JP2003336382A - 建物用外装材および該建物用外装材の取付方法 - Google Patents

建物用外装材および該建物用外装材の取付方法

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JP2003336382A
JP2003336382A JP2002144646A JP2002144646A JP2003336382A JP 2003336382 A JP2003336382 A JP 2003336382A JP 2002144646 A JP2002144646 A JP 2002144646A JP 2002144646 A JP2002144646 A JP 2002144646A JP 2003336382 A JP2003336382 A JP 2003336382A
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Atsushi Uetoko
篤 上床
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】建物の壁の一部分に取り付けても、側縁部分に
おいて基板が見えず、外観品質が良好なタイル貼り建物
用外装材を提供する。 【解決手段】建物用外装材10の基板表面11aに貼着
された複数のタイル12、12・・・のうち、基板表面
11aの側縁部11bに貼着されたタイル12の側縁部1
2bを基板11の側縁11cより外方に突出させた。さら
に、基板11の、タイル12、12・・・間の目地とな
る部分にビス用孔15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の壁面に取り付
けられる建物用外装材、特に複数のタイルが貼着された
建物用外装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の建物用外装材としては、
例えば特開平9−72068号公報に記載されたような
ものが知られている。
【0003】図7に示すように、この従来の建物用外装
材(サイディングパネル)100は、基板(下地ボー
ド)101の表面に、この基板101より薄い複数のタ
イル102、102・・・が貼着された構成となってい
る。
【0004】そして、基板101の側縁101aは、そ
の側縁部に貼着されたタイル102の側縁より外方に突
出している。
【0005】このような従来の建物用外装材100で
は、壁に貼り付けた基板101の側端面に同様に構成さ
れた他の建物用外装材100(図示せず)の基板101
の側縁101a端面を突き当てると共に、隣り合うタイ
ル102間にできる隙間に防水材103を充填し、建物
用外装材100を略壁一面に連続的に貼り付けていた。
【0006】一方、近年では建物のデザインに個性を反
映させ、或いは高級感を高めるために、建物の壁の一部
分にアクセントとして建物用外装材を取り付けることも
多くなってきている。
【0007】なお、他のこの種の建物用外装材では、特
開平8−333862号公報に記載されているようなも
のも知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の建物用外装材100を、壁の全面にではなく
一部分にのみ貼り付けた場合には、基板101の側縁が
タイル102の側縁より外方に突出していることに加え
て、基板101がタイル102より厚いため、側端に配
置された建物用外装材100の端面に露出する基板10
1の側縁101a端面の面積が大きく、外観品質の低下
を招いているという問題があった。
【0009】このため、従来は壁の一部分にタイル模様
を施すために、壁に直接タイルを貼り付けることも多
く、そのような場合には、一枚一枚現場で貼り付け作業
を行わなければならず、作業負荷が大きくなるという問
題があった。
【0010】本発明は、このような従来の建物用外装材
が有する前記課題を解決し、建物の壁の一部分にのみに
貼り付けても、外観品質が良好な建物用外装材を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、基板表面に複数のタイル
が貼着された建物用外装材であって、前記複数のタイル
のうち前記基板表面の側縁部に貼着されたタイルの側縁
部が前記基板の側縁より外方に突出したことを特徴とし
ている。
【0012】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記建物用外装材の側縁部分となるタイルの側縁
部が前記基板の側縁より外方に突出しているため、前記
基板の側縁が前記タイルの側縁部に覆われて隠れ、壁の
一部分に取り付けても、建物用外装材の端面となる部分
において基板が外部からほとんど見えることがなく、外
観品質が良好である。
【0013】ここで、前記基板の厚さは、建物用外装材
としての強度を満たした上で極力薄いことが望ましく、
具体的には5mm以下が望ましい。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記建物
用外装材であって、前記基板はL字状に直交する二面を
有することを特徴としている。
【0015】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記建物用外装材をタイル貼り出隅モールとして
壁の出隅部分で二面に跨らせて用いることができる。
【0016】そして、前記建物用外装材の側縁部分とな
るタイルの側縁部が前記基板の側縁より外方に突出して
いるため、前記基板の側縁が前記タイルの側縁部に覆わ
れて隠れ、壁の出隅部分だけに取り付けても、建物用外
装材の端面となる部分において基板が外部からほとんど
見えることがなく、外観品質が良好である。
【0017】また、請求項3に記載の発明は、前記建物
用外装材であって、前記基板は前記タイル間に設けられ
た目地部分にビス用孔を有することを特徴としている。
このように構成された請求項3記載のものでは、前記建
物用外装材を壁へ固着するためにビス止めをするだけで
よく、現場作業の負荷が軽減される。
【0018】しかも、ビスにより固着する乾式固定であ
るので、信頼度の高い固定をすることができる。
【0019】さらに、湿式固定と異なり、養生の必要が
なく、作業時間を短縮できる。
【0020】また、請求項4に記載の発明は、前記建物
用外装材の取付方法であって、前記基板を前記建物外壁
に固着すると共に、前記基板の側縁より外方に突出した
前記タイルの側縁部と前記建物外壁との間にモルタル又
はシーリング材を充填することを特徴としている。
【0021】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記基板の側縁より外方に突出した前記タイルの
側縁部と前記建物外壁との間にモルタル又はシーリング
材を充填するため、前記基板が外部から全く見えなくな
り、外観品質が良好である。
【0022】また、前記建物用外装材の前記基板として
厚さが薄いものを用いれば、前記タイルの側縁部と前記
建物外壁との隙間が狭くなり、充填したモルタル又はシ
ーリング材が目立たず、更に、外観品質が良好となる。
【0023】また、前記タイルの側縁部と前記建物外壁
との隙間が狭いので、充填するモルタルまたはシーリン
グ材の使用分量を少なくすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0025】この実施の形態の建物用外装材10は、図
2に示すように、建物20の外壁21の一部分、特に出
隅21aの部分に取り付けられて、建物の外観品質を向
上させるものである。
【0026】そして、建物用外装材10は、図1に示す
ように、L字状に直交する二面を有する基板11の基板
表面11aに複数のタイル12、12・・・が貼着され
ている。
【0027】この基板11としては、錆が発生しにくい
アルミ等の薄い金属板の素材が用いられている。
【0028】そして、図3に示すように、基板表面11
aには、エポキシ系、ウレタン系、変形シリコン系等の
接着剤13を介在させて、タイル12が貼り付けられて
いる。
【0029】このタイル12の裏面は凸部12aを有し
ており、基板表面11aとの接着をより堅固なものとし
ている。
【0030】また、タイル12は所定の間隔をおいて基
板表面11a上に貼り付けられ、隣り合うタイル12、
12・・・の間に横目地14a及び縦目地14bが形成さ
れている。
【0031】さらに、タイル12は、この横目地14a
が左右方向に直線状となるように配置されていると共
に、上下方向では交互に縦目地14bができるように互
い違いに位置決めされて千鳥状に配置されている。
【0032】そして、本実施形態においては、タイル1
2は厚さが20mmのものが、基板11は厚さが2mm
のものが用いられており、タイル12より基板11の厚
みが薄いものとなっている。
【0033】また、基板表面11aの側縁部11bに貼着
された各タイル12の側縁部12bは、基板11の側縁
11cより側方に向けて外方に突出させられている。
【0034】さらに、この実施の形態の建物用外装材1
0では、基板表面11aの上縁部11dに貼着されたタイ
ル12の上縁部12cが基板11の上縁11eより上方に
向けて外方に突出させられていると共に、基板表面11
aの下縁部11fに貼着されたタイル12の下縁部12d
が基板11の下縁11gより下方に向けて外方に突出さ
せられている。
【0035】このため、この実施の形態の建物用外装材
10では、基板11の外周縁から全てのタイル12の外
周縁となる縁部12b、12c、12dが外方に突出し
たものとなっている。
【0036】また、図4に示すように、基板11の横目
地14aおよび縦目地14bとなる部分には、複数のビス
用孔15、15・・・が所定の間隔で設けられている。
【0037】次に、本発明の建物用外装材10の外壁2
1への取付順序に沿って、建物用外装材10が奏する作
用効果について説明する。
【0038】本実施の形態では、既築の建物20の外壁
21にタイル模様を施して外壁21を仕上げるため、工
場内で製造された前記建物用外装材10を用いている。
【0039】まず、図5のように、建物用外装材10
を、対象となる外壁21の出隅21a部分に取り付け、
ビス16により固着する。
【0040】このようにしてこの建物用外装材10を用
いれば、建物用外装材10の側縁部分となるタイルの側
縁部12bが基板11の側縁11cより外方に突出してい
るため、基板11の側縁11cがタイル12の側縁部1
2bに覆われて隠れ、外壁21の一部分のみに取り付け
ても、建物用外装材10の端面となる部分において基板
11が外部からほとんど見えることがなく、外観品質が
良好である。
【0041】また、建物用外装材10の基板11の目地
部分にはビス用孔15が設けられているため、基板11
の外壁21への固着のための作業としてはビス用孔15
を利用してビス止めをするだけでよく、現場作業の負荷
が軽減される。
【0042】しかも、ビスにより固着する乾式固定であ
るので、外壁21が既に吹き付け塗装等を施されてお
り、表面に凹凸を有している場合でも、湿式固定よりも
信頼度の高い固定をすることができる。
【0043】さらに、乾式固定であるので、湿式固定と
異なり、養生の必要がなく、作業時間を短縮することが
できる。
【0044】また、本実施の形態では、外壁21の出隅
21aの縦方向に連続して複数の建物用外装材10を取
り付けるため、固着した建物用外装材10の上方に、さ
らに建物用外装材10’を取り付け、ビス16により固
着する。
【0045】そして、基板11の外周縁から突出したタ
イル12と、外壁21との間にモルタルを充填する。
【0046】このとき、図6(a)のように、この建物
用外装材10は基板11の厚さが2mmと薄くなってい
るため、前記タイル12と外壁21との隙間が狭い。
【0047】このため、前記タイル12と外壁21との
間に充填したモルタル17aが外部からほとんど見えな
くなり、外部からは厚みに応じたタイル12の端面のみ
が目立つようになる。
【0048】したがって、更に、外観品質が良好であ
る。
【0049】しかも、12タイルの側縁部12bと外壁
21との隙間が狭いので、充填するモルタル17aの使
用分量を少なくすることができる。
【0050】また、横目地14aおよび縦目地14bにモ
ルタルを充填する。
【0051】ここで、縦目地14bには、モルタル17b
がタイル12表面から突出しないように、モルタル17
bを薄く充填する。
【0052】さらに、図6(b)のように、横目地14
bに充填するモルタル17cも、タイル12表面から突出
しないように薄く充填する。
【0053】このように横目地14aおよび縦目地14b
にモルタルを充填すれば、目地部分の基板11と、基板
11に設けられたビス用孔15とが隠蔽され、外観品質
が良好である。
【0054】そして、モルタル17b、17cをタイル
12から突出しないように薄く充填したため、目地部分
が凹んで目立たず、更に外観品質が良好である。
【0055】このように、本発明の建物用外装材10を
用いれば、タイル模様を外壁21の一部分である出隅2
1a部分に施す場合であっても、外壁21へ一枚ずつタ
イルを貼り付ける必要がなく、簡易な作業で外観品質が
良好なタイル模様とすることができる。
【0056】以上、この発明の実施の形態を図面を参照
して説明してきたが、具体的な構成はこの実施例に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更があ
ってもこの発明に含まれる。
【0057】例えば、本発明の実施の形態では、外壁2
1の出隅21aの縦方向に連続して複数の建物用外装材
10を取り付けているが、建物用外装材10は連続して
取り付けなくてもよい。
【0058】このような場合でも、この実施の形態の建
物用外装材10では、基板11の外周縁から全てのタイ
ル12の外周縁となる各縁部12b、12c、12dが
外方に突出したものとなっているため、建物用外装材1
0の外周端面で基板11が目立たず、外観品質が良好で
ある。
【0059】また、建物用外装材10を施工現場にて建
物20に取り付けているが、あらかじめ工場内で建物ユ
ニットの外壁に取り付けて現場に搬送してもよい。
【0060】このように、本発明の建物用外装材10を
建物ユニットに用いても、工場内でビス止め固着するだ
けで容易に、建物用外装材10の端面となる部分におい
て基板11が外部からほとんど見えることがない外観品
質が良好な外壁を得ることができる。
【0061】また、充填材として用いたモルタルの代わ
りにシーリング材を用いてもよい。
【0062】このようにシーリング材を充填材として用
いれば、防水性等の所望の性能を有するものを適宜選択
することができる。
【0063】そして、基板11の外周縁から突出したタ
イル12と、外壁21との間に、必ずしもモルタル、又
はシーリング材を充填しなくてもよい。
【0064】このようにしても、本発明の建物用外装材
10では、基板11がタイル12より薄い厚さであると
共に、複数のタイル12のうち基板表面11aの側縁部
11bに貼着されたタイル12の側縁部12bが基板11
の側縁11cより外方に突出しているため、建物用外装
材10の端面となる部分において基板11が外部からほ
とんど見えることがなく、外観品質が良好である。
【0065】さらに、建物用外装材10のタイル12の
貼着する面を、本実施の形態の逆側の面であるL字状の
基板11の凹んだ面側に変更してもよい。
【0066】このようにすれば、建物用外装材10を入
隅部分で壁の二面に跨らせて用いることができ、タイル
貼り入隅モールとして、外壁21の入隅部分にも取り付
けることができる。
【0067】また、建物用外装材10は、タイル貼り出
隅モールとして外壁21の出隅21a部分に取り付けて
いるが、前記L字状のものに限られず、基板11を平面
状としてもよい。
【0068】このようにすれば、出隅部分に限定され
ず、外壁21の平面部分に取り付けることもできる。
【0069】さらに、基板11には金属板を用いている
が、他の素材からできていてもよい。
【0070】また、本実施の形態では、基板11として
厚さが5mmと、その厚さが薄いものを用いているが、
必ずしもこのような厚さに限定されるものではない。
【0071】基板11として、その厚さが薄いものを用
いない場合であっても、建物用外装材10の側縁部分と
なるタイルの側縁部12bが基板11の側縁11cより外
方に突出しているものであれば、建物用外装材10の端
面となる部分において基板11が外部からほとんど見え
ることがなく、外観品質が良好である。
【0072】そして、本発明の実施の形態では、長方形
状のタイル12を基板11に規則的に配置しているが、
タイル12の形状、配置はこれに限られるものではな
い。
【0073】所望の形状のタイル12を基板11に適宜
配置すれば、この建物用外装材10を選択することによ
り、外壁21に施すタイル模様の選択の自由度をより高
くすることができる。
【0074】また、本実施の形態では、タイル12の側
縁部12b、上縁部12c、下縁部12dを基板11の
外周縁より外方に突出させているが、タイル12は、少
なくとも側縁部12bが基板11の側縁11cより外方
に突出していればよい。
【0075】このようにすれば、縦方向に連続して複数
の建物用外装材10を取り付ける場合に、各建物用外装
材10の上端面と下端面とを突き合わせて施工でき、施
工効率が良好である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の発明の建物用外装材は、前記建物用外装材の側
縁部分となるタイルの側縁部が前記基板の側縁より外方
に突出しているため、前記基板の側縁が前記タイルの側
縁部に覆われて隠れ、壁の一部分に取り付けても、建物
用外装材の端面となる部分において基板が外部からほと
んど見えることがなく、外観品質が良好である。
【0077】また、請求項2に記載の発明の建物用外装
材は、前記基板はL字状に直交する二面を有しているた
め、前記建物用外装材をタイル貼り出隅モールとして壁
の出隅部分で二面に跨らせて用いることができる。
【0078】そして、前記建物用外装材の側縁部分とな
るタイルの側縁部が前記基板の側縁より外方に突出して
いるため、前記基板の側縁が前記タイルの側縁部に覆わ
れて隠れ、壁の出隅部分だけに取り付けても、建物用外
装材の端面となる部分において基板が外部からほとんど
見えることがなく、外観品質が良好である。
【0079】また、請求項3に記載の発明に建物用外装
材は、前記基板は前記タイル間に設けられた目地部分に
ビス用孔を有しているため、前記建物用外装材を壁へ固
着するためにビス止めをするだけでよく、現場作業の負
荷が軽減される。
【0080】しかも、ビスにより固着する乾式固定であ
るので、信頼度の高い固定をすることができる。
【0081】さらに、湿式固定と異なり、養生の必要が
なく、作業時間を短縮できる。
【0082】また、請求項4に記載の発明の前記建物用
外装材の取付方法では、前記基板を前記建物外壁に固着
すると共に、前記基板の側縁より外方に突出した前記タ
イルの側縁部と前記建物外壁との間にモルタル又はシー
リング材を充填するため、前記基板が外部から全く見え
なくなり、外観品質が良好である。
【0083】そして、前記基板として厚さが薄いものを
用いれば、前記タイルの側縁部と前記建物外壁との隙間
が狭く、充填したモルタル又はシーリング材が目立た
ず、更に、外観品質が良好である。
【0084】また、前記タイルの側縁部と前記建物外壁
との隙間が狭くなり、充填するモルタルまたはシーリン
グ材の使用分量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物用外装材の前面の斜視図である。
【図2】本発明の建物用外装材を取り付けた建物の前面
図である。
【図3】本発明の建物用外装材のA−A断面図である。
【図4】本発明の建物用外装材の背面斜視図である。
【図5】本発明の建物用外装材の外壁の出隅への取付状
況を表した斜視図である。
【図6】(a)本発明の建物用外装材のB−B断面図で
ある。 (b)本発明の建物用外装材のC−C断面図である。
【図7】従来の建物用外装材の斜視図である。
【符号の説明】
10 建物用外装材 11 基板 11a 基板表面 11b 基板表面の側縁部 11c 基板の側縁 12 タイル 12b タイルの側縁部 目地 14b 縦目地 14a 横目地 15 ビス用孔 17a、17b、17c モルタル(シーリング材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面に複数のタイルが貼着された建物
    用外装材であって、 前記複数のタイルのうち前記基板表面の側縁部に貼着さ
    れたタイルの側縁部が前記基板の側縁より外方に突出し
    たことを特徴とする建物用外装材。
  2. 【請求項2】前記基板はL字状に直交する二面を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建物用外装材。
  3. 【請求項3】前記基板は前記タイル間に設けられた目地
    部分にビス用孔を有することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の建物用外装材。
  4. 【請求項4】前記基板を前記建物外壁に固着すると共
    に、前記基板の側縁より外方に突出した前記タイルの側
    縁部と前記建物外壁との間にモルタル又はシーリング材
    を充填することを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の建物用外装材の取付方法。
JP2002144646A 2002-05-20 2002-05-20 建物用外装材および該建物用外装材の取付方法 Withdrawn JP2003336382A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038332A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Misawa Homes Co Ltd 建物のコーナー部構造

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JP2011038332A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Misawa Homes Co Ltd 建物のコーナー部構造

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