JP2003330688A - 機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器 - Google Patents
機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器Info
- Publication number
- JP2003330688A JP2003330688A JP2003057475A JP2003057475A JP2003330688A JP 2003330688 A JP2003330688 A JP 2003330688A JP 2003057475 A JP2003057475 A JP 2003057475A JP 2003057475 A JP2003057475 A JP 2003057475A JP 2003330688 A JP2003330688 A JP 2003330688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- maintenance
- information
- printer
- determination condition
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
き、各ユーザ機器をより効率よく遠隔保守することがで
きる機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュ
ータ及び電子機器を提供する。 【解決手段】 各プリンタ10は、エラーが発生した場
合や定期連絡時刻になった場合には管理サーバ11にメ
ンテナンス情報を送信する。管理サーバ11は、それぞ
れのプリンタ10から得られたメンテナンス情報に基づ
いて、各プリンタ10が所定の判定条件に該当し、プリ
ンタ10の保守に関連する条件を変更する必要があるか
否かを判断する(ステップS43)。管理サーバ11
は、更新すると判断した場合(ステップS43にてYE
S)には、遠隔制御コンピュータ13により各プリンタ
10にROMの書き換え処理を行わせて、その条件を変
更する。
Description
器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器に関
するものである。
びこれらの複合機などのユーザ機器は、通常、販売会社
やリース会社と、保守点検サービスの契約がされてい
る。そのため、これらの機器に何らかのエラーが発生す
ると、機器を使用しているユーザは、保守点検サービス
を受けるために、保守点検サービスを契約している会社
に連絡する。連絡を受けた会社は、メンテナンス作業員
を派遣して、そのメンテナンス作業員に発生したエラー
のメンテナンスを行わせて、ユーザ機器のエラーの復旧
を行う。すなわち、従来、ユーザ機器の保守のため、ユ
ーザ機器に生じたエラーのメンテナンスには、ユーザの
連絡が必要であり、ユーザに負担がかかっていた。
きにコンピュータネットワークを介して管理サーバにメ
ンテナンス情報を送信し、販売会社やリース会社がユー
ザからの連絡なしに自動的にユーザ機器を監視する遠隔
保守技術が開発されている。
遠隔保守における情報収集方式がある。この公報に記載
の技術においては、ユーザ機器に内蔵されているプログ
ラムの処理に応じてエラーを判断する。また、サーバコ
ンピュータは、ユーザ機器との接続を保ったまま、その
内蔵するプログラムの処理に従ってユーザ機器に種々の
処理信号を送信し、エラーが発生したユーザ機器に関す
る情報を得る。これにより、ユーザ機器に関する情報収
集が効率的に行え、ユーザ機器に生じたエラーの復旧作
業が迅速に行えるというものである。
うな技術においては、すべてのユーザ機器における処理
やサーバコンピュータがユーザ機器に対して行う処理
は、同一プログラムにより行われている。従って、サー
バコンピュータは、何らかのエラーが発生する度に、そ
のエラーに関する情報を収集し、適宜、エラーの復旧を
行っていた。このため、あるユーザ機器において同一の
エラーが多発し、そのエラーが生じ易くなっていると予
測し得る場合であっても、そのエラーが実際に発生する
までは何の対応も取ることはなかった。すなわち、これ
から生じるエラーについての予備対策を何ら取ることが
できなかった。
これから発生するエラーに備えることができ、各ユーザ
機器をより効率よく遠隔保守することができる機器保守
方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子
機器を提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、サーバコンピュータ
が、コンピュータネットワークを介して接続されるユー
ザ機器を監視して遠隔保守を行う機器保守方法におい
て、前記ユーザ機器から受信したメンテナンス情報を記
録する段階と、複数の前記メンテナンス情報に基づき、
前記ユーザ機器の不具合の発生を予測判定するための判
定条件を生成し記録する段階と、前記判定条件及び前記
メンテナンス情報に基づき前記ユーザ機器の不具合の発
生を予測判定する段階と、を備えたことを要旨とする。
の機器保守方法において、前記判定条件に対応させて、
この判定条件が満たされたときに前記ユーザ機器の保守
に関連する設定をどのように変更するかを示す変更内容
を記録する段階と、前記判定条件が満たされたときに、
その判定条件に対応する変更内容を、前記ユーザ機器に
対して送信し、前記ユーザ機器の前記保守に関する設定
を更新する段階と、を更に備えたことを要旨とする。
の機器保守方法において、前記変更内容は、前記メンテ
ナンス情報の重み付けを変更させる処理を含むことを要
旨とする。
いずれか1つに記載の機器保守方法において、前記メン
テナンス情報は、前記ユーザ機器で発生したエラーに関
する障害情報を含んでいることを要旨とする。
いずれか1つに記載の機器保守方法において、前記メン
テナンス情報は、前記ユーザ機器の消耗品残量情報を含
んでいることを要旨とする。
いずれか1つに記載の機器保守方法において、前記ユー
ザ機器のメンテナンスを行う作業員が携帯している携帯
端末機に、通信ネットワークを介して、そのユーザ機器
のメンテナンスに関する作業情報を送信する段階を更に
備えたことを要旨とする。
ータが、コンピュータネットワークを介して接続される
ユーザ機器を監視して遠隔保守を行う機器保守方法にお
いて、前記ユーザ機器から受信したジョブ情報を記録す
る段階と、複数の前記ジョブ情報に基づき、前記ユーザ
機器の不具合の発生を予測判定するための判定条件を生
成し記録する段階と、前記判定条件に照合させて、前記
ユーザ機器から受信したジョブ情報に基づき前記ユーザ
機器の不具合の発生を予測判定する段階と、を備えたこ
とを要旨とする。
の機器保守方法において、前記判定条件に対応させて、
この判定条件が満たされたときに前記ユーザ機器の保守
に関連する設定をどのように変更するかを示す変更内容
を記録する段階と、前記判定条件が満たされたときに、
その判定条件に対応する変更内容を、前記ユーザ機器に
対して送信し、前記ユーザ機器の前記保守に関する設定
を更新する段階と、を備えたことを要旨とする。
ンピュータネットワークを介して接続され、前記ユーザ
機器を監視して遠隔保守を行う機器保守システム用サー
バコンピュータにおいて、前記ユーザ機器から受信した
前記メンテナンス情報を記録するメンテナンス情報記録
手段と、前記メンテナンス情報に基づき前記ユーザ機器
の不具合の発生を予測判定するための判定条件を生成し
記憶する判定条件生成手段と、前記判定条件及び前記メ
ンテナンス情報に基づき前記ユーザ機器の不具合の発生
を予測判定する判定手段とを備えたことを要旨とする。
載の機器保守方法において、前記判定条件が満たされた
ときに、前記ユーザ機器の保守に関連する設定をどのよ
うに変更するかを示す変更内容を、前記ユーザ機器に対
して送信して、前記保守に関する設定を更新させる更新
手段とを備えたことを要旨とする。
10に記載の機器保守方法において、前記ユーザ機器の
メンテナンスを行う作業員が携帯している携帯端末機
に、通信ネットワークを介して、そのユーザ機器のメン
テナンスに必要な作業情報を送信する送信手段を更に備
えたことを要旨とする。
るサーバコンピュータと情報の送受信を行って、そのサ
ーバコンピュータに監視される電子機器において、前記
サーバコンピュータから、不具合発生を予測するための
新たな判定条件を受信したとき、保守に関する設定を更
新する機器用更新手段を備えたことを要旨とする。
るサーバコンピュータと情報の送受信を行って、そのサ
ーバコンピュータに監視される電子機器において、前記
サーバコンピュータから設定条件を受信して、この設定
条件を記憶させる記憶手段を備えたことを要旨とする。
れば、サーバコンピュータは、過去に受信した各ユーザ
機器のメンテナンス情報から、各ユーザ機器の使用状態
やエラー発生の傾向パターン(すなわちユーザ機器の特
性)を得て、これらに基づいて判定条件を設定する。そ
して、サーバコンピュータは、各ユーザ機器から得られ
たメンテナンス情報及び判定条件に基づいて、そのユー
ザ機器に近々不具合が発生するか否かを判定する。すな
わち、各ユーザ機器のエラー発生の特性から作成される
判定条件に基づいてユーザ機器のそれぞれに生じるエラ
ーをより的確に予測することができる。このため、各ユ
ーザ機器のその状況に応じて、予めその不具合の発生に
備えて遠隔保守することができる。従って、サーバコン
ピュータは、各ユーザ機器を効率よく遠隔保守すること
ができる。
機器が本来の処理ができず停止してしまうエラーのう
ち、予測して対処できるものを言い、ユーザ機器におい
て発生する紙詰まりやシステムエラーなどのエラーだけ
でなく、消耗品の全消費により本来の処理ができなくな
ることも含む。
れば、判定条件が満たされた際には、各ユーザ機器の設
定が更新される。すなわち、不具合の発生が予測し得る
状況の場合には、その状況に応じて各ユーザ機器の設定
を変更する。そのため、例えば、不具合の発生が近々予
測し得る場合には、メンテナンス情報を頻繁に送信させ
るようにして、その不具合が発生したか否かについて常
に監視することができる。また、サーバコンピュータ
は、エラーが多発していた部分を新品に取り替えたりし
て、しばらくは不具合が生じないとする場合には、各ユ
ーザ機器の設定を変更してメンテナンス情報を各ユーザ
機器からごくたまに送信させて、メンテナンス情報に関
する処理の負荷を少なくすることができる。従って、サ
ーバコンピュータは、負荷を小さくしながら不具合を迅
速に予測し得る条件に従ってユーザ機器を遠隔保守する
ことができるので、各ユーザ機器を一層、効率よく遠隔
保守することができる。
ンス情報の重み付けが変更される。判定条件が満たされ
て重み付けが変更されると、例えばユーザ機器からメン
テナンス情報の送信条件が変更されるので、状況の変化
に応じて各ユーザ機器からサーバコンピュータに送信さ
れるメンテナンス情報の送信時期を変更することができ
る。例えば、重み付けが軽いメンテナンス情報は、まと
めてサーバコンピュータに送信されるので、通信コスト
を抑えることができるとともに、これらの軽微なメンテ
ナンス情報も加味して発生する不具合を予測することが
できる。また、各ユーザ機器の現在の状況に対応して
は、通常では軽い重み付けのメンテナンス情報の重み付
けを重くすることができるので、更に不具合の発生に迅
速に対応することが可能である。従って、各ユーザ機器
を一層効率よく遠隔保守することができる。
関する障害情報をメンテナンス情報として含んでいるの
で、ユーザにより簡単に除去できない重大なエラーが発
生した場合には、その情報が迅速にサーバコンピュータ
に送信される。従って、そのエラーに対して迅速な対応
をすることができるので、ユーザ機器を迅速に復旧させ
ることができる。
ンピュータは、メンテナンス情報として、消耗品残量情
報を含んでいるので、消耗品の全消費により発生する不
具合に備えることができるとともに、消耗品の販売を促
進することができる。
ユーザ機器を直にメンテナンスする作業員に、そのユー
ザ機器のメンテナンス作業に必要な作業情報を容易に知
らせることができる。従って、メンテナンス作業員はメ
ンテナンス作業をより迅速に行うことができ、一層、効
率よくユーザ機器を保守することができる。
ンピュータは、過去に受信した各ユーザ機器のジョブ情
報から、各ユーザ機器の使用状態やエラー発生の傾向パ
ターン(すなわちユーザ機器の特性)を得て、これらに
基づいて判定条件を設定する。そして、サーバコンピュ
ータは、各ユーザ機器から得られたジョブ情報及び判定
条件に基づいて、そのユーザ機器に近々不具合が発生す
るか否かを判定する。すなわち、各ユーザ機器のエラー
発生の特性から作成される判定条件に基づいてユーザ機
器のそれぞれに生じるエラーをより的確に予測すること
ができる。このため、各ユーザ機器のその状況に応じ
て、予めその不具合の発生に備えて遠隔保守することが
できる。従って、サーバコンピュータは、各ユーザ機器
を効率よく遠隔保守することができる。
が満たされた際には、各ユーザ機器の設定が更新され
る。すなわち、不具合の発生が予測し得る状況の場合に
は、その状況に応じて各ユーザ機器の設定を変更する。
そのため、例えば、不具合の発生が近々予測し得る場合
には、ジョブ情報を頻繁に送信させるようにして、その
不具合が発生したか否かについて常に監視することがで
きる。また、サーバコンピュータは、エラーが多発して
いた部分を新品に取り替えたりして、しばらくは不具合
が生じないとする場合には、各ユーザ機器の設定を変更
してジョブ情報を各ユーザ機器からごくたまに送信させ
て、ジョブ情報に関する処理の負荷を少なくすることが
できる。従って、サーバコンピュータは、負荷を小さく
しながら不具合を迅速に予測し得る条件に従ってユーザ
機器を遠隔保守することができるので、各ユーザ機器を
一層、効率よく遠隔保守することができる。
定を記憶させる書き換え可能な設定条件を記憶する同一
の記憶手段を各電子機器に対して搭載しても、後から各
電子機器に応じた設定条件に容易に設定変更することが
できる。従って、例えば予め異なる初期設定を記憶手段
に行う必要がある電子機器であっても、同一の記憶手段
を搭載することができるので、電子機器のコストを低く
抑えることができる。
守システムの一実施形態を図1〜図18に従って説明す
る。
器としてのプリンタ10は、ネットワークNを介して保
守管理センタCに接続されている。同保守管理センタC
は、同ネットワークNを介して、携帯端末機18に接続
されている。携帯端末機18は、プリンタ10について
メンテナンス作業を行うメンテナンス作業員により携帯
されている。同携帯端末機18は、表示部18aを備え
ており、この表示部18aには保守管理センタCから送
信された情報が表示される。
について詳述する。プリンタ10は、例えばインクジェ
ット式プリンタやレーザプリンタ、及びプリンタ機能を
有する複合機等である。このプリンタ10は、図2に示
すように、プリンタ機能部PA、モデム20、制御部2
1及び記憶手段としての保守管理カード22を備えてい
る。プリンタ機能部PAは、図示しないキャリッジや紙
送りローラなどを駆動して、印刷を行わせるための装置
部である。モデム20は、前記保守管理センタCに対し
て送信を行うための送信機である。
管理カード22が介在している。この保守管理カード2
2は、モデム20が保守管理センタCに対して送信する
際に必要な送信情報を記憶している。この送信情報は、
図3に示すように、機器ID番号43、パスワード4
4、機器接続先45、定時連絡時刻46及びメール作成
データMDである。機器ID番号43は各プリンタ10
に固有の識別番号であり、パスワード44は保守管理セ
ンタCがプリンタ10を認証するためのパスワードであ
る。機器接続先45は、プリンタ10の接続先、すなわ
ち保守管理カード22のIP(Internet Protocol )ア
ドレスである。定時連絡時刻46は、プリンタ10毎に
設定される定期情報の送信時刻であって、プリンタ10
が設置された際に初期設定により設定される。また、メ
ール作成データMDは、送信する情報をメール形式に変
換するためのデータである。
更新手段としてのCPU25、RAM26、ROM2
7、タイマ28及びMIB(Management Information
Base)23を備えている。RAM26は、CPU25の
処理中にデータを一時的に記憶するとともに、累積ポイ
ント数を記憶する。累積ポイント数は、エラーが発生す
る度に加算されるそのエラーに対応するエラーポイント
数の累積値である。
き換え可能なROM(EEPROM)である。このRO
M27は、CPU25を制御するためのコンピュータプ
ログラム、送信判断基準値及びポイント情報を記憶して
いる。送信判断基準値とは、CPU25が保守管理セン
タCに対して通信を行うか否かを決定する基準値であ
る。すなわち、前記RAM26の累積ポイント数がこの
送信判断基準値に達したときには、CPU25は、モデ
ム20から保守管理センタCに対して通信を行う。
は、発生したエラー事象と、この事象に対応するエラー
ポイント数とから構成されている。このエラーポイント
数は、エラーの重要度を表している。すなわち、軽微な
エラー(例えば紙詰まりなどメンテナンス作業員によら
ずともユーザにより容易に除去できるエラー)の場合に
は、前記送信判断基準値の10ポイントよりも低いポイ
ント数に設定されている。従って、軽微なエラーは複数
回生じた際に、まとめてその情報が保守管理センタCに
送信される。また、プログラム内のシステムエラーなど
の重大なエラー(メンテナンス作業員によるメンテナン
スが必要であるエラー)の場合には、前記送信判断基準
値の10ポイントより高いポイント数とされている。従
って、重大なエラーが1回でも発生した際には、そのエ
ラーの発生の情報がすぐに保守管理センタCに送信され
る。
PAを制御したり、MIB23に対して情報の書き込み
及び読み込みを行ったりする。また、同CPU25は、
RAM26及びROM27から必要な情報の読み出しを
行ったり、RAM26に前記累積ポイント数を記憶させ
たりする。すなわち、CPU25は、エラーが発生した
際には、ROM27からそのエラーに対応するエラーポ
イント数及び前記RAM26から現在の累積ポイント数
を読み出して、これらを累積し、前記送信判断基準値の
10ポイントと比較する。そして、CPU25は、累積
ポイント数が10ポイント以上となった場合には、「エ
ラーが生じた」という障害情報を保守管理センタCに送
信し、かつRAM26の累積ポイント数を「0」にす
る。また、CPU25は、保守管理センタCの指令によ
って、プリンタ10の初期設定に前記保守管理カード2
2の定時連絡時刻46を書き込む。
メンテナンス情報とジョブ情報とを記録している。な
お、これらの情報に何らかの変更があった場合にはCP
U25により自動的に更新される。
ついての保守管理に必要な情報であって、前記障害情報
と、定期情報とから構成されている。前記障害情報は、
上述したようにエラーの発生についての情報である。前
記累積ポイントが送信判断基準値に達すると、記憶され
ていたこの障害情報は保守管理センタCに送信されて、
この送信された障害情報については削除される。障害情
報は、発生したエラーの発生時刻50、エラー内容51
及び発生箇所52などから構成されている。発生時刻5
0はエラーが発生した時刻であり、エラー内容51はプ
リンタ10で発生したエラーの内容であり、発生箇所5
2はプリンタ10におけるエラーの発生箇所である。
ンタCに送信される情報であって、消耗品残量情報と設
定情報とから構成されており、残量や設定が変更される
と前記CPU25により自動的に更新される。前記消耗
品残量情報は、プリンタ10の使用によって消耗する消
耗品の残量又は累積使用量に関する情報であって、トナ
ー残量56、感光体ユニット寿命57及び印刷枚数58
などから構成されている。トナー残量56及び感光体ユ
ニット寿命57は、プリンタ10が内蔵しているトナー
残量及び感光体の残り寿命をパーセンテージで表したも
のである。印刷枚数58とは、プリンタ10が使用開始
されてから現在までに印刷された延べ印刷枚数を表示す
る。また、前記設定情報は、消費電力などに関するプリ
ンタ10の設定に関する情報であって、時刻設定59及
び節電時間60などから構成されている。前記時刻設定
59はプリンタ10が内蔵しているタイマの設定時刻、
節電時間60は節電モードの間隔である。
況に関する詳細情報であって、前記保守管理センタCに
送信されるまでMIB23に記憶されている。すなわ
ち、ジョブ情報が保守管理センタCの要求により保守管
理センタCに送信されると、その送信されたジョブ情報
は削除される。ジョブ情報は、ジョブID番号61、処
理状態62、処理開始・終了時間63、トナー消費量6
4などから構成されている。ジョブID番号61は、プ
リンタ10にて実行された処理(ジョブ)を特定するた
めに付与された識別番号である。前記処理状態62は、
その処理がどういう状態となったか、すなわち処理が完
了したか又は途中で失敗して終了したかなどである。処
理開始・終了時間63は、この処理を開始した時刻及び
終了した時刻である。また、前記トナー消費量64は、
この処理において使用したトナーの消費量である。
する。図1に示すように、保守管理センタCには、サー
バコンピュータとしての管理サーバ11、監視コンソー
ル12及び遠隔制御コンピュータ13が設けられてい
る。管理サーバ11は、メンテナンス情報記録手段、判
定条件生成手段、判定手段、送信手段及び更新手段とし
て機能し、これには監視コンソール12及び遠隔制御コ
ンピュータ13が接続されている。
視装置である。この監視コンソール12には、キーボー
ド15、マウス16及びディスプレイ17が接続されて
いる。これらキーボード15及びマウス16を介して、
監視コンソール12には、オペレータから、契約者名4
1及びその契約者の連絡先42(図6参照)などの入力
が行われたり、メンテナンス作業員の派遣などが指示さ
れたりする。また、前記ディスプレイ17には、各プリ
ンタ10から送信された前記メンテナンス情報や前記ジ
ョブ情報などが表示される。これによりオペレータは、
各プリンタ10の前記メンテナンス情報やジョブ情報な
どを閲覧する。
ワークNを介して各プリンタ10に接続されている。ま
た、遠隔制御コンピュータ13は、各プリンタ10に遠
隔操作を行うことができる。すなわち、遠隔制御コンピ
ュータ13は、プリンタ10のCPU25に指示を与え
て、前記ROM27の書き換え、ジョブ情報の取得及び
インクジェット式プリンタの場合はヘッドの保守のため
のインクフラッシングといった遠隔操作を行う。
から前記機器ID番号43、パスワード44などを受信
してプリンタ10の認証を行ったり、前記メンテナンス
情報を受信して記憶したりしている。また、同管理サー
バ11は、図示しないタイマ及びRAMなどを内蔵して
いるとともに、図1に示すように、機器情報記憶部3
1、解析・判定条件情報記憶部32、障害情報記憶部3
3、定期情報記憶部34及びジョブ情報記憶部35を備
えている。
に関するサービスやそのプリンタ10に固有な情報に関
する機器情報をプリンタ10毎に記憶している。この機
器情報は、図6で示すように、契約者名41、契約者の
連絡先42、機器ID番号43、パスワード44、機器
接続先45及び定時連絡時刻46から構成されている。
契約者名41は本実施形態の遠隔保守サービスを受ける
契約者の名前であり、連絡先42はその契約者の連絡先
である住所や電話番号などである。
解析情報と、判定条件情報とを記憶している。メール解
析情報は、各プリンタ10から受信した前記メンテナン
ス情報のメールを前記監視コンソール12のオペレータ
が理解できる内容にするための解析に用いられる。
定条件47と、この判定条件47に対応する処理内容4
8とを有している。判定条件情報は、プリンタ10の機
種毎に特有の判定条件47及びこの判定条件47に対応
する処理内容48を含む。また、この判定条件情報は、
各プリンタ10の前記メンテナンス情報に基づいて、管
理サーバ11によりプリンタ10毎に新しく作成された
判定条件47及びこの判定条件47に対応する処理内容
48をも含む。
及び不具合判定条件47bとから構成されている。設定
変更判定条件47aは、管理サーバ11がプリンタ10
の設定条件を変更する必要があると判断する条件であっ
て、不具合の発生の予測とは直接は関係しない条件であ
る。例えば、図7の「設定時刻が30秒以上ずれてい
る」という条件である。
合が予測し得ると判断する条件である。例えば、図7の
「トナーが1%以下となった」というものである。この
条件により管理サーバ11は、そのプリンタ10につい
て不具合(この場合は「トナー切れによる不具合」)が
近々発生し得ると予測判定する。
が満たされた場合に管理サーバ11で行われる処理の内
容であり、各判定条件47に対応するようにそれぞれ設
定されている。図7において各処理内容48は、その左
側にある各判定条件47のそれぞれに対応している。す
なわち、プリンタ10が前記判定条件47を満たした際
に、その判定条件47に対応する(図7においては判定
条件47の右側にある)処理内容48を管理サーバ11
が行う。例えば、プリンタ10が「A部分の紙詰まりが
4回、B部分の紙詰まりが1回連続して生じている」と
いう判定条件47(図7参照)を満たす場合には、管理
サーバ11は「メンテナンス作業員に作業情報を送信す
る」という処理内容48を行う。また、処理内容48に
は、プリンタ10の設定を変更する変更内容48aが含
まれている。すなわち、変更内容48aに対応する判定
条件47が満たされた際には、管理サーバ11は遠隔制
御コンピュータ13を介してプリンタ10の設定をこの
変更内容48aに変更する。例えば、プリンタ10が
「B部分の紙詰まりのエラーポイント数を10に変更す
る」という変更内容48aに対応する「A部分の紙詰ま
りが4回生じている」という判定条件47をプリンタ1
0が満たすとする。この場合、保守管理センタCは、そ
の「B部分の紙詰まりのエラーポイント数を10に変更
する」という変更内容48aに従って、プリンタ10の
ROM27(これはエラーポイント数を記憶している)
を書き換える。
は、プリンタ10から受信した前記障害情報及びそれに
関連する情報を機器ID番号43に関連付けてプリンタ
10毎に記憶している。従って、障害情報記憶部33
は、機器ID番号43、受信時刻49、障害情報として
の発生時刻50、エラー内容51及び発生箇所52と、
障害要旨文書53と、対応状況54などを記憶してい
る。受信時刻49は、プリンタ10から障害情報が送信
された時刻である。障害要旨文書53は、障害の内容を
要約したものであり、エラー内容51及び発生箇所52
に基づいて作成され、監視コンソール12のオペレータ
に向けてディスプレイ17に障害要旨内容として表示さ
れる文書である(図16参照)。対応状況54は、前記
監視コンソール12のオペレータから入力されたメンテ
ナンス作業員の割り付けや作業完了及びそのメンテナン
ス作業員の携帯端末機18から入力された作業内容など
である。
は、プリンタ10から受信した前記定期情報を、機器I
D番号43毎かつその報告日時55毎に記憶している。
また、図10に示すように前記ジョブ情報記憶部35
は、プリンタ10から受信した前記ジョブ情報を、印刷
ジョブ毎にかつ機器ID番号43毎に記憶している。
用について、図11〜図18に従って、説明する。 (プリンタ10の初期設定)プリンタ10がユーザの会
社に新しく設置された場合には、まず、そのプリンタ1
0の初期設定が行われる。
て、プリンタ10が使用可能となると、プリンタ10の
CPU25は、ネットワークNを介して保守管理センタ
Cの管理サーバ11に接続する。そして、プリンタ10
は、その機器ID番号43、パスワード44及び機器接
続先45を管理サーバ11に送信する(図11のステッ
プS11)。管理サーバ11は、まず受信した機器ID
番号43及びパスワード44を機器情報記憶部31に記
憶されている情報と比較して、それらが正しいか否かの
判断、すなわち認証を行う(ステップS12)。認証が
正しいと判断した管理サーバ11は、そのプリンタ10
に対する定時連絡時刻46を、すでに設置された他のプ
リンタ10とは異なる時間となるように割り付ける。次
に、管理サーバ11は、この割り付けた定時連絡時刻4
6と、受信した機器ID番号43、パスワード44及び
機器接続先45を、機器情報記憶部31に記憶する(ス
テップS13)。そして、管理サーバ11は、割り付け
た定時連絡時刻46をプリンタ10の保守管理カード2
2に記憶させるために、遠隔制御コンピュータ13に機
器接続先45、定時連絡時刻46及びその書換指令を送
信する(ステップS14)。
器接続先45に基づいてプリンタ10と接続し、そのプ
リンタ10の保守管理カード22に定時連絡時刻46を
書き込む(ステップS15)。これにより、プリンタ1
0の保守管理カード22には、定時連絡時刻46が記憶
される(ステップS16)。
は、上述したように初期設定が行われた後、電源が投入
されている間は、図12〜図15に示す保守管理処理が
行われている。
は、まず、エラーが発生したか否かについて判断する
(ステップS21)。エラーが発生した場合(ステップ
S21にてYES)には、そのエラー事象に対応するエ
ラーポイント数をROM27から読み出して、RAM2
6に記憶している累積ポイント数に加算して、新たな前
記累積ポイント数を算出して更新する(ステップS2
2)。続いて、プリンタ10は、更新した累積ポイント
数が10ポイント(送信判断基準値)以上になったか否
かを判断する(ステップS23)。
合(ステップS23にてNO)には、プリンタ10は上
記ステップS21に戻る。また、更新した累積ポイント
数が10以上になった場合(ステップS23にてYE
S)には、プリンタ10は、まず、機器ID番号43及
びパスワード44を管理サーバ11に送信する(ステッ
プS24)。管理サーバ11は、受信した機器ID番号
43及びパスワード44が、機器情報記憶部31に記憶
されているか否かの認証確認を行う(ステップS2
5)。管理サーバ11は、認証確認により機器ID番号
43及びパスワード44が正しいと判断すると、認証確
認終了信号をプリンタ10に送信する(ステップS2
6)。プリンタ10は、この認証確認終了信号を受信す
ると、プリンタ10においてエラーポイント数を10以
上にしたすべてのエラー事象を時系列にして障害情報と
して管理サーバ11に送信する(ステップS27)。
分の紙詰まりのエラー」が2回発生し、その後、エラー
ポイント数「2」の「B部分の紙詰まりのエラー」が4
回発生して累積ポイント数が10以上になった場合に
は、プリンタ10は、この障害情報を送信する。すなわ
ち、プリンタ10は、「A部分の紙詰まりが2回」及び
「B部分の紙詰まりが4回」発生したとの障害情報(メ
ンテナンス情報)を管理サーバ11にメール形式でネッ
トワークNを介して送信する。そして、プリンタ10
は、現在の累積ポイント数を0にリセットする(ステッ
プS28)。
いないと判断すると(ステップS21にてNO)、次
に、使用期間が例えば1ヶ月などの所定期間以上になっ
たか否かを判断する(図13のステップS30)。そし
て、プリンタ10は、使用期間が所定以上になったと判
断すると(ステップS30にてYES)、次に、定時連
絡時刻46になったか否かを判断する(ステップS3
1)。使用期間が所定以上でないとき、すなわち使用を
開始して間もないとき(ステップS30にてNO)又は
定時連絡時刻46(ステップS31にてNO)になって
いないときには、プリンタ10は、上記ステップS21
に戻る。
になったと判断すると(ステップS31にてYES)、
前記ステップS24〜S26と同様に認証処理を行う。
すなわち、プリンタ10は機器ID番号43及びパスワ
ード44を管理サーバ11に送信し(ステップS3
2)、これに応じて管理サーバ11は、認証確認を行い
(ステップS33)、認証が正しければ認証確認終了信
号をプリンタ10に送信する(ステップS34)。プリ
ンタ10は、認証確認終了信号を受信すると、定期情報
(メンテナンス情報)をメール形式でネットワークNを
介して管理サーバ11に送信する(ステップS35)。
S35においてプリンタ10からメンテナンス情報のメ
ールを受信し、所定時刻となると、解析・判定条件情報
記憶部32に記憶されている情報及び受信した時刻に基
づいて、そのメールが障害情報であるか定期情報である
かを判断する(ステップS36)。管理サーバ11は、
受信したメールが定期情報であると判断した場合(ステ
ップS36にてYES)には、その定期情報を定期情報
記憶部34に記憶し(ステップS37)、その定期情報
を監視コンソール12に送信する(ステップS38)。
が障害情報であると、すなわち定期情報ではないと判断
した場合(ステップ36にてNO)には、障害情報を障
害情報記憶部33に記憶する(ステップS39)。次
に、管理サーバ11は、エラー内容51の要旨文書、す
なわち障害要旨文書53を作成し、これを障害情報記憶
部33に記憶する(ステップS40)。そして、管理サ
ーバ11は、この障害要旨文書53及び障害情報を監視
コンソール12に送信する(ステップS41)。
タ10の障害情報に基づいて、そのプリンタ10で生じ
た同一の重大エラーについて、そのエラー発生時に何ら
かの傾向パターンがないか否かを検出する(ステップS
42)。例えば、過去にプリンタ10にシステムエラー
(重大なエラー)が発生する直前には、必ずA部分の紙
詰まりが4回、B部分の紙詰まりが1回生じていること
が複数回あったとする。この場合、管理サーバ11は、
そのプリンタ10においてシステムエラーが発生すると
きには、「A部分の紙詰まりが4回、B部分の紙詰まり
が1回発生する」という傾向パターンがあると検出す
る。
を検出した場合(ステップS42にてYES)には、新
たな判定条件47を作成し、この判定条件47を解析・
判定条件情報記憶部32に記憶させる(ステップS4
3)。例えば、上述したシステムエラーが発生するとき
の傾向パターンから判定条件47(「A部分の紙詰まり
が4回、B部分の紙詰まりが1回発生する」)を作成
し、これに対応する処理内容48として「メンテナンス
作業員に作業情報を送信する」とする。このような処理
内容48を設定することにより、この作成された判定条
件47が満たされた際には、システムエラーが不具合と
して発生する可能性が高いため、その不具合が発生する
前にメンテナンス作業員をプリンタ10に派遣してその
不具合に対して何らかの処理を行うことができる。従っ
て、管理サーバ11は、判定条件47として「A部分の
紙詰まりが4回、B部分の紙詰まりが1回生じている」
を、これに対応する処理内容48として「メンテナンス
作業員に作業情報を送信する」を、解析・判定条件情報
記憶部32に記憶する。
S44において管理サーバ11は、「A部分の紙詰まり
が4回生じている」という判定条件47と、これに対応
する「B部分の紙詰まりのエラーポイント数を10とす
る」という変更内容48aとを作成して、解析・判定条
件情報記憶部32に記憶する。
した「A部分の紙詰まりが4回、B部分の紙詰まりが1
回生じている」との判定条件47をプリンタ10が満た
した際には、すぐにその情報が管理サーバ11に送信さ
れるような設定に変更する。詳述すると、「B部分の紙
詰まり」は通常、エラーポイント数が「2」であるため
(図5参照)、これを「10」に変更する内容として変
更内容48aが作成される。そして、その変更内容48
aに対応する判定条件47として、先に作成した判定条
件47の最後の事項を除いた条件(例では「B部分の紙
詰まり」という事項を除く「A部分の紙詰まり4回」と
いう条件)が作成される。このため、A部分の紙詰まり
が4回、B部分の紙詰まりが1回生じた場合には、プリ
ンタ10から管理サーバ11にこの旨が知らせられる。
これにより、管理サーバ11は、前記重大なシステムエ
ラーを予測し得る「A部分の紙詰まりが4回、B部分の
紙詰まりが1回生じている」という判定条件47が満た
されたことを迅速に検出することができるのである。
テナンス情報に基づいてプリンタ10が判定条件47を
満たしているか否かの判断、すなわちメンテナンス情報
の解析を行う(図14のステップS45)。なお、この
ステップS45は、例えば重大なエラーが1回しか生じ
ていないなど、エラー発生の傾向パターンが検出できな
い場合(上記ステップS42においてNO)には、上記
ステップS43,S44の処理を行わずにすぐに行われ
る。
定条件47を満たした場合には、処理が必要であると判
断して(ステップS46にてYES)、その判定条件4
7に対応する処理内容48を行うため、処理内容48を
一時的に図示しないRAMに記憶する(ステップS4
7)。例えば、「A部分の紙詰まりが4回生じている」
との判定条件47が満たされた場合には、管理サーバ1
1は、それに対応して「B部分の紙詰まりのエラーポイ
ント数を10に変更する」という変更内容48aを一時
的に記憶する。なお、「A部分の紙詰まりが4回、B部
分の紙詰まりが1回生じている」との判定条件47が満
たされた場合にも、管理サーバ11は、その判定条件4
7に対応する処理内容48の「メンテナンス作業員に作
業情報を送信する」を一時的に記憶する。
プリンタ10の設定を変更する処理内容である変更内容
48aであった場合には、この変更内容48aにROM
27を書き換えるための更新指令信号を遠隔制御コンピ
ュータ13に送信する(ステップS48)。遠隔制御コ
ンピュータ13は、変更内容48aに基づいて、プリン
タ10の遠隔操作を行い、ROM27の書き換え処理を
行う(ステップS49)。これにより、プリンタ10の
ROM27には、「B部分の紙詰まり」のエラーポイン
ト数が「10」に前記ポイント情報が書き換えられて更
新される(ステップS50)。
書を含む)を受信した監視コンソール12は、これらの
メンテナンス情報を時系列的にディスプレイ17の一覧
表示画面DGに表示する(ステップS51)。この表示
画面DGには、図16に示すように、例えば赤色など他
の状態より目立つ色(図では太枠で表示)で障害情報が
表示されているとともに、スクロール可能に定期情報が
表示されている。また、この定期情報は、消耗品の残量
がほとんどなくなった場合(例えば残量が5%以下)に
は、例えば黄色などの他の状態よりは目立ちかつ前記障
害情報とは異なる色(図では斜線で表示)で表示され
る。
イ17を監視しているオペレータが、メンテナンス情報
の各機器ID番号43をクリックすると、監視コンソー
ル12はその機器ID番号43が選択されたと判断し
(図14のステップS52にてYES)、図17に示す
ように詳細情報画面SGが表示される(ステップS5
3)。この詳細情報画面SGには、選択されたメンテナ
ンス情報を有するプリンタ10の障害情報及び定期情報
の最近の情報が表示されている。また、同詳細情報画面
SGには、契約者名41、連絡先42及び機器ID番号
43が表示されているとともに、プリンタ10のジョブ
情報を取得するための取得ボタンMB及び前画面である
一覧表示画面DGに戻るための戻りボタンBBが表示さ
れている。また、同詳細情報画面SGには、指示処理内
容入力欄70と、その内容を送信する実行ボタン71が
表示されている。
オペレータが処理を行うために、更なる情報が必要であ
ると判断し、ジョブ情報を取得したい場合には、取得ボ
タンMBをクリックする。これにより、監視コンソール
12は、ジョブ情報が必要であると判断し(図14のス
テップS54にてYES)、そのジョブ情報取得の指令
信号が管理サーバ11に送信される(ステップS5
5)。管理サーバ11は、指令信号に基づいてプリンタ
10の機器情報の機器接続先45を遠隔制御コンピュー
タ13に送信する(ステップS56)。遠隔制御コンピ
ュータ13は、ネットワークNを介して、プリンタ10
に接続を行い、ジョブ情報の要求信号を送信する(ステ
ップS57)。
保守管理センタCにまだ送信していないジョブ情報、す
なわちMIB23に記憶されている情報をメールとして
ネットワークNを介して遠隔制御コンピュータ13に送
信する(ステップS58)。遠隔制御コンピュータ13
は、受信したジョブ情報を管理サーバ11に送信する
(ステップS59)。管理サーバ11は、受信したジョ
ブ情報を記憶し(ステップS60)、このジョブ情報を
監視コンソール12に送信する(ステップS61)。そ
して、監視コンソール12は、そのジョブ情報をジョブ
情報表示画面MGに表示する(ステップS62)。この
ジョブ情報表示画面MGには、図18に示すように、ジ
ョブID番号61毎の処理状態62、処理開始・終了時
間63などのジョブ情報と、前画面である詳細情報画面
SGを表示するための戻りボタンBBが表示されてい
る。このジョブ情報を閲覧したオペレータにより戻りボ
タンBBが選択されると、監視コンソール12は、上述
した詳細情報画面SGをディスプレイ17に再び表示す
る(ステップS63)。
オペレータは、閲覧したジョブ情報及びメンテナンス情
報に基づいて、そのプリンタ10に対して何らかの処理
を行う必要があると判断すると、詳細情報画面SGの指
示処理内容入力欄70に処理内容を入力し(ステップS
64)、実行ボタン71をクリックする。これにより、
監視コンソール12は、その指示した処理内容を管理サ
ーバ11に送信する(ステップS65)。
容を解析し、この解析した指示処理内容に遠隔操作によ
る処理が含まれている場合(ステップS66にてYE
S)には、遠隔操作を行うプリンタ10の機器情報及び
遠隔操作指令信号を遠隔制御コンピュータ13に送信す
る(ステップS67)。
器情報に基づいて、遠隔操作するプリンタ10に接続
し、プリンタ10に対して遠隔操作を行う(ステップS
68)。プリンタ10は、遠隔制御コンピュータ13の
遠隔操作に基づいて、例えばヘッドクリーニングなどの
指定された所定処理を行う(ステップS69)。
業員にプリンタ10についての作業情報を送信するか否
かの判断を行う(ステップS70)。この判断は、前記
ステップS47(図14参照)にて記憶された処理内容
48やステップS64にて入力された指示内容に基づい
てメンテナンス作業員を派遣する必要があること、又は
メンテナンス作業員の担当地区やスケジュールなどに基
づいて定期点検が行われる予定があることから行われ
る。なお、作業情報とは、例えば、プリンタ10の最近
のエラーやエラーの傾向パターン、これから発生すると
判断されるエラーに対する対処方法などである。
作業員に作業情報を送信すると判断すると(ステップS
70にてYES)、前記携帯端末機18に作業情報を送
信する(ステップS71)。なお、前記ステップS43
において、管理サーバ11は、「メンテナンス作業員に
作業情報を送信する」との処理内容を記憶した場合に
は、そのメンテナンス作業員をすぐにプリンタ10に派
遣する必要があるので、作業情報とともに、例えばプリ
ンタ10の連絡先42などの機器情報をも送信する。
の表示部18aに表示する(ステップS72)。携帯端
末機18に表示された情報を閲覧したメンテナンス作業
員は、そのプリンタ10がある会社に訪問し、そのプリ
ンタ10のメンテナンス作業(又は定期点検作業)を行
う(ステップS73)。メンテナンス作業が完了する
と、メンテナンス作業員により作業完了及び作業内容が
携帯端末機18に入力され、同携帯端末機18はこれら
の情報を管理サーバ11にネットワークNを介して送信
する(ステップS74)。そして、管理サーバ11は、
受信した作業完了及び作業内容を対応状況54として障
害情報記憶部33に記憶する(ステップS75)。
Gの戻りボタンBBが選択されると、監視コンソール1
2は、再び図16に示す一覧表示画面DGをディスプレ
イ17に表示する(ステップS76)。
以下のような効果を得ることができる。 ・本実施形態において、管理サーバ11は、プリンタに
おいて不具合が生じると予測するための判定条件47に
基づいて、何らかの処理が必要であると判断できる場合
(図14のステップS46にてYES)には、その対策
としての処理内容48を行うことができる。例えば、シ
ステムエラーが発生するときに「A部分の紙詰まりが4
回、B部分の紙詰まりが1回生じている」との判定条件
47があるときには、この判定条件47が満たされた場
合には、メンテナンス作業員に作業情報が送信される。
このため、メンテナンス作業員は、そのシステムエラー
が生じる前の定期点検作業時又は既に発生した他のエラ
ーのメンテナンス作業時に、予測されたシステムエラー
の発生に備えて何らかの対策を取ることができる。ま
た、判定条件47は、プリンタ10のそれぞれについて
作成されるので、そのプリンタ10の特性により適する
ように保守することができる。従って、管理サーバ11
は、プリンタ10を効率よく保守することができる。
は、重大なエラーであるシステムエラーが生じると予測
できるときの最後の条件を除く条件を満足した場合に
は、遠隔制御コンピュータ13を介して遠隔操作して、
ROM27の内容であるその最後の条件の重み付けを変
更する(ステップS49、50)。例えば、「A部分の
紙詰まりが4回、B部分の紙詰まりが1回生じている」
との判定条件47の「A部分の紙詰まりが4回生じた」
場合には、「B部分の紙詰まりのエラーポイント数を1
0に変更する」。すなわち、管理サーバ11は、プリン
タ10のROM27の内容を変更することにより、重大
なシステムエラーが発生すると予測できる状態になった
ことをより速く知ることができるので、より迅速にこれ
から生じる不具合に対応することができる。従って、管
理サーバ11は、プリンタ10の設定を変更することに
より、各プリンタ10を一層、効率よく遠隔保守するこ
とができる。
は、各プリンタ10から得られたメンテナンス情報か
ら、そのプリンタ10についてエラーの傾向パターンが
認められた場合(ステップS42にてYES)には、新
たに判定条件47を作成する(ステップS43)。その
ため、管理サーバ11は、各プリンタ10の使用状態や
エラー発生の傾向パターン(各プリンタ10の特性)を
考慮して、プリンタ10の判定条件47(特に設定変更
判定条件47a)を更新するか否かが判断される(ステ
ップS46)。従って、管理サーバ11は、プリンタ1
0毎に発生し易いエラーを把握し、各プリンタ10に生
じるエラーをより的確に予測して、これに備えることが
できるので、各プリンタ10のこれから発生するエラー
に、より迅速に対応することができる。
障害情報をメンテナンス情報として含んでいるので、ユ
ーザによっては簡単に除去できない重大なエラーが発生
した場合には、メンテナンス作業員を派遣して、そのエ
ラーの除去を迅速に行うことができる。
は、メンテナンス情報としてトナー残量56、感光体ユ
ニット寿命57及び印刷枚数58などの消耗品残量情報
を定時情報として定期情報記憶部34に記憶する(ステ
ップS37)。従って、この定期情報記憶部34に記憶
された定期情報に基づいて、消耗品の全消費時期が把握
できるので、消耗品の全消費によるエラー発生に備える
ことができるとともに、消耗品の販売を促進することが
できる。
は、エラーが発生し難い使用開始時には、メンテナンス
情報は管理サーバ11に送信しないようにする(ステッ
プS30にてNO)。従って、プリンタ10は、メンテ
ナンス情報を送信しない分だけ、通信費を抑えることが
できる。
12を監視しているオペレータが入力した(ステップS
64)指示内容に応じて、プリンタ10を直にメンテナ
ンスするメンテナンス作業員の携帯端末機18に作業情
報を送信する(ステップS71)。メンテナンス作業員
は、携帯端末機18に表示された作業情報に基づいて、
メンテナンスを容易に実施することができるので(ステ
ップS73)、エラーが発生したプリンタ10を迅速に
復旧させることができる。
は、メンテナンス作業員によるメンテナンス作業が完了
した場合には、その作業完了及び作業内容を携帯端末機
18から受信して、それらを対応状況54として記憶す
る(ステップS75)。従って、障害情報として受信さ
れメンテナンス作業が行われたエラーに対する対応状況
54を記憶するので、再度同様なエラーが生じた場合に
は、この対応状況54を参照することによって、より効
率よくプリンタ10を保守管理することができる。
ュータ13は、プリンタ10に対して例えばフラッシン
グなどの処理を遠隔操作することができる(ステップS
68,S69)。従って、フラッシングによりユーザが
除去できなかったエラーを、メンテナンス作業員を派遣
せずにより迅速に除去してプリンタ10を復旧させるこ
とができる。
設置されると、遠隔制御コンピュータ13は、そのプリ
ンタ10の定時連絡時刻46を保守管理カード22に記
憶させる(ステップS15,S16)。従って、プリン
タ10を設置した後に、そのプリンタ10の機器接続先
45及び機器ID番号43に関連付けて定時連絡時刻4
6を設定変更できる。すなわち、各プリンタ10に搭載
する保守管理カード22に、予め異なる定時連絡時刻4
6を設定しておく必要がなく、同じ保守管理カード22
を各プリンタ10に搭載することが可能である。そのた
め、定時連絡時刻46の設定にかかるコストを省くこと
ができる。
は、メンテナンス情報を監視しているオペレータにより
プリンタ10のジョブ情報を遠隔制御コンピュータ13
を介して取得する(ステップS55〜S62)。すなわ
ち、管理サーバ11は、必要に応じて、障害情報を送信
したプリンタ10の詳しい状態についての情報を得るこ
とができるので、プリンタ10に発生したエラーに迅速
に対処することができる。
は、エラーが発生した場合には、そのエラーに対応する
エラーポイント数を累積して更新する(ステップS2
2)。その累積ポイント数が10以上となった場合(ス
テップS23にてYES)に、10ポイントを構成した
エラーの要因を障害情報(メンテナンス情報)として管
理サーバ11に送信する(ステップS24)。そのた
め、重大なエラーの場合には、重み付けを重くする。こ
れにより、重大なエラーが1回でも生じた場合には障害
情報をすぐに管理サーバ11に送信するので、迅速に重
大なエラーに対処することができる。また、軽微なエラ
ーの場合には重み付けを軽くし、いくつかまとめて障害
情報を管理サーバ11に送信することができるので、通
信コストを抑えることができる。更に、軽微なエラー
は、ユーザが自分でそのエラーを簡単に除去できるた
め、メンテナンス作業員の到着を待たずに迅速にエラー
を除去することができる。また、管理サーバ11は、こ
のような軽微なエラーの情報を取得することができるの
で、管理サーバ11は、不具合を予測し得る情報をより
多く得ることができる。従って、管理サーバ11は、よ
り多くのメンテナンス情報に基づいて、プリンタ10を
より適切に保守管理することができる。
は、定期情報として消耗品残量情報とともに、時刻設定
59及び節電時間60などの設定情報を受信した。従っ
て、この設定情報が判定条件47の設定変更判定条件4
7aを満たした場合には、プリンタ10をより適切に設
定して、ランニングコストを低下させたりすることがで
きる。
うに変更してもよい。 ○上記実施形態においては、プリンタ10として、イン
クジェット式プリンタ、レーザプリンタ及びプリンタ機
能を備える複合機として説明した。プリンタ10は、そ
の他、遠隔保守するユーザ機器であれば、例えば、ファ
クシミリ機能やコピー機能を備えた複合機や、これらの
単独の機能しか有しないような機器であってもよい。
情報である障害情報及び定期情報はメールにて管理サー
バ11に送信し、管理サーバ11は、所定時間毎に、受
信したメールをディスプレイ17に表示した。これに代
えて、迅速な対応が必要な重大なエラーの発生時には、
障害情報をすぐに監視コンソール12のオペレータに知
らせるようにしてもよい。
ピュータ13とプリンタ10との送受信はメール形式で
行った。このメールは、MIB23のデータをそのまま
送信して管理サーバ11が解析・判定条件情報記憶部3
2のメール解析情報で解析してもよいし、例えばXML
(Extensible Markup Language)形式など、他の形式
のファイルであってもよい。また、遠隔制御コンピュー
タ13は、インタープリタと組み合わせれば、その条件
文そのものを送信してプリンタ10の遠隔制御を行って
もよい。また、送受信時の手段は、FTP(File Trans
fer Protocol)、HTTP(hypertext transfer proto
col )も使用でき、必ずしもメールに限定されない。
付けを付け、累積ポイント数が10以上となったときに
障害情報をプリンタ10が管理サーバ11に送信した。
これに代えて、プリンタ10は、累積ポイント数などを
設けずに、エラーが発生する度ごとに、そのエラーを障
害情報として管理サーバ11に送信するようにしてもよ
い。
に応じて行われる変更内容48aは、例えば、「エラー
ポイント数を10に変更する」ようなエラーの重み付け
の変更や、管理サーバの時刻設定であった(図7参
照)。これに限らず、更新される保守に関連する設定
は、例えば、メンテナンス情報の送信頻度、定時連絡時
刻46(メンテナンス情報の送信時間)の変更、ジョブ
情報の送信項目の変更などであってもよい。また、ユー
ザ機器から管理サーバ11に送信されてくる送信項目
を、印刷枚数(使用期間)や(製造されてからの)経過
年数などによって、変更するようにしてもよい。この場
合、耐久期間間際となったときに、メンテナンス情報の
送信頻度を多くすることにより、発生する不具合に迅速
に対応することが可能である。
1は、メンテナンス情報に基づいて保守に関連する設定
を変更するようにしたが、ジョブ情報に基づいて判定条
件47を作成して、不具合を予測したりプリンタ10の
設定を変更したりしてもよい。例えば、図7で示すよう
に、管理サーバ11はジョブ情報から「1ヶ月間に各印
刷ジョブの間隔が常に30〜50分の間にある」と判断
した場合には、「節電時間を30分に変更する」として
もよい。この場合には、管理サーバ11はユーザ機器か
ら受信したジョブ情報を記録するジョブ情報記録手段と
して機能する。
1とプリンタ10とを接続しているコンピュータネット
ワーク及び管理サーバ11と携帯端末機18とを接続し
ている通信ネットワークであるネットワークNは同一で
あるとして説明したが、勿論、別々の専用回線を使用す
るようにしてもよい。
技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記
する。 (a)前記メンテナンス情報は、前記ユーザ機器の設定
情報を含み、前記サーバコンピュータは、前記メンテナ
ンス情報として受信した前記設定情報が所定の条件を示
していると判断する段階と、この判断により前記ユーザ
機器の設定を他の設定に変更する変更段階とを更に備え
たことを特徴とする請求項1に記載の機器保守方法。
ば、メンテナンス情報として送信される設定情報に基づ
いて、ユーザ機器であるプリンタ10の現在の設定を変
更することが可能である。例えば、管理サーバ11は、
プリンタ10に内蔵される時計をより正確な時刻に合わ
せたり、節電時間をより的確な時間として、ユーザ機器
のランニングコストを低下させたりすることができる。
ーザ機器毎の使用期間又は製造時期に基づいて、前記判
定条件を、前記ユーザ機器に設定する設定段階を更に備
えたことを特徴とする請求項1に記載の機器保守方法。
ば、エラーが発生し難い使用開始時には、メンテナンス
情報をコンピュータサーバを介してサーバコンピュータ
に送信しないので、通信費を抑えることができる。ま
た、耐久年数を経たユーザ機器については、ユーザ機器
に頻繁にメンテナンス情報を送信させることにより、こ
れから発生するエラーに対してより迅速に対応すること
ができる。
付けがなされたエラーポイント数を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記エラーが発生した際に、そのエラーに
対応するポイントを累算する累算手段と、前記ポイント
が所定量以上となった場合に、累積されたポイントに対
応するエラーを前記サーバコンピュータに送信する送信
手段とを備えたことを特徴とする請求項12又は13に
記載の電子機器。
ば、メンテナンス作業員によるメンテナンスが必要な重
大なエラーの場合には、重み付けを重くし、ユーザが簡
単に直せるような軽微なエラーの場合には、重み付けを
軽くすることができる。重み付けが軽い場合には、ユー
ザは、メンテナンス作業員によるメンテナンスを待つこ
となく直すことができるので、迅速に復旧作業を行うこ
とができる。更に、軽微なエラーが何度も生じる場合に
は、このエラーについてのメンテナンス情報がサーバコ
ンピュータに送信される。従って、サーバコンピュータ
は、これら軽微なエラーの情報も加味して発生する不具
合を予測することができ、これから発生するエラーの予
測を、より精度よく行うことができ、電子機器をより効
率よく遠隔保守することができる。また、各ユーザ機器
の現在の状況に対応して、重み付けが軽いメンテナンス
情報の重み付けを重くすることができるので、更に不具
合の発生に迅速に対応することが可能である。従って、
各ユーザ機器を一層効率よく遠隔保守することができ
る。
られるメンテナンス情報に基づいて、ユーザ機器の不具
合を予測して、予めその不具合の発生に備えて遠隔保守
することができるので、各ユーザ機器を効率よく遠隔保
守することができる。
図。
すブロック図。
ータ構成図。
情報のデータ構成図。
ジョブ情報のデータ構成図。
構成図。
件及びその変更内容を表示するデータ構成図。
構成図。
構成図。
データ構成図。
設定処理の流れ図。
障害情報送信処理の流れ図。
信する定期情報送信処理及びメンテナンス情報を受信し
た管理サーバのメンテナンス情報記憶処理の流れ図。
理及びジョブ情報取得処理の流れ図。
て行われる作業処理の流れ図。
レイに表示されるメンテナンス情報の一覧表示画面を説
明するための画面図。
についての詳細なメンテナンス情報を表示する詳細情報
画面を説明するための画面図。
についてのジョブ情報を表示するジョブ情報画面を説明
するための画面図。
してのネットワーク 10 ユーザ機器及び電子機器としてのプリンタ 11 サーバコンピュータとしての管理サーバ 18 携帯端末機 43 メンテナンス情報を構成する機器ID番号 47b 判定条件としての不具合判定条件 48a 変更内容 50 障害情報を構成する発生時刻 51 障害情報を構成するエラー内容 52 障害情報を構成する発生箇所 53 障害情報を構成する障害要旨文書 56 消耗品残量情報を構成するトナー残量 57 消耗品残量情報を構成する感光体ユニット寿命 58 消耗品残量情報を構成する印刷枚数 59 設定条件を構成する時刻設定 60 設定条件を構成する節電時間
Claims (13)
- 【請求項1】 サーバコンピュータが、コンピュータネ
ットワークを介して接続されるユーザ機器を監視して遠
隔保守を行う機器保守方法において、 前記ユーザ機器から受信したメンテナンス情報を記録す
る段階と、 複数の前記メンテナンス情報に基づき、前記ユーザ機器
の不具合の発生を予測判定するための判定条件を生成し
記録する段階と、 前記判定条件及び前記メンテナンス情報に基づき前記ユ
ーザ機器の不具合の発生を予測判定する段階と、を備え
たことを特徴とする機器保守方法。 - 【請求項2】 前記判定条件に対応させて、この判定条
件が満たされたときに前記ユーザ機器の保守に関連する
設定をどのように変更するかを示す変更内容を記録する
段階と、 前記判定条件が満たされたときに、その判定条件に対応
する変更内容を、前記ユーザ機器に対して送信し、前記
ユーザ機器の前記保守に関する設定を更新する段階と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の機器保
守方法。 - 【請求項3】 前記変更内容は、前記メンテナンス情報
の重み付けを変更させる処理を含むことを特徴とする請
求項2に記載の機器保守方法。 - 【請求項4】 前記メンテナンス情報は、前記ユーザ機
器で発生したエラーに関する障害情報を含んでいること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の機器
保守方法。 - 【請求項5】 前記メンテナンス情報は、前記ユーザ機
器の消耗品残量情報を含んでいることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1つに記載の機器保守方法。 - 【請求項6】 前記ユーザ機器のメンテナンスを行う作
業員が携帯している携帯端末機に、通信ネットワークを
介して、そのユーザ機器のメンテナンスに関する作業情
報を送信する段階を更に備えたことを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1つに記載の機器保守方法。 - 【請求項7】 サーバコンピュータが、コンピュータネ
ットワークを介して接続されるユーザ機器を監視して遠
隔保守を行う機器保守方法において、 前記ユーザ機器から受信したジョブ情報を記録する段階
と、 複数の前記ジョブ情報に基づき、前記ユーザ機器の不具
合の発生を予測判定するための判定条件を生成し記録す
る段階と、 前記判定条件に照合させて、前記ユーザ機器から受信し
たジョブ情報に基づき前記ユーザ機器の不具合の発生を
予測判定する段階と、を備えたことを特徴とする機器保
守方法。 - 【請求項8】 前記判定条件に対応させて、この判定条
件が満たされたときに前記ユーザ機器の保守に関連する
設定をどのように変更するかを示す変更内容を記録する
段階と、 前記判定条件が満たされたときに、その判定条件に対応
する変更内容を、前記ユーザ機器に対して送信し、前記
ユーザ機器の前記保守に関する設定を更新する段階と、
を備えたことを特徴とする請求項7に記載の機器保守方
法。 - 【請求項9】 ユーザ機器にコンピュータネットワーク
を介して接続され、前記ユーザ機器を監視して遠隔保守
を行う機器保守システム用サーバコンピュータにおい
て、 前記ユーザ機器から受信した前記メンテナンス情報を記
録するメンテナンス情報記録手段と、 前記メンテナンス情報に基づき前記ユーザ機器の不具合
の発生を予測判定するための判定条件を生成し記憶する
判定条件生成手段と、 前記判定条件及び前記メンテナンス情報に基づき前記ユ
ーザ機器の不具合の発生を予測判定する判定手段とを備
えたことを特徴とする機器保守システム用サーバコンピ
ュータ。 - 【請求項10】 前記判定条件が満たされたときに、前
記ユーザ機器の保守に関連する設定をどのように変更す
るかを示す変更内容を、前記ユーザ機器に対して送信し
て、前記保守に関する設定を更新させる更新手段とを備
えたことを特徴とする請求項9に記載の機器保守システ
ム用サーバコンピュータ。 - 【請求項11】 前記ユーザ機器のメンテナンスを行う
作業員が携帯している携帯端末機に、通信ネットワーク
を介して、そのユーザ機器のメンテナンスに必要な作業
情報を送信する送信手段を更に備えたことを特徴とする
請求項9又は10に記載の機器保守システム用サーバコ
ンピュータ。 - 【請求項12】 遠隔に存在するサーバコンピュータと
情報の送受信を行って、そのサーバコンピュータに監視
される電子機器において、 前記サーバコンピュータから、不具合発生を予測するた
めの新たな判定条件を受信したとき、保守に関する設定
を更新する機器用更新手段を備えたことを特徴とする電
子機器。 - 【請求項13】 遠隔に存在するサーバコンピュータと
情報の送受信を行って、そのサーバコンピュータに監視
される電子機器において、 前記サーバコンピュータから設定条件を受信して、この
設定条件を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする
電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003057475A JP2003330688A (ja) | 2002-03-04 | 2003-03-04 | 機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002057973 | 2002-03-04 | ||
JP2002-57973 | 2002-03-04 | ||
JP2003057475A JP2003330688A (ja) | 2002-03-04 | 2003-03-04 | 機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003330688A true JP2003330688A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29713716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003057475A Pending JP2003330688A (ja) | 2002-03-04 | 2003-03-04 | 機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003330688A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005202886A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Kawahara Tekko Kk | 機械の故障とメンテナンスの支援システム |
JP2006047998A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-02-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
JP2008257730A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Xerox Corp | ネットワークプリンタの軽故障を検出する方法およびシステム |
JP2008259014A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Sharp Corp | 画像処理装置、該画像処理装置における情報送信方法 |
JP2011022941A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報管理装置、情報管理装置システムおよび情報管理プログラム |
US7978180B2 (en) | 2004-12-28 | 2011-07-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for providing haptics of image |
JP2012048567A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Canon Inc | ネットワークシステム、情報処理装置及びその方法 |
JP2012053923A (ja) * | 2005-08-25 | 2012-03-15 | Multiling Corporation | 翻訳の品質を定量化するための装置及び方法 |
JP2013197731A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Ricoh Co Ltd | 遠隔管理システム用管理装置及び管理対象機器並びに機器設置処理方法 |
US8549190B2 (en) | 2010-03-19 | 2013-10-01 | Pfu Limited | Information processing device and consumable item management method |
JP2015042210A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社東芝 | 家電機器の情報報知システム。 |
JP2015123600A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法 |
JP2015179403A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | キヤノン株式会社 | 管理システムおよび管理方法 |
US9667818B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-05-30 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fax maintenance system and method, and non-transitory computer readable medium |
JP2018043031A (ja) * | 2017-11-20 | 2018-03-22 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 家電機器の情報報知システム |
-
2003
- 2003-03-04 JP JP2003057475A patent/JP2003330688A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005202886A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Kawahara Tekko Kk | 機械の故障とメンテナンスの支援システム |
JP2006047998A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-02-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
US7978180B2 (en) | 2004-12-28 | 2011-07-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for providing haptics of image |
JP2012053923A (ja) * | 2005-08-25 | 2012-03-15 | Multiling Corporation | 翻訳の品質を定量化するための装置及び方法 |
JP2008257730A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Xerox Corp | ネットワークプリンタの軽故障を検出する方法およびシステム |
JP2008259014A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Sharp Corp | 画像処理装置、該画像処理装置における情報送信方法 |
JP2011022941A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報管理装置、情報管理装置システムおよび情報管理プログラム |
US8549190B2 (en) | 2010-03-19 | 2013-10-01 | Pfu Limited | Information processing device and consumable item management method |
JP2012048567A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Canon Inc | ネットワークシステム、情報処理装置及びその方法 |
JP2013197731A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Ricoh Co Ltd | 遠隔管理システム用管理装置及び管理対象機器並びに機器設置処理方法 |
JP2015042210A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社東芝 | 家電機器の情報報知システム。 |
JP2015123600A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法 |
JP2015179403A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | キヤノン株式会社 | 管理システムおよび管理方法 |
US9667818B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-05-30 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fax maintenance system and method, and non-transitory computer readable medium |
JP2018043031A (ja) * | 2017-11-20 | 2018-03-22 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 家電機器の情報報知システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003330688A (ja) | 機器保守方法、機器保守システム用サーバコンピュータ及び電子機器 | |
USRE42166E1 (en) | Monitoring apparatus, management method and program therefor, and management apparatus and management method and program therefor | |
JP4142449B2 (ja) | サービスマネージメントおよび/またはサービスサポートおよび/またはサービスレポート生成のための方法およびシステム | |
US20050018242A1 (en) | Printer and network print system | |
JP5168324B2 (ja) | 交換用トナーカートリッジの管理装置及び同システム、画像形成装置、交換用トナーカートリッジの管理方法並びに管理プログラム | |
US20100208294A1 (en) | Image forming apparatus, control method, and program | |
US20040260803A1 (en) | Apparatus maintenance method, server computer for apparatus maintenance system, and electronic apparatus | |
EP1976258B1 (en) | Information processing apparatus and computer usable medium therefor | |
JP5241374B2 (ja) | 配信装置、配信方法、及びコンピュータプログラム | |
JP3913504B2 (ja) | 電子機器の管理方法、電子機器、電子機器の管理システム、および情報通信装置 | |
US20150169257A1 (en) | Information processing apparatus, image processing apparatus, information processing method, and firmware upload method | |
JP2006313226A (ja) | 画像形成装置及びトナー管理システム並びにトナー管理プログラム | |
JP5115599B2 (ja) | 交換用消耗品の管理装置、同システム及び堂管理プログラム並びに画像形成装置 | |
US8051218B2 (en) | Methods and systems for outlying peripheral device management | |
CN104903111B (zh) | 网络打印机系统 | |
CN108621612B (zh) | 印刷装置及信息收集发送方法 | |
JP2012027250A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001228760A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、在庫管理システム、在庫管理方法、並びにメモリ媒体 | |
JP5569052B2 (ja) | 機器管理システム、情報処理装置、及び情報処理方法 | |
US8693030B2 (en) | Management apparatus and method for analyzing an abnormality of a state of an image forming apparatus | |
JP4838941B2 (ja) | 機器管理装置 | |
JP5145081B2 (ja) | エラー予測装置 | |
JP2008118534A (ja) | 画像形成装置遠隔監視装置 | |
EP1363218A1 (en) | System, apparatus, and method for generating and providing information on customer apparatuses | |
JP4928761B2 (ja) | 群管理エレベーターシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |