JP2003330526A - 自動車組立生産指示システム及び方法 - Google Patents

自動車組立生産指示システム及び方法

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JP2003330526A
JP2003330526A JP2002141857A JP2002141857A JP2003330526A JP 2003330526 A JP2003330526 A JP 2003330526A JP 2002141857 A JP2002141857 A JP 2002141857A JP 2002141857 A JP2002141857 A JP 2002141857A JP 2003330526 A JP2003330526 A JP 2003330526A
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JP2002141857A
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Haruhiko Sasaki
治彦 佐々木
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、作業指示紙が再生不可能なため使い捨
てという課題があった。 【解決手段】 自動車生産工場全体を統括する組立ライ
ン制御装置１と、前記組立ライン制御装置から送信され
てきた生産情報に基づいて、設備を直接制御するセルコ
ントローラ４と、組立ラインの先頭工程に配置され、前
記組立ライン制御装置から送信されてきた作業指示情報
に基づいて、組立ラインの各工程の作業指示内容を、リ
ライト可能な大型の作業指示紙へ印字する作業指示プリ
ンタ１２と、前記組立ラインの最終工程から返送されて
きた印字済の前記作業指示紙から印字内容を消す消却装
置５とを備えた。 【効果】 作業指示内容を簡略化せずに指示できるとと
もに、作業指示紙をリサイクルすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車組立ライ
ンにおいて、リライトカードに作業指示内容を出力し
て、紙の使用、廃棄を無くした自動車組立生産指示シス
テム及び方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車組立ラインは、工程数が多
く、かつ取付部品数も多くて複雑であり、生産指示シス
テムにおいて、作業者や設備へのきめ細かな指示方法が
工夫されている。
【０００３】従来の自動車組立生産指示システムについ
て図面を参照しながら説明する。図６は、従来の自動車
組立生産指示システムの構成を示す図である。
【０００４】図６において、１は自動車生産工場全体を
統括するＡＬＣ（ＡｓｓｅｍｂｌｙＬｉｎｅ Ｃｏｎｔ
ｏｒｏｌ Ｓｙｓｔｅｍ：組立ライン制御装置）、２は
組立ライン上への作業指示を出力する機械式（ドットイ
ンパクト式）の作業指示プリンタ、３は作業指示紙、４
は設備を直接制御するためにあるセルコントローラであ
る。
【０００５】つぎに、従来の自動車組立生産指示システ
ムの動作について図面を参照しながら説明する。
【０００６】塗装を完了した車体が投入されるタイミン
グで、ＡＬＣ１から作業指示プリンタ２へ作業指示情報
が送信され、作業指示紙３に出力される。また、ＡＬＣ
１からセルコントローラ４へは、当該コントロール範囲
で必要な生産情報の送信が行われる。
【０００７】作業指示紙３については、指示内容が簡略
化した文字により出力されており、出力後、車体に取り
付けられ、各工程の作業者は指示内容の当該項目を見て
作業する。
【０００８】組立が完了する工程では、作業指示は車体
より取り外され、廃棄される。
【０００９】また、セルコントローラ４がダウンし、復
旧の際には、復旧に必要なデータを抽出後、ＡＬＣ１よ
り生産情報の再発行を行う。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
生産指示では、作業指示紙の出力時間の制約により簡略
化しなければならず限られた出力時間に作業指示内容を
合す必要があった。また、作業指示紙が再生不可能なた
め使い捨てという問題点があった。
【００１１】また、車体と生産情報を一体にしようとし
た場合、トラッキング媒体としてＩＤタグなど別の機器
を導入する必要があるという問題点があった。
【００１２】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、作業指示内容を簡略化せずに指示
できるとともに、作業指示紙をリサイクルすることがで
きる自動車組立生産指示システム及び方法を得ることを
目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車組
立生産指示システムは、自動車生産工場全体を統括する
組立ライン制御装置と、前記組立ライン制御装置から送
信されてきた生産情報に基づいて、設備を直接制御する
セルコントローラと、組立ラインの先頭工程に配置さ
れ、前記組立ライン制御装置から送信されてきた作業指
示情報に基づいて、組立ラインの各工程の作業指示内容
を、リライト可能な大型の作業指示紙へ印字する作業指
示プリンタと、前記組立ラインの最終工程から返送され
てきた印字済の前記作業指示紙から印字内容を消す消却
装置とを備えたものである。
【００１４】また、この発明に係る自動車組立生産指示
システムは、２次元コードが読取可能な２次元コード読
取機をさらに備え、前記作業指示プリンタは、前記組立
ライン制御装置から送信されてきた第２の生産情報に基
づいて、当該車両の第２の生産情報を、２次元コードで
前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字し、前記２
次元コード読取機は、前記作業指示紙から読み取った第
２の生産情報を前記セルコントローラへ送信するもので
ある。
【００１５】また、この発明に係る自動車組立生産指示
システムは、２次元コードが読取可能な２次元コード読
取機と、前記２次元コード読取機に接続された作業要領
表示パソコンとをさらに備え、前記作業指示プリンタ
は、前記組立ライン制御装置から送信されてきた組立作
業上の注意情報を、２次元コードで前記リライト可能な
大型の作業指示紙へ印字し、前記２次元コード読取機
は、前記作業指示紙から読み取った組立作業上の注意情
報を前記作業要領表示パソコンへ送信し、前記作業要領
表示パソコンは、組立作業上の注意情報を表示するもの
である。
【００１６】さらに、この発明に係る自動車組立生産指
示システムは、前記作業指示プリンタが、前記組立ライ
ン制御装置から送信されてきた部品の注意情報を、２次
元コードで前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字
するものである。
【００１７】この発明に係る自動車組立生産指示方法
は、組立ラインの先頭工程に配置された作業指示プリン
タにより、自動車生産工場全体を統括する組立ライン制
御装置から送信されてきた作業指示情報に基づいて、組
立ラインの各工程の作業指示内容を、リライト可能な大
型の作業指示紙へ印字するステップと、消却装置によ
り、前記組立ラインの最終工程から返送されてきた印字
済の前記作業指示紙から印字内容を消すステップとを含
むものである。
【００１８】また、この発明に係る自動車組立生産指示
方法は、前記作業指示プリンタにより印字するステップ
が、前記組立ライン制御装置から送信されてきた第２の
生産情報に基づいて、当該車両の第２の生産情報を、２
次元コードで前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印
字し、２次元コードが読取可能な２次元コード読取機に
より、前記作業指示紙から読み取った第２の生産情報を
前記セルコントローラへ送信するステップをさらに含む
ものである。
【００１９】また、この発明に係る自動車組立生産指示
方法は、前記作業指示プリンタにより印字するステップ
が、前記組立ライン制御装置から送信されてきた組立作
業上の注意情報を、２次元コードで前記リライト可能な
大型の作業指示紙へ印字し、２次元コードが読取可能な
２次元コード読取機により、前記作業指示紙から読み取
った組立作業上の注意情報を作業要領表示パソコンへ送
信するステップと、前記作業要領表示パソコンにより、
前記組立作業上の注意情報を表示するステップとをさら
に含むものである。
【００２０】さらに、この発明に係る自動車組立生産指
示方法は、前記作業指示プリンタにより印字するステッ
プが、前記組立ライン制御装置から送信されてきた部品
の注意情報を、２次元コードで前記リライト可能な大型
の作業指示紙へ印字するものである。
【００２１】
【発明の実施の形態】実施の形態１．この発明の実施の
形態１に係る自動車組立生産指示システム及び方法につ
いて図面を参照しながら説明する。図１は、この発明の
実施の形態１に係る自動車組立生産指示システムの構成
を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相
当部分を示す。
【００２２】図１において、１はＡＬＣ、４はＡＬＣ１
に信号線により接続され、設備を直接制御するためにあ
るセルコントローラ、５は消却装置、１２はＡＬＣ１に
信号線により接続され、組立ライン上への作業指示を出
力する作業指示プリンタ、１３は作業者へ指示する作業
指示紙である。
【００２３】作業指示プリンタ１２は、サーマル式プリ
ント方式を備えており、作業指示（印字）内容に影響さ
れず安定した出力時間とすることが出来る。
【００２４】作業指示紙１３は、Ａ３、Ａ４程度の大き
さの大型のリライトカードである。このリライトカード
は、消却装置５により印字内容を消すことができるカー
ドである。カードが持っている色素が例えば、１３０度
の温度で発色し、１６０度の温度で消えて（退色）、再
利用が可能となる。
【００２５】つぎに、この実施の形態１に係る自動車組
立生産指示システムの動作について図面を参照しながら
説明する。
【００２６】図２は、この発明の実施の形態１に係る自
動車組立生産指示システムの動作を示すフローチャート
である。
【００２７】まず、塗装を完了した車体が投入されるタ
イミングで、ＡＬＣ１から作業指示プリンタ１２へ、作
業指示紙１３に出力するのに必要な作業指示情報（各工
程の作業指示内容等）、また、ＡＬＣ１からセルコント
ローラ４へ、当該コントロール範囲で必要な生産情報の
送信が行われる。
【００２８】ステップ１００において、作業指示プリン
タ１２は、作業指示紙１３に各工程の作業指示内容を印
字して出力する。この各工程の作業指示内容は、読み易
い文字により印字されている。
【００２９】次に、ステップ１０１〜１０３において、
作業指示紙１３が出力された後、車体に貼付けられ、各
工程の作業者は、作業指示紙１３の指示内容の当該項目
を見て作業する。
【００３０】次に、ステップ１０４〜１０５において、
組立完了とする最終工程で、作業指示紙１３が車体より
取り外され、先頭工程から最終工程の間、取り付けられ
る治具（車体に傷をつけない様保護するプロテクタ）な
どとともに、先頭工程へ返送される。
【００３１】次に、ステップ１０６において、消却装置
５により、返送されてきた作業指示紙１３の印字内容が
消される。その後、印字内容が消された作業指示紙１３
は、作業指示プリンタ１２へ、再び、供給される。
【００３２】すなわち、この実施の形態１では、作業指
示プリンタ１２を機械式からサーマル式としたので、プ
リンタの故障頻度を抑え、信頼性を向上した、生産上不
要な廃棄物を削減できるシステムを得ることが出来る。
【００３３】実施の形態２．この発明の実施の形態２に
係る自動車組立生産指示システム及び方法について図面
を参照しながら説明する。図３は、この発明の実施の形
態２に係る自動車組立生産指示システムの構成を示す図
である。
【００３４】図３において、１５はセルコントローラ４
に接続された２次元コード読取機である。その他は、例
えばＡＬＣ１とセルコントローラ４を接続する信号線が
省略されているが、上記実施の形態１と同様である。
【００３５】つぎに、この実施の形態２に係る自動車組
立生産指示システムの動作について図面を参照しながら
説明する。
【００３６】作業指示プリンタ１２により、各工程の指
示内容以外に、セルコントローラ４に送信すべき生産情
報を、２次元コードとして作業指示紙１３に出力する。
この２次元コードは、バーコードに似た四角形の組合せ
で、情報量が大きい。なお、当該車両の生産情報は、Ａ
ＬＣ１から作業指示情報とともに作業指示プリンタ１２
に送られてきている。また、この作業指示プリンタ１２
は、所定の情報を２次元コードで印字できる機能を持
つ。
【００３７】図３に示すように、必要工程において、作
業指示紙１３に印字された２次元コードを、２次元コー
ド読取機１５により読み取り、セルコントローラ４に送
信することで、独自の設備制御ができ、バックアップも
できる。この２次元コード読取機１５は、読み取った２
次元コードを所定の情報に変換できる機能を持つ。
【００３８】すなわち、この実施の形態２では、ＩＤタ
グなど専用のトラッキング媒体を必要とせず、作業指示
紙１３から生産情報を容易に取得でき、経済的に優れた
システムを得ることができる。
【００３９】実施の形態３．この発明の実施の形態３に
係る自動車組立生産指示システム及び方法について図面
を参照しながら説明する。図４は、この発明の実施の形
態３に係る自動車組立生産指示システムの構成を示す図
である。
【００４０】図４において、１５は２次元コード読取
機、１６は２次元コード読取機１５に接続された作業要
領表示パソコンである。その他は、上記実施の形態１と
同様である。
【００４１】つぎに、この実施の形態３に係る自動車組
立生産指示システムの動作について図面を参照しながら
説明する。
【００４２】作業指示プリンタ１２により、各工程の指
示内容以外に、組立作業上の注意情報を、２次元コード
として作業指示紙１３に出力する。なお、組立作業上の
注意情報は、ＡＬＣ１から作業指示情報とともに作業指
示プリンタ１２に送られてきている。
【００４３】図４に示すように、必要時に、作業指示紙
１３の２次元コードを、２次元コード読取機１５によ
り、読み取り、作業要領表示パソコン１６により組立作
業上の注意情報を表示することで、作業支援することが
できる。
【００４４】すなわち、この実施の形態３では、２次元
コードの読取だけで容易に作業情報を取得でき、作業支
援に優れたシステムを得ることが出来る。
【００４５】実施の形態４．この発明の実施の形態４に
係る自動車組立生産指示システム及び方法について図面
を参照しながら説明する。図５は、この発明の実施の形
態４に係る自動車組立生産指示システムの構成を示す図
である。
【００４６】図５において、１７は部品に付属されてい
る部品表、１８はハンディーターミナルである。その他
は、上記実施の形態１と同様である。
【００４７】つぎに、この実施の形態４に係る自動車組
立生産指示システムの動作について図面を参照しながら
説明する。
【００４８】作業指示プリンタ１２により、各工程の指
示内容以外に、組立ライン上で取り付けられる部品の注
意情報を、２次元コードとして作業指示紙１３に出力す
る。なお、部品の注意情報は、ＡＬＣ１から作業指示情
報とともに作業指示プリンタ１２に送られてきている。
【００４９】図５に示すように、作業者は、ハンディー
ターミナル１８を常備しており、部品取り付け時に作業
指示紙１３の２次元コードと、部品に付属されている部
品表１７に印字されている部品コードを、ハンディータ
ーミナル１８で読取り、照合できる。
【００５０】すなわち、この実施の形態４では、２次元
コードの読取だけで容易に取り付け部品の照合ができ、
製品の品質を高めることができるシステムを得ることが
出来る。
【００５１】
【発明の効果】この発明に係る自動車組立生産指示シス
テムは、以上説明したとおり、自動車生産工場全体を統
括する組立ライン制御装置と、前記組立ライン制御装置
から送信されてきた生産情報に基づいて、設備を直接制
御するセルコントローラと、組立ラインの先頭工程に配
置され、前記組立ライン制御装置から送信されてきた作
業指示情報に基づいて、組立ラインの各工程の作業指示
内容を、リライト可能な大型の作業指示紙へ印字する作
業指示プリンタと、前記組立ラインの最終工程から返送
されてきた印字済の前記作業指示紙から印字内容を消す
消却装置とを備えたので、作業指示内容を簡略化せずに
指示できるとともに、作業指示紙をリサイクルすること
ができるという効果を奏する。
【００５２】また、この発明に係る自動車組立生産指示
システムは、以上説明したとおり、２次元コードが読取
可能な２次元コード読取機をさらに備え、前記作業指示
プリンタは、前記組立ライン制御装置から送信されてき
た第２の生産情報に基づいて、当該車両の第２の生産情
報を、２次元コードで前記リライト可能な大型の作業指
示紙へ印字し、前記２次元コード読取機は、前記作業指
示紙から読み取った第２の生産情報を前記セルコントロ
ーラへ送信するので、作業指示紙から作業支援情報を得
ることができるという効果を奏する。
【００５３】また、この発明に係る自動車組立生産指示
システムは、以上説明したとおり、２次元コードが読取
可能な２次元コード読取機と、前記２次元コード読取機
に接続された作業要領表示パソコンとをさらに備え、前
記作業指示プリンタは、前記組立ライン制御装置から送
信されてきた組立作業上の注意情報を、２次元コードで
前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字し、前記２
次元コード読取機は、前記作業指示紙から読み取った組
立作業上の注意情報を前記作業要領表示パソコンへ送信
し、前記作業要領表示パソコンは、組立作業上の注意情
報を表示するので、作業指示紙から作業支援情報を得る
ことができるという効果を奏する。
【００５４】さらに、この発明に係る自動車組立生産指
示システムは、以上説明したとおり、前記作業指示プリ
ンタが、前記組立ライン制御装置から送信されてきた部
品の注意情報を、２次元コードで前記リライト可能な大
型の作業指示紙へ印字するので、作業指示紙から作業支
援情報を得ることができるという効果を奏する。
【００５５】この発明に係る自動車組立生産指示方法
は、以上説明したとおり、組立ラインの先頭工程に配置
された作業指示プリンタにより、自動車生産工場全体を
統括する組立ライン制御装置から送信されてきた作業指
示情報に基づいて、組立ラインの各工程の作業指示内容
を、リライト可能な大型の作業指示紙へ印字するステッ
プと、消却装置により、前記組立ラインの最終工程から
返送されてきた印字済の前記作業指示紙から印字内容を
消すステップとを含むので、作業指示内容を簡略化せず
に指示できるとともに、作業指示紙をリサイクルするこ
とができるという効果を奏する。
【００５６】また、この発明に係る自動車組立生産指示
方法は、以上説明したとおり、前記作業指示プリンタに
より印字するステップが、前記組立ライン制御装置から
送信されてきた第２の生産情報に基づいて、当該車両の
第２の生産情報を、２次元コードで前記リライト可能な
大型の作業指示紙へ印字し、２次元コードが読取可能な
２次元コード読取機により、前記作業指示紙から読み取
った第２の生産情報を前記セルコントローラへ送信する
ステップをさらに含むので、作業指示紙から作業支援情
報を得ることができるという効果を奏する。
【００５７】また、この発明に係る自動車組立生産指示
方法は、以上説明したとおり、前記作業指示プリンタに
より印字するステップが、前記組立ライン制御装置から
送信されてきた組立作業上の注意情報を、２次元コード
で前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字し、２次
元コードが読取可能な２次元コード読取機により、前記
作業指示紙から読み取った組立作業上の注意情報を作業
要領表示パソコンへ送信するステップと、前記作業要領
表示パソコンにより、前記組立作業上の注意情報を表示
するステップとをさらに含むので、作業指示紙から作業
支援情報を得ることができるという効果を奏する。
【００５８】さらに、この発明に係る自動車組立生産指
示方法は、以上説明したとおり、前記作業指示プリンタ
により印字するステップが、前記組立ライン制御装置か
ら送信されてきた部品の注意情報を、２次元コードで前
記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字するので、作
業指示紙から作業支援情報を得ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の実施の形態１に係る自動車組立生
産指示システムの構成を示す図である。
【図２】 この発明の実施の形態１に係る自動車組立生
産指示システムの動作を示すフローチャートである。
【図３】 この発明の実施の形態２に係る自動車組立生
産指示システムの構成を示す図である。
【図４】 この発明の実施の形態３に係る自動車組立生
産指示システムの構成を示す図である。
【図５】 この発明の実施の形態４に係る自動車組立生
産指示システムの構成を示す図である。
【図６】 従来の自動車組立生産指示システムの構成を
示す図である。
【符号の説明】
１ ＡＬＣ、４ セルコントローラ、５ 消却装置、１
２ 作業指示プリンタ、１３ 作業指示紙、１５ ２次
元コード読取機、１６ 作業要領表示パソコン、１７
部品表、１８ ハンディーターミナル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｂ６２Ｄ 65/18 Ｂ６２Ｄ 65/18 Ｄ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車生産工場全体を統括する組立ライ
    ン制御装置と、 前記組立ライン制御装置から送信されてきた生産情報に
    基づいて、設備を直接制御するセルコントローラと、 組立ラインの先頭工程に配置され、前記組立ライン制御
    装置から送信されてきた作業指示情報に基づいて、組立
    ラインの各工程の作業指示内容を、リライト可能な大型
    の作業指示紙へ印字する作業指示プリンタと、 前記組立ラインの最終工程から返送されてきた印字済の
    前記作業指示紙から印字内容を消す消却装置とを備えた
    ことを特徴とする自動車組立生産指示システム。
  2. 【請求項２】 ２次元コードが読取可能な２次元コード
    読取機をさらに備え、前記作業指示プリンタは、前記組
    立ライン制御装置から送信されてきた第２の生産情報に
    基づいて、当該車両の第２の生産情報を、２次元コード
    で前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字し、 前記２次元コード読取機は、前記作業指示紙から読み取
    った第２の生産情報を前記セルコントローラへ送信する
    ことを特徴とする請求項１記載の自動車組立生産指示シ
    ステム。
  3. 【請求項３】 ２次元コードが読取可能な２次元コード
    読取機と、 前記２次元コード読取機に接続された作業要領表示パソ
    コンとをさらに備え、 前記作業指示プリンタは、前記組立ライン制御装置から
    送信されてきた組立作業上の注意情報を、２次元コード
    で前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字し、 前記２次元コード読取機は、前記作業指示紙から読み取
    った組立作業上の注意情報を前記作業要領表示パソコン
    へ送信し、 前記作業要領表示パソコンは、組立作業上の注意情報を
    表示することを特徴とする請求項１記載の自動車組立生
    産指示システム。
  4. 【請求項４】 前記作業指示プリンタは、前記組立ライ
    ン制御装置から送信されてきた部品の注意情報を、２次
    元コードで前記リライト可能な大型の作業指示紙へ印字
    することを特徴とする請求項１記載の自動車組立生産指
    示システム。
  5. 【請求項５】 組立ラインの先頭工程に配置された作業
    指示プリンタにより、自動車生産工場全体を統括する組
    立ライン制御装置から送信されてきた作業指示情報に基
    づいて、組立ラインの各工程の作業指示内容を、リライ
    ト可能な大型の作業指示紙へ印字するステップと、 消却装置により、前記組立ラインの最終工程から返送さ
    れてきた印字済の前記作業指示紙から印字内容を消すス
    テップとを含むことを特徴とする自動車組立生産指示方
    法。
  6. 【請求項６】 前記作業指示プリンタにより印字するス
    テップは、前記組立ライン制御装置から送信されてきた
    第２の生産情報に基づいて、当該車両の第２の生産情報
    を、２次元コードで前記リライト可能な大型の作業指示
    紙へ印字し、 ２次元コードが読取可能な２次元コード読取機により、
    前記作業指示紙から読み取った第２の生産情報を前記セ
    ルコントローラへ送信するステップをさらに含むことを
    特徴とする請求項５記載の自動車組立生産指示方法。
  7. 【請求項７】 前記作業指示プリンタにより印字するス
    テップは、前記組立ライン制御装置から送信されてきた
    組立作業上の注意情報を、２次元コードで前記リライト
    可能な大型の作業指示紙へ印字し、 ２次元コードが読取可能な２次元コード読取機により、
    前記作業指示紙から読み取った組立作業上の注意情報を
    作業要領表示パソコンへ送信するステップと、 前記作業要領表示パソコンにより、前記組立作業上の注
    意情報を表示するステップとをさらに含むことを特徴と
    する請求項５記載の自動車組立生産指示方法。
  8. 【請求項８】 前記作業指示プリンタにより印字するス
    テップは、前記組立ライン制御装置から送信されてきた
    部品の注意情報を、２次元コードで前記リライト可能な
    大型の作業指示紙へ印字することを特徴とする請求項５
    記載の自動車組立生産指示方法。
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