JP2003328522A - 緞子張り内装工法 - Google Patents

緞子張り内装工法

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JP2003328522A
JP2003328522A JP2002136938A JP2002136938A JP2003328522A JP 2003328522 A JP2003328522 A JP 2003328522A JP 2002136938 A JP2002136938 A JP 2002136938A JP 2002136938 A JP2002136938 A JP 2002136938A JP 2003328522 A JP2003328522 A JP 2003328522A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 布帛や紙、フィルム等の可撓性内装材によっ
て、建物の内壁、天井面、間仕切り、扉、襖等を簡便に
美しく仕上げる。 【解決手段】 下地面11に固定した長尺把持部材12
・12に端縁を係止して内装材13を把持部材間に張設
する。把持部材12は、下地面11に当接して固定する
基板14と、その基板14から隆起して把持部材12の
長さ方向に続く内部空洞15を有する突条畝によって構
成する。突条畝には、内装材13の端部を把持す爪板1
8,19を把持部材12の長さ方向に沿って突設する。
爪板18・19と他の交差した下地面40との間に形成
された差込溝17に内装材の端部45を押し込み係止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内壁、天井
面、間仕切り、扉、襖、その他の建具等の下地面に、織
物、編物、不織布、人工皮革、合成皮革、紙、プラスチ
ックフィルム等の可撓性内装材を接着剤を使用せずに張
設する緞子張り内装工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】緞子張り内装工法としては、壁や天井の
下地面を内装布帛で被覆装飾して仕上げる宮殿張りとか
布団張りとか称された工法が知られている、又、内装布
帛の周縁を装飾する工法としては、釘打ちパイピン化粧
工法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来工
法では、施工下地面の周囲に上張りを留め付ける木枠を
固定し、その木枠にステープル等で上張りを固定し、更
に、化粧仕上げのために、上下左右の内装布帛を留め付
けた部分にパイピンを廻して打ち付け、或いは、押縁を
打ち付けることとしている。そのような従来工法は、建
物の内壁や天井等の不動の下地面には施工可能でも、扉
や襖等の可動する下地面に応用出来ない。そして、従来
工法では、施工の造形意匠も下地の造りにより決まって
しまうので、自由自在に設計し難い。
【0004】
【発明の目的】本発明は、そのような点に着目し鋭意工
夫して完成されたものであり、下地面が可動であるか不
動であるかに拘らず、接着剤を使用せずに緞子張り内装
を可能とする部材と、内装布帛を張設した施工面を仕上
げる装飾部材を使用し、建物の内壁、天井面、間仕切
り、扉、襖等に造形意匠を施して美しく仕上げることが
出来るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る緞子張り内
装工法は、(a) 下地面11に所要の距離をおいて固
定した2組の長尺把持部材12・12に端縁を係止して
可撓性内装材13を把持部材間に張設する緞子張り内装
工法において、(b) 下地面11に当接して固定する
基板14と、その基板14から立ち上がった支板27
と、その支板27から基板14とは逆向きに折れ曲がっ
て続く縁板28と、支板27と縁板28によって構成さ
れて逆L字状断面を成す突条畝16に囲まれたスペース
において支板27と縁板28の交わる角部から離れる方
向に端縁42・43が支板27又は縁板28から突き出
た爪板18・19を、プラスチック押出成形によって一
体成形して把持部材12を構成し、(c) 基板14を
下地面11に当接して固定し、その基板14から隆起し
て下地面11から突き出る突条畝16を、その下地面1
1に交わる他の下地面40、又は、その下地面11から
突設した他の部材40に向かい合わせにし、(d) そ
の向かい合う突条畝16の縁板28および爪板18・1
9とその他の下地面又は他の部材40との間の差込溝1
7と内溝21に内装材13の端縁45を押し込んで係止
することを第1の特徴とする。
【0006】本発明に係る緞子張り内装工法の第2の特
徴は、上記第1の特徴に加えて、突条畝16・16を向
かい合わせにして2本の長尺把持部材12・12の基板
14・14を下地面11に当接して固定し、その向かい
合う突条畝16・16の縁板28と縁板28の間の差込
溝17と、爪板18・19と爪板18・19の間の内溝
21に、内装材13の端縁45を押し込んで係止する点
にある。
【0007】本発明に係る緞子張り内装工法の第3の特
徴は、上記第2の特徴に加えて、突条畝16・16を向
かい合わせにする2本の長尺把持部材12・12を、そ
れらの基板14・14が連続した1本の長尺把持部材と
して、プラスチック押出成形によって一体成形する点に
ある。
【0008】本発明に係る緞子張り内装工法の第4の特
徴は、上記第1と第2の何れかの特徴に加えて、差込溝
17と内溝21に、内装材13の端縁45を押し込んだ
後、長尺楔39を押し込み、その長尺楔39を突条畝1
6の縁板28の端縁44の下に埋没させる点にある。
【0009】本発明に係る緞子張り内装工法の第5の特
徴は、上記第4の特徴に加えて、長尺楔39を、2枚の
押返板38と押返板38が向かい合って溝41を形成し
たU乃至V字形断面形状に構成する点にある。
【0010】本発明に係る緞子張り内装工法の第6の特
徴は、(e) 把持部材12を、下地面11に当接して
固定する基板14と、その基板14から隆起して把持部
材12の長さ方向に続く内部空洞15を有する突条畝1
6によって構成し、(f)その突条畝16には内部空洞
15に通じる差込溝17を、把持部材12の長さ方向に
沿って形成し、(g) 端縁42・43を差込溝17の
溝底に向けて突出して、把持部材12の長さ方向に沿っ
て続く爪板18・19を空洞内部15に突設し、(h)
それらの爪板18・19の端縁42・43と空洞内壁
面20の間に、上記差込溝17に平行して把持部材12
の長さ方向に続く内溝21を形成し、(i) 基板14
と突条畝16と爪板18・19を含む把持部材全体12
を、プラスチック押出成形によって一体的に形成し、
(j) 内装材13の端縁45を上記差込溝17と上記
内溝21に押し込んで係止する点にある。
【0011】本発明に係る緞子張り内装工法の第7の特
徴は、上記第6の特徴に加えて、把持部材を横断する方
向に向けて側縁から切り込まれた切り込み22を、把持
部材12の長さ方向に所要の間隔をもって基板14に設
け、下地面11の弯曲面に合わせて差込溝17と内溝2
1を弯曲させる点にある。
【0012】本発明に係る緞子張り内装工法の第8の特
徴は、上記第6の特徴に加えて、把持部材を横断する方
向に向けて突条畝16を切り込んだ切り込み23を、把
持部材12の長さ方向に所要の間隔をもって突条畝16
に設け、下地面11の弯曲面に合わせて差込溝17と内
溝21を弯曲させる点にある。
【0013】本発明に係る緞子張り内装工法の第9の特
徴は、上記第6の特徴に加えて、2枚の内装材13・1
3を隣合わせに配置し、それらの内装材の隣合う端縁4
5と端縁45を同じ差込溝17と内溝21に押し込んで
係止する点にある。
【0014】本発明に係る緞子張り内装工法の第10の
特徴は、上記第6の特徴に加えて、突条畝16に平行に
溝板24を基板14に突設し、突条畝16と溝板24に
挟まれて差込溝17に平行に把持部材12の長さ方向に
沿って続く目地溝25を把持部材12に形成し、内装材
13を下地面11に張設してから、その目地溝25に目
地材26を嵌め合わせる点にある。
【0015】本発明に係る緞子張り内装工法の第11の
特徴は、上記第10の特徴に加えて、目地溝25を境に
して左右対称に2条の突条畝16・16と基板14・1
4を形成する点にある。
【0016】本発明に係る緞子張り内装工法の第12の
特徴は、上記第6の特徴に加えて、突条畝16・16を
向かい合わせにして2本の長尺把持部材12・12の基
板14・14を下地面11に当接して固定し、その向か
い合う一方の突条畝16の差込溝17と内溝21に内装
材13の端縁45を押し込んで係止する点にある。
【0017】本発明に係る緞子張り内装工法の第13の
特徴は、上記第12の特徴に加えて、突条畝16・16
を向かい合わせる2本の長尺把持部材12・12を、そ
れらの基板14・14が連続し、向き合う内部空洞15
・15を基板14・14から突き出た止め板29によっ
て仕切り、その止め板29を境に向き合う2条の差込溝
17・17と内溝21・21を形成した1本の長尺把持
部材としてプラスチック押出成形によって一体成形する
点にある。
【0018】本発明に係る緞子張り内装工法の第14の
特徴は、上記第12および第13の何れかの特徴に加え
て、止め板29を基板14に2条平行に突設し、その2
条の止め板29・29の間に目地溝25を形成し、内装
材13の端縁45を差込溝17と内溝21に押し込んだ
後、その目地溝25に目地材26を嵌め合わせる点にあ
る。
【0019】本発明に係る緞子張り内装工法の第15の
特徴は、上記第1、第6、第13および第14の何れか
の特徴に加えて、(k) 基板14を、側縁に沿って折
り返されて上側基板31と下側基板32が重なった横U
字形断面形状の二重構造にし、(l) 突条畝16を、
上側基板31から立ち上がった支板27と、その支板2
7から上側基板31とは逆向きに折れ曲がって続く縁板
28と、下側基板32から支板27に平行に立ち上がっ
た止め板29によって、縁板28と止め板29の間に差
込溝17を形成し、平行に向かい合う支板27と止め板
29の間に内部空洞15が構成された短形断面形状に
し、(m) その内部空洞15に、支板27と縁板28
の交わる角部から離れる方向に支板27又は縁板28か
ら突き出た二重の爪板18・19と止め板29の間に内
溝21を形成する点にある。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、緞子張り内装施工例を図
示するものである。把持部材12は、下地面11に当接
して固定する基板14と、その基板14から立ち上がっ
た支板27と、その支板27から基板14とは逆向きに
折れ曲がって続く縁板28と、支板27と縁板28によ
って構成されて逆L字状断面を成す突条畝16に囲まれ
たスペースにおいて支板27と縁板28の交わる角部か
ら端縁42・43が離れる方向に支板27又は縁板28
から突き出た二重の爪板18と爪板19によって構成さ
れている。把持部材12は、プラスチック押出成形によ
って形成され、基板14と支板27と縁板28と爪板1
8と爪板19は、一体になって把持部材12を構成して
いる。
【0021】把持部材12は、平坦な下地面では突合部
材40に突条畝16を突き合わせ、基板14を下地面1
1に当接して釘打ち固定される。把持部材12と突合部
材40は、その何れを先に下地面11に固定してもよ
い。下地面11と下地面11が交わる入隅では、その交
わる一方の下地面11(40)に突条畝16を突き合わ
せ、基板14を他方の下地面11に釘打ち固定する。図
示するように、把持部材12は、別の把持部材12を突
合部材40とし、その別の把持部材12に突き合わせて
使用することも出来る。下地面11には填料33を部分
的に軽く固定し、2組の長尺把持部材12・12の間に
出来る平板な凹部の底上げをし、2組の長尺把持部材1
2と長尺把持部材12のレベルを揃える。内装材13
は、突き合わせた突合部材40(12)や下地面11
(40)と縁板28の間の差込溝17、および、突合部
材40(12)や下地面11(40)と爪板18・19
の間の内溝21に端縁45を押し込んで係止し、把持部
材12と把持部材12の間に張設する。
【0022】通路の壁面、建具や家具の表面など、日常
手や体が触れ易い箇所に施工する場合、張設した内装材
13の端縁を確り固定するため、縁板28の端縁44の
下に隠れる程度に奥深く長尺楔39を差込溝17と内溝
21に押し込み、縁板28および爪板18・19と楔3
9の間で内装材13の端縁45を把持する。長尺楔39
は、2枚の押返板38と押返板38が向かい合って溝4
1を形成したU乃至V字形断面形状にするとよい。そう
すると、突条畝16のスペースに押し込まれた楔39の
押返板38が、縁板28の端縁44の裏面に係合し、容
易には差込溝17から抜け出さず、内装材13の端縁4
5が確り把持される。又、内装材13の端縁の抜け外れ
を防ぐには、長尺楔39に代えて、図7に図示するよう
に、化粧目地材26を使用し、その裏面に突出している
楔46を差込溝17と内溝21に押し込み、内装材13
と内装材13の継目を化粧目地材26で被覆してもよ
い。弯曲した下地面には、横断方向に切り込み23を突
条畝16に付けた把持部材12を使用する(図2)。出
隅や入隅において弯曲した下地面に交る下地面には、横
断方向に切り込み22a・22bを基板14と縁板28
に付けた把持部材12を使用する(図3と図4)。
【0023】図5と図8〜図17は、他のタイプの把持
部材を例示するものであり、図6と図7は、その把持部
材を使用した緞子張り内装施工例を図示するものであ
る。これらの図において、突条畝16が短形断面をなす
ものとして図示しているが、突条畝16は、短形断面を
成すものに限定されない。突条畝16は、基板14から
L字形に突き出て把持部材の長さ方向に平行に続く支板
27と止め板29、および、支板27の突出端から止め
板29に向けてL字形に突き出た縁板28とによって形
成されており、その内部は、短形断面の空洞15になっ
ている。縁板28と止め板29の間は、内装材の端縁4
5を空洞内へと押し込む差込溝17になっている。空洞
内には、縁板28または支板27から止め板29と差込
溝17の底部に向けて傾斜した第1爪板18と第2爪板
19との2条の爪板が突き出ている。それら2条の爪板
18・19の端縁42・43と止め板29の間は内溝2
1になっており、差込溝17と内溝21を通して内装材
の端縁45を空洞内に押し込むことが出来る。基板14
は、側縁に沿って折り返されて二重になっており、支板
27は上側基板31からL字形に突出し、止め板29は
下側基板32からL字形に突出している。
【0024】基板14、支板27、縁板28、止め板2
9等の把持部材を構成する各部の厚みtは、1.0mm
以下に、概して0.3〜0.7mmにし、突条畝16の
高さhと幅wは、それぞれ10mm以下に、概して4〜
7mmにするとよい。第1爪板18の幅は、突条畝16
の幅wよりも狭く、概して5mm以下にし、第2爪板1
9の幅は、第1爪板18の幅よりも更に狭く、概して3
mm以下にする。このように各部を薄くし、基板14を
上側基板31と下側基板32との折返可能な二重構造
し、把持部材全体をプラスチックによって押出成形する
と、上側基板18と下側基板19を折り返して重ね合わ
せるとき、縁板28と第1爪板18および第2爪板19
が止め板29に擦れ合って密着し、内装材の端縁45を
差込溝17と内溝21に押し込むだけで強く把持するこ
とが出来る。そのためには、爪板18・19の付け根、
即ち、縁板28または支板27に続く部分に柔軟なプラ
スチックを使用し、或いは、その付け根部分を端縁側
(42・43)よりも薄くし、横断面において付け根部
分を中心に蝶番状に爪板18・19が揺動し得るように
するとよい。そのようにすると、内装材の端縁45を押
し込むときは内溝21が押し広げられて内装材の端縁4
5が押し込み易く、その押し込んだ内装材の端縁45を
引き抜こうとするときは内溝21が狭まって内装材の端
縁45が引き抜き難く強く把持される。
【0025】このように、本発明によると、2枚の内装
材を突き合わせて施工するとき、それらの隣合う端縁4
5と端縁45を同じ差込溝17と内溝21に押し込んで
も確り係止することが出来、隙間なく突き合わせて施工
することが可能になる。又、そのように各部を薄くし、
基板14を折返可能な二重構造し、把持部材全体をプラ
スチックによって押出成形すると、内装材を確り係止す
ることが出来るので、突条畝16を殊更高くし、差込溝
17や内溝21を殊更深くして、内装材の端縁45を空
洞15へと殊更に奥深く押し込む必要がなく、慣用され
る化粧合板の厚みと同じ程度に突条畝16の高さhを4
〜7mmにすることが出来る。
【0026】そのように慣用される化粧合板と同じ程度
に突条畝16を比較的低くすると、その把持部材間12
・12に張設した内装材13と下地面11の間の空隙層
30の厚みHも、その突条畝の高さhに応じた寸法の4
〜7mmになる。そして、そのように空隙層30が薄く
なると、張設された内装材13を下地面側11へと押圧
しても、然程の窪みは感じられず、その押圧して生じる
窪みによって内装材の美観が損なわれることなく、却っ
て、その僅かな窪み具合いによって、暖かみのある弾力
性や柔軟な脹らみが感じられるようになり、内装材の美
観が高められ、又、その押圧によって窪んだ分だけ内装
材13に伸縮応力が発生するとしても、押圧して生じる
窪みが浅いので格別強い伸縮応力が発生することはな
く、その伸縮応力によって内装材の端縁45が差込溝1
7や内溝21から引き抜かれることはなく、内装材13
は緊張状態に保たれる。
【0027】施工された内装材13から暖かみのある弾
力性や柔軟な脹らみが感じられるようにするには、空隙
層30に繊維ウエブ(綿状不織布)や発泡シート等の嵩
密度が0.1g/cm3 以下となる嵩高な填料33を空
隙層30に装填するとよい。填料33は、把持部材間に
現れる下地面11に部分的に軽く固定すればよく、その
上から内装材13を張設して填料33を被覆する。そう
することによって、内装材に被覆された施工面に吸音性
や保湿・通気性、クッション性等の機能性を付与するこ
とが出来る。填料33に芳香剤、消臭剤、抗菌剤、防炎
剤等の機能性物質を担持させるときは、その機能性が遺
憾なく発揮され、機能的に優れた施工面に仕上げること
が出来る。しかし、填料33の第1の使用目的は、把持
部材12と把持部材12のレベルを揃え、張設された内
装材の表面を平坦に維持することにある。従って、填料
33には、合板や段ボール板、厚紙、発泡スチロール板
などの硬めの板状材料も使用することが出来る。その硬
めの填料33を使用すると、内装材13は填料33に密
着状態になり、その施工面は、接着剤を用いて接着施工
された従来の壁紙のように仕上がる。
【0028】基板14、支板27、縁板28、止め板2
9等の把持部材の各部を薄くし、基板14を折返可能な
二重構造し、突条畝16の高さhが4〜7mmになるよ
うに全体をプラスチックによって押出成形するときは、
把持部材が可撓になり、突条畝16の側縁から切り込ま
れた切り込み22を把持部材12の長さ方向に所要の間
隔をもって基板14に設け、下地面11の弯曲面に合わ
せて差込溝17と内溝21を弯曲させて把持部材12を
取り付けることが出来、又、切り込んだ切り込み23を
把持部材12の長さ方向に所要の間隔をもって突条畝1
6に設け、差込溝17と内溝21を弯曲させて、下地面
11の弯曲面に合わせて把持部材12を取り付けること
も出来る。
【0029】把持部材12は、基板14を折返可能な二
重構造にし、その上側基板31の端縁に支板27と縁板
28を突設し、下側基板32には止め板29を突設し、
上側基板31と下側基板32の折り返しによって差込溝
17と内溝21を拡縮(開閉)可能にし、基板その他の
各部を厚みtが1.0mm以下になる薄板状にし、突条
畝の高さhを4〜7mmとして、プラスチック押出成形
によって把持部材を形成するとよい。そのようにプラス
チック押出成形によって形成された把持部材12では、
上側基板31と下側基板32を畳み合わせ、縁板28の
端縁44や爪板18・19の端縁42・43を止め板2
9と閉じ合わせて、差込溝17と内溝21を密封状態に
することが出来、その密封状態の差込溝17と内溝21
に無理に内装材の端縁45を押し込むときは、把持部材
12を構成しているプラスチックの弾性によって内装材
の端縁45が強く把持される。
【0030】内装材13には、織物、編物、不織布、人
工皮革、合成皮革等の布帛類、紙、プラスチック、フィ
ルム、および、これらを積層した積層シートが使用され
る。図6は、本発明による内装材の施工例を図示し、把
持部材12は、その基板14を下地面11に当接して釘
打ち固定され、把持部材12と把持部材12の間の下地
面11には繊維ウエブ33が部分的に固定されている。
突き合わせて施工される内装材の隣合う端縁は、二重に
して同じ把持部材の差込溝17と内溝21に押し込まれ
ている。その突き合わせ施工箇所では、突条畝16に平
行にスペーサー34を下地面11に固定し、突条畝16
に重ならない一方の内装材をスペーサー34で突き上げ
て他方の内装材に面一に揃える。弯曲した下地面では、
横断方向に切り込み23を突条畝16に付けた把持部材
12(図8と図9)を使用する。出隅や入隅において弯
曲した下地面に交る下地面には、横断方向に切り込み2
2を基板14に付けた把持部材12(図10と図11)
を使用する。スペーサー34には、前記の如く他の把持
部材12を使用することが出来る。
【0031】張設した内装材13の端縁を確り固定する
ためには、図7に図示するように、長尺楔39を奥深く
差込溝17と内溝21に長尺楔39の裏面に突き出た雄
鉤状断面の楔46を押し込み、縁板28および爪板18
・19と楔39の間で内装材13の端縁45を把持する
とよい。突き合わせて施工する内装材と内装材の間に
は、化粧目地を取り付け、それによって継目を被覆・化
粧することが出来る。図7は、化粧目地材26を使用し
た施工面を図示し、突条畝16に平行に溝板24を基板
14に突設して突条畝16と溝板24に挟まれて差込溝
17に平行に続く目地溝25を形成した把持部材12を
使用し(図12)、平らな下地面に内装材を突き合わせ
て施工するときは、目地溝25を境にして左右対称に2
条の突条畝16・16と基板14・14を形成した把持
部材12(図13)を使用し、内装材13を下地面11
に張設してから目地溝25に目地材26の楔46を嵌め
合わせる。弯曲した下地面には、横断方向に切り込み2
3を突条畝16に付けた把持部材12(図14と図1
5)を使用し、出隅や入隅において弯曲した下地面に交
わる下地面には、横断方向に切り込み22を基板14に
付けた把持部材12(図16と図17)を使用し、内装
材13を下地面11に張設してから目地溝25に目地材
26を嵌め合わせる。
【0032】内装材13の端縁45や化粧目地材26の
抜け外れを防ぐ上では、空洞内壁面20を構成している
止め板29の表面、および、目地溝25の壁面を構成し
ている止め板29や溝板24の向き合う表面には、突条
畝16の空洞15に突設した爪板18・19と同様の凹
凸を付けておくとよい。本発明は、扉や襖等の建具にも
適用することが出来る。その場合、建具の枠体35の周
縁に取り付けた把持部材12にはコ字形溝36を有する
縁取材37を被せ、枠体35の周縁に現れる止め板29
を被覆する(図18)。
【0033】
【発明の効果】本発明によると、把持部材12が、プラ
スチック押出成形によって基板14と内側に爪板18・
19が突設され突条畝16を一体化して可撓に構成さ
れ、平坦な施工面にも弯曲した施工面にも基板14を当
接して固定することが出来、その突条畝16の縁板28
と爪板18・19で構成される差込溝17と内溝21に
端縁45を押し込んで、内装材13を簡便に施工するこ
とが出来る。内装材13は、そのように差込溝17と内
溝21に端縁45が押し込まれて係止されているだけな
ので、差込溝17と内溝21に針や釘等の突起物を差し
込んで引っ張れば内装材13を剥離することが出来、内
装材を自由に張り直すことが出来、又、その張り替えも
自由に出来、改装が容易で四季に応じた室内のデザイン
を楽しむことも可能になる。
【0034】突条畝16に縁板28と止め板29に挟ま
れる差込溝17を形成し、基板14を上側基板31と下
側基板32とによる折返可能な二重構造にし、基板、支
板、縁板、止め板等の各部の厚みtを1.0mm以下に
して全体をプラスチック押出成形によって一体的に形成
した把持部材12(図5〜17)では、上側基板18と
下側基板19を折り返して重ね合わせるとき、縁板28
と第1爪板18および第2爪板19が止め板29に擦れ
合って密着し、差込溝17と内溝21を密封状態にする
ことが出来、突条畝16の高さhを4〜7mmにして
も、内装材13の端縁を強く把持することが出来、空隙
層30の厚みHも突条畝の高さhに応じた4〜7mmに
なるので、内装材13も下地面11から浮き上がって嵩
張った印象を与えるようなこともなく、又、空隙層30
を設けた分だけ居住空間が狭められたかの如き圧迫感を
受けることもなく、その空隙層に嵩高な填料33を装填
することによって、機能的にも優れた緞子張り内装施工
が可能になる。
【0035】平行に基板14に突設した突条畝16と溝
板24に挟まれて差込溝17に平行に続く目地溝25を
形成した把持部材12と、その目地溝25を境にして左
右対称に2条の突条畝16・16と基板14・14を形
成した把持部材12を使用し、内装材13を下地面11
に張設してから目地溝25に化粧目地材26を嵌め合わ
せ、その化粧目地材によって継目を被覆して装飾するこ
とが出来、その化粧目地材26と内装材12の間に段差
が出来ず、内装材の端々の納まり具合いがよく、緞子張
り内装施工面を綺麗に仕上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緞子張り内装施工面の断面図であ
る。
【図2】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図3】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図4】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図5】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図6】本発明に係る緞子張り内装施工面の断面図であ
る。
【図7】本発明に係る緞子張り内装施工面の断面図であ
る。
【図8】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図9】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図10】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図11】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図12】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図13】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図14】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図15】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図16】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図17】本発明に係る把持部材の断面斜視図である。
【図18】本発明に係る緞子張り内装施工の施された建
具の断面図である。
【符号の説明】
11 下地面 12 把持部材 13 内装材 14 基板 15 空洞 16 突条畝 17 差込溝 18 第1爪板 19 第2爪板 20 空洞内壁面 21 内溝 22・23 切り込み 24 溝板 25 目地溝 26 目地材 27 支板 28 縁板 29 止め板 30 空隙層 31 上側基板 32 下側基板 33 填料(繊維ウエブ) 34 スペーサー 35 枠体 36 コ字形溝 37 縁取材 38 押返板 39 長尺楔 40 突合部材(他の下地面・別の把持部材) 41 溝 42・43・44・45 端縁 46 楔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 下地面(11)に所要の距離をお
    いて固定した2組の長尺把持部材(12・12)に端縁
    (45・45)を係止して可撓性内装材(13)を把持
    部材間に張設する緞子張り内装工法において、(b)
    下地面(11)に当接して固定する基板(14)と、そ
    の基板(14)から立ち上がった支板(27)と、その
    支板(27)から基板(14)とは逆向きに折れ曲がっ
    て続く縁板(28)と、支板(27)と縁板(28)に
    よって構成されて逆L字状断面を成す突条畝(16)に
    囲まれたスペースにおいて支板(27)と縁板(28)
    の交わる角部から離れる方向に端縁(42・43)が支
    板(27)又は縁板(28)から突き出た爪板(18・
    19)を、プラスチック押出成形によって一体成形して
    把持部材(12)を構成し、(c) 上記基板(14)
    を下地面(11)に当接して固定し、その基板(14)
    から隆起して下地面(11)から突き出る突条畝(1
    6)を、その下地面(11)に交わる他の下地面(4
    0)、又は、その下地面(11)から突設した他の部材
    (40)に向かい合わせにし、(d)その向かい合う突
    条畝(16)の縁板(28)および爪板(18・19)
    とその他の下地面又は他の部材(40)との間の差込溝
    (17)と内溝(21)に内装材(13)の端縁(4
    5)を押し込んで係止する緞子張り内装工法。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載の緞子張り内装工法
    において、上記突条畝(16・16)を向かい合わせに
    して2本の長尺把持部材(12・12)の基板(14・
    14)を下地面(11)に当接して固定し、その向かい
    合う突条畝(16・16)の縁板(28)と縁板(2
    8)の間の差込溝(17)と、爪板(18・19)と爪
    板(18・19)の間の内溝(21)に、内装材(1
    3)の端縁(45)を押し込んで係止する前掲請求項1
    に記載の緞子張り内装工法。
  3. 【請求項3】 前掲請求項2に記載の突条畝(16・1
    6)を向かい合わせにする2本の長尺把持部材(12・
    12)を、それらの基板(14・14)が連続した1本
    の長尺把持部材として、プラスチック押出成形によって
    一体成形する前掲請求項2に記載の緞子張り内装工法。
  4. 【請求項4】 前掲請求項1と請求項2に記載の差込溝
    (17)と内溝(21)に、内装材(13)の端縁(4
    5)を押し込んだ後、その差込溝(17)と内溝(2
    1)に楔(39)を押し込む前掲請求項1および請求項
    2に記載の緞子張り内装工法。
  5. 【請求項5】 前掲請求項4に記載の楔(39)を、2
    枚の押返板(38)と押返板(38)が向き合って溝
    (41)を形成したU乃至V字形断面形状に構成する前
    掲請求項4に記載の緞子張り内装工法。
  6. 【請求項6】(a) 下地面(11)に所要の距離をお
    いて固定した2組の長尺把持部材(12・12)に端縁
    を係止して可撓性内装材(13)を把持部材間に張設す
    る緞子張り内装工法において、(e) 把持部材(1
    2)を、下地面(11)に当接して固定する基板(1
    4)と、その基板(14)から隆起して把持部材(1
    2)の長さ方向に続く内部空洞(15)を有する突条畝
    (16)によって構成し、(f) その突条畝(16)
    に内部空洞(15)に通じる差込溝(17)を把持部材
    (12)の長さ方向に沿って形成し、(g) 端縁(4
    2・43)を差込溝(17)の溝底に向けて且つ基板
    (14)から離れる方向に向けて突出して、把持部材
    (12)の長さ方向に沿って続く爪板(18・19)を
    上記空洞内部(15)に突設し、(h) それらの爪板
    (18・19)の端縁(42・43)と空洞内壁面(2
    0)の間に、上記差込溝(17)に平行して把持部材
    (12)の長さ方向に続く内溝(21)を形成し、
    (i) それらの基板(14)と突条畝(16)と爪板
    (18・19)を含む把持部材全体(12)を、プラス
    チック押出成形によって一体的に形成し、(j) 内装
    材(13)の端縁(45)を上記差込溝(17)と上記
    内溝(21)に押し込んで係止する緞子張り内装工法。
  7. 【請求項7】 前掲請求項6に記載の把持部材を横断す
    る方向に向けて側縁から切り込まれた切り込み(22)
    を、把持部材(12)の長さ方向に所要の間隔をもって
    基板(14)に設け、下地面(11)の弯曲面に合わせ
    て差込溝(17)と内溝(21)を弯曲させる前掲請求
    項6に記載の緞子張り内装工法。
  8. 【請求項8】 前掲請求項6に記載の把持部材を横断す
    る方向に向けて上記突条畝(16)を切り込んだ切り込
    み(23)を、その突条畝(16)に把持部材(12)
    の長さ方向に所要の間隔をもって設け、下地面(11)
    の弯曲面に合わせて上記差込溝(17)と内溝(21)
    を弯曲させる前掲請求項6に記載の緞子張り内装工法。
  9. 【請求項9】 前掲請求項6に記載の緞子張り内装工法
    において、2枚の内装材(13・13)を隣合わせに配
    置し、それらの内装材(13・13)の隣合う端縁(4
    5)と端縁(45)を同じ差込溝(17)と内溝(2
    1)に押し込んで係止する前掲請求項6に記載の緞子張
    り内装工法。
  10. 【請求項10】 前掲請求項6に記載の突条畝(16)
    に平行に溝板(24)を基板(14)に突設し、その突
    条畝(16)と溝板(24)に挟まれて上記差込溝(1
    7)に平行に把持部材(12)の長さ方向に沿って続く
    目地溝(25)を把持部材(12)に形成し、内装材
    (13)を下地面(11)に張設してから、その目地溝
    (25)に目地材(26)を嵌め合わせる前掲請求項6
    に記載の緞子張り内装工法。
  11. 【請求項11】 前掲請求項10に記載の目地溝(2
    5)を境にして上記突条畝(16・16)と基板(14
    ・14)を左右対称に2条形成する前掲請求項10に記
    載の緞子張り内装工法。
  12. 【請求項12】 前掲請求項6に記載の緞子張り内装工
    法において、上記突条畝(16・16)を向かい合わせ
    にして2本の上記長尺把持部材(12・12)の基板
    (14・14)を下地面(11)に当接して固定し、そ
    の向かい合う一方の上記突条畝(16)の差込溝(1
    7)と内溝(21)に内装材(13)の端縁(45)を
    押し込んで係止する前掲請求項6に記載の緞子張り内装
    工法。
  13. 【請求項13】 前掲請求項12に記載の突条畝(16
    ・16)を向かい合わせる2本の長尺把持部材(12・
    12)を、それらの基板(14・14)が連続し、向き
    合う内部空洞(15・15)を基板(14・14)から
    突き出た止め板(29)によって仕切り、その止め板
    (29)を境に向き合う2条の上記差込溝(17・1
    7)と内溝(21・21)を形成した1本の長尺把持部
    材としてプラスチック押出成形によって一体成形する前
    掲請求項12に記載の緞子張り内装工法。
  14. 【請求項14】 前掲請求項12と請求項13に記載の
    止め板(29)を上記基板(14)に2条平行に突設
    し、その2条の止め板(29・29)の間に目地溝(2
    5)を形成し、内装材(13)の端縁(45)を上記差
    込溝(17)と内溝(21)に押し込んだ後、その目地
    溝(25)に目地材(26)を嵌め合わせる前掲請求項
    12および請求項13に記載の緞子張り内装工法。
  15. 【請求項15】(k) 前掲請求項1と請求項6と請求
    項13と請求項14に記載の基板(14)を、側縁に沿
    って折り返されて上側基板(31)と下側基板(32)
    が重なった横U字形断面形状の二重構造にし、(l)
    上記突条畝(16)を、上記上側基板(31)から立ち
    上がった支板(27)と、その支板(27)から上側基
    板(31)とは逆向きに折れ曲がって続く縁板(28)
    と、上記下側基板(32)から支板(27)に平行に立
    ち上がった上記止め板(29)によって、それら縁板
    (28)と止め板(29)の間に差込溝(17)を形成
    し、その平行に向かい合う支板(27)と止め板(2
    9)の間に内部空洞(15)が構成された短形断面形状
    にし、(m) その内部空洞(15)に、上記支板(2
    7)と縁板(28)の交わる角部から離れる方向に上記
    支板(27)又は縁板(28)から突き出た爪板(18
    ・19)と上記止め板(29)の間に内溝(21)を形
    成する前掲請求項1と請求項6と請求項13と請求項1
    4に記載の緞子張り内装工法。
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