JP2003327537A - 悪性腫瘍治療用経口薬剤 - Google Patents
悪性腫瘍治療用経口薬剤Info
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- JP2003327537A JP2003327537A JP2002136902A JP2002136902A JP2003327537A JP 2003327537 A JP2003327537 A JP 2003327537A JP 2002136902 A JP2002136902 A JP 2002136902A JP 2002136902 A JP2002136902 A JP 2002136902A JP 2003327537 A JP2003327537 A JP 2003327537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主として癌等の悪性腫瘍の治療に
効果がある経口薬剤を提供する。 【解決手段】 この発明は生物を灰化することに
よって抽出した生物由来のミネラルからなり、ミネラル
は予め多種類の生物を混合したものを灰化し、又は生物
の種類毎に予め灰化して抽出した多種類のミネラルを混
合する。上記生物は主として魚介類,野生の草木,海
草,海藻のいずれか一種又は二種以上からなり、ミネラ
ルとして少なくともCa,K,Cl,Na,Si,M
g,P,Sとこれら以外の多種類の微量元素を含んでい
る。抽出したミネラルに乾燥植物を粉体化してなる増粘
材と、全体を造粒するための結合材と水分を添加して粒
状に成形乾燥し、又は抽出したミネラルに植物を粉体化
した増粘材を添加し、顆粒化している。
効果がある経口薬剤を提供する。 【解決手段】 この発明は生物を灰化することに
よって抽出した生物由来のミネラルからなり、ミネラル
は予め多種類の生物を混合したものを灰化し、又は生物
の種類毎に予め灰化して抽出した多種類のミネラルを混
合する。上記生物は主として魚介類,野生の草木,海
草,海藻のいずれか一種又は二種以上からなり、ミネラ
ルとして少なくともCa,K,Cl,Na,Si,M
g,P,Sとこれら以外の多種類の微量元素を含んでい
る。抽出したミネラルに乾燥植物を粉体化してなる増粘
材と、全体を造粒するための結合材と水分を添加して粒
状に成形乾燥し、又は抽出したミネラルに植物を粉体化
した増粘材を添加し、顆粒化している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として癌等の
悪性腫瘍治療用経口薬剤に関する。
悪性腫瘍治療用経口薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来癌
の主な治療法としては外科的手術法、放射線照射療法,
化学(抗癌剤)療法が知られている。そしてこのうち放
射線療法や化学的療法では悪心,吐き気,下痢等の消化
器症状、頭痛,倦怠感,しびれ等の神経症状、白血球減
少等の骨髄障害等のほか、肝臓・腎臓・肺障害、脱毛等
の副作用を伴う欠点がある。
の主な治療法としては外科的手術法、放射線照射療法,
化学(抗癌剤)療法が知られている。そしてこのうち放
射線療法や化学的療法では悪心,吐き気,下痢等の消化
器症状、頭痛,倦怠感,しびれ等の神経症状、白血球減
少等の骨髄障害等のほか、肝臓・腎臓・肺障害、脱毛等
の副作用を伴う欠点がある。
【0003】また癌発生の予防法としては、食品として
カボチャ,人参等のβカロチン含有の緑黄野菜、薬品と
してはビタミンC,E等のほか人工的に作成したミネラ
ル水等を摂取することが有用である等の知見があるが、
これらの食品や薬品類も前記各種の治療に補助的に加え
られる程度で、直接的に高い治療効果が確認されている
訳ではない。
カボチャ,人参等のβカロチン含有の緑黄野菜、薬品と
してはビタミンC,E等のほか人工的に作成したミネラ
ル水等を摂取することが有用である等の知見があるが、
これらの食品や薬品類も前記各種の治療に補助的に加え
られる程度で、直接的に高い治療効果が確認されている
訳ではない。
【0004】本発明者等は特許第3084687号に示
されるように、多種類の生物から効果的に生物由来の多
種類のミネラル(生物ミネラル)を抽出する方法やさら
に特開2000−197873号(2002年2月13
日付特許査定済)に示されるように、これらの生物ミネ
ラルを利用した有機廃棄物処理方法等の生物ミネラルを
各分野に応用する研究及び提案を行っている。
されるように、多種類の生物から効果的に生物由来の多
種類のミネラル(生物ミネラル)を抽出する方法やさら
に特開2000−197873号(2002年2月13
日付特許査定済)に示されるように、これらの生物ミネ
ラルを利用した有機廃棄物処理方法等の生物ミネラルを
各分野に応用する研究及び提案を行っている。
【0005】そして発明者等は、多種類の微量元素をミ
ネラルとして含む生物ミネラルを、健康食品として開発
する過程で、多数の癌患者に栄養補助食品として提供
し、癌に対する生物ミネラルの効用を数年にわたり研究
した処、癌の進行の抑制や遅延効果のほか、相当な治癒
効果があることが予想を越えて顕著であることを発見し
た。またこれらの効果は、後述するように正式医療機関
における医師の治験によっても確認された。この発明は
上記知見に基づき、副作用がなく投与の簡単な生物ミネ
ラルを利用した癌を中心とする経口治療薬を提供せんと
するものである。
ネラルとして含む生物ミネラルを、健康食品として開発
する過程で、多数の癌患者に栄養補助食品として提供
し、癌に対する生物ミネラルの効用を数年にわたり研究
した処、癌の進行の抑制や遅延効果のほか、相当な治癒
効果があることが予想を越えて顕著であることを発見し
た。またこれらの効果は、後述するように正式医療機関
における医師の治験によっても確認された。この発明は
上記知見に基づき、副作用がなく投与の簡単な生物ミネ
ラルを利用した癌を中心とする経口治療薬を提供せんと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の薬剤は、第1に生物を灰化することによって
抽出した生物由来のミネラルからなることを特徴として
いる。
の本発明の薬剤は、第1に生物を灰化することによって
抽出した生物由来のミネラルからなることを特徴として
いる。
【0007】第2に、予め多種類の生物を混合したもの
を灰化したことを特徴としている。
を灰化したことを特徴としている。
【0008】第3に、生物の種類毎に予め灰化して抽出
した多種類のミネラルを混合してなることを特徴として
いる。
した多種類のミネラルを混合してなることを特徴として
いる。
【0009】第4に、生物が主として魚介類,野生の草
木,海草,海藻のいずれか一種又は二種以上からなるこ
とを特徴としている。
木,海草,海藻のいずれか一種又は二種以上からなるこ
とを特徴としている。
【0010】第5に、ミネラルとして少なくともCa,
K,Cl,Na,Si,Mg,P,Sとこれら以外の多
種類の微量元素を含むことを特徴としている。
K,Cl,Na,Si,Mg,P,Sとこれら以外の多
種類の微量元素を含むことを特徴としている。
【0011】第6に、抽出したミネラルに乾燥植物を粉
体化してなる増粘材と、全体を造粒するための結合材と
水分を添加して粒状に成形乾燥したことを特徴としてい
る。
体化してなる増粘材と、全体を造粒するための結合材と
水分を添加して粒状に成形乾燥したことを特徴としてい
る。
【0012】第7に、抽出したミネラルに植物を粉体化
した増粘材を添加し、顆粒化してなることを特徴として
いる。
した増粘材を添加し、顆粒化してなることを特徴として
いる。
【0013】第8に、抽出したミネラルに水分を加えて
固体より水分を分離抽出した水溶性ミネラル液であるこ
とを特徴としている。
固体より水分を分離抽出した水溶性ミネラル液であるこ
とを特徴としている。
【0014】第9に、水溶性ミネラル液を凝縮したミネ
ラル量1〜4wt%のミネラル凝縮液であることを特徴と
している。
ラル量1〜4wt%のミネラル凝縮液であることを特徴と
している。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の経口薬剤の主成分は多種
類でそれぞれが微量の元素からなる生物由来のミネラル
(生物ミネラル)であり、その形態は後述するように粉
(パウダー)状,粒状又は液状である。
類でそれぞれが微量の元素からなる生物由来のミネラル
(生物ミネラル)であり、その形態は後述するように粉
(パウダー)状,粒状又は液状である。
【0016】魚介類等の動物や海草・海藻類,陸上の植
物を灰化して多種類の微量ミネラルを抽出する方法は、
本発明者等の提案による特許第3084687号に示さ
れるもののほか、古くから特開昭51−121562
号,特公昭61−8721号,特公平6−92273号
等に示される方法が知られている。
物を灰化して多種類の微量ミネラルを抽出する方法は、
本発明者等の提案による特許第3084687号に示さ
れるもののほか、古くから特開昭51−121562
号,特公昭61−8721号,特公平6−92273号
等に示される方法が知られている。
【0017】また上記のように灰化抽出した生物ミネラ
ルは加熱によって気化又は昇華された元素を除く、原材
料が含有するすべてのミネラルを含み、さらに難溶性又
は不溶性のミネラルを含む総合ミネラルであるが、この
抽出ミネラルに水を加えて撹拌し、水分と固体成分とを
分離して得た水溶液は、水溶性ミネラルのみを含んだ高
濃度のミネラル溶液であり、この水溶性ミネラルは消化
器又は体内器官の粘膜等を通じて人体にそのまま吸収さ
れ易い性質のものである。
ルは加熱によって気化又は昇華された元素を除く、原材
料が含有するすべてのミネラルを含み、さらに難溶性又
は不溶性のミネラルを含む総合ミネラルであるが、この
抽出ミネラルに水を加えて撹拌し、水分と固体成分とを
分離して得た水溶液は、水溶性ミネラルのみを含んだ高
濃度のミネラル溶液であり、この水溶性ミネラルは消化
器又は体内器官の粘膜等を通じて人体にそのまま吸収さ
れ易い性質のものである。
【0018】さらに上記ミネラル水溶液を濃縮して濃縮
液とし、あるいはさらに水分を除去することによって水
溶性ミネラルのパウダーを得ることができ、このミネラ
ルも液状ミネラルと成分上変わりがない。
液とし、あるいはさらに水分を除去することによって水
溶性ミネラルのパウダーを得ることができ、このミネラ
ルも液状ミネラルと成分上変わりがない。
【0019】次に本発明の治験に使用する生物ミネラル
製の経口薬剤の製法について説明する。 [実施例1] (1)生物ミネラルの抽出 ミネラル原料としては乾燥した海藻類(ホンダワラ,コ
ンブ,アラメ,ヒジキ)、松葉、ビワ葉、ヒノキ、ス
ギ、イチョウ葉、竹、熊笹、クズ、イタドリ、ドクダ
ミ、ヨモギ、苔類、シダ類、シジミ、カニ殻等を用い、
これらを500〜2000℃の温度下で加熱することに
よって得た灰化物を、それぞれ略等量ずつ混ぜ合わせた
もの又は予め混ぜ合わせて灰化したものを200〜50
0メッシュ程度に微粉砕したものを用いる。
製の経口薬剤の製法について説明する。 [実施例1] (1)生物ミネラルの抽出 ミネラル原料としては乾燥した海藻類(ホンダワラ,コ
ンブ,アラメ,ヒジキ)、松葉、ビワ葉、ヒノキ、ス
ギ、イチョウ葉、竹、熊笹、クズ、イタドリ、ドクダ
ミ、ヨモギ、苔類、シダ類、シジミ、カニ殻等を用い、
これらを500〜2000℃の温度下で加熱することに
よって得た灰化物を、それぞれ略等量ずつ混ぜ合わせた
もの又は予め混ぜ合わせて灰化したものを200〜50
0メッシュ程度に微粉砕したものを用いる。
【0020】多種類の原料を用いることにより、ミネラ
ルの種類を豊富にし、製品毎の成分量を均一化すること
ができる。また上記灰化物は多種類の乾燥原料を予め混
合して灰化してもよいが、各原料毎に灰化したものを後
で混合して用いてもよい。後者の方法によれば、生物毎
に少しずつ異なるミネラル含有量を考慮し、より均質で
正確なミネラル含有量の生物ミネラルを得ることができ
る。このミネラルの組成は表1に示す通りである(以下
表1に示すミネラルを「総合ミネラルA」と称す)。
ルの種類を豊富にし、製品毎の成分量を均一化すること
ができる。また上記灰化物は多種類の乾燥原料を予め混
合して灰化してもよいが、各原料毎に灰化したものを後
で混合して用いてもよい。後者の方法によれば、生物毎
に少しずつ異なるミネラル含有量を考慮し、より均質で
正確なミネラル含有量の生物ミネラルを得ることができ
る。このミネラルの組成は表1に示す通りである(以下
表1に示すミネラルを「総合ミネラルA」と称す)。
【0021】
【表1】
【0022】(2)総合ミネラルAの錠剤化・顆粒化
上記ミネラルはそのままの状態で経口投与可能である
が、摂取し易く且つ他の効能を付与するために、PH調
整及び利尿効果のあるアセロラ、増粘材としてモロヘイ
ヤ等の乾燥粉末と水を添加して顆粒化するか、あるいは
ショ糖エステル等の結合材を加えて錠剤化したものを用
いる。この時のミネラル量は約60wt%,モロヘイヤ及
びアセロラを各15〜20%,その他は1〜5%程度と
した。これらの添加物はいずれも健康食品としても広く
知られているものである。
が、摂取し易く且つ他の効能を付与するために、PH調
整及び利尿効果のあるアセロラ、増粘材としてモロヘイ
ヤ等の乾燥粉末と水を添加して顆粒化するか、あるいは
ショ糖エステル等の結合材を加えて錠剤化したものを用
いる。この時のミネラル量は約60wt%,モロヘイヤ及
びアセロラを各15〜20%,その他は1〜5%程度と
した。これらの添加物はいずれも健康食品としても広く
知られているものである。
【0023】(3)水溶性ミネラル抽出
ミネラル水溶液は表1のミネラル成分より水溶性ミネラ
ルのみを抽出することにより、服用や人体への吸収を容
易にするために作るもので、前記総合ミネラルパウダー
を水に浸漬し又は加水して、撹拌又は通水することによ
り水溶性ミネラルを溶出させる濾過その他の方法によ
り、固体より液体を分離して抽出する。上記水溶液を3
〜4%のミネラル濃縮液にし、あるいはさらに粉末水溶
性ミネラルとして用いる。但し、実際の服用時はこれら
を50〜100倍に希釈して飲用する。この水溶性ミネ
ラルのミネラルの組成は表2に示す通りである。これら
の水溶性ミネラルの抽出にはアルコール等の溶剤を用い
ることもできる。
ルのみを抽出することにより、服用や人体への吸収を容
易にするために作るもので、前記総合ミネラルパウダー
を水に浸漬し又は加水して、撹拌又は通水することによ
り水溶性ミネラルを溶出させる濾過その他の方法によ
り、固体より液体を分離して抽出する。上記水溶液を3
〜4%のミネラル濃縮液にし、あるいはさらに粉末水溶
性ミネラルとして用いる。但し、実際の服用時はこれら
を50〜100倍に希釈して飲用する。この水溶性ミネ
ラルのミネラルの組成は表2に示す通りである。これら
の水溶性ミネラルの抽出にはアルコール等の溶剤を用い
ることもできる。
【0024】
【表2】
【0025】[実施例2]…総合ミネラルB
使用原料として利尿作用,痛み止め及び腹水や胸水の除
去効果が期待されるウチワサボテン,高麗人参等の乾燥
粉末と苔類,ハコベ,真菰,アザミノギボシ,スギナ等
の灰化物を使った点及び主なミネラル成分がCa,K,
Mg,Mn,Zn,Se,V,Fe,Cu,Siである
点以外は実施例1と共通しており、この例では、ミネラ
ルの顆粒化,錠剤化及び水溶性ミネラルの抽出及び使用
は行っていない。以下実施例2によるミネラルを「総合
ミネラルB」と称す。
去効果が期待されるウチワサボテン,高麗人参等の乾燥
粉末と苔類,ハコベ,真菰,アザミノギボシ,スギナ等
の灰化物を使った点及び主なミネラル成分がCa,K,
Mg,Mn,Zn,Se,V,Fe,Cu,Siである
点以外は実施例1と共通しており、この例では、ミネラ
ルの顆粒化,錠剤化及び水溶性ミネラルの抽出及び使用
は行っていない。以下実施例2によるミネラルを「総合
ミネラルB」と称す。
【0026】[医療機関による治験例]次に実施例1で
製剤した薬剤を医療機関において末期癌患者に経口投与
した治験結果(経過報告)を表3に基づいて説明する。
表3は根治不能と認められる癌患者11人に摂取させて
その治療効果を確認中のデータで、その表3に記載以外
の実施要領は次の通りである。
製剤した薬剤を医療機関において末期癌患者に経口投与
した治験結果(経過報告)を表3に基づいて説明する。
表3は根治不能と認められる癌患者11人に摂取させて
その治療効果を確認中のデータで、その表3に記載以外
の実施要領は次の通りである。
【0027】1.実施期間 柴田病院(岡山県倉敷
市) 難治疾患研究部 医師(医学博士) 伊丹 仁朗 2.期間 2001年10月〜2002年4月 3.摂取要領 (1)総合ミネラルA錠剤(300mg/粒)…30錠/日
(3分割) (2)水溶性ミネラル液(3%溶液) …15cc/日
(3分割)但し、50〜100倍に希釈して飲用 (3)備考…抗癌剤,放射線不使用(表3No.1以外)
市) 難治疾患研究部 医師(医学博士) 伊丹 仁朗 2.期間 2001年10月〜2002年4月 3.摂取要領 (1)総合ミネラルA錠剤(300mg/粒)…30錠/日
(3分割) (2)水溶性ミネラル液(3%溶液) …15cc/日
(3分割)但し、50〜100倍に希釈して飲用 (3)備考…抗癌剤,放射線不使用(表3No.1以外)
【0028】
【表3】
【0029】表3によれば、11症例中4ヶ月以上服用
した例では、No.1,2が癌の進行を止められなかった
(但し、No.1は誤嚥性肺炎によって死亡)ものの、No.
3,5,6,8,10では明らかに進行の遅延又は抑制
効果が認められている。No.4,7,9はいずれも服用
期間が2ヶ月以下と短く或いは服用時点で既に癌の進行
が進みすぎたものと解され、治療効果の判定が困難と認
められる例である。No.11も2ヶ月の服用継続中で未
判定である。その結果判定可能な7症例中5症例につき
治験が認められるという通常の化学療法では予測できな
い効果が認められた。
した例では、No.1,2が癌の進行を止められなかった
(但し、No.1は誤嚥性肺炎によって死亡)ものの、No.
3,5,6,8,10では明らかに進行の遅延又は抑制
効果が認められている。No.4,7,9はいずれも服用
期間が2ヶ月以下と短く或いは服用時点で既に癌の進行
が進みすぎたものと解され、治療効果の判定が困難と認
められる例である。No.11も2ヶ月の服用継続中で未
判定である。その結果判定可能な7症例中5症例につき
治験が認められるという通常の化学療法では予測できな
い効果が認められた。
【0030】[発明者等による治験例]表4A〜4Dは
平成8年9月以後平成14年4月の間に、発明者等にお
いて、各種癌及び末期癌を含む各進行段階の癌患者の協
力を得て、これらの患者が前記総合ミネラルA,Bとミ
ネラル水溶液を健康食品として摂取した場合の20の治
験例を示すものである。
平成8年9月以後平成14年4月の間に、発明者等にお
いて、各種癌及び末期癌を含む各進行段階の癌患者の協
力を得て、これらの患者が前記総合ミネラルA,Bとミ
ネラル水溶液を健康食品として摂取した場合の20の治
験例を示すものである。
【0031】ちなみに発明者等において平成8年以後百
数十人の癌患者に前記総合ミネラル及びミネラル水溶液
の摂取を行っており、一定量の摂取を継続した患者では
何らかの改善が見られているが、表4A〜4Dの治験例
はこのうち聞き取りによる追跡調査結果が比較的明確な
ものについてまとめたものである。
数十人の癌患者に前記総合ミネラル及びミネラル水溶液
の摂取を行っており、一定量の摂取を継続した患者では
何らかの改善が見られているが、表4A〜4Dの治験例
はこのうち聞き取りによる追跡調査結果が比較的明確な
ものについてまとめたものである。
【0032】上記治験例中、総合ミネラルBを併用して
いるのは、これまでのいくつかの摂取例で、症状に特に
痛みや胸水,腹水を伴う患者に対しては各種原料のミネ
ラル中、総合ミネラルBの組み合わせのものが改善効果
が高いことが経験的に認められたことによるものであ
る。
いるのは、これまでのいくつかの摂取例で、症状に特に
痛みや胸水,腹水を伴う患者に対しては各種原料のミネ
ラル中、総合ミネラルBの組み合わせのものが改善効果
が高いことが経験的に認められたことによるものであ
る。
【0033】また表3の医療機関への依頼は発明者のこ
れらの治験に一定の確信が得られたことに基づくもので
ある。なお治験に関するデータ等は各患者を通じ、治療
に関与している医療機関等の間接的な協力によって得た
ものである。
れらの治験に一定の確信が得られたことに基づくもので
ある。なお治験に関するデータ等は各患者を通じ、治療
に関与している医療機関等の間接的な協力によって得た
ものである。
【0034】
【表4A】
【0035】
【表4B】
【0036】
【表4C】
【0037】
【表4D】
【0038】表4A〜4Dには主に進行度が高い癌患者
を対象としているが、表4C〜D中のNo.14,17,
18,19等の例に示すように白血病その他の悪性腫瘍
に対しても明らかな治験例があり、生物ミネラルの効果
は癌のみに限られないものと解される。
を対象としているが、表4C〜D中のNo.14,17,
18,19等の例に示すように白血病その他の悪性腫瘍
に対しても明らかな治験例があり、生物ミネラルの効果
は癌のみに限られないものと解される。
【0039】
【発明の効果】本発明の薬剤によれば、治癒の見込みも
なく放射線療法や化学療法も行われていない末期癌患者
に対しても、これを一定期間以上経口投与することで癌
の進行が遅延又は抑制される効果が相当高い確率で認め
られることが医療機関による治験によっても明らかであ
る。
なく放射線療法や化学療法も行われていない末期癌患者
に対しても、これを一定期間以上経口投与することで癌
の進行が遅延又は抑制される効果が相当高い確率で認め
られることが医療機関による治験によっても明らかであ
る。
【0040】またこれとは別に発明者自身が末期癌患者
に本発明の薬剤を健康食品として提供し、経口投与と同
様に飲食に供した結果によっても、患者の癌の種類,進
行度合や個体差にもよるが、一定期間及び一定量以上服
用した場合は各種悪性腫瘍に対して相当の治癒効果が表
れており、幅広い種類の悪性腫瘍に対して有効であるこ
とが確認されている。
に本発明の薬剤を健康食品として提供し、経口投与と同
様に飲食に供した結果によっても、患者の癌の種類,進
行度合や個体差にもよるが、一定期間及び一定量以上服
用した場合は各種悪性腫瘍に対して相当の治癒効果が表
れており、幅広い種類の悪性腫瘍に対して有効であるこ
とが確認されている。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 33/42 A61K 33/42
A61P 35/00 A61P 35/00
35/02 35/02
Fターム(参考) 4C076 AA12 AA31 AA36 BB01 CC27
DD68 EE30 FF01 FF11
4C086 HA02 HA04 HA06 HA07 HA08
HA09 MA01 MA04 MA17 MA41
NA14 ZB26 ZB27
Claims (9)
- 【請求項1】 生物を灰化することによって抽出した
生物由来のミネラルからなる悪性腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項2】 予め多種類の生物を混合したものを灰
化した請求項1の悪性腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項3】 生物の種類毎に予め灰化して抽出した
多種類のミネラルを混合してなる請求項1又は2の悪性
腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項4】 生物が主として魚介類,野生の草木,
海草,海藻のいずれか一種又は二種以上からなる請求項
1,2又は3の悪性腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項5】 ミネラルとして少なくともCa,K,
Cl,Na,Si,Mg,P,Sとこれら以外の多種類
の微量元素を含む請求項1,2,3又は4の悪性腫瘍治
療用経口薬剤。 - 【請求項6】 抽出したミネラルに乾燥植物を粉体化
してなる増粘材と、全体を造粒するための結合材と水分
を添加して粒状に成形乾燥した請求項1,2,3,4又
は5の悪性腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項7】 抽出したミネラルに植物を粉体化した
増粘材を添加し、顆粒化してなる請求項1,2,3,
4,5又は6の悪性腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項8】 抽出したミネラルに水分を加えて固体
より水分を分離抽出した水溶性ミネラル液である請求項
1,2,3,4又は5の悪性腫瘍治療用経口薬剤。 - 【請求項9】 ミネラル量1〜4wt%のミネラル濃縮
液である請求項8の悪性腫瘍治療用経口薬剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002136902A JP2003327537A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 悪性腫瘍治療用経口薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002136902A JP2003327537A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 悪性腫瘍治療用経口薬剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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