JP2003330445A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003330445A
JP2003330445A JP2002140321A JP2002140321A JP2003330445A JP 2003330445 A JP2003330445 A JP 2003330445A JP 2002140321 A JP2002140321 A JP 2002140321A JP 2002140321 A JP2002140321 A JP 2002140321A JP 2003330445 A JP2003330445 A JP 2003330445A
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Japan
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noise signal
clock
display device
signal
unit
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JP2002140321A
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Satoshi Koyama
智 甲山
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Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/003Details of a display terminal, the details relating to the control arrangement of the display terminal and to the interfaces thereto
    • G09G5/006Details of the interface to the display terminal
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ信号に重畳されるノイズ信号をその周
波数成分に応じて適切に抑制して良好な画像を出力する
ことのできる表示装置を提供する。 【解決手段】 ビデオ信号に重畳されたノイズ信号を除
去するための可変フィルタ部11を有し、ビデオ信号を
画像にして表示出力するための表示装置であって、可変
フィルタ部11は、ビデオ信号に重畳されたノイズ信号
の周波数成分を取得し、取得されたノイズ信号の周波数
成分に基づいて、フィルタ特性を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえばビデオ
信号を画像にして表示出力させるための表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的なデスクトップ型のパ
ーソナルコンピュータでは、CPUを有する本体装置
と、これに接続された、たとえば液晶ディスプレイを備
える表示装置と、本体装置に接続されたキーボードとが
備えられている。
【0003】本体装置においては、CPUによる信号処
理の高速化にともない、その内部において様々なノイズ
が発生しており、それに対応して多くのノイズ対策が施
されている。しかしながら、たとえば本体装置から表示
装置に接続線を介して伝送される、たとえばRGBのビ
デオ信号は、その形態がアナログ信号であるために、そ
のビデオ信号にノイズ信号が重畳されることが多い。
【0004】このような場合には、本体装置と表示装置
との間に、ノイズを除去するためのフィルタを挿入する
のが一般的である。図10は、従来の表示装置の内部構
成および本体装置との接続構成を示す概略ブロック図で
ある。この図によると、表示装置30は、たとえばロー
パスフィルタからなるフィルタ部31と、ADコンバー
タ部32と、PLL(phase locked loop)部33と、
データ処理部34と、CPU部35と、たとえば液晶デ
ィスプレイからなる表示デバイス部36とによって概略
構成されている。
【0005】この表示装置の構成によれば、本体装置4
0から接続線41を介して伝送されたビデオ信号は、フ
ィルタ部31によってノイズ信号が除去され、PLL部
33から送られる周波数信号に基づいて、ADコンバー
タ部32においてアナログ−ディジタル変換される。そ
の後、CPU部35からの指令によってデータ処理部3
4において適当な画像信号に変換され、表示デバイス部
36において画像が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ィルタ部31は、たとえばカットオフ周波数が固定され
たローパスフィルタによって構成されているため、除去
することのできるノイズ信号もある程度、固定されるこ
とになる。すなわち、近年のビデオ信号の周波数は徐々
に高速化される傾向にあり、たとえば200MHzを超
えるものもあるが、上記のようにカットオフ周波数が固
定されたフィルタを用いれば、そのカットオフ周波数に
よっては、ノイズ成分を除去することができる一方、ビ
デオ信号自体の周波数成分にも影響を与え、いわゆるス
ルーレートを低下させるといった問題点が生じていた。
【0007】また、一般にパーソナルコンピュータの本
体装置では、その種類によって異なる周波数成分を有す
るノイズ信号が出力されることが多い。したがって、上
記のようにカットオフ周波数が固定されたフィルタを用
いると、異なる周波数成分を有するノイズ信号が出力さ
れる種々の本体装置に対して、各本体装置ごとに十分な
ノイズ対策を施すことができないといった不都合が生じ
ていた。
【0008】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、ビデオ信号に重畳されるノイズ信
号をその周波数成分に応じて適切に抑制して良好な画像
を出力することのできる表示装置を提供することを、そ
の課題とする。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】本願発明によって提供される表示装置は、
ビデオ信号に重畳されたノイズ信号を除去するためのフ
ィルタ手段を有し、前記ビデオ信号を画像にして表示出
力するための表示装置であって、前記ビデオ信号に重畳
されたノイズ信号の周波数成分を取得する取得手段を備
え、前記フィルタ手段は、前記取得手段によって取得さ
れた前記ノイズ信号の周波数成分に基づいて、フィルタ
特性を変化させることを特徴としている。
【0011】好ましい実施の形態によれば、前記取得手
段は、基準クロックに基づいて前記基準クロックより高
い周波数のクロックを生成するクロック生成手段と、前
記クロック生成手段によって生成されたクロックに基づ
いて、前記ビデオ信号に重畳されたノイズ信号をサンプ
リングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段
によってノイズ信号をサンプリングすることによって、
前記ノイズ信号のレベルを検出するレベル検出手段と、
前記レベル検出手段によって検出された前記ノイズ信号
のレベルに基づいて前記ノイズ信号の周波数成分を検出
する検出手段とによって構成されている。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、前記ク
ロック生成手段は、基準クロックを逓倍することにより
前記基準クロックより高い周波数のクロックを生成す
る。
【0013】他の好ましい実施の形態によれば、前記ク
ロック生成手段は、基準クロックを遅延させることによ
り前記基準クロックより高い周波数のクロックを生成す
る。
【0014】他の好ましい実施の形態によれば、前記ク
ロック生成手段は、基準クロックの位相を偏移させるこ
とにより前記基準クロックより高い周波数のクロックを
生成する。
【0015】この発明によれば、取得手段によってビデ
オ信号に重畳されるノイズ信号の周波数成分を取得し、
その周波数成分がフィルタ手段にフィードバックされれ
ば、フィルタ手段では、ノイズ信号の周波数成分に基づ
いてたとえばカットオフ周波数を変化させることによ
り、ノイズ信号の周波数成分が除去される。これによ
り、ビデオ信号に重畳されるノイズ信号を、その周波数
成分に応じて適切に除去することができる。そのため、
良好な画質の画像を表示させることができる。
【0016】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0018】図1は、本願発明の第1実施形態に係る表
示装置を適用したパーソナルコンピュータを示す斜視図
である。このパーソナルコンピュータは、CPUを有す
る本体装置1と、たとえば液晶ディスプレイとしての表
示デバイス部2を備えた表示装置3と、本体装置1に接
続されたキーボード4とを備えている。本体装置1と表
示装置3とは、RGBのビデオ信号を伝送するための接
続線(図示せず)を介して接続されている。
【0019】図2は、図1に示す表示装置の電気的構成
を示す概略ブロック図である。表示装置3は、可変フィ
ルタ部11と、ADコンバータ部12と、PLL部13
と、ピーク検出部14と、カウンタ部15と、データ処
理部16と、CPU部17と、図1に示す表示デバイス
部2とによって構成されている。なお、図2に示す表示
装置3の構成は、RGB信号のうちたとえばR信号につ
いての構成を示し、表示装置3は、実際には、G信号に
対する構成およびR信号に対する構成をそれぞれ備えて
いるものとされる。
【0020】可変フィルタ部11は、ローパスフィルタ
として機能し、本体装置1から伝送されるビデオ信号に
重畳されるノイズ信号を除去するためのものである。よ
り詳細には、可変フィルタ部11は、後述するようにカ
ウンタ部15等で検出されたノイズ信号の周波数成分に
基づいて、抵抗値を変化させることによってカットオフ
周波数を変化させ、変化させたカットオフ周波数に基づ
いて、ノイズ信号の周波数成分を除去するものである。
【0021】PLL部13は、ADコンバータ部12に
対して、サンプリングクロックを与えるためのものであ
る。より詳細には、PLL部13は、本来のビデオ信号
の周期に同期する基準クロックTvに対して、その周波
数をたとえば8倍に逓倍したサンプリングクロックを出
力する。なお、PLL部13から出力されるサンプリン
グクロックは、基準クロックTvの8倍に限るものでは
ない。
【0022】ADコンバータ部12は、PLL部13か
ら送られるサンプリングクロックに基づいて、可変フィ
ルタ部11を通過したビデオ信号またはノイズ信号とし
てのアナログ信号をディジタル信号に変換するものであ
る。
【0023】ピーク検出部14は、CPU部17からの
指令に基づいて、ADコンバータ部12によってサンプ
リングされディジタル信号に変換された、ビデオ信号に
重畳されたノイズ信号において、そのレベルのピーク値
を検出するためのものである。
【0024】カウンタ部15は、ピーク検出部14によ
って検出されたノイズ信号のピーク値が発生したタイミ
ングから次に検出されたピーク値が発生したタイミング
までの時間をカウントするものである。これにより、カ
ウンタ部15では、ノイズ信号の周期、換言すればノイ
ズ信号の周波数成分を検出することができる。
【0025】データ処理部16は、CPU部17からの
指令に基づいて、ADコンバータ部12においてディジ
タル信号に変換されたビデオ信号を画像信号に変換する
ものである。
【0026】CPU部17は、マイクロコンピュータか
らなり、ADコンバータ部12およびデータ処理部16
に対して処理実行信号を送る。なお、ピーク検出部14
およびカウンタ部15における処理は、CPU部17に
よって処理されてもよい。
【0027】次に、上記構成における作用を説明する。
【0028】本体装置1から表示装置3に対して伝送さ
れるビデオ信号は、たとえば水平走査線の場合、図3に
示すように、水平同期信号Aに基づいて、実際の映像信
号としてほぼ一定の電圧値(約0.7VP-P)が出力さ
れる期間T1と、ビデオ信号が休止される水平帰線消去
期間T2(たとえば約1μsec)とに区別されて出力
される。この実施形態では、ビデオ信号が出力されてい
ない水平帰線消去期間T 2において、ビデオ信号に重畳
されるノイズ信号の周波数成分を取得するようにしてい
る。すなわち、水平帰線消去期間T2の期間内において
は、ビデオ信号が出力されないため、ノイズ信号のみが
表出されることになる。
【0029】また、ビデオ信号に重畳されるノイズ信号
は、高周波成分が含まれているため、たとえばビデオ信
号と同期した基準クロックによってサンプリングして
も、ノイズ信号の周波数成分を細かく検出することはで
きない。そのため、基準クロック周波数を逓倍したサン
プリングクロックによって、ノイズ信号をサンプリング
することにより、ノイズ信号の高周波成分を検出するよ
うにしている。そして、基準クロックより高い周波数の
サンプリングクロックによって求めたノイズ信号の周波
数成分に基づいて可変フィルタ部11のフィルタ特性を
変化させることにより、ノイズ信号を除去するようにし
ている。
【0030】具体的に述べると、PLL部13は、図4
に示すように、基準クロックTvを8倍に逓倍したサン
プリングクロックをADコンバータ部12に出力する。
ADコンバータ部12では、そのサンプリングクロック
に基づいたタイミングにおいてノイズ信号をサンプリン
グし、すなわち、A−D変換を行い、各サンプリング時
におけるノイズ信号のレベルを取得し、次段のピーク検
出部14に出力する。図4によると、サンプリングクロ
ックによって、「0」,「1」,「2」,‥といったノ
イズ信号のレベルが取得される。
【0031】ピーク検出部14では、サンプリングクロ
ックに基づいて出力されたノイズ信号のピーク時におけ
るタイミングを検出し、検出したタイミングを下段のカ
ウンタ部15に出力する。図4によると、ノイズ信号の
一周期におけるレベルのうち「2」がピーク値として検
出される。
【0032】カウンタ部15では、ピーク検出部14か
らの出力に基づいて、ノイズ信号の複数のピークレベル
時のタイミングを取得し、これらのタイミングによりピ
ークレベルの周期をカウントして、可変フィルタ部11
にフィードバック出力する。図4によると、ピーク検出
部14で検出した出力「2」のタイミングと次の「2」
のタイミングとを検出し、ピークレベルの周期Tをカウ
ントする。すなわち、カウンタ部15の出力は、ノイズ
信号のピークレベルの周期T、すなわちノイズ信号の周
波数成分を表すことになる。
【0033】可変フィルタ部11においては、カウンタ
部15によってカウントされたノイズ信号の周波数成分
がフィードバックされて入力され、図5に示すように、
その周波数成分を除去するように、自己のカットオフ周
波数f0をそれより低い周波数faに、あるいはそれよ
り高い周波数fbに変化させる。たとえばビデオ信号が
約200MHz近傍の周波数成分を有し、ノイズ信号が
約300MHz近傍の周波数成分を有している場合に
は、約300MHz近傍の周波数以上の周波数帯域を除
去することができるように、自己の抵抗成分を変化させ
てカットオフ周波数f0を変化させる。これにより、本
体装置1から伝送されるビデオ信号は、ノイズ信号の周
波数成分が除去されるので、ノイズ信号が削減された良
質なものとなる。
【0034】そして、可変フィルタ部11によって除去
されたビデオ信号は、ADコンバータ部12によってア
ナログ信号からディジタル信号に変換され、ディジタル
信号に変換されたビデオ信号は、データ処理部16に送
られる。
【0035】データ処理部16では、ディジタル信号に
変換されたビデオ信号を表示デバイス部4によって画像
出力されるための画像信号に変換され、その後、表示デ
バイス部4に送られる。表示デバイス部4では、データ
処理部16から出力された画像信号に基づいて画像を表
示する。
【0036】このように、本実施形態によれば、PLL
部13から出力される、基準クロックを逓倍したサンプ
リングクロックによってノイズ信号の周波数成分を検出
し、それを可変フィルタ部11にフィードバックするこ
とにより、可変フィルタ部11においてノイズ信号の周
波数成分に応じてカットオフ周波数が変化され、ノイズ
信号の周波数成分が除去される。これにより、ビデオ信
号に重畳されるノイズ信号を、その周波数成分に応じて
適切に除去することができる。そのため、良好な画質の
画像を表示させることができる。
【0037】また、この表示装置3に、周波数成分が異
なるノイズ信号が重畳されたビデオ信号を出力する他の
本体装置が接続されたとしても、その周波数成分を検出
してそれに応じてカットオフ周波数を変化させてそれを
除去することができるので、汎用性のある表示装置とす
ることができる。
【0038】次に、第2実施形態について説明する。上
記した第1実施形態では、基準クロックを逓倍してサン
プリングクロックを出力するPLL部13を用いること
により、ノイズ信号をサンプリングしていたが、第2実
施形態では、これに代わり、基準クロックを遅延させる
ことによって基準クロックより高い周波数のサンプリン
グクロックを出力するようにし、このサンプリングクロ
ックを用いてノイズ信号をサンプリングするようにして
いる。
【0039】図6は、第2実施形態に係る表示装置3′
の電気的構成を示すブロック図である。この表示装置
3′における構成は、第1実施形態とほぼ同様であり、
異なる部分を説明すると、表示装置3′では、ビデオ信
号の周期と同期した基準クロックTvが出力されるPL
L部18が備えられ、PLL部18の後段に遅延部19
が設けられている。
【0040】遅延部19は、PLL部18から出力され
る基準クロックTvを所定時間遅延させて、ADコンバ
ータ部12に対して遅延させた複数の基準クロックを所
定のタイミングで出力するためのものである。
【0041】この構成によれば、図7に示すように、P
LL部18から出力された基準クロックTvは、遅延部
19によってn/8周期(n=1〜8)ずつ遅延され、
基準クロックTvより高い周波数のサンプリングクロッ
クに変換されて出力される。その後、ノイズ信号は、A
Dコンバータ部12によって上記サンプリングクロック
に基づいてサンプリングされ、ピーク部14およびカウ
ント部15によって、ノイズ信号の周波数成分が検出さ
れる。
【0042】そのため、この第2実施形態においても、
ノイズ信号の周波数成分に基づいて、可変フィルタ部1
1においてフィルタ特性が変化され、ノイズ信号の周波
数成分を確実に除去することができる。したがって、上
記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0043】次に、第3実施形態について説明する。上
記した第1実施形態では、基準クロックTvを逓倍させ
てサンプリングクロックを出力するPLL部13を用い
ているために、信号処理の高速化が図られる反面、部品
コストの増大化を招くことになる。そのため、第3実施
形態では、これに代わり、基準クロックの位相をずらす
ことによって基準クロックより高い周波数のサンプリン
グクロックを出力するようにし、このサンプリングクロ
ックを用いてノイズ信号をサンプリングするようにして
いる。
【0044】図8は、第3実施形態に係る表示装置3″
の電気的構成を示すブロック図である。この表示装置
3″における構成は、第1実施形態とほぼ同様であり、
異なる部分を説明すると、表示装置3″では、基準クロ
ックTvが1/2分周された1/2基準クロックを出力
するPLL部20が備えられ、PLL部20には、複数
の位相遅延部21〜24が並列接続されている。
【0045】複数の位相遅延部21〜24は、1/2基
準クロックの位相を偏移させない第1位相遅延部21、
1/2基準クロックの位相を90°偏移させるための第
2位相遅延部22、1/2基準クロックの位相を180
°偏移させるための第3位相遅延部23、および1/2
基準クロックの位相を270°偏移させるための第4位
相遅延部24によって構成されている。各位相遅延部2
1〜24には、4つのADコンバータ部12がそれぞれ
接続され、それらの出力はピーク検出部14に接続され
ている。また、各ADコンバータ部12には、可変フィ
ルタ部11の出力がそれぞれ接続されている。なお、図
8では、データ処理部16、表示デバイス部2、および
CPU部17は、省略されている。また、位相遅延部2
1〜24の数は、4つに限るものではない。
【0046】この構成によれば、図9に示すように、各
位相遅延部21〜24からは、π/2(半周期)ごとに
位相が90°ずつ偏移されたサンプリングクロックが出
力される。そのため、基準クロックTvの一周期におい
ては、第1実施形態において出力されていたサンプリン
グクロックと同様のタイミングでサンプリングクロック
が出力される。そして、これらのサンプリングクロック
は、各ADコンバータ部12に入力され、ノイズ信号を
サンプリングし、ピーク部14およびカウント部15に
よってノイズ信号の周波数成分が検出される。
【0047】そのため、この第3実施形態においても、
ノイズ信号の周波数成分に基づいて、可変フィルタ部1
1においてフィルタ特性が変化され、ノイズ信号の周波
数成分を確実に除去することができる。したがって、上
記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することがで
きる。また、この第3実施形態においては、第1実施形
態において用いられた比較的高価なPLL部13を用い
ることなく、サンプリングクロックを生成しているた
め、高速の信号処理が可能であるとともに、部品コスト
の低減を図ることができる。
【0048】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、表示デバ
イス部2は、液晶ディスプレイに限らず、CRT等でも
よい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本願発明によれば、取得
手段によってビデオ信号に重畳されるノイズ信号の周波
数成分を取得し、その周波数成分がフィルタ手段にフィ
ードバックされれば、フィルタ手段では、ノイズ信号の
周波数成分に基づいてたとえばカットオフ周波数を変化
させることにより、ノイズ信号の周波数成分が除去され
る。これにより、ビデオ信号に重畳されるノイズ信号
を、その周波数成分に応じて適切に除去することができ
るので、良好な画質の画像を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る表示装置が適用
されるパーソナルコンピュータの斜視図である。
【図2】表示装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ビデオ信号と同期信号との関係を示す図であ
る。
【図4】図2に示す表示装置の構成におけるノイズ信号
とクロックの関係を示す図である。
【図5】可変フィルタ部のフィルタ特性を示す図であ
る。
【図6】第2実施形態に係る表示装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図7】図6に示す表示装置の構成におけるノイズ信号
とクロックの関係を示す図である。
【図8】第3実施形態に係る表示装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図9】図8に示す表示装置の構成におけるノイズ信号
とクロックの関係を示す図である。
【図10】従来の表示装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 本体装置 2 表示デバイス部 3 表示装置 11 可変フィルタ部 12 ADコンバータ部 13 PLL部 14 ピーク検出部 15 カウンタ部 16 データ処理部 17 CPU部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA16 PA26 PA34 PA58 PA85 RB04 YA01 YC00 5C082 AA01 BD02 CB01 DA76 DA86 MM10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号に重畳されたノイズ信号を除
    去するためのフィルタ手段を有し、前記ビデオ信号を画
    像にして表示出力するための表示装置であって、 前記ビデオ信号に重畳されたノイズ信号の周波数成分を
    取得する取得手段を備え、 前記フィルタ手段は、前記取得手段によって取得された
    前記ノイズ信号の周波数成分に基づいて、フィルタ特性
    を変化させることを特徴とする、表示装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段は、基準クロックに基づい
    て前記基準クロックより高い周波数のクロックを生成す
    るクロック生成手段と、 前記クロック生成手段によって生成されたクロックに基
    づいて、前記ビデオ信号に重畳されたノイズ信号をサン
    プリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段によってノイズ信号をサンプリン
    グすることによって、前記ノイズ信号のレベルを検出す
    るレベル検出手段と、 前記レベル検出手段によって検出された前記ノイズ信号
    のレベルに基づいて前記ノイズ信号の周波数成分を検出
    する検出手段とによって構成されている、請求項1に記
    載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記クロック生成手段は、基準クロック
    を逓倍することにより前記基準クロックより高い周波数
    のクロックを生成する、請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック生成手段は、基準クロック
    を遅延させることにより前記基準クロックより高い周波
    数のクロックを生成する、請求項2に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック生成手段は、基準クロック
    の位相を偏移させることにより前記基準クロックより高
    い周波数のクロックを生成する、請求項2に記載の表示
    装置。
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