JP2003334606A - 高強度極細鋼線の製造方法 - Google Patents
高強度極細鋼線の製造方法Info
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Abstract
極細鋼線を実現する。 【解決手段】 C、Si、Mn、Al、更に必要に応じ
てCr、Ni、Vの1種または2種以上を含む伸線加工
されたパーライト組織を有し、鋼線表層部と鋼線中心部
におけるラメラフェライト中のC濃度比が2以下である
高強度極細鋼線の製造方法であって、下記Hと、A、
B、C、D及びEの2種以上を組み合わせることを特徴
とする高強度極細鋼線の製造方法。ここで、A:パテン
ティング材強度を1300MPa以上にする、B:アプ
ローチ角度が8〜12°、ベアリング長さが0.2〜
0.5D(D:ダイス径)であるダイスを用いて伸線加
工を行う、C:ダイヤモンドダイスを使用する、D:伸
線による加工発熱を抑える、E:潤滑能力の高い潤滑剤
を使用する、H:伸線加工後、張力を付与しながら曲げ
加工を行う、である。
Description
ード、スチールベルトコード等の素線として使用され、
線径が0.05〜0.4mmであり、特に撚り線加工性
と疲労特性が優れ、強度が3800MPa以上の高強度
極細鋼線に関するものである。
強度化の要求は一段と高まっている。従来、自動車用タ
イヤ、産業用各種ベルト類などの補強用に使用されてい
る極細鋼線は、高炭素鋼の熱間圧延線材から中間伸線、
パテンティング処理を繰り返し所定の線径にした後、最
終パテンティング処理を行い、伸線加工性およびゴムと
の接着性を向上させるめっき処理を施し所定の線径まで
湿式伸線加工することにより製造される。例えばスチー
ルタイヤコードは、上記のように製造される素線を最終
的にダブルツイスタなどの撚り線機を用いて撚り線加工
することによって製造される。
の高強度化を図るためには、最終パテンティング処理後
の素線強度を上げるか、最終の伸線加工歪を増加させる
必要がある。ところが、最終パテンティング処理後の素
線強度ないしは伸線加工歪を増加させて極細鋼線の高強
度化を図っても、伸線加工後の撚り線加工工程で断線が
頻発し、生産性が極めて悪化する。このため、例えばS
WRS82Aを用いた線径が0.3mmφの鋼線では撚
り線加工が可能な引張強さとして3400MPaが限界
であり、これ以上の高強度の極細鋼線の製造は工業的に
は困難であった。また、極細鋼線の強度が増加しても、
疲労強度はむしろ劣化するという問題がある。
線の撚り線加工性を向上させる従来の知見としては、例
えば特許文献1、特許文献2、特許文献3にはそれぞれ
C、Si、Mn、Cr等の化学成分を規制することによ
り撚り線加工工程での断線回数の少ない極細線用高炭素
線材が提案されている。しかしこれらの実施例からもわ
かるように鋼線の引張強さは最大でも3500〜360
0MPaであり、極細鋼線の高強度化には限界があっ
た。
段として、例えば、特許文献4には極細線中の微細不均
一歪の分布を制御することにより、特許文献5には極細
鋼線の表層と内部の強度差を制御することにより、疲労
特性を向上させる技術が開示されているが、本発明者ら
の詳細な研究によれば、このような技術を適用しても極
細鋼線の高疲労強化には限界があった。
と疲労特性の優れた高強度極細鋼線を実現することが不
可能であった。
状に鑑みなされたものであって、線径が0.05〜0.
4mmの極細鋼線を高強度化する際に問題となる撚り線
加工性と疲労特性の劣化を防止する技術を確立し、強度
が3800MPa以上である撚り線加工性および疲労強
度の優れた高強度極細鋼線を実現することを目的とする
ものである。
極細鋼線の撚り線加工時に多発する断線の破面形態を解
析した。撚り線加工ではねじり応力、引張応力、曲げ応
力が鋼線にかかる。この結果、鋼線を高強度化していく
と伸線方向に沿って亀裂(デラミネーション)が発生し
やすくなり、このため撚り線加工工程において断線が頻
発することが明らかとなった。そこでデラミネーション
の発生に及ぼす鋼線の化学成分、最終パテンティング処
理後の引張強さ、伸線加工歪、伸線加工方法等の影響に
ついて検討し、高強度極細鋼線のデラミネーションの発
生要因について詳細に解析した。この結果、高強度極細
鋼線の断面内のフェライト中のC濃度分布がデラミネー
ションの発生に対して著しい影響を持つと言う全く新た
な事実を見い出した。即ち、伸線加工歪の増加に伴いパ
ーライト組織のフェライト中のC濃度が増加するが、こ
の際に極細鋼線表層と中心部のC濃度差が大きくなると
デラミネーションが発生しやすくなることを発見したの
である。更に、極細鋼線表層と中心部のC濃度差は、疲
労特性にも大きな影響を及ぼすことを見出し、C濃度差
を小さく制御することが高強度化に伴って劣化しやすく
なる疲労特性の向上に対して極めて重要であるという新
たな知見を得た。
いた極細鋼線において、断面内の表層と中心部のC濃度
差を制御すれば、デラミネーションの発生が抑制される
とともに疲労強度も向上し、撚り線加工性と疲労特性の
優れた高強度極細鋼線を提供できるとの結論に達し、本
発明をなしたものである。本発明は以上の知見に基づい
てなされたものであって、その要旨とするところは、質
量%で、 C :0.7〜1.1%、 Si:0.05〜2.0%、 Mn:0.2〜2.0%、 Al:0.005%以下 を含有するか、あるいは化学成分として更に Cr:0.1〜1.0%、 Ni:0.1〜1.0%、 V :0.05〜0.5% の1種または2種以上を含むとともに残部はFe及び不
可避的不純物からなり、伸線加工されたパーライト組織
を有し、鋼線表層部と鋼線中心部におけるフェライト中
のC濃度比(鋼線表層部のフェライト中のC濃度/鋼線
中心部のフェライト中のC濃度)が2以下である高強度
極細鋼線の製造方法であって、下記Hと、A、B、C、
D及びEの2種以上を組み合わせることを特徴とする高
強度極細鋼線の製造方法にある。ここで、 A:パテンティング材強度を1300MPa以上にす
る、 B:アプローチ角度が8〜12°、ベアリング長さが
0.2〜0.5D(D:ダイス径)であるダイスを用い
て伸線加工を行う、 C:ダイヤモンドダイスを使用する、 D:伸線による加工発熱を抑える、 E:潤滑能力の高い潤滑剤を使用する、 H:伸線加工後、張力を付与しながら曲げ加工を行う、 であり、鋼線表層部とは、鋼線の表層から中心に向かっ
て0.1D(D:線径)以内の領域を、鋼線中心部とは
鋼線の表層から中心に向かって0.4〜0.6Dの領域
を意味する。
はじめに、本発明の成分限定理由について述べる。Cは
パテンティング処理後の引張強さの増加および伸線加工
硬化率を高める効果があり、より少ない伸線加工歪で極
細鋼線の引張強さを高めることができる。Cが0.7%
未満では本発明で目的とする3800MPa以上の高強
度の極細鋼線を製造することが困難となり、一方1.1
%を越えるとパテンティング処理時に初析セメンタイト
がオーステナイト粒界に析出して伸線加工性が劣化し伸
線加工工程あるいは撚り線加工工程で断線が頻発するた
め、Cを0.7〜1.1%の範囲に限定した。
せるためと鋼の脱酸のために有効な元素である。0.0
5%未満では上記の効果が期待できず、一方2.0%を
越えると伸線加工性に対して有害な硬質のSiO2系介
在物が発生しやすくなるため、0.1〜2.0%の範囲
に制限した。Mnは脱酸、脱硫のために必要であるばか
りでなく、鋼の焼入性を向上させパテンティング処理後
の引張強さを高めるために有効な元素であるが、0.2
%未満では上記の効果が得られず、一方2.0%を越え
ると上記の効果が飽和しさらにパテンティング処理時の
パーライト変態を完了させるための処理時間が長くなり
すぎて生産性が低下するため、0.2〜2.0%の範囲
に限定した。
物の中で最も硬質なAl2O3系介在物が生成しやすく
なり、伸線加工あるいは撚り線加工の際の断線原因とな
るため、0.005%以下に制限した。本発明による高
強度極細鋼線においては、上記の元素に加えて、更にC
r:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜1.0%、V:
0.05〜0.5%の範囲で1種または2種以上を含有
することができる。
細化しパテンティング処理後の引張強さを高めるととも
に特に伸線加工硬化率を向上させる有効な元素である
が、0.1%未満では前記作用の効果が少なく、一方
1.0%を越えるとパテンティング処理時のパーライト
変態終了時間が長くなり生産性が低下するため、0.1
〜1.0%の範囲に限定した。
るパーライトを伸線加工性の良好なものにする作用を有
するが、0.1%未満では上記の効果が得られず、1.
0%を越えても添加量に見合うだけの効果が少ないため
これを上限とした。Vはパーライトのセメンタイト間隔
を微細化しパテンティング処理後の引張強さを高める効
果があるが、この効果は0.05%未満では不十分であ
り、一方0.5%を越えると効果が飽和するため0.0
5〜0.5%の範囲に制限した。
15%以下、S:0.015%以下、N:0.0070
%以下が望ましい範囲である。次に、本発明で目的とす
る撚り線加工性および疲労特性を向上させる上で重要な
伸線加工されたパーライト組織のフェライトにおける鋼
線断面内の鋼線表層部と鋼線中心部のC濃度の比率(以
下C濃度比とする)の限定理由について述べる。
100MPaに調整した極細鋼線において、横断面内の
フェライト中のC濃度を測定した一例を示す。同図にお
いて、鋼線Aは従来の極細鋼線であり、表層部のフェラ
イト中のC濃度が高く、中心部が低くなっている。即
ち、C濃度比が高くなっている。これに対して、鋼線B
は断面内のC濃度分布が鋼線Aに比べ均一であり、C濃
度比が低くなっている。鋼線Bのような断面内のC濃度
比が低い場合は、極細線の強度が高くてもデラミネーシ
ョンが発生しにくく撚り線加工性が良好であり、更に疲
労特性も向上する。
る、C濃度比とデラミネーションが発生する鋼線の強度
の関係について解析した一例を示す。同図から明らかな
ように、C濃度比が2を超えるとデラミネーションが発
生する鋼線の強度が著しく低下する。ここで、デラミネ
ーションが発生すると言うことは、撚り線加工時の断線
回数が増加することを意味している。更に、図3は高強
度極細鋼線の疲労強度とC濃度比の関係について解析し
た一例である。疲労強度もC濃度比が低いほど高く、C
濃度比が2を越えると著しく低下することが明らかであ
る。鋼種、線径、強度を種々に変化させた極細鋼線につ
いても全く同様の結果が得られることから、C濃度比を
2以下に制限した。
ては、下記のA〜Hの製造方法が有効であり、それぞれ
単独の場合より組み合わせることが重要である。下記製
造方法の中でも、A、B、C、D、E、Hが特に重要な
技術である。このため、C濃度比が2以下の極細鋼線を
製造するためには、下記HとA、B、C、D及びEの
内、2種類以上、好ましくは3種類以上の方法を組み合
わせる。
a以上にする。 B:アプローチ角度が8〜12°、ベアリング長さが
0.2〜0.5D(D:ダイス径)であるダイスを用い
て伸線加工を行う。 C:ダイヤモンドダイスを使用する。 D:伸線による加工発熱を抑える。
以上にし、最終のダイスでは3〜10%の減面率にす
る。 G:伸線加工後、150〜500℃の温度に加熱する。 H:伸線加工後、張力を付与しながら曲げ加工を行う。
プローブ電界イオン顕微鏡を用いれば、簡単に且つ正確
に測定することができる。本発明において、フェライト
中のC濃度Xは、アトムプローブ電界イオン顕微鏡によ
る分析から、全検出イオン数をY(total)、Cの
検出イオン数をY(carbon)とした時に、下式に
より求める。 X=[Y(carbon)/Y(total)]×100 (原子%) C濃度比は、鋼線表層部のフェライト中のC濃度X(表
層)と、鋼線中心部のフェライト中のC濃度X(中心)
を上記方法により求め、X(表層)/X(中心)により
求める。なお、より良い定量精度を得るために、全検出
イオン数Y(total)は10,000個以上にする
ことが好ましい測定条件である。
体的に説明する。表1に供試材の化学組成を示す。
0.37mmのブラスめっきを有する極細鋼線を試作し
た。表2および表3に極細鋼線の製造条件およびC濃度
比、撚り線加工時の断線回数、疲労強度等の極細鋼線の
機械的特性を示す。
は前述した内容である。また、撚り加工性は極細鋼線の
重量1000kg当たりの断線回数で評価し、疲労強度
(107サイクル)は、回転曲げ疲労試験で評価した結
果である。表2および表3において、試験No.
(2)、(4)、(8)、(10)、(12)が本発明
例であり、その他は比較例である。同表に見られるよう
に、本発明例はいずれも高強度極細鋼線の表層部と中心
部のC濃度比が2以下となっており、このため高強度で
あるにもかかわらずデラミネーションの発生が無く撚り
線加工時の断線回数が極めて少ない。更に、比較例に比
べ、疲労強度の高い高強度極細鋼線が実現されている。
5、7、9、11は、いずれも従来の方法で極細鋼線の
高強度化を図ったものであり、C濃度比が2を越えてい
るためデラミネーションが発生し、この結果、撚り線加
工時の断線回数が急激に増加している。また、疲労強度
も低くなっている。
明は高強度極細鋼線のデラミネーションの発生を防止し
撚り線加工性を向上させるとともに疲労強度を向上させ
ることに対して、極細鋼線の表層部と中心部のフェライ
ト中のC濃度比を2以下にすることが極めて有効である
ことを見出し、撚り線加工性と疲労特性の優れた高強度
極細鋼線を実現したものであり、産業上の効果は極めて
顕著なものがある。
した一例である。
する強度の関係について解析した一例である。
解析した一例を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 質量%で、 C :0.7〜1.1%、 Si:0.05〜2.0%、 Mn:0.2〜2.0%、 Al:0.005%以下、 残部はFeおよび不可避的不純物からなり、伸線加工さ
れたパーライト組織を有し、鋼線表層部と鋼線中心部に
おけるフェライト中のC濃度比(鋼線表層部のフェライ
ト中のC濃度/鋼線中心部のフェライト中のC濃度)が
2以下である高強度極細鋼線の製造方法であって、下記
Hと、A、B、C、D及びEの2種以上を組み合わせる
ことを特徴とする高強度極細鋼線の製造方法。ここで、 A:パテンティング材強度を1300MPa以上にす
る、 B:アプローチ角度が8〜12°、ベアリング長さが
0.2〜0.5D(D:ダイス径)であるダイスを用い
て伸線加工を行う、 C:ダイヤモンドダイスを使用する、 D:伸線による加工発熱を抑える、 E:潤滑能力の高い潤滑剤を使用する、 H:伸線加工後、張力を付与しながら曲げ加工を行う、 である。 - 【請求項2】 質量%で、 Cr:0.1〜1.0%、 Ni:0.1〜1.0%、 V :0.05〜0.5% の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求
項1記載の高強度極細鋼線の製造方法。
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