JP2003334669A - 超音波溶着装置 - Google Patents

超音波溶着装置

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JP2003334669A
JP2003334669A JP2002143382A JP2002143382A JP2003334669A JP 2003334669 A JP2003334669 A JP 2003334669A JP 2002143382 A JP2002143382 A JP 2002143382A JP 2002143382 A JP2002143382 A JP 2002143382A JP 2003334669 A JP2003334669 A JP 2003334669A
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tip
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thin film
film sheet
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JP2002143382A
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Hajime Takada
肇 高田
Kazuhiro Murakami
和宏 村上
Takashi Uematsu
隆 植松
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶着対象物が破損することを防止でき、かつ
溶着対象物を確実に溶着できる超音波溶着装置を提供す
る。 【解決手段】 超音波溶着装置1はチップ14とアンビ
ル15とを備えている。チップ14とアンビル15の間
に溶着対象物を挟む。チップ14には凹部17と第1の
溝19が設けられている。凹部17はチップ14の端面
16から凹である。凹部17の内面18は断面円弧状の
曲面である。第1の溝19は凹部17の内面18から凹
である。アンビル15には凸部21と第2の溝23が設
けられている。凸部21はアンビル15の端面20から
凸である。凸部21の表面22は断面円弧状の曲面であ
る。第2の溝23は凸部21の表面22から凹である。
チップ14とアンビル15とが近づくと内面18と表面
22とが合致(ぴったりと重なる)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の被
覆電線と、薄い導体層を有した導体薄膜シートなどの溶
着対象物を互いに溶着する超音波溶着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体としての自動車には、種々の電子
機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッ
テリなどの電源から電力や制御装置から制御信号などを
伝えるためにワイヤハーネスを配索している。前述した
ワイヤハーネスは、複数の電線などを備えている。
【0003】これらの電線には、それぞれの芯線に外部
からのノイズが侵入することを防止するために、シール
ド電線が用いられることがある。シールド電線は、導電
性を有する編組からなるシールド部を備えている。この
シールド部が、前記芯線内にノイズが侵入することを防
止する。
【0004】ここで、近年、前述したワイヤハーネスの
低コスト化を図ることが望まれている。このために、前
記シールド部を備えない電線を複数本束ね、これらの複
数本の電線に薄膜の導体層を有する導体薄膜シートを巻
き付けて、ワイヤハーネスを構成することが提案されて
いる。このような構成にすることによって、低コスト化
とノイズの侵入防止とを図ることができる。
【0005】また、このような構成においても、前記ノ
イズを取り出すために、前記導体層にアース電線または
端子などを取り付ける必要がある。アース電線は、導電
性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えている。芯線は、
複数の導線からなる。被覆部は絶縁性の合成樹脂からな
り、前記芯線を被覆している。
【0006】前記導体層にアース電線などを取り付ける
ために、導体薄膜シートに孔を開けて、該孔に前述した
アース電線などの端部を通した後、ワッシャ、ボルト、
ナットなどを用いて導体薄膜シートとアース電線とを固
定することが考えられる。
【0007】この場合、前記アース電線の被覆部の一部
を除去するなどの皮むき作業が必要となり、組み立てに
かかる工数が増加することが考えられる。また、ワッシ
ャ、ボルト、ナットなどの部品が必要になるので、部品
点数が増加する。したがって、コストが高騰することが
考えられる。さらに、前述したボルトとナットなどを締
め付ける際に、導体層が破損して、確実に前述したアー
ス電線を導体層に接続できないことが考えられる。この
ため、電線の芯線に侵入しようとするノイズを、外部に
逃がすことが困難となる。
【0008】前述した課題を解決するために、本発明の
出願人は、導体薄膜シートとアース電線とを重ねて、こ
れらを近づける方向に加圧した状態で、超音波振動エネ
ルギを付与することを提案している。超音波振動エネル
ギを付与することにより、前記導体薄膜シートの導体層
とアース電線の芯線とを金属結合(接合)する。こうし
て、導体薄膜シートの導体層とアース電線とを電気的に
接続する。この方法では、周知の超音波溶着装置を用い
る。
【0009】前記超音波溶着装置は、チップ(工具ホー
ンともいう)と、このチップに相対するアンビルと、を
備えている。超音波溶着装置は、前記チップとアンビル
との間に溶着対象物としての導体薄膜シートとアース電
線とを挟んで、これらを接合する。これらのチップとア
ンビルとして、例えば、図42ないし図44に示された
チップ100とアンビル101とを用いている。
【0010】図42に示された例では、互いに相対する
チップ100の端面100aとアンビル101の端面1
01aとを平坦に形成して、これらの端面100a,1
01a間に電線などを挟む。図43及び図44に示され
た例では、チップ100に凹部102を設けアンビル1
01の端面101aを平坦に形成している。チップ10
0の凹部102とアンビル101の端面101aとの間
に電線などを挟む。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図42ないし図44に
例示されたチップ100とアンビル101とを用いる
と、アンビル101の端面101aが平坦であるため、
超音波振動エネルギを付与している間に、チップ100
とアンビル101との間から特にアース電線の芯線を構
成する導線が抜け出る虞があった。抜け出た導線は、勿
論、導体薄膜シートの導体層に接合しない。
【0012】導線が、前記チップ100とアンビル10
1との間から抜け出てしまうと、チップ100とアンビ
ル101との間に挟まれた溶着対象物としての導線及び
導体薄膜シートにかかる圧力が高くなる。そして、チッ
プ100とアンビル101との間に挟まれた導線及び導
体薄膜シートが破損する虞があって望ましくない。
【0013】したがって、本発明の目的は、溶着対象物
が破損することを防止でき、かつ溶着対象物を確実に溶
着できる超音波溶着装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の超音波溶着
装置は、駆動源により振動されるチップと、前記チップ
に相対するアンビルと、を備え、前記チップとアンビル
との間に複数の溶着対象物を挟んで、前記駆動源により
チップを振動させて該振動を前記溶着対象物に伝えるこ
とで、前記溶着対象物を互いに溶着する超音波溶着装置
において、前記チップの前記アンビルに相対する端面と
前記アンビルの前記チップに相対する端面とのうち一方
から他方に向かって凸の凸部と、他方から凹でかつ前記
凸部と合致する凹部と、を備え、前記凸部の表面と前記
凹部の内面との間に溶着対象物を挟んで溶着することを
特徴としている。
【0015】請求項2に記載の本発明の超音波溶着装置
は、請求項1に記載の超音波溶着装置において、凸部の
表面と凹部の内面との双方は、曲面に形成されているこ
とを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の本発明の超音波溶着装置
は、請求項1または請求項2に記載の超音波溶着装置に
おいて、前記凹部の内面から凹の第1の溝と、前記第1
の溝と相対しかつ該第1の溝と平行であるとともに前記
凸部の表面から凹の第2の溝と、を備えたことを特徴と
している。
【0017】請求項4に記載の本発明の超音波溶着装置
は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載
の超音波溶着装置において、前記凸部の表面から凹の第
2の凹部と、前記凹部の内面から凸でかつ前記第2の凹
部に合致する第2の凸部を備えたことを特徴としてい
る。
【0018】請求項5に記載の本発明の超音波溶着装置
は、請求項4に記載の超音波溶着装置において、前記第
2の凹部の内面と前記第2の凸部の表面との双方は、曲
面に形成されていることを特徴としている。
【0019】請求項1に記載した本発明の超音波溶着装
置によれば、チップとアンビルが互いに合致する(ぴっ
たりあう)凸部と凹部とを備えている。凸部と凹部との
間に溶着対象物を挟んで溶着する。このため、溶着中に
溶着対象物がチップとアンビルとの間から抜け出ること
を防止できる。
【0020】請求項2に記載した本発明の超音波溶着装
置によれば、凸部の表面と凹部の内面とが曲面である。
このため、溶着中に溶着対象物にかかる圧力のばらつき
を抑制できる。なお、凸部の表面と凹部の内面とが円弧
状の曲面であるのが望ましい。この場合、溶着中に溶着
対象物にかかる圧力のばらつきを確実に防止できる。
【0021】請求項3に記載した本発明の超音波溶着装
置によれば、第1の溝が凹部の内面から凹であり、第2
の溝が凸部の表面から凹である。このため、溶着対象物
として被覆電線を溶着する際に、溶けた被覆部が溝内を
通る。そして、被覆部を、芯線と他の導体との間から確
実に除去できる。
【0022】請求項4に記載した本発明の超音波溶着装
置によれば、さらに、互いに合致する(ぴったりあう)
第2の凸部と第2の凹部とを備えている。第2の凸部と
第2の凹部との間に溶着対象物を挟んで溶着する。この
ため、溶着中に溶着対象物がチップとアンビルとの間か
ら抜け出ることを防止できる。
【0023】請求項5に記載した本発明の超音波溶着装
置によれば、第2の凸部の表面と第2の凹部の内面とが
曲面である。このため、溶着中に溶着対象物にかかる圧
力のばらつきを確実に抑制できる。なお、第2の凸部の
表面と第2の凹部の内面とが円弧状の曲面であるのが望
ましい。この場合、溶着中に溶着対象物にかかる圧力の
ばらつきをより一層確実に防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
かかる超音波溶着装置1を図1ないし図16を参照して
説明する。図1などに示す超音波溶着装置1は、図16
に示すワイヤハーネス2を組み立てるために用いられ
る。ワイヤハーネス2は、導体薄膜シート3と、被覆電
線4とを備えている。これらの導体薄膜シート3と被覆
電線4は、本明細書に記した溶着対象物に相当する。導
体薄膜シート3は、アルミニウム、アルミニウム合金、
銅、銅合金などの導電性の金属からなり、シート状に形
成されている。
【0025】被覆電線4は、断面形状が丸形に形成され
ている。被覆電線4は、導電性の芯線5と、絶縁性の被
覆部6とを備えている。芯線5は、複数の導線7からな
る。導線7が撚り合わされて、芯線5が構成されてい
る。導線7は、銅、銅合金などの導電性の金属からな
る。図示例では、芯線5は、7本の導線7からなる。被
覆部6は、絶縁性の合成樹脂からなり、前記芯線5を被
覆している。
【0026】また、前述したワイヤハーネス2は、前記
導体薄膜シート3と被覆電線4の芯線5とが互いに金属
結合した接合箇所Zを備えている。
【0027】図1に示す超音波溶着装置1は、導体薄膜
シート3に被覆電線4を重ねて、これらを互いに近づけ
る方向に加圧して、これらの導体薄膜シート3及び被覆
電線4に超音波振動エネルギを付与することにより、芯
線5を導体薄膜シート3に接合する。超音波溶着装置1
は、ワイヤハーネス2を組み立てる。
【0028】また、本明細書でいう超音波振動エネルギ
とは、超音波溶着装置1が溶着対象物を溶着させる際
に、該溶着対象物に与えるエネルギを示している。超音
波振動エネルギとは、例えば、後述の電源10が発振器
11に印加する際の電力値(W:ワット数)に、前記電
源10が発振器11に印加する時間を、かけて得られる
エネルギである。
【0029】超音波溶着装置1は、図1に示すように、
電源10と、発振器11と、駆動源としての振動子12
と、ホーン13と、チップ14(工具ホーンともいう)
と、このチップ14に相対するアンビル15などを備え
ている。電源10は、前記発振器11に印加する。
【0030】発振器11は、電源10によって印加させ
ると振動子12を振動させる。振動子12には、ホーン
13が取り付けられている。ホーン13の先端部には、
チップ14が取り付けられている。このため、振動子1
2は、ホーン13などを介してチップ14を振動させ
る。チップ14とアンビル15は、溶着対象物としての
導体薄膜シート3と被覆電線4を挟むことができる。な
お、チップ14とアンビル15との詳細構成は、後ほど
説明する。
【0031】超音波溶着装置1は、チップ14とアンビ
ル15との間に互いに溶着する溶着対象物を挟み、これ
らのチップ14とアンビル15とを互いに近づける方向
に加圧した状態で、発振器11で振動子12を振動させ
てこの振動をホーン13経由でチップ14に伝える。そ
して、超音波溶着装置1は、チップ14とアンビル15
との間に挟んだ溶着対象物に超音波振動エネルギを与え
て該対象物を溶着させる。
【0032】チップ14は、図1ないし図7に示すよう
に、アンビル15と相対する端面16を備えている。端
面16は、チップ14とアンビル15とが相対する方向
に対し直交に沿って平坦である。チップ14は、更に、
前記端面16から凹の凹部17を備えている。
【0033】凹部17は、図13に示すように、端面1
6のチップ14とアンビル15との間に挟む被覆電線4
の径方向の中央に設けられている。凹部17は、端面1
6のチップ14とアンビル15との間に挟む被覆電線4
の長手方向の全長に亘って設けられている。凹部17の
アンビル15と相対する内面18は、曲面に形成されて
いる。内面18は、チップ14の被覆電線4の長手方向
に交差する断面において、円弧状に形成されている。
【0034】また、チップ14は、複数の第1の溝19
を備えている。第1の溝19は、端面16と凹部17の
内面18との双方から凹である。第1の溝19は、チッ
プ14とアンビル15との間に挟む被覆電線4の径方向
に沿って直線状に形成されている。複数の第1の溝19
は、チップ14とアンビル15との間に挟む被覆電線4
の長手方向に沿って、間隔をあけて配されている。複数
の第1の溝19は、等間隔に配されている。第1の溝1
9は、チップ14の両側面に開口している。
【0035】アンビル15は、図2、図8、図9、図1
1及び図12に示すように、チップ14と相対する端面
20を備えている。端面20は、チップ14とアンビル
15とが相対する方向に対し直交に沿って平坦である。
アンビル15は、図8ないし図12に示すように、更
に、前記端面20から凸の凸部21を備えている。
【0036】凸部21は、アンビル15の端面20から
チップ14の端面16に向かって突出している。凸部2
1は、凹部17と相対する。凸部21は、図13に示す
ように、端面20のチップ14とアンビル15との間に
挟む被覆電線4の径方向の中央に設けられている。凸部
21は、端面20のチップ14とアンビル15との間に
挟む被覆電線4の長手方向の全長に亘って設けられてい
る。
【0037】凸部21のチップ14と相対する表面22
は、曲面に形成されている。表面22は、チップ14の
被覆電線4の長手方向に交差する断面において、円弧状
に形成されている。凸部21の表面22は、チップ14
とアンビル15とが互いに近づくと、凹部17の内面1
8と接触する。これらの表面22と内面18は、合致す
る(ぴったりとあう)。すなわち、凹部17と凸部21
とは、チップ14とアンビル15とが互いに近づくと合
致する。
【0038】また、アンビル15は、複数の第2の溝2
3を備えている。第2の溝23は、端面20と凸部21
の表面22との双方から凹である。第2の溝23は、チ
ップ14とアンビル15との間に挟む被覆電線4の径方
向に沿って直線状に形成されている。複数の第2の溝2
3は、チップ14とアンビル15との間に挟む被覆電線
4の長手方向に沿って、間隔をあけて配されている。複
数の第2の溝23は、等間隔に配されている。また、第
2の溝23は、第1の溝19と相対しかつ平行である。
【0039】前述した構成の超音波溶着装置1を用い
て、導体薄膜シート3と被覆電線4の芯線とを接合し
て、ワイヤハーネス2を組み立てる際は、まず、チップ
14とアンビル15との間に導体薄膜シート3と被覆電
線4とを挟む。このとき、図13に示すように、アンビ
ル15の端面20及び凸部21に導体薄膜シート3を重
ね、該導体薄膜シート3に被覆電線4を重ねる。さら
に、被覆電線4にチップ14の凹部17を重ねる。被覆
電線4がチップ14の凹部17内に位置して、内面18
と接触する。
【0040】導体薄膜シート3と被覆電線4とが互いに
近づく方向(密着する方向)に、チップ14とアンビル
15とを加圧した状態で、発振器11で振動子12を振
動する。この振動は、ホーン13を経由してチップ14
に伝わる。チップ14が、アンビル15に対して振動す
る。すると、チップ14とアンビル15との間に位置す
る被覆電線4の被覆部6が溶ける。
【0041】チップ14とアンビル15とが互いに近づ
く方向に加圧されているため、溶けた被覆部6が芯線5
と導体薄膜シート3との間から除去される。図15に示
すように、溶けた被覆部6が第1の溝19内などに侵入
するとともに、図14及び図15に示すように、芯線5
の各導線7が導体薄膜シート3に接触する。接触する
と、芯線5の各導線7と導体薄膜シート3とが溶融しな
い状態で固相のまま互いに金属結合する。その後、振動
子12の振動を止める。
【0042】こうして、導体薄膜シート3と芯線5の各
導線7は、いわゆる超音波溶着(超音波溶接または超音
波接合ともいう)によって互いに接合される。こうし
て、前述した構成のワイヤハーネス2が組み立てられ
る。
【0043】本実施形態によれば、互いに合致する(ぴ
ったりあう)凸部21と凹部17とを備え、これらの凸
部21と凹部17との間に導体薄膜シート3と被覆電線
4を挟んで溶着する。このため、溶着中に特に被覆電線
4の芯線5を構成する導線7がチップ14とアンビル1
5との間から抜け出ることを防止できる。このため、溶
着中に導線7や導体薄膜シート3などにかかる圧力が変
化(高く)なることを防止できる。したがって、導線7
や導体薄膜シート3などが破損することなく、導体薄膜
シート3に被覆電線4の芯線5の各導線7を確実に溶着
できる。
【0044】また、凸部21の表面22と凹部17の内
面18とが曲面である。さらに、実施形態では、凸部2
1の表面22と凹部17の内面18とが円弧状に形成さ
れている。このため、溶着中に導体薄膜シート3と各導
線7にかかる圧力のばらつきを抑制できる。したがっ
て、導体薄膜シート3と各導線7が破損することを確実
に防止でき、これらを確実に溶着できる。
【0045】さらに、凹部17の内面18などから凹の
第1の溝19を備えている。このため、導体薄膜シート
3と各導線7を溶着する際に、溶けた被覆部6などが第
1の溝19内に侵入する。そして、被覆部6を、芯線5
と導体薄膜シート3との間から確実に除去できる。した
がって、被覆電線4を、被覆部6を除去することなく、
導体薄膜シート3に確実に接合できる。したがって、ワ
イヤハーネス2を組み立てる際にかかる手間を抑制で
き、ワイヤハーネス2の低コスト化を図ることができ
る。
【0046】さらに、導体薄膜シート3と被覆電線4と
を超音波溶着で接合する。このため、導体薄膜シート3
と芯線5とを電気的に接続するために、被覆電線4と導
体薄膜シート3以外の部品などを用いる必要が生じな
い。したがって、ワイヤハーネス2の部品点数の増加を
抑制でき、ワイヤハーネス2のより一層の低コスト化を
図ることができる。
【0047】また、前述した実施形態では、導体薄膜シ
ート3と被覆電線4とを接合している。しかしながら、
本発明では、導体薄膜シート3が導体層とこの導体層に
重なる絶縁層とを備えても良い。この場合、超音波溶着
を行うと、絶縁層は、第2の溝23内などに侵入して、
芯線5と導体層との間から除去される。
【0048】次に、本発明の発明者らは、前述した超音
波溶着装置1の効果を実際に確認した。比較例として、
前述した従来の技術で説明した図44に例示したチップ
100とアンビル101とを用いた。図44に例示され
た比較例では、チップ100の凹部102が逆V字状に
形成されているので、被覆電線4の芯線5の各導線7と
導体薄膜シート3との間の圧力が不安定となる。
【0049】このため、チップ100とアンビル101
とを近づける圧力を弱くすると、芯線5と導体薄膜シー
ト3が接合しないまたは接合状況が不十分となる。ま
た、芯線5と導体薄膜シート3が接合するまで、チップ
100とアンビル101とを近づける圧力を強くする
と、芯線5を構成する導線7と導体薄膜シート3とのう
ち少なくとも一方が破損する。このように、図44に例
示された比較例では、破損することなく導体薄膜シート
3と芯線5とを接合することが困難であった。
【0050】一方、前述した実施形態に記載された本発
明のチップ14とアンビル15では、互いに合致する凹
部17と凸部21との間に被覆電線4と導体薄膜シート
3とを挟み、これら内面18と表面22が円弧状に形成
されている。このため、導線7間の導体薄膜シート3と
の接触圧力のばらつきを抑制でき、導体薄膜シート3と
各導線7とを良好な状況で接合できる。こうして、本発
明品では、導体薄膜シート3と被覆電線4とを破損する
ことなく確実に接合できることが明らかとなった。
【0051】また、前述した第1の実施形態では、図1
7に示すように、第2の凸部24と、第2の凹部25と
を備えても良い。第2の凸部24は、図18ないし図2
0に示すように、チップ14に設けられている。第2の
凸部24は、凹部17の内面18からアンビル15に向
かって突出している。
【0052】第2の凸部24は、凹部17のチップ14
とアンビル15との間に挟む被覆電線4の径方向の中央
に設けられている。第2の凸部24は、チップ14の被
覆電線4の長手方向の全長に亘って設けられている。第
2の凸部24の表面26は、曲面である。図示例では、
表面26は、被覆電線4の長手方向に交差する断面にお
いて円弧状に形成されている。また、第2の凸部24
は、凹部17内に収容されており、端面16よりアンビ
ル15に向かって突出していない。
【0053】第2の凹部25は、図21ないし図23に
示すように、アンビル15に設けられている。第2の凹
部25は、第2の凸部24と相対する。第2の凹部25
は、凸部21の表面22から凹に形成されている。第2
の凹部25は、凸部21のチップ14とアンビル15と
の間に挟む被覆電線4の径方向の中央に設けられてい
る。第2の凹部25は、アンビル15の被覆電線4の長
手方向の全長に亘って設けられている。
【0054】第2の凹部25の内面27は、曲面であ
る。図示例では、内面27は、被覆電線4の長手方向に
交差する断面において円弧状に形成されている。また、
チップ14とアンビル15とが近づくと、第2の凹部2
5の内面27は、第2の凸部24の表面26に接触す
る。このとき、内面27と表面26即ち第2の凹部25
と第2の凸部24とは、合致する(ぴったりとあう)。
さらに、図17ないし図23に示した変形例では、前述
した第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0055】図17ないし図23に示した変形例におい
ても、凹部17と凸部21との間に導体薄膜シート3と
被覆電線4とを挟んで、これらを溶着する。そして、内
面18と表面22とが円弧状の曲面であるので、破損す
ることなく芯線5を構成する導線7と導体薄膜シート3
とを確実に接合できる。
【0056】さらに、互いに合致する(ぴったりあう)
第2の凸部24と第2の凹部25とを備え、これらの表
面26と内面27とが円弧状の曲面である。このため、
溶着中に導体薄膜シート3と被覆電線4がチップ14と
アンビル15との間から抜け出ることを防止できるとと
もに、溶着中に特に各導線7と導体薄膜シート3との接
触圧力のばらつきを確実に抑制できる。したがって、破
損することなく、導体薄膜シート3に被覆電線4をより
確実に溶着できる。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態にかかる超
音波溶着装置1を図24ないし図34を参照して説明す
る。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同
一符号を付して説明を省略する。
【0058】本実施形態では、図24ないし図29に示
すようにチップ14に凸部21と第2の溝23を設け、
図30ないし図34に示すようにアンビル15に凹部1
7と第1の溝19を設けている。凸部21は、図26に
示すように、チップ14の端面16からアンビル15に
向かって突出している。凸部21の表面22は断面円弧
状の曲面である。第2の溝23は、端面16と凸部21
の表面22から凹である。第2の溝23は、チップ14
の両側面に開口している。
【0059】凹部17は、図24に示すように、凸部2
1と相対する。凹部17は、図31、図33及び図34
に示すように、アンビル15の端面20から凹である。
凹部17の内面18は断面円弧状の曲面である。第2の
溝23は、端面20と凹部17の内面18から凹であ
る。表面22と内面18即ち凸部21と凹部17は、チ
ップ14とアンビル15とが互いに近づくと、接触する
とともに、合致する(ぴったりとあう)。
【0060】本実施形態においても、アンビル15に導
体薄膜シート3を重ね、該導体薄膜シート3に被覆電線
4を重ねるとともに、該被覆電線4にチップ14を更に
重ねる。こうして、チップ14とアンビル15との間
に、導体薄膜シート3と被覆電線4とを挟む。チップ1
4とアンビル15とを互いに近づける方向に加圧した状
態で、振動子12などでチップ14を振動させて、導体
薄膜シート3に被覆電線4の芯線5を接合する。
【0061】本実施形態によれば、前述した第1の実施
形態と同様に、互いに合致する凸部21と凹部17を備
え、表面22と内面18が円弧状に曲面であるので、溶
着中に導体薄膜シート3と被覆電線4がチップ14とア
ンビル15との間から抜け出ることを防止できるととも
に、溶着中に特に各導線7と導体薄膜シート3との接触
圧力のばらつきを確実に抑制できる。したがって、破損
することなく、導体薄膜シート3に被覆電線4をより確
実に溶着できる。
【0062】さらに、本実施形態においても、前述した
第1の実施形態と同様に、図35に示すように、第2の
凹部25と、第2の凸部24とを備えていても良い。第
2の凹部25は、図35ないし図38に示すように、チ
ップ14に設けられている。第2の凹部25は、凸部2
1の表面22から凹である。第2の凹部25は、凸部2
1の被覆電線4の径方向の中央に設けられている。第2
の凹部25は、被覆電線4の長手方向に沿うチップ14
の全長に亘って設けられている。第2の凹部25の内面
27は、断面円弧状の曲面である。
【0063】第2の凸部24は、図39ないし図41に
示すように、アンビル15に設けられている。第2の凸
部24は、凹部17の内面18から凸である。第2の凸
部24は、凹部17の被覆電線4の径方向の中央に設け
られている。第2の凸部24は、被覆電線4の長手方向
に沿うアンビル15の全長に亘って設けられている。第
2の凸部24の表面26は、断面円弧状の曲面である。
表面26は、チップ14とアンビル15とが互いに近づ
くと、内面27と接触するとともに、合致する(ぴった
りとあう)。即ち、第2の凹部25と第2の凸部24は
合致する。さらに、図35ないし図41に示した変形例
では、前述した第2の実施形態と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0064】図35ないし図41に示した変形例におい
ても、凹部17と凸部21との間に導体薄膜シート3と
被覆電線4とを挟んで、これらを溶着する。そして、内
面18と表面22とが円弧状の曲面であるので、破損す
ることなく芯線5を構成する導線7と導体薄膜シート3
とを確実に接合できる。
【0065】さらに、互いに合致する(ぴったりあう)
第2の凸部24と第2の凹部25とを備え、これらの表
面26と内面27とが円弧状の曲面である。このため、
溶着中に導体薄膜シート3と被覆電線4がチップ14と
アンビル15との間から抜け出ることを防止できるとと
もに、溶着中に特に各導線7と導体薄膜シート3との接
触圧力のばらつきを確実に抑制できる。したがって、破
損することなく、導体薄膜シート3に被覆電線4をより
確実に溶着できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、互いに合致する(ぴったりあう)凸部と凹部
とを備え、これらの凸部と凹部との間に溶着対象物を挟
んで溶着する。このため、溶着中に溶着対象物がチップ
とアンビルとの間から抜け出ることを防止できる。この
ため、溶着中に溶着対象物にかかる圧力が変化(高く)
なることを防止できる。したがって、溶着対象物が破損
することなく、溶着対象物を確実に溶着できる。
【0067】請求項2に記載の本発明は、凸部の表面と
凹部の内面とが曲面である。このため、溶着中に溶着対
象物にかかる圧力のばらつきを抑制できる。したがっ
て、溶着対象物が破損することを確実に防止でき、溶着
対象物を確実に溶着できる。なお、凸部の表面と凹部の
内面とが円弧状の曲面である場合には、溶着中に溶着対
象物にかかる圧力のばらつきを確実に防止できる。した
がって、溶着対象物が破損することをより確実に防止で
き、溶着対象物をより確実に溶着できる。
【0068】請求項3に記載の本発明は、第1の溝が凹
部の内面から凹であり、第2の溝が凸部の表面から凹で
ある。このため、溶着対象物として被覆電線を溶着する
際に、溶けて被覆部が溝内を通る。そして、被覆部を、
芯線と他の導体との間から確実に除去できる。したがっ
て、被覆電線を、被覆部を除去することなく、他の導体
と確実に接合できる。
【0069】請求項4に記載の本発明は、互いに合致す
る(ぴったりあう)第2の凸部と第2の凹部とを備えて
いる。第2の凸部と第2の凹部との間に溶着対象物を挟
んで溶着する。このため、溶着中に溶着対象物がチップ
とアンビルとの間から抜け出ることを防止できる。この
ため、溶着中に溶着対象物にかかる圧力が変化(高く)
なることをより確実に防止できる。したがって、溶着対
象物が破損することなく、溶着対象物をより確実に溶着
できる。
【0070】請求項5に記載の本発明は、第2の凸部の
表面と第2の凹部の内面とが曲面である。このため、溶
着中に溶着対象物にかかる圧力のばらつきを確実に抑制
できる。したがって、溶着対象物が破損することをより
一層確実に防止でき、溶着対象物をより一層確実に溶着
できる。なお、第2の凸部の表面と第2の凹部の内面と
が円弧状の曲面である場合には、溶着中に溶着対象物に
かかる圧力のばらつきをより一層確実に防止できる。し
たがって、溶着対象物が破損することをより確実に防止
でき、溶着対象物をより一層確実に溶着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる超音波溶着装
置の概略の構成を示す説明図である。
【図2】図1に示された超音波溶着装置のチップとアン
ビルとを拡大して示す説明図である。
【図3】図2中の矢印III方向からみたチップの平面
図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図3中のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図3中のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図3中のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
【図8】図2中の矢印VIII方向からみたアンビルの
平面図である。
【図9】図8中のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】図8中のX−X線に沿った断面図である。
【図11】図8中のXI−XI線に沿った断面図であ
る。
【図12】図8中のXII−XII線に沿った断面図で
ある。
【図13】図2に示されたチップとアンビルとの間に導
体薄膜シートと被覆電線とを挟んだ状態を示す断面図で
ある。
【図14】図13に示された状態から導体薄膜シートと
被覆電線の芯線を接合した状態を示す断面図である。
【図15】図14に示された状態を示す他の断面図であ
る。
【図16】図1に示された超音波溶着装置で組み立てら
れるワイヤハーネスの斜視図である。
【図17】図2に示されたチップとアンビルの変形例を
示す説明図である。
【図18】図17中の矢印A方向からみたチップの平面
図である。
【図19】図18中のC−C線に沿った断面図である。
【図20】図18中のD−D線に沿った断面図である。
【図21】図17中の矢印B方向からみたアンビルの平
面図である。
【図22】図21中のE−E線に沿った断面図である。
【図23】図21中のF−F線に沿った断面図である。
【図24】本発明の第2の実施形態にかかる超音波溶着
装置のチップとアンビルとを示す説明図である。
【図25】図24中の矢印G方向からみたチップの平面
図である。
【図26】図25中のI−I線に沿った断面図である。
【図27】図25中のJ−J線に沿った断面図である。
【図28】図25中のK−K線に沿った断面図である。
【図29】図25中のL−L線に沿った断面図である。
【図30】図24中の矢印H方向からみたアンビルの平
面図である。
【図31】図30中のM−M線に沿った断面図である。
【図32】図30中のN−N線に沿った断面図である。
【図33】図30中のO−O線に沿った断面図である。
【図34】図30中のP−P線に沿った断面図である。
【図35】図24に示されたチップとアンビルの変形例
を示す説明図である。
【図36】図35中の矢印Q方向からみたチップの平面
図である。
【図37】図36中のS−S線に沿った断面図である。
【図38】図36中のT−T線に沿った断面図である。
【図39】図35中の矢印R方向からみたアンビルの平
面図である。
【図40】図39中のU−U線に沿った断面図である。
【図41】図39中のW−W線に沿った断面図である。
【図42】従来の超音波溶着装置のチップとアンビルと
を拡大して示す説明図である。
【図43】従来の他の超音波溶着装置のチップとアンビ
ルとを拡大して示す説明図である。
【図44】従来の更に他の超音波溶着装置のチップとア
ンビルとを拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
1 超音波溶着装置 3 導体薄膜シート(溶着対象物) 4 被覆電線(溶着対象物) 12 振動子(駆動源) 14 チップ 15 アンビル 16 端面 17 凹部 18 内面 19 第1の溝 20 端面 21 凸部 22 表面 23 第2の溝 24 第2の凸部 25 第2の凹部 26 表面 27 内面
フロントページの続き (72)発明者 植松 隆 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 4E067 BF00 BF04 EA04 EC13 5E051 LA04 LB04 LB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源により振動されるチップと、前記
    チップに相対するアンビルと、を備え、前記チップとア
    ンビルとの間に複数の溶着対象物を挟んで、前記駆動源
    によりチップを振動させて該振動を前記溶着対象物に伝
    えることで、前記溶着対象物を互いに溶着する超音波溶
    着装置において、 前記チップの前記アンビルに相対する端面と前記アンビ
    ルの前記チップに相対する端面とのうち一方から他方に
    向かって凸の凸部と、 他方から凹でかつ前記凸部と合致する凹部と、を備え、 前記凸部の表面と前記凹部の内面との間に溶着対象物を
    挟んで溶着することを特徴とする超音波溶着装置。
  2. 【請求項2】 凸部の表面と凹部の内面との双方は、曲
    面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の超
    音波溶着装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部の内面から凹の第1の溝と、 前記第1の溝と相対しかつ該第1の溝と平行であるとと
    もに前記凸部の表面から凹の第2の溝と、 を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の超音波溶着装置。
  4. 【請求項4】 前記凸部の表面から凹の第2の凹部と、
    前記凹部の内面から凸でかつ前記第2の凹部に合致する
    第2の凸部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のうちいずれか一項に記載の超音波溶着装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の凹部の内面と前記第2の凸部
    の表面との双方は、曲面に形成されていることを特徴と
    する請求項4記載の超音波溶着装置。
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