JP2003336927A - 複合冷凍システム - Google Patents

複合冷凍システム

Info

Publication number
JP2003336927A
JP2003336927A JP2002145626A JP2002145626A JP2003336927A JP 2003336927 A JP2003336927 A JP 2003336927A JP 2002145626 A JP2002145626 A JP 2002145626A JP 2002145626 A JP2002145626 A JP 2002145626A JP 2003336927 A JP2003336927 A JP 2003336927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
refrigerator
driven
exhaust heat
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002145626A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanetoshi Hayashi
謙年 林
Hidemasa Ogose
英雅 生越
Naoyuki Furumoto
直行 古本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP2002145626A priority Critical patent/JP2003336927A/ja
Publication of JP2003336927A publication Critical patent/JP2003336927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱機関からの排熱を有効利用するとともに、
熱機関からの排熱が十分でない場合に備えて常に圧縮式
冷凍機をベースとして駆動しておき、熱機関からの排熱
が十分ある場合にはさらに排熱駆動冷凍機を駆動して、
必要な冷熱需要を賄うことができるようにした複合冷凍
システムを提供する。 【解決手段】 熱機関10で駆動される圧縮式冷凍機を圧
縮機12、開閉弁13、15、凝縮器14、第1蒸発器18により
構成し、この冷凍サイクル回路Aに排熱回収器20、第2
蒸発器22、エジェクタ24、圧縮機12、開閉弁19、26、2
7、凝縮器14、膨張弁28、ポンプ29をもつ排熱駆動冷凍
機の冷凍サイクル回路Bと、圧縮機12、開閉弁19、第2
蒸発器23、膨張弁16、第1蒸発器18をもつ圧縮式冷凍機
の冷凍サイクル回路Cを結合し、前記圧縮式冷凍機にお
ける圧縮冷媒の凝縮に必要な冷却を、外気による空冷と
前記排熱駆動冷凍機による冷却の2方式から選択できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮式冷凍機と排
熱駆動冷凍機とを組み合わせた複合冷凍システムに関
し、特に熱機関駆動によるコジェネシステムや車載空調
装置において有効な複合冷凍システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の熱機関駆動圧縮式冷凍機の
構成図である。この熱機関駆動圧縮式冷凍機は、ガソリ
ンエンジン、ディーゼルエンジン等の熱機関10で圧縮
機12を駆動してガス冷媒(例えば、水蒸気)を吸入・
圧縮し、この高圧のガス冷媒は凝縮器14に送られ、凝
縮器14にて冷却流体に放熱して凝縮され低温の液冷媒
となり、この液冷媒はさらに膨張弁16にて減圧されて
蒸発器18に入り、蒸発器18にて被冷却流体の熱を吸
収して蒸発し低圧のガス冷媒となって圧縮機12に戻る
冷凍サイクルを繰り返すものである。
【0003】しかし、この熱機関駆動圧縮式冷凍機で
は、熱機関の排熱を冷凍のために利用することはでき
ず、温熱用途に利用する以外は廃棄しているのが実情で
ある。特に車載用の冷凍システムでは、熱機関の排熱は
すべて廃棄されている。
【0004】一方、熱機関の排熱を駆動源として利用す
る従来のエジェクタ方式(蒸気噴射式)の排熱駆動冷凍
機の構成を図4に示す。この排熱駆動冷凍機の構成によ
ると、熱機関10からの排熱をボイラ20の排熱回収用
熱交換器21に導き、熱交換により高温・高圧となった
蒸気冷媒をエジェクタ24のノズル(図示せず)より高
速で噴出させるとともに、このときの負圧で蒸発器18
から低温・低圧の蒸気冷媒を吸引して、高温・高圧の蒸
気冷媒と低温・低圧の蒸気冷媒とを混合してエジェクタ
24のディフューザ部25で昇圧して凝縮器14に入れ
る。凝縮器14では、図3と同様に蒸気冷媒を凝縮・冷
却して液冷媒となし、その液冷媒の一部は膨張弁16を
介して蒸発器18に戻し、残りの液冷媒はポンプ29で
ボイラ20に戻すという冷凍サイクルを繰り返す。
【0005】しかし、このような排熱駆動冷凍機のみの
構成では、熱源となる熱機関からの排熱が不足すると冷
熱需要が賄えないという問題がある。
【0006】また、図5は特開平6−33125号公報
に示された排熱駆動冷凍機の構成図である。この排熱駆
動冷凍機は、熱機関の温水排熱を駆動源とする冷凍サイ
クル回路Pを、温水排熱ボイラ32、エジェクタ33、
熱交換器34、膨張弁16、蒸発器18、およびポンプ
35から構成し、熱機関の排気排熱を駆動源とする冷凍
サイクル回路Rを、排気排熱ボイラ20、エジェクタ2
4、凝縮器14、膨張弁36、熱交換器37、およびポ
ンプ38から構成するものである。そして、この構成に
よれば、熱交換器34が冷凍サイクル回路Pの凝縮器の
働きをし、熱交換器37が冷凍サイクル回路Rの蒸発器
の働きをするため、冷凍サイクル回路Pの熱交換器(凝
縮器)34内の冷媒が冷凍サイクル回路Rの熱交換器
(蒸発器)37内の低温の冷媒と熱交換されることによ
って凝縮されるので、蒸発器18内の冷媒温度を低くす
ることができ、そのため冷凍能力を向上させることがで
きるとされている。
【0007】しかし、図5の排熱駆動冷凍機は、熱機関
からの排気排熱および温水排熱が十分に得られる場合に
は有効であるが、常にそのような事情にあるとはいえな
いケースが多く、その場合には図4の排熱駆動冷凍機の
場合と同様の問題がある。すなわち、図5の排熱駆動冷
凍機は排熱駆動冷凍機のみで構成されているので、熱源
となる熱機関からの排熱が十分でない場合には冷房能力
の低下を招くことになる。
【0008】そこで、熱機関の排熱を有効利用しつつ、
必要な冷熱需要に対応させることが考えられる。そのよ
うな冷凍機に駆動圧縮式冷凍機と排熱駆動冷凍機とを組
み合わせた複合型の冷凍システムがあり、例えば、特開
昭57−35256号公報で提案されている。
【0009】図6に上記特開昭57−35256号公報
による複合冷凍システムの構成を示す。この複合冷凍シ
ステムにおいては、熱機関10から排出される排熱を熱
交換器30に導入する一方、その熱機関10で圧縮機1
2を駆動し凝縮器14から出る蒸気冷媒の一部をポンプ
29で加圧して熱交換器31に送入し、熱交換器30と
の間で熱交換を行って高温・高圧の蒸気冷媒となして、
この高温・高圧の蒸気冷媒をエジェクタ24に導入しノ
ズル(図示せず)より噴出させる。その一方、蒸発器1
8からの低温・低圧の蒸気冷媒の一部をエジェクタ24
内のノズル噴出時の負圧によって吸引し、ノズルより高
速で噴出される高温・高圧の蒸気冷媒と混合し昇圧し
て、この蒸気冷媒を圧縮機12にて圧縮された高温・高
圧の蒸気冷媒の出側流路に送入するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合冷凍システムでは、圧縮式冷凍機の圧縮機と排熱駆
動冷凍機のエジェクタとが並列に接続されているため、
双方の圧縮圧力比を同一にする必要があり、運転範囲が
限定されるという問題がある。特に、エジェクタの圧縮
性能が不足するような場合には、エジェクタを介して冷
媒が圧縮機出口から蒸発器へ逆流してしまう場合もあり
得る。
【0011】したがって、本発明の目的は、熱機関から
の排熱を有効利用するとともに、熱機関からの排熱が十
分でない場合に備えて常に圧縮式冷凍機をベースとして
駆動しておき、熱機関からの排熱が十分ある場合にはさ
らに排熱駆動冷凍機を駆動して、必要な冷熱需要を賄う
ことができるようにした複合冷凍システムを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合冷凍シ
ステムは、外部動力で駆動される圧縮式冷凍機と、熱源
からの排熱で駆動される排熱駆動冷凍機とから構成さ
れ、前記圧縮式冷凍機における圧縮冷媒の凝縮に必要な
冷却を、外気による空冷と前記排熱駆動冷凍機による冷
却の2方式から選択できるように回路構成してなること
を特徴とするものである。
【0013】本発明の複合冷凍システムでは、熱機関か
らの排熱が十分でない場合に備えて常に圧縮式冷凍機を
ベースとして駆動しておくものである。このときには圧
縮式冷凍機の凝縮器を外気により冷却するので、必要な
冷熱需要を圧縮式冷凍機で賄うことができる。そして、
熱機関からの排熱が十分に得られるようになった場合に
は、さらに排熱駆動冷凍機の運転を行うものである。こ
のときには、第2蒸発器における冷媒の蒸発により圧縮
機からの圧縮冷媒の冷却を行い凝縮させるので、外気に
よる凝縮に比べて圧縮式冷凍機の凝縮温度を低減するこ
とが可能となり、圧縮式冷凍機の駆動に必要な熱機関の
軸動力を低減できるというメリットがある。したがっ
て、軸動力の低減分、熱機関の他の用途への転用を可能
とする。
【0014】また、本発明の複合冷凍システムにおいて
は、圧縮式冷凍機の動力源に熱機関を用いるか、あるい
は熱機関により発電した電力で駆動される電動モータを
用いるものである。また、排熱駆動冷凍機の動力源には
熱機関の排熱を用いる。また、排熱駆動冷凍機は、エジ
ェクタ式冷凍機、吸収式冷凍機、あるいは吸着式冷凍機
など熱によって駆動されるものであればよい。そして、
冷熱需要量に応じて前記圧縮式冷凍機の凝縮熱量を求
め、その凝縮熱量と熱源からの排熱量に基づいて前記排
熱駆動冷凍機の運転時期を判断する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の実施の形態の一例を示
す複合冷凍システムの構成図である。この複合冷凍シス
テムは、熱機関10により駆動される圧縮機12、開閉
弁13、凝縮器14、開閉弁15、膨張弁16、および
第1蒸発器18からなる圧縮式冷凍機の冷凍サイクル回
路Aと、熱機関10からの排熱で冷媒蒸気を発生させる
排熱回収器20、圧縮機12により圧縮された冷媒を開
閉弁19を介して導入する第2蒸発器22、エジェクタ
24、開閉弁26、凝縮器14、開閉弁27、膨張弁2
8からなる排熱駆動冷凍機の冷凍サイクル回路Bと、並
びに圧縮機12、開閉弁19、第2蒸発器22、膨張弁
16、第1蒸発器18からなる圧縮式冷凍機の冷凍サイ
クル回路Cとを結合して構成される。なお、29は凝縮
器14からの凝縮水の一部を排熱回収器20へ戻すポン
プである。また、図1に示す白抜きの弁13、15は
「開」の状態をあらわしており、黒塗りの弁19、2
6、27は「閉」の状態をあらわしており、これらの弁
はセットで開閉を行う。
【0016】この複合冷凍システムでは、まず、開閉弁
13、15は「開」とし、開閉弁19、26、27は
「閉」として、圧縮式冷凍機をベースとして熱機関10
により駆動しておく。このとき、凝縮器14は外気によ
り空冷されている。したがって、この場合は従来技術の
熱機関駆動圧縮式冷凍機(図3)と同様に作動し、冷凍
効果を発揮する。すなわち、第1蒸発器18にて発生す
る冷熱を図示しない送風ファンで送風することにより室
内や車内等の冷房空調に供する。
【0017】そして、熱機関10からの排熱が十分に得
られるようになった場合には、逆に開閉弁19、26、
27は「開」とし、開閉弁13、15は「閉」とする。
このとき、熱機関10からの排熱は排熱回収器20内の
排熱回収用熱交換器21に導入され、熱交換によって排
熱回収器20は高温・高圧の冷媒蒸気を発生する。ま
た、圧縮機12で圧縮された冷媒蒸気は開閉弁19を介
して第2蒸発器22内の熱交換器23に導入される。エ
ジェクタ24では、排熱回収器20からの高温・高圧の
冷媒蒸気をノズル(図示せず)より噴出し、そのときの
負圧で第2蒸発器22からの低温・低圧の冷媒蒸気を吸
引し、ディフューザ部25で両者の冷媒蒸気を混合・昇
圧して噴出する。エジェクタ24から噴出された冷媒蒸
気は開閉弁26を介して凝縮器14内に流入され、ここ
で外気により冷却されて凝縮される。凝縮器14からの
凝縮水は、開閉弁27を介して、その一部はポンプ29
により排熱回収器20へ戻され、残りは膨張弁28で減
圧されて第2蒸発器22へ戻される。そのため、第2蒸
発器22における冷媒の蒸発により、圧縮機12からの
高温・高圧の圧縮冷媒を冷却し凝縮させる。したがっ
て、第2蒸発器22は圧縮式冷凍機の冷凍サイクル回路
Cにおける凝縮器の作用を行う。
【0018】また、このとき、第2蒸発器22にて凝縮
された凝縮水は、冷凍サイクル回路Cにおいて膨張弁1
6を介して第1蒸発器18に流入し、ここで送風空気の
熱を吸収して蒸発し冷媒蒸気となって圧縮機12へ戻
る。すなわち、第1蒸発器18からの冷熱が上記同様に
冷房空調に供される。
【0019】したがって、この複合冷凍システムによれ
ば、圧縮式冷凍機の冷凍サイクル回路Aと、排熱駆動冷
凍機の冷凍サイクル回路Bおよび圧縮式冷凍機の冷凍サ
イクル回路Cとを開閉弁13、15と開閉弁19、2
6、27の開閉で選択的に切り替えるようになっている
ので、熱機関からの排熱が十分でない場合には常にベー
スとして駆動されている圧縮式冷凍機の圧縮冷媒の凝縮
に必要な冷却を外気による空冷を行うことによって、す
なわち凝縮器14を外気により空冷することによって、
必要な冷熱需要を賄うことができる。そしてさらに、熱
機関からの排熱が十分に得られるようになった場合に、
排熱駆動冷凍機を運転することによって、第2蒸発器2
2が圧縮機12からの圧縮冷媒の凝縮器として働くの
で、同様に必要な冷熱需要を賄うことができる。しか
も、第2蒸発器22では、圧縮式冷凍機の凝縮器14に
おける外気による凝縮に比べて圧縮式冷凍機の凝縮温度
を低減することが可能となり、圧縮式冷凍機の駆動に必
要な熱機関の軸動力を低減できるというメリットがあ
る。また、圧縮式冷凍機の駆動動力を低減できることか
ら、熱機関の燃料の節約が可能となるほか、熱機関の軸
動力を他の用途、例えば発電機の駆動を行ったりするこ
とも可能となる(コジェネシステムへの用途)。
【0020】図2は排熱駆動冷凍機の運転時期を判断す
るためのフローチャートである。まず、圧縮式冷凍機を
駆動しておく(ステップS1)。そして、その圧縮式冷
凍機の冷熱需要量Qcを計算で求める(ステップS
2)。また、熱機関からの排熱温度Tと排熱量Qを計測
する(ステップS3)。さらに、外気による凝縮温度T
2を計測し(ステップS4)、駆動条件T,Q,T2にお
ける排熱駆動冷凍機の冷凍能力Q1、冷凍温度T1を計算
する(ステップS5)。また、凝縮温度T1における圧
縮式冷凍機の効率η2を計算する(ステップS6)。そ
して、排熱駆動冷凍機の冷凍能力Q1が、圧縮式冷凍機
の凝縮熱量より大きいか否かを次式より計算する(ステ
ップS7)。 Q1>Qc*(1+η2)/η2 排熱駆動冷凍機の冷凍能力Q1が圧縮式冷凍機の凝縮熱
量より大きいときには、排熱駆動冷凍機をONにし(ス
テップS8)、排熱駆動冷凍機の冷凍能力Q1が圧縮式
冷凍機の凝縮熱量より小さいときにはステップS2に戻
って上記フローを繰り返す。排熱駆動冷凍機が運転開始
された場合には、さらに圧縮式冷凍機の圧縮機圧力比を
調整し、その駆動動力を低減させる(ステップS9)。
【0021】本実施形態では、同じ熱機関10から圧縮
式冷凍機の動力と排熱駆動冷凍機の熱源を得る構成で説
明したが、各々別の熱機関から動力および熱源をそれぞ
れ得る構成であってもよい。さらに動力、熱源が得られ
るものであれば熱機関には限定されない。例えば、圧縮
式冷凍機の動力源を熱機関により発電される電力を利用
した電動モータとしてもよいものである。また、排熱駆
動冷凍機は、上記のエジェクタ24を吸収・吸着の原理
に基づく吸収式あるいは吸着式の冷凍機としてもよい。
また、冷凍サイクル回路A、B、Cの冷媒には作動圧力
・温度に応じた任意の冷媒を使用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外部動
力で駆動される圧縮式冷凍機と、熱源からの排熱で駆動
される排熱駆動冷凍機とから構成され、前記圧縮式冷凍
機における圧縮冷媒の凝縮に必要な冷却を、外気による
空冷と前記排熱駆動冷凍機による冷却の2方式から選択
できるように回路構成したので、熱機関からの排熱が十
分でない場合には常に圧縮式冷凍機をベースとして駆動
しておき、熱機関からの排熱を十分にある場合に限りさ
らに排熱駆動冷凍機の運転を行うことにより、排熱を有
効利用しつつ必要な冷熱需要を賄うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による複合冷凍システム
の構成図である。
【図2】 排熱駆動冷凍機の運転時期を判断するための
フローチャートである。
【図3】 従来の熱機関駆動圧縮式冷凍機の構成図であ
る。
【図4】 従来の排熱駆動冷凍機の構成図である。
【図5】 特開平6−33125号公報による複合冷凍
システムの構成図である。
【図6】 特開昭57−35256号公報による複合冷
凍システムの構成図である。
【符号の説明】
10 熱機関 12 圧縮機 13 開閉弁 14 凝縮器 15 開閉弁 16 膨張弁 18 第1蒸発器 19 開閉弁 20 排熱回収器 22 第2蒸発器 24 エジェクタ 26 開閉弁 27 開閉弁 28 膨張弁 29 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古本 直行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部動力で駆動される圧縮式冷凍機と、
    熱源からの排熱で駆動される排熱駆動冷凍機とから構成
    され、前記圧縮式冷凍機における圧縮冷媒の凝縮に必要
    な冷却を、外気による空冷と前記排熱駆動冷凍機による
    冷却の2方式から選択できるように回路構成してなるこ
    とを特徴とする複合冷凍システム。
  2. 【請求項2】 前記圧縮式冷凍機の動力源に熱機関を用
    いることを特徴とする請求項1記載の複合冷凍システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記圧縮式冷凍機の動力源に前記熱機関
    により発電した電力で駆動される電動モータを用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載の複合冷凍システム。
  4. 【請求項4】 前記排熱駆動冷凍機の動力源に熱機関の
    排熱を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の複合冷凍システム。
  5. 【請求項5】 前記排熱駆動冷凍機がエジェクタ式冷凍
    機であることを特徴とする請求項4記載の複合冷凍シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記排熱駆動冷凍機が吸収式冷凍機であ
    ることを特徴とする請求項4記載の複合冷凍システム。
  7. 【請求項7】 前記排熱駆動冷凍機が吸着式冷凍機であ
    ることを特徴とする請求項4記載の複合冷凍システム。
  8. 【請求項8】 冷熱需要量に応じて前記圧縮式冷凍機の
    凝縮熱量を求め、その凝縮熱量と熱源からの排熱量に基
    づいて前記排熱駆動冷凍機の運転時期を判断することを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の複合冷凍シ
    ステム。
JP2002145626A 2002-05-21 2002-05-21 複合冷凍システム Pending JP2003336927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145626A JP2003336927A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 複合冷凍システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145626A JP2003336927A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 複合冷凍システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003336927A true JP2003336927A (ja) 2003-11-28

Family

ID=29704857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145626A Pending JP2003336927A (ja) 2002-05-21 2002-05-21 複合冷凍システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003336927A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657472B1 (ko) 2004-08-17 2006-12-13 엘지전자 주식회사 코제너레이션 시스템
JP2012017925A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Miura Co Ltd 蒸気システム
KR101127042B1 (ko) * 2010-07-22 2012-03-26 (주)대주기계 대용량 압축기의 폐열을 이용한 흡입기류 온도저감장치
CN102563987A (zh) * 2012-03-01 2012-07-11 浙江大学 有机朗肯循环驱动的蒸气压缩制冷装置及方法
CN104567089A (zh) * 2014-12-23 2015-04-29 广西大学 一种利用努森压缩机的压缩—喷射复合制冷系统
CN105241115A (zh) * 2015-09-22 2016-01-13 东南大学 蒸汽压缩-喷射耦合制冷循环装置及方法
CN105698431A (zh) * 2016-03-16 2016-06-22 北京建筑大学 一种双热源高效压缩-喷射复合热泵系统及应用
CN106440487A (zh) * 2016-11-25 2017-02-22 天津大学 一种组合型双级蒸汽热泵系统
CN106766352A (zh) * 2016-11-12 2017-05-31 浙江理工大学 热/功联合驱动的蒸汽喷射式制冷装置及其制冷方法
CN112268376A (zh) * 2020-09-15 2021-01-26 珠海格力电器股份有限公司 一种氟泵型热管与喷射制冷循环复合系统及其控制方法
CN114719457A (zh) * 2022-03-17 2022-07-08 西北工业大学 一种新型节能数据中心制冷复合系统及方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657472B1 (ko) 2004-08-17 2006-12-13 엘지전자 주식회사 코제너레이션 시스템
JP2012017925A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Miura Co Ltd 蒸気システム
KR101127042B1 (ko) * 2010-07-22 2012-03-26 (주)대주기계 대용량 압축기의 폐열을 이용한 흡입기류 온도저감장치
CN102563987A (zh) * 2012-03-01 2012-07-11 浙江大学 有机朗肯循环驱动的蒸气压缩制冷装置及方法
CN104567089A (zh) * 2014-12-23 2015-04-29 广西大学 一种利用努森压缩机的压缩—喷射复合制冷系统
CN105241115A (zh) * 2015-09-22 2016-01-13 东南大学 蒸汽压缩-喷射耦合制冷循环装置及方法
CN105698431A (zh) * 2016-03-16 2016-06-22 北京建筑大学 一种双热源高效压缩-喷射复合热泵系统及应用
CN105698431B (zh) * 2016-03-16 2017-11-10 北京建筑大学 一种双热源高效压缩‑喷射复合热泵系统及应用
CN106766352A (zh) * 2016-11-12 2017-05-31 浙江理工大学 热/功联合驱动的蒸汽喷射式制冷装置及其制冷方法
CN106766352B (zh) * 2016-11-12 2019-03-12 浙江理工大学 热/功联合驱动的蒸汽喷射式制冷装置及其制冷方法
CN106440487A (zh) * 2016-11-25 2017-02-22 天津大学 一种组合型双级蒸汽热泵系统
CN112268376A (zh) * 2020-09-15 2021-01-26 珠海格力电器股份有限公司 一种氟泵型热管与喷射制冷循环复合系统及其控制方法
CN114719457A (zh) * 2022-03-17 2022-07-08 西北工业大学 一种新型节能数据中心制冷复合系统及方法
CN114719457B (zh) * 2022-03-17 2023-05-30 西北工业大学 一种节能数据中心制冷复合系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7178358B2 (en) Vapor-compression refrigerant cycle system with refrigeration cycle and Rankine cycle
US7536869B2 (en) Vapor compression refrigerating apparatus
US6675609B2 (en) Refrigerant cycle system with ejector pump
US20020050351A1 (en) Outdoor heat exchanger unit, outdoor unit, and gas heat pump type air conditioner
JPH06331225A (ja) 蒸気噴射式冷凍装置
JP2005329843A (ja) 車両用排熱回収システム
JP2003336927A (ja) 複合冷凍システム
KR20200049648A (ko) 자동차 공조 시스템용 장치 및 이 장치를 작동시키기 위한 방법
JP2009002307A (ja) エンジン排ガス用浄化装置およびエンジン駆動式空気調和機
JP4265228B2 (ja) エジェクタポンプを用いた冷凍機
JP2004198045A (ja) 蒸気圧縮式冷凍機
KR101125328B1 (ko) 하이브리드 전기자동차의 에어컨 장치
JP2004340520A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2004322933A (ja) 車両用冷凍サイクル装置
JP2004205154A (ja) 冷凍機
CN107351645A (zh) 一种基于余热余压联合辅助过冷的co2汽车空调系统
EP1728657A1 (en) Air conditioning system
JP2000064906A (ja) エンジン駆動式ヒートポンプサイクル
JP4196817B2 (ja) 蒸気圧縮式冷凍機
JP3942501B2 (ja) 車両用空調装置
JPH08145496A (ja) 冷凍機
JP2600482Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP3626927B2 (ja) ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP2002188438A (ja) 動力回収システム
JP7145679B2 (ja) ハイブリッドヒ-トポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071127