JP2003326598A - 凹凸模様を有する表皮材及びその製造方法 - Google Patents

凹凸模様を有する表皮材及びその製造方法

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JP2003326598A
JP2003326598A JP2002134422A JP2002134422A JP2003326598A JP 2003326598 A JP2003326598 A JP 2003326598A JP 2002134422 A JP2002134422 A JP 2002134422A JP 2002134422 A JP2002134422 A JP 2002134422A JP 2003326598 A JP2003326598 A JP 2003326598A
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Masahiro Maekawa
正博 前川
Hiroshi Matsunami
浩 松波
Takashi Oi
隆志 大井
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Achilles Corp
Suminoe Textile Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Achilles Corp
Suminoe Textile Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸模様を深くはっきりと形成させることが
でき、長期間使用しても凹凸形状の変形の生じない凹凸
表皮材の製造方法を提供する。 【解決手段】 定荷重伸びが2〜50%である表地2
に、密度0.015〜0.035g/cm3 、硬さ60
〜180N、厚さ1〜10mmの軟質ポリウレタンフォ
ーム材3を積層一体化してラミネートシート4を得たの
ち、上下一対の熱盤10、11間に、ラミネートシート
4と、型押部12aが多数個突設された成形型12と
を、該型押部12aとラミネートシートの表地2とが向
き合う態様で配置して、加熱温度150〜220℃、加
圧圧力2〜25kg/cm2 の条件で30〜150秒間
熱プレスを行って、凹凸表皮材1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車、鉄道車
輌等の車輌の座席シート用表皮材として好適に用いられ
る、凹凸模様を有する表皮材及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の座席シート用表皮材とし
ては、意匠性を高めるために表面に凹凸模様を施したも
のが要求されるようになってきている。従来、このよう
な凹凸模様を有する表皮材は、表地に軟質ポリウレタン
フォーム材が積層一体化されたものをエンボスロールに
挿通せしめて表地に筋状の凹凸模様を形成せしめること
で製作されていた。具体的に、例えば自動車の座席シー
トの座面において4〜5本の筋状凹部がアクセントとし
て付与されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表皮材では、筋状の凹凸模様というよりはむしろ筋
状の光沢が付く程度のものであり、いずれにせよ凹凸模
様が深くはっきりとつくものではなく、意匠性を十分に
向上できるものではなかった。更に、使用を続けている
と凹凸模様の形状が容易に崩れやすくて耐久性にも劣る
という問題があった。
【0004】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、凹凸模様を深くはっきりと形成さ
せることができると共に、長期間使用しても凹凸形状の
変形の生じない表皮材の製造方法及びこのような表皮材
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、定荷重伸び
が2〜50%である表地に、密度0.015〜0.03
5g/cm3 、硬さ60〜180N、厚さ1〜10mm
の軟質ポリウレタンフォーム材を積層一体化してラミネ
ートシートを得る工程と、上下一対の熱盤間に、前記ラ
ミネートシートと、型押部が多数個突設された成形型と
を、該型押部とラミネートシートの表地とが向き合う態
様で配置せしめて、加熱温度150〜220℃、加圧圧
力2〜25kg/cm2 の条件で30〜150秒間熱プ
レスを行うことによって、表面に凹凸模様を有する表皮
材を得る工程とを含むことを特徴とする凹凸模様を有す
る表皮材の製造方法によって達成される。
【0006】表地としてその定荷重伸びが特定範囲にあ
るものを用い、軟質ポリウレタンフォーム材として密
度、硬さ、厚さがそれぞれ特定範囲にあるものを用いて
いるから、表地に皺などの不良部が発生することがない
し、クッション性が良好で風合いも良好な表皮材を製造
することができる。また、加熱温度150〜220℃、
加圧圧力2〜25kg/cm2 の条件で30〜150秒
間熱プレスを行うので、凹凸模様を深くはっきりと形成
させることができる。更に、熱プレスによって表地と軟
質ポリウレタンフォーム材とを凹凸模様が賦形された状
態で一体化できるので、この表皮材を長期間使用しても
凹凸形状に崩れや変形等を生じない。
【0007】上記多数個の型押部は、成形型の成形面に
おいて分散状態に配置され、かつこれら型押部の型押面
の合計面積は成形面の面積に対して5〜30%に設定す
るのが、好ましい。多数個の型押部が分散状態に配置さ
れているので、得られる表皮材の凹凸模様の凹部がその
表面において分散状態に形成されるものとなり(図3、
5参照)、表皮材の意匠性が顕著に向上すると共に、型
押面の合計面積が5〜30%の範囲であるので、表皮材
の風合いもより向上するし、クッション性も良くなる。
【0008】また、型押部の配置密度は100cm2
たり10〜200個に設定されているのが好ましい。こ
れにより、得られる表皮材の意匠がこれまでにない斬新
なものになって意匠性が向上すると共に、表皮材の風合
いもこれまでにない独特の良好な感触(快適感)を有す
るものとなる。
【0009】更に、型押部の型押面の面積は2cm2
下とするのが好ましく、この場合には、得られる表皮材
の表面に人の衣服等が頻繁に接触摩擦するようなことが
あっても、表皮材の凹部との接触摩擦を効果的に回避す
ることができるので、柄消え(凹凸模様の消失や鮮明さ
の低下)を生じることがなく、一段と耐久性に優れた表
皮材を提供できる。
【0010】或いは、型押部は筋状に形成され、これら
筋状型押部の隣り合う間隔が平均2〜50mmに設定さ
れ、かつ筋状型押部の型押面の合計面積は成形面の面積
に対して5〜30%であるのが、好ましい。これによ
り、得られる表皮材の意匠性を向上できると共に、表皮
材の風合いもより向上するし、クッション性も良くな
る。
【0011】上記熱プレスは、成形型の非型押部がラミ
ネートシートの表地に接触しない態様で行うのが好まし
い。これにより、凹凸模様を一層深くはっきりと形成さ
せることができるので、これまでになかった優れた意匠
性を付与できる。また、得られる表皮材の凹凸模様の凸
部表面の風合いが一段と良好なものになる。
【0012】また、表地と軟質ポリウレタンフォーム材
の積層一体化はフレームラミネート法により行うのが好
ましい。この場合には、凹凸模様が賦形された状態での
両者(表地及びフォーム材)の一体化の強度を一段と向
上させることができる。
【0013】また、成形型がアルミニウム製の成形型で
ある場合には、凹凸模様をより一層深くはっきりと形成
させることができるし、細かくて緻密な凹凸模様も深く
はっきりと形成できる。
【0014】この発明の凹凸模様を有する表皮材は、上
記いずれかの製造方法により製造された表皮材である。
上記製造方法で製造されたものであるから、凹凸模様が
深くはっきりと形成されていると共に、表地に皺などの
不良部が発生することがないし、クッション性が良好で
風合いも良好である。また、長期間使用しても表面の凹
凸形状に崩れ、変形等を生じず、耐久性に優れている。
【0015】上記凹凸模様の凸部と凹部の高低差は1〜
5mmであるのが好ましい。クッション性、風合い、意
匠性のいずれにも優れた表皮材を構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の表皮材の製造方法は、
表地(2)に軟質ポリウレタンフォーム材(3)を積層
一体化してラミネートシート(4)を得る工程と、上下
一対の熱盤(10)(11)間に、図1に示すように、
ラミネートシート(4)と、型押部(12a)が多数個
突設された成形型(12)とを、該型押部(12a)と
ラミネートシートの表地(2)とが向き合う態様で配置
して熱プレスを行う工程とを含むことを特徴とするもの
であり、かつ表地(2)として定荷重伸びが2〜50%
であるものを用い、軟質ポリウレタンフォーム材(3)
として密度0.015〜0.035g/cm3 、硬さ6
0〜180N、厚さ1〜10mmのものを用い、熱プレ
ス条件として加熱温度150〜220℃、加圧圧力2〜
25kg/cm2、熱プレス時間30〜150秒間を採
用することを特徴とする。
【0017】この製造方法によれば、表地(2)として
定荷重伸びが2〜50%であるものを用いるので、熱プ
レス成形を行って得られる表皮材(1)の表地(2)に
おいて皺、弛み等の不良部が発生することがなくて外観
体裁の良好な表皮材(1)を製造できる。また、軟質ポ
リウレタンフォーム材(3)として密度、硬さ、厚さが
それぞれ上記特定範囲にあるものを用いるので、クッシ
ョン性が良好で風合いにも優れた表皮材(1)を製造で
きる。更に、上記特定の条件下で熱プレス成形を行うの
で、表皮材(1)に凹凸模様を深くはっきりと形成でき
る。
【0018】図2に、この発明の製造方法で用いる成形
型の一例(第一実施形態)を示す。この成形型(12)
は金属素材からなり、図2(イ)に示すように、成形型
(12)の一方の面(成形面)には同一形状の型押部
(12a)…が多数個突設されており、これら型押部
(12a)…は、図2(ロ)に示すように、分散して相
互に等間隔で配置されている。なお、成形型(12)の
他方の面は平滑面に形成されている。この成形型(1
2)を用いてこの発明の製造方法を適用して得られた表
皮材(1)を図3に示す。前記型押部(12a)…によ
って熱プレスされた部位が窪んだ状態に成形されて表皮
材(1)の凹部(30)を形成する一方、非型押部(1
2b)の直下位置で熱プレスされなかった部位が表皮材
(1)の凸部(31)を形成して、図3(イ)(ロ)に
示すような凹凸模様を有した表皮材(1)が得られる。
【0019】図4に、この発明の製造方法で用いる成形
型の他の例(第二実施形態)を示す。この成形型(1
2)も金属素材からなり、成形型(12)の一方の面
(成形面)に型押部(12a)…が多数個突設されてい
る点は第一実施形態と同様であるが、図4(ロ)に示す
ように型押部(12a)の型押面の面積が異なる(3タ
イプ)ように設計されて、これら型押部(12a)…が
分散して略等間隔で配置されている。なお、成形型(1
2)の他方の面は平滑面に形成されている。この成形型
(12)を用いてこの発明の製造方法を適用して得られ
た表皮材(1)を図5に示す。前記型押部(12a)…
によって熱プレスされた部位が窪んだ状態に成形されて
表皮材(1)の凹部(30)を形成する一方、非型押部
(12b)の直下位置で熱プレスされなかった部位が表
皮材(1)の凸部(31)を形成して、図5(イ)
(ロ)に示すような凹凸模様を有した表皮材(1)が得
られる。
【0020】前記第一実施形態及び第二実施形態に示す
ような多数個の型押部(12a)…が成形型(12)の
成形面において分散状態に配置された構成を採用する場
合において、これら型押部(12a)…の型押面の合計
面積は、成形面の面積(型押部の型押面の合計面積と非
型押部の型押面の合計面積の総和)に対して5〜30%
の範囲に設定するのが好ましい。5%未満では凹凸によ
る立体感、意匠性が十分に得られなくなるので好ましく
ない。一方30%を超えると表皮材(1)の風合いが低
下し、十分なクッション性も得られ難くなる上に、熱プ
レス成形時に全体厚みが大きく低減されて深い凹凸模様
を形成するのが困難になるので、好ましくない。中で
も、型押部(12a)…の型押面の合計面積は、成形面
の面積に対して10〜25%の範囲に設定するのがより
好ましい。また、型押部(12a)の配置密度は100
cm2 当たり10〜200個に設定するのが好ましい。
前記下限値を下回ると、表皮材(1)の風合いとしてこ
れまでにない独特の良好な感触を確保するのが困難にな
るので好ましくない。一方、前記上限値を上回ると、凹
凸模様が細かくなり過ぎて返って立体感が低下するので
好ましくない。中でも、型押部(12a)の配置密度は
100cm2 当たり20〜150個に設定するのがより
好ましい。また、型押部(12a)の型押面の面積は2
cm2 以下に設定するのが好ましく、これにより長期間
使用しても表皮材(1)の柄消え(凹凸模様の消失や鮮
明さの低下)を生じることがなく、表皮材(1)の耐久
性を一段と向上できる。
【0021】図6に、この発明の製造方法で用いる成形
型の更に他の例(第三実施形態)を示す。この成形型
(12)も金属素材からなり、成形型(12)の一方の
面(成形面)に多数個の筋状の型押部(12a)…が略
平行状に(一部斜め交叉あり)突設されて、隣り合う型
押部(12a)同士の間隔がほぼ等間隔となるように配
置されている。なお、成形型(12)の他方の面は平滑
面に形成されている。この成形型(12)を用いてこの
発明の製造方法を適用して得られた表皮材(1)を図7
に示す。前記型押部(12a)…によって熱プレスされ
た部位が窪んだ状態に成形されて表皮材(1)の凹部
(30)を形成する一方、非型押部(12b)の直下位
置で熱プレスされなかった部位が表皮材(1)の凸部
(31)を形成して、図7(イ)(ロ)に示すような筋
状の凹凸模様を有した表皮材(1)が得られる。
【0022】前記第三実施形態に示すような型押部(1
2a)が筋状に形成された構成を採用する場合におい
て、該筋状型押部(12a)の隣り合う間隔(L)は平
均2〜50mmに設定するのが好ましい。平均2mm未
満では凹凸模様が細かくなり過ぎて返って立体感が低下
するので好ましくない。また平均50mmを超えると表
皮材(1)の風合いとしてこれまでにない独特の良好な
感触を確保するのが困難になるので好ましくない。中で
も、前記筋状型押部(12a)の隣り合う間隔(L)は
平均3〜30mmに設定するのがより好ましい。また、
型押部(12a)…の型押面の合計面積は、成形面の面
積に対して5〜30%の範囲に設定するのが好ましい。
5%未満では凹凸による立体感、意匠性が十分に得られ
なくなるので好ましくない。一方30%を超えると表皮
材(1)の風合いが低下するし、十分なクッション性も
得られ難くなるので好ましくない。また、筋状型押部
(12a)の幅は2〜50mmとするのが好ましい。
【0023】この発明において、表地(2)の素材とし
ては、特に限定されるものではなく生地であればどのよ
うなものでも使用できるが、ジャージ、織物、トリコッ
ト及びモケットからなる群より選ばれる生地を用いるの
が、風合いをより向上できる点で、好ましい。
【0024】前記表地(2)としては、定荷重伸びが2
〜50%のものを用いる。2%未満では熱プレス成形に
よって表地(2)に破れが生じてしまったり、皺を発生
しやすくなるし、また伸び不足により全体の厚みを保っ
たまま成形することができないので深い凹凸模様を形成
するのも困難になる。また、50%を超えると、熱プレ
ス成形によって表地(2)に弛みを生じる。中でも、定
荷重伸びが10〜40%の生地を用いるのが好ましい。
なお、前記「定荷重伸び」とは、後に記載する<定荷重
伸び率試験法>により測定される値である。
【0025】この発明において、軟質ポリウレタンフォ
ーム材(3)としては、密度が0.015〜0.035
g/cm3 のものを用いる。前記上限値を上回ると表皮
材(1)としてのクッション性が低下する。また、前記
下限値を下回ると、熱プレス成形時に全体厚みが大きく
低減されるので、深い凹凸模様を形成するのが困難にな
る。なお、前記「密度」とは、JIS K6400(軟
質ウレタンフォーム試験方法):1997の5.で規定され
る手法により測定された見掛け密度である。
【0026】また、前記軟質ポリウレタンフォーム材
(3)としては、硬さ60〜180Nのものを用いる。
180Nを超えると表皮材(1)のクッション性が低下
する。また、60N未満では、熱プレス成形時に全体厚
みが大きく低減されるので、深い凹凸模様を形成するの
が困難になる。なお、前記「硬さ」とは、JIS K6
400(軟質ウレタンフォーム試験方法):1997の6.
3のA法に基づいて測定された硬さである。
【0027】また、前記軟質ポリウレタンフォーム材
(3)の厚さは1〜10mmに設定する。1mm未満で
は表皮材(1)として十分なクッション性が得られない
し、10mmを超えると多大なクッション性が逆に抵抗
となって座り心地が悪くなるし、コストも増大する。中
でも、軟質ポリウレタンフォーム材(3)の厚さは3〜
8mmに設定するのが好ましい。
【0028】この発明において、熱プレスの際の加熱温
度は150〜220℃に設定する。150℃未満では凹
凸模様をくっきり鮮明に形成するのが困難になるし、一
方220℃を超えると、熱プレス成形時に全体厚みが大
きく低減されるので、深い凹凸模様を形成するのが困難
になる。中でも、加熱温度は160〜185℃に設定す
るのが好ましい。
【0029】また、熱プレス時の加圧圧力は2〜25k
g/cm2 に設定する。前記下限値を下回ると凹凸模様
をくっきり鮮明に形成するのが困難になるし、一方前記
上限値を上回ると熱プレス成形時に全体厚みが大きく低
減されて深い凹凸模様を形成するのが困難となる。中で
も、加圧圧力は5〜15kg/cm2 に設定するのが好
ましい。
【0030】また、熱プレス時間は30〜150秒に設
定する。30秒未満では、凹凸模様をくっきり鮮明に形
成するのが困難になるし、表地(2)と軟質ポリウレタ
ンフォーム材(3)の一体化の強度が十分に得られなく
なって耐久性が低下する。一方150秒を超えても効果
の向上はもはや望めず、徒に生産効率を低下させるもの
となる。
【0031】この発明において、表地(2)と軟質ポリ
ウレタンフォーム材(3)の積層一体化は、接着剤を用
いて行っても良いし、或いはフレームラミネート法によ
り行っても良いが、これらの中でもフレームラミネート
法により行うのが好ましい。この場合には、凹凸模様が
賦形された状態での両者(表地及びフォーム材)の一体
化の強度を一段と向上させることができるので、得られ
る表皮材(1)の耐久性をさらに向上できる利点があ
る。軟質ポリウレタンフォーム材を2層以上重ねて表地
(2)と積層一体化しても良い。また、軟質ポリウレタ
ンフォーム材(3)の下面にさらにハーフトリコット等
の生地を重ねて積層一体化して、ラミネートシート
(4)を得るようにしても良い。
【0032】また、成形型(12)の素材としては、一
般に金属素材が用いられるが、中でもアルミニウム素材
(アルミニウム合金も含む)を用いるのが好ましい。こ
れにより、凹凸模様をより一層深くはっきりと形成させ
ることができるし、細かくて緻密な凹凸模様も深くはっ
きりと形成することが可能になる。
【0033】前記熱プレスは、図1に示すように、成形
型(12)の非型押部(12b)がラミネートシート
(4)の表地(2)に接触しない態様で行うのが好まし
い。これにより、得られる表皮材(1)において凸部
(31)と凹部(30)の高低差をより大きくして凹凸
模様を形成することができ、また接触しないことにより
表地(2)の触感をそのまま維持することができて、こ
れまでになかった優れた意匠性と斬新な風合いを付与で
きるものとなる。
【0034】この発明の表皮材(1)は、自動車、鉄道
車輌等の車輌の座席シート用表皮材として好適に用いら
れるが、特にこのような用途に限定されるものではな
い。また、車輌の座席シート用表皮材として用いられる
場合には、座席シートのクッション構造体の上に本発明
の表皮材(1)が被覆状態に配置されるのが一般的であ
り、かつ好ましい形態である。
【0035】
【実施例】次に、この発明の具体的実施例について説明
する。なお、「定荷重伸び」は、後に記載する<定荷重
伸び率試験法>により測定された値である。
【0036】<実施例1>定荷重伸びが縦方向28%、
横方向40%である厚さ1.2mmのダブルジャージ
(表地)と、厚さ5mmの軟質ポリウレタンフォーム材
(密度0.018g/cm3 、硬さ110N)とをフレ
ームラミネート法により積層一体化してラミネートシー
トを得た。
【0037】上下一対の熱盤間に、前記ラミネートシー
トと、図2に示す成形型とを、該成形型の型押部とラミ
ネートシートの表地とが向き合う態様で配置し、加熱温
度182℃、加圧圧力13kg/cm2 の条件で45秒
間熱プレスを行って、図3に示すような表面に凹凸模様
を有する表皮材を得た。得られた表皮材において表地の
厚さは1.2mm、軟質ポリウレタンフォーム材の厚さ
は4mmであった。また、表皮材の凹凸模様の凸部と凹
部の高低差(H)は3.0mmであった。
【0038】なお、成形型の型押部の合計面積は、成形
面の面積に対して25%であった。また、型押部の配置
密度は100cm2 当たり50個であり、各型押面の面
積は0.5cm2 であった。また、成形型はアルミニウ
ム製である。
【0039】<実施例2>定荷重伸びが縦方向16%、
横方向16%である厚さ1mmのトリコット(表地)
と、厚さ3mmの軟質ポリウレタンフォーム材(密度
0.023g/cm3、硬さ97N)とをフレームラミ
ネート法により積層一体化してラミネートシートを得
た。
【0040】上下一対の熱盤間に、前記ラミネートシー
トと、図4に示す成形型とを、該成形型の型押部とラミ
ネートシートの表地とが向き合う態様で配置し、加熱温
度177℃、加圧圧力16.2kg/cm2 の条件で6
0秒間熱プレスを行って、図5に示すような表面に凹凸
模様を有する表皮材を得た。得られた表皮材において表
地の厚さは1mm、軟質ポリウレタンフォーム材の厚さ
は2mmであった。また、表皮材の凹凸模様の凸部と凹
部の高低差(H)は1.4mmであった。
【0041】なお、成形型の型押部の合計面積は、成形
面の面積に対して18%であった。また、型押部の配置
密度は100cm2 当たり112個であり、各型押面の
面積は平均で0.16cm2 であった。また、成形型は
アルミニウム製である。
【0042】<実施例3>定荷重伸びが縦方向2%、横
方向3%である厚さ1mmの織物(表地)と、厚さ4m
mの軟質ポリウレタンフォーム材(密度0.027g/
cm3 、硬さ105N)とをフレームラミネート法によ
り積層一体化してラミネートシートを得た。
【0043】上下一対の熱盤間に、前記ラミネートシー
トと、図6に示す成形型とを、該成形型の型押部とラミ
ネートシートの表地とが向き合う態様で配置し、加熱温
度165℃、加圧圧力8.0kg/cm2 の条件で90
秒間熱プレスを行って、図7に示すような表面に凹凸模
様を有する表皮材を得た。得られた表皮材において表地
の厚さは1mmで、軟質ポリウレタンフォーム材の厚さ
は2.5mmであった。また表皮材の凹凸模様の凸部と
凹部の高低差(H)は2.0mmであった。
【0044】なお、成形型の型押部の合計面積は、成形
面の面積に対して13%であった。また、型押部の隣り
合う間隔(L)は3mmであった。また、成形型はアル
ミニウム製である。
【0045】<実施例4>型押部の各型押面の面積を5
cm2 に設定し、型押部の配置密度を100cm 2 当た
り5個とした以外は、実施例1と同様(成形型の形状も
図2に示すものと同様とし、成形型の型押部の合計面積
も成形面の面積に対して25%とした)にして表面に凹
凸模様を有する表皮材を得た。
【0046】<実施例5>型押部の配置密度を100c
2 当たり80個にして、成形型の型押部の合計面積が
成形面の面積に対して40%になるように設定した以外
は、実施例1と同様(型押面の面積も0.5cm2 で同
じ)にして表面に凹凸模様を有する表皮材を得た。
【0047】<実施例6>型押部の隣り合う間隔(L)
を1.7mmにして、成形型の筋状型押部の合計面積が
成形面の面積に対して40%になるように設定した以外
は、実施例3と同様にして表面に凹凸模様を有する表皮
材を得た。
【0048】<実施例7>型押部の配置密度を100c
2 当たり160個にして、成形型の型押部の合計面積
が成形面の面積に対して80%になるように設定した以
外は、実施例1と同様(型押面の面積も0.5cm2
同じ)にして表面に凹凸模様を有する表皮材を得た。
【0049】<定荷重伸び率試験法>試験片は、幅80
mm、長さ300mmの大きさで、縦方向、横方向から
それぞれ1枚づつ準備する。試験片には、長さ方向の中
央部に100mm間隔の標点を印す。試験片を図8に示
す試験機に締め付ける。この時、試験片の下部には、締
め具を含んだ合計の質量が10kgとなる錘を取り付け
るものとする。この試験片を錘を吊した状態で10分間
放置した後、錘を吊した状態での標点間隔(L)を測定
する。定荷重伸び率(%)は次式で求められる。
【0050】 定荷重伸び率(%)=(L−100)÷100×100 上記のようにして得られた実施例1〜7の表皮材は、表
地に皺、弛み等がなく外観体裁に優れ、クッション性が
良好であり、また凹凸模様が深くはっきりと形成され、
意匠がこれまでにない斬新なものとなると共に、風合い
もこれまでにない独特の良好な感触(快適感)を備えて
いた。
【0051】また、車輌の座席シート用クッション構造
体(厚さ200mmのポリウレタン製の発泡体からなる
シートパッド)の上に、実施例1〜6の各表皮材を被覆
状態に装着してして実際に座ったところ、クッション性
が良く違和感のない良好な着座感が得られた。
【0052】また、上記のようにして得られた各表皮材
に対して下記摩耗試験法により摩耗試験を行い、柄消え
(凹凸模様の消失や模様の鮮明さの低下)の程度を調べ
た。その結果を表1に示す。
【0053】<摩耗試験法>試験片は、幅100mm、
長さ300mmの大きさで、縦方向、横方向からそれぞ
れ1枚づつ準備する。試験片には、その裏面にこれと同
じ大きさのスラブウレタンフォームを添えるものとし、
この態様で試験片を緩みのないように平面台の上に固定
する。次に、表面に綿汎布が被覆された摩擦子を試験片
に当接させて試験片上の160mm離れた2点間を60
回/分の速さで10000回往復させる。この時、摩擦
子にかかる荷重が9.8±0.098Nとなるように設
定する。
【0054】上記摩耗試験を行った後の表皮材の表面を
観察し、凹凸模様が依然として深くはっきり鮮明である
もの(摩耗試験前後で変化のないもの)を「◎」、凹凸
模様の鮮明さが若干低下しているものの深い凹凸模様が
維持されているものを「○」、凹凸模様の深さが低減さ
れているものの凹凸模様自体は残存しているものを
「△」、凹凸模様が殆ど消失しているものを「×」とし
た。
【0055】なお、いずれの実施例においても、縦方向
の試験片、横方向の試験片の表面状態の評価が同一ラン
クであったので、表1には縦方向、横方向の区別なく記
載することとした。
【0056】
【表1】
【0057】表1から明らかなように、実施例1〜6の
表皮材は、いずれも耐摩耗性に優れていた。中でも、型
押部の型押面の面積が2cm2 以下であるもの(実施例
1、実施例2、実施例5)は、型押面の面積が2cm2
を超えるもの(実施例4)と比べて一段と耐摩耗性に優
れていた。
【0058】なお、実施例1の表皮材の凹凸模様の高低
差(H=3.0mm)と、実施例5の表皮材の凹凸模様
の高低差(H=1.5mm)の対比から明らかなよう
に、型押部の型押面の合計面積が成形面の面積に対して
30%を超えると、形成される凹凸模様の深さが相対的
に低減される。
【0059】また、実施例3の表皮材の凹凸模様の高低
差(H=2.0mm)と、実施例6の表皮材の凹凸模様
の高低差(H=0.9mm)の対比から明らかなよう
に、筋状型押部の型押面の合計面積が成形面の面積に対
して30%を超えると、形成される凹凸模様の深さが相
対的に低減される。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、表地に皺、弛
み等がなく外観体裁に優れ、クッション性が良好で風合
いにも優れると共に、凹凸模様が深くはっきりと形成さ
れて意匠性に優れた表皮材を製造できる。また、得られ
た表皮材は、長期間使用しても凹凸形状に崩れや変形等
を生じず、耐久性にも優れている。
【0061】請求項2の発明によれば、凹凸模様の凸部
と凹部が相互に分散状態に形成されるので意匠性が向上
するし、表皮材として風合い及びクッション性により優
れたものを製造できる。
【0062】請求項3の発明によれば、得られる表皮材
の意匠がこれまでにない斬新なものとなり意匠性を向上
できると共に、表皮材の風合いもこれまでにない独特の
良好な感触(快適感)を有するものとなる。
【0063】請求項4の発明によれば、長期間使用して
も柄消え(凹凸模様の消失や鮮明さの低下)を生じるこ
とがなく、一段と耐久性に優れた表皮材を提供できる。
【0064】請求項5の発明によれば、意匠性が向上す
ると共に、風合い及びクッション性により優れた表皮材
を製造できる。
【0065】請求項6の発明によれば、凹凸模様を一層
深くはっきりと形成させることができるのでこれまでに
なかった優れた意匠性を付与できると共に、表地本来の
触感をそのまま維持できるので表皮材の凹凸模様の凸部
表面の風合いを一段と向上できる利点がある。
【0066】請求項7の発明によれば、凹凸模様が賦形
された状態での表地とフォーム材の一体化の強度を一段
と向上させることができるので、長期使用しても凹凸形
状に崩れや変形等が生じるのを確実に回避でき、その耐
久性をさらに向上できる。
【0067】請求項8の発明によれば、凹凸模様をより
一層深くはっきりと形成させることができるし、細かく
て緻密な凹凸模様も深くはっきりと形成できる。
【0068】請求項9に係る表皮材は、凹凸模様が深く
はっきりと形成されていると共に、表地に皺、弛み等が
なく外観体裁に優れ、またクッション性が良好で風合い
も良好である。更に、長期間使用しても表面の凹凸形状
に崩れ、変形等を生じず、耐久性にも優れている。
【0069】請求項10の発明によれば、クッション
性、風合い、意匠性が一層向上した表皮材となし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は熱プレス前の状態を示す断面図、
(ロ)は熱プレス時の状態を示す断面図である。
【図2】(イ)は第1実施形態の成形型を部分的に示す
斜視図、(ロ)は成形型の平面図である。なお、図中、
黒色部が型押面であり、白色部が非型押面である。
【図3】(イ)は第1実施形態の表皮材を示す斜視図、
(ロ)は(イ)におけるA−A線の断面図である。
【図4】(イ)は第2実施形態の成形型を部分的に示す
斜視図、(ロ)は成形型の平面図である。なお、図中、
黒色部が型押面であり、白色部が非型押面である。
【図5】(イ)は第2実施形態の表皮材を示す斜視図、
(ロ)は(イ)におけるB−B線の断面図である。
【図6】(イ)は第3実施形態の成形型を部分的に示す
斜視図、(ロ)は成形型の平面図である。なお、図中、
黒色部が型押面であり、白色部が非型押面である。
【図7】(イ)は第3実施形態の表皮材を示す斜視図、
(ロ)は(イ)におけるC−C線の断面図である。
【図8】定荷重伸び率試験で用いる試験機を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…表皮材 2…表地 3…軟質ウレタンフォーム材 4…ラミネートシート材 10、11…熱盤 12…成形型 12a…型押部 12b…非型押部 30…凹凸模様の凹部 31…凹凸模様の凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 正博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 松波 浩 大阪府松原市大堀1−5−8 住江織物株 式会社内 (72)発明者 大井 隆志 栃木県足利市福富新町1570番地 アキレス 株式会社内 Fターム(参考) 4F209 AA42 AD08 AD17 AD20 AF01 AG03 AG05 AG20 AG26 AH26 PA02 PB01 PB11 PC01 PC05 PC06 PC08 PG01 PG05 PG06 PN03 PN06 PN13 PQ11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定荷重伸びが2〜50%である表地に、
    密度0.015〜0.035g/cm3 、硬さ60〜1
    80N、厚さ1〜10mmの軟質ポリウレタンフォーム
    材を積層一体化してラミネートシートを得る工程と、 上下一対の熱盤間に、前記ラミネートシートと、型押部
    が多数個突設された成形型とを、該型押部とラミネート
    シートの表地とが向き合う態様で配置せしめて、加熱温
    度150〜220℃、加圧圧力2〜25kg/cm2
    条件で30〜150秒間熱プレスを行うことによって、
    表面に凹凸模様を有する表皮材を得る工程とを含むこと
    を特徴とする凹凸模様を有する表皮材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記多数個の型押部は、成形型の成形面
    において分散状態に配置され、かつこれら型押部の型押
    面の合計面積が成形面の面積に対して5〜30%である
    請求項1に記載の凹凸模様を有する表皮材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記型押部の配置密度が100cm2
    たり10〜200個に設定されている請求項2に記載の
    凹凸模様を有する表皮材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記型押部の型押面の面積が2cm2
    下である請求項2に記載の凹凸模様を有する表皮材の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記型押部は筋状に形成され、これら筋
    状型押部の隣り合う間隔が平均2〜50mmに設定さ
    れ、かつ筋状型押部の型押面の合計面積が成形面の面積
    に対して5〜30%である請求項1に記載の凹凸模様を
    有する表皮材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記熱プレスを、成形型の非型押部がラ
    ミネートシートの表地に接触しない態様で行う請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の凹凸模様を有する表皮材の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記表地と軟質ポリウレタンフォーム材
    をフレームラミネート法により積層一体化する請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の凹凸模様を有する表皮材の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記成形型がアルミニウム製の成形型で
    ある請求項1〜7のいずれか1項に記載の凹凸模様を有
    する表皮材の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の製
    造方法により製造された凹凸模様を有する表皮材。
  10. 【請求項10】 前記凹凸模様の凸部と凹部の高低差が
    1〜5mmである請求項9に記載の凹凸模様を有する表
    皮材。
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