JP2003328789A - 内燃機関のバルブタイミング可変制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング可変制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブタイミング制御が困難な機関状態であ
っても内部EGRを可変にすることができ、黒煙発生の
抑制と燃焼状態の安定化を図れる内燃機関のバルブタイ
ミング可変制御装置を提供すること。 【解決手段】 始動時の冷却水温が0℃以下の場合(S
110でYES)、吸気側バルブタイミング可変機構の
最進角制御を行ない、同可変機構を、最進角位置を規定
するハード上の突き当て位置まで変位させる(S12
0)。冷却水温が0℃より高い場合(S110でN
O)、排気側バルブタイミング可変機構の最遅角制御を
行ない、同可変機構を、最遅角位置を規定するハード上
の突き当て位置まで変位させる(S130)。これによ
り、VVT制御用オイル粘度が高く、VVT制御が困難
な機関状態であっても、燃焼室内に残る内部EGRを可
変にすることができ、黒煙の発生を抑制できるととも
に、燃焼状態の安定化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のバルブ
タイミング可変制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車用の内燃機関と
して、燃焼室に直接燃料を噴射供給する筒内噴射式のも
のが知られている。こうした内燃機関の制御装置とし
て、例えば、本出願人による特願2001−13112
9に開示したものがある。この内燃機関の制御装置で
は、冷間時に、吸気側バルブタイミング可変機構を最進
角させてバルブオーバーラップ量(吸気バルブと排気バ
ルブのオーバーラップ量)を大とすることで、内部EG
Rを発生させて、黒煙を抑制するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、冷間時にバルブタイミング制御用オイル粘度が
高くバルブタイミング制御が困難であるため、吸気側バ
ルブタイミング可変機構を、進角側へ突き当て位置(ハ
ード上のガード)まで変位させて最進角させるしかな
い。このため、バルブタイミング制御が困難な機関状
態、例えば始動時の冷却水温が0℃以下、および冷却水
温が0℃より高い機関状態で、内部EGRを適宜変更で
きないという問題があった。その結果、始動時の冷却水
温が0℃以下の機関状態では、内部EGRを増やせない
ために黒煙の発生を十分に抑制できなかったり、冷却水
温が0℃より高い機関状態では、内部EGRが多くなり
過ぎて燃焼が不安定になり、失火するおそれ等があっ
た。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、バルブタイミング制御が困
難な機関状態であっても内部EGRを可変にすることが
でき、黒煙発生の抑制と燃焼状態の安定化を図った内燃
機関のバルブタイミング可変制御装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に係る発明は、吸気側バルブタイミング可変機構を
備える内燃機関に適用され、冷間時に前記吸気側バルブ
タイミング可変機構の最進角制御を行なうバルブタイミ
ング制御手段を備える内燃機関のバルブタイミング可変
制御装置において、排気側バルブタイミング可変機構を
備え、前記バルブタイミング制御手段は、機関状態に応
じて、前記吸気側バルブタイミング可変機構の最進角制
御と前記排気側バルブタイミング可変機構の最遅角制御
とを選択的に行なうことを要旨とする。
【0006】この構成によれば、吸気バルブタイミング
の最進角位置と排気バルブタイミングの最遅角位置とを
適宜設定することにより、機関状態に応じて、吸気側バ
ルブタイミング可変機構の最進角制御と排気側バルブタ
イミング可変機構の最遅角制御の一方を選択し或いは両
方を組み合わせる。これにより、バルブタイミング制御
用オイル粘度が高く、バルブタイミング制御(VVT制
御)が困難な機関状態であっても、内部EGRを可変に
することができ、黒煙の発生を抑制できるとともに、燃
焼状態の安定化を図ることができる。ここにいう「内部
EGR」とは、燃料燃焼時の燃焼室内に残る排気ガスを
いう。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
内燃機関のバルブタイミング可変制御装置において、前
記バルブタイミング制御手段は、始動時の冷却水温が設
定温度以下の低温時と判断されたとき、前記両可変機構
のうち変位角の大きい方をバルブオーバラップ量が大に
なる側へ突き当て位置まで変位させるとともに、始動時
の冷却水温が前記設定温度より高いと判断されたとき、
前記両可変機構のうち変位角の小さい方をバルブオーバ
ラップ量が大になる側へ突き当て位置まで変位させるこ
とを要旨とする。
【0008】この構成によれば、始動時の冷却水温が設
定温度以下の低温時と判断されたとき、前記両可変機構
のうち変位角の大きい方をバルブオーバラップ量が大に
なる側へ突き当て位置まで変位させる。これにより、バ
ルブタイミング制御用オイル粘度が高くバルブタイミン
グ制御が困難である機関状態であっても、内部EGRを
増やすことができる。このような低温時には、空気量が
多く、燃焼に余裕ができているので、内部EGRが増え
ても燃焼状態が不安定になるおそれはない。
【0009】一方、始動時の冷却水温が設定温度より高
いと判断されたとき、前記両可変機構のうち変位角の小
さい方をバルブオーバラップ量が大になる側へ突き当て
位置まで変位させる。これにより、前記低温時の場合よ
りも内部EGR量が減るので、低温時ほどには多くの空
気を入れていない機関状態で、内部EGRを入れ過ぎて
失火するのを回避できる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の内燃機関のバルブタイミング可変制御装置におい
て、前記バルブタイミング制御手段は、始動時の冷却水
温が極低温であると判断されたとき、前記吸気側バルブ
タイミング可変機構の最進角制御と前記排気側バルブタ
イミング可変機構の最遅角制御とを同時に行なうことを
要旨とする。
【0011】吸気側バルブタイミング可変機構の最進角
制御と排気側バルブタイミング可変機構の最遅角制御い
ずれの場合も、内部EGRが増える。この構成によれ
ば、始動時の冷却水温が極低温の場合、吸気側バルブタ
イミング可変機構の最進角制御と前記排気側バルブタイ
ミング可変機構の最遅角制御とを同時に行なうことで、
内部EGRを前記低温時よりもさらに増やすことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内燃機関のバ
ルブタイミング可変制御装置を自動車用の筒内噴射火花
点火式エンジンに適用した一実施形態を図1〜図4に基
づいて説明する。
【0013】図1に示されるエンジン1においては、二
つに分岐した状態の吸気通路2から燃焼室3へと空気が
吸入され、燃料噴射弁4から燃焼室3内に噴射供給され
る燃料と上記空気とからなる混合気に対して点火プラグ
5による点火が行われる。この点火プラグ5の点火時期
はイグナイタ5aによって調整される。そして、この点
火により燃焼室3内の混合気が燃焼すると、そのときの
燃焼エネルギによりピストン6が往復移動し、燃焼後の
混合気は排気として排気通路7に送り出されるようにな
る。
【0014】エンジン1における燃焼室3内での混合気
の燃焼形態は、エンジン1の運転状態に応じて、例えば
成層燃焼、弱成層燃焼、及び均質燃焼の間で切り換えら
れる。成層燃焼では、圧縮行程での燃料噴射により点火
プラグ5周りのみに可燃混合気が存在する成層混合気を
形成し、その状態での点火プラグ5による点火で成層混
合気の燃焼が行われる。均質燃焼では、吸気行程での燃
料噴射により空気に対し燃料が均等に混合された均質混
合気を形成し、その状態での点火プラグ5による点火で
均質混合気の燃焼が行われる。また、弱成層燃焼では、
吸気行程と圧縮行程との両方での燃料噴射により、燃焼
室3内の混合気の状態が上述した成層混合気と均質混合
気との中間の状態とされ、その状態での点火プラグ5に
よる点火で上記中間状態の混合気の燃焼が行われる。
【0015】これら各燃焼形態のうちのいずれかを実行
することにより、ピストン6が往復移動するようにな
る。このピストン6の往復移動は、コネクティングロッ
ド8によってエンジン1の出力軸であるクランクシャフ
ト9の回転へと変換される。そして、クランクシャフト
9が回転すると、その回転に対応した信号がクランクポ
ジションセンサ10から出力されるとともに、同回転が
変速機等を介して自動車のタイヤに伝達される。また、
エンジン1が駆動されるときには冷却水によってエンジ
ン1が冷却されるが、その冷却水の温度は水温センサ3
6によって検出される。
【0016】吸気通路2において、その上流部分には燃
焼室3に吸入される空気の量(吸入空気量)を調節すべ
く開閉動作するスロットルバルブ11が設けられ、スロ
ットルバルブ11よりも下流には吸気通路2内の圧力
(吸気圧)を検出するためのバキュームセンサ12が設
けられている。スロットルバルブ11の開度(スロット
ル開度)は、アクセルペダル13の踏込量(アクセル踏
込量)に応じて調整される。なお、アクセル踏込量はア
クセルポジションセンサ14によって検出され、スロッ
トル開度はスロットルポジションセンサ15によって検
出される。
【0017】吸気通路2の二つに分岐した部分のうちの
一方には、混合気の良好な燃焼が得られるよう燃焼室3
内のガスの流動状態を変更する気流制御弁16が設けら
れている。この気流制御弁16は、吸気通路2内の圧力
(負圧)と大気圧との差圧に基づき作動するアクチュエ
ータ17によって開閉駆動される。その差圧がアクチュ
エータ17を作動可能な値に達しているときには、同ア
クチュエータ17を作動させて気流制御弁16を閉弁す
ることができるようになる。
【0018】気流制御弁16が閉弁しているときには二
つに分岐した吸気通路2のうちの一方のみから空気が燃
焼室3に吸入されるが、この状態にあっては燃焼室3に
吸入されるガスの流速が速まって燃焼室3内のガス流の
乱れが大となり、燃焼室3内でのガスの混合が促進され
る。これに対し、気流制御弁16が開弁しているときに
は、燃焼室3内のガス流の乱れが小とはなるが、高負荷
高回転時等であればエンジン1の吸気抵抗を低減するこ
とができる。
【0019】エンジン1において、吸気通路2と燃焼室
3との間は吸気バルブ20の開閉動作によって連通・遮
断され、排気通路7と燃焼室3との間は排気バルブ21
の開閉動作によって連通・遮断される。そして、吸気バ
ルブ20及び排気バルブ21は、クランクシャフト9の
回転が伝達される吸気カムシャフト22及び排気カムシ
ャフト23の回転に伴い開閉される。
【0020】吸気カムシャフト22および排気カムシャ
フト23は、図2に示すシリンダブロック19の上側に
設けられるシリンダヘッド50に、それぞれ複数の軸受
(図示せず)にて回転可能に支持されている。また、各
気筒(本例では4気筒の各々)には、吸気バルブ20お
よび排気バルブ21がそれぞれ2つずつ配設されてい
る。吸気カムシャフト22には、各気筒毎に2つの吸気
カム22aが一体的に設けられている。排気カムシャフ
ト23にも、各気筒毎に2つの排気カム23aが一体的
に設けられている。
【0021】各気筒の2つの吸気バルブ20は、2つの
吸気カム22aに2つのバルブリフタ22bをそれぞれ
介して駆動連結されている。また、各気筒の2つの排気
バルブ21は、2つの排気カム23aに2つのバルブリ
フタ23bをそれぞれ介して駆動連結されている。
【0022】クランクシャフト9には、図2に示すよう
に、クランクシャフトプーリ18が設けられている。ク
ランクシャフト9の回転は、クランクシャフトプーリ1
8から、タイミングベルト51を介して吸気カムシャフ
ト22と排気カムシャフト23とにそれぞれ伝達され
る。クランクシャフト9が2回転する毎に、吸気カムシ
ャフト22および排気カムシャフト23がそれぞれ1回
転するようになっている。また、吸気カムシャフト22
の近傍には、同シャフト22の回転位置を検出するため
のカムポジションセンサ24が設けられている。排気カ
ムシャフト23の近傍にも、同シャフト23の回転位置
を検出するためのカムポジションセンサ37が設けられ
ている。
【0023】図1および図2に示すように、吸気カムシ
ャフト22には、クランクシャフト9の回転に対する吸
気カムシャフト22の相対回転位相を変更することで、
吸気バルブ20のバルブタイミング(開閉タイミング)
を変更する吸気側バルブタイミング可変機構25が設け
られている。一方、排気カムシャフト23には、クラン
クシャフト9の回転に対する排気カムシャフト23の相
対回転位相を変更することで、排気バルブ21のバルブ
タイミング(開閉タイミング)を変更する排気側バルブ
タイミング可変機構45が設けられている。
【0024】吸気側バルブタイミング可変機構25に
は、図1に示すように、進角側油路26及び遅角側油路
27が接続されている。これら油路26,27は、吸気
側オイルコントロールバルブ(OCV)28と、供給通
路29及び排出通路30とを介して、エンジン1のオイ
ルパン31内に繋がっている。
【0025】同様に、排気側バルブタイミング可変機構
45には、進角側油路46及び遅角側油路47が接続さ
れている。これら油路46,47は、排気側オイルコン
トロールバルブ(OCV)38と、供給通路29及び排
出通路30とを介して、オイルパン31内に繋がってい
る。
【0026】上記供給通路29には、クランクシャフト
9の回転に伴って駆動されるオイルポンプ32が設けら
れている。また、上記OCV28は、互いに逆方向に働
くコイルスプリング33及び電磁ソレノイド34の付勢
力よって切換動作し、供給通路29及び排出通路30と
進角側油路26及び遅角側油路27との接続状態を変更
する。同様に、上記OCV38も、互いに逆方向に働く
コイルスプリング43及び電磁ソレノイド44の付勢力
よって切換動作し、供給通路29及び排出通路30と進
角側油路46及び遅角側油路47との接続状態を変更す
る。
【0027】すなわち、OCV28は、電磁ソレノイド
34の消磁状態にあっては、図1に示すように、遅角側
油路27と供給通路29とを連通するとともに、進角側
油路26と排出通路30とを連通する。この場合、オイ
ルパン31内のオイル(作動油)がオイルポンプ32に
より遅角側油路27へ送り出されるとともに、進角側油
路26内にあったオイルがオイルパン31内へ戻され
る。このとき、吸気側バルブタイミング可変機構25に
は遅角側油路27を通じてオイルが供給される。これに
より、吸気側バルブタイミング可変機構25は、クラン
クシャフト9に対する吸気カムシャフト22の相対回転
位相を遅角させるよう油圧駆動される。その結果、吸気
バルブ20のバルブタイミングが遅角側に変化する。
【0028】同様に、OCV38は、電磁ソレノイド4
4の消磁状態にあっては、図1に示すように、遅角側油
路47と供給通路29とを連通するとともに、進角側油
路46と排出通路30とを連通する。この場合、排気側
バルブタイミング可変機構45は、クランクシャフト9
に対する排気カムシャフト23の相対回転位相を遅角さ
せるよう油圧駆動される。その結果、排気バルブ21の
バルブタイミングが遅角側に変化する。
【0029】また、OCV28は、電磁ソレノイド34
が励磁されたときには、遅角側油路27と排出通路30
とを連通するとともに、進角側油路26と供給通路29
とを連通する。この場合、オイルパン31内のオイルが
オイルポンプ32により進角側油路26に送り出される
とともに、遅角側油路27内にあったオイルがオイルパ
ン31内へ戻される。このとき、吸気側バルブタイミン
グ可変機構25には進角側油路26を通じてオイルが供
給される。これにより、吸気側バルブタイミング可変機
構25は、クランクシャフト9に対する吸気カムシャフ
ト22の相対回転位相を進角させるよう油圧駆動され
る。その結果、吸気バルブ20のバルブタイミングが進
角側に変化する。
【0030】同様に、OCV38は、電磁ソレノイド4
4が励磁されたときには、遅角側油路47と排出通路3
0とを連通するとともに、進角側油路46と供給通路2
9とを連通する。この場合、排気側バルブタイミング可
変機構45は、クランクシャフト9に対する排気カムシ
ャフト23の相対回転位相を進角させるよう油圧駆動さ
れる。その結果、排気バルブ21のバルブタイミングが
進角側に変化する。
【0031】なお、本実施形態において、吸気側バルブ
タイミング可変機構25は、変位角が40°のものに作
ってある。すなわち、吸気側バルブタイミング可変機構
25を、最遅角位置から進角側へ40°変位させると、
最進角位置を規定するハード上の突き当て(制限)にぶ
つかるようになっている。また、排気側バルブタイミン
グ可変機構45は、変位角が吸気側バルブタイミング可
変機構25よりも小さい20°のものに作ってある。す
なわち、排気側バルブタイミング可変機構45を、最進
角位置から遅角側へ20°変位させると、最遅角位置を
規定するハード魚得の突き当て(制限)にぶつかるよう
になっている。こうして、吸気バルブタイミングの最進
角位置と排気バルブタイミングの最遅角位置とを、適宜
に設定してある。
【0032】次に、本実施形態の制御装置の電気的構成
について説明する。この制御装置は、エンジン1を運転
制御すべく自動車に搭載されたバルブタイミング制御手
段としての電子制御装置35を備えている。この電子制
御装置35は、イグナイタ5a、燃料噴射弁4、スロッ
トルバルブ11、アクチュエータ17、およびOCV2
8,38を駆動制御する。また、電子制御装置35に
は、クランクポジションセンサ10、バキュームセンサ
12、アクセルポジションセンサ14、スロットルポジ
ションセンサ15、カムポジションセンサ24,37、
および水温センサ36といった各種センサからの検出信
号が入力される。
【0033】電子制御装置35は、クランクポジション
センサ10、スロットルポジションセンサ15、バキュ
ームセンサ12、及びアクセルポジションセンサ14か
らの検出信号に基づき、エンジン回転速度NE、吸気圧
PM、アクセル踏込量ACCP、スロットル開度TAを
求める。そして、電子制御装置35は、最大機関負荷に
対する現在の負荷割合を示す値である負荷率KLを、エ
ンジン回転速度NEと、スロットル開度TA、アクセル
踏込量ACCP、及び吸気圧PMなどエンジン1の吸入
空気量に関係するパラメータとに基づき算出する。
【0034】電子制御装置35は、エンジン回転速度N
Eや負荷率KLなどエンジン1の運転状態に応じて、次
のようなエンジン1の各種運転制御を実行する。すなわ
ち、電子制御装置35は、点火時期制御、燃料噴射量制
御、燃料噴射時期制御、吸入空気量制御、気流制御弁1
6の開閉制御、吸気バルブ20および排気バルブ21の
バルブタイミング制御、及び燃焼形態切換制御などを実
行する。
【0035】次に、エンジン1の始動時に実行される吸
気バルブ20および排気バルブ21のバルブタイミング
制御である「始動時VVT制御ルーチン」について、図
3を参照して説明する。この始動時VVT制御ルーチン
は、電子制御装置35により、例えば所定クランク角毎
の角度割り込みにて周期的に実行される。
【0036】この始動時VVT制御ルーチンは、エンジ
ン1が始動完了していると判断されたとき、例えばエン
ジン回転速度NEが予め設定されたアイドル回転速度以
上の値であると判断されたときにのみ実行される。
【0037】この始動時VVT制御ルーチンにおいて
は、まず始動時の冷却水温が0℃以下か否かが判断され
る(ステップS110)。始動時の冷却水温が0℃以下
であると判断される場合には、ステップS120に進み
IN−VVTを最進角に制御する。すなわち、吸気側バ
ルブタイミング可変機構25の最進角制御を行なう。こ
の場合、例えば、OCV28の駆動制御に用いるデュー
ティ比を「100%」に設定する。このデューティ比
は、電子制御装置35によりOCV28の電磁ソレノイ
ド34に対する印加電圧のデューティ制御に用いられ
る。こうしてデューティ比を「100%」に設定したデ
ューティ制御により、吸気側バルブタイミング可変機構
25は、クランクシャフト9に対する吸気カムシャフト
22の相対回転位相を最も進角させるように油圧駆動さ
れる。これにより、吸気側バルブタイミング可変機構2
5が、最遅角位置から進角側へ40°変位すると、最進
角位置を規定するハード上の突き当て(制限)にぶつか
り、それ以上変位できなくなる。その結果、吸気側バル
ブタイミング可変機構25が最進角位置(図4に示すI
N−VVT最進角位置)まで変位し、吸気バルブ20の
バルブタイミングが最進角状態になる。
【0038】こうして、吸気側バルブタイミング可変機
構25の最進角制御を行なった後、本処理を一旦終了す
る。上記ステップS110に再び進んだ際に、始動時の
冷却水温が0℃より高いと判断される場合には、ステッ
プS130に進みEX−VVTを最遅角に制御する。す
なわち、排気側バルブタイミング可変機構45の最遅角
制御を行なう。この場合、OCV38の駆動制御、すな
わち電子制御装置35によりOCV38の電磁ソレノイ
ド44に対する印加電圧のデューティ制御に用いデュー
ティ比を例えば「0%」に設定する。こうしてデューテ
ィ比を「0%」に設定したデューティ制御により、排気
側バルブタイミング可変機構45は、クランクシャフト
9に対する排気カムシャフト23の相対回転位相を最も
遅角させるように油圧駆動される。これにより、排気側
バルブタイミング可変機構45が、最進角位置から遅角
側へ20°変位すると、最遅角位置を規定するハード上
の突き当て(制限)にぶつかり、それ以上変位できな
い。その結果、排気側バルブタイミング可変機構45が
最遅角位置(図4に示すEX−VVT最遅角位置)まで
変位し、排気バルブ21のバルブタイミングが最遅角状
態になる。
【0039】こうして、排気側バルブタイミング可変機
構45の最遅角制御を行なった後、本処理を一旦終了す
る。以上のように構成された一実施形態によれば、以下
の作用効果を奏する。
【0040】・吸気側バルブタイミング可変機構25の
変位角を40°とするとともに、排気側バルブタイミン
グ可変機構45の変位角を20°とすることで、吸気バ
ルブタイミングの最進角位置と排気バルブタイミングの
最遅角位置とを、適宜に設定してある。そして、始動時
の冷却水温が0℃以下であると判断される場合(ステッ
プS110でYESの場合)には、吸気側バルブタイミ
ング可変機構25の最進角制御を行ない、同可変機構2
5を、最進角位置を規定するハード上の突き当て位置ま
で変位させる(ステップS120)。一方、始動時の冷
却水温が0℃より高いと判断される場合(ステップS1
10でNOの場合)には、排気側バルブタイミング可変
機構45の最遅角制御を行ない、同可変機構45を、最
遅角位置を規定するハード上の突き当て位置まで変位さ
せる(ステップS130)。
【0041】このように始動時の冷却水温に応じて(機
関状態に応じて)、吸気側バルブタイミング可変機構2
5の最進角制御と排気側バルブタイミング可変機構45
の最遅角制御の一方を選択する。これにより、バルブタ
イミング制御用オイル粘度が高く、バルブタイミング制
御が困難な機関状態(冷却水温が0℃以下の低温状態)
であっても、燃焼室3内に残留する内部EGRを可変に
することができ、黒煙の発生を抑制できるとともに、燃
焼状態の安定化を図ることができる。
【0042】・バルブタイミング制御手段としての電子
制御装置35は、始動時の冷却水温が設定温度である0
℃以下の低温時と判断されたとき(ステップS110で
YES)、両可変機構25,45のうち変位角の大きい
方をバルブオーバラップ量が大になる側へ突き当て位置
まで変位させる。すなわち、排気側バルブタイミング可
変機構45より変位角の大きい吸気側バルブタイミング
可変機構25を、バルブオーバラップ量が大になる進角
側へ突き当て位置まで変位させる。これにより、バルブ
タイミング制御用オイル粘度が高くバルブタイミング制
御が困難である状態であっても、燃焼室3内に残留する
内部EGRを増やすことができる。このような低温時に
は、空気量が多く、燃焼に余裕ができているので、内部
EGRが増えても燃焼状態が不安定になるおそれはな
い。
【0043】また、始動時の冷却水温が設定温度である
0℃より高いと判断されたとき(ステップS110でN
O)、両可変機構25,45のうち変位角の小さい方を
バルブオーバラップ量が大になる側へ突き当て位置まで
変位させる。すなわち、吸気側バルブタイミング可変機
構25より変位角の小さい排気側バルブタイミング可変
機構45を、バルブオーバラップ量が大になる遅角側へ
突き当て位置まで変位させる。これにより、前記低温時
の場合よりも内部EGR量が減るので、低温時ほどには
多くの空気を入れていない機関状態で、内部EGRを入
れ過ぎて失火するのを回避できる。
【0044】[ 変形例]なお、この発明は以下のように
変更して具体化することもできる。 ・上記一実施形態では、本発明を4気筒のエンジン1に
適用した例を示したが、本発明は4気筒以外の多気筒の
内燃機関に広く適用可能である。
【0045】・本発明は、吸気側バルブタイミング可変
機構25と排気側バルブタイミング可変機構45を備
え、冷間時に吸気側バルブタイミング可変機構25の最
進角制御と排気側バルブタイミング可変機構45の最遅
角制御を選択的に行なうように構成した内燃機関に広く
適用可能である。
【0046】・上記一実施形態において、電子制御装置
35は、始動時の冷却水温が0℃よりさらに低い極低温
であると判断されたとき、吸気側バルブタイミング可変
機構25の最進角制御と排気側バルブタイミング可変機
構45の最遅角制御とを同時に行なうように構成しても
よい。
【0047】吸気側バルブタイミング可変機構25の最
進角制御と排気側バルブタイミング可変機構45の最遅
角制御いずれの場合も、燃焼室3内に残存する内部EG
Rが増える。したがって、この構成によれば、始動時の
冷却水温が極低温の場合、吸気側バルブタイミング可変
機構25の最進角制御と排気側バルブタイミング可変機
構45の最遅角制御とを同時に行なうので、内部EGR
を前記低温時よりもさらに増やすことができる。すなわ
ち、始動時の冷却水温が例えば0℃より高い領域のよう
に、内部EGRを入れ過ぎる領域では、失火しないよう
に内部EGRを少なくし、冷却水温が0℃以下の低温領
域では内部EGRを多くし、そして、極低温の領域で
は、低温領域よりもさらに内部EGRを多くすることが
できる。
【0048】・上記一実施形態では、吸気側バルブタイ
ミング可変機構25の変位角を40°とし、排気側バル
ブタイミング可変機構45の変位角を20°としている
が、両可変機構の各変位角は適宜変更可能である。
【0049】・上記一実施形態において、排気側バルブ
タイミング可変機構45の変位角を吸気側バルブタイミ
ング可変機構25の変位角よりも大きくしてもよい。こ
の場合には、始動時の冷却水温が0℃以下の低温時と判
断されたとき、排気側バルブタイミング可変機構45を
バルブオーバラップ量が大になる遅角側へ突き当て位置
まで変位させるようにする。
【0050】・上記一実施形態では、始動時冷却水温が
0℃以下の場合には、吸気側バルブタイミング可変機構
25の最進角制御を行い(ステップS120)、冷却水
温が0℃より高い場合には、排気側バルブタイミング可
変機構45の最遅角制御を行なう(ステップS130)
ようにしているが、本発明はこれに限定されない。始動
時冷却水温以外のパラメータ基づき、前記最進角制御と
前記最遅角制御のいずれか一方或いは両方を選択する場
合にも本発明は適用可能である。例えば、エンジンオイ
ルの油温を検出する油温センサを設け、このセンサで検
出したエンジンオイルの油温が設定温度以下の場合には
上記最進角制御を行い、その油温が設定温度より高いと
きには上記最遅角制御を行なうように構成した場合にも
本発明は適用可能である。また、エンジンオイルの油温
に代えて、自動変速機に用いるトランスミッションオイ
ル(A/T作動油)の油温を用いるように構成した場合
にも本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態に係る内燃機関のバルブタイミン
グ可変制御装置を概略的に示す構成図。
【図2】 同制御装置が適用される可変バルブタイミン
グ機構付き内燃機関を概略的に示す構成図。
【図3】 同制御装置の実行する始動時VVT制御ルー
チンを示すフローチャート。
【図4】 同始動時VVT制御ルーチンの説明に用いる
タイミングチャート。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、25…吸気側バルブタ
イミング可変機構、35…バルブタイミング制御手段と
しての電子制御装置、45…排気側バルブタイミング可
変機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G018 AA06 AB07 AB17 BA09 BA10 BA33 EA02 EA16 EA17 EA21 EA22 EA25 FA01 FA07 GA04 GA11 3G092 AA01 AA11 DA10 DA12 DG05 EA03 EA04 EC01 FA31 FA40 GA01 GA02 HE03Z HE08Z HF19Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気側バルブタイミング可変機構を備え
    る内燃機関に適用され、冷間時に前記吸気側バルブタイ
    ミング可変機構の最進角制御を行なうバルブタイミング
    制御手段を備える内燃機関のバルブタイミング可変制御
    装置において、 排気側バルブタイミング可変機構を備え、前記バルブタ
    イミング制御手段は、機関状態に応じて、前記吸気側バ
    ルブタイミング可変機構の最進角制御と前記排気側バル
    ブタイミング可変機構の最遅角制御とを選択的に行なう
    ことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング可変制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記バルブタイミング制御手段は、始動
    時の冷却水温が設定温度以下の低温時と判断されたと
    き、前記両可変機構のうち変位角の大きい方をバルブオ
    ーバラップ量が大になる側へ突き当て位置まで変位させ
    るとともに、始動時の冷却水温が前記設定温度より高い
    と判断されたとき、前記両可変機構のうち変位角の小さ
    い方をバルブオーバラップ量が大になる側へ突き当て位
    置まで変位させることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関のバルブタイミング可変制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バルブタイミング制御手段は、始動
    時の冷却水温が極低温であると判断されたとき、前記吸
    気側バルブタイミング可変機構の最進角制御と前記排気
    側バルブタイミング可変機構の最遅角制御とを同時に行
    なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関
    のバルブタイミング可変制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114856A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2011043145A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Mazda Motor Corp 内燃機関システムの制御方法および内燃機関システム
US8245675B2 (en) 2009-02-04 2012-08-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Variable valve apparatus

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