.0μmのトラックピッチでグル
ーブを露光記録し始める。
【0044】フォーマッタ24から出力されるプリグル
ーブパターンに応じた信号が、第1のガード領域5に相
当する信号になると、第1の出力端子32が0から1へ
遷移し、それにより制御回路23の第1の入力端子34
も0から1に遷移する。従って、制御回路23における
トラックピッチの設定値が、(10b)に対応するトラ
ックピッチである0.35μmに切り替わり、同時にト
ラックの露光は、再生専用領域2におけるトラックピッ
チである0.35μmに切り替わる。このようにして、
第1のガード領域5内においてトラックが途切れること
なくトラックピッチが変化し、その後の再生専用領域2
におけるトラックの露光は、第2のトラックピッチで一
様に行われる。
【0045】図4は、第1のガード領域5において、ト
ラックピッチを連続的に切り替えて形成されたトラック
の様子を示す模式図である。第1のガード領域5内にお
いて、制御回路23の第1の入力端子34が0から1に
遷移した点から、遷移区間Tとして示した複数本のトラ
ックの間に、トラックを途切れさせることなく、トラッ
クピッチが2.0μmから0.35μmに連続的に遷移
している様子が示される。
【0046】同様に、第2のガード領域6においては、
フォーマッタ24は、第2の出力端子33を0から1へ
遷移させる。それにより制御回路23の第2の入力端子
35も0から1に遷移して、(11b)に対するトラッ
クピッチ0.32μmが選択され、トラックの露光は、
記録再生領域3におけるトラックピッチである0.32
μmに切り替わる。このようにして、第2のガード領域
6内においても、トラックが途切れることなくトラック
ピッチが変化する。その後の記録再生領域3におけるト
ラックの露光は、トラックピッチ0.32μmで一様に
行われる。
【0047】図4に示した、トラックピッチの切り替え
が連続的に行われる遷移区間Tに含まれるトラックの本
数は、スライド22の移動速度に対する制御回路23に
よるフィードバック制御の応答速度の設定により調整可
能である。遷移区間Tに含まれるトラックの本数は、種
々の条件に応じて適宜設定することができる。しかし、
そのトラック本数が多いほど信号の記録に使えないトラ
ックが増え、記録密度を低下させるので、望ましくは、
上限を130本とする。下限は、0本であっても理論上
は問題無いが、制御回路23による制御に無理を生じる
ので、実用的ではない。したがって、好ましくは2本を
下限とする。
【0048】また、トラックピッチが切り替わる位置
は、図4に示されるように、光ディスク上におけるガー
ド領域に対応する半径方向領域の中央部に、遷移区間T
が配置されるように設定することが望ましい。
【0049】また、LBR12は、トラックピッチを切
り替えるだけでなく、(表1)に示すように、同時に記
録強度の設定値も切り換える機能も持たせることができ
る。従って、各領域の記録に最適な記録強度を設定して
おくことで、第1のガード領域5および第2のガード領
域6の中で、トラックピッチと記録強度を同時に、フォ
ーマッタ24の信号に同期して切り替えることができ
る。これによって各領域で適切な幅にグルーブを記録す
ることができ、作製される光ディスクの性能を向上させ
ることができる。
【0050】なお、複数の領域の全てについて、互いに
トラックピッチが相違する必要は無く、一部の領域につ
いてのみ、隣接する領域間でトラックピッチが相違する
場合にも、本発明は適用可能である。そのような場合、
例えばトラックピッチが領域間で変化せず、所望のグル
ーブの幅のみが変化するように設定されている部分につ
いては、上記切り替え信号を使って、記録強度のみを切
り替えるようにすることもできる。少なくとも2箇所に
おいて、隣接する領域間でトラックピッチが相違する場
合に、本発明は特に有効である。
【0051】なお、第1の出力端子32と第1の入力端
子34、および第2の出力端子33と第2の入力端子3
5の間に各々、遅延回路を設けることによって、フォー
マッタ24を変更することなく、トラックピッチを切り
替えるタイミングを調整することもできる。また、フォ
ーマッタ24もしくは制御回路23に遅延回路を内蔵し
ておくことでも、同様にトラックピッチを切り替えるタ
イミングを調整することが可能である。
【0052】なお、上記の実施の形態では、原盤記録に
際して、トラックピッチを2度切り替える例を示した
が、光記録媒体のフォーマットによっては、それ以上の
回数の切り替えが必要な場合もある。その際には、制御
回路23とフォーマッタ24間での切り替え信号の数を
増やし、それに伴って制御回路23が持つテーブルにお
けるトラックピッチや記録強度の設定値の種類を増やし
ておくことで、上記と同様に対応することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の光記録媒体原盤の作製方法およ
び作製装置によれば、トラックピッチの異なる複数の信
号領域に対して、トラックを連続させて形成し、かつト
ラックピッチの切り替えを、各領域のトラックを形成す
るための信号と同期して行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における光記録媒体原盤
の作成方法により作成される光ディスク原盤を用いて製
造される光ディスクを示す概略平面図
【図2】 本発明の実施の形態における光ディスク原盤
の作成方法の工程を示す断面図
【図3】 本発明の実施の形態における光記録媒体原盤
の記録装置を示す概略構成図
【図4】 本発明の実施の形態により作成された光ディ
スク原盤のトラックを説明するための模式平面図
【符号の説明】
1 BCA領域 2 再生専用領域 3 記録再生領域 4 BCA 5 第1のガード領域 6 第2のガード領域 10 ポジ型フォトレジスト 11 ガラス盤 12 レーザー記録装置(LBR) 13 潜像 14 現像ノズル 15 グルーブパターン 16 ディスク原盤 21 スピンドル 22 スライド 23 制御回路 24 フォーマッタ 25 レーザー光源部 26 CPU 27 パルスカウンタ 28 スライドドライバ 29 スピンドルドライバ 30 レーザー 31 偏向素子 32 第1の出力端子 33 第2の出力端子 34 第1の入力端子 35 第2の入力端子 S スタート信号 T 遷移区間
フロントページの続き Fターム(参考) 5D029 WB15 5D090 AA01 BB01 CC01 CC14 DD03 EE01 FF11 GG02 GG05 GG32 GG38 HH03 KK03 KK20 5D117 AA02 CC04 EE00 FF29 5D121 BB01 BB21 BB26 BB38 JJ03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原盤作成用のディスク基板に所定の信号
    領域を形成するための信号に応じて変調あるいは偏向さ
    れた記録光を生成し、感光材料が塗布された回転する前
    記ディスク基板上に、前記記録光を前記ディスク基板の
    半径方向に移動させながら照射して前記信号領域を形成
    するための露光を行い、その露光のための前記記録光の
    照射中、前記信号領域に形成されるトラックのピッチに
    応じて、前記ディスク基板の回転速度と前記記録光の移
    動速度が所定の関係になるように制御する光記録媒体原
    盤の作製方法において、 前記所定の信号領域を形成するための信号として、トラ
    ックピッチの異なる複数の信号領域に対応した信号を用
    い、 前記記録光は、前記複数の信号領域に対応した信号に応
    じて連続して変調あるいは偏向されて前記ディスク基板
    上に照射され、 形成される前記信号領域が異なる種類の信号領域に切り
    替わるときに、切り替わるべき前記信号領域におけるト
    ラックピッチに基づき、前記ディスク基板の回転速度と
    前記記録光の移動速度の関係を変化させて、前記トラッ
    クピッチを変更することを特徴とする光記録媒体原盤の
    作製方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の信号領域に対応した信号に基
    づきトラックピッチが切り替わることを示す切り替え信
    号を生成し、前記切り替え信号に応じて、前記ディスク
    基板の回転速度および前記記録光の移動速度の関係を変
    化させる処理を行う請求項1記載の光記録媒体原盤の作
    製方法。
  3. 【請求項3】 前記信号領域が切り替わるときに、更
    に、前記記録光の強度を前記各信号領域に対応させて切
    り替える請求項1記載の光記録媒体原盤の作製方法。
  4. 【請求項4】 前記切り替え信号に応じて、更に、前記
    記録光の強度を前記各信号領域に対応させて切り替える
    請求項2記載の光記録媒体原盤の作製方法。
  5. 【請求項5】 前記各信号領域に対応する複数のトラッ
    クピッチの設定値を予め記憶装置に格納し、前記切り替
    え信号に応じて、前記設定値の中から前記信号領域に対
    応するトラックピッチの設定値を選択して、選択した設
    定値に基づき、前記ディスク基板の回転速度および前記
    記録光の移動速度の関係を変化させる請求項2記載の光
    記録媒体原盤の作製方法。
  6. 【請求項6】 前記各信号領域に対応する複数の記録光
    の強度の設定値を予め記憶装置に格納し、前記切り替え
    信号に応じて、前記設定値の中から前記信号領域に対応
    する記録光の強度の設定値を選択して、選択した設定値
    に基づき、前記記録光の強度を切り替える請求項4記載
    の光記録媒体原盤の作製方法。
  7. 【請求項7】 トラックピッチの異なる複数の信号領域
    を形成するための信号に応じた変調あるいは偏向信号を
    供給する信号発生部と、前記信号発生部から供給される
    前記信号に基づき変調あるいは偏向された記録光を発生
    するレーザー光源部と、ディスク基板を回転させるター
    ンテーブルと、前記ターンテーブルの半径方向に移動し
    ながら、前記レーザー光源部が発生した記録光を前記デ
    ィスク基板上に案内してトラックを形成するための露光
    を行わせる記録光案内部と、前記信号発生部が供給する
    信号に応じて、前記ターンテーブルの回転速度および前
    記記録光案内部の前記移動の速度を制御する制御部とを
    備えた光記録媒体原盤の作製装置において、 前記信号発生部は、トラックピッチの異なる前記複数の
    信号領域に対応する前記変調あるいは偏向信号を、前記
    複数の信号領域に亘って連続して前記レーザー光源部に
    供給し、 前記制御部は、形成される前記信号領域が異なる種類の
    信号領域に切り替わるときに、切り替わるべき前記信号
    領域におけるトラックピッチに基づき、前記ターンテー
    ブルの回転速度に対する前記記録光案内部の前記移動の
    速度の関係を変化させて、前記トラックピッチを変更す
    ることを特徴とする光記録媒体原盤の作製装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の信号領域を形成するための信
    号に基づき、トラックピッチが切り替わることを示す切
    り替え信号を生成して、その切り替え信号を前記制御部
    に供給する切り替え信号生成部を更に備え、 前記制御部は、前記切り替え信号に応じて、前記ターン
    テーブルの回転速度に対する前記記録光案内部の前記移
    動の速度の関係を変化させる処理を行い、前記トラック
    ピッチを変更する請求項7記載の光記録媒体原盤の作製
    装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、複数のトラックピッチの
    設定値を格納したトラックピッチ表を有し、前記切り替
    え信号に応じて、前記表からトラックピッチの設定値を
    選択して、その設定値に基づき、前記ターンテーブルの
    回転速度に対する前記記録光案内部の前記移動の速度の
    関係を制御する請求項8に記載の光記録媒体原盤の作製
    装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、複数の記録強度の設定
    値を格納した記録強度表を有し、前記信号発生部からの
    前記切り替え信号に応じて、前記記録強度表から記録強
    度の設定値を選択して、その設定値に基づき、記録強度
    を制御する請求項8に記載の光記録媒体原盤の作製装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の光記録媒体原盤の作製
    方法により光記録媒体原盤を作製し、前記光記録媒体原
    盤を用いて光記録媒体を製造する光記録媒体の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 ディスク基板と、前記ディスク基板の
    表面に凹凸形状によって半径方向に複数のトラックを形
    成するように配置された複数の信号領域とを備え、異な
    る複数の前記信号領域にまたがって前記トラックが連続
    しているとともに、前記各信号領域に形成されたトラッ
    クは、少なくとも1箇所において、隣接する前記各信号
    領域間でピッチが互いに相違する光記録媒体原盤。
  13. 【請求項13】 少なくとも2箇所において、隣接する
    前記各信号領域間でトラックピッチが互いに相違する請
    求項12に記載の光記録媒体原盤。
  14. 【請求項14】 トラックピッチが互いに相違する隣接
    する前記各信号領域間で、トラックピッチが連続的に変
    化している請求項12に記載の光記録媒体原盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8018823B2 (en) 2006-11-30 2011-09-13 Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd Optical recording medium having a relation between groove widths, groove depths and track pitches

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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