JP2006218773A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者の機密やプライバシー情報等が漏洩する可能性があるRFIDタグ付き印刷用紙を判別でに、容易に廃棄できる方法およびRFID付き印刷用紙に既にID情報が記録済みか否かを容易に判定する方法を提供する。
【解決手段】 印刷用紙に画像を印刷するときに、印刷用紙にRFIDタグが取り付けられているか否かを判別し、RFIDタグが取り付けられてる場合には、RFIDタグ付きであることを示す画像を印刷することにより、あるいはRFIDタグを無効にするためのRFIDタグ切断補助線などを印刷することにより、利用者が容易にRFIDタグ付きを判断できる。また、容易にRFIDタグを切断し無効化することできる。また、利用者の情報がRFIDタグに記録された場合には、RFIDタグに情報が書き込まれたことを示すマークを印刷用紙に付与することにより、利用者が容易にRFIDタグの情報の記録の有無を認識することが可能となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、RFIDタグを持つ記録媒体へ印刷を行うことができる画像形成装置、その制御方法、制御プログラム、記憶媒体に関する。
近年、各種用紙などの記録媒体にRFID(Radio Frequency Identification)タグが組み込まれたRFID付記録媒体(例えば、用紙の表面や内部の所定位置にRFIDタグが組み込まれる)を用いて、記録媒体上に印刷するとともに併せて記録媒体に貼付されているRFIDタグに種々の情報を書き込むことができる画像形成装置が提案されている。例えば、特許文献1には、ラベル紙にRFIDタグを組み込み、このRFID付ラベル紙にラベル印刷とRFIDタグへの情報の書込みとを行うことができる画像形成装置が提案されている。
一方、写真にRFIDタグを貼り付けて写真に関する情報を書き込むという方法も提案されている。例えば、特許文献2では、プリンタ内蔵のデジタルスチルカメラにおいて、RFIDタグ付記録媒体に写真印刷を行う方法が提案されている。
しかしながら、このように商品ラベルや写真記録材料にRFIDタグが組み込まれた場合には、下記のような問題がある。例えば、RFIDタグの組み込まれた印刷物の所有者が気づかないうちに第3者によってタグの情報を読み取られプライバシーを侵害される危険がある。また、RFIDタグ付の組み込まれた印刷物を廃棄した場合において、破棄されたRFIDタグに情報が残ったままとなり、情報漏えいの危険がある。
一方、情報漏えいの問題に対して、RFIDタグを無効化するための手段が提案されている。特許文献3によると、非接触カードの回路を破壊もしくは不作動とさせるための電圧を発生する電圧発生手段が提案されており、電圧によって物理的に非接触カードのICタグを破壊する方法が提案されている。また、非特許文献1として、RFIDタグに無効化コマンドを実装し、RFIDタグ付の商品を購入した場合に店頭などでRFIDタグを無効化にするというRFIDタグの仕様がAuto−ID Centerから提案されている。この方式においては、特定の装置(専用装置)を用いて、Killコマンドを送信することによりRFIDタグの無効化を行うことができる。
特開2003−140548号公報 特開2004−72146号公報 特開平6−325223号公報 14.4.8 Kill (binary '01 111111 1') "Draft protocol specification for a 900 MHz Class 0 Radio Frequency Identification Tag" 23 Feb 2003 (Auto-ID Center)(http://www.epcglobalinc.org/standards_technology/Secure/v1.0/UHF-class0.pdf)
しかしながら、記録材にRFIDタグが付いているか否かを一般利用者が判別することは困難であり、印刷物や商品のラベルなどを破棄する場合に、無効化の処理が必要であるか否かを判断することができないという問題があった。
また、上記従来の方法では、これらのRFIDタグを無効にするには無効化のための専用の装置が必要であり、RFIDタグ付の印刷物や商品を所有する一般利用者が家庭等で容易にRFIDタグの無効化を行うことができないという問題があった。
また、Killコマンドを送信することにより無効化を行う方式のように、RFIDタグの外観に変化を生じない方法の場合においては、本当にRFIDタグが無効化されたかどうかを確認することが困難であり、利用者に不安を残すという問題があった。
さらに、RFID付き印刷物の外観上から情報が既に書き込み済みか否かという判定を行うことは難しいという問題があった。
本発明は、上記説明した従来技術の問題点を解決することを出発点としてなされたものであり、その目的は、一般利用者が無効にしなければならないRFIDタグが組み込まれた記録媒体(RFIDタグが記録媒体に取り付けられているRFIDタグ付記録媒体)であるか否かを判別できるような記録をする画像形成装置およびその制御方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、一般利用者がこの記録媒体に組み込まれたRFIDタグに無効にすべきの情報が既に書き込まれているか否かを判定することができるような記録をする画像形成装置およびその制御方法を提供する方法を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、一般利用者に、例えば切断等によって容易に無効にする手段を提供することができる画像形成装置およびその制御方法を提供する方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、入力した記録信号に応じて記録材に画像を形成する画像形成装置であって、記録のために供給された記録材に無線タグが配置されているかどうかを検出する無線タグ検出手段と、無線タグが配置されていることを検出したとき、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させる記録制御手段とを備えることを特徴とする(実施形態1乃至8に相当)。
ここで、前記無線タグに処分が必要な有意情報が有るか否かを判定する判定手段を更に備え、前記記録制御手段は、該判定手段が無線タグに有意情報が有ると判定した場合に、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させる。また、前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、前記判定手段は、前記無線タグ検出手段が前記無線タグの記憶手段から読み出したデータから有意情報が有るか否かを判定する(実施形態4に相当)。また、前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、前記判定手段は、前記記憶手段への情報の記憶動作により有意情報が有ると判定する(実施形態6に相当)。前記無線タグ在りの付加情報は、有意情報が有るか否かの情報を含む(実施形態7に相当)。
また、前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、前記無線タグ検出手段は、前記無線タグの記憶手段に記憶されているデータから、その無線タグの取付位置情報を読み出し、前記記録制御手段は、前記取付位置情報に基づいて前記無線タグの取り付け位置の標識となる付加情報の記録を発生させる。ここで、前記無線タグ在りの付加情報は、前記無線タグを破壊できる場所を示す。前記無線タグ在りの付加情報は、前記無線タグの少なくともアンテナを切断するための切断補助線を含む(実施形態2乃至7に相当)。
また、前記記録制御手段は、前記記録材への記録情報と前記付加情報とが重なる場合に、前記付加情報を記録情報の背景として、或いは記録情報を消さない色及び/又は濃度で発生させる。また、前記記録制御手段は、前記記録材への記録情報と前記付加情報とが重ならないように制御する手段を有する(実施形態3,5に相当)。また、前記記録制御手段は、前記記録材への記録情報と前記付加情報とが異なる面に記録されるように制御する手段を有する(実施形態8に相当)。また、前記記録制御手段の制御に基づいて、前記付加情報付きの記録情報を記録する記録手段を有する。
又、本発明の画像形成装置の制御方法は、入力した記録信号に応じて記録材に画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、記録のために供給された記録材に無線タグが配置されているかどうかを検出する無線タグ検出工程と、無線タグが配置されていることを検出したとき、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させる記録制御工程とを備えることを特徴とする。
ここで、前記無線タグの処分が必要な有意情報が有るか否かを判定する判定工程を更に備え、前記記録制御工程では、該判定工程で無線タグに有意情報が有るとを判定した場合に、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させる。また、前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、前記判定工程では、前記無線タグ検出手段が前記無線タグの記憶手段から読み出したデータから有意情報が有るか否かを判定する。また、前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、前記判定工程では、前記記憶手段への情報の記憶動作により有意情報が有ると判定する。また、前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、前記無線タグ検出工程では、前記無線タグの記憶手段に記憶されているデータから、その無線タグの取付位置情報を読み出し、前記記録制御工程は、前記取付位置情報に基づいて前記無線タグの取り付け位置の標識となる付加情報の記録を発生させる。また、前記無線タグ在りの付加情報は、前記無線タグを破壊できる場所を示す、前記無線タグの少なくともアンテナを切断するための切断補助線を含む。
上記画像形成装置の制御方法を実現するコンピュータ実行可能な制御プログラム、及び該制御プログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶する記憶媒体をも提供する。
本発明の請求項1,2,14に記載の画像形成装置およびその制御方法によれば、一般利用者がRFIDタグが組み込まれた記録媒体を専用装置等を用いずに記録媒体上の記録から無効にすべきか否かを判別できる。
また、本発明の請求項3乃至6、請求項15乃至17に記載の画像形成装置およびその制御方法によれば、一般利用者がこの記録媒体に組み込まれたRFIDタグに無効にすべき情報が既に書き込まれているか否かを判定することができる。
さらに、本発明の請求項7乃至9、請求項18,19に記載の画像形成装置およびその制御方法によれば、一般利用者に、例えば切断等によって無効にする手段を容易に提供することができる。
尚、請求項10乃至12に記載の画像形成装置によれば、記録情報を失うことなしにRFIDタグが組み込まれた記録媒体を判別できる。
以下、添付図面を参照して本発明の画像形成装置の好適な実施形態としてインクジェットプリンタを用いて詳細に説明する。なお、本発明の画像形成装置はインクジェットプリンタに限ることはなく、RFIDタグ付記録媒体であることを判別できるものであればいかなるプリンタであってもよく、例えば、レーザビームプリンタなど他のプリンタを用いてもよい。
以下の説明において、『RFIDタグ』とは、メモリを含む電子回路部とアンテナ部とで構成されるタグであってアンテナ部を介して無線電波でメモリ内に含まれるデータの送受信を行うことのできるタグを意味し、『RFIDタグ付記録媒体』とは、『RFIDタグ』が所定位置に取り付けられた(例えば、記録媒体の内部の端部などに組み込まれた)記録媒体を意味する。この『RFIDタグ』のメモリには、例えば、記録媒体(各種用紙、写真など)に取り付けられるタグの位置情報(タグの寸法、取付位置の情報など)とその他の情報(記録媒体に印刷される画像の情報、例えば、撮影情報、印刷情報、出所情報、品質情報、製造情報など)が記録されている。なお以下の説明では、RFIDタグ付記録媒体の一例としてRFIDタグ付き用紙を用いて説明する。
<実施形態1の画像形成装置の構成例:タグ付きの表示画像印刷>
[本実施形態の特徴]
本実施形態の画像形成装置は、記録媒体上に画像形成する際に、
(1)記録媒体がRFIDタグ付記録媒体かRFIDタグが付いていない記録媒体であるかを判別し、
(2)RFIDタグ付記録媒体であると判別された場合には、RFIDタグ付記録媒体上にRFIDタグ付きであることを表わす画像を印刷する(RFIDタグ付きを示すデータをホストコンピュータからの記録データと重畳し、重畳したデータを用いて記録媒体上に画像とタグ付き表示画像と同時に印刷する)。そのため、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体を廃棄する場合に、RFIDタグを破壊しRFIDタグのメモリに含まれる情報を無効(読みとり不能)にしてから安心して記録媒体を廃棄することができる。また、本実施形態の画像形成装置では、記録媒体がRFIDタグを持たない通常の記録媒体の場合には、通常の印刷を行うことができる。
以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明する。
[RFIDタグ付き用紙:図1]
本実施形態で用いるRFIDタグ付記録媒体の一例であるRFIDタグ付き用紙P(以下、印刷用紙Pという場合もある)の構成の一例を図1に示す。
図1において2010は印刷用紙であり、2020はRFIDタグである。2030はRFIDタグのアンテナ部であり、RFIDタグのリーダ・ライタからの電磁波により電力を起こすと同時に、RFIDタグとリーダ・ライタとの間の無線通信における電波の送受信の役割を持つ。2040はRFIDタグの ICチップ部であり、RFIDタグに記憶する情報のメモリ部2050が含まれている。なお、この2020は用紙内部に挟み込まれる形で搭載されているために、外観上RFIDタグ2020が露呈することはない。
[画像形成装置の構成:図2A]
次に、本実施形態の画像形成装置であるインクジェットプリンタについて説明する。図2Aは、インクジェットプリンタ1000のブロック図である。
同図に示されるように、インクジェットプリンタ1000は、プリンタ全体の制御手段として機能するMPU1010を含む。このMPU1010には、バス1050を介してRAM1020およびROM1030が接続されている。
RAM1020は、各種データを一時的に保持等する受信バッファRB、プリントバッファPB、および、各種制御に伴う演算処理の作業領域として用いられるワークラムWRを有する。また、ROM1030には、各種制御用プログラム等が記憶されている。更に、MPU1010には、バス1050を介して入出力インタフェース1060が接続されており、この入出力インタフェース1060には、外部のホストコンピュータHC1500が接続される。
記録ヘッド1070は、ヘッド制御1120を介して入出力インタフェース1060に接続されており、MPU1010によって制御される。同様に、キャリッジ駆動用のCRモータ1080は、モーター制御1130を介して、給紙機構1090は、給紙制御1140を介して、入出力インタフェース1060に接続されている。更に、インクジェットプリンタ1000に備えられている各種センサ1170や各種スイッチ1180は入出力インタフェース1060に接続されており、インクジェットプリンタ1000の表示装置1110も、表示制御1160を介して入出力インタフェース1060に接続されている。
記録ヘッド1070はインクを吐出可能なプリンタヘッドであり、主走査方向に走査可能な不図示のキャリッジに支持される。キャリッジには、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)のインクを収容する不図示のインクタンクを記録ヘッド1070に接続するように装着/離脱させることが可能な構成となっている。また、記録ヘッド1070は、不図示の各インク色ごとの複数のノズル列や電気熱変換素子等のヒータを有している。不図示のキャリッジは、不図示のシャフトによって摺動自在に支持されており、シャフトの延在方向にそって、主走査を行う。キャリッジは不図示のベルト等を含む走査機構によってキャリッジ(CR)モーター1080の出力を伝達することにより、主走査方向に往復運動可能となる。CRモーター1080は、モーター制御1130を介して入出力インタフェース1060に接続されており、MPU1010によって制御される。
また、インクジェットプリンタ1000には給紙トレイ1190が配置されており、この給紙トレイ1190上に、記録媒体としての印刷用紙P(1700)が載置される。給紙トレイに載置された印刷用紙Pは、不図示のLFモータを駆動源として有する給紙機構1090によって1枚ずつ分離された上で、記録ヘッド1070(各ノズル列)と相対する記録位置に供給(搬送)される。記録位置にて印刷用紙Pに対する画像の記録が行われる場合、給紙機構1090により印刷用紙Pが記録位置に供給されると共に、記録ヘッド1070がCRモーター1080を動力源に所定の往復運動を開始する。
また、記録ヘッド1070には、ヘッド制御1120よりヘッド制御信号が与えられる。記録ヘッド1070は、ヘッド制御信号に応じて、電気熱変換素子が発生する熱エネルギを利用してノズルからインクを吐出させ、印刷用紙P上に画像を形成する。画像が形成された印刷用紙Pは、排出機構1100によって排出される。
[記憶部(ROM,RAM)の構成例:図2B]
図2Bに、図2Aの画像形成装置1000の制御を司るMPU1010が実行するプログラムや、データの記憶部(ROM,RAM)への記憶構成例を示す。尚、図2Bでは、プログラムはROM1030に記憶されるとしたが、ディスクなどの外部記憶部に用意されて、RAM1020にロードされて実行されてもよい。
ROM1030(又は、外部記憶部)は、データ記憶領域とプログラム記憶領域とを有する。データ記憶領域には、例えば、RFIDタグ付きであることを表わす画像が固定された文字や図形であれば、その重畳画像データ1031が記憶される。プログラム記憶領域には、OSなどのシステムプログラムの外に、本実施形態で実行されるホストコンピュータ1500からの印刷する画像データを受信するための画像データ受信プログラム1032、印刷する印刷データを生成するための印刷データ生成プログラム1033、生成された印刷データを出力する印刷データ出力プログラムが記憶される。印刷データ生成プログラム1033には、本実施形態に特有のRFID検出モジュール1034、重畳データ生成モジュール1035、合成データ生成モジュール1036が含まれる。尚、後述する裏面にRFIDタグについての画像を印刷する例では、合成データ生成モジュール1036は必要ない。
RAM1020は、データ記憶領域とプログラムロード領域とを有する。データ記憶領域には、以下で示す種々の実施形態で必要とされるデータやフラグが記憶される。例えば、ホストコンピュータ1500から受信した受信画像データ1021、RFIDタグに関する画像を表わす重畳画像データ1022、受信画像データと重畳画像データとを合成した合成画像データ1023、印刷しようとしている記録媒体がRFIDタグ付きか否かを表わすRFIDタグフラグ1024、RFIDタグの記憶部に今から記憶される、あるいは記憶されていたRFID記憶データ1025、RFIDタグの記録媒体上の位置を示すRFIDタグ位置情報1026、記録媒体のRFIDタグの記憶内容に基づいて破棄すべきか否かを示すRFIDタグ破棄フラグ1027、後述するRFIDタグに関する画像を裏面に印刷するか否かを表わす裏面印刷フラグ1028を含む。
[RFIDタグ付き用紙上にタグ付き表示画像の印刷:図3]
次に、図3のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000において印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、RFIDタグ付きであることを簡単に認識できる表示画像を画像と合わせて印刷する方法について説明する。図3の処理は、MPU1010がROM1030に記憶されている制御プログラムに基づいて、RAM1020を作業領域として使用し各部を制御しながら実行するものである。
[ステップS10:プリンタのデータ受信]
インクジェットプリンタ1000によって記録すべき文字や画像のデータ(ビットマップデータ等、以下「記録データ」という)は、ホストコンピュータHC1500から送出され、入出力インタフェース1060を介して、RAM1020の受信バッファRBに蓄えられる。この際、MPU1010からは、正常にデータが転送されていることを確認するための信号や、プリンタ1000の動作状態を示す信号等がホストコンピュータ1500に返送される。
[ステップS20:RFIDタグ付き用紙の給紙]
次に、プリンタ1000のMPU1010は、少なくとも所定数のラスタ分(以下「所定ラスタ分」という)の記録データが受信バッファRBに蓄積されると、給紙機構1090を給紙制御1140を介して制御して、給紙トレイ1190より印刷用紙Pを第一の所定位置まで給紙(搬送)する。
[ステップS30:RFIDタグの読み取り]
次に、MPU1010は入出力インタフェース1060を介して接続されるRFIDタグR/W1040を介して、印刷用紙PがRFIDタグの情報の読み込みを行う。MPU1010はRFIDタグのデータの読み込みが成功したか否かで、印刷用紙PがRFIDタグ用紙か否かを判定する。ステップS30において、RFIDタグのデータの読み込みが成功した場合はステップS40に進み、読み込んだデータを解析し、印刷用紙P上のRFIDタグの取付位置情報の読み込みを行う。また、ステップS30において、MPU1010はRFIDタグ情報の読み込みに失敗した場合および印刷用紙PのRFIDタグの取付位置情報の読み込みに失敗した場合には、印刷用紙PはRFIDタグ用紙ではないと判断して、何もせずに通常の印刷動作のみを行うためにステップS90の印刷処理へジャンプする。
[ステップS70,S80:RFIDタグ表示画像の生成及び合成:図4]
次に、ステップS70において、MPU1010はRFIDタグ付きを表わす表示画像を印刷画像時情報として作成し、記録データ上に重畳させる。尚、RFIDタグ付きを表わす表示画像は、文字であっても図形であってもよい。また、重畳させる位置は印刷用紙Pの周辺であっても内側であってもよい。例えば、印刷データが文書の場合などは、薄いカラー文字や図形を印刷用紙P全体に重畳させてもよい。印刷物の廃棄時に、RFIDタグ付きであることをユーザに明瞭に認識させる視覚的に強調できる表示画像であればよく、RFIDタグの有る位置やその位置を認識可能な、例えばRFIDタグの有る位置と同じ行や列に重畳させるのが望ましい。また、RFIDタグ付きを表わすのみでなく、そのRFIDタグへの記憶状況や破棄方法を報知する内容を含んでもよい。
次に、ステップS80において、生成されたRFIDタグ付きを表わす表示画像を記録データ上に合成する。以下、図4のフローチャートに従って、ステップS80のRFIDタグ表示画像の記録データ上への合成における位置制御につき説明する。尚、以下の実施形態2乃至7における印刷画像合成(S80)及び印刷画像生成(S80')における処理も同様である。
ステップS81で、印刷パラメータとして、用紙サイズや解像度などを取得する。ステップS82では、前のステップで作成されたRFIDタグ表示画像(あるいは、以下の切り取り補助線)の印刷位置と図形(線)や文字のサイズを取得する。
ステップS83では、用紙サイズ及び解像度と、RFIDタグ表示画像の印刷位置及びサイズとから、印刷画素データ(ビットマップデータ)におけるRFIDタグ表示画像の開始位置と画素データを作成する。尚、以下の切り取り補助線の場合は、画素データと各画素データのビットマップ上のアドレスを作成するのが望ましい。
以下に、図形や文字列の場合の開始位置と画素データの作成例を示す。例えば、用紙サイズがA4で600dpiの解像度の印刷とし、RFIDタグ表示画像が用紙左上を原点とし、横190mm・縦10mmを左上開始位置としてIDの文字を幅20mm・高さ10mmで印刷する場合を想定する。煩雑さを避けるため余白などの設定を省略すると、
かかるRFIDタグ表示画像は、
副走査方向に24ライン(≒10×600/254)から47ライン(≒20×600/245)の25ラインの、主走査方向に448画素(≒190×600/254)から496画素(≒210×600/254)の50画素の範囲に、IDのフォントが展開された画像である。この例は、切り取り補助線を含む他の例にも一般化される方法である。
ステップS84では、この生成した画素データが、記録データのビットマップに重畳されて、合成された印刷画像データが得られる。尚、重畳の方法として、有意な記録データとRFIDタグ表示画像が重なった場合に、RFIDタグ表示画像を記録データに上書きするもの、下書き(背景)とするもの、重なった部分が反転や色違いにして表わすものなどが考えられる。例えば、上述のような薄いカラー文字や図形を印刷用紙P全体に重畳させる場合は、背景とするのが望ましい。又、以下の切り取り補助線の例で示すように、有意な記録データとRFIDタグ表示画像が重ならないように、印刷位置の調整や記録データの縮小などの方法も考えられる。
[ステップS90:印刷]
次に、ステップS90において、MPU1010は、合成した記録データを各インクごとに吐出データに変換し、プリント吐出データを所定のタイミングでヘッド駆動に送出すると共に、モーター制御、給紙制御を介してCRモータ1080および不図示のLFモータを作動させ、印刷用紙Pに対する画像記録を実行させることにより印刷を実行する。
<まとめ>
本実施形態のインクジェットプリンタ1000では、(1)画像形成に用いる記録媒体がRFIDタグ付記録媒体か否かを判別し、(2)RFIDタグ付記録媒体と判別された場合には、RFIDタグ付記録媒体上にRFIDタグ付きを表わす表示画像を画像とともに印刷することができる。そのため、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体が不要になり廃棄する場合には、その記録媒体に無効化すべきRFIDタグ存在することがわかるため、破壊しなければならないことが容易に認識されるので、RFIDタグを切断などの処理をしRFIDタグのメモリに含まれる情報を無効(読みとり不能)にしてから安心して記録媒体を廃棄することができる。
なお、本実施形態の説明では、図3のフローチャートに示される一連の処理がインクジェットプリンタ1000側で行われる例を用いて説明したが、本発明はこの例に限られるものではなく、例えば、図3のフローチャートに示される一連の処理のすべて、または、一部は、ホストコンピュータHC側のプリンタドライバPDによって実行される構成としてもよい。
また、本実施形態の説明では、RFIDタグ付きを表わす画像データを、記録データと同じ印刷面に重畳させるものとして説明されたが、これに限るものではない。RFIDタグ付きを表わす画像データを記録データの印刷面の裏面に印刷できる(裏面印刷については、以下に他の実施形態として説明する)。
<実施形態2の画像形成装置の構成例:切断補助線の印刷>
[本実施形態の特徴]
本実施形態の画像形成装置は、記録媒体上に画像形成する際に、
(1)記録媒体がRFIDタグ付記録媒体かRFIDタグが付いていない記録媒体であるかを判別し、
(2)RFIDタグ付記録媒体であると判別された場合には、RFIDタグ付記録媒体上にRFIDタグの切断位置を示す切断補助線を画像とともに印刷する(RFIDタグの切断補助線を示すデータをホストコンピュータからの記録データと重畳し、重畳したデータを用いて記録媒体上に画像と切断補助線と同時に印刷する)。そのため、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体を廃棄する場合に、記録媒体上に印刷された切断補助線に沿ってRFIDタグを切断しRFIDタグのメモリに含まれる情報を無効(読みとり不能)にしてから安心して記録媒体を廃棄することができる。また、本実施形態の画像形成装置では、記録媒体がRFIDタグを持たない通常の記録媒体の場合には、通常の印刷を行うことができる。
以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明するが、本実施形態のインクジェットプリンタは実施形態1のインクジェットプリンタと類似するので、共通する図およびその内容についての説明は省略し、以下異なる点についてのみ説明する。
[RFIDタグ付き用紙上に切断補助線の印刷:図5]
次に、図5のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000において印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、不要となったRFIDタグを簡単に切断できる切断補助線を画像と合わせて印刷する方法について説明する。図5の処理は、MPU1010がROM1030に記憶されている制御プログラムに基づいて、RAM1020を作業領域として使用し各部を制御しながら実行するものである。
[ステップS10〜30]
図5のステップS10からステップS30までの処理は、図3に示す実施形態1のステップS10からステップS30までの処理と同様であるためその説明は重複するので省略する。
[ステップS40,S50:RFIDタグ位置の検出:図6]
次に、ステップS40,S50のRFIDタグ位置検出処理について図6を用いて説明する。図6の4010はRFIDタグを載せた印刷用紙Pの一例を示す外観図である。印刷用紙Pは右下にRFIDタグ4020を紙内部に搭載している。なお、この4020は用紙内部に挟み込まれる形で搭載されているために、外観上RFIDタグ4020が露呈することはない。4030はRFIDタグ4020のアンテナ部であり、4040はRFIDタグのICチップ部である。このICチップ部4040内部のメモリにRFIDタグの取付位置情報を記録している。4050はRFIDタグの取付位置情報の記録内容を示しておりMPU1010によって読み込まれたRFIDタグ情報の中に含まれている。
ここで、位置情報にはPwx、Pwy、Ipx、Ipy、Iwx、Iwyの情報が格納されており、それぞれ以下の意味を持つ。
Pwx:用紙Pの横の長さ(mm)
Pwy:用紙Pの縦の長さ(mm)
Ipx:用紙P上のRFIDタグの横位置を示す座標位置(mm)
Ipy:用紙P上のRFIDタグの縦位置を示す座標位置(mm)
Iwx:RFIDタグのアンテナ部の横の長さ(mm)
Iwy:RFIDタグのアンテナ部の縦の長さ(mm)
MPU1010は上記情報を元にRFIDタグアンテナ部の対角の頂点である点Aおよび点Bの位置を以下の式より求める。点A、Bの座標は用紙の左上頂点(点O)を基準に求める。
点A(Xa、Ya) = (Ipx 、Ipy + Iwy)
点B(Xb、Yb) = (Ipx + Iwx 、Ipy)
図5における位置情報を元に計算すると
(Xa、Ya) = (190、277+16) = (190、293)
(Xb、Yb) = (190+16、277) = (206、277)
となる。
このようにステップS40において、位置検出処理を行ってからステップS50に進みステップS50において、位置検出に成功する(上記Pwx、Pwy、Ipx、Ipy、Iwx、Iwyの値の組み合わせが適正である)と判断すると、ステップS70に進む。また、ステップS50において、MPU1010は上記Pwx、Pwy、Ipx、Ipy、Iwx、Iwyの値の組み合わせが不正である場合(たとえばPwxの値よりもIpxの値が大きい場合など)は、位置検出に失敗したとして通常の印刷動作のみを行うために印刷処理(ステップS90)へジャンプする。
尚、上記RFIDタグの位置検出では、RFIDタグに予め記憶された位置情報に基づいて検出をしたが、RFIDタグR/W1040のRFIDタグへの送受信の状態から位置検出を行なってもよい。
[ステップS71,S80:RFIDタグ切断補助線の生成]
次に、ステップS71において、MPU1010は点Aと点Bを上を通過する直線をRFIDタグ切断補助線として、図6の(a)に示す補助線ABを上記座標A(Xa、Ya)及びB(Xb、Yb)を元に決定する。MPU1010は決定した補助線ABを印刷画像時情報として作成し、記録データ上に重畳させる。
次に、ステップS80において、点A、Bを通過する補助線AB、すなわちRFIDタグのアンテナを対角線上に通過する補助線ABをRFIDタグ切断補助線として記録データ上に合成する。
なお、図7の(a)のように補助線ABに加えて、図7の(b)に示すような図形のアイコン50や文字のアイコン60を印刷画像時情報として作成し、記録データ上に加えることにより、補助線ABがRFIDタグ切断補助線であることを視覚的に強調することも可能となる。
[ステップS90:印刷]
次に、MPU1010は、ステップS90において、合成した記録データの印刷を行う。ステップS90の詳細は実施形態1と同等のため説明を省略する。
<まとめ>
本実施形態のインクジェットプリンタ1000では、(1)画像形成に用いる記録媒体がRFIDタグ付記録媒体か否かを判別し、(2)RFIDタグ付記録媒体と判別された場合には、RFIDタグ付記録媒体上にRFIDタグの切断位置を示す切断補助線を画像とともに印刷することができる。そのため、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体が不要になり廃棄する場合には、その記録媒体に無効化すべきRFIDタグ存在することがわかるため、破壊しなければならないことが容易に認識される。また、特に簡易な無効化の方法として予め記録媒体上に印刷された切断補助線に沿ってRFIDタグを切断しRFIDタグのメモリに含まれる情報を無効(読みとり不能)にしてから安心して記録媒体を廃棄することができる。
なお、本実施形態の説明では、図5のフローチャートに示される一連の処理がインクジェットプリンタ1000側で行われる例を用いて説明したが、本発明はこの例に限られるものではなく、例えば、図5のフローチャートに示される一連の処理のすべて、または、一部は、ホストコンピュータHC側のプリンタドライバPDによって実行される構成としてもよい。
また、本実施形態の説明では、RFIDタグ切断補助線の画像データを、記録データと同じ印刷面に重畳させるものとして説明されたが、これに限るものではない。RFIDタグ切断補助線の画像データを記録データの印刷面の裏面に印刷できる。
なお、本実施形態の説明では、RFIDタグに書き込まれた位置情報を元にRFIDタグの印刷用紙P上における位置の検出を行う例を用いて説明したが、本発明はこの例に限られるものではなく、例えば、光学的位置読み取り手段や電磁波による位置読み取り手段等の別の手段を用いてRFIDタグの取付位置検出を行う構成としてもよい。
<実施形態3の画像形成装置の構成例:印刷画像の位置及びサイズの設定>
[本実施形態の特徴]
本実施形態のインクジェットプリンタは、実施形態1又は2のインクジェットプリンタと同様に、記録媒体にRFIDタグが付いている場合に、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグの切断補助線をホストコンピュータからの画像に重畳させて印刷することにより、記録媒体上にRFIDタグを無効化するための画像を印刷することができるが、更に、重畳画像の印刷位置や記録媒体のRFIDの取付け位置に応じて、ホストコンピュータから受信した画像の印刷位置およびサイズを決定することができる点が特徴である。
以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明するが、本実施形態のインクジェットプリンタは実施形態1及び2のインクジェットプリンタと類似するので、共通する図およびその内容についての説明は省略し、以下異なる点についてのみ説明する。
尚、本実施形態では、切断補助線が印刷画像と重ならないような制御を例に説明するが、切断補助線に限定されず実施形態1のRFIDタグ付きを表わす文字や図形と印刷画像が重ならないように制御する場合に適用できる。
[RFIDタグ付き用紙上に切断補助線の印刷:図4]
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000を用いて印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、不要となったRFIDタグを簡単に切断できる切断補助線を画像と合わせて印刷する方法について説明する。
[ステップS10〜71]
図4のステップS10からステップS71までの処理は、実施形態2の処理と同様であるためその説明は重複するので省略する。
[ステップS80]
次に、MPU1010は、ステップS80の印刷画像合成処理において、実施形態2と異なる画像合成を行なう。
すなわち、ステップS40においてあらかじめ検出しているRFIDタグの取付位置情報を基に図8に示す点U(すなわち、RFIDタグの印刷用紙Pの中心に最も近い頂点)を求める。次に、MPU1010は、この点Uと図7の点O、R、Pとで形成される斜線部の領域(図8における4050で示される領域)を、印刷用紙P上に記録される画像領域として配置する。
MPU1010は、ホストコンピュータから送られメモリに蓄積されている記録データを用いて、記録データが図8の点O、R、P、Uとで形成される斜線部の領域に納まるように、印刷開始位置と印刷サイズとを設定する。MPU1010は、ステップS70で生成した点A、Bを通過するRFIDタグ切断補助線と、上述の記録データの画像の印刷位置・サイズに従って配置された記録データの印刷画像とを合成し、印刷用紙P上に印刷すべき印刷画像を生成する。
[ステップS90:印刷]
次に、MPU1010は、ステップS90において、合成した記録データの印刷を行う。ステップS90の詳細は実施形態1と同等のため説明を省略する。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のインクジェットプリンタは、記録データの画像領域を、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグと重なり合わない位置に配置することによって、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグ切断補助線ABと記録データの印刷画像とが重なり合うこと無しに、RFIDタグ付きを表わす画像やRFID切断補助線ABを印刷することが可能となる。
<実施形態4の画像形成装置の構成例:RFIDタグの記憶情報の判別>
[本実施形態の特徴]
本実施形態のインクジェットプリンタは、実施形態1や2のインクジェットプリンタと同様に、記録媒体にRFIDタグが付いている場合に、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグの切断補助線をホストコンピュータからの画像に重畳させて印刷することにより、記録媒体上にRFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグを無効化するための切断補助線を印刷することができるが、その際に、印刷用紙PのRFIDタグに破棄が必要な情報が記録されている場合にのみ重畳画像の印刷を行うことを特徴とする。
以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明するが、本実施形態のインクジェットプリンタは実施形態1のインクジェットプリンタと類似するので、共通する図およびその内容についての説明は省略し、以下異なる点についてのみ説明する。以下では、実施形態2の切断補助線の印刷の例を示すが、実施形態1への適用も同様に可能である。
[RFIDタグ付き用紙上に切断補助線の印刷:図9]
次に、図9のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000を用いて印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、不要となったRFIDタグを簡単に切断できる切断補助線を画像と合わせて印刷する方法について説明する。図9の処理は、図2のMPU1010がROM1030に記憶されている制御プログラムに基づいて、RAM1020を作業領域として使用し各部を制御しながら実行するものである。
[ステップS10〜50]
図9のステップS10からステップS50までの処理は、図4に示す実施形態2のステップS10からステップS50までの処理と同様であるためその説明は重複するので省略する。
[ステップS60]
次に、ステップS60において、MPU1010はRFIDの記録情報の解析を行い、破棄が必要な情報、たとえば、プライバシーに係る情報や機密情報である、(1)印刷用紙Pの品番を特定する情報(JANコード等)、(2)印刷用紙P上に記録される印刷情報に関連する情報(印刷画像ファイル名等)、(3)個人に関する情報(画像作成者、印刷者、等)、などの情報が書き込まれているか否かの判定を行う(図13参照)。
[ステップS71〜90]
ステップS60において、破棄が必要な情報が書き込まれてあると判定した場合は、ステップS71へ進み、ステップS71,S80の処理を行ってからステップS90へ進む。ここで、ステップS71〜90の処理は、図4で説明したステップS71〜90の処理と同等であり、重複するのでその説明を省略する。
また、ステップS60において、破棄が必要な情報が書き込まれていない、すなわち情報が空あるいは破棄が必要な情報の無いRFIDタグであると判定された場合には、RFIDタグの関連の情報を付加することなく、ステップS90へジャンプし印刷処理を行う。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のインクジェットプリンタでは、印刷用紙PのRFIDタグが所定の情報すなわち有意情報を記録している場合おいてのみ、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグ切断補助線をホストからの記録データに重畳させて印刷画像データを作成し印刷を行うことにより、印刷物にRFIDタグ無効化の必要やその切り取り位置を示すことが可能となる。また、印刷用紙PのRFIDタグが所定の情報を記録していない場合は、通常の用紙として印刷を行うことが可能となる。
そのため、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体が不要になり廃棄する場合には、RFIDタグの破棄を判断でき、例えば予め記録媒体上に印刷された切断補助線に沿ってRFIDタグを切断しRFIDタグのメモリに含まれる情報を無効(読みとり不能)にしてから安心して記録媒体を廃棄することができる。
なお、本実施形態の説明では、図9のフローチャートに示される一連の処理がインクジェットプリンタ1000側で行われる例を用いて説明したが、本発明はこの例に限られるものではなく、例えば、図9のフローチャートに示される一連の処理のすべて、または、一部は、ホストコンピュータHC側のプリンタドライバPDによって実行される構成としてもよい。
また、本実施形態の説明では、RFIDタグ切断補助線の画像データを、記録データと同じ印刷面に重畳させるものとして説明されたが、これに限るものではない。RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグ切断補助線の画像を記録データの印刷面の裏面に印刷しても良い。
<実施形態5の画像形成装置の構成例:画像の重なりの判別>
[本実施形態の特徴]
本実施形態のインクジェットプリンタは、実施形態2のインクジェットプリンタと同様に、記録媒体にRFIDタグが付いている場合にRFIDタグの切断補助線をホストコンピュータからの画像に重畳させて印刷することにより、記録媒体上にRFIDタグを無効化するための切断補助線を印刷することができるが、その際に、ホストコンピュータから送出された、記録すべき文字や画像のデータの印刷範囲とRFIDタグ切断補助線の印刷範囲とが重なるかどうかを判定して、重ならない場合においてのみRFIDタグ切断補助線を印刷することを特徴とする。
以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明するが、本実施形態のインクジェットプリンタは実施形態2のインクジェットプリンタと類似するので、共通する図およびその内容についての説明は省略し、以下異なる点についてのみ説明する。
[RFIDタグ付き用紙上に切断補助線の印刷:図10]
次に、図10のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000を用いて印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、不要となったRFIDタグを簡単に切断できる切断補助線を画像と合わせて印刷する方法について説明する。図10の処理は、図2のMPU1010がROM1030に記憶されている制御プログラムに基づいて、RAM1020を作業領域として使用し各部を制御しながら実行するものである。
[ステップS10〜71:図10]
図10のステップS10からステップS71までの処理は、図4に示す実施形態2のステップS10からステップS71までの処理と同様であるためその説明は重複するので省略する。
[ステップS72:図10]
次に、ステップS72において、MPU1010はホストコンピュータHC1500から送出された、記録すべき文字や画像のデータの印刷範囲とRFIDタグ切断補助線が重なるかどうかを判定する。この重なり判定の詳細を印刷用紙Pの図(図11)とフローチャート(図12)とを用いて説明する。
[重なり判定:図11]
図11は、印刷用紙P上に印刷される印刷データの印刷範囲とRFIDタグ切断補助線の例を示した図である。8000は印刷用紙Pであり、8010は印刷用紙P上に印刷される印刷データの範囲を示す。すなわち印刷データの範囲は点PRQSで結ばれた長方形である。8020はRFIDタグ切断補助線であり、点ABを結んだ直線である。各々の点A、B、P、Q、R、S、はそれぞれ点Oを基準にしたX、Y方向のそれぞれの座標(Xa、Ya)、(Xb、Yb)、(Xp、Yp)、(Xq、Yq)、(Xq、Yp)、(Xp、Yq)として表すことができる。これら、上記、点PRQSで結ばれた印刷データの範囲:8010と点ABを結んだRFIDタグ切断補助線8020が重なりあうか否かを判定する一連の流れを、図12を用いて説明する。
[重なり判定の処理:図12]
[ステップS9010:図12]
MPU1010は、ステップS9010において、点A、点Bの両方が長方形PRQSの内部に入っているか否かを判定する。点A、点Bの両方が長方形PRQSの内部に入っていると判定された場合には、直線ABは長方形PRQSと重なり合うと判定され、S9200へジャンプする。また、ステップS9010において、点A、点Bの何れか一方でも長方形PRQSの内部にいないと判定された場合にはステップS9020へ遷移する。
[ステップS9020〜9040:図12]
次に、ステップS9020において、直線ABを表す式y=αx+βを求めてから、ステップS9030に進み、MPU1010は、線AB:y=αx+βと線PS:x=Xpが交差しているか否かを判定する。具体的には、y=αx+βにx=Xpを代入することにより、y座標y=α・Xp+βが求まり、線AB、線PSの交点(Xp、α・Xp+β)が求められる。次に、ステップS9040において、この値が点P、点Sの間に位置するか否かを判定することによって、線ABと線PSが交差しているか否かを判定する。ステップS9040において、線ABと線PSが交差していると判定された場合は、直線ABは長方形PRQSと重なり合うと判定され、ステップS9200へジャンプする。また、ステップS9040において、線ABと線PSが交差していないと判定された場合にはS9050へ遷移する。
[ステップS9050〜9300:図12]
次に、ステップS9050〜ステップS9060において、ステップS9030〜ステップS9040における線ABと線PSが交差しているか否かの判定を行ったのと同様に、線ABと線RQが交差しているか否かの判定を行い、次に、ステップS9070〜ステップS9080において、ステップS9030〜ステップS9040における線ABと線PSが交差しているか否かの判定を行ったのと同様に、線ABと線PRが交差しているか否かの判定を行い、次に、ステップS9090〜ステップS9100において、ステップS9030〜ステップS9040における線ABと線PSが交差しているか否かの判定を行ったのと同様に線ABと線SQが交差しているか否かの判定を行う。これらのうち何れかひとつでも交差していると判定された場合は、直線ABは長方形PRQSと重なり合うと判定され、ステップS9200へジャンプする。一方、これらのうちのすべてにおいて交差していないと判定された場合は、直線ABは長方形PRQSと重なり合わないと判定されステップS9300へ遷移する。
以上説明した一連の処理により、図10のステップS72において、MPU1010はホストコンピュータHC1500から送出された、記録すべき文字や画像のデータの印刷範囲とRFIDタグ切断補助線が重なるかどうかを判定することができる。
[ステップS74,S80,S90:図10]
次に、MPU1010は、図10のステップS74において、上記判定の結果重なると判定した場合は、ステップS80の印刷画像合成処理をスキップして、ステップS90の印刷処理へジャンプする。一方、ステップS74において、MPU1010は上記判定の結果重ならないと判定した場合は、ステップS80へ遷移して補助線ABをRFIDタグ切断補助線として記録データ上に画像合成する。次に、MPU1010は、ステップS90において、合成した記録データの印刷を行う。ステップS90の詳細は実施形態1又は2と同等のため説明を省略する。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のインクジェットプリンタでは、ホストコンピュータHC1500から送出された、記録すべき文字や画像の記録データの印刷範囲とRFIDタグ切断補助線が重なるかどうかを判定して、重ならない場合においてのみRFIDタグ切断補助線を印刷することが可能となる。
なお、本実施形態は、図10、図12のフローチャートに示される一連の処理がインクジェットプリンタ1000側で行われるものとして説明したが、本発明はこの例に限られるものではなく、例えば、これに限られるものではない。109、図12のフローチャートに示される一連の処理のすべて、または、一部は、ホストコンピュータHC側のプリンタドライバPDによっても実行される構成としてもよい。
また、本実施形態の説明では、RFIDタグ切断補助線の画像データを、記録データと同じ印刷面に重畳させるものとして説明されたが、これに限るものではない。RFIDタグ切断補助線の画像データを記録データの印刷面の裏面に印刷しても良い。この場合、裏面にRFIDタグ切断補助線を印刷することにより、常時RFIDタグ切断補助線と記録データの印刷範囲の重なりを避けることが可能となる。
<実施形態6の画像形成装置の構成例:RFIDタグへの書き込み>
[本実施形態の特徴]
本実施形態のインクジェットプリンタは、実施形態1又は2のインクジェットプリンタと同様に、記録媒体にRFIDタグが付いている場合に、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグの切断補助線をホストコンピュータからの画像に重畳させて印刷することにより、記録媒体上のRFIDタグを無効化するための画像を印刷することができるが、その際に、RFIDに所定のユーザ情報の書込みを行うことが可能である場合において、ユーザデータの書込みが行われた場合においてのみ、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグ切断補助線の印刷を行うことを特徴とする。
以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明するが、本実施形態のインクジェットプリンタは実施形態1又は2のインクジェットプリンタと類似するので、共通する図およびその内容についての説明は省略し、以下異なる点についてのみ説明する。
[データテーブルの説明:図13]
図13は、図2Aの2010に示す印刷用紙P上のRFIDタグ2020のIC部2040内部にある書き換え可能な不揮発性メモリ部のデータの構成を示したテーブルである。データテーブルは印刷用紙Pにあらかじめ記録されている用紙の属性情報部D0010と、ユーザが印刷時に記録することができるユーザ情報部D0020とに分かれている。
属性情報部D0010をさらに細かく見ると、RFIDタグの取付位置情報であるPwx、Pwy、Ipx、Ipy、Iwx、Iwy(D1010)と印刷用紙PのJANコードである国コード、メーカーコード、アイテムコード、チェックデジット(D1020)がそれぞれ記録されている。一方、ユーザ情報部D0020をさらに細かく見ると、画像情報である撮影機器名、撮影日、ファイル名、露出値、等(D1030)と、印刷情報であるプリンタ名、印刷日、印刷パラメーター、等(D1040)の値を記録するためのフィールドがある。これらのユーザ情報は、ホストコンピュータ1500上のプリンタドライバ1510がプリントするファイルの撮影属性情報(たとえばExif情報)やプリンタドライバの印刷設定パラメーター、などから情報を収集し、各フィールドに格納すべき値を決定する。
[RFIDタグ付き用紙上に切断補助線の印刷:図14]
次に、図14のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000を用いて印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、RFIDタグ付きを表わす画像や不要となったRFIDタグを簡単に切断できる切断補助線を画像と合わせて印刷する方法について説明する。図14の処理は、図2AのMPU1010がROM1030に記憶されている制御プログラムに基づいて、RAM1020を作業領域として使用し各部を制御しながら実行するものである。
[ステップS10]
インクジェットプリンタ1000によって記録すべき記録データは、ホストコンピュータHC1500から送出され、入出力インタフェース1060を介して、RAM1020の受信バッファRBに蓄えられる。
[ステップS15]
次に、ホストコンピュータHC1500上のプリンタドライバ1510によって集められたユーザ情報は、ホストコンピュータHC1500から送出され、入出力インタフェース1060を介して、RAM1020の受信バッファRBに蓄えられる。この際、MPU1010からは、正常にデータが転送されていることを確認するための信号や、プリンタ1000の動作状態を示す信号等がホストコンピュータ1500に返送される。
[ステップS20〜30]
次のステップであるステップS20〜30は、実施形態1又は2で説明した処理と同等であるため重複するのでここでの説明を省略する。
[ステップS33]
次に、ステップS33においてMPU1010はRAM1020の受信バッファRBに蓄えられている情報を取得し、ユーザ情報が正しく含まれているか否かの判定を行う。ステップS33において、ユーザ情報が正しく含まれている場合は、ユーザデータありと判定されて、ステップS35へ遷移する。一方、ステップS33において、ユーザ情報が正しく含まれていない場合は、ユーザデータ無しと判定されて、ステップS90へジャンプし、RFID無効化切り取り補助線を印刷画像に合成すること無しに記録データを印刷する。
[ステップS35〜90]
次に、ステップS35において、MPU1010は入出力インタフェース1060を介して接続されるRFIDタグW/Rを介して、印刷用紙PのRFIDタグへユーザ情報をユーザ情報フィールドD0020に書込みを行い、ユーザ情報フィールドD0020への書込みが完了したら、ステップS40へ遷移する。なお、ステップS40〜90までの処理は実施形態2で説明した処理と同様であるため重複するのでその説明省略する。尚、実施形態1の修正も同様である。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のインクジェットプリンタでは、ホストコンピュータHC1500から送出された、記録すべき文字や画像のデータとともに、RFIDへ書き込むユーザ情報をも取得し、このユーザ情報がRFIDへ書き込まれた場合にのみ、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグ切断補助線を印刷することが可能となる。これにより、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体が不要になり廃棄する場合には、RFIDタグ内に有意情報の一つであるところのユーザ情報が記録されている場合にのみ、RFIDタグの破棄を認識し、必要に応じてハサミ等の切断用具を用いてRFIDタグ切断補助線に沿って印刷用紙Pを切断することにより、RFIDタグを無効化し、安心して印刷用紙Pを廃棄することが可能となる。
なお、本実施形態は、図14のフローチャートに示される一連の処理がインクジェットプリンタ1000側で行われるものとして説明されたが、これに限られるものではない。図14のフローチャートに示される一連の処理のすべて、または、一部は、ホストコンピュータHC側のプリンタドライバPDによっても実行され得る。
なお、本実施形態は、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグ切断補助線の画像データを、記録データと同じ印刷面に重畳させるものとして説明されたが、これに限るものではない。RFIDタグ切断補助線の画像データを記録データの印刷面の裏面に印刷しても良い。
<実施形態7の画像形成装置の構成例:RFIDタグへの書き込み表示>
[本実施形態の特徴]
本実施形態のインクジェットプリンタは、実施形態1や2のインクジェットプリンタと同様に、記録媒体にRFIDタグが付いている場合に、RFIDタグ付きを表わす画像やRFIDタグの切断補助線をホストコンピュータからの画像に重畳させて印刷することにより、記録媒体上にRFIDタグを無効化するための画像を印刷することができるが、その際に、RFIDに所定のユーザ情報の書込みを行うことが可能である場合において、ユーザデータの書込みが行われた場合にはユーザデータ書込み済みマークを印刷し、ユーザデータの書込みが行われなかった場合にはユーザデータ未書込みマークを印刷することを特徴とする。以下、本実施形態のインクジェットプリンタについて説明するが、本実施形態のインクジェットプリンタは実施形態1のインクジェットプリンタと類似するので、共通する図およびその内容についての説明は省略し、以下異なる点についてのみ説明する。
[データテーブルの説明:図13]
本実施形態においてもRFIDタグ内部の不揮発性メモリ部のデータの構成を示したテーブルとして図12のデータテーブルを用いる。データテーブルの各フィールドの説明は実施形態6で説明した通りである。これらのユーザ情報は、ホストコンピュータ1500上のプリンタドライバ1510がプリントするファイルの撮影属性情報(たとえばExif情報)やプリンタドライバの印刷設定パラメーター、などから情報を収集し、各フィールドに格納すべき値を決定する。
[RFIDタグ付き用紙上に切断補助線の印刷:図15]
次に、図15のフローチャートを参照しながら、本実施形態のインクジェットプリンタ1000を用いて印刷用紙P(RFIDタグ付記録媒体)に画像を印刷する際に、不要となったRFIDタグを簡単に切断できる切断補助線を画像と合わせて印刷する方法について説明する。図15の処理は、図2のMPU1010がROM1030に記憶されている制御プログラムに基づいて、RAM1020を作業領域として使用し各部を制御しながら実行するものである。
[ステップS10〜30]
図15のステップS10〜ステップS30までの処理は第5の実施形態と同様であるため説明を省略する。
[ステップS33]
次に、ステップS33において、ユーザデータありと判定された場合はステップS35へ遷移する。また、ステップS33において、ユーザデータ無しと判定された場合はステップS77へジャンプする。
[ステップS35]
次に、ステップS35において、MPU1010は入出力インタフェース1060を介して接続されるRFIDタグW/Rを介して、印刷用紙PのRFIDタグへユーザ情報をユーザ情報フィールドD0020に書込みを行う。ユーザ情報フィールドD0020への書込みが完了したら、次に、ステップS75へ遷移する。
[ステップS75または77]
次に、ステップS75において、MPU1010はあらかじめROM1030に格納されている、図16のM10に示すような書き込み済みマークのビットマップデータを読み込み、印刷画像情報として作成してからステップS80に進む。一方ステップS77では、MPU1010はあらかじめROM1030に格納されている、図16のM20に示すような未書込みマークのビットマップデータを読み込み、印刷画像情報として作成してからステップS80に進む。
[ステップS80〜90]
次に、ステップS80において、MPU1010はステップS75もしくはステップS77において生成された画像情報を記録データ上に重畳させる。次に、重畳したデータをステップS90において印刷される。ステップS90の詳細は実施形態1又は2と同等のため説明を省略する。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のインクジェットプリンタでは、ホストコンピュータHC1500から送出された、記録すべき文字や画像のデータとともに、RFIDへ書き込むのユーザ情報をも取得し、このユーザ情報がRFIDへ書き込まれた場合にはRFIDタグ情報書込み済みマークを印刷し、ユーザ情報がRFIDへ書き込まれない場合には有意情報が記憶されていないことを示すRFIDタグ情報未書込みマークを印刷する。これにより、本画像形成装置のユーザは、RFIDタグ付記録媒体に組み込まれたRFID内部に所定の情報が書き込まれているかを容易に判断することが可能となる。
なお、本実施形態は、図15のフローチャートに示される一連の処理がインクジェットプリンタ1000側で行われるものとして説明されたが、これに限られるものではない。図15のフローチャートに示される一連の処理のすべて、または、一部は、ホストコンピュータHC側のプリンタドライバPDによっても実行され得る。
なお、本実施形態は、書き込み済みマークおよび未書込みマークの画像データを、記録データと同じ印刷面に重畳させるものとして説明されたが、これに限るものではない。書き込み済みマークおよび未書込みマークの画像データを記録データの印刷面の裏面に印刷しても良い。
<実施形態8の画像形成装置の構成例:裏面へのRDIDタグ表示>
[本実施形態の特徴]
本実施形態は、上記実施形態1乃至7の最後に記載した、RDIDタグ表示画像を記録データの印刷面の裏面に印刷する場合の手順を示すものであり、上記実施形態への変更部分を説明する。
[RFIDタグ付き用紙の裏面への印刷:図17]
図17に、RDIDタグ表示画像を裏面への印刷も可能な場合の変更部分のフローチャートを示す。尚、図17の"S7nから"、"S30から"は、それぞれの実施形態のS70,S71,S75,S77からの進行、S30からの進行を示している。
ステップS100で、RDIDタグ表示画像を裏面に印刷するか否かを、ユーザの指定やホストからのデータでの指定に基づく、図2Bの裏面印刷フラグ1028により判定する。裏面印刷でなければ(裏面印刷フラグ1028がOFF)、ステップS80に進んで、実施形態1で示した印刷画像合成を行なって、ステップS90で合成画像を印刷する。裏面印刷であれば(裏面印刷フラグ1028がON)、ステップS80'に進んで、印刷画像を合成するのでなく、それぞれを表面画像、裏面画像として生成する。ステップS90'では、作成された表面画像と裏面画像で両面印刷を行なう。
尚、記録データが両面印刷である場合、ステップS90では裏面に記録データのみが印刷され、ステップS90'では裏面に記録データとRDIDタグ表示画像の合成画像が印刷される。
[他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
又、自装置にセットされたCD−ROM、或いは、インターネット等の外部供給源から、前述した実施形態の機能を実現する為のプログラムデータを、自装置のメモリにダウンロードし、前述した実施形態の機能が実現されるような形態も本発明に包含される。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャート(図3〜5,9−10,12,14−15,17)に対応するプログラムコードが格納されることが好ましい。
本実施形態のRFIDタグ付き印刷用紙の外観図である。 本実施形態のインクジェットプリンタの構成例を示すブロック図である。 RAM及びROMの記憶構成例を示す図である。 実施形態1の印刷処理を示すフローチャートである。 図3のステップS80のRFIDタグ表示画像の記録データ上への合成における位置制御を示すフローチャートである。 実施形態2又は3の印刷処理を示すフローチャートである。 実施形態2のRFIDタグ付き印刷用紙の外観図およびRFIDタグに書き込まれている位置情報の値の例を示すテーブルである。 RFIDタグ切断補助線である補助線ABを示した図である。 RFIDタグ付き印刷用紙の外観図である。 実施形態4の印刷処理を示すフローチャートである。 実施形態5の印刷処理を示すフローチャートである。 印刷データの印刷範囲とRFIDタグ切断補助線の例を示した図である。 重なり判定の処理の詳細を示すフローチャートである。 RFIDタグのIC部内部にある書き換え可能な不揮発性メモリ部のデータの構成を示したテーブルである。 実施形態6の印刷処理を示すフローチャートである。 実施形態7の印刷処理を示すフローチャートである。 書き込み済みマークおよび未書込みマークの例を示す図である。 実施形態8の裏面印刷処理を示すフローチャートである。

Claims (20)

  1. 入力した記録信号に応じて記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    記録のために供給された記録材に無線タグが配置されているかどうかを検出する無線タグ検出手段と、
    無線タグが配置されていることを検出したとき、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させる記録制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記無線タグに処分が必要な有意情報が有るか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記記録制御手段は、該判定手段が無線タグに有意情報が有ると判定した場合に、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記判定手段は、前記無線タグ検出手段が前記無線タグの記憶手段から読み出したデータから有意情報が有るか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記判定手段は、前記記憶手段への情報の記憶動作により有意情報が有ると判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記無線タグ在りの付加情報は、有意情報が有るか否かの情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記無線タグ検出手段は、前記無線タグの記憶手段に記憶されているデータから、その無線タグの取付位置情報を読み出し、
    前記記録制御手段は、前記取付位置情報に基づいて前記無線タグの取り付け位置の標識となる付加情報の記録を発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. 前記無線タグ在りの付加情報は、前記無線タグを破壊できる場所を示すことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記無線タグ在りの付加情報は、前記無線タグの少なくともアンテナを切断するための切断補助線を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記記録制御手段は、前記記録材への記録情報と前記付加情報とが重なる場合に、前記付加情報を記録情報の背景として、或いは記録情報を消さない色及び/又は濃度で発生させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  10. 前記記録制御手段は、前記記録材への記録情報と前記付加情報とが重ならないように制御する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  11. 前記記録制御手段は、前記記録材への記録情報と前記付加情報とが異なる面に記録されるように制御する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  12. 前記記録制御手段の制御に基づいて、前記付加情報付きの記録情報を記録する記録手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  13. 入力した記録信号に応じて記録材に画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
    記録のために供給された記録材に無線タグが配置されているかどうかを検出する無線タグ検出工程と、
    無線タグが配置されていることを検出したとき、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させる記録制御工程とを備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  14. 前記無線タグに処分が必要な有意情報が有るか否かを判定する判定工程を更に備え、
    前記記録制御工程では、該判定工程で無線タグに有意情報が有ると判定した場合に、前記記録材に前記無線タグ在りの付加情報の記録を発生させることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置の制御方法。
  15. 前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記判定工程では、前記無線タグ検出手段が前記無線タグの記憶手段から読み出したデータから有意情報が有るか否かを判定することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記判定工程では、前記記憶手段への情報の記憶動作により有意情報が有ると判定することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置の制御方法。
  17. 前記無線タグは情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記無線タグ検出工程では、前記無線タグの記憶手段に記憶されているデータから、その無線タグの取付位置情報を読み出し、
    前記記録制御工程は、前記取付位置情報に基づいて前記無線タグの取り付け位置の標識となる付加情報の記録を発生させることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置の制御方法。
  18. 前記無線タグ在りの付加情報は、前記無線タグを破壊できる場所を示す、前記無線タグの少なくともアンテナを切断するための切断補助線を含むことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置の制御方法。
  19. 請求項13乃至18のいずれか1つに記載の画像形成装置の制御方法を実現するコンピュータ実行可能な制御プログラム。
  20. 請求項19に記載の制御プログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶する記憶媒体。
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