JP2003336607A - スライドユニット - Google Patents
スライドユニットInfo
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- JP2003336607A JP2003336607A JP2002146998A JP2002146998A JP2003336607A JP 2003336607 A JP2003336607 A JP 2003336607A JP 2002146998 A JP2002146998 A JP 2002146998A JP 2002146998 A JP2002146998 A JP 2002146998A JP 2003336607 A JP2003336607 A JP 2003336607A
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- rodless cylinder
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- slide unit
- connection plate
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Abstract
らを端部で接続プレートで接続するスライドユニットに
おいて、接続プレートを介してのベース変形を防止す
る。 【解決手段】 接続プレート22とロッドレスシリンダ
4のエンドキャップ8とを、位置決めピン25とブッシ
ュ21、24との嵌め合いによりスライドユニットの幅
方向のみ位置決めし、エンドキャップ7とこれに対応す
る接続プレート2との間は結合ボルト18で一体結合し
たので、ロッドレスシリンダ4の剛性が大きくても、そ
の剛性により接続プレート2、22を介してベース1が
変形することがなく、ベース1上に設けてある直線案内
用のレール30の真直度が低下することや、側面1bを
取り付け基準面とするような場合には、その基準面の変
形が防止され、高い精度で他の部材に取り付けできる。
Description
方に配置したロッドレスシリンダとを、ベース両端に固
着した接続プレートを介して連結しているスライドユニ
ットに関するもので、特に、接続プレートとロッドレス
シリンダの連結構造に係るものである。
例えば特許2937877号で公知である。この従来技
術では、ベースの両端に接続プレートをボルト結合して
ベースの一方の側面から側方に突出し、その突出してい
る接続プレートの間にスリット式のロッドレスシリンダ
を配置し、そのロッドレスシリンダは、シリンダバレル
の両端に端部嵌合部材をはめ込むだけの構造であってそ
の端部嵌合部材にスリットを塞ぐシールバンドの両端を
固定し、一方の接続プレートに押しねじを設けて、その
接続プレートと対応するロッドレスシリンダの一方の端
部嵌合部材を軸方向に押して、他方の端部嵌合部材をそ
れと対応する接続プレートに向けて押し付けた状態で、
両側の接続プレートとシリンダバレルとが固定ボルトで
結合されたものが開示されている。
ッドレスシリンダがシリンダバレルの両端に端部嵌合部
材をはめ込むだけの特殊なロッドレスシリンダユニット
であり、そのはめ込んだだけの端部嵌合部材にシールバ
ンドの端部を固定していたので、端部嵌合部材に、軸線
方向外向き(バレルから抜け出る方向)の力が作用する
と、シールバンドを引っ張ってしまうという不都合を回
避するために、接続プレートに押しねじが設けられてい
る。ところで、ロッドレスシリンダとして、図4のよう
にシリンダバレル101の両端を塞ぐ端部嵌合部材(エ
ンドキャップ)102がシリンダバレル101と一体結
合されている一般的なスリット式のロッドレスシリンダ
100をベース104側方へ突出している接続プレート
105,105間に配置する場合、スリットを塞ぐシー
ルバンドは、通常シリンダバレル101と一体結合され
ている端部嵌合部材102に連結されているので、端部
嵌合部材102に軸線外側に向く力が作用しても、その
荷重はシリンダバレル101で負荷でき、上記のような
押しねじは不要となる。勿論、シールバンドをもたない
マグネット式のロッドレスシリンダを配置する場合にお
いても同様である。
01両端に端部嵌合部材102が固着されたロッドレス
シリンダ100とベース104とを接続プレート10
5,105により結合しようとするとき、ロッドレスシ
リンダ100の全長とベース全長とを全く同じにするこ
とは、製作の都合上、ほとんど不可能である。そのた
め、ベース104の両端部にボルト110により結合さ
れた接続プレート105,105の間に、接続プレート
105,105間の寸法よりも幾分短いシリンダ100
を挟み、上記のような”押しねじ”は必要ないので、こ
の状態で、一対の接続プレート105,105とこれに
対応するシリンダの端部嵌合部材102,102とを夫
々固定ねじ106で直接連結していた。このような結合
構造では、一対の接続プレート105,105によりロ
ッドレスシリンダ100端とベース104端とを堅固に
結合しているため、ロッドレスシリンダ100とベース
104の内、剛性の小さな部材が接続プレート105,
105を介して変形を起こすことになる。一般的にはロ
ッドレスシリンダ100のシリンダバレル101の剛性
が大きいので、図4に示すようにベース104が変形
し、ベース104に取り付けられるガイドレール107
の真直性や、あるいは、ベース104側面等に設けられ
る基準取り付け面108の平面度に悪影響を与え、ガイ
ドレール107に案内されるスライドテーブル109の
円滑な移動が阻害され、あるいは、基準取り付け面10
8を他の部材に取り付けた際の組み付け精度が低下す
る。この発明は、接続プレートでベースとロッドレスシ
リンダとを結合する場合、ベースに変形を生じない連結
構造を提供しようとするものである。
願スライドユニットでは、ベースの長手両端に接続プレ
ートを固着してベースの側面から側方に突出させ、それ
らの接続プレートの側方突出部間にロッドレスシリンダ
を配置して接続プレートを介してロッドレスシリンダを
ベースに連結し、ベース上のガイドレールに案内される
スライドテーブルとロッドレスシリンダの外部移動体と
を連結したスライドユニットにおいて、ロッドレスシリ
ンダの全長を接続プレート間長さよりも短く設定し、そ
のロッドレスシリンダの一端を一方の接続プレートに固
着し、ロッドレスシリンダの他端と他方の接続プレート
との間には、両者をユニット軸線方向に一体連結するこ
となくユニット幅方向を位置決めする幅方向位置決め構
造を介在させて成ることを特徴とする。具体的には、幅
方向位置決め構造は、位置決めピンと、その位置決めピ
ンが嵌入する嵌入孔とから構成され、ロッドレスシリン
ダの他端とそれに対向する接続プレートとの夫々に嵌入
孔を設け、それらの嵌入孔にまたがって、位置決めピン
が嵌入される。この構造では、ベースの長手両端に固着
された接続プレートの一方にのみ、ロッドレスシリンダ
の一方側の端部嵌合部材が一体固着されるだけで、ロッ
ドレスシリンダの他端は接続プレートに一体連結されな
いため、ロッドレスシリンダの剛性が大きくても、ベー
スは接続プレートを介して変形しない。
て、ベース1の長手一端面に接続プレート2が締め付け
ボルト3により一体固着され、接続プレート2は、ベー
ス1の一方側側面1aからさらに側方に突出するように
設けてある。ベース1と平行に、ロッドレスシリンダ4
が配置される。ロッドレスシリンダ4は周知のように、
スリット5を長手全長に形成したシリンダバレル6と、
そのシリンダバレル6の長手両端を塞ぐエンドキャップ
7、8と、バレル6内側のシリンダ室9内を軸線方向に
移動自在に嵌装されたピストン10と、そのピストン1
0と一体でスリット5を通る力伝達部材11を介してバ
レル6外側に突出している外側移動体12と、前記スリ
ット5を内側と外側から夫々塞ぐシールバンド13,1
4とを備えている。前記両端を塞ぐエンドキャップ7、
8は、夫々4本ずつの締め付けボルト15によりバレル
6端面に一体固着されている。締め付けボルト15のボ
ルト頭部16には、めねじ孔17が設けてある(図3参
照)。
ップ7の長手端面を前記接続プレート2に当て付けて接
続プレート2の外側から連結ボルト18を前記めねじ孔
17に螺合して一方のエンドキャップ7を接続プレート
2に一体固着してある。ロッドレスシリンダ4の全長L
1(エンドキャップ7、8の外側端面間の長さ)は、前
記接続プレート2,3間長さL2よりも少しばかり短く
してあり、そのスリット5がベース1に向くように横向
きに取り付けられる。
ャップ8には、締め付けボルト15と干渉しない位置に
ブッシュ嵌合孔20が設けてあり、そのブッシュ嵌合孔
20には中空ブッシュ21が嵌め込まれ、ブッシュ21
の中心孔が片方の位置決めのための嵌入孔21aとなっ
ている(図2)。一方、ベース1の他端面に取り付けられ
る接続プレート22には、ベース1に該接続プレート2
2が固着された状態で前記ブッシュ21と同軸対向位置
に段付きのブッシュ嵌合孔23が形成され、その嵌合孔
23に中空ブッシュ24が嵌め込まれ、ブッシュ24の
中心孔がもうひとつの嵌入孔24aとなっている。そし
て、位置決めピン25の両側軸部をブッシュ21、24
の嵌入孔21a、24aに跨って軸線方向に嵌め込んた
状態で接続プレート22をベース1の他端面に当て付
け、その状態で接続プレート22の外側から、締め付け
ボルト26をベース1の端面に螺合して接続プレート2
2をベース1に一体固着している。このピン25、ブッ
シュ21、24の嵌入孔21a,24aとにより幅方向
位置決め構造が構成されている。この構造では接続プレ
ート22とロッドレスシリンダ4のエンドキャップ8と
はユニット軸線方向には一体固着されず、位置決めピン
25はブッシュ21、24に軸線方向移動可能に嵌まり
込んで、スライドユニットの幅方向を位置決めしている
に過ぎない。
方のエンドキャップ8と接続プレート22とが、他方の
エンドキャップ7とこれに対応する接続プレート2との
間のように結合ボルト18で堅固に一体結合されていな
いので、ロッドレスシリンダ4の剛性が大きくても、そ
の剛性により接続プレート2、22を介してベース1が
変形することがなく、ベース1上に設けてある直線案内
用のレール30の真直度が低下することがない。従っ
て、レール30に案内される案内子31と一体結合さ
れ、ロッドレスシリンダ4の外側移動体12と連結され
ているスライドテーブル32の往復運動は極めて円滑と
なる。また、ベース1の、ロッドレスシリンダ4と逆側
の側面1bを取り付け基準面とするような場合には、そ
の基準面1bの変形が防止され、高い精度で他の部材に
取り付けできる。
端に固着される接続プレートの一方にのみ、ロッドレス
シリンダの一方側の端部嵌合部材が一体固着されるだけ
で、ロッドレスシリンダの他端は接続プレートに軸線方
向に一体連結されないため、ロッドレスシリンダの剛性
が大きくても、ベースは接続プレートを介して変形せ
ず、ベース上のガイドレールの真直度や、ベースに設け
られる基準面の精度の低下を防止できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースの長手両端に接続プレートを固着
してベースの側面から側方に突出させ、それらの接続プ
レートの側方突出部間にロッドレスシリンダを配置して
接続プレートを介してロッドレスシリンダをベースに連
結し、ベース上のガイドレールに案内されるスライドテ
ーブルとロッドレスシリンダの外部移動体とを連結した
スライドユニットにおいて、ロッドレスシリンダの全長
を接続プレート間長さよりも短く設定し、そのロッドレ
スシリンダの一端を一方の接続プレートに固着し、ロッ
ドレスシリンダの他端と他方の接続プレートとの間に
は、両者をユニット軸線方向に一体連結することなくユ
ニット幅方向を位置決めする幅方向位置決め構造を介在
させて成ることを特徴とするスライドユニット。 - 【請求項2】 幅方向位置決め構造は、位置決めピン
と、その位置決めピンが嵌入する嵌入孔とから構成され
ることを特徴とする請求項1記載のスライドユニット。 - 【請求項3】ロッドレスシリンダの他端とそれに対向す
る接続プレートとの夫々に嵌入孔を設け、それらの嵌入
孔にまたがって、位置決めピンが嵌入されることを特徴
とする請求項1記載のスライドユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002146998A JP4007061B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | スライドユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002146998A JP4007061B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | スライドユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003336607A true JP2003336607A (ja) | 2003-11-28 |
JP4007061B2 JP4007061B2 (ja) | 2007-11-14 |
Family
ID=29705762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002146998A Expired - Fee Related JP4007061B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | スライドユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4007061B2 (ja) |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002146998A patent/JP4007061B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4007061B2 (ja) | 2007-11-14 |
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