JP2003331297A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003331297A
JP2003331297A JP2002136384A JP2002136384A JP2003331297A JP 2003331297 A JP2003331297 A JP 2003331297A JP 2002136384 A JP2002136384 A JP 2002136384A JP 2002136384 A JP2002136384 A JP 2002136384A JP 2003331297 A JP2003331297 A JP 2003331297A
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brush
printer
magnification
printing
expanded
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JP2002136384A
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Katsuichi Sugano
勝一 菅野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷解像度の高いプリンタにおける印刷にお
いても、ブラシの模様が小さくなりすぎず、認識しやす
い大きさで印刷できる画像形成装置を提供する事。 【解決手段】 基準倍率設定機能、倍率伸長機能により
構成される。基準倍率設定機能はユーザとのインターフ
ェースを介して基準倍率の設定を行う。倍率伸長機能は
設定された基準倍率を参照して、その倍率に従ってアプ
リケーションプログラムが定義したブラシの伸長処理を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ上で
稼動する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アプリケーションプログラムが定
義するブラシパターンを用いて塗り潰し処理を行う場
合、そのブラシパターンを単純に繰り返して伸長する事
によって作成したブラシを用いて塗り潰し処理を行って
いた。
【0003】このブラシの伸長処理はプリンタの印刷解
像度が150〜300DPI程度と低かった時代にはそ
れほど問題とはならなかったが、近年のプリンタ技術の
向上により印刷解像度が600〜1200DPIへと上
がって来ている今日では、ブラシの模様が小さくなりす
ぎて認識しづらいという問題が発生する様になってきて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決する為になされたもので、解像度の向上してい
るプリンタでの印刷においても、ブラシの模様が小さく
なりすぎず、認識しやすい大きさで印刷できる手法を提
供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明における画像形成装置は以下に示す構成を備
える。即ち、基準倍率設定機能、倍率伸長機能を備え
る。
【0006】かかる構成において、基準倍率設定機能は
基準倍率設定処理を備え、ユーザとのインターフェース
を介して基準倍率の設定を行う。
【0007】かかる構成において、倍率伸長機能は基準
倍率参照処理、倍率伸長処理を備え、アプリケーション
プログラムが定義したブラシを基準倍率に従って伸長処
理を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】次に示す第一実施例では、本発明
をプリンタ制御システムに適用した場合の実施例を示
す。
【0009】ここでは本実施例の構成を説明する前に、
本実施例を適用するに好適なレーザービームプリンタの
構成について図1を参照しながら説明する。
【0010】なお、本実施例を適用するプリンタはレー
ザービームプリンタ及びインクジェットプリンタに限ら
れるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良
い事は言うまでもない。
【0011】また更に、本発明を適用するソフトウェア
はプリンタ制御システムに限ったものではなく、ワープ
ロ系ソフトウェア、表計算系ソフトウェア、作図系ソフ
トウェア等に幅広く応用可能である事も併せて補足して
おく。
【0012】図1は本発明を適用可能な出力装置を示す
断面図であり、例えばレーザービームプリンタ(LB
P)の場合を示す。
【0013】図1において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶すると共に、それらの情
報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等
を作成し、記憶媒体である記録紙等に像を形成する。1
501は操作のためのスイッチおよびLED表示器等が
配されている操作パネル、1512はLBP本体150
0全体の制御およびホストコンピュータから供給される
文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。
【0014】このプリンタ制御ユニット1512は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザードライバ1502に出力する。
【0015】レーザードライバ1502は半導体レーザ
ー1503を駆動するための回路であり、入力されたビ
デオ信号に応じて半導体レーザー1503から発射され
るレーザー光1504をオン・オフ切り換えする。
【0016】レーザー光1504は回転多面鏡1505
で左右方向に振らされて静電ドラム1506上を走査露
光する。これにより、静電ドラム1506上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される事になる。
【0017】この潜像は、静電ドラム1506周囲に配
設されたユニット1507により現像された後、記録紙
に転写される。
【0018】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP1500に装着した用紙カセッ
ト1508に収納され、給紙ローラ1509および搬送
ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装置内
に取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。
【0019】また、LBP本体1500には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード、言語系の異な
るカード(エミュレーションカード)を接続できるよう
に構成されている。
【0020】図2は本発明の実施例を示すプリンタ制御
システムの構成を説明するブロック図である。ここで
は、レーザービームプリンタ(図1)を例にして説明す
る。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体
の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっ
ても、LAN等のネットワークを介して処理が行われる
システムであっても本発明を適用できる事は言うまでも
ない。
【0021】図2において、3000はホストコンピュ
ータで、ROM3プログラム用ROMに記憶された文章
処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表
(表計算等を含む)等が混在した文章処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0022】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォント用ROMには上記文章処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは
上記文章処理を行う際に使用する各種データを記憶す
る。
【0023】2はRAMで、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。
【0024】5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。
【0025】6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
【0026】7はディスクコントローラ(DKC)で、
ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォント
データ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディス
ク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。
【0027】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向インターフェース(インターフェー
ス)21を介してプリンタ1500に接続されて、プリ
ンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0028】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。
【0029】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。
【0030】プリンタ1500において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等或は外部メモリ14に記憶された
制御プログラムに基づいてシステムバス15に接続され
る各種のデバイスとのアクセスを統括的に制御し、印刷
部インターフェース16を介して接続される印刷部(プ
リンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出
力する。
【0031】また、このROM13のプログラムROM
にはCPU12の制御プログラムを記憶する。
【0032】ROM13のフォント用ROMには上記出
力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶
し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等
の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、ホストコ
ンピュータ上で利用される情報等を記憶している。
【0033】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータとの通信が可能となっており、プリンタ内の
情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成
されている。
【0034】19はCPU12の主メモリ、ワークエリ
アとして機能するRAMで、図示しない増設ポートに接
続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張する
事ができるように構成されている。
【0035】なお、RAM19は、出力情報展開領域、
環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
【0036】前述したハードディスク(HD)、ICカ
ード等の外部メモリ14は、ディスクコントローラ(D
KC)20によりアクセス制御される。
【0037】外部メモリ14は、オプションとして接続
され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、
フォームデータ等を記憶する。
【0038】また、18は前述した操作パネルで操作の
ためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0039】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0040】このように構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、本発明はホストコンピュータ上の外部メモ
リ11に常駐する。本発明は、印刷処理を開始した後、
RAM2上に展開され実行されているアプリケーション
プログラムが定義したブラシを使用して塗り潰し処理を
行う時点で、同じくRAM2上に展開され実行されてい
る印刷制御を行うドライバソフトから呼出されてRAM
2上に展開され実行される。
【0041】(第一実施例)図3は本発明との比較の為
に旧来の技術による処理フローを示したものである。
【0042】図3の301定義ブラシはRAM2上に展
開され実行されている不図示のアプリケーションプログ
ラムによって作成・定義され、塗り潰しを行う時に用い
るブラシパターンを示している。このブラシパターンは
RAM2上に展開され実行されている不図示のオペレー
ティングシステムMicrosoft Windows
(登録商標)の環境下では通常8*8DOTのマトリッ
クスで定義される。
【0043】図5の500はこの例を図示したものであ
る。
【0044】なお、本発明は対象とするオペレーティン
グシステムをMicrosoftWindows(登録
商標)に限定するものではなく、他のオペレーティング
システムにも適用可能である。ここでは実施例を説明す
るのに好適なオペレーティングシステムの一例としてM
icrosoft Windows(登録商標)を取上
げているにすぎない。
【0045】図3の302印刷スタートは、RAM2上
に展開され実行されている不図示のアプリケーションプ
ログラムで作成したデータの印刷を不図示のマウスやポ
インティングデバイスを用いて開始の指示を行う事を示
している。
【0046】図3の303定義ブラシ呼出しは、302
印刷スタートにより開始された印刷処理が進展し、RA
M2上に展開され実行されている不図示のアプリケーシ
ョンプログラムによって作成・定義されたブラシを用い
て塗り潰し処理を行う必要性が出てきた為に、301定
義ブラシの情報をRAM2上に展開し、304定義ブラ
シとする事を表している。
【0047】図3の305単純伸長は304定義ブラシ
を単純に繰り返す事により、不図示のオペレーティング
システムMicrosoft Windows(登録商
標)の環境下で塗り潰し処理を行う時に一般的に使用さ
れる32*32DOTのマトリックスのブラシを作成
し、306単純展開済み定義ブラシとする事を示してい
る。
【0048】図5の501はこの例を示したもので、5
00で示されたブラシを305単純伸長した場合に求め
られる306単純展開済み定義ブラシを示している。
【0049】図3の305単純伸長処理は8*8DOT
で定義される304定義ブラシを単純に繰り返す事によ
り32*32DOTに伸長する。具体的には、500で
定義されるブラシパターンA1〜H8を501上のA1
〜H8、I1〜P8、Q1〜X8、Y1〜AF8、A9
〜H16、I9〜P16、Q9〜X16、Y9〜AF1
6、A17〜H24、I17〜P24、Q17〜X2
4、Y17〜AF24、A25〜H32、I25〜P3
2、Q25〜X32、Y25〜AF32に単純に展開す
る事により行われる。
【0050】今仮に300DPIの解像度を持つプリン
タで図5の501で示されるブラシを用いて領域の塗り
潰しを行い印刷を行った時に、ブラシの1DOTがプリ
ンタ上の1mmに対応していたとすると、600DPI
の解像度を持つプリンタで印刷を行うとブラシの1DO
Tがプリンタ上の0.5mmに対応する事になる。同様
に1200DPIの解像度を持つプリンタで印刷を行う
とブラシの1DOTがプリンタ上の0.25mmに対応
する事になる。
【0051】ここで述べた事は印刷解像度を上げれば上
げるほどブラシで表現する線も隙間も細く小さくなり、
その結果模様が小さくなってしまい認識しづらくなって
しまう事を意味している。
【0052】これが従来の技術が持つ問題点である。
【0053】図4は本発明による処理フローを示したも
のである。
【0054】図4の401定義ブラシはRAM2上に展
開され実行されている不図示のアプリケーションプログ
ラムによって作成・定義され、塗り潰しを行う時に用い
るブラシパターンを示している。このブラシパターンは
RAM2上に展開され実行されている不図示のオペレー
ティングシステムMicrosoft Windows
(登録商標)の環境下では通常8*8DOTのマトリッ
クスで定義される。
【0055】図6の600はこの例を図示したものであ
る。
【0056】図4の402基準倍率はRAM2上に展開
され実行されている不図示の印刷制御を行うプリンタド
ライバのUI(ユーザインターフェース)や図2の15
01操作部で表示・設定を行う基準倍率を表すデータを
示している。
【0057】図4の403印刷スタートは、RAM2上
に展開され実行されている不図示のアプリケーションプ
ログラムで作成したデータの印刷を不図示のマウスやポ
インティングデバイスを用いて開始の指示を行う事を示
している。
【0058】図4の404定義ブラシ呼出しは、403
印刷スタートにより開始された印刷処理が進展し、RA
M2上に展開され実行されている不図示のアプリケーシ
ョンプログラムによって作成・定義されたブラシを用い
て塗り潰し処理を行う必要性が出てきた為に、401定
義ブラシの情報をRAM2上に展開し、405定義ブラ
シとする事を表している。
【0059】図4の406基準倍率参照は404定義ブ
ラシ呼出しを受けて起動される本発明の最初に実行され
る処理であり、402基準倍率をRAM2上に展開し4
07基準倍率とする事を表している。
【0060】図4の408倍率伸長は407基準倍率で
示された倍率で405定義ブラシで定義されたブラシ
を、不図示のオペレーティングシステムMicroso
ftWindows(登録商標)の環境下で塗り潰し処
理を行う時に一般的に使用される32*32DOTのマ
トリックスのブラシに伸長し、409倍率伸長済み定義
ブラシとする事を表している。
【0061】図6の601はこの例を示したもので、6
00で示されたブラシを408倍率伸長により407基
準倍率で指示されている倍率(ここでは仮に縦横それぞ
れ2倍とする)にした場合に求められる409倍率伸長
済み定義ブラシを示している。
【0062】図4の408倍率伸長処理は8*8DOT
で定義される405定義ブラシの各DOTを縦横それぞ
れ407基準倍率で指示されている倍率(ここでは仮に
2倍とする)で繰り返す事により伸長する。例えば図6
の600上のA1の1DOTは図6の601上ではA1
〜B2の4DOTに伸長される。同様に600上のB2
の1DOTは601上ではC3〜D4の4DOTに、6
00上のH8の1DOTは601上のO15〜P16の
4DOTに伸長される。
【0063】図6の600上のA1〜H8を1回伸長し
ただけでは601上でA1〜P16の16*16DOT
にしか情報が埋まらないので、この伸長処理を繰り返
し、A1〜P16に当てはめた処理をQ1〜AF16、
A17〜P32、Q17〜AF32に対しても行う。
【0064】図7は、図4の408倍率伸長処理は8*
8DOTで定義される405定義ブラシの各DOTを縦
横それぞれ3倍(407基準倍率で指示されている倍
率)で繰り返す事により伸長する時の例である。図7の
700上のA1の1DOTは図7の701上ではA1〜
C3の9DOTに伸長される。同様に700上のB2の
1DOTは701上ではD4〜F6の9DOTに、70
0上のH8の1DOTは701上のV22〜X24の9
DOTに伸長される。
【0065】図7の700上のA1〜H8を1回伸長し
ただけでは701上でA1〜X24の24*24DOT
にしか情報が埋まらないので、この伸長処理を繰り返
し、A1〜X24に当てはめた処理をY1〜AF24、
A25〜X32、Y25〜AF32に対しても行う。
(あてはめる時、701上をはみ出す分は無視する) 図4の409倍率伸長済み定義ブラシが作成された時点
で当発明は終了する。図4の410塗り潰し処理は、当
発明により作成された409倍率伸長済み定義ブラシを
用いて不図示のアプリケーションプログラムによって指
示される領域の塗り潰しを行う事を示している。
【0066】今仮に300DPIの解像度を持つプリン
タで図5の501で示されるブラシを用いて領域の塗り
潰しを行い印刷を行った時、ブラシの1DOTがプリン
タ上の1mmに対応していたとすると、600DPIの
解像度を持つプリンタで印刷を行うとブラシの1DOT
がプリンタ上の0.5mmに対応する事になる。同様に
1200DPIの解像度を持つプリンタで印刷を行うと
ブラシの1DOTがプリンタ上の0.25mmに対応す
る事になる。
【0067】従って、当発明を用いない場合、図5の5
01で示される様に300DPIの解像度を持つプリン
タでは1mmおきに幅1mmの線が引かれる事になり、
600DPIの解像度を持つプリンタでは0.5mmお
きに幅0.5mmの線が引かれる事になる。同様に12
00DPIの解像度を持つプリンタでは0.25mmお
きに0.25mmの線が引かれる事になり、プリンタの
印刷解像度が上がれば上がるほど線の幅も間隔も小さく
なって行き、ブラシの模様の認識が困難になって行く事
が分かる。
【0068】ところが、当発明を用いて図5の501の
代わりに図6の601を用いると300DPIの解像度
を持つプリンタでは2mmおきに幅2mmの線、600
DPIの解像度を持つプリンタでは1mmおきに幅1m
mの線、1200DPIの解像度を持つプリンタでは
0.5mmおきに幅0.5mmの線が引かれる事にな
り、線の幅と間隔が本発明を用いない場合に比べて太く
広くすることができている。
【0069】同様に、図5の501の代わりに図7の7
01を用いると300DPIの解像度を持つプリンタで
は3mmおきに幅3mmの線、600DPIの解像度を
持つプリンタでは1.5mmおきに幅1.5mmの線、
1200DPIの解像度を持つプリンタでは0.75m
mおきに幅0.75mmの線が引かれる事になり、線の
幅と間隔が図6の601を用いた場合より更に太く広く
なっている。
【0070】(第二実施例)図8は本発明の第二の実施
例の流れを示すフローチャートである。
【0071】図8の801定義ブラシはRAM2上に展
開され実行されている不図示のアプリケーションプログ
ラムによって作成・定義され、塗り潰しを行う時に用い
るブラシパターンを示している。このブラシパターンは
RAM2上に展開され実行されている不図示のオペレー
ティングシステムMicrosoft Windows
(登録商標)の環境下では通常8*8DOTのマトリッ
クスで定義される。
【0072】図9の900はこの例を図示したものであ
る。
【0073】なお、本発明は対象とするオペレーティン
グシステムをMicrosoftWindows(登録
商標)に限定するものではなく、他のオペレーティング
システムにも適用可能である。ここでは実施例を説明す
るのに好適なオペレーティングシステムの一例としてM
icrosoft Windows(登録商標)を取上
げているにすぎない。
【0074】図8の802基準倍率縦横はRAM2上に
展開され実行されている不図示の印刷制御を行うプリン
タドライバのUI(ユーザインターフェース)や図2の
1501操作部で表示・設定を行う縦横独立した基準倍
率を表すデータを示している。
【0075】第一実施例では、基準倍率は1種類しか持
っていなかったが、この第二実施例では縦横それぞれ独
立した倍率を持って管理する。
【0076】図8の803印刷スタートは、RAM2上
に展開され実行されている不図示のアプリケーションプ
ログラムで作成したデータの印刷を不図示のマウスやポ
インティングデバイスを用いて開始の指示を行う事を示
している。
【0077】図8の804定義ブラシ呼出しは、803
印刷スタートにより開始された印刷処理が進展し、RA
M2上に展開され実行されている不図示のアプリケーシ
ョンプログラムによって作成・定義されたブラシを用い
て塗り潰し処理を行う必要性が出てきた為に、801定
義ブラシの情報をRAM2上に展開し、805定義ブラ
シとする事を表している。
【0078】図8の806基準倍率参照は804定義ブ
ラシ呼出しを受けて起動される本発明の最初に実行され
る処理であり、802基準倍率縦横をRAM2上に展開
し807基準倍率縦横とする事を表している。ここも、
802基準倍率縦横と同様に縦と横、それぞれ独立して
基準倍率の管理を行う。
【0079】図8の808縦横倍率伸長は807基準倍
率縦横で示された倍率で805定義ブラシで定義された
ブラシを、不図示のオペレーティングシステムMicr
osoft Windows(登録商標)の環境下で塗
り潰し処理を行う時に一般的に使用される32*32D
OTのマトリックスのブラシに伸長し、809縦横倍率
伸長済み定義ブラシとする事を表している。
【0080】図10の1001はこの例を示したもの
で、1000で示されたブラシを808縦横倍率伸長に
より807基準倍率縦横で指示されている倍率(ここで
は仮に縦2倍、横4倍とする)にした場合に求められる
809倍率伸長済み定義ブラシを示している。
【0081】図8の808縦横倍率伸長処理は8*8D
OTで定義される805定義ブラシの各DOTを縦横そ
れぞれ独立して807基準倍率縦横で指示されている倍
率(ここでは仮に縦2倍、横4倍とする)で繰り返す事
により伸長する。
【0082】例えば図10の1000上のA1の1DO
Tは図10の1001上ではA1〜D2の8DOTに伸
長される。同様に1000上のB2の1DOTは100
1上ではE3〜H4の8DOTに、1000上のH8の
1DOTは1001上のAC15〜AF16の8DOT
に伸長される。
【0083】図10の1000上のA1〜H8を1回伸
長しただけでは1001上でA1〜AF16の32*1
6DOTにしか情報が埋まらないので、この伸長処理を
繰り返し、A1〜AF16に当てはめた処理をA17〜
AF32に対しても行う。(あてはめる時、1001上
をはみ出す分は無視する) 図9は処理結果の比較の為、図10の1000で示した
ものと同じ定義ブラシを当発明を用いず、第一実施例で
示した図3の処理フローに基づいてブラシの伸長処理を
行った結果を示している。
【0084】図8の809縦横倍率伸長済み定義ブラシ
が作成された時点で当発明は終了する。
【0085】図8の810塗り潰し処理は、当発明によ
り作成された809縦横倍率伸長済み定義ブラシを用い
て不図示のアプリケーションプログラムによって指示さ
れる領域の塗り潰しを行う事を示している。
【0086】今仮に300DPIの解像度を持つプリン
タで図9の901で示されるブラシを用いて領域の塗り
潰しを行い印刷を行った時、ブラシの1DOTがプリン
タ上の1mmに対応していたとすると、600DPIの
解像度を持つプリンタで印刷を行うとブラシの1DOT
がプリンタ上の0.5mmに対応する事になる。同様に
1200DPIの解像度を持つプリンタで印刷を行うと
ブラシの1DOTがプリンタ上の0.25mmに対応す
る事になる。
【0087】従って、当発明を用いない場合、図9の9
01で示される様に300DPIの解像度を持つプリン
タでは1mmおきに幅1mmの線が引かれる事になり、
600DPIの解像度を持つプリンタでは0.5mmお
きに幅0.5mmの線が引かれる事になる。同様に12
00DPIの解像度を持つプリンタでは0.25mmお
きに0.25mmの線が引かれる事になり、プリンタの
印刷解像度が上がれば上がるほど線の幅も間隔も小さく
なって行き、ブラシの模様の認識が困難になって行く事
が分かる。
【0088】ところが、当発明を用いて図9の901の
代わりに図10の1001を用いると300DPIの解
像度を持つプリンタでは縦2mmおきに幅2mmの横
線、横4mmおきに幅4mmの縦線、600DPIの解
像度を持つプリンタでは縦1mmおきに幅1mmの横
線、横2mmおきに幅2mmの縦線、1200DPIの
解像度を持つプリンタでは縦0.5mmおきに幅0.5
mmの横線、横1mmおきに幅1mmの縦線が引かれる
事になり、線の幅と間隔が本発明を用いない場合に比べ
て太く広くなっている。しかも、縦横伸長率がそれぞれ
異なるので、元のブラシのデザイン(この場合縦横等間
隔の格子)を縦方法とか横方法に伸ばす事が可能となっ
ている。
【0089】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明を用いれば、解
像度の高いプリンタでの印刷においても、ブラシの模様
が小さくなりすぎず、認識しやすい大きさで印刷できる
様になる。
【0090】以上述べた様に、本発明を用いれば、ブラ
シパターンの伸長率を縦横それぞれ独立して好みの値に
設定できる様になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
の構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明との比較の為に用意した、旧来処理の処
理フローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示す第一実施例の処理フロ
ーチャートである。
【図5】本発明との比較の為に用意した、旧来処理の処
理フローチャートによる単純伸長処理の結果を示した図
である。
【図6】本発明の一実施例を示す第一実施例の倍率伸長
処理の結果を示した図である。
【図7】本発明の一実施例を示す第一実施例の倍率伸長
処理の結果を示した図である。
【図8】本発明の一実施例を示す第二実施例の処理フロ
ーチャートである。
【図9】本発明との比較の為に用意した、旧来処理の処
理フローチャートによる単純伸長処理の結果を示した図
である。
【図10】本発明の一実施例を示す第二実施例の倍率伸
長処理の結果を示した図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 KBC 6 CRTC 7 DKC 8 PRTC 9 KB 10 CRT 11 外部メモリ 12 CPU 13 ROM 14 外部メモリ 15 システムバス 16 印刷部インターフェース 17 印刷部 18 入力部 19 RAM 20 DKC 21 インターフェース 3000 ホストコンピュータ 1500 プリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定義されたブラシを拡大する時の基準倍
    率の設定が縦横それぞれ個別に行える事を特徴とする基
    準倍率設定方法。
  2. 【請求項2】 上記1で設定した基準倍率を取り込む事
    を特徴とする基準倍率参照方法。
  3. 【請求項3】 定義されたブラシを上記2で取り込んだ
    基準倍率に従って伸長する事を特徴とする倍率伸長方
    法。
  4. 【請求項4】 上記2、3を含む事を特徴とする画像形
    成装置。
JP2002136384A 2002-05-13 2002-05-13 画像形成装置 Withdrawn JP2003331297A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7787707B2 (en) 2004-08-10 2010-08-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-processing device performing image process on raster image data in response to received specific code

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