JP2003334328A - 遊技機用の回転式図柄表示装置 - Google Patents

遊技機用の回転式図柄表示装置

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JP2003334328A JP2002145277A JP2002145277A JP2003334328A JP 2003334328 A JP2003334328 A JP 2003334328A JP 2002145277 A JP2002145277 A JP 2002145277A JP 2002145277 A JP2002145277 A JP 2002145277A JP 2003334328 A JP2003334328 A JP 2003334328A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転表示体の内側に配設した照明手段により
照明した際の演出効果を向上させ得る遊技機用の回転式
図柄表示装置を提供する。 【解決手段】 回転式図柄表示装置20は、各種図柄を
設けた図柄表示体34と、駆動基板30に配置されて図
柄表示体34の回転および停止を行なう回転駆動手段3
8と、図柄表示体34に設けた図柄を後側から照明する
照明手段41と、図柄表示体34に設けられて位置指標
として機能する位置検出体46と、位置検出体46を検
出して前記図柄表示体34における図柄の原位置検出を
行なう位置検出手段48とを備えている。そして、前記
図柄表示体34における位置検出体46を、該図柄表示
体34を回転させた際に、前記照明手段41の後側を通
過し得る位置に設けてよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機用の回転
式図柄表示装置に関し、更に詳細には、回転する図柄表
示体の内側に臨むよう配設され、該図柄表示体の円周面
に表示した各種図柄を後側から照明する照明手段を有す
る遊技機用の回転式図柄表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の代表例であるパチンコ機には、
遊技中に発生する始動および停止を含む変動制御条件に
基づいて図柄組合わせゲームを展開して特別遊技状態に
係る権利とされる組合わせ入賞条件を成立表示すること
のできるドラム式やベルト式と称される回転式図柄表示
装置が配設されているものがある。例えば、ドラム式図
柄表示装置は、図柄表示体として合成樹脂成形された平
プーリ形の図柄ドラム(ドラムの素地である回転体の外
周に色彩区分された、例えば数字、アルファベット文
字、その他の図形やマーク等の各種多様な識別用の図柄
を配置したもの)、該図柄ドラムの回転駆動手段(一般に
ステッピングモータ)、図柄を後面側から照明する照明
手段(例えばLED)等が駆動基板上に配設されて、1基
毎に図柄表示ユニット化されて、この図柄表示ユニット
を1つのドラムケース内に複数基(通常では左列、中
列、右列の3基)を組単位として並列セットすることで
構成されている。
【0003】前記ドラム式図柄表示装置は、遊技盤にお
ける前面の中央に組付けた大型装飾部品に開口形成され
た透視窓状の可視表示部に対し、前記各図柄表示ユニッ
トの各図柄ドラムを臨ませた状態で遊技盤の裏面に組付
けて固定される。そして、パチンコゲーム中に発生した
始動信号入力条件により、例えばドラムケースの上方に
配設されている表示制御装置から発生される制御出力に
基づいて各図柄表示ユニットの図柄ドラムが設定時間条
件で回転・停止し、入賞ライン上に図柄を表示する。な
お、前記照明手段により前記入賞ライン上に位置する図
柄を照明するようになっており、該図柄が明輝表示され
る。
【0004】図柄組合わせゲームを展開するに際し、前
記制御出力に基づいて所定の図柄を入賞ライン上に正確
に停止表示させる必要がある。そのため、前記図柄ドラ
ムの内周面に、該図柄ドラムの位置指標となるインデッ
クス(位置検出体)を内側に向けて立設すると共に、該イ
ンデックスを検出する検出センサを、前記駆動基板上に
配設固定してある。そして、前記図柄ドラムと一体的に
回転するインデックスを前記検出センサが検出すること
により、図柄ドラムの基準となる位置が認識されるよう
になっている。これにより、図柄ドラムに表示した各図
柄の位置を認識し得るので、該図柄ドラムの基準位置か
らの回転量を制御することで、前記入賞ライン上に所定
の図柄を停止表示することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は遊技
機の多様化や遊技性の向上を図るため、図柄ドラムの幅
を大きくしてドラム式図柄表示装置自体を大型化した
り、図柄ドラム内に複数色の発光体を配設して照明によ
る演出の向上を図ることが求められている。この場合
に、前記ドラム式図柄表示装置では、前記図柄ドラムの
回転時に前記インデックスと前記照明手段とが干渉しな
いように、該図柄ドラムの内周面から離間した位置に照
明手段が配設される。このため、前記照明手段からの光
が周囲に拡散して、図柄に光を的確に照射し得ず、発光
演出効果が薄れてしまう欠点がある。また、照明手段か
らの光を直接図柄に照射しているため、図柄ドラムの幅
を大きくすると、入賞ラインに停止表示された図柄全体
を明輝表示することが困難となり、演出効果が低下する
問題も指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、回転表示体の内側に配設した照明
手段により照明した際の演出効果を向上させ得る遊技機
用の回転式図柄表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る遊技機用の回転式
図柄表示装置は、可視表示部(15)に臨み、各種図柄を設
けた図柄表示体(34)と、駆動基板(30)に配置されて前記
図柄表示体(34)の回転および停止を行なう回転駆動手段
(38)と、前記図柄表示体(34)に設けた図柄を後側から照
明する照明手段(41)と、前記図柄表示体(34)に設けられ
て位置指標として機能する位置検出体(46)と、前記位置
検出体(46)を検出して前記図柄表示体(34)における図柄
の原位置検出を行なう位置検出手段(48)とを備える遊技
機用の回転式図柄表示装置において、前記図柄表示体(3
4)における位置検出体(46)を、該図柄表示体(34)を回転
させた際に、前記照明手段(41)の後側を通過し得る位置
に設けたことを特徴とする。
【0008】また、前記位置検出体(46)を、前記図柄表
示体(34)における回転駆動手段(38)との連結固定部(39)
から径方向に延出するよう設けることもできる。
【0009】更に、前記駆動基板(30)から前記図柄表示
体(34)側に突出する取着部(32)を設け、該取着部(32)に
前記位置検出手段(48)を取着するようにしてもよい。
【0010】そして、前記照明手段(41)を、前記図柄表
示体(34)の軸方向に光を照射する発光体(41a)と、該発
光体(41a)から照射された光を受けて面発光し、前記図
柄表示体(34)を所定の範囲で照明するリフレクタ部材(4
2)とから構成することもできる。
【0011】
【作用】本発明に係る遊技機用の回転式図柄表示装置
は、図柄表示体に設けられて位置指標として機能する位
置検出体を、該図柄表示体を回転させた際に、照明手段
の後側を通過し得る位置に形成するようにしたので、該
照明手段を図柄表示体の図柄に近接して配設できる。す
なわち、照明手段により図柄を的確に照明し得るように
なるので、照明による演出効果を向上させ得る。また照
明手段を、前記図柄表示体の軸方向に沿って光を照射す
る発光体と、該発光体の光を受けて面発光するリフレク
タ部材とから構成すれば、該リフレクタ部材の後側に所
要のスペースを設けることができ、このスペースを前記
位置検出体が通過するよう構成すれば、該図柄表示体の
不必要な大型化を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遊技機用の回
転式図柄表示装置につき、好適な実施例を挙げて添付図
面を参照しながら、以下詳細に説明する。ここで本実施
例では、遊技機としてパチンコ球を遊技媒体として使用
するパチンコ機を例示すると共に、回転式図柄表示装置
として該パチンコ機に実施されるドラム形式の回転式図
柄表示装置を例示する。
【0013】(パチンコ機について)先ず本実施例のドラ
ム式図柄表示装置が取付けられるパチンコ機の概略構成
について、図2および図3を参照して説明する。本実施
例のパチンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外
枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段およ
び施錠手段を利用して着脱および開放可能に組付けられ
ている。そして、前枠Bに横開き式のガラス扉Dを組付
けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対し
て着脱および開放可能に組付けられる開閉セット板の前
側にセットされた上球皿Eおよび後側にセットされた電
動式の球送り装置(図示せず)と、下段に位置する下球皿
Fおよび打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット
盤(図示せず)等が夫々装備されている一方、前枠Bの後
側に所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可
能にセットされる。なお、以下の説明において前,後お
よび左,右とは、図2に示すように前記遊技盤Jを前側
から見た場合において指称するものとする。
【0014】(遊技盤について)前記遊技盤Jは、図3に
示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により
囲まれた遊技領域Iの前側において、縦央やや下部に配
設されてセーフ球をスイッチで検出し得る始動入賞具1
1と、この始動入賞具11の直上方に配置された後述の
ドラム式図柄表示装置20と、風車とも称されて遊技球
用の流下方向を任意に変向する電飾案内車12および普
通案内車13と、始動入賞具11の直下方に設置された
大型電動式の入賞装置Lと、遊技状態に応じて照射パタ
ーンが変更制御される電飾装置14等を備えている。ま
た遊技盤Jの後側には、セーフ球を機構セット盤側に通
出案内させる図示しないセーフ球案内部材が装着されて
いる。そして、セーフ球案内部材に開設した可視表示部
15の後側に合わせてドラム式図柄表示装置20が装備
セットされるようになっている。なお、符号16はアウ
ト口を示す。
【0015】前記始動入賞具11内に配設された図示し
ないスイッチは、各セーフ球の検出毎にドラム式図柄表
示装置20を1回ずつ作動スタートさせるための始動入
力手段として利用される。また前記入賞装置Lは、ドラ
ム式図柄表示装置20の大当り成立時に対する特別遊技
状態として、開成作動条件が付与される大型の入賞装置
であって、特別入賞具17に対設された扉状の開閉板1
8が、後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づ
いて、通常の閉鎖状態から開放状態に変化されるように
なっている。そして、特別入賞具17の後側内部にセー
フ球用のカウントスイッチと、開放作動継続用の特別ス
イッチ(Vスイッチ)が組込まれている(何れも図示せ
ず)。なお、入賞装置Lの左右両側に普通入賞具19,1
9が設けられている。
【0016】(ドラム式図柄表示装置について)次に、前
記遊技盤Jの裏側に設置される実施例に係るドラム式図
柄表示装置20について説明する。実施例のドラム式図
柄表示装置20は、図4に示すように、前側に位置する
透視表示体22と、この透視表示体22の後側に配設す
るドラムケース21とから箱状に形成されており、この
ドラムケース21内に横並び状態で3基の図柄表示ユニ
ットU,U,Uが収容セットされている。そして、前記始
動入賞具11からの始動入力条件により、所要位置に設
置した表示制御装置 (図示せず)から発生される制御出
力に基づいて、各図柄表示ユニットUを構成する図柄ド
ラム(図柄表示体)34を設定時間に亘って回転させた後
に停止する形式のものである。
【0017】(透視表示体について)前記透視表示体22
は、図4に示すように、前記ドラム式図柄表示装置20
の前位置決め部材としても機能する部材である。前記透
視表示体22は、透明合成樹脂材により後側に開放する
箱蓋形に形成され、その中央部には前向きの凸円弧形に
膨出する透視部22aが形成されており、該透視部22
aが前記可視表示部15に整合するようになっている。
また、前記透視表示体22の後側で前記透視部22aの
下方位置には、上下方向に延在すると共に左右方向に離
間する3箇所に溝部22bが形成されている。なお、前
記透視部22aには、各種図柄の有効停止ラインを表わ
す図柄停止ラインT(図3参照)が複数列・複数段、具体
的には3列×3段で設けられて、合計9個の図柄を停止
表示するよう構成されている。
【0018】(ドラムケースについて)前記ドラムケース
21は、図4に示す如く、前後に連結可能な後ケース2
4および前ケース25とから構成されている。この後ケ
ース24は、前側に開口する箱状に形成されて、後ケー
ス24における後壁部24aの上部位置に、3箇所に挿
通孔(図示せず)を形成してある。そして、前記各挿通孔
は、前記ドラムケース21内に収容セットする前記各図
柄表示ユニットUのコネクタ接続口30a(後述)を外部
に挿通し得るようになっている。また、前記後壁部24
aの内側には、左右に離間する一対の突起部24b,2
4bが前側に向かって3組突設されている。
【0019】また、前ケース25は、前後方向に開口す
る角筒状に形成されており、後側の開口部は前記後ケー
ス24の開口部に整合し、前側の開口部は前記透視表示
体22の後面に当接させた際に、前記透視部22aの外
側を囲繞するようになっている。また、前ケース25に
おける上壁部25aの内側には、前後方向に延在する突
片部25bが3箇所に形成されている。なお、前記透視
表示体22の溝部22b、後ケース24の突起部24
b,24bおよび前ケース25の突片部25bは略同一
面上に位置するよう構成されている。
【0020】(図柄表示ユニットについて)前記各図柄表
示ユニットUは、基本的に同一の構成とされている。す
なわち、図1または図5に示すように、前記図柄表示ユ
ニットUは、略矩形状の駆動基板30と、この駆動基板
30の一面(実施例では右面)に配設されて前記図柄ドラ
ム34の回転および停止を行なうステッピングモータ
(回転駆動手段)38と、駆動基板30の右面に位置して
前記透視部22aを介して前記可視表示部15に臨む図
柄ドラム34と、駆動基板30の右面に配設されて該図
柄ドラム34に設けられた図柄を後側から照明し得る照
明装置(照明手段)41と、駆動基板30の右面に配設さ
れて当該図柄ドラム34に設けられた図柄の原位置検出
を行なう検出センサ(位置検出手段)48とから基本的に
構成される。なお、前記駆動基板30は、前側端縁の略
中央に前側に向かって円弧状に突出する設置部31が形
成されて、該設置部31に取付ベース32を配設固定す
るようになっている(図1参照)。
【0021】前記取付ベース32は、図1に示すよう
に、前記設置部31と整合する半円状の平板部材に形成
されると共に、その円弧状端部には、その略全長に亘っ
て右方向(図柄ドラム34等の位置する方向)に延出する
立上がり部32aが形成され、該立上がり部32aが設
置部31の前側に位置する状態で取付けられる。また、
前記取付ベース32における前記立上がり部32aの近
傍には、その円弧状に倣って開口する開口部32dが形
成されている。更に、前記取付ベース32の下方位置に
は、右方向に突出する台状の取着部33が形成されてい
る。すなわち、前記駆動基板30から図柄ドラム34側
に突出して前記取着部33が設けられ、該取着部33の
右端面に前記検出センサ48を取着するようになってい
る。なお、前記取着部33の右端面は、図柄ドラム34
とステッピングモータ38との連結固定部39(後述)近
傍に位置している。
【0022】更に、前記立上がり部32aの上端部近傍
から上方に向けて延出形成された突出部材の端部に、前
方および上方に開口する位置決め凹部32bが形成され
て、該凹部32bと前記前ケース25の突片部25bと
が係脱可能に係合するようになっている。また、前記立
上がり部32aにおける下端部近傍に、先端が前側を指
向するL字状の位置決め突部32cが形成されて、該突
部32cと前記透視表示体22の溝部22bとが係脱可
能に係合するよう構成されている。すなわち、前記位置
決め凹部32bと突片部25bおよび前記位置決め突部
32cと前記溝部22bの夫々が係合することで、前記
駆動基板30の前側を位置決めするよう構成される。
【0023】また、前記ステッピングモータ38は、図
1または図5に示すように、前記駆動基板30の略中央
位置に配設されると共に、該駆動基板30の後方上部位
置に設けたコネクタ接続口30aに、該ステッピングモ
ータ38を駆動制御する前記表示制御装置を接続するよ
うになっている。ここで、ステッピングモータ38は一
例として200パルス単位で1回転し、図柄ドラム34
の外周面に10個の図柄が形成されている場合は、20
パルス単位で1図柄分の角度36°を変動して停止する
よう設定してある。
【0024】(図柄ドラムについて)前記図柄ドラム34
は、図1または図6に示すように、左右方向に離間して
設けられて、同一の円形枠状に形成された右枠部35お
よび左枠部36とを、周方向に離間する複数の支持部材
37で平行状態に連結固定することで円筒状に形成され
る。すなわち、前記図柄ドラム34の周面の大部分は開
口した状態となっている。また、前記図柄ドラム34の
周面には、例えば有色透明で光透過性を有する樹脂フィ
ルム等を材質として表面に複数の各種図柄を設けた図柄
フィルム34a(図4参照)が配設されており、各図柄が
前記各図柄停止ラインTに個別に臨むよう構成される。
なお、前記左右の枠部35,36の直径は、前記取付ベ
ース32における立上がり部32aの前側を非接触状態
で回転するよう設定されている。
【0025】更に、前記右枠部35の所要箇所には径方
向内側に向けて所要量だけ延出した後に前記駆動基板3
0側に屈曲する略L字状のスポーク35aが複数(実施
例では5つ)形成してある。そして、前記図柄ドラム3
4の略中心位置に位置する連結固定部39に前記各スポ
ーク35aが連結しており、該連結固定部39を前記ス
テッピングモータ38の回転軸38aと連結すること
で、前記図柄ドラム34が該モータ38の回転に追従し
て回転するようになっている。
【0026】(位置検出体および位置検出手段について)
前記連結固定部39の所要位置には、前記図柄ドラム3
4の位置指標として機能するインデックス(位置検出体)
46が形成されている。このインデックス46は、前記
連結固定部39から径方向外側に延出する支持部46a
と、該支持部46aの先端部から駆動基板30側に屈曲
した検出片46bとからL字状に形成してある(図6参
照)。そして、前記取着部33に取り付けられる前記検
出センサ48により、図柄ドラム34に設けた前記イン
デックス46の検出時毎に図柄の原位置を確認検出する
よう構成される。前記検出センサ48は、凹形の本体部
の対向位置に発光部と受光部を夫々備えており、図柄ド
ラム34の回転中において、前記連結固定部39に設け
たインデックス46の検出片46bにより遮光された時
点で検出(ON)状態とされて、ステッピングモータ38
および図柄ドラム34の1回転(360°)を検出するよ
うに設定されている。そして、検出された図柄の原位置
からの図柄ドラム34(ステッピングモータ38)の回転
量に基づいて、所定の図柄を前記図柄停止ラインTに停
止表示し得るようになっている。
【0027】(照明装置について)前記照明装置41は、
図1に示すように発光体としての複数の発光ダイオード
(LED)41aと、該LED41aから照射された光を
受けて面発光し得るリフレクタ部材42とから構成され
る。前記LED41aは前記駆動基板30の設置部31
における円弧状の端部(以下円弧状端部と云う)に沿って
複数配設され、前記取付ベース32を該設置部31に取
付けた際に、取付ベース32の前記開口部32dに挿通
されるようになっている。また、前記LED41aは、
右方向を指向するよう配設されており、図6に示すよう
に、前記図柄ドラム34の軸方向に光を照射するよう構
成してある。
【0028】また、前記リフレクタ部材42は、裏側に
固定する固定部材43を介して前記取付ベース32に配
設固定される。このとき、前記固定部材43とステッピ
ングモータ38との間を所要間隔離間させて所要の通出
路44が形成され(図5または図6参照)、該ステッピン
グモータ38を駆動して前記図柄ドラム34を回転させ
た際に、前記インデックス46が該通出路44を通過す
るようになっている。そして、図1または図5に示すよ
うに、前記リフレクタ部材42は、前記図柄ドラム34
の軸方向と平行な上反射面42a、中反射面42bおよ
び下反射面42cから形成されて、前記取付ベース32
(図柄ドラム34)の円弧形状に倣って屈曲している。な
お、取付ベース32の開口部32dに挿通した前記LE
D41aが、各反射面42a,42b,42cの前面側に
整列するようになっている。
【0029】そして、図1に示すように、前記上反射面
42a、中反射面42bおよび下反射面42cの夫々
が、前記図柄停止ラインTの上段、中段および下段の夫
々に対応している。なお、前記各反射面42a,42b,
42cの左右の幅寸法は、前記図柄ドラム34の幅寸法
より小さく設定してある。また、前記上反射面42aの
上端縁には、前記図柄ドラム34の幅方向に拡がりなが
ら前側(図柄ドラム34の周面側)に延出する上部反射面
42dが形成され、前記下反射面42cの下端縁には、
該図柄ドラム34の幅方向に拡がりながら前側に延出す
る下部反射面42eが形成されており、前記LED41
aから上方または下方に照射された光を受けて、図柄停
止ラインT側に面発光するよう構成されている。
【0030】更に、前記各反射面42a〜42eの左右
の側縁には、前記図柄ドラム34における右枠部35に
向かって拡がりながら、該図柄ドラム34に倣って円弧
状に湾曲する右側反射面42fおよび左側反射面42g
を形成してある。なお、前記左側反射面42gの端縁は
前記取付ベース32の立上がり部32aの後側に整合す
るよう構成される。このように、前記リフレクタ部材4
2は、前側に開口すると共に前記図柄ドラム34に倣っ
て湾曲する箱枠状に形成されている。また、前記左側反
射面42gと前記上・中・下反射面42a,42b,42
cとの間に所要の隙間が形成されており、この隙間に前
記各LED41aが位置している(図6参照)。すなわ
ち、前記各LED41aの前側は、前記左側反射面42
gにより覆蓋されて、各LED41aにより図柄ドラム
34の図柄を直接照明しないよう構成される。
【0031】
【実施例の作用】次に、実施例に係るドラム式図柄表示
装置の作用につき説明する。前記ドラム式図柄表示装置
20は、駆動基板30の後側の上部位置に形成したコネ
クタ接続口30aを後ケース24の挿通孔から外部に露
出させた状態で、該駆動基板30の後側下部位置を該後
ケース24の突起部24b,24bの間に挿入して、図
柄表示ユニットUの後側を位置決め固定する。更に、前
記駆動基板30に取付けた取付ベース32における前記
位置決め突部32cを、透視表示体22の溝部22bと
係合させると共に、該取付ベース32における位置決め
凹部32bを、前ケース25の突片部25bと係合させ
ることで、前記図柄表示ユニットUの前側を位置決め固
定してドラムケース21内に直立状態で保持する。この
状態で、前記駆動基板30上に配設されているステッピ
ングモータ38の回転または停止を行なうことで、該ス
テッピングモータ38に連結固定部39を介して連結し
た図柄ドラム34の回転および停止を行なうようになっ
ている。
【0032】ここで、前記連結固定部39に形成したイ
ンデックス46の検出片46bが、前記検出センサ48
の発光部と受光部の間を通過すると、前記図柄ドラム3
4の周面に設けた図柄の原位置が認識される。そして、
図柄ドラム34における図柄の原位置からの前記ステッ
ピングモータ38の変位量を制御することで、所定の図
柄を前記各図柄停止ラインTにおける対応位置に停止表
示させることが可能となる。
【0033】また、前記検出片46bがあまりに長い場
合には、前記図柄ドラム34が回転した際に該検出片4
6bと他部材とが接触して折れ曲がり、前記検出センサ
48で検出した際に誤差が生じて正確に図柄の原位置検
出を行なうことができなくなる畏れがある。そこで実施
例では、前記取付ベース32に形成した取着部33に検
出センサ48を取付けることで、該検出センサ48を前
記インデックス46の支持部46aに近づけ、前記イン
デックス46の検出片46bを短くするようにしたの
で、前記図柄ドラム34の回転に際して前記検出片46
bに折れ曲がり等の発生が抑制でき、正確な図柄の原位
置検出を行ない得る。
【0034】そして、前記インデックス46を連結固定
部39に形成すると共に、該インデックス46を前記リ
フレクタ部材42(照明装置41)の後側とステッピング
モータ38との間に画成した所要の通出路44を通過さ
せることで、該リフレクタ部材42の各反射面42a〜
42eを図柄ドラム34の周面に近接して配設すること
ができるようになる。このため、前記照明手段41から
の光が周囲に拡散することなく、図柄を的確に照明する
ことができるようになり、照明による演出効果を向上さ
せることが可能となる。更に、前記LED41aから照
射された光を受けて、該リフレクタ部材42を面発光さ
せて、前記各図柄停止ラインTに表示される図柄を後側
から照明することで、図柄ドラム34の幅を大きくして
も、図柄停止ラインTの図柄全体を均一の明るさで明輝
表示できるようになり、演出効果の低下を招く畏れはな
い。
【0035】また、前記リフレクタ部材42の左側反射
面42gで前記LED41aの図柄停止ラインT側を覆
蓋すると共に、該LED41aの駆動基板30との固定
箇所を取付ベース32の立上がり面32aで覆い、当該
LED41aからの光により図柄を直接照明しないよう
にしたので、図柄の照明斑が生ずる畏れはなく、均一な
輝度で照明演出することが可能となる。
【0036】なお、ドラム式図柄表示装置の構成として
は、実施例のものに限られず、各種の変更が可能であ
る。例えば、位置検出体をL字状に形成するようにした
が、単に直線的に延出するようにしてもよい。この場
合、前記位置検出体を検出する位置検出手段を、該位置
検出体側に開口するよう配設して、発光部と受光部との
間を位置検出体が通出するよう構成すればよい。また、
発光体としてはLEDに限られるものではなく、豆球等
の各種発光体を使用することができる。
【0037】そして、回転式図柄表示装置として、図柄
ドラムを回転させるドラム式図柄表示装置を使用した場
合で説明したが、これに限られず、ベルト式やその他従
来公知の装置を使用することができる。また、遊技機と
して、一般的なパチンコ機に回転式図柄表示装置を配設
する場合について説明したが、これに限られるものでは
なく、スロットマシン機等にも好適に使用することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
機における回転式図柄表示装置は、円周面の各種図柄を
図柄停止ラインに個別に臨ませるようにした図柄表示体
に設けた位置検出体を、該図柄表示体を回転させた際
に、前記照明手段の後側を通過し得る位置に設けるよう
にしたので、該照明手段を図柄表示体の周面に近接して
配設することができ、照明による演出効果を向上させ得
る。また、前記図柄表示体と回転駆動手段との連結固定
部の近傍まで突出する取着部を設けて、該取着部に前記
位置検出体を検出する位置検出手段を取着することによ
り、該位置検出体を必要以上に延出させる必要がなく、
当該位置検出体が損傷するのを防止し得る。更に、照明
手段を、前記図柄表示体の軸方向に沿って光を照射する
発光体と、該発光体の光を受けて面発光するリフレクタ
部材とから構成すれば、該リフレクタ部材の後側に所要
のスペースを設けることができ、このスペースに前記位
置検出体を通過させることで、該図柄表示体の不必要な
大型化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の図柄表示ユニットを分解
した状態で示す斜視図である。
【図2】実施例に係るドラム式図柄表示装置を配設した
パチンコ機を示す正面図である。
【図3】実施例に係るドラム式図柄表示装置を配設した
パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図4】実施例に係るドラム式図柄表示装置を分解した
状態で示す斜視図である。
【図5】実施例に係る図柄表示ユニットのリフレクタ部
材を一部破断した状態を示す側面図である。
【図6】実施例に係る図柄表示ユニットのリフレクタ部
材を一部破断した状態を示す底面図である。
【符号の説明】
15 可視表示部 30 駆動基板 33 取着部 34 図柄ドラム(図柄表示体) 38 ステッピングモータ(回転駆動手段) 39 連結固定部 41 照明装置(照明手段) 41a LED(発光体) 42 リフレクタ部材 46 インデックス(位置検出体) 48 検出センサ(位置検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視表示部に臨み、各種図柄を設けた図
    柄表示体と、 駆動基板に配置されて前記図柄表示体の回転および停止
    を行なう回転駆動手段と、 前記図柄表示体に設けた図柄を後側から照明する照明手
    段と、 前記図柄表示体に設けられて位置指標として機能する位
    置検出体と、 前記位置検出体を検出して前記図柄表示体における図柄
    の原位置検出を行なう位置検出手段とを備える遊技機用
    の回転式図柄表示装置において、 前記図柄表示体における位置検出体を、該図柄表示体を
    回転させた際に、前記照明手段の後側を通過し得る位置
    に設けたことを特徴とする遊技機用の回転式図柄表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出体を、前記図柄表示体にお
    ける回転駆動手段との連結固定部から径方向に延出する
    よう設けた請求項1記載の遊技機用の回転式図柄表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動基板から前記図柄表示体側に突
    出する取着部を設け、該取着部に前記位置検出手段を取
    着した請求項1または2記載の遊技機用の回転式図柄表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記照明手段は、前記図柄表示体の軸方
    向に光を照射する発光体と、該発光体から照射された光
    を受けて面発光し、前記図柄表示体を所定の範囲で照明
    するリフレクタ部材とから構成される請求項1〜3の何
    れかに記載の遊技機用の回転式図柄表示装置。
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JP2009112421A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Newgin Corp 遊技機用の図柄表示装置
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