JP2003330126A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003330126A
JP2003330126A JP2002140107A JP2002140107A JP2003330126A JP 2003330126 A JP2003330126 A JP 2003330126A JP 2002140107 A JP2002140107 A JP 2002140107A JP 2002140107 A JP2002140107 A JP 2002140107A JP 2003330126 A JP2003330126 A JP 2003330126A
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JP2002140107A
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English (en)
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Fuyuki Okamoto
冬樹 岡本
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理装置の定期点検を行う間隔が長い場合
であっても、定期点検を行うことを使用者が常に意識で
きるようにして、画像処理装置による画像処理の向上を
図れる画像処理装置を提供する。 【解決手段】画像処理装置の制御手段には所定期間ごと
に行う画像処理装置の定期点検日が設定され、制御手段
は、画像処理装置の運転開始時において、設定された所
定期間ごとの定期点検設定日を経過しても定期点検が行
われていないときには、定期点検が行われるまで、定期
点検を行う指示を報知するように報知手段を制御してい
ることを特徴とする構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報を報知す
るための報知手段と、各種構成機器を制御するための制
御手段とを備えている画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に写真処理装置などの画像処理装置
は、現像済フィルムのコマ画像を読み取るスキャナや、
画像データを記録したり、画像処理を行うための制御装
置、画像などを表示するモニターなどを搭載した画像処
理部を備えている。
【0003】画像処理部においては、現像済フィルムの
コマ画像をスキャナで読み取って、読み取った画像デー
タを制御装置に取り込んだり、デジタルカメラで撮影し
たデジタル画像データを制御装置に取り込んで、これら
画像データをモニターに表示させて画像データを処理す
るようにしている。
【0004】そして、例えば写真処理装置においては、
画像処理部で処理された画像データを焼付処理部におい
て印画紙に焼き付け、この焼付処理部で画像の焼き付け
られた印画紙を現像処理部で現像処理した後に、乾燥処
理部で印画紙を乾燥することにより写真を仕上げるよう
にしている。
【0005】さらに、以上の画像処理装置では、画像の
色調や明るさなどが常に安定した画像処理を行えるよう
にするために、装置に搭載されるモニターやスキャナー
など各種機器を定期的に点検する必要がある。
【0006】そして、従来では、作業開始時に、定期点
検項目をモニターに表示させて、使用者に各機器を点検
させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定期点検
は、点検の内容によって、毎日行う点検や、週に1度行
う点検、そして、月に1度行う点検がある。
【0008】これらの点検日は、予め使用者が点検する
日を装置に設定しておき、設定した定期点検日になると
モニターに定期点検の指示を表示するようになってい
る。
【0009】そして、定期点検のうち、毎日行う点検の
場合は、点検を行わない日があっても、次の日にはその
日の点検項目としてモニターに表示されるので、点検が
行われなかった期間が空き過ぎることはなく、画像処理
を行う際の影響は少ないが、週に一度の定期点検や、月
毎の定期点検は、点検の機会を逃がすと次の点検までに
長期間が経過してしまうことから、画像処理において悪
影響が起こりやすい。
【0010】特に、月毎に行う点検は、一般的に、モニ
ター画面の色・明るさの調整など毎日行う点検項目に比
べて点検時間が比較的長いので、急ぎの注文があったと
きなど直ぐに作業に移りたいときには作業者は点検を省
略する場合がある。このように点検を行わない場合が生
ずると、次の点検までにかなりの時間が経過してしまう
ので、画像処理への悪影響が大きくなる。
【0011】例えば、月毎の点検項目として、画像処理
部において、モニター画面に表示される画像の色および
明るさの調整を行う項目があるが、モニター画面の色お
よび明るさは、経時的に変化することが多く、色などの
調整を行わないでいると、同じ画像データであっても、
日によって印画紙に焼き付けられた画像の色や明るさが
異なってしまう可能性がある。
【0012】さらに、週毎や月毎の点検指示のモニター
への表示は、設定された定期点検設定日にしか表示され
ないようにしているため、定期点検設定日が休業日であ
ったために点検指示がモニターに表示されなかったり、
また、定期点検を積極的に行わなかったりした場合に
は、点検の指示表示が次回の点検設定日までなされない
ので、次回の定期点検設定日まで点検を行うことが無
い。
【0013】さらに、複数回連続して定期点検を怠った
場合には、前回点検を行った日が何時であったのかが解
らなくなるので、最悪の場合には、何ヶ月も点検が行わ
れない可能性がある。
【0014】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、本発明の目的とするところは、画像処理装置
の定期点検を行う間隔が長い場合であっても、定期点検
を行うことを使用者が常に意識できるようにして、画像
処理装置による画像処理の向上を図れる画像処理装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに請求項1に記載の発明は、各種情報を報知するため
の報知手段と、各種構成機器を制御するための制御手段
とを備えている画像処理装置において、制御手段には所
定期間ごとに行う画像処理装置の定期点検日が設定さ
れ、制御手段は、画像処理装置の運転開始時において、
設定された所定期間ごとの定期点検設定日を経過しても
定期点検が行われていないときには、定期点検が行われ
るまで、定期点検を行う指示を報知するように報知手段
を制御していることを特徴とする構成とした。
【0016】なお、所定期間ごとに行う画像処理装置の
定期点検とは、週ごとに行う定期点検や月毎に行う定期
点検のことをいう。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、制御手段は、所定期間ごとに
行う画像処理装置の定期点検日が設定される定期点検日
設定機能と、定期点検日設定機能に基づいて設定された
定期点検設定日のうち、現在の日付よりも過去であっ
て、現在の日付に最も近い定期点検設定日を求める定期
点検設定日決定機能と、所定期間ごとの定期点検が実際
に行われた点検日を記録する点検日記録機能と、定期点
検設定日決定機能に基づいて決定された定期点検設定日
が、点検日記録機能に記録されている点検日のうち、最
も最近の点検日を経過しているか否かを比較する点検日
比較機能と、点検日比較機能により、前記定期点検設定
日が前記点検日を経過していると判断されたときには、
所定期間ごとの定期点検の指示を報知させるように報知
手段を制御する点検指示機能とを備えている構成とし
た。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の画像処理装置において、各種情報を報
知するための報知手段をモニターとした。
【0019】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の画像処理装置において、モニターは、現在の日
付に最も近い過去の定期点検設定日からの経過時間に応
じてモニターの画面の表示色を変更するようにしている
構成とした。
【0020】なお、報知手段としては、モニター画面に
点検を行う指示を表示させる場合に限らず、スピーカー
を報知手段として、スピーカーにより音声で点検を行う
ように指示するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像処理装
置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発
明にかかる画像処理装置の一例である写真処理装置を概
略的に示したものである。
【0022】この写真処理装置は、デジタル画像データ
に基づいて画像処理を行うための画像処理機1と、画像
処理機1で処理されたデジタル画像データにより、その
画像を印画紙に焼き付けるためのプリンター2と、プリ
ンター2で画像が焼き付けられた印画紙を現像するため
のプロセッサ3とから構成されている。
【0023】画像処理機1は、現像済フィルムをセット
するためのフィルムマスクユニット11、このフィルム
マスクユニット11にセットされた現像済フィルムのコ
マ画像を読み取るためのスキャナ12、このスキャナ1
2で読み取った画像データやデジタルカメラで撮影した
画像データが記録され、各種の画像処理を施すための画
像処理部13、フィルムマスクユニット11にセットさ
れた現像済フィルムに光を照射するための光源ユニット
14を搭載している。
【0024】画像処理機1に搭載されているスキャナ1
2は、現像済フィルムがフィルムマスクユニット11に
セットされて、光源ユニット14からの光がフィルムマ
スクユニット11にセットされた現像済フィルムに照射
されることにより、画像光として各コマの画像を順次読
み取り、読み取った画像データを画像処理部13に出力
するようになっている。
【0025】画像処理部13は、画像処理ソフトウエア
等の制御プログラムがインストールされた制御装置(制
御手段)4と、この制御装置4に各種情報を入力するた
めのキーボード5a及びマウス5bと、各種情報を表示
するためのモニター6とから構成されている。
【0026】そしてスキャナ12により読み取られた画
像データは、モニター6に表示され、キーボード5aま
たはマウス5bにより入力されるプリントサイズなどの
各種情報と所定の処理プログラムに従って制御装置4に
より適宜処理された後、順次プリントデータとしてプリ
ンター2に搭載した露光現像処理制御部20に出力され
る。
【0027】プリンター2は、画像処理機1の画像処理
部13で作成されたプリントデータを印画紙Pに焼き付
けるためのものであり、2台のペーパーマガジン21a
・21bと、搬送機構22と、露光機構23と、露光現
像処理制御部20とが搭載されている。
【0028】ペーパーマガジン21a・21bには、ロ
ール状に巻かれた印画紙が充填されており、搬送機構2
2により、ペーパーマガジン21a・21bから印画紙
Pを引き出して印画紙Pをプロセッサ3まで搬送するよ
うになっている。
【0029】露光現像処理制御部20には、画像処理部
13から出力されたプリントデータが入力されるように
なっており、露光現像処理制御部20により、プリンタ
ー2の駆動の制御と、プロセッサ3の駆動の制御を行
う。
【0030】さらに、露光機構23は、搬送機構22で
搬送される印画紙Pに露光現像処理制御部20に入力さ
れた画像データを露光するものである。
【0031】そして、プリンター2では、前記制御装置
4から出力されるプリントデータが露光現像処理制御部
20に入力されると、この露光現像処理制御部20に
て、入力されたプリントデータに基づいて露光用データ
が生成されて露光機構23に出力されるようになってい
る。
【0032】尚、露光機構23の方式としては、PLZ
Tシャッター方式やレーザービーム方式、液晶シャッタ
ー方式、蛍光ビーム方式等が知られており、仕様に応じ
て任意の方式を採択することができる。
【0033】プロセッサ3は、プリンター2で画像が焼
き付け処理された印画紙Pを現像処理するための現像処
理機構31と、現像処理機構31で現像処理された印画
紙を乾燥するための乾燥処理機構32と、乾燥処理され
た印画紙Pを排出するための排出機構33とから構成さ
れ、これら各機構31・32・33の駆動は、主として
露光現像処理制御部20により制御される。乾燥処理部
32は、印画紙Pを乾燥するためのヒーターを備えてい
る。
【0034】そして、本実施形態では、写真処理装置の
運転時に、画像処理機1に搭載する制御装置4の制御に
よってモニター6に作業画面、例えば、図2に示す始業
点検画面や、プリントの枚数、インデックスプリントの
枚数、各種メディアへの出力形態などを設定するための
オーダー画面等が表示されるようになっている。
【0035】さらに本実施形態では、制御装置4に、所
定期間(週ごとおよひ月毎)に行う写真処理装置の定期
点検設定日をキーボード5aまたはマウス5bの操作に
より入力して設定できるようになっている。なお、定期
点検設定日の設定は使用者(作業者)が行うようになっ
ている。
【0036】そして、制御装置4は、図2に示すよう
に、写真処理装置の運転開始時において、設定された所
定期間ごと(週ごとまたは月毎)の定期点検設定日に当
たる日には、モニター6の画面に定期点検指示の表示を
行うようにモニター6を制御している。
【0037】例えば週ごとの点検の場合には、「ウィー
クリーセットアップを行います」の文字をモニター6に
表示し、月ごの点検の場合には、図2において破線の四
角で囲まれた部分に示すように、「マンスリーセットア
ップを行います」の文字をモニター6に表示して、マン
スリーセットアップを行うか否かの判断を「YES」か
「NO」の表示を選択することにより行うようになってい
る。
【0038】さらに、本実施形態では、月毎の定期点検
(マンスリーセットアップ)を行わない「NO」を選択
した場合には、定期点検設定日を経過しても定期点検が
行われていないことになるので、定期点検が行われるま
で、定期点検を行う指示を報知手段であるモニター6に
運転開始時に表示するように制御している。
【0039】定期点検が行われるまで定期点検を行う指
示のモニター6への表示は、定期点検設定日に当たる日
にモニター6に表示したものと同じもの(図2において
破線で囲まれた部分)を表示するようにしている。
【0040】即ち、定期点検が行われないまま定期点検
設定日が過ぎてしまったときには、その定期点検設定日
に行われるべきであった定期点検が行われるまで、運転
開始時において、図2に示すように、「マンスリーセッ
トアップを行います」の文字をモニター6の画面に表示
し、マンスリーセットアップを行うか否かの判断を「Y
ES」か「NO」の表示を選択することにより行うように
している。
【0041】本実施形態では、このように定期点検が行
われるまでモニター6に定期点検の指示が表示されるよ
うにするため、図3に示すように、制御装置4に、定期
点検日設定機能41と、定期点検設定日決定機能42
と、点検日記録機能43と、点検日比較機能44と、点
検指示機能45とを備えるようにした。
【0042】定期点検日設定機能41は、所定期間ごと
に行う写真処理装置の定期点検日を設定する機能であっ
て、使用者によりキーボードなどを使用して定期点検日
が入力されることにより設定される。本実施形態では、
所定期間ごととして1ヶ月毎の定期点検設定日を設定す
るようになっているが、例えば週ごとの定期点検設定日
を設定するようにしてもよい。
【0043】定期点検設定日決定機能42は、前記定期
点検日設定機能41に基づいて設定された定期点検設定
日のうち、現在の日付よりも過去であって、現在の日付
に最も近い定期点検設定日を求める機能である。
【0044】定期点検設定日決定機能42は、例えば、
設定した定期点検設定日が毎月1日であって、現在の日
付が3月25日の場合には、現在の日付に最も近い定期
点検設定日は3月1日として求められる。
【0045】点検日記録機能43は、所定期間ごとの定
期点検が実際に行われた点検日を記録する機能である。
点検日記録機能43では、過去の定期点検が行われた点
検日が全て記録されるようになっており、点検終了によ
り自動的に点検日記録機能43に点検を行った日が記録
されるようになっている。
【0046】点検日比較機能44は、定期点検設定日決
定機能42に基づいて決定された定期点検設定日が、点
検日記録機能43に記録されている点検日のうち、最も
最近の点検日を経過しているか否かを比較する機能であ
る。
【0047】例えば、定期点検設定日決定機能42に基
づいて決定された定期点検設定日が、4月1日であっ
て、最も最近の点検日が3月2日の場合には、定期点検
設定日4月1日は最近の点検日3月2日を経過している
と判断される。また、定期点検設定日決定機能42に基
づいて決定された定期点検設定日が、3月1日であっ
て、最も最近の点検日が3月2日の場合には、定期点検
設定日3月1日は最近の点検日3月2日を経過していな
いと判断される。
【0048】そして、点検指示機能45は、点検日比較
機能44により、前記定期点検設定日が前記点検日を経
過していると判断されたときには、前記定期点検設定日
に定期点検が行われていないと判断し、月毎の点検が行
われるまで、所定期間ごとの定期点検の指示を報知させ
るように、運転開始時において、図2に示す点線で囲ま
れた部分に示すように、「マンスリーセットアップを行
います」という文字をモニター6の画面に表示し、マン
スリーセットアップを選択できるように制御する。
【0049】なお、図2において、点線で囲まれた「マ
ンスリーセットアップを行います」と「YES」「N
O」の表示は、点検日比較機能44により、前記定期点
検設定日が前記点検日を経過していないと判断されたと
きには表示されないようになっている。
【0050】以上の制御装置4における、定期点検日設
定機能41と、定期点検設定日決定機能42と、点検日
記録機能43と、点検日比較機能44と、点検指示機能
45による月毎の定期点検を行うか否かを使用者に指示
するための制御を図4に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0051】まず、使用者による写真処理装置の始業の
際、使用者(作業者)は始業点検を行う(ステップ
1)。
【0052】制御装置4には、定期点検日設定機能41
により、予め月毎に行う画像処理装置の定期点検設定日
が設定されている。
【0053】そして、定期点検設定日決定機能42によ
り、前記定期点検日設定機能41に基づいて設定された
定期点検設定日のうち、現在の日付よりも過去であっ
て、現在の日付に最も近い定期点検設定日が求められる
(ステップ2)。
【0054】次に、点検日記録機能43により、前回行
われた点検日(最も最近行われた点検日)が読み出され
る(ステップ3)。
【0055】そして、点検日比較機能44により、定期
点検設定日決定機能42に基づいて決定された定期点検
設定日が、点検日記録機能43に記録されている点検日
のうち、最も最近の点検日を経過しているか否かを比較
する(ステップ4)。
【0056】定期点検設定日決定機能42に基づいて決
定された定期点検設定日が、前回の点検日を経過してい
ると判断された時は、点検指示機能45により、月毎の
定期点検の指示を報知させるように、「マンスリーセッ
トアップを行います」という文字をモニター6の画面に
表示する(ステップ5)。
【0057】モニター6の画面には、図2に示すような
始業点検画面が表示され、月毎の定期点検の指示を報知
させるために、点線で囲まれた「マンスリーセットアッ
プを行います」の表示と、セットアップを行う場合の
「YES」の表示と、セットアップを行わない場合の
「NO」の表示がされる。
【0058】モニター6の画面に上記した表示がされ
て、「YES」「NO」のどちらを選択したかにより、
マンスリーセットアップを実行したかどうかが判断され
る(ステップ6)。そして、実行した場合には、点検日
記録機能43により前回行った点検日が更新されて記録
される(ステップ6)。
【0059】前回行った点検日が更新されると、始業点
検における月毎の点検作業が終了する(ステップ8)。
【0060】また、ステップ6において、マンスリーセ
ットアップを実行したかどうかの判断が行われる際に、
マンスリーセットアップが実行されなかったと判断した
場合(積極的に「NO」を選択して定期点検を行わない
と判断した場合をいう。)には、ステップ8により始業
点検における月毎の点検作業が終了する。
【0061】そして、ステップ4の点検日比較機能44
により、定期点検設定日決定機能42に基づいて決定さ
れた定期点検設定日が、前回の点検日を経過していない
と判断された時は、ステップ8により始業点検における
月毎の点検作業が終了する。
【0062】以上の構成から成る写真処理装置は、プリ
ント処理作業を開始する前に、始業点検として、モニタ
ー6に始業点検の画面が表示され、画面に表示された項
目ごとに、キーボード5a若しくはマウス5bの操作に
より始業点検を行っていくのであって、月毎の定期点検
設定日には月毎の定期点検を行う指示を表示するととも
に、月毎の定期点検が所定の日に行われなかったとき
も、前記したように、月毎の定期点検が終了するまで、
月毎の定期点検を行う指示を表示するようになってい
る。
【0063】その結果、定期点検を行わなかったときで
も、その後に、定期点検が行われるまで定期点検をすべ
き指示が始業点検時に常にモニターに表示されることか
ら、使用者に対して定期点検の実行を促すことができる
ことになり、月毎の定期点検の未点検期間が長くなり過
ぎるようなことをできるだけ無くすことができる。
【0064】また、以上の実施形態では、月毎の点検を
行うかどうかのみの表示を行ったが、点検を行うか否か
の表示とともに、前回の点検日からの未点検の期間また
は、現在の日付に最も近い過去の定期点検設定日からの
経過時間を表示するようにしてもよい。このように未点
検期間を表示することにより、使用者が定期点検を行っ
ていない期間を確実に知ることができ、より点検の実行
をより効果的に促すことができる。
【0065】さらに、モニターの画面には、前回の点検
日からの未点検の期間または、現在の日付に最も近い過
去の定期点検設定日からの未点検の経過時間に応じて画
面の表示色を変更していくようにしてもよい。
【0066】表示色を変更するとは、たとえば、定期点
検設定日から1週間経過ごとに、画面の背景の色または
表示している文字の色を、緑色、黄色、青色、ピンク
色、赤色の順に変更していくことをいう。
【0067】このように、画面の表示の色を所定期間経
過ごとに変更していくことにより、使用者が定期点検を
行っていない期間を色の変化により確実に知らせること
ができ、点検の実行をさらに効果的に促すことができ
る。
【0068】以上の実施形態では、モニター6の作業画
面上に、マンスリーセットアップを行う指示が表示され
るようにしたが、これに限定されるものではなく、音声
によりマンスリーセットアップを行うように指示するよ
うに報知してもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、画像処理装置の制御手段には所定期間ご
とに行う画像処理装置の定期点検設定日が設定され、制
御手段は、画像処理装置の運転開始時において、設定さ
れた所定期間ごとの定期点検設定日を経過しても定期点
検が行われていないときには、定期点検が行われるま
で、定期点検を行う指示を報知するように報知手段を制
御する構成としたので、定期点検を行わなかったときで
も、その後に、定期点検が行われるまで定期点検をすべ
き指示が始業点検時に常に報知手段により報知されるこ
とから、使用者に対して定期点検の実行を促すことがで
きることになり、定期点検の未点検期間が長くなり過ぎ
るようなことをできるだけ無くすことができる。
【0070】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
制御手段の定期点検日設定機能と、定期点検設定日決定
機能と、点検日記録機能と、点検日比較機能と、点検指
示機能とにより、確実に定期点検の指示を報知手段によ
り報知させられる。
【0071】請求項3に記載の発明は、各種情報を報知
するための報知手段をモニターとしたので、使用者は視
覚により確実に定期点検をしなければならないことを知
ることができる。
【0072】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の画像処理装置において、モニターは、現
在の日付に最も近い過去の定期点検設定日からの経過時
間に応じてモニターの画面の表示色を変更するようにし
たので、画面の表示の色を所定期間経過ごとに変更して
いくことにより、使用者が定期点検を行っていない期間
を色の変化により確実に知らせることができ、点検の実
行をさらに効果的に促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる写真処理装置の一実施形態を
示す構成図。
【図2】 本発明にかかる写真処理装置のモニターの画
面に表示された始業点検画面の図。
【図3】 本発明にかかる写真処理装置の制御装置とモ
ニター、キーボード、マウスとの関係を示すブロック
図。
【図4】 本発明にかかる写真処理装置の制御装置によ
る月毎の定期点検の指示をモニターに表示させるように
制御するためのフローチャート。
【符号の説明】
4 制御装置(制御手段) 41 定期点検設定日 42 定期点検設定日決定機能 43 点検日記録機能 44 点検日比較機能 45 点検指示機能 6 モニター(報知手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種情報を報知するための報知手段と、各
    種構成機器を制御するための制御手段とを備えている画
    像処理装置において、制御手段には所定期間ごとに行う
    画像処理装置の定期点検日が設定され、制御手段は、画
    像処理装置の運転開始時において、設定された所定期間
    ごとの定期点検設定日を経過しても定期点検が行われて
    いないときには、定期点検が行われるまで、定期点検を
    行う指示を報知するように報知手段を制御していること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】制御手段は、所定期間ごとに行う画像処理
    装置の定期点検日が設定される定期点検日設定機能と、
    定期点検日設定機能に基づいて設定された定期点検設定
    日のうち、現在の日付よりも過去であって、現在の日付
    に最も近い定期点検設定日を求める定期点検設定日決定
    機能と、所定期間ごとの定期点検が実際に行われた点検
    日を記録する点検日記録機能と、定期点検設定日決定機
    能に基づいて決定された定期点検設定日が、点検日記録
    機能に記録されている点検日のうち、最も最近の点検日
    を経過しているか否かを比較する点検日比較機能と、点
    検日比較機能により、前記定期点検設定日が前記点検日
    を経過していると判断されたときには、所定期間ごとの
    定期点検の指示を報知させるように報知手段を制御する
    点検指示機能とを備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】各種情報を報知するための報知手段がモニ
    ターである請求項1または請求項2に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】モニターは、現在の日付に最も近い過去の
    定期点検設定日からの経過時間に応じてモニターの画面
    の表示色を変更するようにしている請求項3に記載の画
    像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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