JP2003335429A - 帳票搬送機構 - Google Patents
帳票搬送機構Info
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Abstract
き、異物が付着する原因に着目して異物の除去を効果的
に行う帳票搬送機構を提供する。 【解決手段】 給紙された帳票を帳票搬送路4に沿って
搬送する搬送手段1、2と、帳票を処理する処理手段3
と、帳票搬送路4の処理手段3の上手側に設けられ、帳
票搬送路4に沿って搬送される帳票に付着した異物を帳
票から分離、除去する清掃手段5〜10とを備えた帳票
搬送機構において、清掃手段5〜10は、帳票から異物
を分離するとともに、帳票に帯電した静電気を除去する
除電機能を有するブラシ手段5と、ブラシ手段5によっ
て帳票から分離された異物を吸引する吸引手段6〜10
とを設けた。吸引手段6〜10は、給紙される帳票の厚
さに応じて吸引力を変化させることが好ましい。
Description
し、特に、OCR(光学式文字読取装置)やOMR(光
学式マーク読取装置)等の光学式情報読取装置に付設さ
れる帳票搬送機構に関する。
た情報は、記入時に誤記等があった場合には、消しゴム
等の字消し具で消した後、再度記入することが一般に行
われている。この場合、帳票自身に鉛筆の粉、紙粉、消
しゴムのかす等が付着する。また、情報を記入した後、
複数枚の帳票を取りまとめる際、及び温湿度の関係で発
生する静電気によってさらに帳票に異物が付着したり、
離れにくくなる。
情報を取り込むときに、給紙機構、分離機構、搬送機
構、読取機構等を通過する工程で、装置の内部にそれら
の異物が残る。また、帳票を製造する際の切断面(帳票
端面)に残留する紙粉等も装置の内部に残る。
(もしくは、ばらし)」を行う工程を設け、予め装置の
内部に紙粉・消しゴムかす等が入らないようにして帳票
への異物の付着を防止したり、読取部を帳票が通過する
ことで読取面に紙粉・消しゴムかす等が付着しにくいよ
うな構成を採用するのが普通である。しかしながら、い
ずれの方法も完璧ではなく、特に帳票に付着した消しゴ
ムのかすは、「紙詰まり(ジャム)」及び「2枚送り
(ダブルフィード)」もしくは「紙曲がり搬送(スキュ
ー)」の原因となり、安定して帳票を搬送することがで
きなくなる場合もある。また、最悪の場合には、記入さ
れた情報が誤って取り込まれるおそれもある。
に記載の画像形成装置及び給紙装置では、複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置において、速度差を持たせた回転
ブラシを用いて給紙の際に帳票に付着している紙粉等の
異物を除去することにより、異物に起因する問題を解決
している。
記載の画像形成装置では、帳票自身を異物生成源と捉
え、直接帳票に清掃用部材を押圧することにより、ロー
ラーの摩耗を軽減するとともに、異物の除去効率を向上
させている。
載された従来の画像形成装置等においては、回転ブラシ
または清掃用部材を用いて異物を除去しているが、取り
除いた異物の処理、及び異物が付着する原因については
何ら言及していない。
置等における問題点に鑑みてなされたものであって、取
り除いた異物を効率よく処理することができるととも
に、異物が付着する原因に着目して異物の除去を効果的
に行うことのできる帳票搬送機構を提供することを目的
とする。
め、請求項1記載の発明は、給紙された帳票を帳票搬送
路に沿って搬送する搬送手段と、該帳票を処理する処理
手段と、前記帳票搬送路の前記処理手段の上手側に設け
られ、前記帳票搬送路に沿って搬送される帳票に付着し
た異物を該帳票から分離、除去する清掃手段とを備えた
帳票搬送機構において、該清掃手段は、前記帳票から異
物を分離するとともに、該帳票に帯電した静電気を除去
する除電機能を有するブラシ手段と、該ブラシ手段によ
って前記帳票から分離された異物を吸引する吸引手段と
を設けたことを特徴とする。
ラシ手段によって、帳票から異物を分離するとともに、
帳票に帯電した静電気を除去することができるため、静
電気によって帳票に異物が付着したり、離れにくくなる
ことを防止することができる。また、吸引手段によっ
て、帳票から分離された異物を吸引することができるた
め、取り除いた異物を効率よく処理することができる。
票搬送機構において、前記吸引手段は、給紙される帳票
の厚さに応じて吸引力を変化させることを特徴とする。
帳票の厚さに応じて吸引手段の吸引力を変化させること
ができるため、吸引手段により吸引力が帳票の搬送に影
響を及ぼすことがなく、安定した帳票の搬送を確保する
ことができる。
記載の帳票搬送機構において、前記吸引手段は、前記ブ
ラシ手段の下方に配置され、上方に開口部を有するダク
トと、該ダクト内に配置され、前記ブラシ手段に相対向
する位置に開口部を有する吸引管と、該吸引管内を負圧
に維持する吸引ポンプとを備えることを特徴とする。
吸引管を介して、効率よくブラシ手段よって分離、除去
された異物を吸引することができる。
構の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。
実施例を示し、この帳票搬送機構は、光学式情報読取装
置に付設されたものである。
ないモーターによって各々回転し、図示しない帳票を帳
票搬送路4に沿って搬送する。帳票搬送路4には、搬送
ガイド2(2A〜2D)が配置され、帳票が円滑に搬送
される。
称する)3は、帳票搬送路4に沿って搬送する帳票に記
載された文字、マーク等を読み取る。
には、除電機能を備えたブラシ5が配置され、帳票の表
面に付着したゴミ等の異物の除去と、帳票に帯電してい
る静電気の除去を行う。このブラシ5は、図2に示すよ
うに、金属製のフレーム15と、フレーム15に植設さ
れた導電性を備えた針毛16で構成される。
送ガイド2Aの下方には、ダクト6が設けられ、ダクト
6内には、吸引管7が配設される。吸引管7は、配管9
を介してポンプ8に接続され、ポンプ8を駆動すると、
配管9を経由して吸引管7までポンプ8の吸引力が伝達
される。配管9の下方には、ブラシ5によって落下した
ゴミ、及び帳票裏面に付着したゴミ等の異物を集積する
ダストストック10が配置される。また、図3に示すよ
うに、ポンプ8の動作のタイミング等を制御する制御部
11が設けられる。
の本体13にスリット状の開口部14が複数形成された
ものであって、この開口部14をブラシ5によって落下
するゴミの方向に向けることによってゴミを吸引し易い
ように構成される。
ンサー12(12A〜12D)の位置を示すものであっ
て、搬送ガイド2Bにセンサー12Aが、搬送ガイド2
Dの左方から右方に向かってセンサー12B、12C、
12Dが配置され、後述するように、各々のセンサー1
2A〜12Dが帳票の有無を検出すると、制御部11に
検知信号を送出し、制御部11がポンプ8の動作を制御
する。また、制御部11は、図示しない上位装置より得
た帳票に関する情報によって帳票の搬送を制御する。
作について、主に図6及び図7を参照しながら説明す
る。
制御部11が上位装置より帳票の厚さ情報を受信する
と、ステップS2において、ポンプ8の吸引力を設定す
る。そして、ステップS3において、給紙を開始してポ
ンプ8を駆動する。搬送ローラー1がモーターで駆動さ
れて回転し、帳票が帳票搬送路4に沿って円滑に搬送さ
れる。ステップS4において、センサー12Aが帳票の
通過を検知すると、ポンプ8の吸引力を大きくし、配管
9を経由して吸引管7までポンプ8の吸引力が伝達され
る。ブラシ5によって帳票の表面のゴミは、ダクト6に
落下し、ポンプ8によって吸引される。また、ブラシ5
によって、帳票に帯電している静電気が除去される。ポ
ンプ8によって吸引されたゴミは、吸引管7及び配管9
を経由してダストストック10に集積される。そして、
帳票が処理部としての光学式スキャナ3を通過して帳票
に記入された情報が入力される。
いない場合には、ステップS6において、センサー12
Bが帳票の後端が通過するのを検知すると、ポンプ8の
吸引力を弱め、ステップS7において、ダストストック
10が空か否かを判断し、空で有れば、ステップS8に
おいて処理の終了か否かを判断し、処理を終了するので
あればステップS11においてポンプ8を停止する。一
方、ステップS7においてダストストック10が空でな
い場合、及びステップS8において処理の終了でない場
合には、ステップS4に戻って上記動作を繰り返す。
生している場合には、その後、ステップS9においてジ
ャムが解除されたか否かを判断し、ジャムが解除されれ
ば、ステップS10を経てステップS3に戻り給紙動作
を開始する。ステップS9においてジャムが解除されな
い場合には、ステップS11においてポンプ8を停止す
る。
る帳票搬送機構を光学式情報読取装置に付設した場合に
ついて説明したが、本発明は、光学式情報読取装置に限
定されることなく、プリンタ、ファクシミリ装置等、帳
票搬送路に沿って給紙された帳票を搬送し、何らかの処
理を行う装置であれば、本発明を適用することができ
る。
取り除いた異物を効率よく処理することができるととも
に、異物が付着する原因に着目して異物の除去を効果的
に行うことのできる帳票搬送機構を提供することができ
る。
概略構成図である。
る。
て、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
置を示す概略図である。
ローチャートである。
を説明するための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 給紙された帳票を帳票搬送路に沿って搬
送する搬送手段と、該帳票を処理する処理手段と、前記
帳票搬送路の前記処理手段の上手側に設けられ、前記帳
票搬送路に沿って搬送される帳票に付着した異物を該帳
票から分離、除去する清掃手段とを備えた帳票搬送機構
において、 該清掃手段は、前記帳票から異物を分離するとともに、
該帳票に帯電した静電気を除去する除電機能を有するブ
ラシ手段と、 該ブラシ手段によって前記帳票から分離された異物を吸
引する吸引手段とを設けたことを特徴とする帳票搬送機
構。 - 【請求項2】 前記吸引手段は、給紙される帳票の厚さ
に応じて吸引力を変化させることを特徴とする請求項1
記載の帳票搬送機構。 - 【請求項3】 前記吸引手段は、 前記ブラシ手段の下方に配置され、上方に開口部を有す
るダクトと、 該ダクト内に配置され、前記ブラシ手段に相対向する位
置に開口部を有する吸引管と、 該吸引管内を負圧に維持する吸引ポンプとを備えること
を特徴とする請求項1または2記載の帳票搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142695A JP2003335429A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 帳票搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142695A JP2003335429A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 帳票搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003335429A true JP2003335429A (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=29702908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002142695A Pending JP2003335429A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 帳票搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003335429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8130423B2 (en) | 2006-11-27 | 2012-03-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image scanning device and method for detecting type of document |
-
2002
- 2002-05-17 JP JP2002142695A patent/JP2003335429A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8130423B2 (en) | 2006-11-27 | 2012-03-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image scanning device and method for detecting type of document |
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