JP2003329880A - フェルール - Google Patents
フェルールInfo
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
向、位置、すなわちθ角度の調整を自由に定めることが
でき、コネクタプラグのつまみキー位置とファイバーの
応力付与部の方向、位置とを定めて、容易に組立てする
ことができるフェルールを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、鍔部材に光ファイバー挿入細
孔が形成された筒状体が嵌合されたフェルールにおい
て、鍔部材を位置合せ部を設けたキー部材と筒状体嵌合
部材とに分割して個別に構成したことを特徴とする鍔部
を有するフェルールに関する。
Description
部の応力付与部の方向・位置がキー部材で定められた光
ファイバーを装着したフェルールに関する。
バーコネクタは、高精度に加工されたフェルールの細孔
に、光ファイバーの先端部分の被覆を除去した光ファイ
バーを光ファイバー挿通孔から挿入し、光ファイバーを
筒状体の細孔に挿入して固定した後、フェルールの筒状
体先端部を研磨して、コネクタプラグに組立てられる。
に、フェルール101は、通常ステンレスなどの光ファ
イバー挿通孔を有する金属製の鍔部材110にジルコニ
アなどのセラミックス製の筒状体120が嵌合されて構
成されており、筒状体には光ファイバー130が挿入さ
れる高精度の挿入細孔121が設けられている。
nd absorption-reduction)ファイバー等の光ファイバ
ーをフェルールに装着する場合には、光ファイバー先端
部分の被覆を除去した光ファイバーを挿通孔から挿入
し、光ファイバー先端のPANDAファイバーの応力付
与部の方向をTVモニターで見ながらフェルール筒状体
の細孔に挿入し、接着剤で固定される。この場合、PA
NDAファイバーの応力付与部の方向と、鍔部材のキー
位置とを合せて固定することが必要であるが、この光フ
ァイバーを挿入する時点ではファイバーの先端は研磨さ
れておらずPANDAファイバーの応力付与部の方向の
確認が容易でない。またフェルールにファイバーを挿入
したときに接着剤がファイバーの先端部を覆って先端部
の応力付与部の方向をTVモニターで判別することが困
難で、ときには判別ができないことがある。また、接着
剤の硬化に時間を要しその間移動したりしないよう保持
する必要があるなど作業性が悪い。その上、PANDA
ファイバーをフェルールに挿入固定した後は応力付与部
の方向、位置、すなわちθ角度の調整を行なうことはで
きず、応力付与部の方向の位置をフェルール金具のキー
位置に対して定められた位置に固定することは事実上で
きないのが現状である。
DAファイバー等の光ファイバーを使用して、光コネク
タプラグ(例えばSC、FC、LU、MU光コネクタプ
ラグなど)に組立てる場合、フェルール鍔部材のキー位
置とコネクタプラグのつまみキー位置との位置を合せて
組立てられるが、従来の鍔部材付きフェルールを用いて
PANDAファイバーを挿入し、固定した場合、PAN
DAファイバーの応力付与部の方向、位置を鍔部材のキ
ー位置に対応して定めることは極めて困難で殆ど不可能
であり、したがって、光コネクタプラグのつまみキー位
置に対してファイバーの応力付与部の方向、位置が決め
られなかった。このためコネクタの種類に対応した種々
の構造のものを準備し使用しなければならない不便と無
駄があった。
向、位置を容易に判断することができ、コネクタプラグ
のつまみキー位置とファイバーの応力付与部の方向、位
置とを定めて容易に組立てすることができるフェルール
を提供するものである。
(1)鍔部材に光ファイバー挿入細孔が形成された筒状
体が嵌合されたフェルールにおいて、鍔部材を位置合せ
部を設けたキー部材と筒状体嵌合部材とに分割して個別
に構成したことを特徴とする鍔部を有するフェルールに
関する。
バー挿入細孔が形成された筒状体が嵌合されたフェルー
ルにおいて、鍔部材として位置合せ部を設けたキー部材
と、筒状体嵌合部材とが個別に構成され、該筒状体嵌合
部材に光ファイバー挿入細孔を有する筒状体が嵌合固定
され、光ファイバーが筒状体の細孔に挿入されて固定さ
れ、位置合せ部を設けたキー部材が嵌合部材に装着、固
定されてなることを特徴とする光ファイバーを装着した
フェルールに関する。
ーであることを特徴とする上記(2)記載のフェルール
に関し、(4)筒状体がジルコニアであることを特徴と
する上記(1)または(2)記載のフェルールに関す
る。
バー挿入細孔が形成された筒状体が嵌合されたフェルー
ルにおいて、鍔部材を、位置合せ部を設けたキー部材と
筒状体嵌合部材とに分割して個別に構成したことによ
り、光ファイバーを筒状体細孔部に挿入するに際して、
光ファイバーの応力付与部の方向、位置、すなわちθ角
度を自由に定めることができるので作業が容易である。
そして光ファイバーを筒状体細孔に装着した後、ファイ
バーの応力付与部の方向、位置に合せて位置合せ部を有
するキー部材の位置合せ部を定めることができる。した
がって、ファイバーの応力付与部の方向、位置を、フェ
ルールのキー部材に設けられた位置合せ部により簡単に
知ることができ、コネクタ組立て時に、応力付与部の方
向、位置とコネクタプラグのつまみキー位置とを一致さ
せて容易に組立てることができる。
バーを例に説明する。すなわち、本発明は、鍔部材に光
ファイバー挿入細孔が形成された筒状体が嵌合されたフ
ェルールにおいて、鍔部材として応力付与部方向位置合
せ部を設けたキー部材と、筒状体嵌合部材とを個別に
し、該筒状体嵌合部材に光ファイバー挿入細孔を有する
筒状体が嵌合固定され、光ファイバーが筒状体の細孔に
挿入されて固定され、位置合せ部を設けたキー部材が嵌
合部材に装着、固定されたものである。
態を説明する。図はPANDAファイバーを使用した場
合の本発明の実施形態の一例を示す。図1は本発明の一
実施形態に係る光ファイバーが装着されたフェルールの
斜視図を示す。図2は本発明における位置合せキー部材
と筒状体嵌合部材に筒状体を嵌合させた状態のフェルー
ルを示す。図3、図4は本発明における光ファイバーの
装着状態を示す分解説明図を示す。図5は光ファイバー
先端部の応力付与部の位置方向とキー部材の位置関係を
示す説明図を示す。図6はコネクタ組立て分解斜視図を
示す。
付与部方向位置合せ部を設けたキー部材、3は嵌合部
材、4は筒状体、5は位置合せ部、6は光ファイバーを
示す。本発明は、図2に示すように、鍔部材として応力
付与部方向位置合せ部5を設けたキー部材2と、筒状体
4が嵌合される嵌合部材3とを個別にし、該筒状体4に
は光ファイバー挿通孔(図示省略)が設けられ光ファイ
バー挿入細孔41が設けられている。
ず嵌合部材3に光ファイバー挿入細孔を有する筒状体4
が嵌合され、これに光ファイバー先端部分の被覆を除去
した光ファイバー6を光ファイバー挿通孔に挿入すると
ともにフェルール筒状体の細孔41に光ファイバーを挿
入して固定する。このフェルール筒状体の細孔41に光
ファイバーを挿入する際には、TVモニターを使用する
ことなく、PANDAファイバーの応力付与部の方向、
位置は特に予め定めることなく任意に挿入され、したが
って、θ角度は0度、45度、90度の任意の方向、位
置で固定されている。なお、ファイバーの固定は通常接
着剤が用いられる。ファイバーを挿入し固定された後、
ファイバーの先端部が筒状体先端とともに研磨される。
これによりPANDAファイバーの応力付与部の方向、
位置をTVモニターにより判別することが容易にできる
ようになる。
イバーの応力付与部の方向、位置を確認しながら、図4
に示すように、上記の位置合せキー部材2の応力付与部
方向位置合せ部5を、PANDAファイバーの応力付与
部の方向に合せて、θ角度を調整してキー部材2の位置
合せ部5を定めてフェルール1の嵌合部材3に装着し、
固定する。この応力付与部の方向とキー部材の位置合せ
部の調整は、キー部材2をファイバーの光軸を中心に回
転させて位置合せ部5をθ角度に調整する(図5参
照)。これにより、キー部材2の位置合せ部5の位置に
よりPANDAファイバーの応力付与部7,7の方向を
判別することができる。図5において(a)は位置合せ
部を有するキー部材の斜視図、(b)は位置合せ部を有
するキー部材を装着したフェルールの光ファイバー側正
面図、(c)はPANDA光ファイバーの応力付与部の
位置、方向を示す部分拡大図である。
えばジルコニアのようなセラミックス製であり、高精度
に加工された光ファイバー挿入細孔が設けられている。
またこの筒状体4が嵌合される嵌合部材3には、光ファ
イバーを挿入する挿通孔が設けられている。この嵌合部
材3は通常ステンレス等の金属が用いられるが、金属以
外にプラスチックスやセラミックスであってもよい。ま
た本発明におけるファイバーの応力付与部方向位置合せ
キー部材2も、通常ステンレス等の金属製であるが金属
以外にプラスチックスやセラミックスで構成してもよ
い。
簡単に説明する。フェルール11にスプリング12、ス
トップリング13を装着し、ストップリング13にブー
ツ14を装着したのち、プラグフレーム15にフェルー
ルのキー部材のキー位置をプラグフレーム15の装着所
定の位置に合せて挿入する。フェルールを装着したプラ
グフレームを、つまみ部材16のつまみキー位置17と
フェルールのキー部材の位置合せ部とを合せてつまみ部
材に装着する。
ールは、特に、PANDAファイバーの応力付与部の方
向が、フェルール鍔部キー部材2の応力付与部方向位置
合せ部5により容易に認識できるように構成されてお
り、コネクタプラグへの組立てに際してコネクタプラグ
のつまみキー位置に対応して応力付与部の方向、位置を
定められた向き、位置で組立てることができる。
の斜視図を示す。
部材に筒状体を嵌合させたフェルールを示す。
部材の装着を示す分解説明図を示す。
キー部材の位置関係を示す説明図を示す。
着分解説明図を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 鍔部材に光ファイバー挿入細孔が形成さ
れた筒状体が嵌合されたフェルールにおいて、鍔部材
を、位置合せ部を設けたキー部材と筒状体嵌合部材とに
分割して個別に構成したことを特徴とする鍔部を有する
フェルール。 - 【請求項2】 鍔部材に光ファイバー挿入細孔が形成さ
れた筒状体が嵌合されたフェルールにおいて、鍔部材と
して位置合せ部を設けたキー部材と、筒状体嵌合部材と
が個別に構成されており、該筒状体嵌合部材に光ファイ
バー挿入細孔を有する筒状体が嵌合固定され、光ファイ
バーが筒状体の細孔に挿入されて固定され、位置合せ部
を設けたキー部材が嵌合部材に装着、固定されてなるこ
とを特徴とする光ファイバーを装着したフェルール。 - 【請求項3】 光ファイバーがPANDAファイバーで
あることを特徴とする請求項2記載のフェルール。 - 【請求項4】 筒状体がジルコニアであることを特徴と
する請求項1または2記載のフェルール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142537A JP2003329880A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | フェルール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142537A JP2003329880A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | フェルール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003329880A true JP2003329880A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29702794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002142537A Pending JP2003329880A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | フェルール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003329880A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014144141A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Seno Medical Instruments, Inc. | Repeatably alignable fiber optic connector |
US10321896B2 (en) | 2011-10-12 | 2019-06-18 | Seno Medical Instruments, Inc. | System and method for mixed modality acoustic sampling |
US10436705B2 (en) | 2011-12-31 | 2019-10-08 | Seno Medical Instruments, Inc. | System and method for calibrating the light output of an optoacoustic probe |
US11191435B2 (en) | 2013-01-22 | 2021-12-07 | Seno Medical Instruments, Inc. | Probe with optoacoustic isolator |
US11592624B2 (en) | 2020-03-11 | 2023-02-28 | Senko Advanced Components, Inc. | Fiber optic micro connector |
-
2002
- 2002-05-17 JP JP2002142537A patent/JP2003329880A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10321896B2 (en) | 2011-10-12 | 2019-06-18 | Seno Medical Instruments, Inc. | System and method for mixed modality acoustic sampling |
US10349921B2 (en) | 2011-10-12 | 2019-07-16 | Seno Medical Instruments, Inc. | System and method for mixed modality acoustic sampling |
US10436705B2 (en) | 2011-12-31 | 2019-10-08 | Seno Medical Instruments, Inc. | System and method for calibrating the light output of an optoacoustic probe |
US11191435B2 (en) | 2013-01-22 | 2021-12-07 | Seno Medical Instruments, Inc. | Probe with optoacoustic isolator |
WO2014144141A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Seno Medical Instruments, Inc. | Repeatably alignable fiber optic connector |
US11592624B2 (en) | 2020-03-11 | 2023-02-28 | Senko Advanced Components, Inc. | Fiber optic micro connector |
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