JP2003332957A - 車載用アンテナ装置及びそれを用いた車載用送受信システム。 - Google Patents

車載用アンテナ装置及びそれを用いた車載用送受信システム。

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JP2003332957A
JP2003332957A JP2002137763A JP2002137763A JP2003332957A JP 2003332957 A JP2003332957 A JP 2003332957A JP 2002137763 A JP2002137763 A JP 2002137763A JP 2002137763 A JP2002137763 A JP 2002137763A JP 2003332957 A JP2003332957 A JP 2003332957A
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vehicle
antenna elements
transmission
radio
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Masashi Iwai
雅司 岩井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利便性に優れた車載用アンテナ装置及び送受信
システムを提供する。 【解決手段】車輌ルーフにコンピュータ装置16、無線
LAN装置20、TVアンテナ素子10、TVチューナ
部12、ITS用無線アクセス送受信装置14、GPS
装置13等の無線情報機器の送受信部を取り付ける。
又、車輌前方に表示部であるTV受信装置21、ナビゲ
ーション装置22等の端末装置を設置する。コンピュー
タ装置16は、無線LAN装置20、無線アクセス送受
信装置14等で端末装置を外部回線と接続する。これに
より、端末装置は接続ケーブルを必要とせず容易に外部
情報が取得可能となる。又、コンピュータ装置16は、
ナビゲーション結果(自車位置、走行方位、アクセスポ
イント、放送局位置)によってアンテナ素子10を自動
的に最良に切り換える。これにより、常にアンテナ感度
が最良となり、利便性が更に向上。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌に搭載して電
波を送受信する車載用アンテナ装置及びそれを用いた車
載用送受信システムに関する。特に、車輌ルーフ直下に
アンテナ装置を設置し、車載した端末装置に無線でデー
タ通信する車載用アンテナ装置及びその送受信システム
に関する。本発明は、車輌用放送波受信システム、車輌
間通信システム、ITS(Intelligent Transport Syst
ems )、無線通信システムに適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車に搭載されたTV用アン
テナ素子、ラジオ用アンテナ素子、GPS用アンテナ素
子等の車載用アンテナ装置、及びそれを利用した送受信
システムがある。それらは、例えば車輌後方、ルーフ、
リアウインド等に複数のアンテナ素子を取り付け、その
複数のアンテナ素子から車輌前方のダッシュボードに設
置されたラジオ、TV、カーナビ表示装置に別々の同軸
ケーブルで信号を送出する構成となっている。このシス
テムにおいては、例えばTV受信システムにおいては、
車輌の移動方向によって受信感度が変化する。そのた
め、TV受信システムでは、切換装置を例えばトランク
ルームに設置し、車輌前方のチューナ側から信号線で最
大出力のアンテナに切り換えるように切換信号を送出し
ている。
【0003】このシステムにおいてはアンテナ素子から
端末装置までの同軸ケーブルによる信号経路長が大とな
るため、それによる信号の減衰が問題となる。そのた
め、図10に示すように同軸ケーブル1及び同軸ケーブ
ル2後に増幅器Aを設け、更にアンテナ切換えのため同
軸ケーブル1及び同軸ケーブル2と増幅器A間に、ダイ
オードD1 、D2 とスイッチSWからなるスイッチ装置
を設けている。これは、信号を増幅するともにスイッチ
SWでダイオードD1 、D2 をオンオフさせてアンテナ
素子AN1 、AN2 を切り換えるためである。又、他に
図11に示すように増幅器A1 、A2 を同軸ケーブル
1、同軸ケーブル2の入力段にそれぞれ設け、ダイオー
ドD1 、D2 とスイッチSWからなるスイッチ装置を同
軸ケーブル1、同軸ケーブル2の出力段に設ける例もあ
る。この場合も同様にダイオードD1 、D2 をオンオフ
させることでアンテナ素子AN1、AN2 を切り換えて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成の車載用アンテナ装置及びその送受信システムで
は、同軸ケーブルや切換信号線路の引き回しが不可避で
あり、車輌組立時の工数、新規の情報端末装置の設置の
際の工数増大が依然として問題である。又、同軸ケーブ
ル1、同軸ケーブル2と増幅器Aの間にスイッチ装置を
設ける従来例では、アンプAの前段にスイッチ装置が入
る構成となるので、スイッチ装置での損失がNF値を悪
化させる欠点がある。又、アンテナ直下に増幅器A1
増幅器A2 を設ける構成はNF値を改善させることはで
きるが、複数の増幅器を常時稼動させる構成であり消費
電力を増大させるという問題がある。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的はアンテナ直下にアンテナ
切換部、送受信部、そして無線通信インターフェースを
有するアンテナ装置を設け、無線で各端末装置と通信す
ることで、情報端末装置の搭載を容易とし利便性を向上
させることである。又、無線通信インターフェースを採
用することで、同軸ケーブル等の引き回し配線を排除す
ることである。それにより、アンテナシステムの車輌へ
の組立工数を低減することである。又、アンテナ直下に
増幅器を設けそれをオンオフさせることで、低消費電力
で高品質な信号を提供する車載用アンテナ装置、及びそ
れを用いた送受信システムを提供することである。又、
アンテナ直下にアンテナ特性の変更可能なチューナ部を
設け、それにより様々な周波数帯域を受信可能とする車
載用アンテナ装置、及びそれを用いた送受信システムを
提供することである。又、アンテナを放送受信用アンテ
ナ、GPSアンテナ、通信用アンテナ等の複数のアンテ
ナとし、携帯電話、インタネット等の様々な情報を送受
信可能とする利便の高い車載用アンテナ装置及びその送
受信システムを提供することである。尚、上記目的は、
個々の発明が個々に達成する目的であって、個々の発明
が全ての上記の目的を達成するものと解釈されるべきで
はない。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用、効果】この目的を
達成するために本発明の請求項1に記載の車載用アンテ
ナ装置は、車輌に搭載される車輌用アンテナ装置であっ
て、複数のアンテナ素子と、そのアンテナ素子後段に設
置される複数の送受信部と、いくつかのアンテナ素子を
切り換えるアンテナ切換部と、送受信部の送受信信号を
無線で端末装置と通信する無線通信インターフェース
と、送受信部とアンテナ切換部、及び無線通信インター
フェースを制御するCPU部とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】この構成において、複数のアンテナ素子
は、切換可能ないくつかのアンテナ素子(TV受信用)
のみならず例えば固定型(全方向型)の通信用アンテナ
素子、GPS用アンテナ素子も意味する。その意味での
複数のアンテナ素子である。例えば、車室内でTV受信
する場合は、車輌の進行方向と放送波等の電波の到来方
向は常時は一致しないので、感度に変化が生じる。よっ
て、常時電波を感度よく受信するためには車輌には複数
のアンテナ素子を搭載し、アンテナ切換部によって、例
えば最も感度の高いアンテナ素子に切り換える。そし
て、複数の送受信部で受信して、無線通信インターフェ
ースを介してそれぞれの端末装置に送信する。又、アン
テナ素子が全方位型である場合は、CPUが直接、その
端末装置と無線通信インターフェースとその送受信部を
制御し、互いに送受信させる。
【0008】本発明では、車載用アンテナ装置にCPU
と無線通信インターフェースを備えている。よって、既
存、新規に拘わらず様々な情報端末装置を接続すること
ができる。ここで、情報端末装置とは例えばTV、ラジ
オ、ナビゲーション装置、携帯電話、PDA(Personal
Digital Assistants )装置、ゲーム機、コンピュータ
装置等の様々な形態の情報端末装置である。例えば、ア
ンテナ素子に携帯電話のアンテナ素子を採用しその送受
信部(RFモジュール)を搭載すれば、携帯電話のみな
らず、コンピュータ装置、PDA装置が接続可能となり
インタネットへのアクセスも可能となる。即ち、極めて
利便性に優れた車載用アンテナ装置とすることができ
る。更に、車輌室内で様々な形態の端末装置に対して無
線で送受信が行われるので、従来のような例えば同軸ケ
ーブル等の通信用配線の車室内での引き回しがない。よ
って、アンテナシステムの車輌への組み付け工数が低減
される。又、例えば同軸ケーブル等の部品点数が低減
し、低価格なアンテナ装置とすることもできる。
【0009】又、本発明の請求項2に記載の車載用アン
テナ装置は請求項1に記載の車載用アンテナ装置であっ
て、複数のアンテナ素子は複数のTV受信アンテナ素
子、複数のラジオ受信アンテナ素子、GPSアンテナ素
子、通信用アンテナ素子の2種以上の素子からなること
を特徴とする。この構成により、TV放送、ラジオ放送
の受信のみならず、ナビゲーション装置、ITS、携帯
電話、PDA、コンピュータ装置等が車室内で利用可能
となる。よって、利便性に優れた車載用アンテナ装置と
なる。
【0010】又、本発明の請求項3に記載の車載用アン
テナ装置は請求項2に記載の車載用アンテナ装置であっ
て、複数のTVアンテナ素子、及び/又は複数のラジオ
アンテナ素子直下には増幅器が設けられ、アンテナ切換
部はその増幅器をオンオフすることで複数のTVアンテ
ナ素子、及び/又は複数のラジオアンテナ素子を切り換
えることを特徴とする。この構成によれば、複数のTV
アンテナ素子、及び/又は複数のラジオアンテナ素子の
中で、必要なアンテナ素子の信号のみ増幅し、不必要な
アンテナ素子からの信号をオフすることができる。又、
最も感度のよいアンテナ素子の信号のみ増幅し、感度の
弱いアンテナ素子の信号をオフすることができる。即
ち、省電力型のアンテナ装置とすることができる。
【0011】又、本発明の請求項4に記載の車載用アン
テナ装置は請求項2又は請求項3に記載の車載用アンテ
ナ装置であって、複数のTVアンテナ素子、及び/又は
複数のラジオアンテナ素子直下にはアンテナ特性可変回
路とその後段に可変型バンドパスフィルタを有するチュ
ーナ部が設けられ、アンテナ切換部はそのチューナ部に
指令を出すことで、アンテナ特性を切り換えることを特
徴とする。本構成によれば、チューナ部にはアンテナ特
性可変回路とその後段に可変型バンドパスフィルタを有
している。アンテナ特性可変回路とは、例えば複数のス
イッチとしてのダイオードを有した複数の経路からなる
アンテナ回路であり、例えば、そのダイオードをオンオ
フさせれば電流経路が変化する回路である。アンテナ切
換部は、チューナ部のこのアンテナ特性可変回路でアン
テナ特性を変化させる。これにより、例えばVHF帯
域、UHF帯域等の受信帯域を変化させることができ
る。又、アンテナ切換部はチューナ部のアンテナ特性可
変回路後段に設けられた可変型バンドパスフィルタに指
令を出し、そのフィルタ特性を変化させる。これによ
り、アンテナ特性可変回路で選択された周波数帯域から
さらに厳密に指定された周波数帯域を選択することがで
きる。即ち、様々な帯域用のTVアンテナ素子、ラジオ
アンテナ素子を配置しなくとも、1つのアンテナ素子と
1つのアンテナ特性可変回路とその直下の可変型バンド
パスフィルタで様々な帯域の周波数を受信することがで
きる。このようにすれば、効率のよい車載用アンテナ装
置とすることができる。
【0012】又、本発明の請求項5に記載の車載用アン
テナ装置は請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の
車載用アンテナ装置であって、送受信部の少なくとも一
つは情報通信網のアクセスポイントと無線でデータ通信
することを特徴とする。アクセスポイントとは、例えば
インタネットアクセスポイント、携帯電話アクセスポイ
ント、ITSアクセスポイントである。これにより、放
送波のみならず渋滞情報等、様々なデジタル情報を得る
ことができる。よって、より利便性に優れた車載用アン
テナ装置とすることができる。
【0013】又、本発明の請求項6に記載の車載用送受
信システムは、車輌に搭載され文字、音声、音楽、映
像、静止画、動画、データを送受信する車載用送受信シ
ステムであって、その文字、音声、音楽、映像、静止
画、動画、データの何れか、又はそれらのうち複数の情
報を無線で送受信する第1無線インターフェースを備え
た端末装置と、複数のアンテナ素子と、そのアンテナ素
子のいくつかを切り換えるアンテナ切換部と、信号を送
受信する複数の送受信部と、その送受信部の送受信信号
を無線で端末装置と通信する第2無線通信インターフェ
ースと、複数の送受信部とアンテナ切換部、及び第2無
線通信インターフェースを制御するCPU部とを備えた
アンテナ装置とからなることを特徴とする。
【0014】端末装置は、例えばTV受信装置、ラジオ
装置、ナビゲーション装置、PDA装置、ETC用装置
等であり、文字、音声、音楽、映像、静止画、動画、デ
ータの何れか、又はそれらのうち複数の情報を入出力す
る情報端末装置である。この端末装置は、無線で送受信
する第1無線インターフェースを有しており、この装置
を介してアンテナ装置から上記情報を取得したり、又、
運転者からの指令をデジタルでアンテナ装置に送信す
る。アンテナ装置は第2無線通信インターフェースを介
して端末装置の第1無線通信インターフェースと送受信
する。例えば、運転者からの指令を第2無線通信インタ
ーフェースで受信する。アンテナ装置のCPUは、受信
内容に従って例えばアンテナ切換部を制御して必要な例
えばTVアンテナ素子に切り換える。そして、そのアン
テナ素子で受信された信号を端末装置に第2無線通信イ
ンターフェースを介して送信する。尚、この時、送受信
部の状態が変化した場合は、CPUは最高の感度を示す
アンテナ素子を選択する。これにより、端末装置には常
に最高感度のアンテナ素子からの電波が送信される。
又、端末装置から例えば車外のアクセスポイントにデー
タを送信する場合は、同乗者からの入力されたデータが
第1無線通信インターフェースを介して、アンテナ装置
の第2無線通信インターフェースに送信される。そし
て、CPUによってアクセスポイントへの送受信装置が
選択されて、そのアンテナ素子から例えばITS等の外
部情報網へデータが送信される。アクセスポイントから
の受信の場合は、データはこの逆の経路で端末装置に送
信される。
【0015】本発明によれば、車輌室内では第1無線通
信インターフェースと第2無線通信インターフェースを
介して、無線で上記情報のデータ通信が行われる。既
存、新規を問わず、通信規格が同じであれば容易に情報
端末装置を車室内で利用することができる。よって、極
めて利便性に優れた車載用送受信システムとなる。又、
無線通信で端末装置が接続されるので、従来のような例
えば同軸ケーブル等の端末装置までの通信用配線の引き
回しがない。よって、組み付け工数が低減される車載用
送受信システムとなる。又、それにより部品点数が低減
するので、低価格な車載用送受信システムとすることが
できる。
【0016】又、本発明の請求項7に記載の車載用送受
信システムは請求項6に記載の車載用送受信システムで
あって、複数のアンテナ素子はTV受信アンテナ素子、
ラジオ受信アンテナ素子、GPSアンテナ素子、通信用
アンテナ素子の2つ以上の素子からなることを特徴とす
る。システムをこの構成とすれば、TV放送、ラジオ放
送の受信のみならず、ナビゲーション装置、ITS、携
帯電話、PDA、コンピュータ装置等が車室内で利用可
能となる。よって、より利便性に優れた車載用送受信シ
ステムとなる。
【0017】又、本発明の請求項8に記載の車載用送受
信システムは請求項7に記載の車載用送受信システムで
あって、複数のTVアンテナ素子、及び/又は複数のラ
ジオアンテナ素子直下には増幅器が設けられ、アンテナ
切換部はその直下の増幅器をオンオフすることで複数の
TVアンテナ素子、及び/又は複数のラジオアンテナ素
子を切り換えることを特徴とする。このシステム構成に
よれば、複数のTVアンテナ素子、及び/又は複数のラ
ジオアンテナ素子の中で、必要なアンテナ素子の信号の
み増幅し不必要なアンテナ素子からの信号をオフするこ
とができる。又、増幅器をオンすることにより最も感度
のよいアンテナ素子を選択してその信号のみ増幅し、感
度の弱いアンテナ素子の信号をオフすることができる。
即ち、干渉のない受信状態とすると共に省電力型の車載
用送受信システムとすることができる。
【0018】又、本発明の請求項9に記載の車載用送受
信システムは請求項7又は至請求項8に記載の車載用送
受信システムであって、複数のTVアンテナ素子、及び
/又は複数のラジオアンテナ素子後段には、アンテナ特
性可変回路とその後段に可変型バンドパスフィルタを有
するチューナ部が設けられ、アンテナ切換部はそのチュ
ーナ部に指令を出すことで、アンテナ特性を切り換える
ことを特徴とする。本システムでは、チューナ部がアン
テナ特性可変回路とその後段に可変型バンドパスフィル
タを有している。アンテナ特性可変回路とは、例えば複
数のスイッチとしてのダイオードを有した複数の経路か
らなるアンテナ回路であり、例えば、そのダイオードを
オンオフさせれば電流経路が変化する回路である。本シ
ステムのアンテナ切換部は、チューナ部に指令を出しこ
のアンテナ特性可変回路でアンテナ特性を変化させる。
これにより、例えばVHF帯域、UHF帯域等の受信帯
域を変化させる。又、アンテナ切換部はチューナ部のア
ンテナ特性可変回路後段に設けられた可変型バンドパス
フィルタに指令を出し、そのフィルタ特性を変化させ
る。これにより、アンテナ特性可変回路で選択された周
波数帯域からさらに厳密に指定された周波数帯域を選択
する。即ち、様々な帯域用のTVアンテナ素子、ラジオ
アンテナ素子を配置しなくとも、1つのアンテナ素子と
1つのアンテナ特性可変回路とその直下の可変型バンド
パスフィルタで様々な帯域の周波数を受信することがで
きる。このようにすれば、効率のよい車載用送受信シス
テムを構築することができる。
【0019】又、本発明の請求項10に記載の車載用送
受信システムは請求項6乃至請求項9の何れか1項に記
載の車載用送受信システムであって、第1無線通信イン
ターフェース及び第2無線インターフェースは、赤外線
を媒体として双方向通信することを特徴とする。赤外線
は、電磁波ノイズの影響を受けない。よって、車室内等
の近距離であれば高品質に通信できる。よって、端末装
置の画像、映像、音声文字等が高品質に表示される。
【0020】又、本発明の請求項11に記載の車載用送
受信システムは請求項6乃至請求項10の何れか1項に
記載の車載用送受信システムであって、第1無線通信イ
ンターフェース及び第2無線通信インターフェースは無
線LAN装置であることを特徴とする。無線LAN装置
であれば、アドレスを与えるだけでコンピュータ装置、
PDA等の多種多様の情報端末装置を容易に複数接続す
ることができる。よって、複数の同乗者が容易に外部情
報網にアクセスすることができる。よって、更に利便性
に富む車載用送受信システムとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。尚、本発明は下記実施例に限定され
るものではない。 (第1実施例)図1に本実施例の車載用送受信システム
の構成図を示す。本実施例の車載用送受信システムは、
車輌ルーフに取り付けら得たアンテナ装置と車輌ダッシ
ュボードに取り付けられた端末装置から構成される。詳
細には、車載用アンテナ装置は、アンテナ素子である複
数のTVアンテナ素子10、複数の増幅器11、複数の
TVチューナ部12、GPS装置13、送受信部である
ITSの無線アクセス送受信部14、アンテナ切換部4
0、送受信部である携帯電話RFモジュール19、無線
通信インターフェース、及び第2無線通信インターフェ
ースである無線LAN装置20、各構成要素を制御する
コンピュータ装置16から構成されている。そして、端
末装置は、例えばTV受信装置21、ナビゲーション装
置22、PDA装置23、図示しない携帯型コンピュー
タ装置等から構成される。
【0022】図2に本実施例の車載用送受信システムの
システムブロック図を示す。本実施例の車載用送受信シ
ステムは、詳細にはコンピュータ装置16のCPU16
A、メモリ装置16B、方位センサ18、GPS装置1
3、携帯電話の送受信部である携帯電話RFモジュール
19、ITSの無線アクセス送受信装置14、端末装置
と通信するための無線LAN装置20、アンテナ素子で
あるAM/FMアンテナ素子31、その受信部であるA
M/FMチューナ部32、受信信号を復調してデジタル
圧縮するためのAM/FM復調デジタル圧縮部16C、
アンテナ素子であるTVアンテナ素子10、その受信部
であるTVチューナ部12、受信TV信号を復調してデ
ジタル圧縮するためのTV復調デジタル圧縮部16D、
複数のTVアンテナ素子10を切り換える、又はAM波
帯とFM波帯等の周波数帯域を切り換えるアンテナ切換
部40から構成される。尚、図1の増幅器11は、図2
においてはTVチューナ部12に内蔵されているものと
する。又、図2のCPU16A、メモリ装置16B、A
M/FM復調デジタル圧縮部16C、TV復調/デジタ
ル圧縮部16Dは、図1のコンピュータ装置16に内蔵
されているものとする。又、AM/FMアンテナ素子3
1は図1においてはTVアンテナ素子10と兼用、又は
内蔵されており、AM/FMチューナ部32は図1にお
いてはTVチューナ部12に内蔵されているものとす
る。
【0023】次に、本実施例のアンテナ装置の動作を図
3に示すフローチャートを用いて説明する。本実施例
は、無線LAN装置20を有した車載用アンテナ装置が
車室内の端末装置(例えば、ナビゲーション装置22)
から外部回線であるITS網に接続して情報を得る例で
ある。例えば、渋滞情報を得たい場合は、端末装置から
ステップs100において、ITS接続要求を入力す
る。これにより、端末装置の例えば第1無線通信インタ
ーフェース22Aが、ステップs101において、無線
LAN装置20に要求データ(ITS接続要求)を送信
する。無線LAN装置20は、それをステップs102
において受信する。
【0024】無線LAN装置20は接続要求受信後、ス
テップs103において、GPS装置13のデータから
自車の位置を割り出し、メモリ装置17に記憶された近
隣のアクセスポイント(ITSへの無線中継局)との距
離を計測し、接続タイミングを図る。例えば、所定距離
内にアクセスポイントがあれば、即座にステップs10
4に移行し、無線LAN装置20が無線アクセス送受信
装置14からITSのアクセスポイントに接続する。そ
して、ステップs105においてその接続を確認する。
尚、ステップs103において近隣のアクセスポイント
との距離が所定距離以上であれば、待機メッセージを端
末装置に送信し待機状態とする。
【0025】そして、ステップs105において接続確
認が取れれば、ステップs106に移行し、外部回線で
あるITSへ情報要求データ(例えば、渋滞情報等の要
求データ)を送信する。次に、ステップs107におい
て外部回線から情報データ(例えば、渋滞情報、迂回情
報)を受信する。そして、ステップs108において、
その情報データを車内の無線LAN装置20で端末装置
の第1無線インターフェース22Aに送信する。最後に
ステップs109において端末装置が無線LAN装置2
0より外部回線からのデータを受信し、例えば情報デー
タ(例えば、迂回路情報)を表示する。本実施例のアン
テナ装置とその送受信システムの1例はこのように動作
する。
【0026】上述のように本実施例によれば、車室内で
無線LANを構築しているので、アドレスを与えるだけ
でナビゲーション装置22に限らず、PDA装置23、
図示しない携帯型コンピュータ装置等他の多種多様の端
末装置を容易に複数接続することができる。よって、複
数の同乗者が容易に外部情報網にアクセスすることがで
きる利便性に富む車載用送受信システムとなる。又、本
実施例によれば、車室内では無線LANによってデータ
通信が行われるので、従来のような例えば同軸ケーブル
等の端末装置への車室内引き回しがない。同軸ケーブル
が省略されるので組み付け工数が低減される車載用アン
テナ装置及びその送受信システムとなる。
【0027】尚、端末装置であるPDA装置23、図示
しない携帯型コンピュータ装置等を使用してインタネッ
接続する場合は、無線LAN装置20にITS接続要求
に換えてインタネット接続要求をする。この場合は、ス
テップs104において、無線アクセス送受信装置14
に換えて携帯電話RFモジュール19を使用して、外部
回線であるインタネットのアクセスポイントに接続す
る。これにより、容易に車室内でインタネットに接続可
能となる。
【0028】(第2実施例)第1実施例は、車輌に無線
LANを有した車載用アンテナ装置を搭載し、それを用
いて各種端末装置が外部回線とデータ通信する例であっ
た。他に車輌には、図1、図2に示すようにTV受信装
置、ラジオ等のオーディオ装置が搭載されており重要な
情報源となっている。しかしながら、車輌の進行方向と
放送波等の電波の到来方向は常時は一致せず、場合によ
っては受信状態が悪化する場合がある。第2実施例は、
図1、図2に示す同じ構成で、アンテナ素子をTVアン
テナ素子、及び/又はAM/FMアンテナ素子とし、そ
の指向性を切り換えて常に放送波を良好に捉える例であ
る。
【0029】本実施例の車載用アンテナ装置の動作を図
4に示すフローチャートで説明する。例えば、端末装置
(TV受信装置21)からステップs200において、
チャネルを設定する。これを受けて、ステップs201
において、端末装置の第1無線通信インターフェース2
1Aが無線LAN装置20に要求データ(チャネル)を
送信する。次に、ステップs202において、無線LA
N装置20が要求データを受信し、内部バスを介してT
Vチューナ部12にそのチャンネルに相当する受信周波
数を設定する。
【0030】その後、無線LAN装置20はステップs
203において、予めメモり装置17に記憶されたその
チャンネルに該当する放送局位置を取り出す。そして、
次に最適なアンテナ素子を選択するため、ステップs2
04においてGPS装置13で自車の位置を測定すると
ともに、ステップs205において方位センサ18で自
車の走行方向を測定する。そして、ステップs206に
おいて、自車位置と走行方位より放送局から到来する電
波を最も感度良く受信するTVアンテナ素子10をアン
テナ切換部40により選択、又は最も感度良く受信する
ようにでTVアンテナ素子10の指向性を切り換える。
その後、ステップs207で、受信レベルは所定値以上
か否か判定する。そして、受信レベルが所定値以下(n
o)であれば、所定値以上になるようにステップs20
4に戻り、ステップs204からステップs207を繰
り返し、TVアンテナ素子10を切り換える。
【0031】ステップs207で、受信レベルが所定値
以上(yes)であれば復調可能であるので、ステップ
s208に移行し、TV復調/デジタル圧縮部16Dで
復調するとともにデジタル化し内部バスにて無線LAN
装置20に送信する。そして、無線LAN装置20がス
テップs209でその圧縮されたデータを内部バスから
読みとり、無線LAN装置20で端末装置(TV受信装
置21)に送信する。端末装置は、無線LAN装置20
から圧縮データを受信し解凍し、映像表示及び音声出力
する。尚、車輌位置とその走行方位は常に変化する。よ
って、ステップs210後は、再びステップs204に
戻り、常に最適なTVアンテナ素子10に切り換えるよ
うに制御する。これにより、ステップs200でのチャ
ンネル設定後は、本システムは、到来電波が所定値以上
であれば、常に良好にTV信号を受信するように動作す
る。本実施例のアンテナ装置の1例はこのように動作す
る。
【0032】尚、アンテナ切換部40は図5に示すよう
な回路で構成される。アンテナ切換部40は、例えばC
PU16Aからのコントロールによりアンテナ素子10
直下に設けられた増幅器11a、11bの電源電圧をオ
ン・オフさせる制御線路41、スイッチング装置42、
同軸ケーブル38の出力側と入力側に設けられた直流電
流遮断のためのコンデンサC、TV信号を減衰させない
ためのコイルL、そして混合器43から構成される。
尚、この説明においては、TVチューナ部12は簡単の
ため省略してある。この構成において、例えば、CPU
16Aからの指令(制御線路41による指令)でスイッ
チング装置42の端子Ta に電源電圧VCCを印加すれば
アンテナ素子34a直下の増幅器11aが稼動しする。
即ち、アンテナ素子34aが選択される。又、端子Tb
に電源電圧VCCを印加すればアンテナ素子34b直下の
増幅器11bが稼動して、アンテナ素子34bが選択さ
れる。そして、増幅器11a、又は増幅器11bで増幅
された信号が混合器43を経て、TV復調デジタル圧縮
部16Dに同軸ケーブル38で送信される。即ち、CP
U16Aからアンテナ切換部40のスイッチング素子4
2をコントロールするだけで、容易にTVンテナ素子3
4a、TVンテナ素子34bを切り換えることができ
る。このようにすれば、必要なアンテナ素子の信号のみ
増幅し、不必要なアンテナ素子からの信号をオフするこ
とができる。即ち、省電力型の車載用送受信システムと
することができる。
【0033】(第3実施例)第2実施例は、複数のアン
テナ素子直下に設けられた増幅器をアンテナ切換部でオ
ンオフさせることにより、最適なアンテナ素子に切り換
えて常時良好な受信状態を維持する1例であった。第3
実施例は、アンテナ素子の特性を可変とし、その特性と
その直下に設けたバンドパスフィルタの周波数特性を変
化させて、1つのアンテナ素子で様々な周波数帯域を受
信可能とする1例である。そのため本実施例では、図2
の制御線路41でTVチューナ部12に内蔵されたアン
テナ回路でアンテナ特性を変化させるとともに、TVチ
ューナ部12のバンドパスフィルタの特性を制御してい
る。
【0034】本実施例のTVチューナ部12の構成ブロ
ック図を図6に示す。ここでは、アンテナ素子10直下
の増幅器は省略するものとする。このTVチューナ部1
2は、アンテナ特性可変回路12A、可変型BPF(バ
ンドパスフィルタ)12B、周波数変換部12C、PL
Lインタフェース12D、定電圧電源部12E、IF増
幅器12Fから構成される。この構成は、制御線路41
で指定された周波数帯域を受信するようにアンテナ特性
可変回路12Aを制御し、又、(中間)周波数変換部1
2Cの位相に基づいて可変型BPF12Bを制御して、
その結果、指定のチャネル(周波数帯域)のみを厳密に
選局する構成である。
【0035】このアンテナ特性可変回路12Aの詳細を
図7(a)に、その制御テーブルを図7(b)に示す。
アンテナ特性可変回路12Aは、図示するように複数の
コイルL1 、コイルL2 、ダイオードD1 、ダイオード
2 からなる複数のアンテナ回路で構成される。即ち、
ダイオードD1 、ダイオードD2 のオンオフによってア
ンテナ経路を変更することで、受信周波数帯域を可変す
るものである。例えば、図7(b)の制御テーブルに示
すように、制御線路41にて端子T1 に+電圧を印可
し、端子T2 に−電圧を印可するとダイオードD1 がオ
ンとなり、ダイオードD2 がオフとなる。これにより、
ダイオードD1 と抵抗Rを通る外側の経路がアンテナ回
路となりUHF帯域が受信可能となる。又、逆に端子T
1 に−電圧を印可し端子T2 に+電圧を印加すると、ダ
イオードD2 がオンとなりダイオードD1 がオフとな
る。これにより、コイルL2 、抵抗R、ダイオードD2
を通る内側の経路がアンテナ回路となりVHFHI(VH
Fの高帯域)が受信可能となる。又、端子T1 、端子T
2 共に印加電圧を0Vとすると、ダイオードD1 、ダイ
オードD2 ともにオフとなる。これにより、抵抗Rとコ
イルL1 、コイルL2 を通る経路がアンテナ回路とな
り、VHFLO(VHFの低帯域)が受信可能となる。即
ち、アンテナ特性可変回路12Aをこのように構成すれ
ば、1つのアンテナ素子でさまざまな帯域が受信可能と
なる。
【0036】そして、本実施例では、更にそのアンテナ
特性可変回路12A後段に可変型BPFを設けている。
これは、選択された周波数帯域から更に厳密に受信周波
数帯域を抽出するためである。詳細には、IF増幅器1
2Fの出力が一定となるように、内蔵されたVCO(Vo
ltage Cotrolled Oscillator)の発振周波数と位相の位
置した周波数を周波数変換部12Cに出力して、常に、
一定の電圧の信号が取り出せるようになっている。又、
制御線41から指令により、可変型BPF12Bを制御
して、指定のチャネル(周波数帯域)のみを厳密に選局
できるようになっている。即ち、指定チャネル以外の電
波を排除し、品質よく受信する。この場合は、フローチ
ャートでは、図8に示すステップs202Aを図4のス
テップs202の後段に追加する。即ち、即ちステップ
s202で無線LAN装置で要求データ(チャネル)を
受信しTVチューナ部12への受信周波数設定後、ステ
ップs202Aにおいて、アンテナ切換部40を介し
て、VHF帯域、UHF帯域等の帯域をTVチューナ部
12に信号線路41から設定する。これにより、第2実
施例の送受信システムの受信帯域がより広帯域となり、
より多くのチャネルを受信することができる。即ち、更
に利便性が向上するシステムとなる。
【0037】(変形例)以上、本発明を表す実施例を示
したが、他に様々な変形例が考えられる。例えば、第1
実施例ではITSで渋滞関連情報を取得する例を示した
が、ITSの1つの具体例であるETC(Electronic T
oll Collection System )に適用することもできる。そ
の場合は、無線アクセス送受信装置14をETC用の無
線アクセス送受信装置として、高速道路の料金所で無線
通信すればよい。既存のETCシステムにも容易に適用
可能となるので、更に利便性に優れた車載用アンテナ装
置及びその送受信システムとすることができる。又、無
線アクセス送受信装置14を2.4GHz 帯又は5GHz を
用いたいわゆるホットスポットに対する通信に用いても
良い。
【0038】又、第1実施例では、無線LAN装置20
は電波としたが、赤外線でもよい。赤外線は、電磁波ノ
イズの影響を受けない。特に、端末装置を車輌前方のダ
ッシュボード近辺に設置すれば、近距離となり高品質通
信できる。又、第1実施例の無線LAN装置20の通信
規格には言及しなかったが、無線であればその規格は特
には問わない。2.4GHz、5GHz 帯域を用いるIEEE802.11
b 、802.11a 規格でも良いし、2.4GHz、5GHz 帯域を用
いるパソコン、周辺機器、家電、携帯電話など、デバイ
スを問わないデータ交換を実現するBluetooth 規格でも
よい。又、ウルトラサイドバンド方式でも良い。
【0039】又、第2実施例ではTV受信に対してアン
テナ素子10の選択(指向性の選択)、周波数帯域の選
択を説明したが、これはTV受信に限らない。勿論、A
M/FM等のラジオ受信に対しても同様の方式が適用で
きる。この場合は、図2に示すように、AM/FMアン
テナ素子31、AM/FMチューナ部32、AM/FM
復調/デジタル圧縮部16Cを設けて、第2実施例と同
様にその指向性、及び周波数帯域を変化させる。これに
より、ラジオの受信も常に良好に維持することができ
る。
【0040】又、第3実施例ではアンテナ特性可変回路
12Aの複数のダイオードD1 、ダイオードD2 をオン
オフさせてアンテナ回路を変更させることにより、VH
F、UHF等の周波数帯域を変化させていた。これに換
えて、図9に示すようにアンテナ素子10とコイルL、
バリキャップダイオードD3 、コンデンサCからなる回
路をアンテナ特性可変回路12Aとしてもよい。この場
合は、アンテナ切換部40から制御線路41で端子T3
に印加する電圧を変化させればよい。バリキャップダイ
オードD3 の動作点が変化し、アンテナの共振条件が変
化する。これにより、アンテナ特性を変化させてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る車載用送受信システムの構成
配置図。
【図2】第1実施例に係る車載用送受信システムのブロ
ック図。
【図3】第1実施例の車載用送受信システムの動作を示
すフローチャート。
【図4】第2実施例の車載用送受信システムの動作を示
すフローチャート。
【図5】第2実施例に係る車載用アンテナ装置のアンテ
ナ切換部回路図。
【図6】第3実施例に係る車載用アンテナ装置のTVチ
ューナ部ブロック図。
【図7】第3実施例に係る車載用アンテナ装置のアンテ
ナ特性可変回路図(a)、その制御テーブル(b)。
【図8】第3実施例に係る車載用アンテナ装置に追加さ
れるフローチャートの一部。
【図9】第3実施例の変形例に係るアンテナ特性可変回
路図。
【図10】従来のTVアンテナ切換方式を説明する切換
回路図。
【図11】従来のTVアンテナ切換方式を説明する切換
回路図。
【符号の説明】
10…アンテナ素子 11…増幅器 12…TVチューナ部 13…GPS装置 14…無線アクセス送受信装置 16…コンピュータ装置 18…方位センサ 19…携帯電話RFモジュール 20…無線LAN装置 21…TV受信装置 22…ナビゲーション装置 23…PDA装置 21A、22A、23A…第1無線インターフェース 40…アンテナ切換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 Z Fターム(参考) 3D020 BA13 BB01 BC04 BD05 BE03 5C025 AA21 DA07 5K011 DA02 DA12 DA27 JA01 KA01 KA03 5K059 CC03 DD02 DD24 5K061 AA02 AA07 AA09 BB12 CC02 CC46 FF13 JJ04 JJ06 JJ07 JJ23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌に搭載される車輌用アンテナ装置であ
    って、 複数のアンテナ素子と、 該アンテナ素子の後段に設置される複数の送受信部と、 前記アンテナ素子のいくつかを切り換えるアンテナ切換
    部と、 前記複数の送受信部の送受信信号を無線で端末装置に通
    信する無線通信インターフェースと、 前記送受信部と前記アンテナ切換部、及び前記無線通信
    インターフェースを制御するCPU部とを備えたことを
    特徴とする車載用アンテナ装置。
  2. 【請求項2】前記複数のアンテナ素子は、複数のTV受
    信アンテナ素子、複数のラジオ受信アンテナ素子、GP
    Sアンテナ素子、通信用アンテナ素子の2種以上のアン
    テナ素子からなることを特徴とする請求項1に記載の車
    載用アンテナ装置。
  3. 【請求項3】前記複数のTVアンテナ素子、及び/又は
    前記複数のラジオアンテナ素子直下には増幅器が設けら
    れ、前記アンテナ切換部は前記増幅器をオンオフするこ
    とで前記複数のTVアンテナ素子及び/又は前記複数の
    ラジオアンテナ素子を切り換えることを特徴とする請求
    項2に記載の車載用アンテナ装置。
  4. 【請求項4】前記複数のTVアンテナ素子、及び/又は
    前記複数のラジオアンテナ素子後段にはアンテナ特性可
    変回路とその後段に可変型バンドパスフィルタを有する
    チューナ部が設けられ、前記アンテナ切換部は前記チュ
    ーナ部に指令を出すことで、アンテナ特性を切り換える
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車載用
    アンテナ装置。
  5. 【請求項5】前記送受信部の少なくとも一つは、情報通
    信網のアクセスポイントと無線でデータ通信することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の
    車載用アンテナ装置。
  6. 【請求項6】車輌に搭載され、文字、音声、音楽、映
    像、静止画、動画、データを送受信する車載用送受信シ
    ステムであって、 前記文字、音声、音楽、映像、静止画、動画、データ信
    号の何れか、又はそれらのうち複数の情報を無線で送受
    信する第1無線インターフェースを備えた端末装置と、 複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子のいく
    つかを切り換えるアンテナ切換部と、信号を送受信する
    複数の送受信部と、前記複数の送受信部の送受信信号を
    無線で前記端末装置と送受信する第2無線通信インター
    フェースと、前記複数の送受信部と前記アンテナ切換
    部、及び前記第2無線通信インターフェースを制御する
    CPU部とを備えたアンテナ装置とからなることを特徴
    とする車載用送受信システム。
  7. 【請求項7】前記複数のアンテナ素子は、TV受信アン
    テナ素子、ラジオ受信アンテナ素子、GPSアンテナ素
    子、通信用アンテナ素子の2つ以上の素子からなること
    を特徴とする請求項6に記載の車載用送受信システム。
  8. 【請求項8】前記複数のTVアンテナ素子、及び/又は
    前記複数のラジオアンテナ素子直下には増幅器が設けら
    れ、前記アンテナ切換部は前記増幅器をオンオフするこ
    とで前記複数のTVアンテナ素子、及び/又は前記複数
    のラジオアンテナ素子を切り換えることを特徴とする請
    求項7に記載の車載用送受信システム。
  9. 【請求項9】前記複数のTVアンテナ素子、及び/又は
    複数のラジオアンテナ素子後段には、アンテナ特性可変
    回路とその後段に可変型バンドパスフィルタを有するチ
    ューナ部が設けられ、前記アンテナ切換部は前記チュー
    ナ部に指令を出すことで、アンテナ特性を切り換えるこ
    とを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の車載用送
    受信システム。
  10. 【請求項10】前記第1無線通信インターフェース及び
    前記第2無線インターフェースは、赤外線を媒体として
    双方向通信することを特徴とする請求項6乃至請求項9
    の何れか1項に記載の車載用送受信システム。
  11. 【請求項11】前記第1無線通信インターフェース及び
    前記第2無線通信インターフェースは無線LAN装置で
    あることを特徴とする請求項6乃至請求項10の何れか
    1項に記載の車載用送受信システム。
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