JP2003327491A - 単結晶の製造方法及び製造装置 - Google Patents
単結晶の製造方法及び製造装置Info
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Abstract
おける転位を除去し且つ絞り部の破断を起こさずに安全
に引き上げることが可能な半導体単結晶製造方法および
製造装置を提供する。 【解決手段】 単結晶製造装置1は、成長させるべき単
結晶7の原料溶融液4を収容する坩堝2と、この溶融液
4を加熱するヒータ3と、坩堝2内の溶融液4の表面に
種結晶6を接触させて単結晶7を引き上げるワイヤ5
と、前記各部材を収容するチャンバ9と、磁場を印加す
る磁石15とを具備する。無磁場でネッキングを行い、
ネッキング後に引き上げを停止してヒータ3の温度制御
を行う。その後、磁石15により磁場を徐々に印加し
て、磁場強度が所望の値になったら、引き上げを再開す
る。
Description
導体単結晶の製造方法およびその製造方法を実現するた
めの製造装置に係り、特に、絞り部の直径を大重量の半
導体単結晶の引き上げに耐え得る太さを保ちつつ、無転
位化を達成することが可能な半導体単結晶の製造方法お
よび製造装置に関する。
も、シリコン単結晶の引き上げに関し、工業的に量産が
可能な方式で広く応用されているものとしてチョクラル
スキー法(CZ法)がある。
製造する単結晶製造装置の縦断面図である。通常、シリ
コン単結晶の製造に使用される坩堝2は二重構造であっ
て、内側の石英坩堝2aと、外側の黒鉛坩堝2bとで構
成される。坩堝2の周囲には黒鉛製のヒータ3が配設さ
れ、坩堝2内にはこのヒータ3によって溶融されたシリ
コンの溶融液4が収容される。シリコン単結晶の引き上
げ手段として引き上げワイヤ5が用いられ、その先端に
種結晶6が取り付けられる。そして、シリコン溶融液4
の表面に種結晶6の下端を接触させて上方へ引き上げる
ことにより、その下端に単結晶7を成長させる。
と接触することにより表面が溶けて、シリコン溶融液4
中に酸素を放出する。CZ法によって製造された単結晶
7は、石英坩堝2a内のシリコン溶融液4から引き上げ
て育成させるため、成長した単結晶7は坩堝の石英(S
iO2)から溶出した多くの酸素を含んでいる。このた
め、ICやLSIの製造プロセスにおいて繰り返し熱処
理を受けても、スリップや反りを発生し難いという特徴
がある。さらに、内部の酸素析出物は、1000℃近傍
の熱処理で高密度欠陥層を形成し、ウェーハの表面領域
に存在する不純物を低減するという作用(いわゆるイン
トリンシックゲッタリング)もある。このように単結晶
7に溶け込む酸素量によってウェーハの品質に様々な影
響を及ぼすため、CZ法では単結晶7中に取り込まれる
酸素量を制御することが必要になる。
う方法として、CZ法に磁場印加を併用する方法があ
る。この方法はMCZ法(Magnetic−fiel
d−applied CZ法)と呼ばれ、半導体単結晶
製造装置の周囲に設けた磁石によりシリコン溶融液に磁
場を印加してシリコン溶融液の動粘性率を高めた状態
で、CZ法によるシリコン単結晶の引き上げを行う方法
である。磁場の作用によりシリコン溶融液の対流が抑制
されるため、対流に伴う固液界面における振動および温
度変動が低減し、安定したシリコン単結晶の育成を進め
ることができる。また、シリコン溶融液と石英坩堝(S
iO2 )との反応が抑制または促進されるので、シリ
コン単結晶中の酸素濃度の制御に有効な方法である。こ
のような特徴から、MCZ法は半導体用単結晶の工業的
な量産方式として多用されている。
晶をシリコン溶融液に接触させる種付けにおいては、種
結晶をシリコン溶融液に接触させる際に、熱衝撃により
種結晶に高密度で発生するスリップ転位から伝播する転
位を消滅させるために、直径を2〜5mm程度に一旦細
くして絞り部を形成するいわゆる種絞り(ネッキング)
を行う。次いで肩広げ工程により、所望の口径になるま
で結晶を太らせて、無転位のシリコン単結晶を引き上げ
ている。このように、ネッキングを施す方法はDash
Necking法として広く知られており、CZ法や
MCZ法でシリコン単結晶を引き上げる場合の重要な工
程である。
結晶の製造においては、磁場の印加によりシリコン溶融
液の対流が抑えられて溶融液表面近傍の温度変動が小さ
くなるため、固液界面が安定した状態になる。その結
果、種結晶に存在している転位が左右方向に逃げずに絞
り部の内部に残存したままとなり、無転位化しにくいと
いう問題があった。そこで、MCZ法において無転位化
を達成するためには、通常のCZ法を用いてシリコン単
結晶を引き上げる場合よりも絞り部の直径を更に細くし
て転位が抜けるまで長く絞らなければならなかった。
げるシリコン単結晶の重量が絞り部の直径によって制限
され、制限重量を超えると絞り部が破断してシリコン単
結晶が落下する危険性がある。特に、近年はシリコン単
結晶の大口径化に伴ってその重量が増大しているため、
MCZ法による大重量のシリコン単結晶の引き上げは一
層困難となっている。例えば直径300mm以上の大口
径ウェーハを製造するために大重量のシリコン単結晶を
成長させる場合には、細い絞り部はシリコン単結晶の落
下を誘発するなど安全上の問題があった。
7487号公報に記載されたMCZ法では、ネッキング
工程を低磁場強度にて行うことにより、絞り部を極端に
細くすることなく比較的大口径の状態で無転位化を達成
する。そして、その後に磁場強度を徐々に高めながら肩
広げ工程を行うことにより、大重量のシリコン単結晶の
安全な引き上げを確保している。
工程において磁場を無造作に印加すると、シリコン溶融
液の対流が急激に磁場による拘束を受ける。この磁場拘
束によりシリコン溶融液の対流構造が変化を起こしてい
る間は、シリコン溶融液の状態が非常に不安定になり、
シリコン溶融液の温度に大きな変動が起こる場合があ
る。
リコン溶融液はヒータからの加熱により対流が起きてい
る。そのため、ヒータから与えられた熱が坩堝の内壁近
辺のシリコン溶融液を加熱し、その加熱されたシリコン
溶融液が対流によって坩堝内を循環して、シリコン溶融
液全体の温度を上昇させる。
坩堝内のシリコン溶融液の対流が抑制されている。その
ため、ヒータから与えられた熱は坩堝の内壁近辺のシリ
コン溶融液を加熱し、その後はシリコン溶融液の対流で
はなく熱伝導によって比較的にゆっくりとシリコン溶融
液の中心部に向かって熱が伝達される。熱伝導による伝
熱量は、対流による伝熱量に比較して小さいため、坩堝
中心部の溶融液温度を融点付近に保つためには、坩堝内
壁付近の溶融液温度が上昇することになる。
造作に印加すると、無磁場状態から所望の磁場強度に変
化する際にシリコン溶融液の対流構造に急激な変化が起
き、固液界面におけるシリコン溶融液の温度が急速に下
がったり上がったりすることを実験によって確かめた。
このようなシリコン溶融液の急激な温度変化は、引き上
げられるシリコン単結晶の形状制御を困難にし、更に
は、シリコン単結晶の有転位化を起こすという問題があ
った。
に接触させる種付けを行い、ネッキングを行った後に引
き上げを停止させ、その状態で磁場強度を徐々に上昇さ
せると、シリコン溶融液の温度が上下変動する。その結
果、絞り部から急激な結晶成長が起こり単結晶が太った
り、成長した結晶が急激に再溶解して単結晶が痩せたり
した。このことから単結晶を引き上げながら磁場強度を
徐々に上昇させる場合には、単結晶形状の制御が困難で
あることがわかった。
リコン溶融液の温度変動の成り行きにまかせて、絞り部
の径が拡大,縮小を繰り返した単結晶をX線解析した
ら、一度無転位化した絞り部に転位が導入されていた。
このことから、磁場の変動に伴うシリコン溶融液の温度
変動にまかせた状態で単結晶を製造すると、単結晶が有
転位化する可能性のあることが分かった。このような磁
場強度上昇中の単結晶形状の制御は、大容量の溶融液ほ
ど困難である。
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、大口径,大重量の半導体単結晶を絞り部の破
断を起こさずに安全に引き上げることが可能な、半導体
単結晶の製造方法および製造装置を提供することにあ
る。
ッキング工程の際に絞り部における転位を除去すること
が可能な半導体単結晶の製造方法および製造装置を提供
することにある。
め、本出願に係る第1の発明は、無磁場において、種結
晶の先端をシリコン溶融液に接触させ、前記種結晶を引
き上げて絞り工程を行い、前記種結晶の引き上げを停止
して、磁場の印加を開始し、所望の強度まで磁場強度を
上昇させてから、磁場を印加した状態で前記種結晶の引
き上げを再開する、ことを特徴とする単結晶の製造方法
である。
場を印加する前、または、磁場強度を上昇させている最
中、または、所望の強度まで磁場強度を上昇させた後
に、前記シリコン溶融液の温度制御を行う、ことを特徴
とする上記第1の発明に記載の単結晶の製造方法であ
る。
場を印加する前に、前記種結晶の引き上げを停止した状
態で前記シリコン溶融液の温度制御を行う、ことを特徴
とする上記第1の発明に記載の単結晶の製造方法であ
る。
において、種結晶の先端をシリコン溶融液に接触させ、
前記種結晶を引き上げて絞り工程を行い、前記種結晶の
引き上げを停止し、前記シリコン溶融液の温度制御を行
った後に、磁場を印加する、ことを特徴とする単結晶の
製造方法である。
リコン溶融液の前記温度制御を行い、前記シリコン溶融
液の温度が安定するだけの時間が経過した後に、前記磁
場を印加する、ことを特徴とする上記第3または第4の
発明に記載の単結晶の製造方法である。
き上げを停止している絞り部の径の変化に応じて、前記
シリコン溶融液の前記温度制御を行う、ことを特徴とす
る上記第2または第4の発明に記載の単結晶の製造方法
である。
き上げ再開後、肩広げ工程の前に前記シリコン溶融液の
温度制御を行う、ことを特徴とする上記第1の発明に記
載の単結晶の製造方法である。
き上げ再開後、肩広げ工程において、前記磁場強度の上
昇に伴う前記シリコン溶融液の温度変動を相殺するよう
に、前記シリコン溶融液の温度制御を行う、ことを特徴
とする上記第1の発明に記載の単結晶の製造方法であ
る。
せるべき単結晶の原料溶融液を収容する坩堝と、この溶
融液を加熱するヒータと、坩堝内の溶融液の表面に種結
晶を接触させて単結晶を成長させる引き上げ手段と、磁
場を印加する磁場印加手段と、前記各部材を収容するチ
ャンバとを具備する単結晶製造装置において、無磁場に
おいて種結晶の先端を前記溶融液に接触させ前記種結晶
を引き上げて絞り工程を行い、前記種結晶の引き上げを
停止して磁場の印加を開始し、所望の強度まで磁場強度
を上昇させた状態で前記種結晶の引き上げを再開する、
ように前記引き上げ手段および前記磁場印加手段を制御
する制御手段を有する、ことを特徴とする単結晶製造装
置である。
させるべき単結晶の原料溶融液を収容する坩堝と、この
溶融液を加熱するヒータと、坩堝内の溶融液の表面に種
結晶を接触させて単結晶を成長させる引き上げ手段と、
磁場を印加する磁場印加手段と、前記各部材を収容する
チャンバとを具備する単結晶製造装置において、前記ヒ
ータの制御を行い、前記溶融液の温度が安定するだけの
時間が経過した後に、前記磁場印加手段を所望の磁場強
度まで励磁する、ように前記ヒータおよび前記磁場印加
手段を制御する制御手段を有する、ことを特徴とする単
結晶製造装置である。
法および製造装置の実施の形態について、図面に基づい
て詳細に説明する。
ある。同図中の符号2は坩堝であり、内側を石英坩堝2
aとし、外側を黒鉛坩堝2bとした二重構造で構成さ
れ、坩堝支持軸2c上に設置される。単結晶製造装置1
の外観を構成するチャンバ9はシリコンへの汚染が少な
いステンレスより成り、単結晶の引き上げ軸を中心とし
て配される円筒状の容器である。その中央位置に坩堝2
が配設され、その外周にはこれを囲んで坩堝2内のシリ
コン溶融液4を加熱するヒータ3が配設されている。ヒ
ータ3は等方性黒鉛よりなり、チャンバ9外に配置され
た温度コントローラ14によって設定電力を調節するこ
とにより、ヒータ3の温度が制御される。
囲むように、円筒状の保温筒11が配置される。保温筒
11はヒータ3からの熱によってチャンバ9が傷むのを
防止するとともに、保温筒11内の温度を高温状態に保
つ役割を果たす。保温筒11の材質としては、主に炭素
繊維材が用いられる。
である一対の磁石15がそれぞれ垂直に立てた状態で対
向配置されている。磁石15は電磁石や超伝導磁石な
ど、磁場強度が可変のものを使用する。他に可変磁場を
印加する方法としては、シリコン溶融液4との距離を可
変に設置した永久磁石によって代用することもできる。
また、上部磁石と下部磁石によりカスプ磁場を印加して
もよい。磁石15は磁場コントローラ16によってその
出力が制御される。
げ手段としてチャンバ9の上部の中央からワイヤ5が回
転および昇降可能に垂設され、その下端にはシードチャ
ック8が設けられている。シードチャック8により種結
晶6を保持し、種結晶6をワイヤ5によって回転させた
状態で上昇させることにより、シリコン溶融液4との接
触面である固液界面に単結晶7が成長する。
ける単結晶7の径の変化を観測するために、テレビカメ
ラ19とカメラコントロールユニット20を備えてい
る。さらに、カメラコントロールユニット20にディス
プレイ21を接続しており、テレビカメラ19による撮
影画像をディスプレイ21に表示し、可視化を可能にし
ている。作業者はディスプレイ21の表示から単結晶7
の径の変化を観測することができ、単結晶7の径の変化
に応じて温度コントローラ14の設定温度を調節するこ
とにより、ヒータ3の温度を制御する。他に、テレビカ
メラ19の代わりに又はテレビカメラ19と併用して、
赤外線温度計等の温度計測手段により固液界面の温度変
化を計測し、その温度変化に基づいて温度コントローラ
14の設定温度を調節することによりヒータ3の温度を
制御してもよい。これら作業は作業者が手作業で行って
もよく、または、カメラコントロールユニット20や温
度計測手段と温度コントローラ14を相互に接続し、自
動的にフィードバック可能な機構としてもよい。
結晶7の引き上げ速度を速め効率的な成長を促すため
に、坩堝2の上方に、引き上げられる単結晶7の周囲を
囲繞するように輻射スクリーンを配設してもよい。チャ
ンバ9の底面上には事故で坩堝2からシリコン溶融液4
が漏れた場合に備えて、それを受けるための受け皿18
を設けている。
チャンバ9の雰囲気調整および蒸発物を排出させるため
に高純度のアルゴンガスが、供給口12から常時供給さ
れる。アルゴンガスを供給するには一般に慣用されてい
る手法で良く、原料として液体アルゴンが用いられ、ガ
ス化ののちチャンバ9内に供給される。チャンバ9の下
部には排出口10を設け、真空ポンプ13を接続してい
る。アルゴンガスは、供給口12から供給され、坩堝2
を越えて下方に向かって流れて、真空ポンプ13によっ
て排出口10より排出される(図6の矢印参照)。
製造装置1により、半導体単結晶を製造する方法につい
て説明する。
て洗浄した後、坩堝2に入れてヒータ3で加熱する。こ
のとき同時に微量の導電型不純物(添加剤またはドープ
剤)を必要量だけ添加する。P型結晶を得るにはホウ素
(B)を、N型結晶をつくるにはリン(P)やアンチモ
ン(Sb)を添加し、不純物の添加量によって結晶の抵
抗率をコントロールする。このときは、磁場コントロー
ラ16により磁石15を非励磁状態に制御し、シリコン
溶融液4には磁場を印加していない。
ャック8により種結晶6を保持し、シリコン溶融液4に
種結晶6を接触させる。そして、図2に示すように坩堝
2および種結晶6を回転させた状態でワイヤ5を巻き取
り、種結晶6を上方に引き上げる。種結晶6をシリコン
溶融液4に接触させる種付けにおいては、種結晶6に高
密度で発生するスリップ転位から伝播する転位を消滅さ
せるために、直径12.7mmの種結晶を5mm程度に
一旦細くして絞り部17を形成するネッキングを行う。
は、種付けの時点でシリコン溶融液4に磁場が印加さ
れ、シリコン溶融液4の対流が抑えられて固液界面が安
定した状態にあるため、種結晶6に存在している転位が
左右方向に逃げずに絞り部の内部に残存したままとな
り、無転位化しにくい。そのため、従来のMCZ法にお
いては、絞り部の直径を2mmまで絞らなければならな
かった。これに対し、本願の単結晶製造方法においては
無磁場状態でネッキングを行うため、絞り部17の直径
は5mm程度で良い。
タイミングチャートを示す。横軸に時間軸[min]
を、縦軸に引き上げのON,OFFおよび磁場強度
[T](テスラ)をとっている。上述の通りネッキング
を行ったら、引き上げワイヤ5の巻き取りを止め、種結
晶6の引き上げを停止する。図4においては、この引き
上げ停止時点を時間軸で0[min]にとっている。
で、15分程度経過した後に磁場コントローラ16によ
り磁石15を励磁し、シリコン溶融液4に磁場の印加を
開始する。磁石15の磁場強度は、時間の経過とともに
徐々に上昇させる。本実施例1においては、約1時間か
けて0.3〜0.4テスラ[T]に上昇させている。磁
石15の磁場強度の上昇率は、時間の経過に対して一定
でもよく、または、時間の経過とともに変化させてもよ
い。磁場強度の上昇率は、図2に示す磁場コントローラ
16によりプログラム制御することができる。例えば、
固液界面における絞り部17の径が一定になるように、
テレビカメラ19による撮影画像に基づいて磁場コント
ローラ16を調節して、磁石15の出力を変化させるこ
ともできる。
せたら、磁場コントローラ16により磁場強度を一定の
値にする。そして、磁場強度を一定値にして、5分間以
上が経過した後に、引き上げワイヤ5の巻き取りを再開
する。より好ましくは15分間以上が経過した後に、引
き上げワイヤ5の巻き取りを再開する。
7の径の拡大或いは縮小具合で、シリコン溶融液4の温
度状態が適切であるか否かを判定し、必要であればヒー
タ3の温度補正操作を入れた後に、肩広げ工程に成長フ
ェイズを移行してもよい。
状態で肩広げ工程を行い、所望の口径になるまで単結晶
7を太らせ、引き続いて図1に示すように直胴部を形成
する。例えば直径300mmの半導体ウェーハを製造す
る場合には、単結晶7の径が300mmよりも若干大き
な径になるまで拡大してから、直胴部を形成する。この
とき磁場は、一定値を保っていてもよく、または単結晶
7の口径の変化に応じて変動させてもよい。
させている最中のシリコン溶融液4の温度は安定せずに
急激に上下変動するため、その状態で肩広げ工程を行う
ことは好ましくない。しかし、磁場強度を一定に保って
から5分間以上が経過すると、シリコン溶融液4の温度
が安定しており、固液界面の状態も安定することが実験
により明らかになった。
の引き上げを停止した状態で、無磁場から徐々に磁場強
度を上昇させて行き、磁場強度が所定の値まで上昇した
ら一定値を保つ。そして、シリコン溶融液4の温度変化
が安定するだけの十分な時間が経過した後に、種結晶6
の引き上げを再開し、肩広げ工程に移る。その結果、シ
リコン溶融液4の対流構造の変動が収まり溶融液温度が
安定した後に肩広げ工程を行うことができるため、引き
上げられるシリコン単結晶7の形状制御が容易になる。
また、無磁場状態でネッキングを行うため、絞り部17
の径が比較的大きい場合であっても、効果的にシリコン
単結晶7の無転位化が達成できる。
る他の方法について説明する。実施例1において、シリ
コン溶融液4に磁場を印加し、磁場強度を上昇させてい
る最中のシリコン溶融液4の温度は上下変動しながらも
平均的には下降することがわかった。そのため、実施例
2においては、併せてヒータ3の温度の制御を行う。
5の下端に設けたシードチャック8により種結晶6を保
持し、シリコン溶融液4に種結晶6を接触させる。そし
て図2に示すように、坩堝2および種結晶6を回転させ
た状態でワイヤ5を巻き取り、種結晶6を上方に引き上
げる。種結晶6をシリコン溶融液4に接触させる種付け
においては、種結晶6に高密度で発生するスリップ転位
から伝播する転位を消滅させるために、直径12.7m
mの種結晶を5mm程度に一旦細くして絞り部17を形
成するネッキングを行う。
の巻き取りを止め、種結晶6の引き上げを停止する。
および磁場印加の関係を表すタイミングチャートを示
す。横軸に時間軸を、縦軸に(a)引き上げのON,O
FF、(b)ヒータ温度[℃]、(c)シリコン溶融液
の温度[℃]、および(d)磁場強度[T](テスラ)
をとっている。図5においては、この引き上げ停止時点
を時間軸で0[min]にとっている。
(a))、約1〜5分間が経過した後に、温度制御コン
トローラ14によりヒータ3の設定温度を上げる(図5
(b))。本実施例2においては、通常のヒータ温度よ
りも10〜20℃程度高い温度に設定する。ヒータ3の
温度の上昇に伴い、シリコン溶融液4の温度も上昇する
(図5(c))。
は、5〜15分間程度の時間を要する。そして、シリコ
ン溶融液4の温度が安定するだけの十分な時間が経過し
たら、磁場コントローラ16により磁石15の励磁を開
始し、シリコン溶融液4に磁場を印加する(図5
(d))。磁石15の磁場強度は、時間の経過とともに
徐々に上昇させる。本実施例においては、約1時間かけ
て0.3〜0.4テスラ[T]に上昇させている。磁石
15の磁場強度の上昇率は、時間の経過に対して一定で
もよく、または、時間の経過とともに変化させてもよ
い。磁場強度の上昇率は、図2に示す磁場コントローラ
16によりプログラム制御することができる。例えば、
固液界面における絞り部17の径が一定になるように、
テレビカメラ19による撮影画像に基づいて磁場コント
ローラ16を調節して、磁石15の出力を変化させるこ
ともできる。
せている間、ヒータ3の温度を一定に保っている例を示
しているが、ヒータ3の温度は変動させてもよい。例え
ば、磁場を印加した初期においては、シリコン溶融液4
の対流構造に急激な変化が起きるため、シリコン溶融液
4の温度の上下変動が激しい。そのため、図2に示すよ
うに磁場印加中に引き上げを停止させている絞り部17
の径の拡大,縮小をテレビカメラ19で撮影し、ディス
プレイ21を観察しながら温度コントローラ14を調節
してヒータ3の温度の微調整を積極的に行うことによ
り、シリコン溶融液4の温度を安定させることができ
る。また、磁場変動に伴うシリコン溶融液4の温度変動
を相殺するように温度コントローラ14をプログラム制
御してもよい。
せたら、磁場コントローラ16により磁場強度を一定の
値にする。そして、磁場強度を一定値にして、5分間以
上が経過した後に、引き上げワイヤ5の巻き取りを再開
する。より好ましくは15分間以上が経過した後に、引
き上げワイヤ5の巻き取りを再開する。
7の径の拡大或いは縮小具合で、シリコン溶融液4の温
度状態が適切であるか否かを判定し、必要であればヒー
タ3の温度補正操作を入れた後に、肩広げ工程に成長フ
ェイズを移行してもよい。
状態で肩広げ工程を行い、所望の口径になるまで単結晶
7を太らせ、引き続いて図1に示すように直胴部を形成
する。例えば直径300mmの半導体ウェーハを製造す
る場合には、単結晶7の径が300mmよりも若干大き
な径になるまで拡大してから、直胴部を形成する。この
とき磁場強度は、一定値を保っていてもよく、または単
結晶7の口径の変化に応じて変動させてもよい。
げることにより、磁場を印加する際のシリコン溶融液4
の温度下降を打ち消すことができるため、絞り部17の
径の変動を抑えることができる。
場を徐々に上昇させている最中に、シリコン溶融液4の
温度が平均的に上昇する場合には、ヒータ3の温度を下
げるように制御すれば良い。
3に示す半導体単結晶製造装置1において、種結晶6の
引き上げおよび引き上げ停止,温度コントローラ14お
よび磁場コントローラ16の制御は、周知の制御手段に
よって相互に連動させることにより自動コントロールさ
せることもできる。
によれば、大口径,大重量の半導体単結晶を絞り部の破
断を起こさずに安全に引き上げることができる。
装置によれば、ネッキング工程の際に絞り部における転
位を効果的に除去することができる。
ている状態を示す、縦断面図である。
を停止している状態を示す、縦断面図である。
ている状態を示す、縦断面図である。
磁場印加の関係を示すタイミングチャート図である。
(b)はヒータ温度、図5(c)はシリコン溶融液の温
度、図5(d)は磁場強度をそれぞれ示すタイミングチ
ャート図である。
す、縦断面図である。
堝支持軸 3…ヒータ 4…シリコン溶融液 5…ワイヤ 6…種結晶 7…単結晶 8…シードチャック 9…チャンバ 10…排出口 11…保温筒 12…供給口 13…真空ポンプ 14…温度コントローラ 15…磁石 16…磁場コントローラ 17…絞り部 18…受け皿 19…テレビカメラ 20…カメラコントロールユニット 21…ディスプレイ。
Claims (10)
- 【請求項1】無磁場において、種結晶の先端をシリコン
溶融液に接触させ、前記種結晶を引き上げて絞り工程を
行い、 前記種結晶の引き上げを停止して、磁場の印加を開始
し、 所望の強度まで磁場強度を上昇させてから、磁場を印加
した状態で前記種結晶の引き上げを再開する、ことを特
徴とする単結晶の製造方法。 - 【請求項2】前記磁場を印加する前、または、磁場強度
を上昇させている最中、または、所望の強度まで磁場強
度を上昇させた後に、 前記シリコン溶融液の温度制御を行う、ことを特徴とす
る請求項1に記載の単結晶の製造方法。 - 【請求項3】前記磁場を印加する前に、前記種結晶の引
き上げを停止した状態で前記シリコン溶融液の温度制御
を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の単結晶の製
造方法。 - 【請求項4】無磁場において、種結晶の先端をシリコン
溶融液に接触させ、前記種結晶を引き上げて絞り工程を
行い、 前記種結晶の引き上げを停止し、 前記シリコン溶融液の温度制御を行った後に、磁場を印
加する、ことを特徴とする単結晶の製造方法。 - 【請求項5】前記シリコン溶融液の前記温度制御を行
い、前記シリコン溶融液の温度が安定するだけの時間が
経過した後に、前記磁場を印加する、ことを特徴とする
請求項3または4に記載の単結晶の製造方法。 - 【請求項6】前記引き上げを停止している絞り部の径の
変化に応じて、前記シリコン溶融液の前記温度制御を行
う、ことを特徴とする請求項2または4に記載の単結晶
の製造方法。 - 【請求項7】前記引き上げ再開後、 肩広げ工程の前に前記シリコン溶融液の温度制御を行
う、ことを特徴とする請求項1に記載の単結晶の製造方
法。 - 【請求項8】前記引き上げ再開後、 肩広げ工程において、前記磁場強度の上昇に伴う前記シ
リコン溶融液の温度変動を相殺するように、前記シリコ
ン溶融液の温度制御を行う、ことを特徴とする請求項1
に記載の単結晶の製造方法。 - 【請求項9】成長させるべき単結晶の原料溶融液を収容
する坩堝と、この溶融液を加熱するヒータと、坩堝内の
溶融液の表面に種結晶を接触させて単結晶を成長させる
引き上げ手段と、磁場を印加する磁場印加手段と、前記
各部材を収容するチャンバとを具備する単結晶製造装置
において、 無磁場において種結晶の先端を前記溶融液に接触させ前
記種結晶を引き上げて絞り工程を行い、前記種結晶の引
き上げを停止して磁場の印加を開始し、所望の強度まで
磁場強度を上昇させた状態で前記種結晶の引き上げを再
開する、ように前記引き上げ手段および前記磁場印加手
段を制御する制御手段を有する、ことを特徴とする単結
晶製造装置。 - 【請求項10】成長させるべき単結晶の原料溶融液を収
容する坩堝と、この溶融液を加熱するヒータと、坩堝内
の溶融液の表面に種結晶を接触させて単結晶を成長させ
る引き上げ手段と、磁場を印加する磁場印加手段と、前
記各部材を収容するチャンバとを具備する単結晶製造装
置において、 前記ヒータの制御を行い、前記溶融液の温度が安定する
だけの時間が経過した後に、前記磁場印加手段を所望の
磁場強度まで励磁する、ように前記ヒータおよび前記磁
場印加手段を制御する制御手段を有する、ことを特徴と
する単結晶製造装置。
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