JP2003335086A - 多数の微小記号文字から成る微小記号文字群が印刷された証券印刷物 - Google Patents

多数の微小記号文字から成る微小記号文字群が印刷された証券印刷物

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JP2003335086A
JP2003335086A JP2002147020A JP2002147020A JP2003335086A JP 2003335086 A JP2003335086 A JP 2003335086A JP 2002147020 A JP2002147020 A JP 2002147020A JP 2002147020 A JP2002147020 A JP 2002147020A JP 2003335086 A JP2003335086 A JP 2003335086A
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Minoru Fujita
實 藤田
Riichiro Kusaki
里一郎 草木
Masato Kiuchi
正人 木内
Hiroyuki Oshima
浩行 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 版自体を作成して模造することに対する複製
防止或いは偽造防止に優れるとともに、これら偽造を確
実に発見できる証券印刷物を提供すること。 【解決手段】 証券に関する必要情報1,5とともに、
多数の微小記号および/または微小文字3にて構成され
る微小記号文字から成る微小記号文字群3’が印刷され
た証券印刷物A1,A2,A3であって、上記微小記号
文字群3’は、少なくとも2以上の異なる種類の書体の
微小記号または微小文字3を含み、該書体の内の2種類
が、2値情報を構成する2値の「1」又は「0」に対応
付けられており、予め真偽判別を可能とするための所定
データを記録するように配列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行券、株券、債
権類、旅券、各種証明書等の重要書類(以下、「証券印
刷物」という。)に関し、特には、偽造や改ざん等をし
難くするために微小文字を利用した証券印刷物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのハードウエアの急
速な進歩とともに該コンピュータ上にて動作する画像処
理プログラムの進歩等によるコンピュータ画像処理技術
の急速な進歩と普及に伴い、証券印刷物の分野において
も、これらコンピュータ画像処理技術を用いた偽造や改
ざん等が実施され、その偽造や改ざん手法も高度化、多
様化しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらコンピュータ画
像処理技術を用いた偽造や改ざん手法としては、従来に
おいては、コピー機等による模造や複製が実施されるこ
とが主になされてきているが、これらコピー機等による
模造や複製を防止する技術が普及してきており、これら
コピー機等による模造や複製が安易に実施できなくなっ
てきているとともに、前記したようにコンピュータ画像
処理技術が向上したことから、近年では、目視等により
版自体を作成して模造することがなされるようになって
きていることから、これら版自体を作成して模造するこ
とに対する複製防止或いは偽造防止に優れた証券印刷物
が切望されているとともに、偽造者に発見されることな
くこれら偽造を確実に発見できることが切望されてい
た。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、版自体を作成して模造することに対
する複製防止或いは偽造防止に優れるとともに、これら
偽造を確実に発見できる証券印刷物を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の多数の微小記号文字から成る微小記号
文字群が印刷された証券印刷物は、証券に関する必要情
報とともに、多数の微小記号および/または微小文字に
て構成される微小記号文字から成る微小記号文字群が印
刷された証券印刷物であって、上記微小記号文字群は、
少なくとも2以上の異なる種類の書体の微小記号または
微小文字を含み、該書体の内の2種類が、2値情報を構
成する2値の「1」又は「0」に対応付けられており、
予め真偽判別を可能とするための所定データを記録する
ように配列されていることを特徴としている。この特徴
によれば、上記微小記号文字群を構成する微小記号また
は微小文字の書体として、少なくとも2以上の異なる種
類の書体を使用することで、これら書体を各微小記号文
字毎に合致させて版を作成する必要が生じることから、
これら版の作成を著しく困難なものにでき、よって版自
体を作成して模造することに対する複製防止或いは偽造
防止に優れた証券印刷物を得ることができるばかりか、
前記書体中の2種類の書体を2値情報を構成する2値の
「1」又は「0」に対応付け、該2種類の書体による微
小記号または微小文字を予め真偽判別を可能とするため
の所定データを記録するように配列しておくことで、偽
造者にこれら真贋判定の所定データの存在を発見される
ことなく、これら2種類の書体の配列による2値情報に
基づく所定データを比較することで、偽造を正確に発見
できる。
【0006】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記所定データ
を記録するように配列されている2種類の書体の微小記
号または微小文字の他の領域に、該所定データを記録す
る配列を秘匿するように、規則的或いはランダムに2種
類の書体の微小記号または微小文字が配列されているこ
とが好ましい。このようにすれば、偽造者により前記所
定データを記録する書体の配列をより一層発見され難く
なる。
【0007】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記2種類の書
体は、各書体の微小記号または微小文字を画像として読
み取り、その画像から書体を特定する読み取り装置に予
め登録されている書体にて印刷されていることが好まし
い。このようにすれば、前記読み取り装置にて書体を自
動的に読み取り、書体を判定して記録されている2値情
報を取り出すことができるようになり、真贋の判別を迅
速かつ正確に実施できる。
【0008】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記所定データ
を記録するように配列されている2種類の書体の微小記
号または微小文字は、2次元コードのパターンに対応す
るように配列されていることが好ましい。このようにす
れば、配列を2次元コードのパターンに対応するように
することで、2値情報の所定データへの変換等に通常の
2次元コード用のデコードプログラムを使用することが
でき、これら変換処理を容易に実施できるようになる。
【0009】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記微小記号文
字群が、所定数の微小記号および/または微小文字にて
構成される所定長の繰返し単位にて構成されていること
が好ましい。このようにすれば、繰返し単位中の同様で
あるが書体の異なる記号や文字が隣接するようになり、
これら書体の特定を煩雑なものにでき、より一層、版自
体の作成を困難なものにできる。
【0010】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記微小記号文
字群中には、同一の書体を選定することにより前記予め
真偽判別を可能とするための所定データの情報が画成す
るように、書体を配置して成ることが好ましい。このよ
うにすれば、前記画成した所定データと、前記2種類の
書体の配列による2値情報に基づく所定データとを比較
することで、真贋を把握できるばかりか、これら所定デ
ータを各証券印刷物毎に個別のものにできる。
【0011】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記所定データ
を記録するように配列されている2種類の書体が、他の
書体の印刷用インキとは異なる機能性インキにて印刷さ
れていることが好ましい。このようにすれば、機能性イ
ンクによる機能を用いることで、前記所定データに対応
する2値情報を記録する特定の2書体のみを迅速かつ正
確に認識することができる。
【0012】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記機能性イン
キは、特定の波長領域の光を照射すると発光するインキ
であることが好ましい。このようにすれば、特定の波長
領域の光を照射するのみで、2値情報を記録する特定の
2書体のみを認識することができる。
【0013】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記特定の波長
領域の光が紫外線であることが好ましい。このようにす
れば、通常の使用において、紫外線が照射される機会は
非常に希であるため、通常使用において前記2値情報を
記録する特定の2書体を偽造者等に知覚されることを極
力防止することができる。
【0014】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記微小記号文
字は、目視による可読が難しいか或いは不可である大き
さであることが好ましい。このようにすれば、微小記号
文字が印刷されていることを、偽造者等に認知されるこ
とを極力防止することができ、偽造防止効果を向上でき
る。
【0015】本発明の多数の微小記号文字から成る微小
記号文字群が印刷された証券印刷物は、前記微小記号文
字群を構成する多数の微小記号文字は、連続的且つ曲線
的に配置することで彩紋模様を構成するように印刷され
て成ることが好ましい。このようにすれば、単純に微小
記号文字が配列されているのに比較して、その版の作成
をより困難なものにでき、偽造防止効果を向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る証券印刷物の実施形
態を、実施例に基づいて図面を参照して以下に説明す
る。尚、以下の実施例においては、証券印刷物の一例と
して商品券とした例を示すが、本発明はその他の証券印
刷物に適用可能であることは言うまでもない。
【0017】(実施例1)
【0018】図1は、本発明の証券印刷物の実施例1で
ある商品券A1を示す図である。本実施例1の商品券
は、図1に示すように、その表面に証券に関する必要情
報を目視可能に表示する基本文字1、5や、デザイン文
字2、微小文字3、OCR文字4、MICR文字6、無
色蛍光文字7などの文字が印刷されている。また、デザ
イン文字2、微小文字3、基本文字5は、多数の文字が
集合して成る文字群で構成される。微小文字3から成る
文字群3’は、所定数の文字列である「日本」という繰
返し単位の文字列が規則的に配置されて成り、65列×
8行、計520の微小文字3を含んでいる。このよう
に、所定数の文字列である「日本」という繰返し単位の
文字列を規則的に配置して文字群3’を形成すること
は、これらの繰返し単位を構成する「日」、「本」とい
う文字が、後述するように異なる書体にて隣接して配置
されるようになることから、これら書体の特定を煩雑な
ものにでき、より一層、偽造或いは複製用の版作成を困
難なものにできることから好ましいが、本発明はこれに
限定されるものではなく、前述のような所定文字長の繰
返し単位の文字列を用いずとも良い。
【0019】また、これら微小文字3の文字の大きさと
しては、肉眼では文字として可読しにくい程度の大きさ
でも、または、文字を極めて小さくして可読できない大
きさにしても良い。具体的には、可読できない大きさと
しては0.4mm以下の文字であればほぼ不可読とな
り、1mm以上であればほぼ全ての人が可読可能となる
kとおから、該1mm未満で前記0.4mmよりも大き
な文字が肉眼では文字として可読しにくい程度の大きさ
と言える。
【0020】このように、微小文字の大きさを肉眼では
文字として可読しにくい程度の大きさ、或いは可読でき
ない大きさとすることは、微小記号文字が印刷されてい
ることを、偽造者等に認知されることを極力防止するこ
とができ、偽造防止効果を向上できることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら微
小文字の大きさは、適宜に選択すれば良い。
【0021】また、本実施例では、これら微小文字群
3’を、図1に示すように、縦横方向に前記「日本」の
文字を配列させた形状としてしているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら微小文字を連続的か
つ曲線的に配置することにより、より複雑な彩紋模様と
して認識できるような構成にしても良い。
【0022】この微小文字群3’の領域2bを矢印に示
すように拡大して観察すると、実際の微小文字の書体、
実施例1では「日」及び「本」の書体は、第1の書体3
A、第2の書体3B、第3の書体3C、第4の書体3
D、第5の書体3Eの5種類の異なる書体が選択され、
配置されている。このうち、書体3A〜3Dは一般的に
使用されている公知の書体、具体的には、明朝体、ゴシ
ック体、行書体、楷書体等であり、一方、書体3Eは一
般的に使用されない独自の書体である。
【0023】このように本実施例は5種類の書体で説明
しているが、書体数の制約はなく、少なくとも2以上の
異なる書体が含まれていれば良い。
【0024】また、本実施例では、前記のように1つの
独自書体を用いているが、これら独自書体を用いること
は、これら独自書体を用いることで、偽造や複製におけ
る版作成をより一層困難なものにでき、高い偽造防止効
果を得られるようになることから好ましいが、本発明は
これに限定されるものではなく、少なくとも2つの異な
る書体から構成すれば、独自書体を用いなくても良い。
【0025】また、本実施例では、図1に示すように、
前記5種類の書体の書体の内、独自書体を1つとしてお
り、このようにすることは、偽造者がこれら独自書体を
使用していることに気付に難くでき、よって、これら独
自書体の有無等を確認することで、証券の真贋を判別し
易くできることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、複数の独自書体を使用するようにし
ても良い。
【0026】次いで、これら本実施例において用いた5
書体の配置に関しては、一般的に使用されていない独自
の書体3Eは、矢印で示す拡大図で示すように、商品券
1の後述する領域3bに2種類の書体にて2値情報と
して記録されている真贋を特定可能な所定データに含ま
れる情報(本実施例では「1000」)を画成するよう
に配置されている。一方、一般的に使用されている書体
3A〜3Dは、書体3Eが配列された以外の位置にラン
ダムに配置されている。
【0027】これら書体3A〜3Eをランダムに配置し
ており、このようにランダムに書体を配置することは、
該書体の特定作業をより困難なものにできることから、
より一層、複製や偽造に際しての版自体の作成を困難な
ものにでき、高い偽造防止効果を得ることができること
から好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら書体の配置にある種の規則性を持たせるよう
にしても良い。
【0028】このように、本実施例1では、前記独自書
体を特定の情報である「1000」を画成するように配
置しており、このようにすることは、公知ではない独自
書体により特定の情報を画成するようにすることで、こ
れら公知ではない独自書体の選定確率を低くでき、前記
特定の情報の秘匿性を向上できることから好ましいが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら特定の
情報を画成する書体をその他の公知の書体としても良
い。
【0029】従って、商品券A1では、書体3A〜3D
書体の文字を仮に削除(削除した状態を、拡大図の下に
示すように黒く塗りつぶすものとして示す。)すると、
書体3Eから成る「1000」という情報3Fが取り出
せる。
【0030】また、前記微小文字群3’の領域2bの反
対位置となる端部位置には領域3bが設けられており、
該領域3bを矢印に示すように拡大して観察すると、本
実施例1では、実際の「日」及び「本」の書体は、前記
領域2bの5つの書体とは異なる後述する読み取り装置
に登録されている書体3G、書体3Hの2種類の書体が
選択され、配置されている。書体3Gと書体3Hは、一
般的に使用される文字(例えば、明朝体やゴシック体
等)でも、一般的に使用されない独自の書体でも問題な
い。また、本実施例1では、前述のように領域2bの5
つの書体とは異なる書体としているが、前記領域2bの
5つの書体の内の2つを選定するようにしても良い。
【0031】このように、前記領域3bの書体を、後述
する読み取り装置に登録されている書体とすることは、
これら書体の配列により記録されている2値情報の読み
取りを、読み取り装置による画像認識により正確かつ迅
速に実施できることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0032】これら2種類の書体は、予め2値情報を構
成する「1」又は「0」に対応づけておく。そして、多
数の微小文字は、予め定められた真贋を判定可能とする
所定データ(本実施例1では、該所定データ中に額面デ
ータを含む)に基づく2値情報に対応するように、配列
されて印刷されている。この実施例1の商品券の使用態
様及び作用を通して、その特徴をさらに説明する。実施
例1の商品券の使用に際しては、具体的には、書体3G
の「日」「本」と書体3Hの「日」「本」の文字輪郭が
予め登録され、読み取った文字の書体と登録書体とを画
像処理などを利用して比較照合し、書体の判別を実施す
る読み取り装置としてのパソコンに取り込み、領域3b
に配列されている書体の識別を実施する。
【0033】そして、真正な商品券の微小文字群3’の
特定領域3b(10列×8行)について、微小文字を機
械的に読取り、この読取データをパソコンに入力して、
書体3Gならば「1」情報、書体3Hならば「0」情報
という対応付け(「2値的判断基準」として予め決めて
おく。)に基づいて、特定領域3bに対する「1」
「0」から成る暗号化データC(2値情報C)とし、こ
れをパソコンのデータベースに登録する。尚、予め暗号
化データC(2値情報C)が判明している場合には、個
別に暗号化データC(2値情報C)に対応する10進法
データ等を登録するようにしても良い。その登録方法と
しては、例えば後述する図3の暗号化データFのように
「0」「1」の並びを10進数に対応させ登録する方法
や、暗号化データC(2値情報C)のパターン、すなわ
ち最大2の80乗パターンに対して夫々10進法データ
を重複しないように個別に登録する方法等がある。
【0034】ある商品券(真偽判別対象物)について真
偽判別を行う場合には、機械読取により、特定領域3b
を読込み、多数の微小文字の夫々について書体3Gと書
体3Hの文字輪郭を抽出し、2値的判断基準に基づいて
「1」「0」から成る2値情報を得る。そして、この情
報を前記データベースに登録された暗号化データCとパ
ソコンの比較照合手段で照合することにより、機械的に
真偽判別が可能となる。
【0035】また更に、これら2値情報Cを10進数化
した所定データには、商品券の額面情報が登録されてお
り、これら額面情報を前記領域2bにより画成される情
報である「1000」に合致するかを確認することで、
これら特定領域3bさえもが偽造されたか否かを確認す
ることができ、より一層偽造の発見を実施できるように
なる。
【0036】尚、本実施例では実施していないが、前記
特定領域3bに記録されている2値情報Cに基づく10
進法データと、前記領域2bにて画成される情報(10
進法データ)や前記OCR文字4の10進法データとが
等しくなるようにしておき、これらを比較することで真
贋を判定できるようにしても良く、このようにすれば、
前記暗号化データC(2値情報C)を各商品券毎に個別
にすることができ、前記特定領域3b並びに領域2bに
おける書体配列が各商品券毎に異なるようになり、より
一層偽造を困難なものにできる。
【0037】これら実施例1の証券印刷物によると、従
来から微小文字の持つ偽造防止効果を、より一層に強化
できる。なぜならば、偽造者は文字の並びには着目して
も、その文字列の書体変化に気づかず、同一の書体で偽
造した場合、微小文字群3’の所定書体の文字、特には
特殊書体を確認すれば、容易に真偽判別が可能となるか
らである。
【0038】尚、仮にこの書体変化に気づいても、本実
施例の微小文字3は7種類の書体から構成され、また、
65列×8行の配置でありことから文字数は520文字
となる。このため、偽造者は1文字毎に文字を解析しな
がら、正確に複製を行うことが要求されるようになり、
これらの書体の解析に多大な労力を必要とすることか
ら、これら複製を非常に困難なものにできる。
【0039】更に、微小文字数を増やすこと、微小文字
の字高を250μm以下に極めて小さくすること、一般
的に使用されていない書体数の増加などを行うこと、異
なる書体の配置は規則性がないランダム配置とすること
等により、偽造者は、一文字づつ確実にオリジナルの微
小文字を確認する必要があるので、偽造抵抗力(偽造を
しにくくする力のことで、偽造防止効果とも言う。)は
より向上する。
【0040】また、本実施例1のようにすることで、バ
ーコードや2次元バーコードのように、デザイン上の違
和感を与えず、かつ、単に情報付与のみでの領域を確保
することなく、全く新しい発想で情報及び偽造防止効果
の付与が可能となる。また、微小文字を彩紋として活用
すると、デザイン上も制約を受けず、一方では、情報が
付与されていることも、気づかれないという効果もあ
る。
【0041】(実施例2)図2は、本実施例2における
商品券A2を説明する図である。図2に示すように、実
施例2の商品券A2は、その構成自体は実施例1の商品
券A1と同じであるが、実施例1は、微小文字の書体に
対応して2値化した後のデータの処理及び読取において
特徴づけられている。よって、実施例2の商品券A2に
ついて、実施例1の商品券A1と同じ構成は説明を省略
し、その特徴とする構成のみを説明する。この実施例2
の証券印刷物の使用態様及び作用を通してその特徴を説
明する。まず、実施例1と同様に、書体3Gの「日」
「本」と書体3Hの「日」「本」の文字輪郭等が読み取
り装置であるパソコンの記憶部に予め登録されている。
【0042】そして、真正な商品券の矢印で示す拡大図
中の微小文字群3’の特定領域4b(本実施例は、微小
文字群3’の左側の1〜10行目を対象とした。)につ
いて、微小文字を読み取り、この読み取りデータをパソ
コンに入力して、書体3Gならば「1」情報、書体3H
ならば「0」情報という対応付け(2値的判断基準)に
基づき、「0」「1」の暗号データD(合計80個の
「1」「0」情報)を得る。
【0043】さらに、この暗号データDを、「1」情報
は「ON」情報、「0」情報は「OFF」情報として、
2次元コード情報Eに変換しパソコンのデータベースに
登録する。
【0044】ある商品券(真偽判別対象物)について真
偽判別を行う場合には、機械読取により、対象物の特定
領域4bを読取り、2値的判断基準に基づき2値情報を
得て、この情報から「ON」「OFF」情報に変換して
2次元コードの情報を得る。この読取られた2次元コー
ドを、データベースに登録された2次元コード情報Eと
を、パソコンの比較照合手段で比較照合し、真偽判別を
行う。本実施例では、コード情報での対比が行われるた
め、汎用性があり、読取りやすい利点がある。
【0045】(実施例3)図3は、本発明の証券印刷物
の実施例3である商品券A3を説明する図である。図5
に示すように、実施例3の商品券A3は、その構成自体
は実施例1の商品券A1とほぼ同じであるが、前記実施
例1の特定領域2bに該当する特定領域5bの書体3
G、書体3Hの微小文字が、機能性インキである紫外線
の照射により発光(蛍光)する紫外線発光インキ(蛍光
インキ)にて印刷されている。
【0046】一方、その他の微小文字群3’の各書体の
微小文字は、通常のインキにて印刷されていることによ
り、該商品券A3に紫外線を照射することで、前記紫外
線発光インキにて印刷されている特定領域5bの各書体
の微小文字のみが発光し、前記2値情報Fが記録された
各書体の配列を、正確に視認或いは読み取りできるよう
になる。
【0047】このように前記2値情報Cが記録された特
定領域5bの各書体の微小文字を機能性インキである紫
外線照射により発光(蛍光)する紫外線発光インキ(蛍
光インキ)にて印刷することは、これら特定領域5bの
書体の読み取りを発光により迅速かつ正確に実施するこ
とができることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら機能性インキとしては、蛍光
インキ、燐光インキ、畜光インキ、フォトクロミックイ
ンキ、サーモクロミックインキ、エレエクトロルミネッ
セントインキ、赤外線透過・吸収インキ、メタメリック
インキ、カラーシフトインキ、パールインキ、金属光沢
インキ、磁性インキ、導電インキ、絶縁インキ、バイオ
コードインキ、放射線インキ、撥水撥油インキ、発泡イ
ンキ、香料インキ、インキ消し反応インキ等を用いるよ
うにしても良い。
【0048】また、本実施例3では、発光の光源として
紫外線を用いており、このようにすることは、通常の使
用において、紫外線が照射される機会は非常に希である
ため、通常使用において前記特定の情報が秘匿されてい
ることを偽造者等に知覚されることを極力防止すること
ができることから好ましいが、本発明はこれに限定され
るものではなく、可視光の照射にて燐光を発する燐光イ
ンキ、畜光インキを使用するようにしても良く、これら
使用する光等は適宜に選択すれば良い。
【0049】これら特定領域5bの書体配列は、紫外線
の照射により前記実施例1並びに2において用いたパソ
コンにて読み取られて、夫々対応する2値の「1」又は
「0」として認識され、さらに該2値の「1」又は
「0」から成る2値情報が、2値情報に対応して予め定
めた別の情報として変換され、予め登録してある真正な
別の情報と対比して真偽判別が可能なものとされる。こ
の別の情報は、例えば、10進化情報等である。
【0050】本実施例においても、書体3Hならば
「1」情報、書体3Gならば「0」情報という対応付け
(2値的判断基準)をしておく。そして、矢印で示す拡
大図中の微小文字群3’の特定領域5b(本実施例は、
微小文字群3の左側の1〜9行目を対象とした。)を読
取り、この読取データをパソコンに入力して、2値的判
断基準に基づく情報の識別を行えば、「1」「0」の暗
号化データFが得られる。例えば、本実施例では、この
暗号化データFは、図3に示すように、左から「000
00001」「00000010」「0000001
1」・・・という2値情報である。
【0051】ところで、予めこのような2値情報に対応
して別の情報、例えば、「00000001」の対応す
る数字は「1」、「00000010」の対応する数字
は「2」、「00000011」は「3」・・・のよう
に10進数に対応させる等の一定の決まりを設けてお
く。すると、上記暗号化データFは「1234567
8」(本実施例ではOCR文字4と同じである。)とい
う別の情報Gとなり、この情報Gをパソコンの記憶部に
登録しておく。
【0052】ある商品券(真偽判別対象物)について真
偽判別を行う場合には、機械読取により、特定領域5b
を読取って2値情報を得て、これをさらに10進数に変
換し、予め登録されている情報Gとパソコンの比較照合
手段で比較照合すると、機械的に真偽判別が可能とな
る。
【0053】実施例3を積極的に活用すると、2種類の
いずれかの書体を有する多数の微小文字を、2種類の書
体が予め所定の2値情報を秘匿するように配列して印刷
する構成としてもよい。
【0054】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら各実施例に限られるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があ
っても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0055】尚、前記実施例では、微小文字を例に説明
しているが、本発明は、文字のみに限定されるものでは
なく、これら文字に代えて、記号等を用いても同様の効
果を得ることが可能なことは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、上記微小記号文字群を
構成する微小記号または微小文字の書体として、少なく
とも2以上の異なる種類の書体を使用することで、これ
ら書体を各微小記号文字毎に合致させて版を作成する必
要が生じることから、これら版の作成を著しく困難なも
のにでき、よって版自体を作成して模造することに対す
る複製防止或いは偽造防止に優れた証券印刷物を得るこ
とができるばかりか、前記書体中の2種類の書体を2値
情報を構成する2値の「1」又は「0」に対応付け、該
2種類の書体による微小記号または微小文字を予め真偽
判別を可能とするための所定データを記録するように配
列しておくことで、偽造者にこれら真贋判定の所定デー
タの存在を発見されることなく、これら2種類の書体の
配列による2値情報に基づく所定データを比較すること
で、偽造を正確に発見できる。
【0057】(b)請求項2の発明によれば、偽造者に
より前記所定データを記録する書体の配列をより一層発
見され難くなる。
【0058】(c)請求項3の発明によれば、前記読み
取り装置にて書体を自動的に読み取り、書体を判定して
記録されている2値情報を取り出すことができるように
なり、真贋の判別を迅速かつ正確に実施できる。
【0059】(d)請求項4の発明によれば、配列を2
次元コードのパターンに対応するようにすることで、2
値情報の所定データへの変換等に通常の2次元バーコー
ド用のデコードプログラムを使用することができ、これ
ら変換処理を容易に実施できるようになる。
【0060】(e)請求項5の発明によれば、繰返し単
位中の同様であるが書体の異なる記号や文字が隣接する
ようになり、これら書体の特定を煩雑なものにでき、よ
り一層、版自体の作成を困難なものにできる。
【0061】(f)請求項6の発明によれば、前記画成
した所定データと、前記2種類の書体の配列による2値
情報に基づく所定データとを比較することで、真贋を把
握できるばかりか、これら所定データを各証券印刷物毎
に個別のものにできる。
【0062】(g)請求項7の発明によれば、機能性イ
ンキによる機能を用いることで、前記所定データに対応
する2値情報を記録する特定の2書体のみを迅速かつ正
確に認識することができる。
【0063】(h)請求項8の発明によれば、特定の波
長領域の光を照射するのみで、2値情報を記録する特定
の2書体のみを認識することができる。
【0064】(i)請求項9の発明によれば、通常の使
用において、紫外線が照射される機会は非常に希である
ため、通常使用において前記2値情報を記録する特定の
2書体を偽造者等に知覚されることを極力防止すること
ができる。
【0065】(j)請求項10の発明によれば、微小記
号文字が印刷されていることを、偽造者等に認知される
ことを極力防止することができ、偽造防止効果を向上で
きる。
【0066】(k)請求項11の発明によれば、単純に
微小記号文字が配列されているのに比較して、その版の
作成をより困難なものにでき、偽造防止効果を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における商品券を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施例2における商品券を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例3における商品券を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、5 基本文字 2 デザイン文字 2b 領域 3b 特定領域 4b 特定領域 5b 特定領域 3 微小文字 3’ 微小文字群 4 OCR文字 6 MICR文字 7 無色蛍光文字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 浩行 東京都港区虎ノ門二丁目2番4号 財務省 印刷局内 Fターム(参考) 2C005 HA04 HB10 JA09 JB11 LA24 LB02 2H113 AA03 AA04 AA06 BC09 CA32 CA35 CA39 CA40 FA43 3E041 AA01 AA03 BA09 BA11 BB03 BB05 BC03 DB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 証券に関する必要情報とともに、多数の
    微小記号および/または微小文字にて構成される微小記
    号文字から成る微小記号文字群が印刷された証券印刷物
    であって、上記微小記号文字群は、少なくとも2以上の
    異なる種類の書体の微小記号または微小文字を含み、該
    書体の内の2種類が、2値情報を構成する2値の「1」
    又は「0」に対応付けられており、予め真偽判別を可能
    とするための所定データを記録するように配列されてい
    ることを特徴とする多数の微小記号文字から成る微小記
    号文字群が印刷された証券印刷物。
  2. 【請求項2】 前記所定データを記録するように配列さ
    れている2種類の書体の微小記号または微小文字の他領
    域に、該所定データを記録する配列を秘匿するように、
    規則的或いはランダムに2種類の書体の微小記号または
    微小文字が配列されている請求項1に記載の多数の微小
    記号文字から成る微小記号文字群が印刷された証券印刷
    物。
  3. 【請求項3】 前記2種類の書体は、各書体の微小記号
    または微小文字を画像として読み取り、その画像から書
    体を特定する読み取り装置に予め登録されている書体に
    て印刷されている請求項1または2に記載の多数の微小
    記号文字から成る微小記号文字群が印刷された証券印刷
    物。
  4. 【請求項4】 前記所定データを記録するように配列さ
    れている2種類の書体の微小記号または微小文字は、2
    次元コードのパターンに対応するように配列されている
    請求項3に記載の多数の微小記号文字から成る微小記号
    文字群が印刷された証券印刷物。
  5. 【請求項5】 前記微小記号文字群が、所定数の微小記
    号および/または微小文字にて構成される所定長の繰返
    し単位にて構成されている請求項1〜4のいずれかに記
    載の多数の微小記号文字から成る微小記号文字群が印刷
    された証券印刷物。
  6. 【請求項6】 前記微小記号文字群中には、同一の書体
    を選定することにより前記予め真偽判別を可能とするた
    めの所定データの情報が画成するように、書体を配置し
    て成る請求項1〜5のいずれかに記載の多数の微小記号
    文字から成る微小記号文字群が印刷された証券印刷物。
  7. 【請求項7】 前記所定データを記録するように配列さ
    れている2種類の書体が、他の書体の印刷用インキとは
    異なる機能性インキにて印刷されている請求項1〜6の
    いずれかに記載の多数の微小記号文字から成る微小記号
    文字群が印刷された証券印刷物。
  8. 【請求項8】 前記機能性インキは、特定の波長領域の
    光を照射すると発光するインキである請求項7に記載の
    多数の微小記号文字から成る微小記号文字群が印刷され
    た証券印刷物。
  9. 【請求項9】 前記特定の波長領域の光が紫外線である
    請求項8に記載の多数の微小記号文字から成る微小記号
    文字群が印刷された証券印刷物。
  10. 【請求項10】 前記微小記号文字は、目視による可読
    が難しいか或いは不可である大きさである請求項1〜9
    のいずれかに記載の多数の微小記号文字から成る微小記
    号文字群が印刷された証券印刷物。
  11. 【請求項11】 前記微小記号文字群を構成する多数の
    微小記号文字は、連続的且つ曲線的に配置することで彩
    紋模様を構成するように印刷されて成る請求項1〜10
    のいずれかに記載の多数の微小記号文字から成る微小記
    号文字群が印刷された証券印刷物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062356A (ja) * 2005-08-01 2007-03-15 Kyodo Printing Co Ltd 偽造防止印刷物
JP2011526703A (ja) * 2008-07-04 2011-10-13 セルヴァ,クラウディオ 光学装置によって記憶される一義的ラベル、その製造方法ならびに製品の偽造防止および識別におけるその使用
JP2012035548A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Dainippon Printing Co Ltd 発光媒体
CN114298259A (zh) * 2022-01-11 2022-04-08 陈永祥 一种基于二维码和条形码的防伪溯源方法

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