JP2003332200A - 光学系の測定方法、光学系の補正方法、光学系の評価方法、投影光学系の製造方法、及び投影光学系 - Google Patents

光学系の測定方法、光学系の補正方法、光学系の評価方法、投影光学系の製造方法、及び投影光学系

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JP2003332200A
JP2003332200A JP2002134373A JP2002134373A JP2003332200A JP 2003332200 A JP2003332200 A JP 2003332200A JP 2002134373 A JP2002134373 A JP 2002134373A JP 2002134373 A JP2002134373 A JP 2002134373A JP 2003332200 A JP2003332200 A JP 2003332200A
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Misako Kobayashi
美佐子 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結像光学系を構成する部分光学系が結像性能
に与える影響を、結像光学系の組み立て前に正確に予測
可能にする。 【解決手段】 結像光学系の一部である部分光学系の透
過波面(A)を測定するに当たり、前記部分光学系に透
過させるべき測定光束(L0)の波面を、その部分光学
系の設計データと前記結像光学系の設計データとに応じ
て決定すると共に、少なくとも前記測定は、前記結像光
学系が組み立てられたときと等価又はそれに近い外力を
前記部分光学系に加えた状態で行われることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投影露光装置の製
造方法などに適用される光学系の測定方法、光学系の補
正方法、光学系の評価方法、投影光学系の製造方法、及
び投影光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体素子、液晶表示素子、
薄膜磁気ヘッドなどの製造に、投影露光装置が用いられ
る。投影露光装置は、マスク、レチクルなどの原版状の
パターンを、ウエハ、ガラスプレートなどの感光性基板
上に投影して転写する。
【0003】投影露光装置内の投影光学系の種類として
は、露光波長の光を透過・屈折する屈折レンズで構成さ
れた屈折型の投影光学系、屈折レンズとミラーとを組み
合わせた反射屈折型の投影光学系などがある。近年、半
導体などの集積度はますます高まり、基板上に転写され
るパターンは微細化の一途を辿っている。そのため、投
影光学系には、高解像力で無収差に近い、極めて高い性
能が要求されている。
【0004】この要求を満足するために、投影光学系の
設計上の光学性能を高めるのはもちろんのこと、投影光
学系を構成する屈折レンズ、ミラーなどの光学素子のそ
れぞれの測定精度、評価精度をも高めなければならな
い。従来、投影光学系を製造する手順は、大凡以下の工
程(1)〜(8)のとおりであった。
【0005】(1)投影光学系を設計する。 (2)投影光学系を構成する各光学素子(レンズ、ミラ
ーなど)を加工する。 (3)各光学素子の製造誤差をそれぞれ測定する。 (4)投影光学系の全体を組み立てる。必要があれば再
加工してから組み立てる。 (5)組み立てた投影光学系の結像性能を検査する。
【0006】(6)投影光学系を完成とする。結像性能
が低ければ(4)に戻り再組み立てをする。必要があれ
ば再加工してから再組み立てをする。 ここで、工程(3)における光学素子の測定は、面精度
誤差と屈折率の内部不均一性とを個別に測定するもので
ある。それらの測定結果は、投影光学系の全体の組み立
てや再加工などに反映され、投影光学系の全体の結像性
能が良好になるよう工夫される。その際、各光学素子の
面精度誤差と内部不均一性とは、所定の演算によって合
成され、投影光学系全体の結像性能に与えられる影響
が、間接的に予測される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、組み立て後の
各光学素子は、支持部材であるレンズ室などから外力が
加えられてその性質を変える可能性があるので、予測し
た内容が実体を示しているとは限らない。よって、上記
したように、投影光学系の全体を実際に組み立ててから
その結像性能を検査し(工程(4),(5),
(6))、その検査結果によっては、再び、投影光学系
の全体を組み立て直さなければならない(工程(6)→
(4)→(5))。
【0008】また、投影光学系の全体を組み立て直す場
合も、先ずは性能悪化の原因たる光学素子や光学ユニッ
ト(複数の光学素子からなる)を特定しなければならな
いが、その系統立った手法は無く、製造者の直感に頼ら
ざるを得ないのが現状である。このことから、従来は、
投影光学系の全体を組み立てる作業の繰り返し回数が多
くなったり、そうでなければ投影光学系の性能があまり
高く得られなかったりすることがあった。
【0009】現在、投影光学系の全体の組み立てには、
数週間という膨大な時間と煩雑な手間とを要すので、そ
の作業の回数を抑えたいという要求は強い。そこで本発
明は、結像光学系を構成する部分光学系が結像性能に与
える影響を、結像光学系の組み立て前に正確に予測可能
にすることを目的とする。なお、本発明は、部分光学系
が結像性能に与える影響を、結像光学系の組み立て前に
正確に予測可能にする光学系の測定方法、部分光学系が
結像性能に与える影響を結像光学系の組み立て前に確実
に抑えることのできる光学系の補正方法、部分光学系が
結像性能に与える影響を結像光学系の組み立て前に正確
に予測できる光学系の評価方法、全体の組み立て回数を
抑えることの可能な投影光学系の製造方法、及び高性能
な投影光学系を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光学系
の測定方法は、結像光学系の一部である部分光学系の透
過波面を測定するに当たり、前記部分光学系に透過させ
るべき測定光束の波面を、その部分光学系の設計データ
と前記結像光学系の設計データとに応じて決定すると共
に、少なくとも前記測定は、前記結像光学系が組み立て
られたときと等価又はそれに近い外力を前記部分光学系
に加えた状態で行われることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の光学系の測定方法は、請
求項1に記載の光学系の測定方法において、前記測定光
束の波面は、前記測定光束を透過させて得られる前記部
分光学系の透過波面を改善するための前記部分光学系の
各種補正内容が、前記結像光学系の各像高に亘る透過波
面をも改善するよう決定されることを特徴とする。請求
項3に記載の光学系の補正方法は、請求項1又は請求項
2に記載の光学系の測定方法により、結像光学系の一部
である部分光学系の透過波面を測定し、前記測定された
透過波面を改善するための補正を前記部分光学系に積極
的に施すことにより、その部分光学系を組み付けたとき
における前記結像光学系の各像高に亘る透過波面を改善
することを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の光学系の評価方法は、請
求項1又は請求項2に記載の光学系の測定方法により、
結像光学系の一部である部分光学系の透過波面を測定
し、前記部分光学系を組み付けたときにおける前記結像
光学系の透過波面を、前記測定された透過波面から予測
することを特徴とする。請求項5に記載の光学系の評価
方法は、請求項4に記載の光学系の評価方法において、
前記結像光学系の透過波面の予測は、前記測定された透
過波面の各成分と、予め求められた対応関係とに基づい
て行われることを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の投影光学系の製造方法
は、投影光学系を製造するに当たり、その投影光学系の
一部である部分光学系の透過波面を測定する投影光学系
の製造方法であって、前記測定に、請求項1又は請求項
2に記載の光学系の測定方法を適用することを特徴とす
る。請求項7に記載の投影光学系の製造方法は、投影光
学系を製造するに当たり、その投影光学系の一部である
部分光学系を補正する投影光学系の製造方法であって、
前記補正に、請求項3に記載の光学系の補正方法を適用
することを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の投影光学系の製造方法
は、投影光学系を製造するに当たり、その投影光学系の
一部である部分光学系を評価する投影光学系の製造方法
であって、前記評価に、請求項4又は請求項5に記載の
光学系の評価方法を適用することを特徴とする。請求項
9に記載の投影光学系は、請求項6〜請求項8の何れか
一項に記載の投影光学系の製造方法により製造されたこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 [第1実施形態]以下、図1、図2、図3、図4、図
5、図6、図7、図8を参照して本発明の第1実施形態
について説明する。
【0016】図1は、本実施形態の評価手順を説明する
フローチャートである。図2は、本実施形態に係る投影
光学系Lの例を説明する図である。本実施形態の評価
(ステップS1〜S4)は、例えば図2に示すような投
影光学系Lの一部の光学系(部分光学系)を、投影光学
系Lの全体を組み立てる前に評価するものである。この
評価は、上述した従来の投影光学系の製造方法におい
て、投影光学系Lの全体を実際に組み立てる工程(4)
よりも前、例えば、各光学素子(以下、レンズとす
る。)を測定する工程(3)の後、各レンズがレンズ室
に収められた(少なくとも何らかの金物に収められた)
後に実行される。
【0017】図2に示す投影光学系Lは、その全体が組
み立てられた状態では、各レンズがそれぞれ個別のレン
ズ室に収められる。また、隣接するレンズ同士がそれぞ
れレンズ室に収められた状態で大枠のレンズ室に収めら
れることもある。何れにせよ、各レンズはレンズ室によ
り支持されるので、そのレンズ室から外力が加えられて
応力が発生している。また、レンズ室を介して、重力の
影響も受けている。
【0018】以下、レンズ単体/複数の如何に拘わら
ず、レンズとそれを支持するレンズ室とからなるユニッ
トを「光学ユニット」と称す。例えば、本実施形態の評
価対象は、図2の下側(ウエハW側)から数えて6番目
のレンズを1つ収めてなる光学ユニットU1である。な
お、図2に示した投影光学系Lは屈折型であるが、本発
明は、屈折型、反射屈折型、反射型の何れのタイプの光
学系にも適用可能である。
【0019】先ず、図1に示すように、本実施形態の評
価には、光学ユニットU1の透過波面Aの測定(ステッ
プS3)が含まれる。その測定系としては、例えば、図
3に示すような干渉計が使用される。この干渉計は、例
えば、フィゾー型干渉計である。干渉計の内部に備えら
れた撮像素子16の出力が、光学ユニットU1の透過波
面Aを示す。
【0020】そして、測定光束L0の波面(光学ユニッ
トU1に対する光の通し方、すなわち入射波面であ
る。)は、光学ユニットU1内のレンズの設計データと
投影光学系Lの設計データとに応じて決定される(ステ
ップS1)。なお、測定系が図3に示すようなフィゾー
型干渉計であるとき、測定光束L0の波面を決めるの
は、参照面と波面変換素子とからなる波面変換光学系1
3,及び光学ユニットU1を透過した測定光束L0を折
り返す反射面12,及び波面変換光学系13及び反射面
12の光学ユニットU1との配置関係である。
【0021】因みに、反射面12の形状は、波面変換光
学系13と光学ユニットU1との関係から一義的に決ま
る。よって、ステップS2においてこの測定系を構築す
るに当たっては、ステップS1にて決定された波面に応
じて、これらの光学系及び配置関係が設計されることに
なる。
【0022】なお、これらステップS1、S2について
は、投影光学系Lが設計された後、かつ光学ユニットU
1の測定(ステップS3)の前であれば、如何なるタイ
ミングで実行されてもよい。図4は、測定光束L0の波
面の決定手順(ステップS1)を詳細に説明するフロー
チャートである。
【0023】測定光束L0の波面の決定手順は、コンピ
ュータなどの演算装置により実行される。演算装置に
は、予め、光学ユニットU1内のレンズの設計データ
と、投影光学系Lの設計データとが入力されている。決
定手順では、測定系の測定光束L0の波面を様々な状態
に仮想的に変化させつつ(ステップS11,S16)シ
ミュレーション(ステップS12,S13,S14,S
15)を行い、その結果に基づいて測定光束L0として
最適なものを決定する(ステップS17)。
【0024】さて、シミュレーションは、測定系におけ
る光学ユニットU1の加工シミュレーション(ステップ
S12,S13,S15)と、その加工シミュレーショ
ンに対応する、投影光学系Lにおける光学ユニットU1
の加工シミュレーション(ステップS12,S14,S
15)とからなる。測定系における加工シミュレーショ
ンは、光学ユニットU1に各種の誤差が付与されいてた
それぞれの場合を想定し(つまり、仮想的に各種の誤差
を付与し)(ステップS12,S15)、その測定系か
ら得られる透過波面Aを改善するための光学ユニットU
1の各種の加工内容を、それぞれ導出するもの(ステッ
プS13)である。
【0025】一方、投影光学系Lにおける加工シミュレ
ーションは、ステップS15において導出された各種の
加工内容が、投影光学系Lの各像高における透過波面B
をどの程度改善するか調べるべく、仮想的に前記各種の
誤差を与えてから(ステップS12,S15)、ステッ
プS13で導出された内容の各種の加工を仮想的に施
し、投影光学系Lの各像高における透過波面Bの加工前
後の変化を調べるもの(ステップS14)である。
【0026】ここで、光学ユニットU1に生じ得る誤差
として代表的なものは、レンズの内部の屈折率の不均一
性である。この不均一性には、光学材料が有していた不
均一性だけでなく、レンズ室の取り付け方により生じる
不均一性も含まれる。また、その不均一性は、回転対称
に生じることが多く、またその変化は緩やかかつ滑らか
であることが多い。
【0027】そこで、ステップS12,S15において
与える仮想的な各種の誤差は、例えば、2次、4次、6
次、8次、10次のグリン関数で表される各種の誤差と
する(以下、それぞれの誤差を、C2,C4,C6,C
8,C10と表記する。)。また、投影光学系Lの透過
波面Bの形状は、像高により様々であるが、一般に、像
高が高くなるほど悪化しやすい傾向にある。よって、最
大像高における透過波面BHが良好であるときには、各
像高における透過波面B0,・・・,BHが全て良好であ
るとみなすことができる。
【0028】そこで、ステップS14においては、全像
高についての透過波面B0,・・・,BHを調べる代わり
に、最大像高における透過波面BHを代表して調べるこ
ととする。もちろん、評価精度を高くするためには、全
像高について調べることが、より望ましい。なお、ステ
ップS13を実行するループと、ステップS14を実行
するループとは、個別に実行されてもよい。
【0029】図5、図6は、測定光束L0の波面が最適
であるときの透過波面BH(シミュレーションにより求
めたものである。)を示す図である。図5は、光学ユニ
ットU1に仮想的な各種の誤差を与えたときの透過波面
H、図6は、その誤差を与えてからさらに加工(ステ
ップS13で導出された加工内容である。)を施した後
の透過波面BHを示す。
【0030】なお、図5、図6は、何れも透過波面BH
を、光学ユニットU1に誤差がないときの透過波面BH
との差の波面(透過波面BHの悪化分)によって表し
た。また、図5、図6では、波面をツェルニケの収差成
分毎に示した。図5、図6の横軸は収差成分の種類(ツ
ェルニケ次数)、縦軸は各収差成分のRMS値である。
【0031】また、図5、図6では、各収差成分を各種
の誤差毎に表示した。すなわち、横方向に分割されてな
る各ブロックは、左から順に、ツェルニケ次数1〜36
に対応し、各ブロック内の横方向の各位置は、左から順
に誤差がC2,C4,C6,C8,C9であるときのそ
れぞれに対応する。図5(加工前)と図6(加工後)と
を比較して明らかなように、この加工により、透過波面
Hが改善されたことが分かる。
【0032】一方、図7は、比較のため、測定光束L0
の波面が不適であるときに、加工(これも、ステップS
13で導出された加工内容である。)を施した後の透過
波面BHを示す図である(表記方法は図6や図5と同じ
である。)。図7に明らかなように、この場合は加工を
しても透過波面BHが改善されないことが分かる。
【0033】図6(測定光束L0が最適である場合)と
図7(測定光束L0が不適である場合)とを比較すると
明かなように、ステップS13で導出された加工内容
は、測定光束L0の波面が最適であったときにのみ、投
影光学系Lの透過波面BHを改善することが分かる。そ
こで、図4のステップS17では、以上のシミュレーシ
ョンの結果を参照し、透過波面BHが最も良好に改善さ
れるような測定光束L0の波面を、構築すべき測定系の
測定光束L0の波面に採用する。
【0034】そして、図1のステップS2’では、光学
ユニットU1の透過波面Aから投影光学系Lの透過波面
Hへの変換係数αHが求められる。変換係数αHは、測
定系(但し、測定光束L0の波面は、ステップS1で決
定されたものとされる。)のシミュレーションと、投影
光学系Lのシミュレーションとにより求まるものであ
る。すなわち、同じ誤差が付与された光学ユニットU1
をそれぞれの系に配置したときに得られる透過波面Aと
透過波面BHとの比較をすればよい。
【0035】例えば、透過波面BHは、ツェルニケの各
収差成分毎に表わすことができるので、透過波面Aにつ
いても、それに対応する各成分で表す。つまり、透過波
面Aをツェルニケ多項式に展開し、多項式の各項の各係
数を、それら各成分として得る。そして、透過波面Aと
透過波面BHとの互いに対応する成分毎に、それぞれ変
換係数(例えば、36個の要素αH1,・・,αH36から
なる36次元のベクトル)を求めるとよい。
【0036】なお、透過波面Aの各成分が透過波面BH
の各収差成分に関係することもあるので、透過波面Aの
各成分毎かつ透過波面BHの各収差成分毎にそれぞれ変
換係数(例えば、36×36個の要素αH11,・・・,
αH3636からなる36×36の正方行列)を求めてもよ
い。以下、簡単のため、変換係数αHは、全ての成分に
共通であるとみなす。つまり、透過波面Aの各成分のそ
れぞれにαHを乗算したものが透過波面BHの各収差成分
であるとみなす(以上、測定光束L0の波面の決定手順
の説明)。
【0037】なお、ステップS2’は、図1のステップ
S4(図1参照、詳細は後述)において使用されるべき
変換係数αHを決定するステップであるので、測定光束
L0が決定された後、かつステップS4の実行前であれ
ば、如何なるタイミングで実行されてもよい。次のステ
ップS2においては、上記決定された測定光束L0を射
出するよう、測定系が構築される。
【0038】そして、その測定系により光学ユニットU
1の透過波面Aが測定される(ステップS3)。但し、
この測定(図3参照)における光学ユニットU1は、レ
ンズ室を介して内部のレンズに与えられる外力(重力の
影響も含む。)が、投影光学系Lとして組み立てられた
とき(図2参照)となるべく等価になるように配置され
る(図3参照。)。
【0039】このようにして光学ユニットU1内のレン
ズの測定環境を、組み立て後の環境(さらにいえば使用
時の環境)と近づければ、光学ユニットU1内のレンズ
の実体をより正確に測定できるので、続くステップS4
における予測の精度を上げることができる。そして、そ
の実測された透過波面Aの各成分に上記求めた変換係数
αHを乗算し、投影光学系Lの透過波面BHの各収差成分
を予測する(ステップS4)。
【0040】この予測した透過波面BHの良否は、すな
わち、光学ユニットU1の誤差が投影光学系Lの結像性
能に与える影響の大小を示す。よって、予測した透過波
面B Hの良否により、光学ユニットU1の良否を評価で
きる。したがって、仮に、予測した透過波面BHが著し
く悪ければ、光学ユニットU1は不良品とみなされて排
除され(ステップS5)、透過波面BHが十分に良好で
あれば、光学ユニットU1は組み立て工程に回される
(ステップS7)。
【0041】また、必要があれば、光学ユニットU1内
のレンズを再加工してから(ステップS6)、光学ユニ
ットU1を組み立て工程に回す。なお、ステップS6に
おいて使用すべき再加工データについては、透過波面A
を測定した(ステップS3)後であれば、以下のように
簡単に決定することができる。
【0042】すなわち、ステップS3において使用した
測定系における光学ユニットU1の加工シミュレーショ
ンを行い、透過波面Aが改善されるよう光学ユニットU
1の加工内容を求めればよい。
【0043】その測定系は既に最適化されているので、
その加工を光学ユニットU1内のレンズに施せば、自動
的に、投影光学系Lの透過波面BH、ひいては各像高に
おける透過波面B0,・・・,BHを改善することにな
る。なお、本実施形態では、予測を簡略化するために、
実測した透過波面Aのうち、透過波面BHに対し著しく
支配的な影響を及ぼすことが既知である特定の成分(例
えば、ツェルニケ次数5,6,10,11,12,13
に対応する各成分)のみを参照して透過波面BHを予測
してもよい。
【0044】また、本実施形態において、上記ステップ
S3では、透過波面Aが測定されると共に、座標管理情
報が記憶されることが好ましい。つまり、測定時におけ
る光学ユニットU1のレンズ室の姿勢や配置から、透過
波面Aの座標と光学ユニットU1内のレンズの面内座標
との対応関係が既知とされ、記憶される。このような座
標管理情報は、光学ユニットU1に付随する情報として
扱われ、この光学ユニットU1を投影光学系L内の他の
光学ユニットなどと組み合わせる際に、必要となる。少
なくとも各光学ユニットの各情報が、各レンズ室を基準
として座標管理されていれば、各情報を整理統合して有
機的に繋ぎ合わせることが可能となる。
【0045】以上、本実施形態によれば、光学ユニット
U1から実測された透過波面Aにより投影光学系Lの透
過波面Bを予測する(ステップS3,S4)ので、光学
ユニットU1が結像性能に与える影響を、投影光学系L
の組み立て前に予測することができる。また、その透過
波面Aを測定する測定系は予め最適化され(ステップS
1,S2)、かつ、その測定系に応じて透過波面Aと透
過波面BHとの間の変化係数αHが予め求められているの
で(ステップS2’)、その予測は、正確かつ簡単に行
うことができる。
【0046】また、本実施形態によれば、実測された透
過波面Aに応じて光学ユニットU1を適正に加工するこ
ともできるので(ステップS6)、光学ユニットU1が
結像性能に与える影響を投影光学系Lの組み立て前に確
実に抑えることもできる。最後に、図8を参照して、本
実施形態の効果を説明する。図8(a)(b)の例は、
何れも、本実施形態を適用して図2の光学ユニットU2
の測定結果から予測された投影光学系Lの透過波面BH
と、本実施形態を適用せずに投影光学系Lを組み立てた
後に実測された透過波面BHとを比較する図である。
【0047】なお、図8(a)(b)では、透過波面B
Hを、光学ユニットU2に誤差がないときの透過波面BH
との差の波面(透過波面BHの悪化分)によって表し
た。図8(a)(b)の横軸は、収差成分の種類(ツェ
ルニケ次数)、縦軸は各収差成分のRMS値を示す。図
8(a)(b)のそれぞれにおいて、予測値は菱形、実
測値は四角形で表したが、両者は重なっている。
【0048】図8(a)(b)は、投影光学系Lの設計
値が互いに異なる場合の例である。図8(a)の例で
は、変換係数αH=2.5であり、図8(b)の例で
は、変換係数αH=2.8であった。何れにしても、予
測された透過波面BHの各収差と、実測された透過波面
Hの各収差とはほぼ一致している。
【0049】なお、本実施形態においては、測定系(図
3参照)の光源波長が、投影光学系Lの使用時の光源波
長と異なってもよい。なぜなら、ステップS2’におけ
る変換係数は、測定系のシミュレーションと投影光学系
Lのシミュレーションとのそれぞれに基づいて求められ
ており、その結果、透過波面Aから透過波面BHへの変
換係数αHには、光源波長の相違が反映されるからであ
る。
【0050】また、本実施形態では、光学ユニットU1
の評価(投影光学系Lの結像性能に与える影響を評価)
をするに当たり、投影光学系Lの最大像高における透過
波面BHを予測したが、必要に応じて、各像高における
透過波面B0,・・・,BHを予測してもよい。また、本
実施形態では、評価の対象を、単一レンズからなる光学
ユニットU1としたが、複数レンズからなる光学ユニッ
トを同様にして評価することもできる。
【0051】また、光学ユニット内の各レンズを個別に
評価したい場合は、予め、各レンズをそのユニット内で
光軸の回りに互いに回動可能に構成しておけばよい。例
えば、2枚レンズからなる場合、光学ユニットの測定
(ステップS3)を、レンズを互いに回動させつつ少な
くとも3回行えば、一方のレンズの透過波面A1と、他
方のレンズの透過波面A2とを分離して求めることがで
きる。
【0052】[第2実施形態]図9を参照して本発明の
第2実施形態について説明する。図9は、本実施形態の
投影露光装置の概略構成図である。この投影露光装置に
搭載された投影光学系Lの製造時には、第1実施形態の
測定、加工、評価の少なくとも1つが適用されている。
【0053】第1実施形態によれば、各光学ユニットが
結像性能に与える影響を、投影光学系Lの組み立て前に
正確に予測することができるので、従来と同じ製造時間
を費やしたとしても、従来よりも効率よく組み立て調整
などを行うことができるので、投影レンズを高精度に製
造することができる。なお、投影露光装置は、少なくと
もウエハステージ108と、光を供給するための光源部
101と、投影光学系Lとを含む。ここで、ウエハステ
ージ108は、感光剤を塗布した基板(ウエハ)Wを表
面108a上に置くことができる。また、ステージ制御
系107は、ウエハステージ108の位置を制御する。
投影光学系Lは、上述のように上記各実施形態に係る干
渉測定装置を用いて製造された高精度投影レンズであ
る。また投影光学系Lは、レチクル(マスク)Rが配置
された物体面P1と、ウエハWの表面に一致させた像面
P2との間に配置される。さらに投影光学系Lは、スキ
ャンタイプの投影露光装置に応用されるアライメント光
学系を有する。さらに照明光学系102は、レチクルR
とウエハWとの間の相対位置を調節するためのアライメ
ント光学系103を含む。レチクルRは、該レチクルR
のパターンのイメージをウエハW上に投影するためのも
のであり、ウエハステージ108の表面108aに対し
て平行移動が可能であるレチクルステージ105上に配
置される。そしてレチクル交換系104は、レチクルス
テージ105上にセットされたレチクルRを交換し運搬
する。またレチクル交換系104は、ウエハステージ1
08の表面108aに対し、レチクルステージ105を
平行移動させるためのステージドライバー(不図示)を
含む。また、主制御部109は位置合わせから露光まで
の一連の処理に関する制御を行う。
【0054】[その他]上記第1実施形態に適用される
測定系としては、上記したような干渉計の他、シャック
ハルトマン式収差測定装置など、少なくとも光学ユニッ
トU1の透過波面(波面収差)を検出できるものであれ
ば、如何なる測定系が適用されてもよい。以下、代表し
て、フィゾー型干渉計と、シャックハルトマン式収差測
定装置について説明する。
【0055】(フィゾー型干渉計)この干渉計には、図
3に示したように、例えば、干渉計部15、参照面と波
面変換素子とからなる波面変換光学系13、光学ユニッ
トU1を透過した測定光束L0を折り返す反射面12な
どが配置される。波面変換光学系13が配置されるの
は、反射面12と干渉計部15との間である。また、光
学ユニットU1の配置位置は、その反射面12と波面変
換光学系13との間の所定位置である。
【0056】干渉計部15には、光源11、ビームエキ
スパンダ14a、ビームスプリッタ14b、光束径変換
光学系14c、撮像素子16などが備えられる。干渉計
部15は、平行光束を波面変換光学系13に入射させる
と共に、波面変換光学系13の参照面における反射光束
(参照光束)と、光学ユニットU1を透過後に反射面1
2において反射して再び光学ユニットU1を透過した光
束(被検光束L2)とを干渉させ、生起した干渉縞を検
出する。その干渉縞が光学ユニットU1の透過波面Aを
示す。
【0057】(シャックハルトマン式収差測定装置)図
10は、シャックハルトマン式収差測定装置の構成図で
ある。この装置では、測定対象となる光学ユニットU1
に測定光束L0を入射させる。そして、光学ユニットU
1を透過した光束は、リレーレンズ304にて平行光P
Bに変換される。そして、その平行光PBを、多数のマ
イクロレンズ305が二次元適に配列されたマイクロレ
ンズアレイ306に入射させる。これにより前記平行光
PBは、各マイクロレンズ305毎により、所定位置に
配置された撮像素子307上に二次元像として結像され
る。この撮像素子307の検出する二次元像は、光学ユ
ニットU1の透過波面Aを示す。
【0058】ここで、図11(a)に示すように、光学
ユニットU1の透過波面Aが仮に理想的球面波である場
合には、前記マイクロレンズアレイ306に入射する平
行光PBは平行な波面WFpnを有する。このため、マ
イクロレンズアレイ306の各マイクロレンズ305に
よる二次元像Fnは、各マイクロレンズ305の光軸A
Xn上に結像される。
【0059】一方、図11(b)に示すように、光学ユ
ニットU1の透過波面Aが球面波からずれている場合に
は、前記マイクロレンズアレイ306に入射する平行光
PBは、そのずれに応じて歪んだ波面WFpaを有す
る。このため、同平行光PBは、各マイクロレンズ30
5毎にそれぞれ異なる波面WFpaの傾きAXpを持つ
ことになる。
【0060】そして、各マイクロレンズ305による二
次像Faは、各マイクロレンズ305毎にその光軸AX
nから前記波面WFpaの傾き量に応じて横ズレした位
置に結像することになる。
【0061】したがって、撮像素子307の出力が示し
ている各マイクロレンズ305毎の光束の結像位置の横
ズレ量から、波面WFpaの傾きAXpを求めることに
より、光学ユニットU1の透過波面Aを求めることがで
きる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、結
像光学系を構成する光学ユニット又は光学素子などの部
分光学系が結像性能に与える影響を、結像光学系の組み
立て前に正確に予測可能にする。
【0063】具体的に、本発明によれば、部分光学系が
結像性能に与える影響を、結像光学系の組み立て前に正
確に予測可能にする光学系の測定方法、部分光学系が結
像性能に与える影響を結像光学系の組み立て前に確実に
抑えることのできる光学系の補正方法、部分光学系が結
像性能に与える影響を結像光学系の組み立て前に正確に
予測できる光学系の評価方法、全体の組み立て回数を抑
えることの可能な投影光学系の製造方法、及び高性能な
投影光学系が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の評価手順を説明するフローチャ
ートである。
【図2】第1実施形態に係る投影光学系Lの例を説明す
る図である。
【図3】第1実施形態に係る測定系の例を説明する図で
ある。
【図4】測定光束L0の波面の決定手順(ステップS
1)を詳細に説明するフローチャートである。
【図5】測定光束L0の波面が最適であるときの透過波
面BH(光学ユニットU1に仮想的な各種の誤差を与え
たときの透過波面BH)を示す図である。
【図6】測定光束L0の波面が最適であるときの透過波
面BH(誤差を与えてからさらに加工を施した後の透過
波面BH)を示す図である。
【図7】測定光束L0の波面が不適であるときの透過波
面BH(誤差を与えてからさらに加工を施した後の透過
波面BH)を示す図である。
【図8】第1実施形態を適用して図2の光学ユニットU
2の測定結果から予測された投影光学系Lの透過波面B
Hと、本実施形態を適用せずに投影光学系Lを組み立て
た後に実測された透過波面BHとを比較する図である。
【図9】第2実施形態の投影露光装置の概略構成図であ
る。
【図10】シャックハルトマン式収差測定装置の構成図
である。
【図11】シャックハルトマン式収差測定装置の原理を
説明する図である。
【符号の説明】
U1,U2 光学ユニット L 投影光学系 W ウエハ(ウエハ面) R レチクル(レチクル面) 11 光源 12 反射面 13 波面変換光学系 14a ビームエキスパンダ 14b ビームスプリッタ 14c 光束径変換光学系 15 干渉計部 16,307 撮像素子 L0 測定光束 101 光源部 102 照明光学系 103 アライメント光学系 104 レチクル交換系 105 レチクルステージ 107 ステージ制御系 108 ウエハステージ 109 主制御部 304 リレーレンズ 305 マイクロレンズ 306 マイクロレンズアレイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像光学系の一部である部分光学系の透
    過波面を測定するに当たり、 前記部分光学系に透過させるべき測定光束の波面を、そ
    の部分光学系の設計データと前記結像光学系の設計デー
    タとに応じて決定すると共に、 少なくとも前記測定は、前記結像光学系が組み立てられ
    たときと等価又はそれに近い外力を前記部分光学系に加
    えた状態で行われることを特徴とする光学系の測定方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学系の測定方法にお
    いて、 前記測定光束の波面は、 前記測定光束を透過させて得られる前記部分光学系の透
    過波面を改善するための前記部分光学系の各種補正内容
    が、前記結像光学系の各像高に亘る透過波面をも改善す
    るよう決定されることを特徴とする光学系の測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の光学系の
    測定方法により、結像光学系の一部である部分光学系の
    透過波面を測定し、 前記測定された透過波面を改善するための補正を前記部
    分光学系に積極的に施すことにより、その部分光学系を
    組み付けたときにおける前記結像光学系の各像高に亘る
    透過波面を改善することを特徴とする光学系の補正方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の光学系の
    測定方法により、結像光学系の一部である部分光学系の
    透過波面を測定し、 前記部分光学系を組み付けたときにおける前記結像光学
    系の透過波面を、前記測定された透過波面から予測する
    ことを特徴とする光学系の評価方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光学系の評価方法にお
    いて、 前記結像光学系の透過波面の予測は、 前記測定された透過波面の各成分と、予め求められた対
    応関係とに基づいて行われることを特徴とする光学系の
    評価方法。
  6. 【請求項6】 投影光学系を製造するに当たり、その投
    影光学系の一部である部分光学系の透過波面を測定する
    投影光学系の製造方法であって、 前記測定に、請求項1又は請求項2に記載の光学系の測
    定方法を適用することを特徴とする投影光学系の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 投影光学系を製造するに当たり、その投
    影光学系の一部である部分光学系を補正する投影光学系
    の製造方法であって、 前記補正に、請求項3に記載の光学系の補正方法を適用
    することを特徴とする投影光学系の製造方法。
  8. 【請求項8】 投影光学系を製造するに当たり、その投
    影光学系の一部である部分光学系を評価する投影光学系
    の製造方法であって、 前記評価に、請求項4又は請求項5に記載の光学系の評
    価方法を適用することを特徴とする投影光学系の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜請求項8の何れか一項に記載
    の投影光学系の製造方法により製造されたことを特徴と
    する投影光学系。
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