JP2003335429A - 帳票搬送機構 - Google Patents

帳票搬送機構

Info

Publication number
JP2003335429A
JP2003335429A JP2002142695A JP2002142695A JP2003335429A JP 2003335429 A JP2003335429 A JP 2003335429A JP 2002142695 A JP2002142695 A JP 2002142695A JP 2002142695 A JP2002142695 A JP 2002142695A JP 2003335429 A JP2003335429 A JP 2003335429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foreign matter
suction
brush
transporting
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002142695A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Hashimoto
昇二 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2002142695A priority Critical patent/JP2003335429A/ja
Publication of JP2003335429A publication Critical patent/JP2003335429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り除いた異物を効率よく処理することがで
き、異物が付着する原因に着目して異物の除去を効果的
に行う帳票搬送機構を提供する。 【解決手段】 給紙された帳票を帳票搬送路4に沿って
搬送する搬送手段1、2と、帳票を処理する処理手段3
と、帳票搬送路4の処理手段3の上手側に設けられ、帳
票搬送路4に沿って搬送される帳票に付着した異物を帳
票から分離、除去する清掃手段5〜10とを備えた帳票
搬送機構において、清掃手段5〜10は、帳票から異物
を分離するとともに、帳票に帯電した静電気を除去する
除電機能を有するブラシ手段5と、ブラシ手段5によっ
て帳票から分離された異物を吸引する吸引手段6〜10
とを設けた。吸引手段6〜10は、給紙される帳票の厚
さに応じて吸引力を変化させることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票搬送機構に関
し、特に、OCR(光学式文字読取装置)やOMR(光
学式マーク読取装置)等の光学式情報読取装置に付設さ
れる帳票搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】鉛筆等を用いて手書きで帳票に記入され
た情報は、記入時に誤記等があった場合には、消しゴム
等の字消し具で消した後、再度記入することが一般に行
われている。この場合、帳票自身に鉛筆の粉、紙粉、消
しゴムのかす等が付着する。また、情報を記入した後、
複数枚の帳票を取りまとめる際、及び温湿度の関係で発
生する静電気によってさらに帳票に異物が付着したり、
離れにくくなる。
【0003】光学式情報読取装置等においては、通常、
情報を取り込むときに、給紙機構、分離機構、搬送機
構、読取機構等を通過する工程で、装置の内部にそれら
の異物が残る。また、帳票を製造する際の切断面(帳票
端面)に残留する紙粉等も装置の内部に残る。
【0004】従来、帳票を装置にセットする時に「捌き
(もしくは、ばらし)」を行う工程を設け、予め装置の
内部に紙粉・消しゴムかす等が入らないようにして帳票
への異物の付着を防止したり、読取部を帳票が通過する
ことで読取面に紙粉・消しゴムかす等が付着しにくいよ
うな構成を採用するのが普通である。しかしながら、い
ずれの方法も完璧ではなく、特に帳票に付着した消しゴ
ムのかすは、「紙詰まり(ジャム)」及び「2枚送り
(ダブルフィード)」もしくは「紙曲がり搬送(スキュ
ー)」の原因となり、安定して帳票を搬送することがで
きなくなる場合もある。また、最悪の場合には、記入さ
れた情報が誤って取り込まれるおそれもある。
【0005】そこで、特開平11−208918号公報
に記載の画像形成装置及び給紙装置では、複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置において、速度差を持たせた回転
ブラシを用いて給紙の際に帳票に付着している紙粉等の
異物を除去することにより、異物に起因する問題を解決
している。
【0006】また、特開平11−208917号公報に
記載の画像形成装置では、帳票自身を異物生成源と捉
え、直接帳票に清掃用部材を押圧することにより、ロー
ラーの摩耗を軽減するとともに、異物の除去効率を向上
させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載された従来の画像形成装置等においては、回転ブラシ
または清掃用部材を用いて異物を除去しているが、取り
除いた異物の処理、及び異物が付着する原因については
何ら言及していない。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の画像形成装
置等における問題点に鑑みてなされたものであって、取
り除いた異物を効率よく処理することができるととも
に、異物が付着する原因に着目して異物の除去を効果的
に行うことのできる帳票搬送機構を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、給紙された帳票を帳票搬送
路に沿って搬送する搬送手段と、該帳票を処理する処理
手段と、前記帳票搬送路の前記処理手段の上手側に設け
られ、前記帳票搬送路に沿って搬送される帳票に付着し
た異物を該帳票から分離、除去する清掃手段とを備えた
帳票搬送機構において、該清掃手段は、前記帳票から異
物を分離するとともに、該帳票に帯電した静電気を除去
する除電機能を有するブラシ手段と、該ブラシ手段によ
って前記帳票から分離された異物を吸引する吸引手段と
を設けたことを特徴とする。
【0010】そして、請求項1記載の発明によれば、ブ
ラシ手段によって、帳票から異物を分離するとともに、
帳票に帯電した静電気を除去することができるため、静
電気によって帳票に異物が付着したり、離れにくくなる
ことを防止することができる。また、吸引手段によっ
て、帳票から分離された異物を吸引することができるた
め、取り除いた異物を効率よく処理することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の帳
票搬送機構において、前記吸引手段は、給紙される帳票
の厚さに応じて吸引力を変化させることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明によれば、給紙される
帳票の厚さに応じて吸引手段の吸引力を変化させること
ができるため、吸引手段により吸引力が帳票の搬送に影
響を及ぼすことがなく、安定した帳票の搬送を確保する
ことができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の帳票搬送機構において、前記吸引手段は、前記ブ
ラシ手段の下方に配置され、上方に開口部を有するダク
トと、該ダクト内に配置され、前記ブラシ手段に相対向
する位置に開口部を有する吸引管と、該吸引管内を負圧
に維持する吸引ポンプとを備えることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、ダクト及び
吸引管を介して、効率よくブラシ手段よって分離、除去
された異物を吸引することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる帳票搬送機
構の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。
【0016】図1は、本発明にかかる帳票搬送機構の一
実施例を示し、この帳票搬送機構は、光学式情報読取装
置に付設されたものである。
【0017】搬送ローラー1(1A〜1F)は、図示し
ないモーターによって各々回転し、図示しない帳票を帳
票搬送路4に沿って搬送する。帳票搬送路4には、搬送
ガイド2(2A〜2D)が配置され、帳票が円滑に搬送
される。
【0018】光学式スキャナ(以下、「スキャナ」と略
称する)3は、帳票搬送路4に沿って搬送する帳票に記
載された文字、マーク等を読み取る。
【0019】スキャナ3の直前の上方の搬送ガイド2A
には、除電機能を備えたブラシ5が配置され、帳票の表
面に付着したゴミ等の異物の除去と、帳票に帯電してい
る静電気の除去を行う。このブラシ5は、図2に示すよ
うに、金属製のフレーム15と、フレーム15に植設さ
れた導電性を備えた針毛16で構成される。
【0020】図1に示すように、スキャナ3の直前の搬
送ガイド2Aの下方には、ダクト6が設けられ、ダクト
6内には、吸引管7が配設される。吸引管7は、配管9
を介してポンプ8に接続され、ポンプ8を駆動すると、
配管9を経由して吸引管7までポンプ8の吸引力が伝達
される。配管9の下方には、ブラシ5によって落下した
ゴミ、及び帳票裏面に付着したゴミ等の異物を集積する
ダストストック10が配置される。また、図3に示すよ
うに、ポンプ8の動作のタイミング等を制御する制御部
11が設けられる。
【0021】吸引管7は、図4に示すように、パイプ状
の本体13にスリット状の開口部14が複数形成された
ものであって、この開口部14をブラシ5によって落下
するゴミの方向に向けることによってゴミを吸引し易い
ように構成される。
【0022】図5は、この帳票搬送機構に配置されたセ
ンサー12(12A〜12D)の位置を示すものであっ
て、搬送ガイド2Bにセンサー12Aが、搬送ガイド2
Dの左方から右方に向かってセンサー12B、12C、
12Dが配置され、後述するように、各々のセンサー1
2A〜12Dが帳票の有無を検出すると、制御部11に
検知信号を送出し、制御部11がポンプ8の動作を制御
する。また、制御部11は、図示しない上位装置より得
た帳票に関する情報によって帳票の搬送を制御する。
【0023】次に、上記構成を有する帳票搬送機構の動
作について、主に図6及び図7を参照しながら説明す
る。
【0024】図6のステップS1の待機状態において、
制御部11が上位装置より帳票の厚さ情報を受信する
と、ステップS2において、ポンプ8の吸引力を設定す
る。そして、ステップS3において、給紙を開始してポ
ンプ8を駆動する。搬送ローラー1がモーターで駆動さ
れて回転し、帳票が帳票搬送路4に沿って円滑に搬送さ
れる。ステップS4において、センサー12Aが帳票の
通過を検知すると、ポンプ8の吸引力を大きくし、配管
9を経由して吸引管7までポンプ8の吸引力が伝達され
る。ブラシ5によって帳票の表面のゴミは、ダクト6に
落下し、ポンプ8によって吸引される。また、ブラシ5
によって、帳票に帯電している静電気が除去される。ポ
ンプ8によって吸引されたゴミは、吸引管7及び配管9
を経由してダストストック10に集積される。そして、
帳票が処理部としての光学式スキャナ3を通過して帳票
に記入された情報が入力される。
【0025】ステップS5において、ジャムが発生して
いない場合には、ステップS6において、センサー12
Bが帳票の後端が通過するのを検知すると、ポンプ8の
吸引力を弱め、ステップS7において、ダストストック
10が空か否かを判断し、空で有れば、ステップS8に
おいて処理の終了か否かを判断し、処理を終了するので
あればステップS11においてポンプ8を停止する。一
方、ステップS7においてダストストック10が空でな
い場合、及びステップS8において処理の終了でない場
合には、ステップS4に戻って上記動作を繰り返す。
【0026】また、ステップS5において、ジャムが発
生している場合には、その後、ステップS9においてジ
ャムが解除されたか否かを判断し、ジャムが解除されれ
ば、ステップS10を経てステップS3に戻り給紙動作
を開始する。ステップS9においてジャムが解除されな
い場合には、ステップS11においてポンプ8を停止す
る。
【0027】尚、上記実施例においては、本発明にかか
る帳票搬送機構を光学式情報読取装置に付設した場合に
ついて説明したが、本発明は、光学式情報読取装置に限
定されることなく、プリンタ、ファクシミリ装置等、帳
票搬送路に沿って給紙された帳票を搬送し、何らかの処
理を行う装置であれば、本発明を適用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取り除いた異物を効率よく処理することができるととも
に、異物が付着する原因に着目して異物の除去を効果的
に行うことのできる帳票搬送機構を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる帳票搬送機構の一実施例を示す
概略構成図である。
【図2】図1の帳票搬送機構のブラシを示す斜視図であ
る。
【図3】図1の清掃手段を示す概略構成図である。
【図4】図1の帳票搬送機構の吸引管を示す図であっ
て、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図5】図1の帳票搬送機構に配置されたセンサーの位
置を示す概略図である。
【図6】図1の帳票搬送機構の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】図1の帳票搬送機構のセンサとポンプ等の動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
1(1A〜1F) 搬送ローラー 2(2A〜2D) 搬送ガイド 3 スキャナ 4 帳票搬送路 5 ブラシ 6 ダクト 7 吸引管 8 ポンプ 9 配管 10 ダストストック 11 制御部 12(12A〜12D) センサー 13 本体 14 開口部 15 フレーム 16 針毛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙された帳票を帳票搬送路に沿って搬
    送する搬送手段と、該帳票を処理する処理手段と、前記
    帳票搬送路の前記処理手段の上手側に設けられ、前記帳
    票搬送路に沿って搬送される帳票に付着した異物を該帳
    票から分離、除去する清掃手段とを備えた帳票搬送機構
    において、 該清掃手段は、前記帳票から異物を分離するとともに、
    該帳票に帯電した静電気を除去する除電機能を有するブ
    ラシ手段と、 該ブラシ手段によって前記帳票から分離された異物を吸
    引する吸引手段とを設けたことを特徴とする帳票搬送機
    構。
  2. 【請求項2】 前記吸引手段は、給紙される帳票の厚さ
    に応じて吸引力を変化させることを特徴とする請求項1
    記載の帳票搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記吸引手段は、 前記ブラシ手段の下方に配置され、上方に開口部を有す
    るダクトと、 該ダクト内に配置され、前記ブラシ手段に相対向する位
    置に開口部を有する吸引管と、 該吸引管内を負圧に維持する吸引ポンプとを備えること
    を特徴とする請求項1または2記載の帳票搬送機構。
JP2002142695A 2002-05-17 2002-05-17 帳票搬送機構 Pending JP2003335429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002142695A JP2003335429A (ja) 2002-05-17 2002-05-17 帳票搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002142695A JP2003335429A (ja) 2002-05-17 2002-05-17 帳票搬送機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003335429A true JP2003335429A (ja) 2003-11-25

Family

ID=29702908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002142695A Pending JP2003335429A (ja) 2002-05-17 2002-05-17 帳票搬送機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003335429A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8130423B2 (en) 2006-11-27 2012-03-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning device and method for detecting type of document

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8130423B2 (en) 2006-11-27 2012-03-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning device and method for detecting type of document

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6618575B2 (en) Automatic document feeder with a conveying roller and an image reader
JP5910954B2 (ja) シート給送装置
JP2010093352A (ja) 画像読取り装置
JP2003335429A (ja) 帳票搬送機構
JP2000209390A (ja) 原稿読取装置
JP2005082294A (ja) 用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP4690520B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2000151913A (ja) 画像読取装置
JP4497739B2 (ja) 用紙供給装置および画像形成装置
JP5409325B2 (ja) シート搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置
JP4559338B2 (ja) 画像形成装置
JP4445816B2 (ja) 原稿画像読取装置、及び画像形成装置
JP2004250141A (ja) 原稿搬送装置
JP4390520B2 (ja) 画像読取装置
JP2009143196A (ja) 画像形成装置
JP6744125B2 (ja) 小切手処理装置
JP2005343668A (ja) 画像読み取り装置
JP2005123890A (ja) 画像読み取り装置及びこれを用いた画像記録処理装置
JP2005255324A (ja) 画像読み取り装置及びこれを用いた画像記録処理装置
JP2010074576A (ja) 画像読取り装置
JP2006171371A (ja) 画像形成装置
JP2001302053A (ja) シート搬送装置及び画像読取装置
JP2010093351A (ja) 画像読取り装置
JP4364895B2 (ja) 画像形成装置
JP2010095388A (ja) 画像読み取り装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070417

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070423

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204