JP2003335785A - トリアルキルインジウムの調製 - Google Patents

トリアルキルインジウムの調製

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table

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Abstract

(57)【要約】 【課題】トリアルキルインジウムの調製 【解決手段】トリアルキルインジウム化合物を製造する
方法であって、 a)トリハロインジウム化合物とトリアルキルアルミニ
ウム化合物を有機反応溶媒中、フッ化物塩の存在下で反
応させ、反応混合物を形成する工程(ここでトリハロイ
ンジウム化合物のフッ化物塩に対するモル比は少なくと
も1:4.5であり、有機反応溶媒は100℃またはよ
り高い沸点を有する)、 b)反応混合物から有機反応溶媒を分離する工程、およ
び c)抽出溶媒を用いてトリアルキルインジウム化合物を
抽出する工程 を含む、前記方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 本発明は概して有機金属化合物分野に関する。特に本発
明はインジウム蒸着プロセスでの使用に適した特定のト
リアルキルインジウム化合物に関する。
【0002】金属フィルムを、非導電性の表面をはじめ
とする表面上に様々な手段、例えば、化学蒸着(che
mical vapor deposition「CV
D」)、物理蒸着(physical vapor d
eposition「PVD」)、並びに液相エピタキ
シ(liquid phase epitaxy「LP
E」)、分子線エピタキシ(molecular be
am epitaxy「MBE」)、およびケミカルビ
ームエピタキシ(chemical beamepit
axy「CBE」)をはじめとする他のエピタキシ技術
によって、蒸着させることができる。有機金属化学蒸着
(metalorganic chemical va
por deposition「MOCVD」)をはじ
めとする化学蒸着プロセスは、高温、すなわち、室温よ
り高い温度で、並びに大気圧下または減圧下のいずれか
で、有機金属前駆体化合物を分解することによって金属
層を堆積する。
【0003】多種多様の金属を、例えばCVDまたはM
OCVDプロセスを用いて堆積させることができる。例
えば、Stringfellow著、「Organom
etallic Vapor Phase Epita
xy: Theory and Practice」、
Academic Press、第2版、1999年
を、前記プロセスの概要として参照せよ。例えば、イン
ジウムはエピタキシ成長によって作成された様々な金属
フィルムに用いられ、特に、集積回路および発光ダイオ
ード類(「LEDs」)をはじめとする電子デバイスの
製造に用いられる。例えば、インジウム含有金属フィル
ムとして、インジウム−リン(「InP」)、インジウ
ム−ガリウム−ヒ素(「InGaAs」)、インジウム
−ガリウム−アルミニウム−リン(「InGaAl
P」)、インジウム−ガリウム−ヒ素−リン(「InG
aAsP」)、インジウム−ガリウム−ヒ素/ガリウム
−ヒ素/アルミニウム−ガリウム−ヒ素(「InGaA
s/GaAs/AlGaAs」)、インジウム−ヒ素
(「InAs」)、インジウム−アンチモン(「InS
b」)およびインジウム−ヒ素−ビスマス(「InAs
Bi」)が挙げられる。
【0004】金属層および合金層は、典型的にCVDま
たはMOCVDプロセスで、1以上の前駆体化合物の分
解によって形成される。多種多様の前駆体化合物を用い
ることができる。従来のCVDプロセスにおいて、適し
た前駆体化合物は、前駆体化合物を蒸着チャンバーに移
送させることが可能である程度に充分な蒸気圧を有して
いなければならない。
【0005】トリアルキルインジウム化合物は、インジ
ウムおよびインジウム含有フィルムの気相堆積における
インジウム源として商業的に成功を収めた。特に、トリ
メチルインジウムは、半導体および関連の電子産業にお
いて有用なインジウム−リンフィルムの形成に好ましい
インジウム源である。前記の電子的な用途に有用である
ためには、トリアルキルインジウム化合物は高度に精製
されていなければならず、すなわち、検出可能なレベル
のスズ、シリコン、ゲルマニウムおよび亜鉛をはじめと
する金属不純物を実質的に有さない。高度に精製された
インジウム源化合物を作成する1つの方法は、米国特許
第4,847,399(Ilallock等)に開示さ
れているものである。前記特許は、非常に低い金属不純
度のトリメチルインジウムを調製する方法を開示してい
るが、しかしながら、前記の方法はメチルリチウムおよ
び反応溶媒としてエーテルの使用を要求する。微量のエ
ーテルが常に、前記方法により作成されたトリメチルイ
ンジウムに付随して残留する。
【0006】トリアルキルインジウム化合物の重要な用
途の1つ、および高度に精製されたトリアルキルインジ
ウム化合物の主要な用途は、LED類の製造におけるイ
ンジウム含有フィルム蒸着のためのインジウム源として
の用途である。酸素は、金属源化合物中にいくらか存在
した場合、成長しているフィルムの結晶格子中に組み込
まれ、これはLED類によって作られる光の強度を減少
させることのある電子過多の原因となる。従って、高純
度、金属不純物について純度99.999%(5−ni
nes)、および非常に低い酸素含量を有するトリアル
キルインジウム化合物が望まれている。
【0007】米国特許第5,756,786(Powe
r等)は、エーテル系溶媒の使用を伴わない、高純度の
トリメチルインジウムを調製するプロセスを開示してい
る。前記のプロセスは、金属フッ化物の存在下で、トリ
ハロインジウム化合物とトリアルキルアルミニウム化合
物間のアルキル置換反応を利用し、ここでトリハロイン
ジウム化合物の金属フッ化物に対するモル比は1:6で
ある。前記のような多量の金属フッ化物塩は、操作およ
び反応副生成物の処分コストを増加させる。加えて、前
記特許の精製手法はトリメチルインジウムを溶融させる
必要があり、従って安全性を高めること並びに操作の懸
念がある。
【0008】そのような方法に付随する操作および安全
性を改善し、さらに処分する材料の量を減少させつつ、
高収率および高純度でトリアルキルインジウム化合物を
調製する方法への継続的な必要性がある。
【0009】驚くべきことに、従来の方法と比較して減
少した量の金属フッ化物塩を使用し、様々な溶媒中で、
トリアルキルインジウム化合物が調製できることを見い
だした。本発明のトリアルキルインジウム化合物の調製
は、トリアルキルインジウム化合物を溶融させない簡単
な精製手法を使用する。加えて、本発明は高収率および
高純度でトリアルキルインジウム化合物を提供する。
【0010】本発明はトリアルキルインジウム化合物を
製造する方法を提供し、前記方法はa)トリハロインジ
ウム化合物とトリアルキルアルミニウム化合物を有機反
応溶媒中、フッ化物塩の存在下で反応させ、反応混合物
を形成する工程(ここでトリハロインジウム化合物とフ
ッ化物塩とのモル比は少なくとも1:4.5であり、有
機反応溶媒は100℃またはより高い沸点を有する)、
b)反応混合物から有機反応溶媒を分離する工程、およ
びc)抽出溶媒を用いてトリアルキルインジウム化合物
を抽出する工程を含む。
【0011】本明細書を通して使用されている以下の略
語は、文脈で他に明確に示さない限り、以下の意味を有
する:℃=摂氏温度、NMR=核磁気共鳴、g=グラ
ム、L=リットル、mm=ミリメートル、mol=モ
ル、およびmL=ミリリットル。
【0012】「ハロ」はフルオロ、クロロ、ブロモおよ
びヨードを表している。同様に、「ハロゲン化」はフッ
素化、塩素化、臭素化およびヨウ素化を表している。
「アルキル」は直鎖状、分岐鎖状および環状アルキルを
含む。「低級アルキル」という語は6つまたはそれより
少ない炭素を有するアルキル基を表す。他に記載しない
限り、全ての量は重量パーセントであり、全ての割合は
重量基準である。全ての数的範囲はその境界値を含み、
さらにその数的範囲が合計100%にされているのが明
らかな場合を除いて、任意の順序で組み合わせ可能であ
る。
【0013】本発明は、例えばCVDおよび/またはM
OCVDのための、蒸着前駆体化合物として使用するの
に適したインジウム化合物を提供する。トリアルキルイ
ンジウム化合物は、本発明のプロセスによって調製さ
れ、本発明のプロセスは、トリハロインジウム化合物と
トリアルキルアルミニウム化合物を有機反応溶媒中、フ
ッ化物塩の存在下で反応させ、反応混合物を形成する第
1の工程(ここでトリハロインジウム化合物とフッ化物
塩とのモル比は少なくとも1:4.5であり、有機反応
溶媒は100℃またはより高い沸点を有する)を含む。
【0014】InX(式中Xはハロゲン)の式を有す
る、多種多様なトリハロインジウム化合物を本発明で使
用することができる。各々の「X」は独立にいかなるハ
ロゲンでもよいが、各々の「X」が同じハロゲンである
ことが好ましい。特に適したトリハロインジウム化合物
として、トリクロロインジウム、トリブロモインジウ
ム、トリヨードインジウムおよびトリフルオロインジウ
ム、好ましくはトリクロロインジウム、トリブロモイン
ジウムおよびトリヨードインジウム、より好ましくはト
リクロロインジウムが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。トリハロインジウム化合物は概して様
々な供給元から商業的に入手可能であるか、または当該
技術分野において知られる方法によって調製することが
できる。
【0015】本発明において有用なトリアルキルアルミ
ニウム化合物は典型的にRAlの式を有し、式中各々
のRは独立に(C〜C10)アルキル、好ましくは
(C〜C)アルキル、より好ましくは(C
)アルキルから選択される。適したトリアルキルア
ルミニウム化合物として、トリメチルアルミニウム、ト
リエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウ
ム、トリ−イソ−プロピルアルミニウム、トリ−イソ−
ブチルアルミニウム、トリ−tert−ブチルアルミニ
ウム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリ−n−ヘキ
シルアルミニウム等が挙げられるがこれらに限定される
ものではない。前記のトリアルキルアルミニウム化合物
は、概して様々な供給元から商業的に入手可能である
か、または文献で知られている様々な方法によって調製
することができる。
【0016】100℃またはより高い沸点を有し、反応
物質またはトリアルキルインジウム生成物と反応せず、
さらにエーテル−置換を有しない、あらゆる有機溶媒を
本発明で使用することができる。特に有用な有機反応溶
媒は、脂肪族炭化水素および芳香族炭化水素である。適
した有機反応溶媒として、直鎖状(C10〜C12)ア
ルキルベンゼン類(「LAB」)の混合物、スクアラ
ン、1,2−ジメチルナフタレン、ノナデカン、オクタ
デカン、ヘプタデカン、ヘキサデカン、ペンタデカン、
エイコサン等が挙げられるがこれらに限定されるもので
はない。しかしながら、飽和炭化水素、不飽和炭化水
素、直鎖状炭化水素、分岐鎖状炭化水素、環状炭化水
素、および芳香族炭化水素をはじめとする他の高沸点溶
媒もまた適している。
【0017】フッ化物塩が反応混合物に添加され、アル
ミニウム錯体形成を補助する。多種多様なフッ化物塩を
使用することができる。典型的に、フッ化物塩は式MF
n’を有し、式中Mはテトラ(C〜C)アルキルア
ンモニウム、テトラ(C〜C10)アリールアンモニ
ウム、アルカリ金属イオンまたはアルカリ土類金属であ
り、またn’はアルカリまたはアルカリ土類金属の価
数、すなわちn’= 1または2である。好ましくは、
フッ化物塩として、フッ化テトラメチルアンモニウム、
フッ化テトラエチルアンモニウム、フッ化テトラフェニ
ルアンモニウム、フッ化カリウム、フッ化ナトリウム、
フッ化セシウム、フッ化ルビジウム、フッ化リチウム、
フッ化カルシウム、フッ化バリウム、フッ化ストロンチ
ウム等が挙げられるがこれらに限定されるものではな
い。フッ化カリウムが最も好ましい。
【0018】トリハロインジウム化合物のフッ化物塩に
対するモル比は、少なくとも1:4.5である。トリハ
ロインジウム化合物のフッ化物塩に対するモル比が1:
6またはそれ以上である場合、米国特許第5,756,
786号に開示されている昇華法をはじめとする、生成
したトリアルキルインジウム化合物を精製/単離するた
めのいくつかの異なる方法を使用できることが、当該技
術分野における技術を有する人々に認識されている。
1:6未満のモル比が使用される場合、トリアルキルイ
ンジウム化合物はアルミニウム−フッ化物錯体から昇華
を利用して単離することができない、というのは前記方
法によって生成したフッ化有機アルミニウム化合物が所
望のトリアルキルインジウム生成物と共昇華するためで
ある。本発明の抽出方法は、昇華が使用できない場合に
特に有利である。典型的にトリハロインジウム化合物の
フッ化物塩に対するモル比は、1:4.5〜1:6、好
ましくは1:4.5〜1:5.9、より好ましくは1:
4.5〜1:5.5の範囲である。
【0019】フッ化物塩がフッ化アンモニウムまたはフ
ッ化アルカリ金属である1つの態様において、本発明の
プロセスは以下の反応スキームに従って、トリアルキル
インジウム化合物を提供する:
【化1】 式中、X=ハロゲン、R=(C〜C10)アルキル、
M=アンモニウムまたはアルカリ金属イオン、y=0〜
1.5の範囲、およびn=1〜2である。
【0020】概して、トリハロインジウム化合物、フッ
化物塩および有機反応溶媒が反応容器に添加され、混合
物は典型的に撹拌および脱気される。前記混合物にトリ
アルキルアルミニウム化合物が、通常滴下方式(dro
pwise manner)で添加される。トリアルキ
ルアルミニウム化合物の添加に続いて、反応混合物は典
型的に、例えば60℃〜150℃に加熱される。
【0021】本発明方法の第2工程において、有機反応
溶媒は反応混合物から分離される。前記の溶媒分離工程
は大気圧蒸留、減圧蒸留、ろ過および類似の手段をはじ
めとする様々な手段によって行うことができる。
【0022】本発明方法の第3工程において、トリアル
キルインジウム化合物、所望の反応生成物は、抽出溶媒
の使用を経て有機反応溶媒または反応混合物から抽出さ
れる。当該技術分野において知られている任意の抽出技
術を適当に使用することができる。例えば、有機反応溶
媒は蒸留などによって完全に除去されることができ、濃
縮された反応混合物を得る。前記の反応混合物を次にト
リアルキルインジウム化合物のための溶媒、または別法
では、シクロペンタンまたはシクロヘキサンをはじめと
する望まれない物質のための溶媒と接触させることがで
き、それによりトリアルキルインジウム化合物を取り出
す。他の態様において、トリアルキルインジウム化合物
を、抽出溶媒を用いて有機反応溶媒から抽出することが
できる。生成したトリアルキルインジウム化合物を溶解
し、並びに有機アルミニウム−フッ化物塩を溶解しない
あらゆる抽出溶媒が適当である。代表的な抽出溶媒とし
てベンゼン、例えばトルエン、キシレン(オルト−キシ
レン、メタ−キシレンおよびパラ−キシレンをはじめと
する全ての異性体を含む)、およびトリメチルベンゼン
(全ての異性体を含む)をはじめとする低級アルキルベ
ンゼン等が挙げられるがこれらに限定されるものではな
い。
【0023】トリアルキルインジウム化合物が抽出溶媒
中に抽出される場合、所望のトリアルキルインジウム化
合物が、蒸留などによって抽出溶媒を除去することによ
って得られる。代替的には、トリアルキルインジウム化
合物は様々な既知の方法によって抽出溶媒から結晶化可
能である。例えば、トリメチルインジウムが本発明のプ
ロセスに従って調製され、直鎖アルキルベンゼンの混合
物を用いて抽出された場合、トリメチルインジウムは、
シクロペンタンまたはシクロヘキサンをはじめとする少
量の非溶媒をゆっくり添加することによって、直鎖アル
キルベンゼン溶液から結晶化可能である。トリアルキル
インジウム化合物は抽出溶媒から回収/単離後に精製さ
れることができる。概して、トリアルキルインジウム化
合物は、フッ化物塩、特にフッ化カリウムの存在下、ス
クアランをはじめとする少量の溶媒中での昇華によって
精製される。
【0024】多種多様のトリアルキルインジウム化合物
を、本発明のプロセスに従って調製することができる。
代表的なトリアルキルインジウム化合物は、式RIn
を有し、式中各々のRは独立に(C〜C10)アルキ
ル、好ましくは(C〜C)アルキル、より好ましく
は(C〜C)アルキルから選択される。適したトリ
アルキルインジウム化合物として、トリメチルインジウ
ム、トリエチルインジウム、トリ−n−プロピルインジ
ウム、トリ−イソ−プロピルインジウム、トリ−イソ−
ブチルインジウム、トリ−tert−ブチルインジウ
ム、トリ−n−ブチルインジウム、トリ−n−ヘキシル
インジウム等が挙げられるがこれらに限定されるもので
はない。
【0025】本発明のプロセスは従来のトリアルキルイ
ンジウム調製方法に優って多くの利点を提供する。前記
の利点として、約25%のフッ化物塩使用の減少、反応
後の副生成物のより容易な処理、トリアルキルインジウ
ム化合物のバッチあたりの低減された原料コスト、トリ
アルキルインジウムの製造能力の増強、トリアルキルイ
ンジウム化合物の収率の向上、増加された反応速度、反
応生成物のよりよい取り扱い(懸濁物に代わって溶
液)、有機反応および抽出溶媒中にトリアルキルインジ
ウム化合物を溶解させ、溶融したニートのトリアルキル
インジウム化合物を回避することによる改良された安全
性、および最終生成物におけるより低い不純物混入が挙
げられる。従来のトリアルキルインジウム調製方法の1
つの不利益は、米国特許第5,756,786号に挙げ
られるものをはじめとするが、高レベルのフッ化物塩が
反応容器内で懸濁物を提供することである。前記の懸濁
物は、出発物質を完全に反応させることを困難にする。
一方、本発明のプロセスは、反応成分の容易な操作およ
び混合を提供する反応混合物溶液を提供する。
【0026】本発明のトリアルキルインジウム化合物
は、化学蒸着および/または有機金属化学蒸着前駆体化
合物としての使用に適している。本発明の化合物は、実
質的に有機溶媒を含まず、すなわち50ppm以下の有
機溶媒、好ましくは25ppm以下の有機溶媒しか含ま
ない。本発明のトリアルキルインジウム化合物は、好ま
しくは検出可能なレベルのシリコン、スズ、ゲルマニウ
ムおよび亜鉛を実質的に含まず、すなわち1ppm未満
しか前記不純物を含まない。好ましくは、本発明の化合
物は、検出可能なレベルの前記不純物を含まない。
【0027】インジウムフィルムは典型的に、はじめ
に、蒸着チャンバーへ接続されている出口を有する、ガ
ス相中で存在する化合物を移送するのに適当なバブラー
(bubbler)中、または他のデリバリーデバイス
中に、所望のインジウム前駆体化合物、または供給源化
合物を配置することによって堆積する。多種多様なバブ
ラーが使用可能であり、当該技術分野において技術を有
する人々によく知られている。特定のバブラーは、ある
程度、使用される特定の蒸着装置によって決定される。
供給源化合物はバブラー中に、液体または固体として保
持される。固体供給源化合物は典型的に蒸着チャンバー
に移送される前に液化または昇華される。供給源化合物
は、典型的にキャリアガスをバブラーに通過させること
によって蒸着チャンバーに移送される。適したキャリア
ガスとして窒素、水素、およびそれらの混合物が挙げら
れる。概して、キャリアガスは供給源化合物の表面の下
に導入され、さらに供給源化合物を通って上部のヘッド
スペースにバブルアップされ、キャリアガス中に供給源
化合物の蒸気を同伴(entraining)または運
ぶ(carrying)。同伴され、または運ばれた蒸
気は次に蒸着チャンバーに到達する。
【0028】蒸着チャンバーは典型的に、少なくとも1
つの、および可能であれば多数の基体を配置した、加熱
容器である。蒸着チャンバーは典型的に、副生成物をチ
ャンバー外に排出するための、および適切な減圧を提供
するための真空ポンプへ接続した出口を有する。MOC
VDは大気圧または減圧下で行うことができる。蒸着チ
ャンバーは供給源化合物の分解が誘起されるのに充分に
高い温度で保持される。典型的な蒸着チャンバーの温度
は、約300℃〜約1000℃であり、選択される正確
な温度は、有効な蒸着を提供するように最適化されたも
のである。前記の最適化は当業者の能力のよく及ぶとこ
ろである。任意に、蒸着チャンバー内の温度は、基体が
高温で保持される場合、または電波(radio fr
equency「RF」)エネルギーをはじめとする他
のエネルギーがRF源によって発生する場合、全体とし
て減少させることができる。
【0029】堆積に適した基体は、その上にインジウム
を含有したフィルムが所望される任意のものでよく、例
えば、集積回路の製造に使用されるシリコンウェハーを
はじめとするシリコン、ガリウム−ヒ素、インジウムホ
スフェート等が挙げられるがこれらに限定されるもので
はない。前記の基体は特に集積回路の製造において有用
である。
【0030】堆積は所望の特性を有するフィルムを作成
するのに望ましい間続行される。典型的に、フィルム厚
は、蒸着を停止した時に、数百〜数千オングストローム
またはそれ以上である。
【0031】本発明のトリアルキルインジウム化合物
は、インジウムまたはその合金を含有する任意のフィル
ムを堆積するのに有用である。適したフィルムとして、
インジウム、インジウム−リン(「InP」)、インジ
ウム−ガリウム−ヒ素(「InGaAs」)、インジウ
ム−ガリウム−アルミニウム−リン(「InGaAl
P)」)、インジウム−ガリウム−ヒ素−リン(「In
GaAsP」)、インジウム−ガリウム−ヒ素/ガリウ
ム−ヒ素/アルミニウム−ガリウム−ヒ素(「InGa
As/GaAs/AlGaAs」)、インジウム−ヒ素
(「InAs」)、インジウム−アンチモン(「InS
b」)およびインジウム−ヒ素−ビスマス(「InAs
Bi」)が挙げられるがこれらに限定されるものではな
い。
【0032】従って、本発明は基体上にインジウムを含
有するフィルムを堆積する方法であって、a)トリアル
キルインジウム化合物をガス相において、基体を含む蒸
着チャンバーへと移送する工程、b)トリアルキルイン
ジウム化合物を蒸着チャンバー中で分解する工程、およ
びc)インジウムを含有するフィルムを基体上に蒸着す
る工程を含む方法を提供する。
【0033】本発明によって、また、インジウムを含有
するフィルムを電子デバイス基体上に堆積する工程を含
む電子デバイスを製造する方法であって、a)トリアル
キルインジウム化合物をガス相において、基体を含む蒸
着チャンバーへと移送する工程、b)トリアルキルイン
ジウム化合物を蒸着チャンバー中で分解する工程、およ
びc)インジウムを含有するフィルムを基体上に堆積す
る工程を含む方法が提供される。
【0034】適した電子デバイスとして、集積回路、お
よび発光ダイオード類(「LEDs」)が挙げられるが
これらに限定されるものではない。
【0035】以下の実施例が、さらに多様な本発明の態
様を例示するために示されるが、本発明のいかなる態様
の範囲をも限定する意図ではない。
【0036】実施例1(比較例) 塩化インジウム(10g)およびフッ化カリウム(K
F)(13g)および有機反応溶媒としてLAB(96
g)を、マグネチック撹拌子、並びに500mLの三つ
口フラスコおよび還流コンデンサーに取り付けられたU
−チューブを備えた500mLのステンレス鋼フラスコ
に入れた。内容物は次に、60℃に保たれつつ、真空下
で脱ガスされた。トリメチルアルミニウム(13mL、
9.7g)がカニューレステンレス鋼ニードルを用い
て、滴下方式で反応物質に15分間にわたって移送され
た。反応物質は次に、118℃に加熱された。反応物質
は灰色の懸濁液から透明な液体に変化し、最終的に白色
の沈殿物を析出した。内容物は次に反応の完了を確実に
するために140℃に加熱された。反応完了時には、反
応混合物は容易に撹拌された。
【0037】粗生成物が、真空を用いた室温での昇華に
よって得られた(7.5g、収率100%)。NMRス
ペクトルは、生成物が20%のフッ化ジメチルアルミニ
ウムで不純化されていることを示した。
【0038】実施例2(比較例) 塩化インジウム(10g)およびKF(13g)および
有機反応溶媒としてスクアラン(60g)を、マグネ
チック撹拌子、並びに500mLの三つ口フラスコおよ
び還流コンデンサーに取り付けられたU−チューブを備
えた500mLのステンレス鋼フラスコに入れた。内容
物は次に、フラスコを60℃に保ちつつ、真空下で脱ガ
スされた。トリメチルアルミニウム(13mL、9.7
g)が、カニューレステンレス鋼ニードルを用いて、滴
下方式で反応物質に15分間にわたって移送された。反
応物質は次に反応の完了を確実にするために140℃に
加熱された。反応混合物の完了時には、撹拌は実施例1
よりも困難であった。
【0039】粗生成物が、真空および室温での昇華によ
って得られた(7.5g、収率100%)。NMRスペ
クトルは、実施例1の場合と同様、生成物が20%のフ
ッ化ジメチルアルミニウムで不純化されていることを示
した。
【0040】実施例3 塩化インジウム(116g)およびKF(130g)お
よび有機反応溶媒としてLAB(1.5L)を、メカニ
カルスターラー並びに500mLの三つ口フラスコおよ
び還流コンデンサーに取り付けられたU−チューブを備
えた5Lのステンレス鋼フラスコに入れた。内容物は次
に55℃に保たれつつ、真空下で脱ガスされた。トリメ
チルアルミニウム(144mL、108g)が、添加漏
斗を用いて、滴下方式で反応物質に40分間にわたって
添加された。内容物の温度は、22.1℃から38.3
℃に上昇していることがわかった。内容物は次に、反応
の完了を確実にするために140℃に加熱された。
【0041】粗生成物が、真空を用いた39℃での昇華
によって得られた(100g、収率100%未満)。生
成物は、前記の実施例と同様、フッ化ジメチルアルミニ
ウムで不純化されていた。粗生成物は次にシクロペンタ
ン(300mL)で洗浄され、さらにフッ化カリウム
(10g)が懸濁されているスクアラン(100mL)
から昇華された。精製されたトリメチルインジウム(4
5g、56%)が得られ、さらに標準品のスペクトルと
比較することによって確認された。
【0042】実施例4 塩化インジウム(116g)およびKF(130g)
が、メカニカルスターラー、添加漏斗、および還流コン
デンサー備えた5Lのステンレス鋼フラスコに入れられ
た。有機反応溶媒としてLAB(2L)が次にフラスコ
に入れられる。次に、内容物は温度を60℃に保たれつ
つ、真空下で脱ガスされる。トリメチルアルミニウム
(145mL、108g)が、次に添加漏斗に中に移送
され、さらに次に滴下方式で反応物質に1時間にわたっ
て添加される。発熱反応が起こったことがわかる。反応
物質は反応の完了を確実にするために加熱される。
【0043】トリメチルインジウムのLAB溶液の上澄
み液が次にろ過によって、反応物質中の固体と分離され
る。反応残留物からのトリメチルインジウムは、トルエ
ンを用いた2回の一連の抽出によって回収される。抽出
物は、トリメチルインジウムのLAB溶液と混合され
る。過剰のトルエンが大気圧蒸留によって除去される。
蒸留フラスコの濃縮溶液にシクロペンタン(500m
L)が結晶化を起こすために添加される。結晶生成物は
次に、ろ過によって母液から分離される。さらなる結晶
の収集物が、濃縮した母液への非溶媒シクロペンタンの
さらなる添加によって得られる。ろ過によって得られた
粗生成物は次に、僅かな溶媒不純物を除去するために、
事前に冷却されたシクロペンタンで洗浄される。粗生成
物は、減圧蒸留され、純粋なトリメチルインジウムを
得、シクロペンタンで洗浄、およびフッ化カリウムから
昇華することによってさらに精製されることができる。
高収率のトリメチルインジウムが期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デオダッタ・ビナヤク・シェナイ−ハトハ テ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01923, ダンバーズ,サリー・レーン・5 (72)発明者 マイケル・ブレンダン・パワー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01950, ニューベリーポート,ゴールドスミス・ド ライブ・16 (72)発明者 ロナルド・エル・ディカルロ・ジュニア アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03856,ニューフィールズ,ディクソン・ アベニュー・28 Fターム(参考) 4H048 AA02 AC90 AD16 AD17 BC31 BE61 VA86 VB10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリアルキルインジウム化合物を製造す
    る方法であって、 a)トリハロインジウム化合物とトリアルキルアルミニ
    ウム化合物を有機反応溶媒中、フッ化物塩の存在下で反
    応させ、反応混合物を形成させ、ここでトリハロインジ
    ウム化合物のフッ化物塩に対するモル比は少なくとも
    1:4.5であり、有機反応溶媒は100℃またはより
    高い沸点を有し、 b)反応混合物から有機反応溶媒を分離し、さらに c)抽出溶媒を用いてトリアルキルインジウム化合物を
    抽出する工程を含む、前記方法。
  2. 【請求項2】 トリハロインジウム化合物が、トリクロ
    ロインジウム、トリブロモインジウム、およびトリヨー
    ドインジウムからなる群から選択される請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 トリアルキルアルミニウム化合物が、ト
    リメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ
    −n−プロピルアルミニウム、トリ−イソ−プロピルア
    ルミニウム、トリ−イソ−ブチルアルミニウム、トリ−
    tert−ブチルアルミニウム、トリ−n−ブチルアル
    ミニウム、およびトリ−n−ヘキシルアルミニウムから
    なる群から選択される請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 トリアルキルアルミニウム化合物が、ト
    リメチルアルミニウムである請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 有機反応溶媒が、直鎖状(C10〜C
    12)アルキルベンゼンの混合物、スクアラン、1,2
    −ジメチルナフタレン、ノナデカン、オクタデカン、ヘ
    プタデカン、ヘキサデカン、ペンタデカンおよびエイコ
    サンからなる群から選択される請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 有機反応溶媒が蒸留またはろ過によって
    反応混合物から分離される請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 トリハロインジウム化合物とフッ化物塩
    とのモル比が1:4.5〜1:6の範囲である請求項1
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 トリアルキルインジウム化合物が有機反
    応溶媒から抽出される請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 トリアルキルインジウム化合物が、トリ
    メチルインジウム、トリエチルインジウム、トリ−n−
    プロピルインジウム、トリ−イソ−プロピルインジウ
    ム、トリ−イソ−ブチルインジウム、トリ−tert−
    ブチルインジウム、トリ−n−ブチルインジウム およ
    び トリ−n−ヘキシルインジウムからなる群から選択
    される請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 トリアルキルインジウム化合物がトリ
    メチルインジウムである請求項9記載の方法。
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