JP2724168B2 - サイディングボード - Google Patents
サイディングボードInfo
- Publication number
- JP2724168B2 JP2724168B2 JP22587188A JP22587188A JP2724168B2 JP 2724168 B2 JP2724168 B2 JP 2724168B2 JP 22587188 A JP22587188 A JP 22587188A JP 22587188 A JP22587188 A JP 22587188A JP 2724168 B2 JP2724168 B2 JP 2724168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- board
- decorative surface
- side wall
- bent inward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の内、外装の横張り壁体、縦張
り壁体を形成するのに有用なサイディングボード(以
下、単にボードという)に関する。
り壁体を形成するのに有用なサイディングボード(以
下、単にボードという)に関する。
従来から使用されているこの種ボードとしては、表面
材として金属製薄板材、芯材として合成樹脂発泡体、裏
面材としてシート状物を使用したものが数多く上市され
ている。
材として金属製薄板材、芯材として合成樹脂発泡体、裏
面材としてシート状物を使用したものが数多く上市され
ている。
しかしながら、これらパネルは係合状態、所謂張り上
がった壁体の外観は横張り、縦張りするという違いはあ
るものの、横張りと縦張りでの意匠性の大幅な違いは得
られなかった。つまり、横張りにおいて段張り状、縦張
りにおいて平板状に施工のできるボードは存在しなかっ
た。
がった壁体の外観は横張り、縦張りするという違いはあ
るものの、横張りと縦張りでの意匠性の大幅な違いは得
られなかった。つまり、横張りにおいて段張り状、縦張
りにおいて平板状に施工のできるボードは存在しなかっ
た。
本発明は上述したような欠点を除去するため、表面材
の化粧面部の一端縁には上部差込縁と下部差込縁を形成
すると共に、下部差込縁を上部差込縁よりも外方に突出
させて形成し、他端縁には内方に断面略U字状で屈曲し
た嵌合溝を形成し、この凹状部に断熱性のある芯材を充
填し、また芯材の裏面をシート状の裏面材で被覆してサ
ンドイッチ構造にしてボード自体の強度を強化し、ま
た、壁体形成時に、嵌合溝の下面を隣り合うボードの上
部係合溝に挿入することにより段張り状に、下部係合溝
に挿入することにより平張り状に壁体を形成することが
できるボードを提案するものである。
の化粧面部の一端縁には上部差込縁と下部差込縁を形成
すると共に、下部差込縁を上部差込縁よりも外方に突出
させて形成し、他端縁には内方に断面略U字状で屈曲し
た嵌合溝を形成し、この凹状部に断熱性のある芯材を充
填し、また芯材の裏面をシート状の裏面材で被覆してサ
ンドイッチ構造にしてボード自体の強度を強化し、ま
た、壁体形成時に、嵌合溝の下面を隣り合うボードの上
部係合溝に挿入することにより段張り状に、下部係合溝
に挿入することにより平張り状に壁体を形成することが
できるボードを提案するものである。
以下に、図面を用いて本発明に係るボードの一実施例
について詳細に説明する。すなわち、第1図は上記ボー
ドAを示す斜視図であり、1は表面材、23は芯材、24は
裏面材であって、表面材1、裏面材24間に芯材23を一体
にサンドイッチしたものである。さらに説明すると、表
面材1は例えば表面処理鋼板、フッ素樹脂塗装鋼板、亜
鉛・ニッケル合金メッキ鋼板、アルミ・亜鉛合金メッキ
鋼板(商品名ガルファン、ガルバリウム鋼板、スーパー
ジンク)、アルミニウム板、アルミニウム合金板、鋼
板、クラッド鋼板、制振鋼板等の1種からなる金属板の
1種を素材とする。なお、表面材1の素材として平板、
エンボス加工板、リシン塗装板、ホウロウ加工板も含む
ものである。また、表面材1は第2図に示すように成形
ロール、プレス、押し出し、射出成形、引き抜きなどの
1つの手段によって所定形状に形成したものであり、化
粧面部2、雄型連結部3、雌型連結部16とから構成したも
のである。雄型連結部3は化粧面2aの一端縁を内方に屈
曲した側壁4と側壁4の下端を内方に化粧面2aと略平行
に屈曲した上縁5とからなる上部差込縁6と、上縁5の
先端を外方に断面略U字状に屈曲した上部係合溝7と、
上部係合溝7の下縁8を外方に突出し、前記上部差込縁
6よりも外方に突出した延長部9と、延長部9の先端を
内方に化粧面2aと略平行に屈曲した上縁10とからなる下
部差込縁11と、上縁10の先端を外方に断面略U字状に屈
曲した下部係合溝12と、下部係合溝12の下縁13を外方に
下部差込縁11よりも外方に突出した固定部14と、固定部
14の先端を屈曲した舌片15とから形成したものである。
さらに詳説すると、上部差込縁6、下部差込縁11は後記
する雌型連結部16の嵌合溝20に挿入され、第3図
(a)、(b)に示すような連結部となり、平張り状、
段張り状の二種類の壁体に対応できるものとなるもので
ある。雌型連結部16は、化粧面2aの他端縁を内方に屈曲
した側壁17と、その下端と内方へ屈曲した上面18と、上
面18の先端を外方に折り曲げた下面19と、上面18と下面
19とにより断面略U字状に形成した嵌合溝20と、下面19
の先端に設けた舌片21とから構成したものである。ま
た、22は芯材23を充填するための凹状部である。さらに
詳説すると、嵌合溝20は前記上部差込縁6、下部差込縁
11に嵌合され、また下面19は前記雄型連結部3の上部係
合溝7、下部係合溝12に挿入されるものであり、第3図
(a)、(b)に示すように、その係合位置により平張
り状、段張り状の壁体となるものである。なお、舌片1
5、21は図示しないが上はぜ状に屈曲したり、舌片15、2
1により後記する裏面材24の端部を挟持したりすること
も可能である。芯材23は表面材1の裏面の化粧面部2、雄
型連結部3、雌型連結部16によって囲まれた凹状部22に
少なくとも充填するものであり、主にボードAに断熱性
を付与するものであり、副次的に接着材、不燃材、クッ
ション材、防音材などの機能を有する素材の1種以上か
らなるものである。具体的には合成樹脂発泡体、ロック
ウール、グラスウール、シージングボード、石膏ボー
ド、木毛セメント板、ALC板等からなり、合成樹脂発泡
体としては例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシア
ヌレートフォーム、フェノールフォーム、エポキシフォ
ーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム等
の1種からなり、原料、成形体のいずれの場合でも一体
化しうるものである。裏面材24は少なくとも芯材23の裏
面を覆ってボードAをサンドイッチ構造とし、ボードA
自体の機械強度を向上すると共に、不燃シート、防水
膜、遮熱シート、吸水シート、防音シート、パッキング
材などの機能として役立つものであり、例えばアスベス
ト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属板、金
属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシー
ト、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不
織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、
あるいは防水処理、難燃処理されたシートなどからなる
ものである。なお、裏面材24の端縁は舌片15、21によっ
て挟持されたり、固定部14、下面19に単に積層したりす
ることもできるものである。25は逃げ凹部で、ボードA
を連結する際の係合を容易にすると共に、化粧面部2の
面一化と防水空隙の形成に役立つものである。また、ボ
ードAの長さは任意であり、幅は300〜1000mm位、厚さ
は15〜150mm位である。
について詳細に説明する。すなわち、第1図は上記ボー
ドAを示す斜視図であり、1は表面材、23は芯材、24は
裏面材であって、表面材1、裏面材24間に芯材23を一体
にサンドイッチしたものである。さらに説明すると、表
面材1は例えば表面処理鋼板、フッ素樹脂塗装鋼板、亜
鉛・ニッケル合金メッキ鋼板、アルミ・亜鉛合金メッキ
鋼板(商品名ガルファン、ガルバリウム鋼板、スーパー
ジンク)、アルミニウム板、アルミニウム合金板、鋼
板、クラッド鋼板、制振鋼板等の1種からなる金属板の
1種を素材とする。なお、表面材1の素材として平板、
エンボス加工板、リシン塗装板、ホウロウ加工板も含む
ものである。また、表面材1は第2図に示すように成形
ロール、プレス、押し出し、射出成形、引き抜きなどの
1つの手段によって所定形状に形成したものであり、化
粧面部2、雄型連結部3、雌型連結部16とから構成したも
のである。雄型連結部3は化粧面2aの一端縁を内方に屈
曲した側壁4と側壁4の下端を内方に化粧面2aと略平行
に屈曲した上縁5とからなる上部差込縁6と、上縁5の
先端を外方に断面略U字状に屈曲した上部係合溝7と、
上部係合溝7の下縁8を外方に突出し、前記上部差込縁
6よりも外方に突出した延長部9と、延長部9の先端を
内方に化粧面2aと略平行に屈曲した上縁10とからなる下
部差込縁11と、上縁10の先端を外方に断面略U字状に屈
曲した下部係合溝12と、下部係合溝12の下縁13を外方に
下部差込縁11よりも外方に突出した固定部14と、固定部
14の先端を屈曲した舌片15とから形成したものである。
さらに詳説すると、上部差込縁6、下部差込縁11は後記
する雌型連結部16の嵌合溝20に挿入され、第3図
(a)、(b)に示すような連結部となり、平張り状、
段張り状の二種類の壁体に対応できるものとなるもので
ある。雌型連結部16は、化粧面2aの他端縁を内方に屈曲
した側壁17と、その下端と内方へ屈曲した上面18と、上
面18の先端を外方に折り曲げた下面19と、上面18と下面
19とにより断面略U字状に形成した嵌合溝20と、下面19
の先端に設けた舌片21とから構成したものである。ま
た、22は芯材23を充填するための凹状部である。さらに
詳説すると、嵌合溝20は前記上部差込縁6、下部差込縁
11に嵌合され、また下面19は前記雄型連結部3の上部係
合溝7、下部係合溝12に挿入されるものであり、第3図
(a)、(b)に示すように、その係合位置により平張
り状、段張り状の壁体となるものである。なお、舌片1
5、21は図示しないが上はぜ状に屈曲したり、舌片15、2
1により後記する裏面材24の端部を挟持したりすること
も可能である。芯材23は表面材1の裏面の化粧面部2、雄
型連結部3、雌型連結部16によって囲まれた凹状部22に
少なくとも充填するものであり、主にボードAに断熱性
を付与するものであり、副次的に接着材、不燃材、クッ
ション材、防音材などの機能を有する素材の1種以上か
らなるものである。具体的には合成樹脂発泡体、ロック
ウール、グラスウール、シージングボード、石膏ボー
ド、木毛セメント板、ALC板等からなり、合成樹脂発泡
体としては例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシア
ヌレートフォーム、フェノールフォーム、エポキシフォ
ーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム等
の1種からなり、原料、成形体のいずれの場合でも一体
化しうるものである。裏面材24は少なくとも芯材23の裏
面を覆ってボードAをサンドイッチ構造とし、ボードA
自体の機械強度を向上すると共に、不燃シート、防水
膜、遮熱シート、吸水シート、防音シート、パッキング
材などの機能として役立つものであり、例えばアスベス
ト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属板、金
属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシー
ト、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不
織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、
あるいは防水処理、難燃処理されたシートなどからなる
ものである。なお、裏面材24の端縁は舌片15、21によっ
て挟持されたり、固定部14、下面19に単に積層したりす
ることもできるものである。25は逃げ凹部で、ボードA
を連結する際の係合を容易にすると共に、化粧面部2の
面一化と防水空隙の形成に役立つものである。また、ボ
ードAの長さは任意であり、幅は300〜1000mm位、厚さ
は15〜150mm位である。
ここで各部の寸法関係について、第1図および第2図
を用いて簡単に説明する。そこで、側壁4から上部係合
溝7の最奥までの深さをl1、下部差込縁11の先端から側
壁4までの長さをl2、下部差込縁11の先端から下部係合
溝12の最奥までの深さをl3、固定部14の先端から下部係
合溝12の最奥までの深さをl4、側壁17から嵌合溝20の最
奥までの深さをl5、下面19の先端から嵌合溝20の最奥ま
での深さをl6、逃げ凹部25の幅をl7、上部差込縁6、下
部差込縁11の高さをh1、h2、上部係合溝7、下部係合溝
12の開口高さをh3、h4、化粧面2aから上縁10までの高さ
をh5、側壁17の高さをh6、嵌合溝20の開口高さをh7、舌
片21の厚さをh8とすると、h1<h7、h2<h7、h3>h8、h4
>h8、h5≒h6、l1≒l6、l2≧l5、l3≒l6、l4≒l7、l2>
0、l3<l4のような関係である。
を用いて簡単に説明する。そこで、側壁4から上部係合
溝7の最奥までの深さをl1、下部差込縁11の先端から側
壁4までの長さをl2、下部差込縁11の先端から下部係合
溝12の最奥までの深さをl3、固定部14の先端から下部係
合溝12の最奥までの深さをl4、側壁17から嵌合溝20の最
奥までの深さをl5、下面19の先端から嵌合溝20の最奥ま
での深さをl6、逃げ凹部25の幅をl7、上部差込縁6、下
部差込縁11の高さをh1、h2、上部係合溝7、下部係合溝
12の開口高さをh3、h4、化粧面2aから上縁10までの高さ
をh5、側壁17の高さをh6、嵌合溝20の開口高さをh7、舌
片21の厚さをh8とすると、h1<h7、h2<h7、h3>h8、h4
>h8、h5≒h6、l1≒l6、l2≧l5、l3≒l6、l4≒l7、l2>
0、l3<l4のような関係である。
次に施工例について簡単に説明する。
いま第1図に示すようなボードAを第3図(a)、
(b)に示すように施工して化粧面2aが平坦な壁体(縦
張り)、化粧面2aが段葺き状の壁体(横張り)を形成す
ると仮定する。なお、ボードA1、A2は表面材1に0.27mm
厚のカラー鋼板を用い、裏面材24にはアルミ・クラフト
紙を用い、芯材23は表面材1と裏面材24の間にポリイソ
シアヌレートフォーム用原料を吐出し、反応、発泡さ
せ、次にキュアして一体化したものである。また壁下地
αは主柱、間柱、防止シート等からなるが、図では防水
シートを使用しない場合を示す。まず、(a)図のよう
に化粧面2aが平坦な壁体を形成する場合を説明する。そ
こで壁下地αを第n番目のボードA1の固定部14を釘βを
介して固定する。次に第n+1番目のボードA2の下面19
を、ボードA1の下部係合溝12に挿入し、ボードA2の固定
部14(図示せず)を釘βで固定する。このような工程を
順次繰り返して行うことにより、平張りで縦張り状の壁
体を形成するものである。次に(b)図のように化粧面
2aが段葺き状の壁体を形成する場合を示す。まず第n段
目のボードA1の固定部14を釘βで固定する。次に第n+
1段目のボードA2の下面19をボードA1の上部係合溝7に
挿入し、ボードA2の固定部14(図示せず)を釘βで固定
する。このような工程を土台から桁に向かって順々に行
うことにより壁体全体を形成する。この場合はボードA
の施工が落とし込み式となるため、施工が容易で、1人
で行うことができる。なお、図示しないが、土台部分に
はスタータ、縦目地部分にはジョイナ、コーキング材、
出、入隅、縦目地等の部分にはコーキング材、役物を用
いる必要がある。
(b)に示すように施工して化粧面2aが平坦な壁体(縦
張り)、化粧面2aが段葺き状の壁体(横張り)を形成す
ると仮定する。なお、ボードA1、A2は表面材1に0.27mm
厚のカラー鋼板を用い、裏面材24にはアルミ・クラフト
紙を用い、芯材23は表面材1と裏面材24の間にポリイソ
シアヌレートフォーム用原料を吐出し、反応、発泡さ
せ、次にキュアして一体化したものである。また壁下地
αは主柱、間柱、防止シート等からなるが、図では防水
シートを使用しない場合を示す。まず、(a)図のよう
に化粧面2aが平坦な壁体を形成する場合を説明する。そ
こで壁下地αを第n番目のボードA1の固定部14を釘βを
介して固定する。次に第n+1番目のボードA2の下面19
を、ボードA1の下部係合溝12に挿入し、ボードA2の固定
部14(図示せず)を釘βで固定する。このような工程を
順次繰り返して行うことにより、平張りで縦張り状の壁
体を形成するものである。次に(b)図のように化粧面
2aが段葺き状の壁体を形成する場合を示す。まず第n段
目のボードA1の固定部14を釘βで固定する。次に第n+
1段目のボードA2の下面19をボードA1の上部係合溝7に
挿入し、ボードA2の固定部14(図示せず)を釘βで固定
する。このような工程を土台から桁に向かって順々に行
うことにより壁体全体を形成する。この場合はボードA
の施工が落とし込み式となるため、施工が容易で、1人
で行うことができる。なお、図示しないが、土台部分に
はスタータ、縦目地部分にはジョイナ、コーキング材、
出、入隅、縦目地等の部分にはコーキング材、役物を用
いる必要がある。
以上説明したのは本発明に係るボードAの一実施例に
すぎず、第4図(a)〜(r)〜第6図(a)〜(d)
に示すように形成することができる。特に第8図(a)
〜(d)において(a)、(b)図は図においてハッチ
ングで示す位置にパッキング材、コーキング材等26を形
成し、防水性を強化したボードA、(c)図は固定部14
の裏面に硬質基板27(無機系の板体)を形成し、釘打ち
の施工性、防、耐火性を向上したボードA、(d)図は
化粧面2aの一端縁、あるいは両端縁を内方に垂直に、あ
るいは図示しないがL字状に屈曲して端面壁28を形成
し、ボードA同士の端部が対面する縦目地部のコーキン
グ材処理の施工性、コーキング材の剥落防止を図ったボ
ードAである。勿論、第4図(a)〜(r)〜第6図
(a)〜(d)の各々を組み合わせたボードAとするこ
ともできる。また、第3図(a)に点線で示すように、
パッキング材、コーキング材等26を植設すると、横張り
としてボードAを施工でき、横張りにして平張り状の壁
体とすることができるものである。
すぎず、第4図(a)〜(r)〜第6図(a)〜(d)
に示すように形成することができる。特に第8図(a)
〜(d)において(a)、(b)図は図においてハッチ
ングで示す位置にパッキング材、コーキング材等26を形
成し、防水性を強化したボードA、(c)図は固定部14
の裏面に硬質基板27(無機系の板体)を形成し、釘打ち
の施工性、防、耐火性を向上したボードA、(d)図は
化粧面2aの一端縁、あるいは両端縁を内方に垂直に、あ
るいは図示しないがL字状に屈曲して端面壁28を形成
し、ボードA同士の端部が対面する縦目地部のコーキン
グ材処理の施工性、コーキング材の剥落防止を図ったボ
ードAである。勿論、第4図(a)〜(r)〜第6図
(a)〜(d)の各々を組み合わせたボードAとするこ
ともできる。また、第3図(a)に点線で示すように、
パッキング材、コーキング材等26を植設すると、横張り
としてボードAを施工でき、横張りにして平張り状の壁
体とすることができるものである。
上述したように本発明に係るボードによれば、接合
部の連結の仕方によって化粧面が平坦な壁体、化粧面が
段葺き状の壁体の両方を形成することができる。化粧
面が段葺き状の壁体を形成する場合は落とし込み式で土
台から桁に向かって施工できるため、1人で熟練を要す
ることなく施工することができる。ボードをサンドイ
ッチ構造に形成したため、機械強度が大幅に向上する。
上部差込縁よりも下部差込縁の先端を外方に突出した
ために、縦張りにおいて平板状に施工する際に下部差込
縁が確認しやすく、施工性が向上する。等の特徴があ
る。
部の連結の仕方によって化粧面が平坦な壁体、化粧面が
段葺き状の壁体の両方を形成することができる。化粧
面が段葺き状の壁体を形成する場合は落とし込み式で土
台から桁に向かって施工できるため、1人で熟練を要す
ることなく施工することができる。ボードをサンドイ
ッチ構造に形成したため、機械強度が大幅に向上する。
上部差込縁よりも下部差込縁の先端を外方に突出した
ために、縦張りにおいて平板状に施工する際に下部差込
縁が確認しやすく、施工性が向上する。等の特徴があ
る。
第1図は本発明に係るサイディングボードの一実施例を
示す斜視図、第2図は表面材を説明する説明図、第3図
(a)、(b)は上記ボードを用いて形成した壁体の目
地部の一例を示す説明図、第4図(a)〜(r)、第5
図(a)〜(e)、および第6図(a)〜(d)はその
他の実施例を示す説明図である。 A……サイディングボード、1……表面材、2……化粧面
部、6……上部差込縁、7……上部係合溝、11……下部
差込縁、12……下部係合溝、20……嵌合溝、23……芯
材、24……裏面材。
示す斜視図、第2図は表面材を説明する説明図、第3図
(a)、(b)は上記ボードを用いて形成した壁体の目
地部の一例を示す説明図、第4図(a)〜(r)、第5
図(a)〜(e)、および第6図(a)〜(d)はその
他の実施例を示す説明図である。 A……サイディングボード、1……表面材、2……化粧面
部、6……上部差込縁、7……上部係合溝、11……下部
差込縁、12……下部係合溝、20……嵌合溝、23……芯
材、24……裏面材。
Claims (1)
- 【請求項1】横長の板材を成形してほぼ断面を樋状にし
た表面材の裏面に芯材を充填し、該芯材の裏面をシート
状の裏面材で被覆して形成したサイディングボードにお
いて、前記表面材を、横長の化粧面部と、該化粧面部の
一端縁を内方に屈曲した側壁と、該側壁の下端縁を化粧
面部と略平行に内方へ屈曲した上縁と、該上縁の先端を
外方に化粧面部と略平行に突出した下縁とから断面略U
字状に形成した上部係合溝と、該上部係合溝の下縁の先
端を側壁よりも外方に突出した延長部と、該延長部の先
端を内方に化粧面部と略平行に屈曲した上縁と、該上縁
の先端を外方に断面略U字状に屈曲した下部係合溝と、
該下部係合溝の下縁を延長部の先端よりも外方に突出し
た固定部からなる雄型連結部と、他端縁を内方に屈曲し
た側壁と、該側壁の下端縁を化粧面部と略平行に内方へ
断面略U字状で屈曲した嵌合溝からなる雌型連結部とか
ら形成したことを特徴とするサイディングボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22587188A JP2724168B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | サイディングボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22587188A JP2724168B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | サイディングボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274752A JPH0274752A (ja) | 1990-03-14 |
JP2724168B2 true JP2724168B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16836158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22587188A Expired - Fee Related JP2724168B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | サイディングボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724168B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5162248A (en) * | 1992-03-13 | 1992-11-10 | Micron Technology, Inc. | Optimized container stacked capacitor DRAM cell utilizing sacrificial oxide deposition and chemical mechanical polishing |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP22587188A patent/JP2724168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0274752A (ja) | 1990-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2724168B2 (ja) | サイディングボード | |
JP2724186B2 (ja) | サイディングボード | |
JPH0449302Y2 (ja) | ||
JPH01142164A (ja) | サイディングボード | |
JP2728456B2 (ja) | 建築用パネル | |
JP2826343B2 (ja) | 壁の目地構造 | |
JP2728461B2 (ja) | 建築用パネル | |
JPH01137059A (ja) | サイディングボード | |
JPH0349232Y2 (ja) | ||
JPH044115Y2 (ja) | ||
JPH034661Y2 (ja) | ||
JPH032584Y2 (ja) | ||
JPH0425871Y2 (ja) | ||
JP2728462B2 (ja) | 建築用パネル | |
JPH0558106B2 (ja) | ||
JPH0426584Y2 (ja) | ||
JPH0643342Y2 (ja) | 建築用パネル | |
JPH0433319Y2 (ja) | ||
JPH0543830B2 (ja) | ||
JPH0425870Y2 (ja) | ||
JPH0337329Y2 (ja) | ||
JPH0738549Y2 (ja) | サイディングボード | |
JPH049385Y2 (ja) | ||
JPH034662Y2 (ja) | ||
JPH0421964Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |