JP5714643B2 - タイル状部材の固定レール - Google Patents
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Description
このタイル取付装置100は、図7のように建築物の壁面Wに据え付けられる長尺板部材101と、長尺板部材101に直交して固定される短尺のタイル係合部材102とを備えている。また、タイル係合部材102には、タイル裏面の溝部201に係合する上下一対の突出片102a,102bが設けられ、これら突出片102a,102bにタイルの溝部201を嵌め込むことで壁面Wにタイル200が固定される。
施工対象面に取り付けられる中央部のレール本体と、
前記レール本体の表面から突設されると共に、前記タイル状部材の裏面に設けられ、開口部よりも内部が拡大するように形成された溝部に嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部の基部から施工対象面に沿うように延設される支持部と、
を有し、
前記嵌合部は弾性を有し、前記レール本体の両側縁に設けられ、かつ、薄板からなるレール本体の側縁を往復曲成して形成される二重構造であって、前記支持部から曲げ起こし、さらに曲げ戻して前記レール本体にまで到達し、かつこの嵌合部の先端にラッチ状の突起を備え、
前記タイル状部材が前記固定レールに固定される際、前記開口部の縁部は、前記ラッチ状の突起を弾性変形させつつ、これを乗り越えることを特徴とする。
例えば、建造物の内外壁面等である。
また、嵌合部の基部には、タイル状部材の裏面を支持する支持部が設けられ、タイル状部材の傾きや浮き沈みを微調整するときには、支持部とタイル状部材との間に接着剤を流し込んでタイルを位置決め・固定する。或いは支持部とタイル状部材との接触状態を変更して浮き沈みを調整する。
また、本発明におけるタイル状部材の裏面とは、施工対象面に面で向き合う部位に相当し、タイル状部材の裏面に形成された溝部の内壁面は含まない。
タイル状部材の嵌合強度にばらつきが生じることがなくなり、安定した強度が得られる。
この嵌合部にタイル状部材が嵌め込まれると、嵌合部とタイル状部材との間に空隙が存在してもタイル状部材を確実の保持できるので、タイル状部材に大きなストレスをかけることがない。
前記支持部は、前記嵌合部の基部からレール幅方向に延設されている構成でもよい。
本実施の形態に示す固定レール1は、建造物の壁面である施工対象面Pの幅方向に延びるレール本体10と、このレール本体10の表面から突設する嵌合部20と、この嵌合部20の基部20aからレール幅方向に延設された支持板30(支持部)とを備えて構成されている。
なお、上記のタイル50の構造ではなく、図6に示すような一般的な構造のものであってもよく、横に長い四角形の外観を有すると共に、その裏面側に所定の幅の溝51が形成されている。この溝51は、タイル50を長手方向に形成され、さらに、溝51の内寸(溝幅)は、溝の奥に向かうほど広くなっている。すなわち、互いに対向する内面はテーパー状に形成されている。
具体的には、図3のように、レール本体10の両側縁10a,10bをレール本体10の表面側に曲げ起こした後、さらにその先端部分を各々外側に曲げ戻して、緩やかな弧を描くラッチ状の先端形状を得ている。
すなわち、レール本体10を形成しているステンレス製の薄板を板バネに見立て、このステンレス製の薄板を、嵌合部20に対して二重に配置することで、高い弾性率を確保している。
なお、図6に示す構造のタイルの場合にあっては、嵌合部20にタイル50の溝部51の内面を突き当て、この状態からタイル50を嵌合部20側に強く押し込むと、溝部51の縁51aは、ラッチ状の突起21,21を乗り越えて嵌合部20,20に嵌り込む。また、この状態で各突起21,21は、溝部51の内壁面51bに食い付き、タイル50を溝部51の内側から保持する。
支持板30は、図1及び図3のように嵌合部20の基部20aからレール幅方向に延設された板状部材であり、嵌合部20同様、レール本体10の両側縁10a,10bに対称に設けられている。
タイル50の装着時には、上記のように嵌合部20の先端にタイル50の溝部51を突き当て、この状態からタイル50を施工対象面P側に強く押し込み(図4中矢印A方向)、嵌合部20に嵌め入れる。
このように本固定レール1では、タイル50にストレスを掛けることなく取り付け精度及び固定強度を向上させることができる。
また、固定レール1の設置に関して、本固定レール1は方向性を有せず、例えば、狭い足場材の上でも長い固定レール1を振り回すことなく設置できる。
このように本固定レール1の各部は、各種仕様に応じて変更可能である。
2 胴縁
3 アンカーボルト
4 ビス
10 レール本体
10a レール本体の側縁
10b レール本体の側縁
20 嵌合部
20a 嵌合部の基部
20b 嵌合部の自由端
21 ラッチ状の突起
30 支持板(支持部)
50 タイル
50a タイルの縁
51 溝部
51a 溝部の縁
510a 溝部の突部(突壁)
100 タイル取付装置
101 長尺板部材
102 短尺のタイル係合部材
102a 上側の突出片
102b 下側の突出片
103 シーリング材
104 ネジ
200 タイル
201 タイル裏面の溝部
P 施工対象面
W 壁面
Claims (5)
- 施工対象面にタイル状部材を固定するための固定レールであって、
施工対象面に取り付けられる中央部のレール本体と、
前記レール本体の表面から突設されると共に、前記タイル状部材の裏面に設けられ、開口部よりも内部が拡大するように形成された溝部に嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部の基部から施工対象面に沿うように延設される支持部と、
を有し、
前記嵌合部は弾性を有し、前記レール本体の両側縁に設けられ、かつ、薄板からなるレール本体の側縁を往復曲成して形成される二重構造であって、前記支持部から曲げ起こし、さらに曲げ戻して前記レール本体にまで到達し、かつこの嵌合部の先端にラッチ状の突起を備え、
前記タイル状部材が前記固定レールに固定される際、前記開口部の縁部は、前記ラッチ状の突起を弾性変形させつつ、これを乗り越えることを特徴とするタイル状部材の固定レール。 - 前記ラッチ状の突起は、前記溝部の内壁面に接する略平坦部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のタイル状部材の固定レール。
- 前記支持部は、前記タイル状部材の裏面に面接触可能な面板部分を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイル状部材の固定レール。
- 前記嵌合部は、前記レール本体の側縁に沿って延在し、
前記支持部は、前記嵌合部の基部からレール幅方向に延設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のタイル状部材の固定レール。 - 前記支持部は、前記タイル状部材の裏面に、接着層を介して接触していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のタイル状部材の固定レール。
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JP2013095675A JP5714643B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | タイル状部材の固定レール |
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JP2013095675A JP5714643B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | タイル状部材の固定レール |
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