JP2003332702A - フレキシブルプリント配線用基板 - Google Patents

フレキシブルプリント配線用基板

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JP2003332702A
JP2003332702A JP2002134024A JP2002134024A JP2003332702A JP 2003332702 A JP2003332702 A JP 2003332702A JP 2002134024 A JP2002134024 A JP 2002134024A JP 2002134024 A JP2002134024 A JP 2002134024A JP 2003332702 A JP2003332702 A JP 2003332702A
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Takao Amioka
孝夫 網岡
Toru Miyake
徹 三宅
Akinori Nakano
明徳 仲野
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Toyo Metallizing Co Ltd
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Toyo Metallizing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温長期間および高温高湿の耐久性が高く、熱
や応力が加わっても密着強度の高い金属導体層を持つ、
2層型フレキシブルプリント配線用基板を提供する。 【解決手段】プラスチックフィルムの片面または両面
に、金属蒸着層を設け、該金属蒸着層上に導電性金属層
を積層してなるフレキシブルプリント配線用基板におい
て、該金属蒸着層がNiとCrを主成分とする層と低抵
抗金属を主成分とする層からなり、NiとCrを主成分
とする層の膜厚をX(オングストローム)、Crの含有
率をY(%)としたとき、XとYが以下の式(1)
(2)を共に満たす範囲にあることを特徴とするフレキ
シブルプリント配線用基板。 式(1)115≦X≦250 式(2)3≦XY/100≦16

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属蒸着層/導電
性金属層積層フィルムによるフレキシブルプリント配線
用基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルプリント配線用基板
として、プラスチックフィルムに接着剤層を介して導体
層としての銅箔を貼り合せた3層構造のフレキシブルプ
リント配線用基板が知られている。この3層構造タイプ
のフレキシブルプリント配線用基板は、用いられる接着
剤の耐熱性がプラスチックフィルムより劣るため、加工
後の寸法精度が低下するという問題があり、また用いら
れる銅箔の厚さが通常10μm以上であるため、ピッチ
の狭い高密度配線用のパターニングが難しいという欠点
もあった。 一方、プラスチックフィルム上に接着剤を
用いることなく、湿式めっき法や乾式めっき法(例え
ば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法など)により、導体層としての金属層を形成させ
た2層構造タイプのフレキシブルプリント配線用基板も
知られている。この2層構造タイプのフレキシブルプリ
ント配線用基板は、導体層を10μmよりも薄くするこ
とができるため高密度配線が可能であるが、過酷な熱負
荷試験(例えば、温度85℃、湿度85%、1000時
間)を行ったり、スズ、ニッケル、はんだ、または金な
どの無電解めっき処理を行うと、プラスチックフィルム
と導体層との間の密着力が低下してしまうという欠点が
あった。 また、配線を施した2層構造タイプのフレキ
シブルプリント配線用基板にICを実装する際に、ス
ズ、はんだ、金またはこれらの共晶体などが導体層とプ
ラスチックフィルムの間、特にNiとCrを主成分とす
る層と銅層との間に潜り込むことがあるという欠点があ
った。このように熱負荷後や無電解めっき処理後の2層
構造タイプのプリント配線用基板の界面の密着性が低下
する原因は明らかではないが、導体層としての銅箔の酸
化や後に行う無電解めっき工程で用いられる還元性の処
理液により界面で発生する化学反応、またはIC実装時
に基板に加わる熱および応力が原因ではないかと考えら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、プラ
スチックフィルムと該プラスチックフィルム上の導体
層、およびこれらの界面が、無電解めっき等の工程で使
用される薬品の作用や熱負荷に十分に耐え得るように形
成され、熱負荷後の密着耐久性はもとより、無電解めっ
き後における導体層(導電性金属層)と基板との間の界
面の密着性が優れており、IC実装の際に熱や応力が加
わっても界面にスズ、はんだ、金またはこれらの共晶体
などが導体層(導電性金属層)とプラスチックフィルム
の間に潜り込むことのない、密着性と耐久性に優れたフ
レキシブルプリント配線用基板を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
本発明に係るフレキシブル配線用基板は、すなわち、プ
ラスチックフィルムの片面または両面に、金属蒸着層を
設け、該金属蒸着層上に導電性金属層を積層してなるフ
レキシブルプリント配線用基板において、該金属蒸着層
がNiとCrを主成分とする層と低抵抗金属を主成分と
する層からなり、NiとCrを主成分とする層の膜厚を
X(オングストローム)、Crの含有率をY(%)とし
たとき、XとYが以下の式(1)(2)を共に満たす範
囲にあることを特徴とするフレキシブルプリント配線用
基板である。
【0005】式(1)115≦X≦250 式(2)3≦XY/100≦16
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフレキシブルプリ
ント配線用基板について詳述する。
【0007】本発明のフレキシブルプリント配線用基板
の好適例の構造を図1に示す。図1において、プラスチ
ックフィルム1の片側の面にNiとCrを主成分とする
金属蒸着層2が積層され、さらにその上に低抵抗金属を
主成分とする金属蒸着層3が積層されている。そして、
その上にさらに導電性金属層4が積層されている。
【0008】本発明で用いられる基材としてのプラスチ
ックフィルムを例示すると、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリエチレ
ン−α,β−ビス(2−クロルフェノキシエタン−4,
4′−ジカルボキシレート)などのポリエステル、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、ポリ
エーテルエーテルケトン、芳香族ポリアミド、ポリアリ
レート、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテル
イミド、ポリパラジン酸、ポリオキサジアゾールおよび
これらのハロゲン基あるいはメチル基置換体からなるフ
ィルム等が挙げられる。また、プラスチックフィルム
は、これらの共重合体や、他の有機重合体を含有するも
のであっても良い。これらのプラスチックフィルムに公
知の添加剤、たとえば、滑剤や可塑剤などが添加されて
いても良い。
【0009】本発明では、上記のプラスチック中、下記
式の繰返し単位を85モル%以上含むポリマーを溶融押
出しして得られる未延伸フィルムを、二軸方向に延伸配
向して機械特性を向上せしめたフィルムが特に好ましく
使用される。
【0010】
【化1】 (但し、XはH、CH3、F、CI基を示す)。また、
下記式の繰返し単位を50モル%以上含むポリマーから
なり、湿式あるいは乾湿式製膜したフィルム、あるいは
該フィルムを二軸延伸および/または熱処理せしめたフ
ィルムも好ましく使用される。
【0011】
【化2】 (ここで、XはH,CH3、F、CI基、m,nは0〜
3の整数を示す)。
【0012】上記のような繰返し単位を含むポリマーか
らなるプラスチックフィルムは、特に耐熱安定性と耐湿
安定性に優れウエットエッチング工程における寸法変化
が小さい。 基材であるプラスチックフィルムの厚さ
は、好ましくは6〜125μm程度のものが多用され、
12〜50μmの厚さが好適である。プラスチックフィ
ルムが薄すぎると、強度が足りなくて金属蒸着や配線加
工が困難になったり補強フィルムを必要とする問題が起
こりやすく、また、厚すぎると折り曲げ性が損なわれる
ことで好ましくない。
【0013】本発明では、電気めっき法等で厚膜の導電
性金属層を形成するに先立って、プラスチックフィルム
の片面または両面に、真空蒸着またはスパッタ法等によ
り金属蒸着層を形成する。前記金属蒸着層は、NiとC
rを主成分とする層と、低抵抗金属を主成分とする層か
らなる。前記2層の金属蒸着層は、プラスチックフィル
ム/NiとCrを主成分とする層/低抵抗金属を主成分
とする層、の順に積層されている。これによって低抵抗
でしかも屈曲性に富む層を形成することができる。
【0014】本発明では、NiとCrを主成分とする層
の膜厚をX(オングストローム)、Crの含有率をY
(%)としたとき、XとYが以下の式(1)(2)を共
に満たす範囲にあることが必要である。
【0015】式(1)115≦X≦250 式(2)3≦XY/100≦16 より好ましくは、以下の式(3)(4)を共に満たす範
囲にあることである。
【0016】式(3)130≦X≦250 式(4)6≦XY/100≦11 これによってプラスチックフィルムと導電性金属層との
間の密着力の低下や、配線を施した2層タイプ基板にI
Cを実装する際にスズ、はんだ、金またはこれらの共晶
体などが導電性金属層とプラスチックフィルムの間、特
にNiとCrを主成分とする層と低抵抗金属を主成分と
する層との間に潜り込むことがあるという前述した欠点
を解決することができる。図2に、本発明の課題を解決
する手段であるXとYの範囲を示す。
【0017】NiとCrを主成分とする層は、前記した
ように、真空蒸着法やスパッタ法などで形成することが
できる。層の厚さは成膜速度とフィルムの搬送速度を調
節することで制御することができる。NiとCrの比率
については、真空蒸着の場合はそれぞれの蒸着源の蒸発
速度を制御することで自由に決定することができる。ま
た、スパッタ法の場合は、NiとCrのターゲットを別
々に用意してそれぞれのスパッタ速度を制御しても良い
し、任意の組成比を持つ混合ターゲットを用意しても制
御することができる。安定した層厚・層内の組成比が得
られることから、組成比を決めた混合ターゲットでスパ
ッタ法を用いることが好ましい。
【0018】本発明においては、式(1)の範囲を下回
ると、耐熱負荷後の密着力の低下が大きくなったり、I
C実装時にすず、はんだ、金またはこれらの共晶体が導
電性金属層とプラスチックフィルムの間に潜り込みやす
くなる。また、式(1)の範囲を上回ると、NiとCr
を主成分とする金属蒸着層と低抵抗金属を主成分とする
金属蒸着層の間で剥離が起こりやすくなる。
【0019】式(2)の範囲を下回ると、金めっきに対
する耐久性が低下すること、および純Niに近くなるの
で、スパッタ法の場合はターゲットが磁性を持つために
スパッタリング工程が困難になる。また、式(2)の範
囲を上回ると配線パターンを作製した際に配線間にCr
が残りやすく、絶縁信頼性が低下するおそれがある。
【0020】前記NiとCrを主成分とする金属蒸着層
の次に、低抵抗金属を主成分とした金属蒸着層を設け
る。該金属蒸着層の厚みは、好ましくは10〜300n
m、より好ましくは30〜120nm、さらに好ましく
は40〜100nmである。銅を主成分とした金属蒸着
層の膜厚が10nmよりも薄い場合は、金属の電気めっ
き工程で銅膜が溶出しやすく、300nmよりも厚い場
合は、金属の電気めっき工程後に膜がはがれやすく、生
産効率も良くないので好ましくない。
【0021】低抵抗金属を主成分とする金属蒸着層の金
属の種類は、この後の導電性金属が積層できれば特に制
限はないが、導電性金属層の種類と同じであることが好
ましい。低抵抗金属には、配線パターンの電圧降下が小
さく、抵抗発熱が小さくなることから、バルクの抵抗率
が3μΩcm以下の金属元素を用いることが好ましい。
具体的には、低抵抗が実現できることから、銅、金、
銀、アルミニウムなどが好ましい。特に、低抵抗と低コ
ストが両立できること、従来の三層タイプが銅を用いて
いることから加工設備や加工方法が流用できる、銅が最
も好ましい。
【0022】前記金属蒸着層上に、より厚膜の導電性金
属層(金属めっき層)を積層する。導電性金属層の積層
方法には、湿式めっき、乾式めっき等があり、湿式めっ
きには電気めっき、無電解めっき等がある。また、乾式
めっきには、真空蒸着法やスパッタ法およびそれらの改
良方法等がある。中でも、数μmの厚さを持つ導電性金
属層を効率よく積層できることから電気めっき法が好ま
しい。電気めっき工程は、密着性を向上させるための脱
脂および酸活性処理、金属ストライク、金属めっきの各
工程からなる。金属蒸着層を蒸着した直後に電気めっき
工程に入る場合には、脱脂および酸活性処理、金属スト
ライクを省略してもよい。金属蒸着層に給電する電流密
度は0.2〜10A/dm2が好適で、0.5〜5A/
dm2がより好適である。
【0023】形成される導電性金属層(金属めっき層)
の厚さは、0.5〜35μmとすることが好ましく、
1.0〜20μmがより好適である。金属めっき層の層
厚さが0.5μm未満では金属めっき層の信頼性が十分
とはいえない。また、厚さが35μmを超えると膜形成
に時間がかかり経済性が劣るほか、エッチング加工時に
回路パターンの端部エッチングが進行しやすく、また、
折り曲げによる断線の恐れがあるなど品質面でも好まし
くない。目的とする回路の電流密度によっても異なる
が、加工作業性、品質の面から厚さは1.0〜20μm
程度がより好適である。
【0024】めっきの条件は、めっき浴の組成、電流密
度、浴温、撹拌条件などにより異なるが、特に制限はな
い。めっき浴は、硫酸銅浴、ピロりん酸銅浴、シアン化
銅浴、スルファミン酸ニッケル浴、スズ−ニッケル合金
めっき浴、銅−スズ−亜鉛合金めっき浴、スズ−ニッケ
ル−銅合金めっき浴などが好ましいが、これらに限られ
るものではない。エッチング後、端子部にシアン化金め
っき、シアン化銀めっき、ロジウムめっき、パラジュウ
ムめっきなどの貴金属めっきを補足形成させても良い。
【0025】次いで、本発明のフレキシブルプリント配
線用基板には、エッチングによってパターンがを形成さ
れるが、具体的には金属の不要部分を化学反応で溶解除
去し、所定の電気回路図形を形成する。エッチング液と
しては、塩化第二銅、塩化第二鉄、過硫酸塩類、過酸化
水素/硫酸、アルカリエンチャントなどの水溶液などが
使用できる。また、パターンとして残すべき金属の必要
部分は、写真法やスクリーン印刷法で有機化合物系レジ
ストを被覆させるか、または異種金属系レジストをめっ
きし保護して、金属の溶解を防止する。本発明の特徴
は、よりファインなパターンを形成でき、しかも製品の
繰返し屈曲、各種環境試験に十耐えるものを形成でき
る。
【0026】本発明のフレキシブルプリント配線用基板
は、電子計算機、端末機器、電話機、通信機器、計測制
御機器、カメラ、時計、自動車、事務機器、家電製品、
航空機計器、医療機器などのあらゆるエレクトロニクス
の分野に活用できる。またコネクター、フラット電極な
どへの適用も可能である。
【0027】
【実施例】以下、実施例によって本発明のフレキシブル
プリント配線用基板について詳述する。実施例中の各特
性値の測定は、次の測定法に従って行なった。 (a) 引きはがし強度:JIS・C6481(180度ピ
ール)に準じて評価を行なった。 (b) 常態引き剥がし密着力:上記評価を、パターン形成
後100℃で15分乾燥させ、常温常湿下で測定した。 (c) 耐熱引き剥がし密着力:上記評価を、パターン形成
後150℃で10日間放置し、取り出した後、常温常湿
下で測定した。 (d) 高温高湿引き剥がし密着力:上記評価を、パターン
形成後121℃100%RHで4日間放置し、取り出し
た後、常温常湿下で測定した。
【0028】また、その他の評価項目として、配線パタ
ーンに対して、折り曲げ+420℃加熱+ハンダ付け耐
久試験を行った。これは、配線基板に応力と加熱を加え
たハンダ付けに対する耐久性を評価したものである。ポ
リイミドと金属配線の間にハンダが確認できなければO
K、ハンダが確認されればNGと判定した。
【0029】さらに、配線パターンに対して実際にIC
の実装を行った評価も行った。IC実装後、配線パター
ンを1本ずつ確認し、金属配線とポリイミドの間にSn
やAuが潜り込んでいるかどうかを判断した。配線幅に
対して半分以上の潜り込みが見られた配線をNG、半分
未満の潜り込みをOKとし、OK配線の全配線数におけ
る割合をパーセンテージで示して評価した。これがOK
配線の率である。実際の使用においては、OK配線の率
が100%であることが必要であるが、実装条件をより
厳しくした場合はOK配線の率が100%未満でも相対
的に高いOK配線率を持つものを良好と判定した。
【0030】(実施例1)厚さ38μmのポリイミドフ
ィルム“カプトン”EN(米国デュポン社の登録商標)
の片面に、プラズマ処理を実施した。プラズマ処理は、
2mPaの真空度にした真空チャンバー中で、窒素ガス
を1.6Paまで導入し、1.1kWのRF電力で行っ
た。次いで、クロム5%ニッケル95%のターゲットを
用いて、ポリイミドフィルムのプラズマ処理面上にスパ
ッタ蒸着し厚さ140オングストロームのニッケルクロ
ム蒸着層を形成し、NiとCrを主成分とする金属蒸着
層とした。さらに純度99.99%の銅を、NiとCr
を主成分とする金属蒸着層の上にスパッタ蒸着し厚さ8
00オングストロームの銅蒸着層を形成した。その後、
厚さ9μmの電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電
性金属層を形成した。ここで、X=140、XY/10
0=7であった。得られたフレキシブルプリント配線用
基板の引き剥がし密着力の測定結果を表1に示した。常
態密着力、耐熱引き剥がし密着力、高温高湿引き剥がし
密着力において、良好な結果を示した。また、このフレ
キシブルプリント配線用基板の金属層をエッチングし、
幅1mmの配線パターンを作製した。この配線パターン
に対して、折り曲げ+420℃加熱+ハンダ付けを行っ
たところ、ポリイミドフィルムと金属層の間へのハンダ
の潜り込みは観察されなかった。
【0031】また、このフレキシブルプリント配線用基
板の金属層をエッチングし、幅30μm、スペース40
μmの配線パターンを作製した。この配線パターンに対
して、無電解Snめっきを施し、厚さ0.2μmのSn
めっき層を形成した。この配線パターンと金バンプを持
ったICを(株)新川製のボンディング装置ILT−1
10を用いてIC実装したところ、300本の配線パタ
ーン全てにおいて銅層とポリイミドフィルムの間にSn
やAuは見られず、正常に実装できた。このときの実装
条件は、ツール温度370℃、ステージ温度445℃、
実装時間1秒、フォーミング量50μmであった。さら
にステージ温度に対するマージンを見るため、ステージ
温度を485℃に上げて同様にIC実装したところ、3
00本の配線パターンのうち71%の配線で正常に実装
できたが、残り29%の配線にはSnとAuの潜り込み
が観察された。以上の結果も表2に示す。
【0032】また、このフレキシブルプリント配線用基
板のポリイミドを加熱したエチレンジアミン/ヒドラジ
ン混合溶液中で溶解除去し、NiとCrを主成分とする
金属蒸着層のポリイミド側界面を露出させ、オージェ電
子分光法により構成元素比を測定した。測定装置はPE
RKIN ELMER製PHI−670で行った。測定
条件は、加速電圧10kV、試料電流20nA、ビーム
径80nmφ、試料傾斜角度30度で行った。また、深
さ方向の分析を行うためのイオンエッチング条件は、イ
オン種Ar+、加速電圧2kV、試料傾斜角30度、エ
ッチングレート6nm/min(SiO2換算値)で行
った。その結果、Crピークが現れた時点でのNi/C
rの比は10であった。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】 (実施例2)実施例1と同様にプラズマ処理したポリイ
ミドフィルム上に、クロム5%ニッケル95%のターゲ
ットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ200オングストロ
ームのニッケルクロム蒸着層を形成しNiとCrを主成
分とする金属蒸着層とした。さらに純度99.99%の
銅をNiとCrを主成分とする金属蒸着層の上にスパッ
タ蒸着し厚さ800オングストロームの銅蒸着層を形成
し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9μmの電気銅め
っきを行い、金属蒸着層上に導電性金属層を形成し、フ
レキシブルプリント配線用基板を作製した。ここで、X
=200、XY/100=10であった。実施例1と同
様に、引き剥がし密着力の測定を行ったところ、表1の
結果を得た。実施例1と比較してほぼ同じ結果となっ
た。
【0035】また、このフレキシブルプリント配線用基
板の金属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを
作製した。この配線パターンに対して、折り曲げ+42
0℃加熱+ハンダ付けを行ったところ、ポリイミドフィ
ルムと金属層の間へのハンダの潜り込みが観察されず、
実施例1と同様の結果であることが確認された。
【0036】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みは、ステージ温度445℃
では全ての配線で確認されず、全て正常に実装できた。
また、ステージ温度485℃では75%の配線で正常に
実装できた。
【0037】(実施例3)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム5%ニッケル9
5%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ120
オングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成しNi
とCrを主成分とする金属蒸着層とした。さらに純度9
9.99%の銅をNiとCrを主成分とする金属蒸着層
の上にスパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの銅
蒸着層を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9μ
mの電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属層
を形成し、フレキシブルプリント配線用基板を作製し
た。ここで、X=120、XY/100=6であった。
実施例1と同様に、引き剥がし密着力の測定を行ったと
ころ、表1の結果を得た。実施例1と比較してほぼ同じ
結果となった。
【0038】また、このフレキシブルプリント配線用基
板の金属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを
作製した。この配線パターンに対して、折り曲げ+42
0℃加熱+ハンダ付けを行ったところ、ポリイミドフィ
ルムと金属層の間へのハンダの潜り込みが観察されず、
実施例1と同様の結果であることが確認された。
【0039】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みは、ステージ温度445℃
では全ての配線で確認されず、全て正常に実装できた。
しかし、ステージ温度485℃では49%の配線で正常
に実装できたが、実施例1や2よりは若干劣る結果とな
った。
【0040】(実施例4)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム10%ニッケル
90%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ12
0オングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成しN
iとCrを主成分とする金属蒸着層とした。さらに純度
99.99%の銅をNiとCrを主成分とする金属蒸着
層の上にスパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの
銅蒸着層を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9
μmの電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属
層を形成し、フレキシブルプリント配線用基板を作製し
た。ここで、X=120、XY/100=12であっ
た。実施例1と同様に、引き剥がし密着力の測定を行っ
たところ、表1の結果を得た。実施例1と比較してほぼ
同じ結果となった。
【0041】また、このフレキシブルプリント配線用基
板の金属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを
作製した。この配線パターンに対して、折り曲げ+42
0℃加熱+ハンダ付けを行ったところ、ポリイミドフィ
ルムと金属層の間へのハンダの潜り込みが観察されず、
実施例1と同様の結果であることが確認された。
【0042】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みは、ステージ温度445℃
では全ての配線で確認されず、全て正常に実装できた。
しかし、ステージ温度485℃では58%の配線で正常
に実装できたが、実施例1や2よりは若干劣る結果とな
った。
【0043】(実施例5)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム10%ニッケル
90%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ14
5オングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成しN
iとCrを主成分とする金属蒸着層とした。さらに純度
99.99%の銅をNiとCrを主成分とする金属蒸着
層の上にスパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの
銅蒸着層を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9
μmの電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属
層を形成し、フレキシブルプリント配線用基板を作製し
た。ここで、X=145、XY/100=14.5であ
った。実施例1と同様に、引き剥がし密着力の測定を行
ったところ、表1の結果を得た。実施例1と比較してほ
ぼ同じ結果となった。
【0044】また、このフレキシブルプリント配線用基
板の金属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを
作製した。この配線パターンに対して、折り曲げ+42
0℃加熱+ハンダ付けを行ったところ、ポリイミドフィ
ルムと金属層の間へのハンダの潜り込みが観察されず、
実施例1と同様の結果であることが確認された。
【0045】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みは、ステージ温度445℃
では全ての配線で確認されず、全て正常に実装できた。
しかし、ステージ温度485℃では59%の配線で正常
に実装できたが、実施例1や2よりは若干劣る結果とな
った。
【0046】(比較例1)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム20%ニッケル
80%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ45
オングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成し、さ
らに純度99.99%の銅をニッケルクロム蒸着層の上
にスパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの銅蒸着
層を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9μmの
電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属層を形
成し、フレキシブルプリント配線用基板を作製した。こ
こで、X=45、XY/100=9であった。実施例1
と同様に引き剥がし密着力の測定を行ったところ、表1
の結果を得た。実施例1と比較して、ほぼ同等の結果と
なった。また、このフレキシブルプリント配線用基板の
金属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを作製
した。この配線パターンに対して、折り曲げ+420℃
加熱+ハンダ付けを行ったところ、ポリイミドフィルム
と金属層の間へのハンダの潜り込みが観察され、実施例
1よりも劣っていることが確認された。
【0047】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みが、ステージ温度445℃
で88%の配線で確認され、正常に実装できていなかっ
た。また、このフレキシブルプリント配線用基板につい
て実施例1と同様にオージェ電子分光を行ったところ、
Ni/Crの比は2.7であった。
【0048】(比較例2)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム20%ニッケル
80%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ14
5オングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成し、
さらに純度99.99%の銅をニッケルクロム蒸着層の
上にスパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの銅蒸
着層を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9μm
の電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属層を
形成し、フレキシブルプリント配線用基板を作製した。
ここで、X=145、XY/100=29であった。こ
のフレキシブルプリント配線用基板の金属層をエッチン
グし、幅1mmの配線パターンを作製したところ、配線
間にニッケルクロム蒸着層が残留し、配線パターン間の
絶縁が取れず、フレキシブルプリント配線板として不適
であった。
【0049】(比較例3)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム5%ニッケル9
5%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ75オ
ングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成し、さら
に純度99.99%の銅をニッケルクロム蒸着層の上に
スパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの銅蒸着層
を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9μmの電
気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属層を形成
し、フレキシブルプリント配線用基板を作製した。ここ
で、X=75、XY/100=3.75であった。
【0050】実施例1と同様に引き剥がし密着力の測定
を行ったところ、表1の結果を得た。各実施例と比較し
て、常態密着力、耐熱引き剥がし密着力および高温高湿
引き剥がし密着力全てにおいて少しずつ劣っている結果
となった。
【0051】このフレキシブルプリント配線用基板の金
属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを作製し
た。この配線パターンに対して、折り曲げ+420℃加
熱+ハンダ付けを行ったところ、比較例1よりは少なか
ったものの、ポリイミドフィルムと金属層の間へのハン
ダの潜り込みが観察され、実施例1よりも劣っているこ
とが確認された。
【0052】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みは、ステージ温度445℃
で90%の配線で確認され、正常に実装できていなかっ
た。また、このフレキシブルプリント配線用基板につい
て実施例1と同様にオージェ電子分光を行ったところ、
Ni/Crの比は10であった。
【0053】(比較例4)実施例1と同様にプラズマ処
理したポリイミドフィルム上に、クロム10%ニッケル
90%のターゲットを用いてスパッタ蒸着し、厚さ10
0オングストロームのニッケルクロム蒸着層を形成しN
iとCrを主成分とする金属蒸着層とした。さらに純度
99.99%の銅をNiとCrを主成分とする金属蒸着
層の上にスパッタ蒸着し厚さ800オングストロームの
銅蒸着層を形成し、金属蒸着層とした。その後、厚さ9
μmの電気銅めっきを行い、金属蒸着層上に導電性金属
層を形成し、フレキシブルプリント配線用基板を作製し
た。ここで、X=100、XY/100=10であっ
た。実施例1と同様に、引き剥がし密着力の測定を行っ
たところ、表1の結果を得た。実施例1と比較してほぼ
同じ結果となった。
【0054】また、このフレキシブルプリント配線用基
板の金属層をエッチングし、幅1mmの配線パターンを
作製した。この配線パターンに対して、折り曲げ+42
0℃加熱+ハンダ付けを行ったところ、ポリイミドフィ
ルムと金属層の間へのハンダの潜り込みが観察されず、
実施例1と同様の結果であることが確認された。
【0055】また、実施例1と同様にしてIC実装を行
ったところ、配線パターンの銅層とポリイミドフィルム
の間のAuとSnの潜り込みは、ステージ温度445℃
では68%の配線でしか正常に実装できず、実施例1や
2よりは大幅に劣る結果となった。
【0056】図2に、本発明の課題を解決する手段であ
るXとYの範囲、および、実施例1〜5と比較例1、
3、4のXとXY/100の値を示した。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックフィルム
の上に金属層を約0.5〜35μmの厚みに形成するこ
とができ、パターン形成、エッチング、配線、IC実装
などの工程を経ても、さらに厳しい環境試験を経ても、
はくり、はがれのない密着性に優れたFPC基板、CO
F基板等のフレキシブルプリント配線用基板が得られ
る。しかも、従来は、たとえば、銅箔の厚さの限界によ
り12μm未満のものは生産されていなかったが、0.
5〜11μmのより薄い銅層を形成できることにより、
パターン精度が向上し、より高密度、高精度の配線が可
能となる。しかも、銅箔ラミネート時に発生していた折
れきずやピンホールが少なく、経済性と高い品質を兼ね
備えたフレキシブルプリント配線用基板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のフレキシブルプリント配線
用基板の好適例を示す断面図である。
【図2】 図2は、本発明の課題を解決する手段である
XとYの範囲を示している図(グラフ)である。
【符号の説明】
1:プラスチックフィルム 2:金属蒸着層(NiとCrを主成分とする層) 3:金属蒸着層(低抵抗金属を主成分とする層) 4:導電性金属層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 徹 福島県岩瀬郡鏡石町大字成田字諏訪町334 −3東洋メタライジング株式会社福島工場 内 (72)発明者 仲野 明徳 福島県岩瀬郡鏡石町大字成田字諏訪町334 −3東洋メタライジング株式会社福島工場 内 Fターム(参考) 4E351 AA02 BB01 BB32 BB33 BB35 BB38 CC01 CC06 DD17 DD19 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの片面または両面
    に、金属蒸着層を設け、該金属蒸着層上に導電性金属層
    を積層してなるフレキシブルプリント配線用基板におい
    て、該金属蒸着層がNiとCrを主成分とする層と低抵
    抗金属を主成分とする層からなり、NiとCrを主成分
    とする層の膜厚をX(オングストローム)、Crの含有
    率をY(%)としたとき、XとYが以下の式(1)
    (2)を共に満たす範囲にあることを特徴とするフレキ
    シブルプリント配線用基板。 式(1)115≦X≦250 式(2)3≦XY/100≦16
  2. 【請求項2】 プラスチックフィルムの片面または両面
    に、金属蒸着層を設け、該金属蒸着層上に導電性金属層
    を積層してなるフレキシブルプリント配線用基板におい
    て、該金属蒸着層がNiとCrを主成分とする層と低抵
    抗金属を主成分とする層からなり、NiとCrを主成分
    とする層の膜厚をX(オングストローム)、Crの含有
    率をY(%)としたとき、XとYが以下の式(3)
    (4)を共に満たす範囲にあることを特徴とするフレキ
    シブルプリント配線用基板。 式(3)130≦X≦250 式(4)6≦XY/100≦11
  3. 【請求項3】 プラスチックフィルムが、ポリエステル
    フィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリ
    イミドフィルム、ポリパラジン酸フィルム、ポリエーテ
    ルスルホンフィルム、ポリエーテル・エーテルケトンフ
    ィルム、芳香族ポリアミドフィルム、ポリオキサゾール
    フィルム、液晶ポリマーからなるフィルムおよびこれら
    のハロゲン基あるいはメチル基置換体からなるフィルム
    から選ばれたものである請求項1または2記載のフレキ
    シブルプリント配線用基板。
  4. 【請求項4】 導電性金属層を積層する方法が電気めっ
    き法であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のフレキシブルプリント配線用基板。
  5. 【請求項5】 低抵抗金属を主成分とする金属蒸着層
    が、銅を主成分とする金属蒸着層であることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブルプリン
    ト配線用基板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207812A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Nikko Kinzoku Kk プリント配線基板用銅箔及びそれを用いたプリント配線基板
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JP2008284869A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Ls Cable Ltd 可視光線透過度が高い軟性金属積層板

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